柏市学校図書館紹介blog

2023年5月の記事一覧

楽しく読もう!楽しく調べよう! 風早北部小学校

風早北部小学校は,柏市の沼南庁舎の近くにある,児童数674人の小学校です。

図書館は教室のある校舎とは別の建物にあり,座って読むことの出来るじゅうたんの部屋と調べ学習をする時に便利なテーブルがある部屋,二つの部屋がつながって一つの図書館になっています。

 新学期になり,オリエンテーションや新しい図書委員による委員会活動が始まりました。

〈オリエンテーション〉

図書館の使い方や本の場所を学ぶ学年。おすすめカードを書いて他学年に本を紹介する学年。調べ学習に役立つサイトについて学ぶ学年。みんな一生懸命に取り組んでいました。今年度も読書活動や調べ学習などで,たくさん図書館を利用してくれるといいなと思います。

 〈委員会〉

昨年度は,並んで待っているときも楽しめるクイズを作成したり,読み聞かせを大画面で行ったりと大活躍でした。今年度も「昨年を超えるぞ!」と気合十分。早速,自己紹介カードに取り掛かっていました。

 

楽しく読んで,楽しく学べる図書館を目指してみんながんばっている風早北部小学校図書館です。 

 

 

小さな学校 大きな学び 手賀東小学校

 令和5年4月、豊かな自然に恵まれた手賀東小学校の新しい一年が、全校児童69名でスタートしました。新しい学年での最初の図書の授業は、オリエンテーションです。

 学校図書館のきまりやマナーを「手賀東小学校図書館 利用ガイド」で振り返りました。裏面は「学校図書館地図」になっています。昨年3月に新しい書架が入って、配架が少し変わりました。「新しい場所は覚えられるかな?」「わかるよ~」「本当? ではゲームをするよ!」

 

「本の背表紙に貼られた分類ラベルを大きくしたカードを渡すよ、さぁその3桁の数字から本を探すことができるかな?」すぐに書架に向かう人、助け合って探す人、ひっかけ問題にひっかからないスゴ腕の人、それぞれ体を使って本の場所を覚えました。友だちが探した本の発表を聞きました。最後は「利用ガイド」にラベルと題名を書き写しました。

 柏市学校図書館の令和5年度の重点は「調べる」活動の充実です。調べ学習に使う本が、日本十進分類法の3桁の数字の順に並んでいること、その数字に意味があることなどに触れ、知りたい情報にたどりつく力をつけられるよう、楽しく学べるしかけを提案していきたいと思います。

 またオリエンテーションでは担任の先生から、おすすめの本の紹介もありました。

 小学生のときに夢中になったシリーズの熱いブックトークがあったり、頭をやわらかくするクイズを一緒に考えたり、本のテーマについて話し合ったり、その本がクラス全体を一つにしてくれるような素敵な時間になりました。

 オリエンテーションが終わったら、「学校図書館3つのやくそく覚えてる?」「本のラベルど~れだ?あみだ」「先生方がおすすめしてくれた本」を廊下に掲示しました。

 さて5~6年生の教室では、日光修学旅行にむけてオリエンテーションがありました。昨年の鎌倉も、一昨年の日光も、子どもたちが自分で計画をたてるのが手賀東流。校長先生と担任の先生方から、修学旅行の目的やねらいについてお話があったあとに、図書館指導員から、情報収集に役立つ参考図書の紹介をしました。

 さっそく、本やインターネットで調べたことを、クラスルームのジャムボードで共有していきます。様々な資料を使いこなし、情報を管理するスキルを身につけて、充実した修学旅行になりますように!

 同じ日に「読書へのアニマシオン」の時間も始まりました。

 昨年度から行われている、1~2年生を対象にした読書活動の時間です。「へんしんことば」を考えたり、五七五のリズムを楽しんだり、「本のおたのしみぶくろ」を作ったりしました。今年度最初のアニマシオンは「まちがいをおしえて!『11ぴきのねこ』」です。2回目はわざと間違えて読みます。全員が集中してお話を聞き、そして大笑いしながら、本の世界を楽しみました。

 創立150年という柏市で最も長い歴史と伝統のある手賀東小学校。小規模校ならではの、一人一人に丁寧に向き合える良さを活かし、濃厚な読書活動や、最先端の情報学習を支援できる、そんな学校図書館でありたいと、気持ちを新たにしています。