柏市学校図書館紹介blog

2023年12月の記事一覧

第6回学校図書館指導員研修

12/11(月)沼南庁舎にて第6回学校図書館指導員全体研修が行われました。

★授業実践研修

 柏市立柏中学校 伊原 紘平 先生

 「学校図書館とICTを効果的に活用した国語科授業」について実践報告をいただきました。中学2年生国語「二千五百年前からのメッセージ ―孔子の言葉―」の授業実践です。

 学校図書館指導員との連携により、生徒が主体的に資料を選択でき多面的な考え方につながったこと、情報の取捨選択と本当の意味での知識の蓄積が、学校図書館活用の意義につながる、など様々なお話をいただきました。また、小学校の単元が、中学校につながっているということも実感できたお話でした。

 

★グループワーク「リーフレット更新作業」

 小学校と中学校のグループに分かれ、令和6年度版 学校図書館活用単元例<柏モデル>への更新作業を行いました。

 小学校グループは来年度新しくなる教科書の内容に合わせ、中学校グループは各校の実践を持ち寄り、全教科について検討しました。

 

★グループワーク「選書検討会・交流」

 今年度後期に購入した図書について、選書検討会を行いました。

 

 お互いに意見交換をしながら、授業に活用できる新しい本を知り蔵書構成の見直しをすすめていきます。

 

 研修前や休憩時間には、指導員同士で情報交換をする様子が見られます。研修で得た学び、仲間たちと共有するアイデアを、勤務校にもちかえり、更に充実した学校図書館活用に活かしていきたいと思います。

読みたい!知りたい!を叶える場所へ 酒井根中学校

酒井根中学校は現在、669名の生徒が在籍。学校図書館は昇降口の前にあります。

年に2回、新着本の展示会が行われ、味見読書をした後、貸出が開始されると
長蛇の列に、担当する図書委員たちは大忙し!嬉しい悲鳴を上げています。

 

授業では、本とタブレットの両方の利点を生かし、調べ学習を行っています。

 

こちらは授業内でのビブリオバトル、おすすめ本を熱く語る予選の様子です。

 


今年度の秋のブックフェアは、“一行一会(いちぎょう いちえ)”
本は封筒の中に入っています。わかるのは、図書委員のおすすめ本の中の一行だけ!
一期一会ならぬ、一行からはじまる本との出会いを楽しんでもらえたらと思います。

 

知識にも、心にも、そっと寄り添える場所でありますように…。
学校図書館は、今日も扉を開けて、皆さんをお待ちしています。