柏市学校図書館紹介blog

市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています

豊かな人間性と情報活用能力を育てる 藤心小学校図書館

 柏市立藤心小学校は地域との関わりが深い小学校です。児童は学校の職員だけでなく地域の方々にも見守っていただきながら、緑豊かな環境でのびのびと成長しています。読み聞かせボランティア・きらきらさんにもご協力をいただき、入学前に学校に慣れる機会を増やせるよう、未就学児の親子向けに放課後の学校図書館開放が始まりました。

 

【授業での学校図書館活用】 

 藤心小学校図書館は大型モニターが設置され、読み聞かせだけでなく調べ学習でも活用されています。

 

 

 2年生国語「すみれとあり」では植物について本で調べ、たねブックを作成しました。全員の力作を図書館に展示したところ、多くの児童や先生が手に取って読んでいました。

 4年生は総合「都道府県観光大使」で図書館の本や資料、オンライン事典「Sagasokka!」、インターネットサイトを活用し、一人一人が興味のある都道府県についてテーマを設定し調べ学習を行いました。調べた内容や画像、出典をスライドにまとめ、授業参観で発表しました。しっかり発表できたかな?

 6年生は国語「雪は新しいエネルギー」の単元でクリーンエネルギーについて調べ、意見文を作成しました。イラストやグラフをふんだんに取り入れた力作揃いでした。これから、修学旅行に向けて日光についての調べ学習が始まります。

 また、授業での制作物だけでなく、読書感想文コンクール代表作品や柏市小中学校科学作品展入賞作品を関連図書と共に展示。みんな興味津々で作品や関連図書を手に取っています。「来年は読書感想文にチャレンジしてみようかな。」「この本、借りて良いですか?」「6年生の作品?すごい!自分もやってみたい!」といった意欲的な声がたくさん聞こえてきました。

 

 

 【読書活動・委員会活動】

 藤心小では「藤っ子ビブリオバトル」を開催しています。まず、高学年4学級でビブリオバトルを行い、各学級のチャンプ本を決定。その後、全校児童の投票で藤っ子チャンプ本が決定しました。図書館に展示した各学級のチャンプ本は毎週貸し出し中で大人気でした。

 4年生も図書館でビブリオバトルを開催しました。高学年同様、本への情熱があふれるビブリオバトルでした。班チャンプ本は教室前の廊下に展示され、連日、休み時間によく読まれていました。

 また、図書委員会と子ども司書も積極的に活動しています。毎年、読み聞かせボランティア・きらきらさんにご協力をいただきながら読み聞かせを行っています。Canvaを活用したPOPの作成や図書カレンダー作成にも毎月取り組んでいます。

 

 藤心小学校図書館は学校教育目標である「共に考え、表現し、創造する児童の育成」を目指し、これからも授業支援や読書活動の推進に取り組んでいきます。

 

学校司書の役割と実務を考える 学校司書研修会(1・2年目) 

9/8(火)、学校司書研修会(1・2年目)を実施しました。

研修① 授業支援~学校司書の役割 教育専門アドバイザー

効果的な授業支援のために学校司書が果たすべき役割は何かというテーマで講義がありました。授業者との連携や提供資料の準備、授業参加の仕方等、授業支援の一連の流れの中で、学校司書がどのような姿勢で授業に関わるべきか共有しました。

研修② 選書 学校図書館コーディネーター

柏市学校図書館では、例年、前期と後期の二期に分けて選書を行います。この研修では、今年度前期の選書を振り返り、後期の選書をする上で考慮する必要がある点を確認しました。

 

研修③ パスファインダー 学校図書館コーディネーター

図書資料とICTを併用した授業支援に欠かすことのできないパスファインダーについて、その意義や基本知識を解説しました。また、後半には、「柏市図書パスファインダー」更新作業の進め方について、実際にパソコンを操作しながら学ぶ時間を持ちました。

 

学びを支える学校図書館整備のために欠かすことのできない知識やスキルを広く学ぶ研修となりました。

「心豊かに 楽しく学ぶ 学校図書館」へ  高柳西小学校

高柳西小学校は、静かな住宅地にある、12クラス・227人の児童が学ぶ学校です。

今年度は「課題解決力の育成」を目標の一つに掲げ、地域の方々のご協力も得ながら探究学習に取り組んでいます。図書館ではその学びを支え、授業での活用をより広げられるように昨年度からリニューアルを進め、明るく学びやすい場所になりました。

 

野菜や植物の栽培を軸に、学年ごとのテーマに取り組む学習では、疑問に思ったことを本や資料で調べます。「どうしたら元気に育つ?」「おいしく食べるには?」「野菜を売るには?」…調べたことは自主学習ノートにぎっしり!

 

こちらは6年生の「読書会」の様子です。調べる学習だけではなく、本を読んで感じたことや自分の考えを伝える力が育つよう、学年ごとに年一回の実施を目指しています。

 

夏休み前の「新着本展示会」では、たくさんの本を少しずつ読む「味見読書」をしました。

気になる本はあったかな?

 

図書委員会も活躍中。1学期は課題図書の最初の一文を「本のまくら」として紹介しました。

館内の整備やPOPの作成、学級文庫の選定など、日々の図書館の活動を支えています。

 

これからも、子どもたちの探究心に応え、心豊かで楽しい学びにつながるような本との出会いを作れる図書館をめざしていきます。

 

「本×ICT」で学びを支える! 第4回学校司書全体研修会

 7/24(金)沼南庁舎にて、1学期の振り返りと今後に向けた専門性の向上を目指し、学校司書の研修会を開催しました。

◆グループワーク 「授業で活用できる本リスト」作成

 昨年度に続き、今年度は新たに21の単元について、並行読書などで使える本のリストを作成しました。
 3人グループで本の情報を持ち寄り、単元の目標に合致し、学びを深める本を選びました。次回の研修ではリストの本を使ったブックトークの実習を予定しています。

 

◆ICT活用研修

 ITサポート員(株式会社 教育システム)より、学校図書館管理システム「情報BOX」の運用や機能について説明がありました。図書の相互貸借時に63校の所蔵を確認できる「横断検索」など、授業を支える有効なツールを改めて確認しました。

 

 続けて2名の学校司書が、ICTの活用事例を紹介しました。電子百科事典「Sagasokka!」や「Canva」を取り入れた授業支援、「電子書籍」の役立て方など、どの学校でもすぐに実践できて、学びを豊かにするヒントを共有しました。

 

◆選書検討会

 小学校・中学校別のグループに分かれ、前期に購入した図書についての選書検討会を行いました。自校の選書方針や授業での活用事例を共有したほか、購入図書の中からおすすめの本を持参し、活発な情報交換が行われました。

 

 今回の研修は、デジタル時代における学校図書館の役割、また学校司書の専門性を改めて捉え直す機会となりました。確かな選書とICTの融合で、子どもたちの豊かな学びと読書環境の充実を目指していきます。

 

探究的な学びを支えるために 司書教諭・学校司書合同研修会

 柏市では図書館活用を進めるために様々な研修を行っています。今回は探究学習の進め方と学習に使用する資料の使い方についての研修です。柏市内の小中学校63校の司書教諭と学校司書が集まりました。

1「学校図書館における探究学習の進め方」 放送大学客員教授 堀川 照代 先生

 初めに堀川先生から「探究的な学びはなぜ必要か」という問いかけがあり、それぞれが考えるところから講義はスタートしました。「探究的な学習」が物事の本質を探って見極めようとする一連の営みであることを確認し、探究プロセスの大切さや、情報活用能力を育成するために必要なことを学びました。

2「Sagasokka!でできること」 ポプラ社 こどもの学び事業本部 

3 レノボ版「Yomokka!」について 柏市ITアドバイザー

 

 柏市では電子百科事典「Sagasokka!」を活用しています。機能を理解することは、児童生徒の学習をよりよく進めるために必要です。また、今年度から電子書籍「Yomokka!」も導入されました。調べ学習とともに読書活動も進めていきます。

 会場では司書教諭と学校司書が、早速自校での活用方法について話し合う姿が見られました。今年度の「学校図書館で問いをさがそう!~読む力・調べる力を学校図書館で~」という目標に向けて、それぞれの学校に合った活用を推進していきます。

やなぎっこの学びを支援する 高柳小学校図書館

 高柳小学校は、「生きる力を備え、地域で活躍できる人材の育成」を教育目標に掲げ、地域とのつながりが深い学校です。

 新しい書架とマガジンラックが入り、それに伴い館内整理を行いました。一層、本が見やすく、選びやすくなりました。

 6年生は、修学旅行の事前学習を行いました。本の中から、初めて知ったことや調べてみたいことを抜き出し、発表しました。

 「日光に行くのがより楽しみになった!」との声を聞くことができました。

 

 

 4年生は、国語「白いぼうし」の並行読書を行い、「松井さんの超常現象をさがせ!」の課題に取り組みました。

 めあてを持って読書活動を行い、読む力を身につけます。

 

 

 3年生は、国語「めだか」で、要点をまとめる練習をしました。文章の中から要点をみつけるには練習が必要です。本や新聞記事を使って、繰り返し取り組んでいきます。

 また、生き物の本を各々読み、その本でどんな発見をしたか発表することで、読書の新たな楽しさを知る時間となりました。

 

 

 「雨の日に読みたい本」をテーマに、図書委員作成のPOPとおすすめ本を展示しています。天気の本、雨の日を楽しくする本、カッパが出てくる本、じっくり読めるミステリーなどなど、キャッチコピーが魅力的なPOPが並びました。

 ソファが設置されたスペースで、休み時間に読書を楽しむ様子も見られます。

 

 

 学校図書館での活動を通して、探求的な学びを進め、教育目標である「生きる力」を備えていってほしいと思います。

「目標に向かって主体的に学べる図書館へ」   光ケ丘中学校図書館

 柏市立光ケ丘中学校は今年創立60年となります。今年度は1年生6クラス、2・3年生各5クラスあります。本校の学校教育目標の一つである「目標に向かって主体的に学ぶ生徒」を学校図書館の目標とし、日々読書活動を支えています。

 

 学校図書館は2階の日当たりのよい場所にあり、1年生から3年生まで毎日多くの生徒が来館します。タブレットや教科書などを持ち込んで学習する人や静かに読書をする人など、それぞれが自分の時間を充実させるために図書館を利用しています。

 

※図書館入り口の様子

 

 授業では、図書資料とICTとの併用が標準化されています。図書館だけでなく、各教室でも図書資料を使った授業が行われています。今年度はすでに家庭科、国語科等の利用が始まっており、今後は保健体育や社会科、理科でも利用予定です。

 

※館内の様子

 

※3年生公民「現代民主主義と社会」単元での調べ学習の様子です。授業内で模擬選挙が行われました。

 

 ※1年生国語「オツベルと象」での並行読書で準備された宮沢賢治の本です。さまざまな本を吟味しつつ「200文字で感想文をまとめる課題」を図書館で行う生徒も多くみられました。

  

 学習図書委員会では学習委員としての日々の役割に加え図書館でのサポートも行い、月一回の委員会では図書館の利用方法などについても活発な議論が交わされます。また、作成したPOPと本は文化祭でも展示し保護者の皆さんの感想をいただきました。励みになるとともに、なによりも「本が好き!」があふれたPOPは多くの生徒を惹きつけ、次の貸出につながっています。 

※POPと本をこのように貸出カウンターで常設展示しています。

 

 今後も多岐にわたる授業支援が行えるよう、また「図書館に行こうかな」につながるような図書資料の充実を継続し、生徒や先生方にとって心地よい学校図書館を目指していきます。

 

 

 

学校図書館をより良く!司書教諭の研修会を開催しました

子どもたちの学びを支える学校図書館づくりに向け、市内の全小中学校から司書教諭が集まる研修会を5/28(木)に開催しました。

1. 司書教諭の役割と、調べ学習における問いの重要性

はじめに、司書教諭と学校司書の役割や市立図書館との連携について共通理解を深めました。 続いて、今年度の重点「学校図書館で『問い』をさがそう!」のもと、教育専門アドバイザーによる講義や読書バリアフリーの取り組みを紹介。さらに、自ら問いを立てる演習や、答えを求めて調べる演習を行い、問いを見出す大切さを共有しました。

 

 

2. 連携と年間計画づくりのグループワーク

最後に、学校司書との連携や年間計画の作成についてグループワークを実施。活発な意見交換が行われました。

 


学校図書館支援チームより

司書教諭や学校司書が学校図書館運営の両輪となり、子どもたちの「知りたい!」があふれる学校図書館を目指して、今後も様々な研修や支援を行います。

本で学び、本を楽しむ図書館を目指して  富勢西小学校図書館

 富勢西小学校は全校で9学級、児童数167 人という小規模校ですが、同じ富勢地区にある小中学校との交流や、保護者や地域の方々による様々なサポートなど、地域との関わりが盛んな学校です。

 図書館は児童の教室に近く、休み時間に気軽に立ち寄れる場所にあります。

 図書館の使い方を教わったばかりの1年生が、休み時間に並んで本を読んでいる姿は、とてもほほえましいものです。

本を読む1年生

 

 富勢西小学校では、授業での図書活用として様々な取り組みが行われています。

 先日、2年生が本を使って調べ学習を行いました。「この写真の虫、気持ち悪い~」と顔をしかめつつも、本を熱心に読んで昆虫の生態や特色についてわかったことをカードに記入したり、発表したりしていました。

 3年生は、百科事典「ポプラディア」を使って、調べ方のきまりに沿った作業に取り組みました。

2年生調べ学習 

3年生ポプラディア

 

 4年生は、図工の授業で自分が選んだ本のワンシーンを紙粘土で表現しました。なかなかの力作揃いです。

4年図工作品

 

 朝読書の時間や、図書委員会によるイベントなど、読書活動の推進も行われています。

 春の運動会の開催時期には、「図書館運動会」を行いました。本を借りるとシールがもらえ、それを廊下に貼られた「玉入れ」のイラストに貼って数を競うというものです。子どもたちは自分たちの組の「玉」がどれだけ増えているかを気にしながら、図書館での読書や本の貸し出しを楽しんでいました。

 

図書館運動会

 

 本で学び、本を楽しむーー。

 そんな子どもたちの姿があふれる図書館を目指して、これからも充実した読書環境づくりに取り組んでいきます。

 

より一層の図書館活用を目指して 第3回学校司書全体研修会

 5月13日、第3回学校司書全体研修会が開催されました。

 研修① 講義・ワークショップ 「柏市の『調べる学習』」

 テーマ設定の仕方、答えの見つけ方、著作権について注意すべきことの3点に重点を置き、効果的な「調べる学習」支援のために押さえるべきことについて講義がありました。出席者は、「調べる学習」が「書き写すこと」に終始しないよう、疑問の形に絞り込んでテーマを設定することや、答えと補足情報を区別して記す習慣をつけることなどを、実際にワークショップで確認しました。

研修② ステップアップ研修 「授業で活用できる本」

 昨年度に引き続き、様々な学年・単元で図書館活用が広がるよう、「授業で活用できる本」リストを作成します。初回の取り組みとして、グループごとに担当単元を決め、作業の進め方について打ち合わせしました。

 研修③ 講義 「多様化する児童生徒に対応する学校図書館」

 「読書バリアフリー」の考え方について講義がありました。どの児童生徒も図書館を利用しやすくなるよう、柏市内各校の実態に合わせて環境整備を進めていきます。

研修④ グループワーク 「今年の学校図書館、どう取り組む?」

 読書イベントや委員会活動の取り組みについて、具体的な予定や実践例などの情報交換を行いました。

 研修⑤ 「体験ミニビブリオバトル」

 思いのこもった1冊を持ち寄り、持ち時間2分のミニビブリオバトルを行いました。ビブリオバトルのキャッチコピーである「人を通して本を知る。本を通して人を知る」体験を通し、勤務校での実践につなげるねらいのある研修です。また、日頃顔を合わせることの少ない司書同士が親睦を深める貴重な時間となりました。

研修⑥ 新刊展示会

 会場を移動し、「子どもの力 図書館のためのブックフェア2026」にて、選書を行う時間を持ちました。会場では、情報交換をしながら熱心に本を選ぶ学校司書の姿が多く見られました。

 今年度予定されている中では唯一の終日にわたる研修でした。多くを学び、学校図書館の活用がより一層広がるよう、取り組みを進めていきます。

ココロわくわく 笑顔あふれる 本の宝箱   西原小学校図書館

西原小学校は、柏市の北西部に位置している児童数597名の学校です。

昨年度、校舎のリニューアルを終え、学校図書館も新しくなりました。

学校の中央1階に配置され、校庭に面した読書テラスを設置した造りです。

図書室の広い窓からは、大きないちょうの木も見え、季節の移り変わりが

感じられます。

今年度から、地域の方へ向けて放課後一般開放も始まる予定です。

 

 

 

 

木を基調とした親しみのある学校図書館は、児童からも好評で

思い思いの場所で読書をする様子が見られます。

大型モニターも設置され、授業が快適に進められる環境が整いました。

読み聞かせ、調べ学習等、各学年で活用されています。

こちらは5年生の国語。

新聞記事から情報ノートを作る授業の様子です。

児童の作品を飾るスペースも整備されました。

昨年度は、「生き物ブック」「ショートショート作品集」「POP」

などが展示されました。

「自分の作品が飾られているかな。」「来年、これをやりたいな。」と

作品に関心を寄せる児童の姿が見られます。

読書を楽しみたい、授業で学習していることに関連して本を借りたい、

校庭で見つけた生き物のことを知りたい、とたくさんの児童が本を探しに

来館します。

「知りたい!わかった!」を自分で解決できる力を育み、

笑顔あふれる学校図書館でありたいと思います。

 

第2回 学校司書(新規)研修会・学校司書(2、3年目)研修会

5/7(木)に、沼南庁舎において学校司書の新規研修会と2・3年目研修会を行いました。

 

【第2回 学校司書(新規)研修会】

(1)    講義「より良い支援のために」 指導課 教育専門アドバイザー

 児童生徒の学びを支えることが学校図書館の使命であり、そのためには、先生方との連携が大切であることや、自校の図書館を知ること、授業支援で注意すべき点など、よりよい支援のための重要なポイントについて講義を行いました。

(2)    講義「市立図書館との連携」 指導課 指導主事

 柏市の学校図書館は、市立図書館と連携し、本の貸借や「柏市子ども司書養成講座」、「市内中学生ビブリオバトル(知的書評合戦)」など、様々な取り組みを行っています。具体的なスケジュールなども交えながら、連携の意義について話をしました。

 

(3)    実務「選書・除籍・購入・蔵書点検・図書流通システム」 学校図書館コーディネーター

 学校司書として欠かせない選書や除籍、蔵書点検、本の購入方法などについて、学校図書館コーディネーターから説明しました。各校での業務がスムーズに行えるように、PCを使いながら発注方法を確認するなど、実践的な研修を行いました。

 

【学校司書(2,3年目)研修会】

(1)    講義「より良い支援のために」 指導課 教育専門アドバイザー

 授業支援の充実や、連携・協力の重要性、見通しを持って業務にあたること、環境整備に努めることなどについて、教育専門アドバイザーが講義を行いました。選書の方針、新着本展示会の計画、先生方へのアプローチなどについて、参加した学校司書全員に発表してもらい、各校の課題や取り組みについて情報交換する良い機会となることを目指しました。

  

(1)    実務「選書と除籍について」 学校図書館コーディネーター

 見通しを持って、学校図書館の資料の更新を進めるために、どのように選書や除籍に取り組んだらよいか、学校図書館コーディネーターから説明をしました。ワークシートに、各校の課題を踏まえた選書や除籍の方針記入してもらい、年間計画を立てて実施することの大切さも実感してもらいました。

 

(2)    グループワーク「今年チャレンジしたいこと」 指導課 指導主事

 今年度の終わりにはこうなっていたらいいな、という自分の姿を思い浮かべて言葉にし、グループで共有してもらいました。

 

 柏市では、学校司書の経験に応じた研修を行い、全ての学校図書館でより良い支援が行われることを目指します。

第2回 学校司書全体研修会

 4/22(水)に第2回学校司書全体研修を行いました。
 柏市は年間を通して研修を実施し、学校司書の資質・技能の向上を図っていきます。一堂に会する研修は今年度初めてなので、新規採用の学校司書と新体制になった学校図書館支援チームの自己紹介をしました。

 

 続けて指導主事から「学校司書」への名称変更と学校司書の役割について説明を行いました。司書教諭をサポートし、両輪となって学校図書館の運営にかかわっていくことを確認しました。

 

・今年度の重点 ~学校司書として何にどう取り組むか~  教育専門アドバイザー

 令和8年度の取り組みの重点は、「学校図書館で『問い』をさがそう!~読む力、調べる力を学校図書館で~」 です。これを実現するために学校司書としてどう取り組んでいくか、その指針と具体的な方策についてお話しました。
 読書の階段を上がれるような選書と授業を支える資料提供で、「読む力」「調べる力」の育成を支援します。

 

 

・グループワーク 

①「本を使って自己紹介」
 4つのグループに分かれ、新学期にふさわしい本・おすすめの本を使った自己紹介をしました。
 自分と同じ苗字や名前の作者の絵本、季節を感じる本など、学校図書館オリエンテーションで活用できる工夫が多くみられました。

 

 

②「皆さんの学校ではどうしていますか?」
 事前のアンケートで募った「他の学校ではどうしているのか知りたい」ことをグループで話し合いました。
 先生方との打ち合わせ方法、子ども司書の活動、校務のデジタル化など日常の業務の悩みについて、経験やアイデアを共有しました。

 

・基本の仕事  学校図書館コーディネーター

 今年度も「基本の仕事」として、日常の業務にかかわる大切なことや変更点について共通理解を図っていきます。
 市立小中学校や市立図書館との相互貸借、蔵書点検について説明しました。

 

・ステップアップ研修 「体験 アニマシオンの世界」

『わすれられない おくりもの』(スーザン・バーレイ 作・絵 / 小川仁央 訳 評論社)を使って、読書のアニマシオンを体験しました。
 持ち物をあてるクイズ、3つの質問で登場人物をあてるゲーム等にグループで協力して挑戦し、大いに盛り上がりました。
 物語を集中して読み、挿絵を細部まで見ることで、登場人物の特徴や作品のテーマを深く読み取れます。アニマシオンは読書を楽しみながら、読解力を向上させることを体感してもらいました。

 

 オリエンテーションを終え、学校図書館の活用が本格的にスタートしました。児童生徒が自ら「問い」を探し課題を解決する学びの場となるよう、読書支援や調べ学習などの学習支援の充実に、柏市で一丸となって取り組んでいきます。

 

 

学校司書研修会(新規)・第1回学校司書研修会

今年度から名称が「学校司書」に変わります。気持ちも新たに新年度が始まりました。

【学校司書研修会(新規)】4/2(木)に沼南庁舎において新規採用者の研修が行われました。

研修内容は以下の通りです。

・勤務の心得(指導主事より)

・学校司書として大切にすること(教育専門有バイザーより)

・学校司書の実務について(学校図書館コーディネーターより)

・情報BOX・進級処理について(ITサポート員 教育システムより)

柏市の学校司書としてどのような存在であってほしいか、心構えや役割、大切にしてほしいことを学びました。実務については4月から始まるオリエンテーションの実演が行われました。イメージが膨らみ実感がわいてきます。6日(月)の始業式から担当校での勤務が始まります。

【第1回 学校司書研修会】

4/6(月)にWEBにて学校司書研修が行われました。

研修内容は以下の通りです。

・令和8年度の勤務について(指導主事より)

・今年度の重点について(教育専門アドバイザーより)

今年度の重点は『学校図書館で「問い」をさがそう!~読む力、調べる力を学校図書館で』です。読む力、調べる力を身につけるために行われる授業で、柏市の学校司書としてどのように支援をしていくのか方向性が示されています。3名の新しい仲間が加わり62名、全員が同じ目標に向かい学校図書館を支えます。

また、今年度は指導主事、アドバイザー、コーディネーター、ITサポート員が「学校図書館支援チーム」として全校を支援する体制も整いました。新体制で柏市の学校図書館をサポートしていきます。

第7回 学校図書館指導員研修会

3月18日(水)沼南庁舎にて、第7回学校図書館指導員研修会が行われました。


1 実技研修 学校図書館オリエンテーション

 ・教育専門アドバイザー 笹間ひろみ先生 ・学校図書館指導員リーダー4名


 はじめに、柏市学校図書館オリエンテーションの方針について、笹間先生よりお話がありました。マナー型(利用指導)と単元型(文献利用指導)を児童生徒の発達段階や経験、扱う単元に合わせて行います。毎年、全学級で実施していきます。教科学習で行う単元型は、Sagasokka!の活用も加え、情報活用能力の育成にもなります。

・小学校オリエンテーション

 小学1年 「本の借りかた」

小1OT

・中学校オリエンテーション

 中学3年 国語「薔薇のボタン」

中3OT

 オリエンテーションの準備として、小1〜6 1年間で身につけたい力を段階的にまとめているワークシート、中1〜3 単元型のワークシートがあります。新年度、「読む力」「調べる力」を育てる場が図書館という認識を持つ良いスタートを切るためにも活用したいツールです。


2 基本の仕事⑥

 学校図書館コーディネーターより、パスファインダーのお知らせや年度末の業務の確認と2026年度変更点について説明がありました。業務を行う上で、思い込みや更新できていない内容が、この基本の仕事の講義で再確認でき、情報を共有することができます。

基本の仕事

3 実践報告発表

 小学校4グループ、中学校2グループに分かれて、今年度の活動の中でも主に授業実践について発表を行いました。一人3分、授業支援の部分を中心に、事前打合せ、準備、授業での関わり、使用した資料、成果と課題など、指導員としてどんな働きをしたのかを発表しました。

発表

 発表終了後に、講評とこれからの柏市学校図書館について笹間先生よりお話がありました。

 令和7年度の重点目標は「学校図書館で疑問を解決しよう!」でした。今年度も数々の授業で図書が使われました。他校の取り組みを聞き、たくさんの発見がありました。来年度に活かしていきましょう。

 令和8年度の重点目標は「学校図書館で『問い』をさがそう!〜読む力、調べる力を学校図書館で〜」です。令和8年度版 学校図書館活用単元例<柏モデル>というリーフレットが参考になります。


・これからの柏市学校図書館について

 学校図書館の役割とは、「学校の教育課程に寄与し、児童生徒の学びを支える」ことです。このことを認識すると、限られた勤務時間で、業務の優先順位が見えてきます。
 また、読書のバリアフリーについてもできることから取り組んでいき、様々な立場の児童・生徒や悩みを抱えている子にも公平に向かい合えるような開かれた図書館も意識していきたいです。

講評


 研修後は、引き継ぎの時間がありました。指導員が1年かけて作成していく引継ぎファイルも柏市の財産です。異動する人は、異動先の引継ぎファイルを手に取ります。


 来年度は、学校図書館指導員から「学校司書」に名称が変更されます。これからも変わらず研修の時間を大切に、自己研鑽を重ねていきます。学校図書館の役割と重点目標を認識し、図書館が児童生徒の学びの中心となるよう取り組んでいきます。

互いを認め合い、時代とともに成長し続ける場所を目指して 中原中学校図書館

柏市立中原中学校は、新柏駅近くの閑静な住宅街と豊かな自然が調和する地域に位置しています。令和7年度には創立40周年の節目を迎え、記念行事が行われました。現在402名の生徒が在籍しています。プレハブ棟の2階にある図書館には、13000冊の蔵書と新聞・雑誌がそろっています。毎年7月と10月は新刊展示会が行われ、今年度も300冊以上の本が揃いました。新刊の味見読書をきっかけに普段、手に取らないジャンルの本に挑戦する生徒の姿も見受けられました。

令和7年度からの新しい取り組みとして朝読書が始まりました。朝の15分間、全校生徒が集中して読書に取り組みます。朝読書をさらに充実させるため、各クラスの図書委員は毎月、おすすめの学級文庫を選び、読書活動を推進しています。クラスの様子をリサーチし、楽しみながら本を選んでいます。

授業では国語科を中心に本を活用した学習が行われています。1年生の国語の授業では「ベンチ」の単元でPOPを作成し、出来上がった作品約130枚を図書館の廊下に掲示しました。キャッチコピーで目を引くもの、イラストを効果的に使ったもの、形が特徴的なものなど、どのPOPもこちらの想像力を豊かにしてくれています。

3年生の国語の授業では「持続可能な未来を創るために」をテーマに本や新聞、インターネットを使い、調べ学習を行いました。一人ひとりが今、私たちに何ができるのか学びを深めていました。

委員会ではイベント活動に力を入れています。例年、文化祭では「先生のおすすめ本」の掲示を作成しています。出来上がったものは本とともに展示され、多くの地域の方々に見ていただき、大変好評です。今年度はコラボ給食を5回行いました。読書フェアではコラボ給食と掛け合わせ、関連本を借りた人に図書委員がCanvaで手作りしたブックカバーを配布する取り組みを行いました。たくさんの生徒が図書館へ足を運び、イベントを楽しみました。

変わりゆく時代を生き抜く生徒たちのために、図書館にできることを模索しながら、知識を深め、情報活用能力を養う「学びの拠点」として、生徒たちの成長を応援し続けていきます。

第3回 司書教諭研修会

 1月26日(月)沼南庁舎にて、第3回 司書教諭研修会が開催されました。

➀学校図書館オリエンテーションの実際
 柏市教育専門アドバイザー 笹間ひろみ先生

 学校図書館オリエンテーションについて、柏市の基本方針をお話しいただきました。

 オリエンテーションは図書館の利用方法を学ぶ「利用指導」(マナー型)と、情報の利用方法を学ぶ「文献利用指導」(単元型)を合わせて行います。小学1年から中学3年まで学年が上がるにつれ、教科学習で行う単元型のウエイトが高くなります。教育課程の中に位置づけて全学年で実施し、情報活用能力の育成を図ります。

学校図書館オリエンテーションの実演

 笹間ひろみ先生と学校図書館指導員リーダーでオリエンテーションの実演をしました。

 

☆小学1年 国語「としょかんへ いこう」

 初めて図書館を使う1年生のオリエンテーションは4段階に分けて計画し、研修では2回目の「本を借りよう」を実演しました。

 


☆中学3年 国語「薔薇のボタン」

 読書活動の集大成の単元として、「読書の記録」を取る意義と本の情報の書き方を確認し、記録した本を紹介するオリエンテーションの実演をしました。

 
②パスファインダーを使ってみよう
 柏市教育専門アドバイザー 笹間ひろみ先生

 柏市の学校図書館が作成しているパスファインダーについて説明していただきました。

 小学3年~中学3年の教科書単元に合わせて、現在74のパスファインダーを作成しています。毎年学校図書館指導員の研修で更新作業を行い、より良い情報提供をし、授業での活用を推進しています。

 


③授業実践報告  講師:市内小学校 司書教諭
 学びを支える学校図書館を目指して
  ・司書教諭としての取り組み
  ・授業実践「行こう!日光!修学旅行」など

 12月8日の学校図書館指導員研修会と同じ内容で、司書教諭研修会でもお話しいただきました。

 司書教諭として学校全体の図書館活用を進めるために、
 ・年度初めに教員向け図書館オリエンテーションを実施し、見通しをもった年間計画を共有する
 ・各学年の図書館オリエンテーションは、司書教諭が指導事項を確認するワークシートを作成する
など、具体的な取り組みが紹介されました。

 情報活用能力を育成する授業実践として、小学6年生の修学旅行事前・事後学習の様子を報告していただきました。
 ・見通しをもって取り組めるように学習の流れを意識させる掲示物を作成する
 ・調べ学習の入り口に「Sagasokka!」を活用する
 ・図書館指導員がパスファインダーを作成し、資料を準備する
など、指導や支援のポイントを紹介していただきました。

④実践報告会
 グループに分かれ、自校の授業実践を報告しました。生成AIを使う時に図書を効果的に併用した授業など、学校図書館活用の実践を共有しました。


 今年度もまとめの時期になりました。来年度を見据え、司書教諭と学校図書館指導員が協働し、子どもの学びを支える学校図書館を目指します。

 

知的好奇心がグングン伸びることを応援できる場に 酒井根東小学校図書館

酒井根東小学校は児童数385人の学校です。

図書館は校舎の1階にあります。どの教室からも通いやすい場所にあり、活発に利用されています。

各学年に1台ずつブックカートがあり、学年貸出された図書が教室でも授業で活用されています。

1年生の生活科「あきをみつけよう」では、秋の公園で見つかりそうな落ち葉や生き物などを本から探し、秋みつけビンゴを作成しました。また、それを元に公園で秋のものを見つけました。

 

今年も秋の読書フェアでPOPコンテストを開催しました。クラス全員が取り組む学級もあり、138の個性あふれる作品が集まりました。

全校児童で投票した結果、2位には2年生の作品が入る快挙!!低学年のみんなもがんばりました。

 

酒井根東小学校は0類から9類まですべての本が一つの部屋にまとまっているので、本が選びやすいのですが、さらに1月から書架のサインを3桁の表示に切り替えました。

切り替え作業は図書委員が大活躍!

わかりやすく、スッキリした書架になりました!

本が移動したところもありますが、1年生も本のラベルの3桁の数字を見ながら上手に棚に戻しています。

 

その他にも、夏休みに3日間行われた調べる学習教室、図書委員が企画した読書でビンゴなどのイベント、子ども司書による1年生への読み聞かせ、図書館前の展示を小学生新聞の話題と連動させるなど、様々な取り組みを行っています。

これからも、子どもたちの知的好奇心がグングン伸びることを応援できるように使いやすく進化していきたいと思います。

「知りたい」「読みたい」をかなえる楽しい図書館を目指して! 中原小学校図書館 

柏市立中原小学校は、児童数661人の児童が通う小学校です。

昨年の3学期に図書館のリニューアルがあり、低学年と高学年で離れた場所にあった図書館が隣り合った2つの図書館になりました。

 

左側が8、9類の本や絵本、教科書に出てくる本などが置かれている「読書パーク」です。

ここをメインに使うクラスが多く、読書ボランティアさん主催の「読書の野原」(読書の記録)もこの部屋に掲示してあります。

1、2年生の野原には、花や葉っぱ以外に300冊読んだらもらえる鳥が貼られ始めました。

 

 

右側は、新たに図書館になった部屋で、0類から7類までの本が置かれた「情報パーク」です。ここには、大型モニターやホワイトボードがあります。

6年生が、国語「地域の施設を活用しよう」で政治について調べ、ホワイトボードに書いて発表しました。3年生は、国語「おすすめ図書カードをつくろう」を作成するため、読んだ本のおすすめポイントを発表し合いました。少しずつですが、授業に活用中です。

図書館の本を使っての授業は、各教室でも盛んにおこなわれています。5年生は、他校から借りた本も使って、総合で「福祉」について調べたことをまとめました。

2年生は、国語「お話びじゅつかん」でおすすめの場面の絵を描き、本の紹介をしました。

2学期には、大型モニターも入り、さらに授業しやすい環境になった新しい図書館。

もっと活用してもらえるような図書館を目指します。

 

笑顔いっぱい 夢いっぱい 心落ち着く子どもの居場所 田中北小ラーニングセンター

 田中北小は令和5年に移転し、自然豊かな環境で約1200人の子どもたちが学んでいます。校舎2階の中央に位置するラーニングセンターは吹き抜けで広々としており、多くの児童が利用しています。落ちついた雰囲気の中で、2クラスが同時に利用でき、子どもたちの学びを深める場となっています。 

 

 6年生の国語「きつねの窓」の授業では、登場人物を入れ替えて物語を作り、1年生に読み語りをしました。物語の構造がわかりやすいお話や音の響きが良い物語から1冊選び、問いかけをいれたり唱和することにより、一緒に楽しめる参加型読み語りを目指しました。読み聞かせとは違った読み語りに1年生は大喜びでした。

 

 1年生の国語やせいかつなどの授業では、担任と学校図書館指導員が授業に関係する本の読み聞かせをしています。子どもたちはいつも楽しそうに熱心に聞き入っています。本を通じて新しく学んだり、不思議に思うことを解決したり、その先の学びにつながるような活動を取り入れています。

 

 図書委員会では、運動会に関するクイズやラーニングセンターの安全な利用を呼びかける看板を作成しました。また、絵本を題材にしたスタンプラリーでは、多くの児童が完走しました。さらに給食メニューとコラボレーションした読み聞かせを行ったことで、給食はおいしく好評でした。

 

 今年度の柏市子ども司書養成講座受講者は19名。講座に加え、青空タイムや昼休みにラーニングセンターで読み聞かせやビブリオバトルを行いました。どちらも多くの児童や先生方が見に来ており大変好評でした。

 

 地域への取り組みとして毎週木曜日の放課後にはラーニングセンターを一般に開放しています。市民ボランティアの方にご協力いただき、地域の方へ読書の場所を提供し、地域に根差した取り組みを行っています。

 柏市立田中北小ラーニングセンターは、新しい発見の場、子どもたちの好奇心を満たす活動拠点として今後も広く活動していきます。

 

第6回学校図書館指導員研修会

12月8日(月)沼南庁舎にて、第6回学校図書館指導員研修会が行われました。

 

(1)実践報告 講師:市内小学校 司書教諭

「総合的な学習の時間『行こう!日光!修学旅行!』の実践および司書教諭としての年間の取り組みについて」

 教育課程に沿った図書館の利用や、計画的な読書活動、学校図書館を利用した学習の充実と情報活用能力の育成などについて、詳しく聞くことができました。学校図書館全体計画や年間計画を学校全体で共有することや、教員向け図書館オリエンテーションを実施することなど、具体的な方法について説明がありました。

 小学6年生の修学旅行の事前・事後学習で情報活用能力を育む授業の紹介もありました。「問い・引用・出典・要約(問いの答え)・自分の考え」を分けて考えられるワークシートを用意することや、ルーブリック評価を用いて活動の振り返りをすること、学校図書館指導員の支援のポイントなど、参考になる点がたくさんありました。

 

(2)基本の仕事

 選書や除籍などの実務について、学校図書館コーディネーターから説明があり、学校図書館に欠かせない業務の基本を確認しました。

 

(3)令和8年度版学校図書館活用単元例リーフレット改訂作業

 新たな活用単元や実践例を出し合い、リーフレットを改訂することは、来年度の授業支援に向けて貴重な情報共有の機会になりました。

 

(4)選書検討会

 小・中学校各10名程度のグループに分かれ、自校の学校図書館の課題を踏まえながら、今年度どんなねらいを持って選書したのかを発表し、意見交換しました。また、各校の選書リストの中から、授業で使いやすい本、読書におすすめの本などを紹介しました。

 

 選書検討会後には、柏市教育専門アドバイザー 笹間ひろみ先生より、日頃からねらいをもって本を選んでおくことが大切である、と講評がありました。

 

 今回の研修では、貴重な実践報告を聞き、学校図書館活用の推進には学校全体で協働して取り組むことが重要だということを学びました。そして、活用しやすい学校図書館を目指すためには、授業で使える本を揃えておくことが大切だということを再確認しました。それぞれが学んだことを各校に持ち帰り、これからの学校図書館活用につなげていきます。

 

第5回学校図書館指導員研修会

11月4日(火)、第5回学校図書館指導員研修会が実施されました。

まず、学校図書館コーディネーターより、「基本の仕事」の確認として、日々の業務にかかわる変更点や改めて共有すべき点について説明がありました。

次に、担当者ごとのグループに分かれ、パスファインダーの更新作業を行いました。

柏市の図書パスファインダーは、児童生徒の学習に最適な情報を提供できるよう、毎年、学校図書館指導員全員で更新作業を行っています。掲載した情報が学習内容やテーマに合致しているか、指導員が事前にチェックした原稿を持ち寄り、グループ内でひとつひとつ丁寧に確認しました。

 

今年度は、柏市学校図書館運営マニュアルの改訂にも取り組んでいます。マニュアルは、柏市学校図書館のあり方を示すもので、手に取った人に、柏市学校図書館の理念や、年間を通して図書館が学校のためにどのような役割を果たしているのかが伝わる内容のものです。改めてマニュアルを読むと、前回改訂作業を行った6年前に比べ、業務の内容が進化していることに気づきます。指導員一人ひとりが日々取り組んでいる地道な業務の積み重ねです。

 

ステップアップ研修では、学校図書館紹介を行いました。

まず、柏市教育専門アドバイザー笹間ひろみ先生より、今年度、校舎長寿命化工事によりリニューアルされた学校図書館の様子が、動画で紹介されました。

その後グループに分かれ、図書館活用の様子や書架の風景、自校の図書館の特色など、あらかじめ指定されたテーマに沿った写真を手に、各自の工夫を紹介し合いました。早速取り入れたくなるような魅力的な実践がたくさんあり、どのグループでも、熱心にメモを取ったり、質問したりする姿が多く見られました。

 

今回の研修も、時間があっという間に過ぎ去る密度の高いものでした。新たな学びを持ち帰り、学校での業務に活かしていきます。

 

学びの場、いこいの場として  柏市立土南部小学校図書館

 柏市立土南部小学校は児童数512名の、緑に囲まれた自然豊かな学校です。学校図書館は3階建ての細長い校舎の、2階の端に位置しています。2階反対の端のクラスまでには13の教室が間にあることを考えると、どのくらい長い廊下が続いているのか想像してもらえると思います。教室から遠い位置にもかかわらず笑顔で来館する児童の顔を見ると、嬉しい気持ちでいっぱいになります。

 

 土南部小学校図書館は2教室分の広さがあり、中央に1クラスの児童全員が座れる椅子と机が置かれ、周りを書架が囲んでいます。本は1万2千冊ほどあり、児童が使いやすい・分かりやすい図書館であるように心がけています。廊下には、地域ボランティア「おはなしジャングル」さんに読み聞かせしていただいた本を展示する棚もあります。いつも素敵な本を読んでいただいています。

 

 また、季節の展示や、児童の作品の展示も行っています。休み時間には1年生から6年生まで、「おはよう!」「こんにちは!」と元気いっぱいで図書館に来館します。

 

 本校では、授業に図書を取り入れる活動を積極的に行っています。

 1年生は生活科で校庭の周りにある小さな雑木林や野原で秋の虫探しをし、クラスで飼育しました。その際に図書館で「この虫はどんな名前?どうやって飼えばいいのかな?」など、その虫についての調べものをしました。調べる虫ごとにチームになって、紙芝居や絵本にまとめて発表することができました。最近では、国語の「はたらくじどう車」でも、働く車の仕事とつくりを本で調べています。児童それぞれの「はたらくじどう車」の本が出来上がるのが楽しみです。

 

 その他にも、本校では、柏市で行っている「子ども司書養成講座」を受講している5年生が5名います。昨年受講した6名は6年生になり、「子ども司書」として積極的に活動しています。読書の秋のイベントとして「読み聞かせ会」を自ら企画し、ポスター掲示や放送での宣伝、会場準備まで、協力して行っています。

 

 もちろん、図書委員会でも読書イベントを企画し、「読書の旅」を行いました。今年のテーマは「本の宝探し」です。6つのお題の本を探して読む、2つの問題を図書館の本を読んで答える、合計8つのお題をクリアすると栽培委員会とのコラボしおりがもらえます。どの本を借りるか、本を探して棚を行き来する姿が見られました。新しい本との出会いができたでしょうか?

 

 土南部小学校図書館は、本を読むのが好きな子、本との出会いを見つけにきた子、本で色々なことを知りたい子、好奇心や探求心でいっぱいの子どもたちを精一杯応援していきます。

「やってみよう つながろう」柏第三小学校図書館

 第4校舎の完成とともに新しい学校図書館が開館してから、約3年半が経ちました。

 学校図書館にはたくさんの窓があります。普段はカーテンが閉められていても、自然光がやさしく差し込み、館内は明るく保たれています。落ち着いた雰囲気の中で、読書や学習に集中できる環境が整っています。

【高学年のミニビブリオバトル ~人間性が豊かになる読書活動~】

 児童がおすすめの本を1冊選び、3分間で本の紹介をします。その後に1分間の質問タイムを経て、一番読みたいと思った本に投票します。自分が感動した本や面白いと感じた本を、どうやって言葉で相手に伝えれば良いか考えながら発表し、また相手の発表をしっかりと聞き取ったうえで、疑問を言語化して質問することができました。

 

【夏休み調べる学習教室 ~目標に向かって努力を続ける児童~】

 「柏市図書館を使った調べる学習コンクール」は、自分の興味のあることをテーマに、図書館の本や資料、インターネットサイトを使って深く調べ、まとめていく学びの活動です。

 「なぜ?」「どうして?」と問いを持ち、自ら調べ進める様子がみられました。調べたことを道筋立ててわかりやすくまとめ、図表や写真などを効果的に使う工夫をし、教室に来ていた30人弱の児童は、40枚から50枚の原稿を書きあげていました。

 

【特別支援学級の図書館支援 ~多様な子どもたちの読書機会の確保~】

 柏第三小学校図書館では、すべての子どもが「本と出会い、学び、楽しめる」図書館を目指して、大型絵本や電子書籍の活用、LLブック(やさしく読める本)の導入を推進しています。

 

【児童・ボランティアによる読み聞かせ ~子どもの読書への関心を高める取り組み~】

 図書委員会とあじさいの会による読み聞かせを実施しています。

「今日はどんな本かな?」とわくわくした表情で、たくさんの児童が学校図書館に集まります。「本っておもしろい」「次は自分で読んでみたい」そんな気持ちを育ててくれました。これからも、読み聞かせの時間を大切にしていきたいです。

 今年度の本校のテーマでもある「やってみよう」の気持ちで挑戦し、児童が、たくさんの本や児童と「つながる」図書館を目指していきます。

自ら学び、心豊かに 西原中学校図書館

 西原中学校は、柏市北西部の流山市との市境にある中学校で、1979年に設立されました。本校の学校目標「自ら学び、心豊かに」を大切に、日々図書館では読書活動を支えています。

 図書館では、2学期の始まりに合わせて新刊展示会を開催しました。図書委員の生徒たちは、夏休み前から準備を進めてきました。

 

 本の並べ方を工夫したり、「読んでみたい!」と思えるようなPOPを手作りしたりと、みんなで力を合わせて展示を完成させました。展示された本の前で足を止める生徒の姿も多く見られ、本との出会いを楽しく演出する、あたたかいスタートとなりました。

 

 3年生国語「薔薇のボタン」の授業で、テーマに添った選書をし、ひとり1冊おすすめの本を紹介しました。本を通して自分の考えを伝えたり、友達のおすすめに興味を持ったりすることで、読書の楽しさが広がりました。

 

 

 西原中学校図書委員会初の試み! 朝読書の時間を利用して、図書委員がクラスで読み聞かせやブックトークを行いました。ブックトークでは、委員のおすすめポイントに共感したり、感心したりする生徒も。本を通して、言葉や気持ちを共有する時間が朝の教室にあたたかく流れていました。

読み聞かせでは、物語の場面が進むにつれて、教室の空気が静かに集中モードに。図書委員が紹介する本に、生徒たちは自然と耳を傾けていました。

 

 

 本との出会いは、知識だけではなく、心の豊かさも育んでくれます。西原中学校の図書館は、本がきっかけとなって生徒が自ら学び、感じ、考える力を育てる場所になれるように、これからも成長をそっと支えていきたいと思います。

 

 

 

実りの秋 読書で心を育てよう!光ケ丘小学校図書館

 光ケ丘小学校図書館は、図工室・理科室・音楽室などがある棟に位置しているので、多くの児童が授業の

前や後に足を運んでくれます。

 児童数895人の学びと心を支えるひとつの場所として学校図書館も日々フル活動しています。

 

 3年生の国語の授業では、クラスの「生き物ブック」を、生き物の特徴や働きに注目しながら作成。

本でたくさん調べたことで“出典”の書き方も覚えました。

最初は、何を書けば良いのか戸惑っていた児童も作り方がわかったら、目を輝かせて自ら何冊も作り出す姿が見られました。

 5年生は、「大造じいさんとがん」の単元で、物語の山場を意識し本の帯を作成しました。

 「方言と共通語」の単元では、班ごとに方言クイズを作成しクイズ大会を授業参観で披露する準備をしています。

 

 1・2年生は、本を返却する前に、グループのみんなに自分の読んだ本の簡単紹介を毎時間おこなっています。

自分のおすすめの本を友だちに紹介することで、読書の楽しさを共有する体験をさせたいと考えています。

 

 校長先生のひと声で、全国各地のパンフレットが集まりました。

都道府県ごとに分けてファイリング。子どもたちが休み時間に手伝ってくれ大助かりです。

早速、4年生の総合の都道府県調べで大活躍しています。一人ひと都道府県を調べ、旅行案内のスライドを作ります。

本だけでなく、パンフレットなどいろいろなツールで調べ学習をおこなうと成果物に深みが増します。

 図書委員会では、秋の読書フェアの一環として「読書でビンゴ」をおこなっています。今年度は、一学期におこなった「しおりコンテスト」で全校から選ばれた人の作品が景品として貰えます。

 このイベントを通して、普段読まないジャンルに挑戦して読書の世界を広げるきっかけとなるといいです。

学校図書館指導員1・2年目研修

2学期が始まりました。まだまだ暑い日が続いていますが、児童・生徒は元気に登校しています。

9月9日(火)沼南庁舎にて1・2年目研修が行われました。

・研修① 授業支援~学校図書館指導員の役割~

 柏市教育専門アドバイザー笹間ひろみ先生より

 授業支援にかかわる学校図書館指導員の役割について講義が行われました。授業者とどのように連携したらよいか、どのような準備が必要か、またT2としての役割を具体的に学びました。日々の努力を重ねることで力量を上げることができます。より良い授業支援を行うために、1.2年目の指導員は真剣に講義を聞いていました。

・研修② より良い支援のために

 学校図書館コーディネーターより

 より良い支援を行うために、1学期の自身の業務内容を振り返り、2学期はどのように取り組んでいくか、事前に考えをまとめて研修に参加していただきました。一人一人の発表では共通の課題があることもわかり、コーディネーターからアドバイスも受けることができました。自身を振り返り、次につなげることは力量を上げるための第一歩になります。

・研修③ 選書リスト・おすすめ本・ブックトーク

 学校図書館コーディネーターより

 実務の確認を行いました。柏市学校図書館指導員は年1回新しく購入した本の中からおすすめ本を紹介しあい、情報交換をしています。おすすめ本を紹介しあう目的と、ブックトークの基本も確認しました。7月の研修で全員がブックトークを行いましたが、研修で学んだことは知識となり、刺激となり、2学期の支援につながっていました。

 内容の濃い研修が続いていますが、一人一人が懸命に学ぶ姿が見られ頼もしく感じます。2学期は授業支援や読書週間もあり学校図書館はとても忙しくも充実した季節になります。研修で学んだことを支えに、2学期もそれぞれの学校図書館のために全力で支援してまいります。

「誰もが 楽しく 過ごせる場所」 酒井根小学校図書館

 酒井根小学校スローガン「よく学び・よく遊び・だれもが楽しく過ごせる学校」のもとに、学校図書館でも様々な取り組みを行っています。

 館内は、読み聞かせなどを行う「絵本の部屋」と調べ学習などで使う「調べる部屋」の二つの部屋に分かれています。「絵本の部屋」では一つの本を友達と読んだり、上級生が下級生に読み聞かせをしたりと交流の場になっています。

 

 

 各学級の図書館割り当ての時間には、「調べる部屋」の資料を使った学習も行われています。

 

 2年生国語「すみれとあり」の単元では、花のたねや木の実のちえに関する本「ドングリとリス」で読書会を行いました。読書会の最後には、図鑑を見ながらドングリの絵を描き、リスになったつもりで森の中に貼り付ける活動をしました。出来上がった作品を図書館に掲示したところ、2年生の作品を見て興味を持ち、該当の本を借りていく児童も多く見られました。

 

  

 

 3年生国語「国語辞典の使い方」の単元では、国語辞典のきまりや使い方について学習し、意味調べを行いました。図書館の大きな机では教科書やノート、辞典等が余裕をもって広げることができるのも利点の一つです。4年生の「一つの花」の意味調べで「配給」という言葉を知った児童は、戦争中の暮しが分かる本を図書館の棚から探し出し、さらに詳しく意味を理解しようとする姿も見られました。

 

 

 図書館では、本だけでなくオンライン事典「Sagasokka!(さがそっか!)」を使った調べ学習も行っています。様々な教科で調べ学習を行う高学年だけでなく、低学年では生き物調べとして、「Sagasokka!(さがそっか!)」の画像や動画を使用する学年もありました。2学期からは図書館でも電子黒板が使えるようになり、タブレット端末を使った学習がさらに便利になりそうです。

 

 

 また、子ども司書の活動も大変盛んで、図書委員会と共に学校図書館の運営に力を発揮しています。本棚の整理整頓やおすすめ本のポップ、注意事項のポスター制作だけでなく、休み時間の読み聞かせや低学年の本探しを手伝うなどのレファレンスにも積極的に取り組んでいます。

 

 

 今後も授業支援や委員会活動、読書活動などの取り組みを通して、「誰もが楽しく過ごせる図書館」の実現を目指していきたいと思います。

 

世界を広げる「知りたい!」「読みたい!」を応援する学校図書館  柏第五中学校図書館

 柏五中は、近くを大堀川が流れ、移り変わる自然の美しさを日々感じることのできる場所にあります。

 恵まれた環境のもと、542名の生徒が45名の教職員と「共に創造し 思いやりを持ち 健やかに生きる」という学校教育目標にむかって、学習に取り組んでいます。

 柏五中の学校図書館は、特別棟の2階にあり、3年生のフロアとつながっています。1、2年生のフロアからもアクセスが良く、昼休みは多くの生徒で賑わいます。

〈柏第五中学校図書館〉

 授業での図書館活用は、国語を中心に、社会の自由進度学習、理科、英語、美術、家庭科などで利用されています。

 前期の国語では、図書館の資料を利用して、3年生が修学旅行の思い出を紀行文にしました。締めの一句には、それぞれの思い出がぎゅっとつまっています。

 

 理科では、2年生と3年生が調べる学習に挑戦。生き物の体の仕組みや、遺伝と進化をテーマに、個々の疑問・関心に従って本とPCを利用して調べました。はじめは何を課題とするか悩み、うまくいかないこともありますが、進めていくうちに自分なりの視点や疑問、知りたいことが出てくるようになりました。調べ方のイメージを持つことや、実際に手を動かして調べるという練習も大切です。

〈3年生の理科の調べる学習の様子〉

 

 学校図書館には調べる学習ハンドブックや参考となる資料が揃っています。

〈調べる手立ての資料や本のコーナー〉

  学校図書館では、調べる手立てや参考になる本を手に取りながら学習を進めることができます。

 調べる楽しさを知ると世界が広がります。調べる力を身につけることを通して、世界が広く開かれていくことを学校図書館は応援しています。

 コミュニティスクールが中心となり、前期に1年生の総合的な学習の時間でブックトークが行われました。

 五中学区では、読書推進の取り組みとして、地域の方々による読み聞かせが小学校で続けられてきました。中学校でも、人生を豊かにし、進む道を照らしてくれるような本との出会いを応援しようとコミュニティスクールがブックトークを企画し、学校図書館と協力して実現しました。地域の方の熱いブックトークを聞いて、

「紹介してくれる方の熱量がすごくて、読んでみたいと思った。」

「心に刺さる言葉が紹介されて、読んでみたいと思った。」

「自分と主人公の境遇が似ていて、その主人公の思いと重なった。」

などの感想が聞かれ、新しい本との出会いがたくさん生まれました。ブックトークの本は学校図書館の所蔵本から選んでいただいたので、ブックトーク後の図書館では、紹介された本がさっそく貸出されていました。

 地域と共に、子どもたちの成長を支え、豊かにしていくために一番いい方法を探っていきたいというコミュニティスクールの活動は、五中学区の読書推進においても次へとつながる取り組みとなりました。

〈地域の方のブックトークを聞いている様子〉

〈コミュニティスクールの皆さんと〉

 

 学校図書館の日常を支えているのは、図書委員会の生徒です。

 図書委員会が中心となってすすめる味見読書は、新着本がまとまって入る夏休み・冬休み前に実施します。限られた時間の中で少しずつ多くの本を手に取ることは、意外と難しいものですが、学年が上がるにしたがって本の味見も上手になっていきます。図書委員の説明と司会進行のおかげで、思いがけない本との出会いを楽しみにしてくれている生徒が増えています。

 毎日の開館や書架整理、イベントの開催や本の紹介、生徒への呼びかけ等、図書委員の仕事は多岐にわたり、忙しくもありますが、一人一人が責任感を持って臨み、本とのかかわりを楽しく豊かにする場所を作ってくれています。

 

 柏五中図書館は、生徒の「知りたい!」「読みたい!」気持ちを応援し、世界を広げる場所でありたいと思います。

 

 

第4回学校図書館指導員研修

 7月25日(金)沼南庁舎にて第4回学校図書館指導員研修が実施されました。

1学期の業務を終えた全校の学校図書館指導員が集い、情報交換や活発な学び合いが行われました。

 

・講義「基本の仕事」

 今年度3回目の「基本の仕事」の講義がありました。今回のテーマは「業務の補足事項」です。学校図書館コーディネーターから、問い合わせが多い案件や、業務に役立つツールについて解説がありました。

 

・ステップアップ研修「ブックトークをしよう!」

 1学期からグループごとに取り組んできた「授業で活用できる本」ブックリストが完成し、今回はこのブックリストの本を使ったブックトークの発表が行われました。

 まずは、同一単元の3人グループでそれぞれブックトークを行います。

 次に、21グループを3回に分けてブックトークを発表したり聞いたりしました。発表順のリストを見ながら希望する単元の発表を聞きに行きます。質疑応答の機会も設けられ活発な意見交換が展開されました。

 最後に、教育専門アドバイザー笹間ひろみ先生より感想と講評をいただきました。講義のテーマは「ブックトークをしよう! ~読みたい!調べたい!気持ちを引き出すヒケツ~」です。

 「授業で活用できる本」リスト作成とブックトーク実技研修のねらいは、学校図書館を活用した授業の推進、学校図書館指導員の力量向上、選書の充実、の3点です。どの学校にも必要な本があり、本の紹介ができ、単元で学校図書館が活用されていくことを目指します。

 

・グループワーク「選書検討会」

 今年度前期に購入した図書の選書リストの検討会を行いました。また、購入した新着本からおすすめの本を持ちより紹介し合いました。

 

 今回の学びが、学校図書館活用の授業を増やすとともに、どの学校でも同様な支援ができることに繋げられるよう、学校図書館指導員の共有財産として業務に活かしたいと思います。

 

令和7年度 司書教諭・学校図書館指導員合同研修会

 7月1日(火)沼南庁舎にて、司書教諭・学校図書館指導員合同研修会が実施されました。

<研修内容>

(1)講演「学校図書館の活用化を図るIII 〜図書資料の活用とまとめ〜」

   講師 学校図書館スーパーバイザー 藤田利江先生

 今年で3回目となる藤田先生の講演は、はじめにいつも通り学校図書館法に触れ、学校図書館の目的や役割を確認しました。教員と学校司書の職務については、職務の役割分担を共通理解していることが大切ということや学習指導要領にも触れ、学校図書館などを利用し、学習活動における学校図書館活用の必要性を再度理解しました。

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 ワークショップでは、6つのワークシートを順番に体験していきました。

 小学2年生と小学5年生の引用の仕方を教える方法、要約の仕方、マトリックス表の説明、年鑑や百科事典の使い方などポイントを聞きながら取り組みました。「分からなかったことが調べたら分かったという体験を数多くさせていくことが大事」という言葉が心に残りました。

 学校司書の仕事として、課題に対応する教材(資料)を探すことが大切というアドバイスをいただきました。また、学校図書館が学習の重要な拠点になるために、調べ学習や授業で使う本のリストの紹介がありました。0〜8類の本を充実させることが学習センターとして機能するになるというお話でした。

 今回も情報活用、図書資料についてご教授いただき、これからの時代に求められる学校図書館の役割やさらなる可能性について深く考えるきっかけになる講演でした。


 講演の後の研修は、小学校と中学校が2か所の会場に分かれました。

(2)研修「Sagasokka!を使ってみよう」

   ポプラ社 有住春香さん 木村英子さん

 「Sagasokka!」を使用し、ポプラ社作成の研修用ワークシートの問題を解いていきました。答えを探すにあたって、便利な操作や検索のことばのポイントなどサイトの活用の仕方を教えていただきました。

(3)研修「LibraryNAVIを使ってみよう」

   笹間教育専門アドバイサー

 LibraryNAVIという「図書館利用者をナビゲートする、手のひらサイズのじゃばら折りリーフレット」の作り方と利用の仕方を教わりました。このツールを使用する時は、必ず表紙に「LibraryNAVI」のロゴを入れます。実際に用紙を斜めに切り、折ってみると、見出しの場所やあとがきの記入欄などが分かりました。生き物ひみつブックや修学旅行ガイドブック、文豪ナビカードなど様々な調べ学習のまとめとして使えます。学校の先生方にぜひおすすめしたいツールです。

 司書教諭と学校図書館指導員が共に研修を受ける貴重な時間に、主に調べ学習をさらに発展させていく方法を学ぶことができた研修でした。9月から学校図書館が探求の学習においてさらに活用されていくことでしょう。

土っ子が 学ぶ 楽しむ 土小学校図書館

 

 土小学校図書館は、4年前の校舎のリニューアル工事で、3教室と廊下を含めて1つの図書館になったおかげで、

広くてきれいな図書館です。畳敷きの部屋からは土っ子デッキに出られるので、天気の良い日にはそこで本を読む

姿も見られます。

 

 3年生は授業で国語辞典の使い方を学習した後に、図書館割り当ての授業には辞書引きを行っています。

3分間に8つの言葉を辞書で引きます。最初の頃は辞書を引くのも慣れない手つきでなかなか進みませんでした。

最近では時間内に余裕でできる人もあらわれるようになりました。日々の積み重ねの大切さを感じます。

 

 

 

 

 辞書引きの後は、国語でクラスの「生き物ブック」を作成するために、生き物の特徴について本で調べます。

調べたことをワークシートに記入した後に、各自でまとめをします。そして全員が書いたものを一つにまとめて、

クラスの生き物ブックを作成し学校図書館に展示します。

 

 

 

 

   4年生は、国語の「リーフレットでほうこく」で、自分で調べたことをリーフレットにまとめる学習を行ってい

ます。まず最初に自分の調べるテーマを決めるために、太陽チャートを使って考えます。そして、調べたいテーマ

が決まった人は、テーマについて調べることを3つ決めてから、結果の予想を立てます。それから本やネットで調べ

始めます。

 

 

 

 それ以外にも、2年生は国語の生き物クイズでしらせよう、5・6年生は総合で探求学習と、

各学年で調べ学習を行っていますので、学校図書館の本が次々と借りられていきます。

 

 図書委員会では1学期のイベントに「読書でビンゴ」を行っています。

各学年に配られたビンゴシートに書かれたマス目の本を借りるとスタンプがもらえます。

スタンプを集めた数で、図書委員が作ったしおりや本の表紙カバーで作ったクリアファイルや

図書ボランティアの方が作成した本の表紙カバーのエコバッグがもらえます。

特に、一つしかない絵柄のエコバッグは大人気で、もらったエコバッグに借りた本を入れて持ち歩く人もいます。

 

 

 土小では年に9回、読書の日があります。

読書の日には図書ボランティアの方々が、学校図書館ではペープサートや大型紙芝居、

教室では絵本の読み聞かせがあります。読み聞かせのないクラスは、教室で読書をします。

6月の読書の日は、学校図書館で2年生に「たべられたやまんば」の紙芝居です。ボランティアの方の迫力

ある実演に、子どもたちもお話の世界を楽しんでいました。

 

 

 図書ボランティアの方々は、季節ごとに学校図書館の飾りつけも行っています。

6月は雨の季節ということで、図書館内にはあじさいなどの飾りつけがされています。それにあわせて雨にちなんだ

お話や、かえるやかたつむりなどの生き物の本、天気の本などを展示しています。展示された本を子どもたちが

借りていくので、追加で並べることもあります。

 

 このように学校図書館は、土っ子にとって本で学ぶだけではなく、楽しめる場所にもなっています。

これからも土っ子たちが、さらに興味の幅を広げられる学校図書館を目指しています。

 

 

夢や希望を育む 柏第二小学校図書館

柏第二小学校は、創立135年を超える歴史ある小学校です。

図書館は2か所あり、第一図書館に9類、第二図書館には0~8類の本が配架されています。

全クラスが割り当ての時間に利用し、とても活気のある図書館です。

◆第一図書館

◆第一図書館

 

◆第二図書館

 

令和7年度の柏市学校図書館の取り組みの重点は、「学校図書館で疑問を解決しよう!」です。

柏第二小学校では、授業での図書館活用が積極的に行われています。

授業の様子をご紹介します。

 

◆2年生国語~「生きものクイズ」でしらせよう~では、

まずは第二図書館にある4類と6類の本を使い、興味がある生き物について調べ、

それぞれの特徴や初めて知ったこと、驚いたことなどをワークシートに記入していきました。

「これは知らなかった!」「動物ってすごいね!」こういった声がたくさんあり、新しい発見ができたようです。

そのあと、調べた生き物の中から1つを選んでクイズを作りました。

自分で調べたことからクイズを作るのは、とても楽しいですね。

 

◆6年生国語~考えを図や表に~では、

太陽チャートを使用し、どんな仕事があるかを調べ、そこから出た疑問について

本やインターネットで調べ学習をしました。

職業の種類の多さに驚いたり、自分に合う仕事ってなんだろうと考える良いきっかけにもなったようです。

 

◆6年生国語~「読書タイムライン」を作って交流しよう~では、

1年生から記入している読書の記録をもとに、6年間の読書タイムラインを作成。

その中から自分のルーツとなる3冊をテーマを決めて選び出し

実際に本を手に取りルーツシートに記入し、グループ内で発表し合いました。

今までの記録を振り返り、「この本、懐かしい!」「こわい話が好きだったな~」

「昆虫の本ばかり読んでる!」という声が、たくさん聞こえてきましたよ。

 

 

柏第二小学校の教育目標である「夢や目標に向かって歩み続ける、心豊かな児童の育成」の実現に向けて、

今年度も授業支援の充実や図書委員会活動に尽力し、心の栄養になる本との出会いの場となるよう、

図書館活用推進に取り組んでいきます。

 

知識と心を満たす図書館へ  豊四季中学校図書館

 豊四季中学校は、平成2年に柏中学校から分離独立し、今年で創立35年になる市内では2番目に新しい中学校です。

 現在473名の生徒が在籍していて、特別教室棟の2階にある明るく広い図書館には、12,000冊の蔵書と新聞・雑誌がそろっています。

 

 学習活動の場としては、授業での活用が中心です。多くの教科、単元で活用されるよう、役立つ資料選びと情報提供は欠かせません。

 環境整備にも努め、学習コーナーを常設して授業内容を深めるための本を展示しています。

 

 1年生技術「生物育成の技術」の授業で、本とタブレットを併用してカブについて調べました。下の写真は、本葉の出た苗の植え替え作業の様子です。調べたことを生かして、おいしいカブが収穫できるといいですね。

 

 読書活動を盛り上げ支えてくれるのは、本と図書館が大好きな図書委員たち。利用者を増やすことを目標に活動しています。開館時のカウンター当番と書架整理などはもちろん、お昼の放送でのブックトーク、POP作り、イベントの計画と実施などに取り組んでいます。

 図書委員がおすすめする本は関心が高く、すぐに貸出になります。

 

 おすすめの本を、何の本かわからないように袋に入れた「文庫X」も大好評でした。図書委員が、どの本を入れるか迷いながらも楽しく作った力作ぞろい。借りる人は、図書委員のおすすめポイントを読んで選びます。

 カウンター当番の図書委員が作った「文庫X」が貸出になると、思わずにっこり。本を通して交流が生まれます。

 

 令和7年度は始まったばかり。これからも、たくさんの本との出合いをつなぎ、知識と心を満たせる場所であるよう尽力していきます。

 豊四季中学校図書館は、皆さんを全力で応援しています。

 

 

 

 

第3回学校図書館指導員研修

 5月23日(金)沼南庁舎にて第3回学校図書館指導員研修が行われました。

久しぶりに昼食をはさんだ5時間研修で、実践的な内容の研修をじっくりと行うことができました。

 

・ステップアップ研修「Canvaでできること」 

 オンラインで使えるグラフィックデザインツールCanvaの使い方を学びました。ITアドバイザー田中香穂里さんから説明を受けながら、豊富なテンプレートを使ったポスターの作成や、AI画像生成の機能を使った童話の挿絵作りに挑戦しました。

・グループワーク「授業で活用できる本」ブックリスト作り

 授業に必要な資料を選書、購入し、活用につなげていくことは学校図書館の重要な役割の一つです。今回は、3人一組となって、国語の授業で活用できる本のリスト作りを行いました。7月の研修ではこのブックリストの本を使ったブックトークの発表も予定されています。リストを作るだけでなく、授業の中で本を活用してもらうためのブックトークまでを一連の研修として取り組んでいきます。

 

・講義「基本の仕事」

 今年度2回目となる「基本の仕事」の講義がありました。今回のテーマは「蔵書点検」です。学校図書館コーディネーターより、今年度から変更になった点や注意点などについて解説がありました。

 

・ステップアップ研修「読書感想文の書き方」

 教育専門アドバイザー笹間ひろみ先生より、「始め、中、終わり」に分けてメモを作ってから感想文を書く方法や、T1である担当教諭が声がけや質問をしながら子どもたちの気持ちや考えを引き出す方法などについて講義がありました。図書館指導員がT2として授業支援を行う際にも、参考になるポイントがたくさんありました。

 

・ステップアップ研修「POP作成実技研修」

 笹間先生より説明があった、POP作成時の注意点を踏まえ、実際にPOPの作成を行いました。20分間という短い時間でしたが、魅力的な作品が次々に出来上がりました。

 出来上がった作品を鑑賞する時間も設けられ、キャッチコピーやおすすめのポイントがカラフルに描かれたPOPを見ながら、本を通した交流をすることができました。

 

・新刊展示会

 研修の最後には、沼南庁舎5階で開催されていた、日本出版販売株式会社主催「柏市新刊児童書展示会」に参加しました。教科別おすすめ図書や、読書バリアフリーの本、おすすめの新刊などを、実際に手に取りながら選書できる貴重な機会となりました。

 

 今回の研修では実技やグループワークにも取り組み、仲間たちと切磋琢磨しながら、たくさんのことを学ぶことができました。それぞれの勤務校で今回学んだことを実践し、より良い学校図書館活用につなげていきます。

 

豊かな心の中心で   豊小学校図書館

 昨年45周年を迎えた豊小学校は、二階建てのL字型校舎。図書館は校庭に面するちょっと出っ張った建物、

学校のおへそのような場所です。

 図書館に入ると、学校のシンボルキャラクター「すくちゃん」「すくすくん」がお出迎えしてくれます。

(季節ごとにお着替えします。)他にも、館内は季節の装飾が子ども達を楽しませてくれます。すべて図書装飾

ボランティアさんの力作です。4月には「入学・進級おめでとう」が飾られていました。

 

 室内は調べ学習ができる机と椅子のコーナー、そしてじゅうたん敷の小上がり部分では靴を脱いで

ゆっくりと本が読めるスペースがあります。

休み時間にはゆっくりと読書を楽しんだり、友だちと一緒に会議をしたり、本に親しむ子ども達で

あふれています。

 

図書委員も貸し出し返却の仕事はもちろん、おすすめの本のPOPを描いたり、乱れている本棚を

直したりしっかりと仕事をしています。

時には図書委員のお手伝いをする低学年の子ども達の姿も見られます。

 

学校図書館は読書を楽しむだけの場所ではありません。授業でもいろいろな本を活用しています。

そして、出来上がった作品を図書館にたくさん置いています。

生き物を調べてクイズにしたもの、生き物の生態をわかりやすくまとめたもの。

昨年3年生は、柏の農家お助け隊!として、野菜の育て方、食べ方、栄養素などの魅力を新聞や

リーフレットにまとめました。これらは実際に「しょうなん道の駅」に置いていただきました。

 

不思議な短いお話「ショートショート」を読んで、一人一作品を作りました。一冊のショートショート集にしたものは、有名な作家さん顔負けの傑作集です。

詩集『のはらうた』を読み、「詩っておもしろい!私たちにも書けそう!書きたい!」と小さな詩人たちが

まとめた「豊小 のはらうた」もできました。

 

どれも本を読むことから生まれた作品です。

 

先生方からのおすすめ本のPOPも子ども達の楽しみの一つです。

楽しい素敵なPOPのついた本は、すぐに貸し出し中になります。

 

図書館長は小泉弘代校長先生。本が大好きな館長からのメッセージです。

「豊小の学校図書館は、子ども達が笑顔になって本に夢中になれる温かな場所です。素敵な図書館があって、

子ども達は幸せです。小学生で読書の楽しさが実感できたら一生の宝です。だからこの学校図書館で読書の

魅力を十分に味わってほしいと願っています。 小泉弘代。」

館長の好きな作家さんはヨシタケシンスケさん。子ども達にも大人気!

 

豊小の学校図書館は、たくさんの人たちに支えられ、子ども達の心を豊かにする中心となる大切な場所です。

第2回新人研修・2,3年目研修

大型連休も終わり、授業や行事での学校図書館活用が本格的に始まりました。
5/8(木)、沼南庁舎において学校図書館指導員の新人研修と2・3年目研修が行われました。

【第2回新人研修】
★実務 「選書と除籍について」(学校図書館コーディネーターより)
「読書センター」「学習センター」「情報センター」として学校図書館の機能を果たすためには、
選書と除籍を適切に行って整備することが大切です。PCを使って、選書作業を丁寧に確認しました。

 

★講義「市立図書館との連携」(指導主事より)
柏市では学校図書館と市立図書館が連携して、子どもたちの学習を支援しています。
市立図書館からの学校貸出や、協同して取り組んでいる「子ども司書養成講座」・
「市内中学生ビブリオバトル」などについて説明がありました。

 

★講義「よりよい支援のために」(教育専門アドバイザー 笹間ひろみ先生より)
1ヶ月間の勤務を振り返って、自校の図書館を知り、見通しをもって仕事ができているか、
心構えとして大切なことをお話しいただきました。
先輩指導員の授業支援の様子を写真で紹介していただきました。
学校図書館指導員は子どもたちの学びを支える役割を担っていることを改めて心に留めました。

 

【2・3年目研修】
★実務・ステップアップ研修「学校図書館の整備」(学校図書館コーディネーターより)
選書・除籍の目的と留意点について確認した後、ステップアップ研修を行いました。
まず自校の蔵書構成の課題を把握し、それらを解決するための選書方針を立てて発表しました。
選書の悩みや疑問を共有し、対処法を考えました。学んだことを前期の選書作業に生かしていきます。

 

★講義「よりよい支援のために」」(教育専門アドバイザー 笹間ひろみ先生より)
柏市の学校図書館では、年度の初めに「環境・運営チェックシート」を用いて自校の図書館の課題を知り、
改善に努めています。笹間先生よりチェック項目の趣旨をお話しいただき、学校図書館指導員は
学校職員の一員として、子どもたちの学びを支える大きな役割を果たしていることを再確認しました。

 

★グループワーク「今年度チャレンジしたいこと」
「今年度チャレンジしたいこと」についてグループで共有したあと、一人ずつ具体的な目標を宣言しました。
「読書会」や「アニマシオン」「新聞の活用」など意欲的で楽しみな発表が聞かれました。

学校図書館が子どもたちにとって楽しい場所、ほっとする場所、知識へのあこがれの場所であるために、
研修で学んだことと仲間のつながりを大切にして力を尽くしていきます。

第2回学校図書館指導員研修

4/23(水)に、対面では今年度初めてとなる学校図書館指導員研修会が実施されました。

新規採用者や勤務校を異動した者が数多くいる中、新たなスタートにそれぞれが期待を胸に抱き、学びに臨む場となりました。

 

例年通り、新年度のスタッフ紹介と新規採用者の紹介から研修は始まりました。

続いて、指導主事より、学校図書館指導員の役割について講義がありました。

講義を通して、指導員の仕事とは、司書教諭や担任の先生と両輪となって、子どもたちの学びを支える大変重要なものであるということを再確認しました。

 

次に、教育専門アドバイザーより、今年度の柏市学校図書館の取り組みの重点について講義がありました。

今年度のテーマは、「学校図書館で疑問を解決しよう!」です。子どもたちが調べる力を効果的に伸ばしていくことができるよう、柏市学校図書館では、本やインターネットを活用した資料提供や調べ学習に適した環境整備に取り組んでいきます。

また、読書活動では、子どもたちの読解力を育むことを目指し、学齢や個々の興味関心に合わせた本をそろえ、支援にあたっていきます。

 

 グループワークでは、各学校でオリエンテーションのとき実際に子どもたちの前で行っている自己紹介の実演を行いました。

子どもたちを一瞬で引き込む趣向を凝らした自己紹介の数々に、どのグループも大変活気のある様子でした。

自己紹介の後は、それぞれが日ごろから疑問に思っていることを持ち寄り、意見交換を行いました。

 

今年度の研修では、年間を通して、学校図書館コーディネーターより「基本の仕事」をおさらいする講義があります。

第一回目は、新年度になって変更になった手続等について詳しく解説がありました。

 

仲間の顔を見て実践に触れると、明日からの学校勤務に向けて活力がわいてきます。

今年度も、子どもたちの学びのため、大いに力を発揮していきます。

新人研修・第1回学校図書館指導員研修

新年度が始まりました。今年度も柏市立の小中学校63校全てに、学校図書館指導員が配置されます。

【新人研修】

4/2(水)に沼南庁舎において新人研修が実施されました。学校図書館の役割や大切にすること、実務について学びました。

研修の内容は以下の通りです。

・勤務の心得(指導主事より)

・学校図書館指導員として大切にすること(教育専門アドバイザー 笹間ひろみ先生より)

・学校図書館指導員の実務について(学校図書館コーディネーターより)

・情報BOX・進級処理について(ITサポート員 株式会社教育システム 本間達哉氏より)

・学校図書館オリエンテーションについて(学校図書館指導員リーダーによる実演)

学校図書館指導員リーダーによる、オリエンテーションでの「自己紹介」の実演が行われました。絵本を使ったり、手作りのアイテムを使ったりの自己紹介は工夫があり、わくわくします。

7日の始業式から、63名の仲間とともに担当校での勤務が始まります。

 

【第1回 学校図書館指導員研修】

4/7(月)にWebにて学校図書館指導員研修が実施されました。

研修の内容は以下の通りです。

・令和7年度の勤務について(指導主事より)

・前年から変更された業務について(指導主事より)

・今年度の重点について(教育専門アドバイザー 笹間ひろみ先生より)

今年度の重点は「学校図書館で疑問を解決しよう!」です。授業を支える資料提供、課題解決型の授業支援、「読む」力を身につける読書指導など、具体的な見通しを持つことができる講義をいただきました。

子どもたちの学びと先生方の授業づくりを応援する学校図書館を、力をあわせて目指します。

第6回 学校図書館指導員研修会

3月19日(水)沼南庁舎にて第6回学校図書館指導員研修会が行われました。

①    実践報告発表

 今年度、各校で実践した授業支援について、小学校4グループ、中学校2グループに分かれて発表を行いました。担当教諭との打ち合わせ方法や、役に立った資料、パスファインダー、レファレンスの工夫など、具体的な事例を共有することができました。

・小学校グループの発表

小学校グループの発表

・中学校グループの発表

中学校グループの発表

 

②    実践報告講評と来年度に向けた取り組みについて

  柏市教育専門アドバイザー 笹間ひろみ先生

 令和6年度、柏市の学校図書館では、「教科学習での図書館活用」を重点目標として授業支援に取り組んできました。笹間先生より、「今年度は国語だけでなく、様々な教科の実践が数多く報告されていました。」と講評がありました。

 令和7年度の重点目標は「学校図書館で疑問を解決しよう!」です。学校図書館は読書を楽しむだけの場所ではなく、子どもたちが自らの考えを深め、疑問を解決する場所であるため、「読む力」を身につけるための読書指導や、授業に適した資料提供が大切だというお話もありました。読書指導の方法として、発達段階に応じた読書やビブリオバトルの具体的な方法も紹介していただきました。

 

③    実技研修 学校図書館オリエンテーション ~小学校・中学校でのオリエンテーションの実演~

  柏市教育専門アドバイザー 笹間ひろみ先生

  指導主事 羽山英男先生、学校図書館指導員リーダー4名

 笹間先生より、オリエンテーションは、情報活用能力の育成に欠かせない重要な活動であり、図書館の利用指導と文献利用指導をそれぞれの学年に合わせた内容で行うことが大切だというお話がありました。

 今回は、小学6年生、中学2年生の授業単元の中で、調べ学習のテーマから疑問を作る方法や、図書やインターネットから情報を収集する方法、調べもの情報カードの書き方などを盛り込んだオリエンテーションの実演が行われました。担当教諭と学校図書館指導員がどのように協働してオリエンテーションを行っていくのかを、実際に使用するワークシートやパスファインダーを見ながら、具体的に学ぶことができました。

・小学校オリエンテーション実演

小学校オリエンテーション実演

 ・中学校オリエンテーション実演

中学校オリエンテーション実演

 

 来年度の研修は、指導員からのリクエストも反映され、課題解決やさらなるスキルアップを目指す内容が予定されています。柏市学校図書館指導員は、これからも、より良い図書館活用の推進に取り組んでいきます。

リニューアルされた図書館で 富勢東小学校

 富勢東小学校は全校児童100名ほどの小規模校です。

 少人数であることを活かして、全校遠足など異年齢での交流が盛んに行われており、童謡の「一年生になったら」の歌詞にならうなら、1年生から6年生まで、まさに“ともだち100人”で学校生活をおくっています。

 

図書館がリニューアルされました

 富勢東小の学校図書館は、日当たりのいい三階の一角にあります。

図書館の入口

 

 

 一昨年までは、少し離れた場所に、低学年用の第二図書室がありましたが、昨年”引っ越し“をして、図書館をひとつにしました。そして、今年度は隣の準備室を絵本のコーナーに改装し、書棚のレイアウトも変更して、使い勝手のいい図書館として生まれ変わりました。

本を選ぶ児童

 

 絵本のコーナーは上履きを脱いで入室するようになっており、床に座ったり、備えつけられた椅子に腰かけたりして、リラックスして読書を楽しめる場所になっています。読み聞かせも、この場所で楽しみます。

 ふとのぞいてみると、一年生が床に広げた本を数人でかこみながら、楽しそうに言葉を交わしているのを見かけました。これからも、より多くの絵本に親しんでもらえる場所となってくれるのではないでしょうか。

絵本コーナー 

 

 

学習の場としての図書館

 授業でもいろいろな単元で、図書館を活用しています。習った内容をクイズ形式でふりかえったり、本で調べたことをさらに外国語の授業で文章にして発表したりと、学習の内容をより深められる授業につなげることができました。

授業風景   

 

 

図書委員、大活躍!

 図書委員会の存在も、学校図書館には欠かせません。富勢東小の委員会は、イベントやコーナー作りなど、意見を出し合って活動しています。

 今年度の秋の読書フェアでは、ビンゴの内容や、景品などを自分たちで作成し、読み聞かせやクイズなどを楽しみながら、参加できるように工夫をしました。

 おすすめ本や、季節ごとの特集コーナーも図書委員の発案で設置しています。

図書ビンゴ 

 


 子どもたちが図書館に親しむことで、読書体験だけではない、様々な可能性を広げていける場所として、新しくなった図書館に今後も期待したいです。

 

学びと成長のある富勢中学校図書館へ

 本年度で開校78周年を迎えた富勢中学校は、根戸の高台にあり、正門前の坂道からは見事な富士山が見えるのが自慢です。学校図書館は1階の中央にあり、大変利用しやすく、昼休みなどにはいつもたくさん生徒たちがやってきて本を借りていきます。本年度から図書の配架位置を大きく見直し、利用頻度の高い分野ではラベルも細かく表示して探しやすくしました。館内案内図も見やすく改善しました。

  

 

 

 

 

 

 

 毎年4月には、1年生に図書館利用のオリエンテーション、5月には全学年に調べ学習に必要な引用と著作権の指導を行っています。廊下掲示では、図書に関するニュースや図書館だより、指導員だよりによるお知らせなどを掲示しています。秋の読書週間では、先生たちによる「推し本」コーナーを設けて、校長先生の学校ブログでも紹介されました。3学期には、3年生の家庭科作品(小学生に読み聞かせする想定で作成したオリジナル絵本)の展示も行い、他教科との連携に努めています。

 

 

 

 

 

 

 

  読書の幅を広げることを目的に、7月と12月に行われる「新着本展示会(味見読書)」が大好評で、これをきっかけに来館する生徒が増えてきました。また、生徒の関心や要望、ニュース等に合わせて設ける特設コーナーは、話題の提供と貸出の促進を図る上で大きな力となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本校で力を入れているのが調べ学習です。「体験したことを『学び』という経験に変える」をテーマに、図書館資料やネット情報などを活用して、課題解決に向けた調べ学習を共同で進め、発表しています。そのため図書館では、先生方との事前打ち合わせを繰り返し、図書の選定から借用などを進め、結果をレファレンスにまとめています。

 

 

 

 

 

 

 

 「お話給食」は、令和4年度から始まり、本校の特色ある図書館活動の一つになっています。「読書から食事を、食事から読書を」テーマに、図書委員会が推進役となり、毎年4、5回ほど実施しています。図書館活動を支え、推進する図書委員会では、全員で、新着本のPOPづくりを行って図書のおもしろさなどを紹介しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 これからも富勢中学校図書館は、生徒がまた来たくなる「学びと成長を支えるリソース・センター」として、一層の充実を図り、活動の改善に努めてまいります。

 

「自分で考え、判断し、行動できる逆井っ子」に 逆井小学校図書館

柏市の南に位置する逆井小学校は、現在児童288名、1クラスの人数が25人前後の小学校です。 
そんな逆井小学校の図書館は、0類から8類までを中心とした図書室と9類と絵本を中心とした読書ルームの2部屋に分かれています。 

自分で考える力のベースになるように、図書の時間には教科書に紹介されている本を1人でじっくり読む活動をしています。 
国語の教科書に掲載されている本のリストを手に読みたい本を探し、読み終わったら先生にスタンプをもらいます。 
「読んでみたら意外とおもしろかった」という声も聞こえ、読書の幅を広げる良い出会いになっているようです。

 

5年生の≪「図書すいせん会」をしよう≫という国語の学習で作成した「新聞」「ポスター」「POP」「帯」を読書ルームに展示しました。作品を見た全校児童と先生に投票してもらった結果、4名の作品が優秀作品として選ばれ表彰されました。 
4年生は来年は自分の番だと感じていたようです。

 

 

秋のブックフェアでは、指定された本を読むことでスタンプをもらう「読書でビンゴ」を行いました。今年は、図書委員が考えた「図書クイズ」に解答することでもスタンプをもらえるようにしました。 
図書委員が一生懸命問題を考えたので、参加した児童は楽しく問題に取り組めました。 

 

本を読むことや知ることを楽しいと思う居心地の良い図書館、また「自分で考え、判断し、行動」するための知識を育む図書館を目指しています。

第3回司書教諭研修会

 1月27日(月)沼南庁舎にて第3回司書教諭研修が行われました。

➀学校図書館オリエンテーションの実際

 柏市教育専門アドバイザー 笹間ひろみ先生

 柏市学校図書館は基本方針として全学年でオリエンテーションを行います。オリエンテーションでは「図書館の利用指導」と「文献利用指導」をそれそれの学年に合わせた内容で行うことが必要です。オリエンテーションの重要性を確認するとともに授業の中でどのように位置づけ、取り組んでいけばよいか、具体的なお話がありました。

・学校図書館オリエンテーションの実演

 教育専門アドバイザー笹間ひろみ先生と学校図書館指導員リーダーによる小学校オリエンテーションの実演

6年生修学旅行(日光)の調べ学習をオリエンテーションとして、さらに国語「考えを図や表に」の学習を合わせた授業の実演が行われました。教員が行う授業の中で、資料活用の説明は学校図書館指導員が行います。役割分担は明確で、柏市が目指す「教員と学校図書館指導員が両輪」となり行われる授業の形を見ることができました。

 

指導課羽山英男先生と学校図書館指導員リーダーによる中学校オリエンテーションの実演

 中学2年生国語「夢を跳ぶ」の単元を取り入れたオリエンテーションの実演です。小学校から学んできた調べ学習の方法を、中学校ではより深く、正しく伝え、確認していきます。小学校・中学校両方のオリエンテーションを見ていただくことで広い視野で理解することができました。

②体験ミニビブリオバトル

 日頃授業で取り組んでいるビブリオバトルを、先生方が体験しました。各グループからは熱いスピーチと熱心な質問が聞かれました。各学校でのビブリオバトルが今後さらに広がることを期待します。

③実践報告

 グループで今年度の自校での授業実践を報告しました。授業で作成した作品もあり、他校の取り組みを熱心に聞いている姿が印象的でした。

 これまでの研修でも、体験されたことをすぐに自校で実践しくださる先生がたくさんいらっしゃいました。今回の研修で体験されたことも、これからの授業に役立てていただけると感じられる、充実した研修になりました

 

つながる ひろがる 本の世界 柏の葉小学校図書館

 柏の葉小学校は、開校12年、児童数1300人を超える大規模な学校です。

中庭に面した大きな窓、吹き抜けの高い天井、広々とした明るい学校図書館は子ども達のお気に入りの場所です。

 

【5年生おすすめの本】

 5年生国語『図書すいせん会をしよう』では、おすすめの本のPOPを作成しました。

 POPの構成や推薦の言葉を工夫して表現していました。6クラス全員の作品を学校図書館に掲示して全校児童に紹介します。

 

【図書委員会】

 図書委員会は、みんなにいろいろな本をたくさん読んでもらうために、楽しいイベントを企画しました。

 1学期は『本のクイズ』『読み聞かせ』。2学期は『スタンプラリー&ビンゴ』を行いました。どの企画も大成功!

子ども達は「知らない本が知れてよかった」「今まで読んだことのない分類の本にチャレンジできた」と喜んでいました。みんな、本の世界が広がりましたね♪

 

【子ども司書】

 今年度は、13名が子ども司書を目指して『子ども司書養成講座』を受講しています。

本が大好き!学校図書館が大好き!な子ども達は自ら進んで様々な実習を行ってきました。

 読み聞かせや各学年におすすめの本のPOP図書新聞を作成しました。図書新聞は、43クラスすべてに掲示しました。

 

【夢のかけ橋を渡って‥】

 柏の葉小学校と柏の葉中学校は『夢のかけ橋』という名の空中通路でつながっています。

 1年生の教室に、授業の一環として中学3年生が手作り絵本の読み聞かせに来てくれるのも今年で3回目を迎えました。上手な手作り絵本に1年生は大喜び。さすが中学生、1年生に寄り添った声かけや読み聞かせはとても素晴らしく、絵本の世界にみんな引き込まれていました。

 また、6年生は柏の葉中学校の学校図書館見学に行きました。小学校とは違う雰囲気にドキドキ、ワクワク!!中学校の図書委員会が6年生のために作成してくれた学校図書館動画や、小学校には無い本、中学校で使用している教科書など真剣に見ていました。とても充実した時間になりました。

 

 今後、学校図書館は、さらに増えていく児童の多岐にわたる興味、関心に応えるとともに、子ども達がつながり、世界を広げていく中心となるような場所でありたいと思います。

 

第5回学校図書館指導員研修

 12月9日(月)沼南庁舎にて第5回学校図書館指導員研修が行われました。

①授業実践研修

 柏市立土小学校 舟橋 諒先生

 小学6年 国語 新単元「『読書タイムライン』を作って交流しよう」の授業実践を報告していただきました。

「『自分を形作った読書ルーツ』を増尾西小の6年生と語り合おう」を単元のゴールとし、

1.1〜6年生までの読書タイムラインをつくる 
2.テーマを決めて読書ルーツ3冊を決める 
3.増尾西小の6年生と「読書ルーツ」を語り合う 
4.振り返り 
という4つのステップで、児童の様子や先生の授業のねらいをお聞きしました。 

 この単元では、6年分の読書の記録や図書の時間の読書指導の積み重ねが鍵となります。6年間を通して、読書経験を積ませるため、長期の計画を立て、教員と学校図書館指導員が連携し、進めることが重要になると実感しました。

 

 新単元のお話を踏まえ、指導課 教育専門アドバイザー 笹間ひろみ先生より、小・中学校の読書単元には、学年ごとのステップがあることを教えていただきました。学校図書館の学習・情報センター機能では「発達段階に応じた情報活用能力を身につける」、読書センター機能では「目的を持った『読書指導』により『読む』力を身につける」といった9年間通した学びがあるとお話がありました。

研修3

 

②柏市立図書館連携事業について 柏市立図書館 日高 久美子さん

 「司書教諭カード」と「学校支援貸出」について利用の仕方を〇×形式で、日高さんに解説していただきました。学校図書館を活用した学習活動や読書活動では、十分な資料の収集が必要です。そのために市立図書館との連携は欠かすことができません。この校外連携システムを運営し、持続させていくためにも使い方のルールを改めて再確認しました。

 研修2

 

③グループワーク1「リーフレット更新作業」

 すべての教科で学校図書館を活用するために、柏市では「学校図書館活用単元例<柏モデル>」というリーフレットを毎年作成しています。小学校担当は、3〜4名のグループに分かれ、今年度実践した授業の単元例の掲載を検討していきました。中学校担当は、2グループに分かれ、来年度から使用予定の新・教科書の単元名の変更等の確認を加え、作業を行いました。

研修3

 

④グループワーク2「選書検討会&おすすめ本紹介」

 今年度、後期購入した図書について、購入図書リストを持ち寄り、選書検討会を行いました。限られた時間でしたが、おすすめ本の紹介、自校の蔵書傾向をもとにどこに力点を置いて選書をしたか、どんな授業の支援をするための選書かなどの情報交換をしました。

研修5

  本日も充実した3時間の研修でした。学校図書館指導員としての立場をもう一度振り返り、業務に対して誠意を忘れず、明日からまた子どもたちの学びのため支援できるよう、気持ちを引き締めることができました。

気づきと発見のある図書館へ 柏第八小学校

 柏八小の児童数は516人、新柏駅から徒歩15分ほどの小高い丘の上に位置しています。

図書館は第一・第二・情報センターの3か所に分かれていて、3年生以上が使用している第一図書館がこちら。

 1,2年生が主に使用している第二図書館では、6年生が授業で作ってくれたPOPを展示中です。

 

 11月は読書フェアとして、低学年は図書委員が考えた「本クイズ」、高学年はスタンプラリーを実施しました。

「本クイズ」は、問題となっている絵本をよくよく読まないと、答えにたどりつきません。

 

 4年生が国語の「『読書発表会』をしよう」の単元で、自分のテーマを決めて本を3冊、違う分類から選びました。

組み立てメモを作ってから、みんなの前で発表します。どの本をどうおすすめしようかな?

 

 八小では、読み聞かせボランティアさんと図書整備ボランティアさんが活動しています。

写真は図書整備ボランティアさん。本の整理、書架見出し作成、掲示物や飾りの作成と大忙しです。

 八小の3つの図書館は、この冬に移転を予定しています。3学期には、生まれ変わった1つの図書館を全学年が利用します。どの学年にも、よりいっそう使いやすい図書館をめざして準備中です。お楽しみに‼

第4回 学校図書館指導員研修会

11月5日(火)に、第4回学校図書館指導員研修会が行われました。

 

研修① パスファインダーについて
柏市学校図書館では、児童生徒の学習のため、学年・単元ごとのパスファインダーを作成・公開しています。パスファインダーは、年に一度指導員全員で見直しを行い、最適かつ最新の情報を提供できるよう努めています。研修では、持ち寄った見直し案を数人のグループで確認し合う作業に取り組みました。

 

研修② ステップアップ研修 学校図書館紹介

今回のステップアップ研修では、担当校の図書館の写真を持ち寄り、環境や日頃の取り組みについて紹介を行いました。


持ち寄る写真の内容は、①書架の様子、②特設コーナー、③授業支援の様子の三点とするようあらかじめ指定がありました。学校図書館を「児童生徒の学びに寄り添い、来館者とのつながりを深める場所」として日々アップデートしていくために、この三点に目を向けることはとても大切なことです。
指導員は担当校の図書館をより魅力的な場所にするべく毎日奮闘していますが、そういった日々の成果が数多く紹介され、学びの多い時間となりました。

 

研修③ グループワーク
次年度(令和7年度)は、中学校で使用する教科書が改訂されるため、学習する内容が新しくなります。中学校担当者のグループワークでは、新教科書の実物を手に取って内容を確認し、新しい学習内容に合わせた支援や選書について検討しました。

一方、小学校担当者のグループワークでは、今年度行った授業支援について情報交換を行いました。小学校では、中学校より1年早く教科書が改訂され、今年度から新しい内容の学習に取り組んでいます。それに伴った新しい授業支援について特に関心が集まり、多くの意見が交わされていました。

早いもので本年度も残すところ5か月ほどです。
学んだ内容を基に、学校図書館の活用をますます進めていけるよう日々の業務に取り組んでいきます。

活気あふれる、学びの中心地 松葉中学校図書館

 松葉中学校は、周辺に公園や街路樹が多く、自然豊かな環境にあります。

学校図書館がある3階の廊下の窓からは、桜並木がよく見えます。

明るい廊下の壁には、一年生が授業で制作した、おすすめ本のPOPがずらりと並び、

廊下を通る生徒を図書館へと誘います。

 松葉中学校図書館は、調べ学習に適した0~8類の図書を所蔵する「メディアルーム」と、

9類の読み物の図書が揃う「本の森」の2部屋に分かれていて、

学習活動のさまざまな場面で活用されています。

 

 日々、多くの授業で、図書やインターネットを使用した学習が行われているため、

先生との打ち合わせや授業で使用する図書の準備が欠かせません。

1年生国語の「竹取物語」の授業では、図書流通便で集めた図書と

インターネットを併用して、五人の貴公子について調べました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 松葉中学校の昼休み、図書館はとても活気があります。

情報センター、学習センターとして活用されている「メディアルーム」は、

自主学習場所として、毎日席が埋まってしまうほど人気があり、

先生方も学習のアドバイスに訪れます。

一方、読書センターの役割を持つ「本の森」では、好きな本を紹介しあったり、

席で静かに読書する生徒がいたり、こちらも多くの生徒でにぎわいます。

 

 夏休み前におこなった「本の森」での新着本展示会には多くの生徒が図書館を訪れました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 読書センターとしての取り組みも盛んで、学習図書委員による読書イベントやPOPが

図書館をにぎやかに飾り、図書館を訪れる生徒の興味を引いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 松中祭とよばれる合唱祭の際には、曲の背景を調べたり、

曲をイメージしたクラス旗をデザインするために図書を使用しました。

また、校外学習での探求学習のために図書館を利用するなど、

学校図書館は授業以外でも活用されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 松葉中学校図書館は、これからも「松中の学びの中心地」として、

学習活動や心を育てる読書を支え続けていきます。

「この本ありますか?」好奇心があふれる旭小学校図書館

 柏市立旭小学校は1973年4月に柏第一小学校の分校として創立されました。

創立50年を超えた歴史ある小学校です。

そんな歴史ある旭小、毎日子どもたちの元気な声が聞こえます。

「この本ありますか?」「こんな本を探してます」

そんな質問が多い旭小っ子。好奇心の塊です。

 

そんなみんなの声に答えるべく、夏休み前にちょこっとだけリニューアル。

【before】

                       

 

【after】

 

  

動きやすい動線を考え空間の広い方向にカウンターの向きを変更しました。

新しいプリンターも入り、学校図書館でのICT活用もより充実したものになりました。 

                            

 

大忙しな学校図書館を助けてくれているのが、図書委員と子ども司書。

使いやすいように整備をし、毎月おすすめの本を紹介しています。

 

【図書委員おすすめ本】

工夫を凝らして作成。もちろん紹介された本はすぐに借りられていきます。

 

他校や市立図書館からの支援体制も充実している柏市学校図書館。

1年生にむかしばなしをたくさん用意することができ、様々なむかしばなしを読むことができました。

 

知らないむかしばなしも、まだたくさんあるんだね、と興味しんしんです。

 

旭小学校は図書館が2か所あります。

3~6年生までが使用する第一図書室と、1~2年生が使う第二図書室。

いつもは第二図書室を利用している1~2年生年生も、今年度は新刊展示会を第一図書室で一緒に行いました。

たくさんの本と、ずっと気になっていた第一図書室での開催とあって、みんな大喜び。

3年生になったらここで読めるね。楽しみだね。

 

今日もみんなの好奇心の声が聞こえる旭小学校図書館。

さてチャイムがなりました。

今日はどんな「こんな本ありますか?」が、聞けるかな。