教育研究所からのお知らせ

教育研究所からのお知らせ

夏季研修講座①~④

7月28日,29日
今年度も,対面受講者を限定し,夏季研修講座①~④を実施しました。
この後,動画配信を行います。柏市の教職員にとって,充実した学びの機会になること

夏季研修講座①『ゲートキーパーの役割』
  メンタルレスキュー協会 副理事長 小野田 奈美

・気づき・傾聴・つなぎ・見守りの大切さと共に,自身が重要な役割を担っていること,うつや無気力の大きな原因は睡眠不足によること,疲労困憊時の回復のアプローチ等,様々な内容からゲートキーパーの役割を自覚する講座となりました。

夏季研修講座②『深い学びを生み出す単元づくり』
  大妻女子大学 教授 澤井 陽介

・教師目線のものを子供目線に作り替えること,指導責任がとれるときに評価をすること,発問を使って子ども同士の対話をつなぎ,授業での発想をより深いところへ持っていくことなど,単元づくりの様々なヒントをいただきました。

夏季研修講座③『1人1台端末環境での子供の学びと教師の役割』
  愛知県春日井市立高森台中学校 校長 水谷 年孝

・教えるから学ぶ授業へ,高森台中の数多くの実践から1人1台端末の活用について紹介していただきました。児童生徒自らが学ぶための情報活用能力の育成等,スキルやノウハウに伴う,教師の見方・考え方やマインドについて触れていただき,自ら学ぶという子ども側の視点での学習観が根幹となることを教えていただきました。人間関係作りを根底とし,まずは使ってみることの大切さをお話しいただきました。

夏季研修講座④『子供を取り巻く性の事情と性教育の在り方』
  児童養護施設一宮学園 副施設長 山口 修平

・性暴力の実態や被害を受けた子供の感じ方,ネット情報の発達と子どもたちの現状など,施設の視点からの現状を目の当たりにしました。児童生徒の取り巻く状況は日々変化しており,ルールで制限することから,子どもたちの自律をうながす指導への変換が必要になってきていることが大切であると気づかされました。

中堅教諭等資質向上研修Ⅰ選択講座②③

7月27日 中堅教諭等資質向上研修Ⅰ選択講座②③を実施しました。
「『深い学び』を実現する授業の在り方 
    ~教えて考えさせる授業の理論と実践~」
  東京大学 名誉教授  市 川 伸 一

「組織的な教育相談の進め方とコーディネーターとしての役割」
  千葉大学 グランドフェロー  保 坂   亨

 感染対策のため,大きな会場での開催となりました。
 中堅教諭は,学校運営を支える視点を持つことが求められています。
 それぞれの講義では,新たな視点を獲得し,自身のこれまでの実践を振り返る貴重な場になったことと思います。
 今後もミドルリーダーとして,学校運営に関わる取り組みを期待しております。

第2回初任者研修指導者研修会

7月20日
第2回初任者研修指導者研修会を実施しました。
初任者の育成について,作成された資料をもとに,1学期の実践の成果と課題を整理しました。
また,今後の研修の進め方について,グループでの協議を行いました。
2学期以降の指導に見通しを持つ機会となったと思います。
今後とも,指導教員と共に初任者の育成に努めて参ります。

令和4年度算数科授業力向上研修

令和4年8月5日(金)に算数科授業力向上研修を行いました。

「子供の実態に合った授業づくり」では,全国学力・学習状況調査の問題に込められたメッセージを読み解くことで子供たちに求められる資質能力に対する理解を深め,その上で授業づくりへの活かし方を学びました。

「授業で使える教具紹介」では,算数科授業力向上事業にて配置されている算数支援教員が自作した,子供のつまずき解消に役立つ教具を紹介しました。

 

教材市場にて,教具の紹介動画を視聴できます。(柏市教職員限定公開)

  

第2回算数支援教員研修

 

令和4年7月19日(火)に第2回算数支援教員研修を行いました。

算数支援教員は,日々児童のつまずき解消のために自作した教具を使って授業支援をしています。

今回の研修では,その教具についての情報交換を行いました。

児童の実態に応じた教具が紹介され,お互いの教具づくりに関する知見を広げることができていました。

今後の算数科授業における支援に活かしましょう。

なお,今回紹介された教具は,他の研修や教材市場で今後紹介する予定です。