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市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています
本と仲良しになろう!高柳西小図書館
高柳西小学校はいつも、明るい子どもたちの声であふれています。外で過ごすときは元気いっぱいの子どもたちですが、学校図書館では、一人ひとりが夢中になって本を読む姿がみられます。
【秋のイベント計画中!】
10月は、図書委員会がもっとも忙しい季節です。秋の読書週間に合わせて、図書委員全員で、アイディアいっぱいのイベントを企画します。今年のイベントは、本を1冊多く借りられるチケットが当たる「図書ビンゴ」と、放送による「読み聞かせクイズ」。
1年生から6年生までみんながビンゴを楽しんでくれるように、ビンゴカードやチケットを、飾り文字や手描きのイラストをちりばめて作っています。とてもていねいで、心のこもった1枚ができあがります。
放送での読み聞かせは、声だけでおはなしを伝えるのがむずかしいところです。聞いている人たちに楽しんでもらえるように、読むところの分担や声の出し方を工夫して、くり返し練習しています。
【読書だけじゃないよ!図書館で日本一周】
校長先生の声かけで、夏休みにでかけたところのパンフレットを集めています。誰かが出かけたところは、大きな日本地図に赤いシールで印をつけました。休み時間には、友達がでかけたところのパンフレットをながめたり、地図で場所を確かめたりする高西っ子の姿が。学校図書館は、本を読むだけではなく、いろいろなことに興味を持つきっかけになる場所でもあるのです。
一期(一冊)一会を大切に 光ヶ丘中学校
光ヶ丘中学校の図書館は、校舎2階、3年生の教室の並びにあり、昼休みには多くの生徒が訪れます。約14,000冊の蔵書が光中の学びと読書を支えています。
3年ぶりに全校で行われた体育祭。校庭に面した明るい図書館には、練習に励む生徒たちの、元気な声が響きました。
【授業での活用】
1年生の国語「ベンチ」では、作品の舞台となったナチス・ドイツ時代の社会について、興味を持ったことについて本を使って調べ、ライブラリーナビにまとめました。
「ホロコースト」「アンネフランク」「杉原千畝」「人種差別」など、調べたテーマは多岐に渡りました。
「歴史は消せないけれど、繰り返さないことはできる。つらい過去を知ることも大切だと思った。」「こういったことを調べる機会を作ってくれて、たくさんのことが知れた。差別を無くす仕事をしたい。」などの感想があり、授業での学びを通して、生徒それぞれが、自分の問いに向き合う時間を持つことができました。夏休み中に全員が完成させたライブラリーナビの作品は、校内審査を経て、「第6回柏市図書館を使った調べる学習コンクール」に出品します。
このほか、2年生国語では、本とクロムブックを併用し、SDGsを調べてまとめたうえで、明日からの自分の目標を宣言する活動、3年生国語「おくのほそ道」では原文、訳を読み比べ、キャッチコピーを作る活動などが行われました。今後も各学年で図書館を活用した授業が予定されています。
【図書委員の活動】
光中の図書委員会はアイデアを出し合い、熱心に活動を行っています。
昼休み中の開館業務はもちろん、給食時の放送でのブックトークや、全校しおりコンテストの企画運営、図書委員のおすすめ本コーナーのPOP作成など、光中の読書活動は図書委員によって支えられています。
本年度は、新入生歓迎展示として、「一冊一会」コーナーを実施しました。図書委員がそれぞれ選んだおすすめの本の書き出しの一行のみを紹介するPOPを作成し、題名や著者名はわからないまま貸出をする、というものです。
中学校3年間という限られた時間の中で、出会える本はまさに一期(一冊)一会。一生心に残るような本との出会いを、図書委員と一緒にお手伝いしていきます。
【 いつでもそばに、本を 】 名戸ヶ谷小学校
名戸ヶ谷小学校は児童401名の、笑顔あふれる小学校です。学校の周りには田んぼやビオトープなどの自然が多く、子どもたちは地域の方々と一緒に米作りを行うなど、たくさんの方々に見守られながら、のびのびとした学校生活を送っています。
そして、子どもたちの元気な声が響く3階中央に、名戸ヶ谷小学校図書館は位置しています。2年生と3年生の教室に挟まれ、毎日多くの子どもたちが利用しています。
また、当校は読書活動を長年大切にしており、学校全体を通じて図書への関心がとても深いです。毎朝「読書タイム」を設けており、子どもたちは自分で用意した本や、学校図書館の本を読んでいます。他にも、各学年のブックトラックには単元に合わせた本や図書委員おすすめの本などを配架し、本が身近に感じられる環境を作っています。
さらに、栄養教諭と連携し、毎月、給食と本のコラボ「おたのしみ給食」を行っています。本に登場する料理や食材を使った給食を出してもらい、子ども司書による読み聞かせ放送を全校で見ながら、おいしく給食を食べています。
1学期には、図書委員おすすめ「本のおたのしみ袋」のイベントを行いました。多くの子どもたちが楽しそうに本を選んで借りていく姿が見られました。図書委員会では毎学期イベントを行うことを目標とし、「みんなが来てくれる楽しい図書館」を目指しています。
名戸ヶ谷小学校図書館は2学期もみんなで力を合わせて、よりよい図書館づくり、読書の楽しさを広める活動をしていきます!
第3回 学校図書館指導員 新人研修・全体研修
9/1(木)沼南庁舎502会議室で、第3回新人研修が行われました。
今回の新人研修は、全体研修に先立って「①選書と除籍」「②授業支援」「③蔵書点検」について
指導課の先生方より、ご指導いただきました。特に「②授業支援」の中で、「ビブリオバトル体験」を
実施し、新人学校図書館指導員たちの本に対する熱い思いを知る機会となりました。
また、9/6(火)には沼南庁舎大会議室で、対面での全体研修が午前・午後に分かれて行われました。
今回は、二学期の業務について、また学校図書館PCリプレイスに関する研修です。
さらには「ステップアップ研修」に「グループワーク」と盛りだくさんの3時間になりました。
【二学期の業務について】:大野都学校図書館アドバイザー
【PCリプレイスに関して】:教育システム 本間氏
【ステップアップ研修】:笹間ひろみ学校図書館コーディネーター
今回のステップアップ研修のテーマは『廃棄について』です。
2021年に改訂された「学校図書館図書廃棄規準」をもとに、各学校での悩みや困りごとをグループで
話し合い・共有しました。
【グループワーク】グループ交流「Sagasokka!」の活用について
7月に実施した「司書教諭合同研修」での各中学校区での話し合いを、学校図書館指導員同士で共有しました。
今後どのように「Sagasokka!」の活用をすすめていけるか、学校図書館指導員という立場を通して
どのような支援ができるか、様々な意見が飛び交いました。
今回の研修では、各学校の取り組みや困りごとなど直接話し合いをする時間を多く取ることができ
学びの多い、充実した研修となりました。
学んだことを各学校へ持ち帰り、豊かな「読書の秋」を実らせます。
第2回 司書教諭・学校図書館指導員合同研修
7月29日(金)、第2回 司書教諭・学校図書館指導員合同研修が、Teams(Web)で実施されました。
★講義 「本とICTの併用」~「調べる」学習をどう支援するか~
笹間ひろみ学校図書館コーディネーター
今年度の柏市学校図書館の重点は「本とICTの併用」、学習・情報センターとしての学校図書館活用の推進
であることを確認し、「調べる」学習の支援の手立てを学びました。
実践例として、「Sagasokka!」を活用した授業や、課題設定でのレファレンス・ブックの活用について
紹介していただきました。
★講義 「学習・情報センターとしての学校図書館のあり方」
講師 白百合女子大学非常勤講師 袖ヶ浦市教育委員 中村伸子先生
学習・情報センター機能を充実させ、疑問が解決できる学校図書館づくりについてご講義をいただき、
袖ヶ浦市の「調べる学習コンクール」の長年の取り組みと、優秀作品を紹介していただきました。
調べ学習で探求することは、自分の内面を見つめ直す機会になり、将来への道へと続いていくことを学びました。
★中学校区でのグループワーク協議
中学校区に分かれて、学習・情報センターとしての学校図書館について、自校の取り組みの情報交換をしました。
合同研修は、調べ学習の意義と、学習・情報センターとして学校図書館が果たす役割の大きさを改めて感じる
貴重な時間となりました。
自慢がいっぱい!増尾西小図書館
増尾西小の図書館は、B棟2階にある広々とした図書館です。
子どもたちの教室があるA棟とは少し離れていますが、休み時間にはたくさんの子どもたちが集う
憩いの場所になっています。そんな増尾西小にはたくさんの自慢があります!
自慢① 【大活躍の図書委員】
増尾西小は、委員会活動が活発です。
自ら進んで活動することができる図書委員のメンバーたちは、低学年が乱雑に
書架に戻した本を「こうやって入れてね」と丁寧に指導してくれます。
またイベントも盛んです。1学期は「なかよしルーム」で低学年向けの「読み聞かせ」が
ありました。お迎えからお見送りまで、自分たちで行いました。
自慢② 【学校図書館内の大型モニター】
柏市内、どこを探しても図書館内に大型モニターを設置している学校は他にありません。
この大型モニターを使ってPowerPointを使ったオリエンテーションや普段の読み聞かせまで
行うことができます!
自慢③ 【本好きな子どもたち!】
増尾西小の子どもたちは、とにかく本が大好き!
指導員をつかまえては「おすすめの本を教えてください」攻撃に嬉しい悲鳴の日々。
一冊でも多くの本と出会ってもらいたいと、新刊展示会も大々的に行いました。
連日満員御礼の大盛況となりました。
〈低学年向け・絵本読み物コーナー〉
〈リクエストの多かった怖い本コーナー〉
他にも、授業や調べ学習で使える本も興味深く手に取っていました。
これからも子どもたちの期待に応えられる学校図書館作りを目指します!
第2回学校図書館指導員研修
7/5(火)沼南庁舎大会議室で、午前と午後に分かれて開催されました。
今回は体験型研修です。
・体験Chromebook
指導課の太田真奈美先生と教育支援アドバイザーの田中香穂里先生にご指導をいただきました。
指導員1人に1台のChromebookが手渡され、子ども達が授業の中で使っているJamboardを体験しました。
4人1グループで付箋に言葉(しりとり)を入力し、貼っていくというゲームです。スプレッドシート体験
では、夏休みに行きたい場所を紹介し、コメントをし合いました。
・体験読書会
小学校2グループ、中学校グループに分かれて読書会を実施しました。
・選書検討会
各校の選書リストを持参し、情報交換をしました。次期の選書に向けて、みんな真剣に参加
しています。
体験型研修を通して積極的な対話が生まれ、楽しみながら、学びの多い研修となりました。
授業単元での学校図書館活用を推進するために、これからも発信し続けていきます!
読んでワクワク、調べてワクワク、そんな気持ちを大切に 富勢小学校
富勢小学校は明治33年に開校した児童数656人の歴史ある小学校です。図書館は
2階で、第一図書室(9類の物語の本)と第二図書室(0~8類の調べ学習の本)
の2部屋に分かれています。年間を通して、読書センター、学習センター、情報
センターとして様々な活動を行っていますが、ここでは近況をご紹介します。
◆五感で絵本を味わう~栄養教諭とのコラボ◆
コロナの感染予防対策を十分行ったうえで、1年生がソラマメの皮むきを行いま
した。図書館指導員が「そらまめくんのベッド」を読み聞かせし、栄養教諭が
絵本に出てきたお豆をクイズ形式で説明しました。むいたソラマメはその日の
給食の献立です。児童からは「ソラマメって大きいね」「ベッドの中はふわふ
わだね」との声が…。五感をフル活用して絵本もソラマメも味わえたようで
す。
◆どこででも百科事典で調べ学習を~Sagasokka!(さがそっか!)の活用◆
柏市で今年度から導入されたSagasokka!(さがそっか!)の活用が、端末
に慣れた高学年から順次始まっています。6年生ではSDGsや修学旅行、
5年生ではお米やAIなどの調べ学習がさっそく行われています。さまざ
まな検索メニューや音声・動画情報など、本とはまた違ったデジタルなら
ではの良さを実感したようです。本と併用しての活用に期待です。
◎6年生の自学ノート。自宅での調べ学習にも役立っています。
◆ゴールデンアップルめざして~読書のりんごの木◆
毎年3月になると図書館の廊下の窓は、桜の開花でピンク色に染まるの
ですが、それにも増してこの春、図書館に華やぎを添えてくれたのは
「読書のりんごの木」です。これは貸出冊数に応じて、緑の葉、黄色
の花、赤や金色のリンゴの実がつくもので、昨年度から始めました。
今はまだ緑の葉っぱだけれど、ゴールデンアップルめざして、全校で
楽しく読書に励んでいます。
◎今はまださびしいけれど…(1・4・6年生用と2・3・5年生用の木の2本あります)
◎昨年度の「読書のりんごの木」。今年度は全員でゴールデンアップルを実らそう!
【読みたい!知りたい!調べたい!に応える学校図書館】柏の葉中学校
柏の葉中学校は創立5年目の市内で一番新しい中学校です。
学校図書館は一面ガラス張りで明るく、床や書架は木の温かみが感じられる造りで、
生徒の憩いの場となっています。
<人気の閲覧コーナー>
【情報発信する学校図書館】
本を読む楽しさを伝えるだけでなく、「知りたい」という知的好奇心を刺激するような
場所となるよう、日々、情報発信を心がけています。
カウンターには「今日は何の日」の掲示と、それに関連する「おすすめ本」を紹介する
コーナーを設け、毎日更新しています。
<新聞コーナーと学習スペース>
新聞コーナーでは、日刊紙2紙と中高生新聞を読むことができます。
英語の記事や投書欄、時事問題などは切り抜いて掲示しています。
昼休みには生徒たちが閲覧台を囲む姿が見られます。
2年生の国語の授業では、新聞の投書欄を教材として意見文を書き、
希望者は書いた文章を新聞社に投稿しました。
【学校図書館オリエンテーションと自校の推薦図書】
今年度は全学年で学校図書館オリエンテーションを実施しました。
3ケタの分類記号(NDC)と書架の配置を確認したので、本を
元の場所に返すというルールがほぼ守られています。
また、本校ではぜひ読んでほしい本を「柏の葉中推薦図書」として、
各学年20冊ずつ選定しています。その中から、指導員が各学年3冊ずつ紹介しました。
<2年生の学校図書館オリエンテーション>
【タブレット端末と図書を併用した授業】
柏市の小中学校では一人に1台、タブレット端末が貸与されていて、
調べものをしたり、レポートをまとめたりと、日々、様々な授業で使用されています。
「絵本の制作」では、市立図書館からお借りした絵本を手に取り、対象年齢や絵本の
ねらいについて考えることから始めました。手描き派もいれば、フリー素材の画像で作る
デジタル派、混合派もいるようです。館内にあるイラストの本やポップアップカードの
作り方の本を参考にする生徒もいます。どのような絵本ができあがるのか楽しみです。
<3年生家庭科 絵本の制作 構成を考え中…>
【図書委員会の活動】
「来館者と貸出冊数を増やしたい!」
という思いから、図書委員会ではポップの制作を行いました。
館内でおすすめ本とともに展示しています。
図書館だよりや昼の放送でお知らせしたところ、昼休みに利用する生徒が増え、
おすすめ本の貸し出しも増えました。
今後の活動としては、先生方へのおすすめ本取材、柏の葉小学校への読み聞かせなどを予定しています。
これからも、「癒しの場」「信頼できる情報が得られる場」として、学校生活をサポートしていきたいと思います。
「子どもの力 図書館のためのブックフェア2022」がひまわりプラザで開催されました。
5月23日(月)から26日(木)、「子どもの力 図書館のためのブックフェア2022」が
ひまわりプラザ学習室で開催されました。
柏市学校図書館でお世話になっているTRC図書館流通センターの主催です。
24日は、合同研修会会場がひまわりプラザ大ホールでしたので、
多くの司書教諭・図書館指導員がブックフェアに参加し、
学校図書館にどの本を選書しようかと手に取っていました。
今回の「ブックフェア」は、SDGsに配慮した方法での開催となっており、
学校図書館での掲示や展示のヒントにもなりました。
第1回司書教諭・学校図書館指導員合同研修
5月24日(火)ひまわりプラザ大ホールにて第1回司書教諭・学校図書館指導員合同研修が行われました。
①指導課太田真子指導主事より「3つの視点から学校ができるアプローチ」として、
読書・学力・GIGAについて講義を受け、生徒の読む力を伸ばす資料の大切さを学びました。
②笹間ひろみ学校図書館コーディネーターより「司書教諭と学校図書館の役割」の講義を受けました。
「選書Q&A」で学校図書館指導員共通の疑問にもご指導をいただきました。
③グループワーク(中学校区)で「学校図書館を活用した取り組み」について各校の「全体計画」を持ち寄り
話し合い、交流する時間を持ちました。
④今年度から活用が始まる「Sagasokka!」の活用方法をポプラ社の上原てるみさんにご指導いただきました。
新しい授業のあり方について多くのことを学び、充実した研修となりました。
それぞれの勤務校で実践していきたいと思います。
みんなの知りたい!学びたい!意欲のお手伝いをします! 酒井根小学校図書館
酒井根小学校図書館は,2・3年生の教室の階にありみんなが気軽に立ち寄れる環境にあります。
0類から7類の調べ学習の部屋と8類から9類の絵本の部屋が並んでいます。絵本の部屋には
絨毯が敷いてあるので,読み聞かせを行ったり休み時間には本を読みながらくつろぐ姿が見られます。
年間を通しての,さまざまな取り組みを紹介します。
◆学校図書館には欠かせない図書委員会
ゴールデンウィークが終わり,新年度の図書委員会が本格的に始動しました。
今年度は,6年生10人,5年生10人,計20人の図書委員で活動します。毎日の貸し出し・返却から
始まり,おはなし給食,秋の読書まつり,図書新聞の発行など今年度もみんなが本を好きになり
図書館に足を運んでもらうための楽しい企画を,図書委員の子どもたちと共に準備していきたいです。
◆読書センター・情報センター・学習センターとして
1年生から6年生までのさまざまな単元の学びを支えています。
単元に沿った並行読書や調べ学習もさかんに行われています。
<写真左>
6年生 本の書評を小学校生活の集大成として作成しました。
<写真右>
5年生 「情報ノート」を作ろうの単元で新聞を使い著作権や要約の学習をしました。
チーム松二小図書館 松葉第二小学校
昨年度、松葉第二小学校は、創立40周年を迎えました。
柏市北部に位置し、児童数は628人です。松二小図書館は校庭に面した2階にあり、
日差しがたっぷり入る明るい図書館です。
【新年度が始まりました】
①校長先生と学校図書館の連携
学校が発行する『学校図書館だより』では、学校図書館館長である校長先生から
子ども達へ向けてメッセージをいただいています。
【学校図書館オリエンテーション】
②先生と学校図書館の連携
最初の授業は、学校図書館オリエンテーションです。図書館の使い方やマナーについて学んだあと、
国語での学校図書館活用単元で、学校図書館での調べ方や情報活用を学びました。
2年生「図書館で本をさがそう」図書館案内図を見ながら、書架を確認しよう。(左上)
5年生「情報ノート」を作ろう(右上)
【委員会活動】
③子ども達と学校図書館の連携
今年度初めての委員会活動です。委員長、副委員長を決めたあと、図書委員会の仕事内容を
確認しました。明日から休み時間の貸出返却や、おすすめ本の紹介などを実施していきます。
1年間がんばります!!
【創立40周年を記念して、PTAから本を寄贈していただきました!】
④PTAと学校図書館の連携
百科事典や国語辞典に加え、絵本の買い替えなどを中心に、109冊の本を寄贈して
いただきました。きれいな本を手に取り、喜ぶ子ども達の姿が多くみられました。
ありがとうございました。
松二小図書館は、子ども達の「知りたい、調べたい、学びたい!」に応えるために、
学校と地域が連携し、学校図書館を推進していきます。
第1回学校図書館指導員研修
2022年4月5日。柏市学校図書館も小中63校、新学期がスタートしました。
GIGAスクール構想も2年目。
学校図書館でも今年度の重点として図書資料とインターネット資料を併用し、それぞれの特性を
生かした課題解決型の学習を支援することを定めています。
令和4年度スタートの研修もオンラインでの実施となりましたが、対面での研修と変わらない
内容の濃い研修となりました。
今年度は「柏市学校図書館指導員ハンドブック」が新たに導入され、学校図書館指導員が迷うことなく
学校での業務を遂行できる指針ができました。
学校図書館指導員は、柏市の各小・中学校に一人ずつ配置されていて、
それぞれの学校の学校図書館支援で、大きな役割を果たしています。
経験年数によって各自が目標を定め、学校図書館活用がスムーズにできるように日々
奮闘しています。
これからも柏市の学校教育になくてはならない存在であり続けられるように精進していきたいと
思います。
第12回学校図書館指導員研修
3月22日(火),今年度最後の学校図書館指導員研修が,Teams(Web)で実施されました。
研修①学校図書館活動報告発表
小学校4グループ,中学校2グループに分かれて,令和3年度の「学校図書館活用実践記録―学校図書館指導員編―」をもとに,自校の学校図書館の様子や授業実践について発表しました。
コロナ禍でも工夫を凝らして行った読書活動の様子や,図書とインターネットを併用した調べ学習の授業支援など,
図書館指導員の一年間の活動の成果を共有しました。
研修②インターネット百科事典「Sagasokka!」について
ポプラ社の吉原麻依子氏より,「Sagasokka!」の特長と使い方を教えていただきました。
従来のポプラディアネットが,さらに充実した内容で使いやすくなっています。
柏市では児童生徒が使用する端末のクロームブックでも「Sagasokka!」を利用できます。
新しい確かな情報を得られるので,図書とインターネットの併用学習にとても有用だと実感しました。
研修③図書館オリエンテーション実演
図書館指導員のリーダーが,総合百科事典「ポプラディア」と「ポプラディアネット」の活用を組み入れた「図書館オリエンテーション」の実演を行いました。
小学校3年生のオリエンテーション「本で調べよう」
〇目次と索引の説明
〇図鑑・百科事典を使って調べる
中学校1年生のオリエンテーション「図書館で調べよう」
〇「図書」と「インターネット」の情報の違い
〇「インターネット」で調べる時の注意点
GIGAスクール構想で学校図書館が果たす役割を意識して,図書とインターネットの特性を生かした学習支援を確認しました。
雪が降る寒い一日でしたが,研修は熱く充実したものになりました。学んだことを,今後の学校図書館づくりと支援に生かしていきます。
知るって楽しい! 中原小学校
中原小学校は,柏市南部の緑豊かな環境にあります。時々,珍しい虫が来訪!
その度に,図鑑で特性などを調べる子どもの姿もみられます。不思議だな?と思ったこと,
もっと知りたいと思ったことは,学校図書館で解決!たくさんの本が待っています。
【2つの図書館で学習します】
『第一図書館』
3年生~6年生が使用します。
秋の読書月間に合わせて,新着本展示会を
行いました。今年は,主にSDGsや理科,
社会で調べる本,国語や道徳の関連本などが
入りました。全クラスが来館し,味見読書で
多くの本と触れ合うことができました。
『よむよむランド』
1,2年生が使用します。
低い書架が新しく入り,少しリニューアル!
入口には,きちんと脱いで揃えた上履きが並び,
よむよむタイムが始まります。小さいながらも
0類~9類が配架された図書館で,学年に合わせた
テーマを持った授業が展開されています。
【楽しかったね!読書会】
柏市では,読書会用の本として数種類,各40冊を借りることができます。ひとり
1冊の本が手元に渡り,ゆっくりページをめくりながら,読み進めていきます。挿絵で
気が付いたこと,好きな場面,主人公や友だちの気持ちの変化など,感じたことを
伝え合うことができました。この経験が,学年が上がり『おすすめ本の紹介』や
『ビブリオバトル』につながっていきます。
【大好評!図書委員の読み聞かせ】
1~3年生向けに,本の紹介も兼ねた読み聞かせの企画です。読む本は,自分が読んで
おもしろかった懐かしい本や,今年購入の新しい本など,よく選ばれていました。読み
聞かせ方を学び,リハーサルを重ね,本番です。少し緊張の様子!聞き手の子どもたちも
心の中で盛り上がっていたのかな?とても楽しんでいました。
*翌週からは,校内のクラス配信で行いました。
【蔵書点検】
今年は3年ぶりに図書館全冊の蔵書点検を行いました。図書館ボランティアの方々の
ご協力を頂いて,2つの図書館に分かれて1冊ずつ本のバーコードを読み取っていきます。
この作業で不明本を把握し,校内に伝えることで,学校のみんなの本が正しい場所にある
ことの大切さがわかりました。また,ボランティアの方々から「この本を子どもに読ませたい」
との声も。学校の蔵書を知ってもらう機会にもなり,ご家庭で本の話題になったようです。
分散開館など,学校図書館も制限がある中,教室では,並行読書や調べ学習が進んでいます。
多くの本が学年の廊下のブックトラックに並び,PCとの併用で単元の理解も深まっています。
調べたことをまとめる力もついてきました。読んで知ることは,とても楽しいですね!
いつも中原小学校図書館は,興味や好奇心を持って学ぶ子どもたちを応援しています。
GIGAスクールの役割を担う学校図書館 手賀中学校
手賀沼の南部に位置する手賀中学校は,開校75年を迎えた歴史と伝統がある中学校です。
学校図書館は2階のほぼ中央にあり,蔵書数は約8,000冊,館内を見渡せる明るい図書館です。
★パソコンと図書の特性を生かした授業★
GIGAスクール構想が始まり,一人一台端末が配られた今年度,手賀中学校はGIGAスクール研究校として,
パソコンを積極的に活用する授業が行われています。
調べ学習では,パソコンだけでなく図書も併用することで,より確かな情報を得ることができます。
「図書館を使った調べる学習コンクール」には40人以上の生徒が作品を応募し,
図書とインターネットを上手に活用して調べました。
★NIEの取り組み★
全校生徒が通る2階の共有スペースに,新聞が配架されています。
毎日,日直の生徒が気になる記事を選び,要点や感想を記入して掲示します。
新聞活用学習として昨年度より継続しての取り組みです。
新型コロナウイルスやSDGsに関する記事が多く取り上げられます。
北京冬季オリンピックの期間は嬉しいニュースが並びました。
★図書委員会の活動★
図書委員は各学年2人,計6人で活動しています。
日々の貸出当番・学級文庫の管理のほか,「今日は何の日?」(記念日)を調べて廊下に掲示しています。
どの日も様々な記念日があり,何を選ぶか図書委員のセンスが光ります。
3年生が卒業する日が近づいてきました。
新しいステージへ進む3年生に,エールを送る本を図書委員と一緒に選びました。
「勇気が出る本」「社会を知る本」「悩んだ時に支えになる本」が並びます。
うれしい時もつらい時も,読書は自分を支えてくれます。
人生をより豊かにする本や情報と出会える場となるように,
時代の変化に合わせて手賀中学校図書館も成長していきます。
夢と不思議を見つけよう,広げよう! 藤心小学校
◆ようこそ,藤心小図書館へ!◆
藤心小は児童数361人,まわりを緑に囲まれた静かな環境にあります。
図書館は1階の職員室の向かいに位置しています。
◆しげったかな?読書の木◆
読書の記録の枚数によって,「読書の木」の葉の色が変わって
いきます。
たくさん読んだ人は,「殿堂入り」に掲示されます。
自分のおすすめ本を持ってにっこりポーズ!みんなの笑顔が新鮮です。
◆給食コラボ◆
栄養士の先生と相談して行っているおはなし給食のほかに,
1月の「全国学校給食月間」では,地域の特色あるメニューに
合わせて,地理関連の本を展示しました。
立ち止まって読んでいる児童も多かったです。
◆活躍しています,図書委員会◆
委員会の開催回数は限られてしまいましたが,図書委員は
貸し出し返却の他に,各学年のブックトラックへの本の移動,
学習に使った本の返却,POP作り,本の修理と活躍しています。
◆調べ学習◆
4年生国語「『便利』ということ」では,本とクロームブックを並行して
自分の調べるテーマについてまとめました。
6年生国語「伊能忠敬」でも,自分の読んだ伝記の人物について,
年表や生き方,残した言葉などをわかりやすくまとめて発表していました。
これからも,”夢と不思議”を見つける手助けのできる図書館をめざしていきます。
第3回司書教諭・学校図書館指導員合同研修
・1/18(火)に,TeamsによるWEB研修が実施されました。
【研修①】
・柏市学校図書館コーディネーターの笹間先生より,「本とインターネットの併用について」の
講義がありました。
【研修②】
講義「学校図書館における著作権について」
教育出版株式会社 第二営業部 竹村 尚 氏
・著作権の基礎基本,著作権法第35条についてご講義をいただいた後,
実際の教育現場の事例を基に,演習問題の回答を丁寧に教えてくださいました。
5つのキーワードの視点を考慮することが大切だと学びました。
貴重なお時間をありがとうございました。
【研修③】
調べる学習コンクール総括
・指導課太田真子先生より,柏市のエントリー情報や審査の様子,来年度に向けてより良い
調べ学習のアドバイスをいただきました。速報として,文部科学大臣賞を受賞した作品の紹介
がありました。
【研修④】
・中学校区ごとに用意されたチャネルを使用し,司書教諭の実践報告会が実施されました。
学校図書館を活用した授業を発表したり,自校の取組を紹介したりしました。報告後は交流の時間
があり,様々な質問や意見を交換できる,貴重な機会となりました。
・一人一台端末での学びが始まり,日常的な活用の中で,著作権の取扱いを意識していかな
くてはならないと実感した研修でした。
トレジャーハンター土っ子
土小は2021年大規模工事が終了し,学校図書館もリニューアルしました。
新しい昇降口を入ってすぐ右に進み白木の引き戸を開けるとそこは教室3つ分の
広さがある明るい図書館です。
25年ほど前に,これからは図書館が大事だ,という事から3つの教室を一つにする
ように改装されました。
小上がりになっている畳敷きには絵本が並んでいます。上履きを脱いでのんびりと
読書を楽しむことができます。土っ子デッキ(ウッドデッキ)にもつながっており
日当たりがとてもよく,晴れた日にはデッキでのんびりと本を読む姿もあります。
真ん中の部屋は主に物語の本,
さらに進むとテーブルと椅子のある調べ学習の部屋があります。
今年度より一人一台の端末を持って図書館に来る姿も当たり前になりました。
パソコンで調べながら本でも調べてみることで情報の裏付けができます。
中には「本のほうが早くてわかりやすい。」という声も聞こえてきます。
本を活用した授業の作品も図書館に並んでいます。
その中で土小の特徴の一つに「こどばの宝箱」があります。
本を読んで「だれかに伝えたい言葉」「つらい気持ちが消える言葉」「心があたたかくなる言葉」
「勇気をもらえる言葉」を見つけたらカードに記入,
せっかく見つけた素敵な言葉を土っ子のみんなで共有しようという取組です。
毎学期末に各学年ごとに優秀賞を選び表彰します。
本には知識の宝,心を豊かにする宝がたくさん詰まっています。
図書館にあるこの宝物を探す,トレジャーハンターたちトレジャーハンターたち,今度はどんな宝物をみつけるかな?
読んでみよう!調べてみよう! 光ケ丘小学校
光ケ丘小学校は,今年度創立65周年を迎え児童数893人,歴史ある大きな学校です。
図書館は4階校舎の2階。1年生の教室と同じフロアにあります。
学級ごとの図書の時間や休み時間は「読書」・「調べ学習」・「本を探す」等々で
「感染防止対策」を守りながら,多くの子どもたちが利用しています。(先生方の利用も多いです。)
★ 授業活用 ★
本は,各学年での「並行読書」・「調べ学習」にも活用されています。
・図書館で図鑑を使っての調べ学習。
・教室で学年貸し出しの本を使っての調べ学習。
・国語の単元内容に沿った本の並行読書。
「図鑑を使っての調べ学習」 「本を読んで作成」(どうぶつクイズ)
・今年度はタブレット端末と本を併用しての学習も始まりました。
【5年生 国語 「古典を楽しむ」】
・本を活用
古典作品(絵本)を読む。
・タブレット端末を活用
情報収集。
挿絵や現代語訳等を確認し,作品の良さや現代に読み継がれている理由をまとめる。
POPを作成する。
今後は,このような授業支援が増えてくるでしょう。
★ 図書委員会 & 子ども司書 大活躍!!★
今年度は,図書委員24名・子ども司書9名が活動しています。
「秋の読書フェア」では,子ども司書が朝読書の時間に1・2年生の教室へ読み聞かせに伺い,
図書委員は3年生に向けて「ビブリオミニバトル」を2つの部屋に分けて実施しました。
どちらも好評で,今後も続けていきたいと思います。
もちろん,日々の活動にも積極的に取り組み,図書館活動を盛り上げていくために頼りになる存在です。
「光小ビブリオミニバトル」(図書委員)
「ブックトーク」(子ども司書)
これからも「読みたい!」・「調べたい!」に応えられる,学校図書館を目指していきます。
第11回学校図書館指導員研修
12月14日(火)に,学校図書館指導員研修が行われました。
今回も午前・午後に分かれて,対面での研修です。
【研修①】
笹間コーディネーターより,手賀東小学校,柏中学校での授業の実践報告がありました。
小学校6年国語『言葉は時代とともに』
中学校1年国語『持続可能な未来を創るために』
小・中学校それぞれの授業に沿った図書館指導員の支援のあり方を学びました。
【研修②】
来年度に向けて,リーフレット「学校図書館活用単元例」の改訂作業を行いました。
今年度も,多くの学校図書館活用が報告されました。
【研修③】
選書検討会・おすすめ本の紹介では,より良い選書を目指して,情報を共有しました。
【研修④】
「GIGAスクールにおける学校図書館の変化や課題」をテーマに,情報交換を行いました。
今年度から一人一台端末を使った授業が始まりました。
変わっていく授業に対応できるように,これからも研修を続けたいと思います。
「読みたい本がある」そんな気持ちを大切に 柏第五中学校
柏第五中学校は,全校20学級の規模の大きな学校で,図書館は,2階3年生
のフロアにあります。昨年から,感染防止対策のため,週3日・昼休みのみの
開館になっています。
図書館入口
☆図書館活用として,授業で一斉読書・並行読書を行うこ
とがあり,そのために単元に沿った本を揃えるようにして
います。普段,あまり手に取らないような本を授業で読む
ことで,その作家や作品に興味を持ち,本を借りていく生
徒もいます。
調べ学習では,タブレットとの併用も行っています。イ
ンターネットで概要をつかんでから,本で深く掘り下げて
調べたり,逆に本で調べてみたいテーマを見つけて,関連
することをタブレットで検索したりしています。
1年生家庭科「郷土料理」調べ
2年生国語
「ライブラリーナビでおすすめの本を紹介しよう」作品展示
☆図書委員会の活動は,緊急事態宣言下,なかなか思うよ
うにできませんでしたが,ようやく,カウンター当番に加
えて,利用者を増やそうと様々な取り組みを始められるよ
うになりました。12月の委員会では,ビブリオバトルを開
催する予定です。
図書委員会新聞
☆「本が並んでいる」それだけで図書館には独特の雰囲気
があります。学校のなかでも特別な場所,だれでも利用で
きる居心地の良い場所。そんな図書館を目指して,五中の
皆さんとともに,これからも頑張ります。
今月のおすすめ本のコーナー
キラキラ・ワクワクの気持ちをもって~西原小学校
◆ようこそ!西原小図書館へ◆
柏市の北部に位置し,すぐ隣は流山市という所に西原小学校はあります。
今年で創立50周年を迎え,11月12日には盛大に式典が行われました。
児童数は577名(令和3年11月現在)。3年生以上が使用する第一図書室と
1,2年生が使用する第二図書室の2つの図書室があります。
第一図書室でのよみきかせ 第二図書室前 掲示
◆給食コラボとハロウィン◆
10月の最終週に,読書週間のはじまりに合わせ,栄養士の先生と相談して,給食の献立や野菜などの
食材に関連した本を紹介する「給食コラボ」を実施しました。
献立表でも紹介した本について,「今日の給食」というメニューを書いたPOPとともに,本を図書室に
展示しました。また,図書の授業では,関連本の紹介や読み聞かせを行いました。
「11ぴきのねことあほうどり」を読んだ日には,すぐに「今日の給食はコロッケだ!」と,子どもたちから
うれしい声が上がっていました。
外国語授業支援員の先生から,ハロウィンの
ランタンは,もともと「カボチャ」ではなく「カブ」
だったという話を教えてもらいました。そのことを
子どもたちに伝えるために,図書室に「カブ」とともに
ハロウィンのコラボさせ,掲示しました。
多くの先生方から,掲示や展示のヒントをいただき,
図書室がキラキラしています。
◆今年の読書イベント◆
昨年から引き続き,感染症対策として入室前後の
手洗いや消毒,休み時間の学年別利用など,工夫を
しながら図書室を活用しています。
秋の読書週間のイベントとして,新刊展示会を
実施しました。また,各クラスの図書の時間に
新刊本を紹介することで,今まで手に取ることが
少なかった分野の本にも興味をもってくれる児童
がいました。
11月中旬からは「よむよむラリー」が始まりました。各学年が条件にあった本を読むと,スタンプを押すことが
でき,すべて達成できたらプレゼントがもらえるイベントを行っています。
コロナ禍で図書室に来る機会は以前より減っていますが,それぞれの教室で,本を読む時間と本に支えられる
機会は増えていると感じています。
西原小の学校教育目標に「挑戦する子,楽しく学ぶ子」があります。「ひとみキラキラ こころワクワク」を
テーマに図書室は,これからも活動していきたいと思います。
第10回学校図書館指導員研修
11月9日(火)に,学校図書館指導員研修が実施されました。
今回も午前・午後に分かれての実施ですが,久しぶりの対面での研修です。
【研修①】
笹間コーディネーターより,MMGの授業実践報告,また各校での指導員の
支援について報告がありました。さらに前回のオンライン研修でのブックトークの
講評も頂きました。
【研修②】
大野アドバイザーには,パスファインダー作成に関する質問や疑問にお答え頂きました。
11月末の最終提出まで,より良く使い勝手の良いパスファインダー作成に力を注ぎます。
【研修③学校図書館紹介】
一人五分の持ち時間で,自校の魅力あふれる図書館の紹介をしました。
図書館入口は季節感でいっぱい!(発表例)
普段見ることのできない,他校の図書館は工夫や魅力があふれていました。
【研修④近況報告・質問】
3時間の研修は盛りだくさんで充実した時間となりました。それぞれの発表が良い刺激になり,
学校図書館を支える役目を再認識した一日となりました。
「この本よみたい!」がた~くさん!柏第六小学校
柏第六小学校の校歌の1番は,
「まど まど まど 光る窓 本を読む声 うたう声 手をとりあって 学ぶ窓 明るい顔が いっぱいに」
という歌詞です。
その歌詞にあるように,光がすべてのクラスに注ぎ込みます。そんな光に満ちた校舎の1階に,図書館があります。
9類が中心の図書室と,調べる本が集まった調べ学習室の,2つの教室が並んでいます。
10月11月は図書委員会が大活躍の月です。
読書の秋の真っ最中!図書委員会,子ども司書も手伝って大忙しの毎日です。
「たくさん本を読もう!」
の目標をかかげ,全校朝会で図書委員長と副委員長がmeetで秋の読書フェアの紹介をしました。
コロナで様々なイベントが延期や中止になっていますが,そんな時こそ楽しいことが出来ないかな?と,図書委員会でハロウィンにオバケ探しのイベントを開催しました。
密にならないようにルールを決め,声を掛け合いながら図書委員が大活躍。
楽しくオバケを探しました。
図書館にいるオバケをみんな全部見つけられたかな?
タブレット端末を使った図書の授業も,先生たちとアイデアを出し合い, 著作権について確認し,学びながら情報共有し行っています。
子どもたちは慣れたもので,タブレットやパソコンを使った授業も板についてきました。
第六小の生徒は読みたい本がたくさん!
いつも「この本はどこにありますか?」「こんな本ありますか?」と質問してくれます。
これからもみんなの「これ読みたい!」に答えられるような,学校図書館を目指していきます。
いつもそばに本を!
柏第五小学校は,生徒数921人,31クラスの,R16桜台交差点にある小学校です。
★ふたつの図書室
第一図書室(1階)3年生以上が使用,第二図書室(2階)1・2年生が使用。
約15,000冊所蔵。2クラスが同時に図書室を使用出来ます。
第一図書室前のスポットライトのある展示スペース。
いつも季節感が感じられ,時には,テーマに沿った本の紹介コーナーになったりします。
★読書通帳
合言葉は「通帳たまってきた?」すべての本を記録する,読書通帳をすすめています。
★図書委員・子ども司書の活躍
30名の図書委員と17名の子ども司書さん。知恵を出し合い,本の魅力を発信し続けます。
★言語活動
Good morning! 放送委員の元気な英語の挨拶で一日が始まる五小。英語活動が盛んです。
外国語ルームの英和辞典,図書室の国語辞典・漢字辞典をフル活用。
辞書引きに慣れ,語彙を増やし,コミュニケーション能力をアップします。
★おはなしのじかんです
読み聞かせボランティアさんによる,放送での郷土のおはなしの朗読が始まりました。
静かな給食時,優しい語り口のおはなしが,心に沁みます。
『いつもそばに本を!』五小の図書室の読書活動は,これからも続きます!
調べる学習コンクール1次審査&2次審査
図書館を使った調べる学習コンクールが今年度も実施されました。調べる学習コンクールとは「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて学校図書館を活用・推進する目的で開催され,今回で5回目を迎えます。
校内審査を通過した作品の1次審査(10/8)と2次審査(10/12)の様子です。11点の作品が柏市代表として,この後の3次審査に進みます。
みんなとつながる図書館♪ 柏第四小学校
柏第四小学校の図書館は,3校舎の3階にあります。
廊下には,読書ボランティアさんが作られたカーテンがあり,
その前で座って本を読んだり話したりすることが出来ます。
図書館の机は,グループの人と本の感想や調べたことを話し合うのに
便利な机でしたが,昨年からこんな状態に…。
でも,これがあるから図書館の利用が出来るようになりました。
休み時間の利用が制限されているので,学級文庫とは別に図書館から
本を貸し出すことにしました。
教科書で紹介されている本を3つに分け,学期ごとにスライドしていきます。
1年たつと全部読み終わる予定。だからその名も「教科書マスター」。
さて,どれくらいの人が「教科書マスター」になれるかな?
「他の学校でこんなの作ってたよ」と話したら,6年生たちが作ったのがコレ‼
動物の足型編から本のクイズ編まで盛りだくさん。
図書館のカウンター前だけでなく,1年生の手洗い場の前にも貼ってあり,
ソーシャルディスタンスを守る手助けをしています。
5年生も負けてはいません。本のPOPを一生懸命書いていました。
POPを見て「わぁー,この本おもしろそう」なんて言って,
借りていく他学年の姿を見るとうれしくなります。
コロナのせいで,他学年と接する機会がなかなかありませんが,
高学年の「四小を盛り上げていきたい」「お手本になりたい」という気持ちは,
きっと他学年の子たちに通じているはずです。
第9回学校図書館指導員研修
・9月7日(火)に,学校図書館指導員研修がWEB(Teams)で実施されました。
〇笹間コーディネーターより,二学期の授業支援についてお話しいただきました。探求的な学習の支援は,課題設定からまとめ・発表まで,一連の学習に関わることが大切だと確認しました。
また「秋の読書フェア」について,チャットを使って情報交換をしました。各校とも感染防止の対策を行いながら,楽しい読書活動ができるよう企画しています。
〇大野アドバイザーより,「学校図書館の選書」・「パスファインダーの更新」についてお話しいただきました。今年度は中学校の教科書改訂に合わせて,さらに多くの単元でパスファインダーを作成します。良い資料を揃えて,子どもたちの学びを支える学校図書館づくりを目指します。
〇後半は2グループに分かれて,ステップアップ研修を行いました。各グループ5名の指導員が国語単元に沿ってブックトークの実演をしました。どの本も「読んでみたい」と感じる,実践的な発表でした。
WEBでの研修も相互やり取りができ,充実した研修になりました。
学んだことを日々の実践に取りいれ,支援していきます。
第8回学校図書館指導員研修(新人研修)
9月2日(木),新人研修がWEB(Teams)で実施されました。
〇笹間コーディネーターより,レファレンス・読書会の授業支援についてお話をいただきました。
〇大野アドバイザーより,蔵書点検,選書・除籍の実務について教えていただきました。
〇グループワークでは,2学期の抱負や,実務での疑問など,新人指導員で情報共有をしました。
画面越しですが,顔を合わせたことで安心感があり,二学期の活力になる研修になりました。
開館できる日を待っています 南部中学校図書館
南部中の図書館は,3号館の2階,3年生フロアと1年生フロアの間にあります。
図書館へ向かう廊下には,2年生国語「夏の葬列」で作った本の帯が掲示されています。
図書館前には大きな赤い返却ポスト。
いつも返却本が入っています。それだけ本の貸出しがあるということです。
図書委員は各クラス1名。今年は10名の図書委員が活躍しています。
新着本展示会POP,先生方のおすすめ本のコーナーづくり,本の福袋など
アイデアを出し合って活動しています。
7月に全館蔵書点検を行いました。現在の蔵書冊数は,約10800冊。
図書館清掃担当の3年生が,蔵書点検の準備として,すべての本を倒してくれました。
残念ながら,現在は昼休み貸出しがなく,図書館に生徒たちの姿はありません。
開館できるその日のために,本を整え,環境を整え,みなさんを待っています。
「さらなる高みへ 伸びる南部中・繋ぐ南部中 ~気付き 考え 行動~」Team南部
第2回司書教諭・学校図書館指導員合同研修
柏市学校図書館コーディネーター 笹間 ひろみ先生
・笹間先生からは,選書の際の心得と学校図書館の3つの機能についての
お話がありました。
きました。
館資料活用促進と,+αでのICT活用促進を図ることが重要です。
森本先生のご講義は1時間30分でしたが,内容が濃く,あっという間に過ぎて
いきました。
第6回学校図書館指導員研修
午前と午後に分け,少人数で行われました。
主な内容は以下の通りです。
①ステップアップ研修 体験ビブリオバトル
②グループワーク 選書検討会・おすすめ本の紹介
グループごとに本の紹介を行いチャンプ本を決めました。
いつもは生徒たちの発表を見守る指導員ですが,
全力でビブリオバトルに臨みました。
選書検討会では本の情報交換をします。
より良い選書を目指して,指導員が情報を共有しました。
今年度初めての対面研修で,たくさんの刺激と学びを得ました。
それぞれの勤務校で生かしていきたいと思います。
本はともだち! 柏第三小学校
★ 朝礼で校長先生による本の紹介
★ 実体験に基づく学び
三年生の理科ではチョウの育ち方を学習します。担任の先生方や理科支援員さんのご協力により,一クラスに数匹ずつのモンシロチョウやアゲハの幼虫を置き,観察しました。第一図書室にも関連図書といっしょにアゲハの幼虫を置いたところ,子どもたちは興味津々! 幼虫はサナギになり,やがて美しいチョウになって青空へと飛び立っていきました。その様子をきらきらした瞳で見守る子どもたちの姿を見て,実体験に基づく学びの大切さを感じました。
★ 外国語学習
三小の外国語ルームにはクラス人数分の英和・和英辞書を備えてあります。今日は外国語専科の先生に辞書の使い方の説明を受けています。辞書や本を活用しながら,五年生は日本の文化紹介,六年生は世界の国紹介をそれぞれ英語で発表します。
★ 使ったあとはお片付けタイム!
図書の時間には,担任の先生や指導員による読み聞かせはもちろんのこと,並行読書や調べ学習も盛んに行われています。そして,最後はお片付けタイム! 次に使う人のことを考えて本をきちんと整理整頓します。
★ 図書委員会の活動
図書委員会の活動も活発に行われています。一学期のイベントは〔スタンプラリー〕と〔ほんだなコンテスト〕。図書委員さんたちがテーマ別に五つの本棚をつくり,子どもたちは一番本を読みたくなった本棚に投票します。
本が大好きで,イベントの参加率も高い三小っ子たち。好奇心旺盛な子どもたちがたくさんの本と出会えるよう,これからも応援していきます。
”本は人を育てる”意識の高い学び 土中学校
規模は小さく生徒は全234人で9クラスですが創立75年の歴史ある学校です。特色として屋上にプールがあります。図書館は2か所あり,2階に文学(9類)を中心の閲覧室。3階には調べ学習の出来る(1類~8類)の図書館があります。
本の役割
学習図書委員の活動
廊下の掲示物作成を手掛けています。自主学習の土の音(つちのおと),
新刊本のPOPの展示が予定されています。活動的な委員たちです。
気になる所を話し合いました。
癒しのコーナー
ちょっと休憩。立体折り紙・綿棒で作る立体図形に挑戦しました。
授業支援
第1回司書教諭・学校図書館指導員合同研修
※それぞれの学校で熱心に研修を受けています。
★講義 「子どもたちに読書を 学校図書館を勧めよう」
第4回学校図書館指導員研修(初任者,3年目研修)
・初任者研修(午前の部)
大野アドバイザーより,柏市立図書館及び,学校間の「図書流通システム(相互貸借)」について,またTooli-sの画面を見ながら選書リスト作りについて学びました。
・3年目研修(午後の部)
3年目の研修では,各校での授業実践について一人ひとり実践発表を行いました。WEBでの研修が多くなっている中,対面での実践交流は非常に学ぶことが多く,有意義な研修となりました。
子供たちの“読みたい”を大切に 柏第二小学校
親子二代,三代と続く卒業生を送り出してきた歴史ある柏第二小学校。先日,この学校の卒業生だというボランティアの方が,本棚にあった古い本に目をとめて,これは自分がかつて読んだ本だと,懐かしそうに教えて下さいました。
◇ 2つの図書室
現在,柏二小には第一図書室と第二図書室があります。
森の入口をイメージした飾りつけで子供たちを迎える第一図書室は,多目的に使用できる広いスペースになっており,9類(絵本や物語)の本が配架されています。
第二図書室には0類~8類の本が置かれています。動物の本や,クイズ,折り紙,料理の本などが特に人気です。
子供たちは,この2つの図書室を行き来して,多種多様な本とふれあいます。
どちらの図書室もカウンターにパーテーションを設置し,机も対面を避けた配置にして,感染症予防の対策にも配慮しています。
◇「四季の貯本箱」
柏二小の学区では,中学校卒業までの9年間,読書の記録をつける「四季の貯本箱」という活動を続けています。本の借り方,返し方を学んだばかりの1年生も,先日最初の1枚を記入しました。
この記録用紙は9年後どれだけの数になっているでしょうか。
◇ 図書委員の活動
感染症予防対策のため,貸出に制限を設けている休み時間の図書室で,図書委員の子供たちは,本棚の整理をしたり,傷んだ本の修理をしています。
また5月から,図書委員が担当のクラスのために選書をして,定期的に教室へ届ける「移動図書館」も始めました。少しでも多くの本とふれあい,新たな出会いにつながるような試みになることを期待しています。
「ずっとこの本が読みたかったの。」
嬉しそうに,小さな声で教えてくれた子がいました。
学校図書館はワクワクのつまった宝島。次はどんな宝物を見つけてくれるのでしょうか。
第3回学校図書館指導員研修(初任者,2年目研修)
・初任者研修(午前の部)
学校図書館コーディネーターの笹間先生からは授業支援についてお話があり,その後 柏市学校図書館ITサポート員の本間さんからリモートで進級処理を教わりました。
内容の濃い3時間となりました。明日からは学校勤務です。
・2年目研修(午後の部)
対面での研修が少ない2年目の指導員を対象に実施されました。
笹間先生からは授業支援についてのお話があり,その後,本の修理の実技が実施されました。昨年度はコロナ禍で対面での研修がほとんどできませんでしたが,1年間の実務経験を経て着実に成長した姿が見られました。
令和3年度 第2回学校図書館指導員研修会
今年度お世話になる指導課の先生方です。よろしくお願いします。
今年度の研修も,WEBでの実施が増えていくと考えられます。児童生徒の「自発的・主体的学びの場,創造的な活動の場」を学校図書館が提供できるように,研修からの学びを大切にしていきたいと思います。
第10回学校図書館指導員研修
①笹間コーディネーターより,学校図書館指導員の支援の様子や図書館を活用した授業について,豊富な写真で紹介がありました。
③オリエンテーション実技研修では,小学校全学年の流れを紹介。その後3年生向けのブックトーク実演がありました。
本は心の栄養です 柏第八小学校
柏第八小学校学校図書館は、第一図書室・第二図書室・情報センターがあります。
第一図書室 中・高学年向けの読み物の本が置いてあります。
並ぶときの足形は,飼育委員会さんの力作!!(どうぶつ足形)
第二図書室 低学年向けの読み物の本が揃っています。
畳の部屋でくつろぎながら本を読むことができます。
1年生も静かに一人で本を読むことが上手になりました。
八小図書委員会はみんなに本に興味を持ってもらえるように,
イベントを開催し,日々忙しく活動しています。
今年はコロナ感染対策として,感染症についてわかりやすい絵本を作成しました。
一クラスに一冊を配布して感染症を予防しようと呼びかけました。
秋の読書フェアでは,毎年恒例のPOP大賞を実施。
今年も沢山の応募がありました。全校生徒の投票により,1位・2位・3位を決め,
校長先生賞・教頭先生賞・図書委員会賞も発表しました。
全校児童にたくさん本を読んでもらえるように,
図書委員会は常にきれいな図書室をめざして,毎日の本の整理も頑張っています!!
コロナ対策のため,今までのような学校図書館の使い方は出来ませんが,
新しいルールを守りながら,毎日の読書活動を続けていけるよう,
「本は心の栄養」を合言葉にして,読書で心を豊かにすることを目指します。
学びと読書を支える学校図書館 風早中学校
創立70年以上,伝統ある風早中学校の図書館はB棟3階の端にあります。
スペースは広くありませんが,両サイドの窓から光が入り,明るい図書館です。
入り口の展示は1年生が国語で作成したPOPです。
芥川龍之介の作品の世界にひきこまれます。
★学習センターとして
3学期は全学年,図書とインターネットを活用して学習しました。
1年生は林間学校で行く「福島県」,2年生は「職業」,3年生は理科で「天体」を調べました。
コロナ感染予防のため,図書は教室に運び,自分の席で集中して取り組んでいます。
★情報センターとして
風早中の学校図書館には定期購読している新聞があります。図書委員が今年度の記事から気になるニュースをピックアップしました。
新型コロナウイルス,戦後75年,環境問題,SNSの使い方など・・・。図書館には様々な情報が集まっています。
★読書センターとして
風早中学校は,小学校からの「読書の記録ファイル」を大切に引き継いでいます。朝読書や家庭で読んだ本の記録は9年分に!
3年生は国語の時間に,小学校からの読書の記録を振り返り,15歳までの「人生の3冊」を選びました。
懐かしい本を再読する生徒も・・。思い出も一緒によみがえります。
これからも「学び」と「読書」を支える学校図書館づくりを続けていきます。
今,出来ることを 柏第二中学校図書館
そんな二中の図書館は,校舎2号館の2階,職員室のほぼ真上に位置します。
今年度は,図書館の利用前後に手指の消毒をしたり,密にならないように声掛けをしたり,図書委員さんの仕事も様変わりしました。全ての返却本は開館日でも廊下の返却BOXを利用しています。もちろん,通常の貸出や本の整理はしっかり行います。秋の文化祭には,新刊本のPOPを制作し展示しました。
昨年度までに比べ,図書館を使った授業時間数は減ってしましましたが,資料をいつでも利用できるように準備しています。複数冊ある本にはナンバーリングし,ケースに入れてすぐに教室へ運べる状態です。
三学期の始めに,図書館内のリニューアルを行いました。配架を見直し,分類記号順に本を並べ替えました。窓際の棚から0類・1類・2類~9類まで,時計回りにスッキリ並べられています。これなら初めて二中図書館に来た人でも,どこに何の本があるのかすぐに分かります。
制限が多い今,その中でも出来ることをみつけて図書館は動き続けます。
一日も早く,みんなが安心して自由に図書館を利用できる日がくるように,願ってやみません。
第3回司書教諭・学校図書館指導員合同研修
コロナ禍のため例年のように一堂に会することはできず,各校から参加するWeb研修となりました。
主な内容は,【学校図書館の活用について】と【著作権について】でした。
【学校図書館の活用について】
柏市では小・中学校(計63校)すべてに司書教諭と学校図書館指導員が配置されており,学校図書館,ICT環境の整備が進んでいます。その恵まれた環境を子どもたちの学びと成長に活かせるよう,司書教諭の役割について指導主事の鈴木先生からお話がありました。
・司書教諭と学校図書館指導員は学校図書館活動を支える両輪である
・学校図書館活用のインフルエンサーとして,勤務校の先生方に働きかける
また,昨年度の学校図書館活用のデータが示され,授業で学校図書館を活用した回数(1校あたり)は,小学校788回,中学校153回でした。
今年度もコロナ禍の中ではありますが,各校で知恵を絞って子どもたちの学びに寄り添っています。
【著作権について】
「知っておこう!著作権」と題して,学校図書館コーディネーターの笹間先生より講義がありました。事前に寄せられた質問をふまえた演習問題形式のワークシートが配られ,司書教諭と学校図書館指導員は相談しながら課題に取り組みました。
研修後には,「実際の教育活動で生じる事例が取り上げられていて,とても勉強になった」,「丁寧な解説があり,抑えるべきポイントがわかった」,「ほかの先生方にも知らせたい」などの声が聞かれました。
今後はオンライン授業の活用など,ますます著作権を理解した取り組みが求められることと思われます。著作権に関する意識を高めるよい機会となりました。
年度末には,司書教諭,学校図書館指導員ともに「学校図書館活用実践報告」の提出があります。それぞれ冊子にして新年度に配布される予定です。お互いの実践例を参考に学び合い,切磋琢磨していきましょう。
新しい年をむかえました 旭東小学校図書館
年が明けてもなお収まることのないコロナの対策のため、図書館では出入りの際の手洗いの徹底、密の回避、パーティションの設置などに取り組んでいます。そのような中でも図書館を楽しく利用できるよう、サポート教員の方と協力して明るくわかりやすい表示をしています。
―図書館出入口の表示―
―図書館出入口―
―館内の様子―
―返却はブックトラックへ―
今年度は感染防止を考え、本の貸し出しは一度に一冊までという制限のほか、貸し出し日も学年ごとにするなど、本をたくさん読むことが難しい年でした。そこでこの冬は、さみしげな読書の木の代わりに、図書委員のおすすめ本を書いた飾りをつけたクリスマスツリーを展示しました。ツリーのとなりには、子どもたちが紹介したい本を書いてくれた「おはなしのプレゼント」のカードをたくさん貼りました。このカードは、12月の図書館だよりで募集したものです。
いろいろな制限があっても、図書館の利用を続けられるように工夫していきたいです。
「本」でつながる学校図書館 柏第七小学校
学校図書館では図書委員を中心に活動をしています。
★秋の読書イベント「読書すごろく」
図書委員会では, 恒例の秋の読書イベントに「読書すごろく」を行いました。
「読書すごろく」の内容は図書委員たちが考え,低学年用・中学年用・高学年用の
3種類を作成しました。
期間中はたくさんの子どもたちが,マスに指定された本を借りてスタンプを集めました。
マスをうめていくと,中間とゴールの2回「しおり」がもらえます。
ゴール用の「しおり」のイラストは図書委員が描きました。
★「読書の木」にはいっぱいの実がなりました
今年度より「読書の木」のスタイルを変更しました。
学校目標の100冊を中心に,読書の記録が,低学年は50冊・100冊・150冊,
中学年は40冊・80冊・120冊,高学年は30冊・70冊・100冊に達すると,
それぞれ,葉っぱ・果物の実・金の果物の実のカードを読書の木に貼ります。
金の果物の実に到達した人には,「プラスワン貸出券」をプレゼントします。
このカードを貸し出しの時に見せると,通常1人2冊の貸し出しにもう1冊借りる
ことができます。今年度中ならいつでも使用できるカードで,2学期の終わり頃から
このカードを使用する子どもたちが増えてきました。
★5年生の作品を学校図書館に展示しました
5年生が宮沢賢治の「雪わたり」を学習後に,宮沢賢治の他の作品や,
自分の好きな本の「帯」や「POP」を作成しました。
学校図書館ではその作品を本と共に展示しました。
どれも力作ぞろいで,他のクラスの5年生はもちろん,違う学年の子どもたちも
それを見て本を借りる人が多くいました。
自分の紹介した本が借りられていると, 書いた本人が喜ぶ姿が見られました。
柏七小の子どもたちが,学年を超えて本でつながることができました。
これからも,子どもたちと共に学校図書館も多様な可能性を
広げていきたいと願っています。
第9回学校図書館指導員研修
二部制にして集まる人数を半分に,換気等十分に感染対策をして研修が行われました。
指導主事の鈴木先生とコーディネーターの笹間先生のお話を直接聞けたのは約1年ぶりです。
【笹間コーディネーターより,コロナ禍における図書館活用について】
活用と感染症対策で日々迷いながらの業務だったので,先生のお話を聞き不安軽減できました。
【今年度初めてのグループ顔合わせ】
新人の方もベテランの方も,会えてうれしそうです。和やかな雰囲気の中,自己紹介,その後「おすすめ本の紹介」と「選書検討会」,「リーフレット作成に向けた授業での活用事例集め」を行いました。
大野アドバイザーより,「支援計画簿の記入」についての説明もありました。
今年度初めての対面での研修は,感染対策を徹底した中で行われました。
直接先生方のお話を聞くことができたこと,他の指導員と交流し情報交換したことは,短時間でしたが指導員にとって非常に有意義な時間になりました。
学校図書館も感染対策をしっかりと行い,「子どもたちの学びと,読むことの楽しさ」を守れるように,学校図書館として今できることをコツコツとやっていきたいと改めて感じます。
笑顔で多様性を認め、知識をアップデートできる図書館 中原中学校
中原中学校の図書館は、校舎から渡り廊下を通った別棟の2階に位置します。中に入ると静かで広々としてゆとりのある空間です。毎日、昼休みに図書委員会が図書館を開館しています。
★中原中学校図書委員は日々、主体的に活動しています
文化祭では,先生のおすすめ本を掲示しました。
★市立図書館主催市内ビブリオバトルチャンプ本に!!
1年生大宮さんが紹介した、「カーネーション いとうみく著 くもん出版」
チャンプ本に選ばれました。
柏市立図書館の館長から表彰状を学校図書館でもらい,学校では表彰集会でオンラインで発表しました。
★授業での図書館活用
3年家庭科 保育の単元でフエルト絵本を読む前に図書館で読み聞かせの練習をしました。
《変化の激しい時代を生き抜くために》
Smile Diversity Update Challenge
柏市大島田48番地1
04-7191-7369(指導課)