柏市学校図書館紹介blog

2023年10月の記事一覧

深い学びへの支援と心安らぐ学校図書館 柏第四中学校

柏市が誇るプロサッカーチーム、柏レイソルのホームグラウンドにほど近い立地に柏市立柏第四中学校があります。(全校生徒428名)各休み時間・放課後と図書館指導員が在館時は常時開館しており、いつでも生徒を受け入れる態勢になっています。来館者の多い昼休みは、読書だけではなく学習や気分転換など「心の整理整頓」に利用され、生徒たちを細やかに見守る場所となっています。

 

 

 

 

学校図書館年間計画に基づき、国語科を中心に図書館資料が多く使用され「一歩深い学び」への支援を行っています。またその際はICT活用に不可欠なメディアリテラシー等についても触れます。特別支援学級では毎週図書館の時間を設け、学びに図書資料を利用しています。

 

★3年国語「和歌の調べ」の様子

 

★1年国語「ベンチ」の様子

 

 
今年度より全学年で「朝ライブラリー」が導入されました。(図書館で朝読書と朝の会を行うもの)いつもと違う場所での朝の時間は特別感を高め、また読書による心の落ち着きを促します。これは図書委員が積極的に教室準備を担うため、委員の意識向上にもつながっています。

 

★朝ライブラリーの様子(読書後の朝の会)

 

作家の小手鞠るいさんから四中生に向けて直筆メッセージを頂くご縁があり、学校給食とのコラボレーションを実施。

『ごはん食べにおいでよ』((著)小手鞠るい 講談社)の主人公ゆき君が作る「レンズ豆とゆで卵のカレー」を再現し、プロの作家さんを身近に感じながら美味しく頂きました。

 

 

今後も「一歩先の深い学び」と「生徒たちの笑顔」をフォロー出来る魅力的な学校図書館を目指していきます。

 

知りたい!学びたい!に応える学校図書館をめざして   酒井根西小学校

酒井根西小学校は,柏市の最西南部に位置し,手つかずの林や「下田の杜」が学区内にあり

豊かな自然に恵まれた児童数205名の小規模な学校です。

 

校舎の中心にある学校図書館は,授業時間,休み時間と児童が訪れやすい環境になっています。

今年からは,机上の個人用に仕切っていたパーテーションもなくなり,調べ学習に,読書にと

利用しやすくなりました。

 

6年生の調べ学習の様子です。修学旅行に向けて,本とインターネットの情報を利用し,

オリジナルパンフレットを作成しました。これまで調べ学習を繰り返し行っていることで

パンフレットへの引用の記入の仕方もスムーズです。

修学旅行へのワクワクが伝わるパンフレットが多く作成されていました。

 

 

 

こちらは2年生。二人で一冊の本を読み,自分の意見をタブレットで入力。

まずはじっくり「ふたり読み」の作業中です。

 こちらは「新刊展示会」の様子です。この期間はいつもの図書館の様子が少し変わります。

机上には分類別に並べた新刊があり,その机をぐるりと囲むように椅子を

配置します。この準備をしてくれるのが図書委員さんたちです。

休み時間を利用してテキパキと準備を進めてくれました。

気になる本が早く読みたい!と授業時間の他に,休み時間にも多くの児童が

訪れました。

 授業中には先生からの読み聞かせも行われます。この日は,4年生の食育に絡めての

読み聞かせでした。

 

学校の周りの木々の様子も秋らしくなり,10月は読書イベントも行われます。

心豊かな読書の時間,また「知りたい!」「わかった!」の声が多く聞ける

調べ学習の時間,児童に寄り添う学校図書館でありたいと思います。