柏市学校図書館紹介blog

2026年2月の記事一覧

第3回 司書教諭研修会

 1月26日(月)沼南庁舎にて、第3回 司書教諭研修会が開催されました。

➀学校図書館オリエンテーションの実際
 柏市教育専門アドバイザー 笹間ひろみ先生

 学校図書館オリエンテーションについて、柏市の基本方針をお話しいただきました。

 オリエンテーションは図書館の利用方法を学ぶ「利用指導」(マナー型)と、情報の利用方法を学ぶ「文献利用指導」(単元型)を合わせて行います。小学1年から中学3年まで学年が上がるにつれ、教科学習で行う単元型のウエイトが高くなります。教育課程の中に位置づけて全学年で実施し、情報活用能力の育成を図ります。

学校図書館オリエンテーションの実演

 笹間ひろみ先生と学校図書館指導員リーダーでオリエンテーションの実演をしました。

 

☆小学1年 国語「としょかんへ いこう」

 初めて図書館を使う1年生のオリエンテーションは4段階に分けて計画し、研修では2回目の「本を借りよう」を実演しました。

 


☆中学3年 国語「薔薇のボタン」

 読書活動の集大成の単元として、「読書の記録」を取る意義と本の情報の書き方を確認し、記録した本を紹介するオリエンテーションの実演をしました。

 
②パスファインダーを使ってみよう
 柏市教育専門アドバイザー 笹間ひろみ先生

 柏市の学校図書館が作成しているパスファインダーについて説明していただきました。

 小学3年~中学3年の教科書単元に合わせて、現在74のパスファインダーを作成しています。毎年学校図書館指導員の研修で更新作業を行い、より良い情報提供をし、授業での活用を推進しています。

 


③授業実践報告  講師:市内小学校 司書教諭
 学びを支える学校図書館を目指して
  ・司書教諭としての取り組み
  ・授業実践「行こう!日光!修学旅行」など

 12月8日の学校図書館指導員研修会と同じ内容で、司書教諭研修会でもお話しいただきました。

 司書教諭として学校全体の図書館活用を進めるために、
 ・年度初めに教員向け図書館オリエンテーションを実施し、見通しをもった年間計画を共有する
 ・各学年の図書館オリエンテーションは、司書教諭が指導事項を確認するワークシートを作成する
など、具体的な取り組みが紹介されました。

 情報活用能力を育成する授業実践として、小学6年生の修学旅行事前・事後学習の様子を報告していただきました。
 ・見通しをもって取り組めるように学習の流れを意識させる掲示物を作成する
 ・調べ学習の入り口に「Sagasokka!」を活用する
 ・図書館指導員がパスファインダーを作成し、資料を準備する
など、指導や支援のポイントを紹介していただきました。

④実践報告会
 グループに分かれ、自校の授業実践を報告しました。生成AIを使う時に図書を効果的に併用した授業など、学校図書館活用の実践を共有しました。


 今年度もまとめの時期になりました。来年度を見据え、司書教諭と学校図書館指導員が協働し、子どもの学びを支える学校図書館を目指します。

 

知的好奇心がグングン伸びることを応援できる場に 酒井根東小学校図書館

酒井根東小学校は児童数385人の学校です。

図書館は校舎の1階にあります。どの教室からも通いやすい場所にあり、活発に利用されています。

各学年に1台ずつブックカートがあり、学年貸出された図書が教室でも授業で活用されています。

1年生の生活科「あきをみつけよう」では、秋の公園で見つかりそうな落ち葉や生き物などを本から探し、秋みつけビンゴを作成しました。また、それを元に公園で秋のものを見つけました。

 

今年も秋の読書フェアでPOPコンテストを開催しました。クラス全員が取り組む学級もあり、138の個性あふれる作品が集まりました。

全校児童で投票した結果、2位には2年生の作品が入る快挙!!低学年のみんなもがんばりました。

 

酒井根東小学校は0類から9類まですべての本が一つの部屋にまとまっているので、本が選びやすいのですが、さらに1月から書架のサインを3桁の表示に切り替えました。

切り替え作業は図書委員が大活躍!

わかりやすく、スッキリした書架になりました!

本が移動したところもありますが、1年生も本のラベルの3桁の数字を見ながら上手に棚に戻しています。

 

その他にも、夏休みに3日間行われた調べる学習教室、図書委員が企画した読書でビンゴなどのイベント、子ども司書による1年生への読み聞かせ、図書館前の展示を小学生新聞の話題と連動させるなど、様々な取り組みを行っています。

これからも、子どもたちの知的好奇心がグングン伸びることを応援できるように使いやすく進化していきたいと思います。