柏市学校図書館紹介blog

第2回 司書教諭・学校図書館指導員合同研修会

 7月2日(火)沼南庁舎にて、第2回司書教諭・学校図書館指導員合同研修会が実施されました。今回は、小学校と中学校が2か所の会場に分かれ、グループワークなども交えた実践的な研修となりました。 

1.調べる学習について  

 指導課・笹間教育専門アドバイザーより、今年度の柏市の重点目標である「教科学習での学校図書館活用~いろいろな教科で学校図書館を使おう~」に向けて、調べる学習活動での課題や、具体的な支援の方法について講義がありました。

① テーマ設定を体験しよう

 調べる学習のテーマ設定では、児童生徒の知りたい気持ちを引き出すことや、学習の道すじが見える課題設定になるような支援の大切さを学びました。実際に、太陽チャートなどを使用しながら、「テーマから、具体的に知りたいことを疑問文の形にする」という課題に取り組み、児童生徒へどう支援していくのか、グループで話し合いました。 

 

② 引用・出典・著作権について学ぼう

 笹間教育専門アドバイザーより、文化庁の著作権に関するサイトや具体的な事例の紹介があり、学校の授業における著作権の扱いや、引用と自分の考えを区別する重要性などについて改めて確認することができました。

 

 

2.「Sagasokka!」の活用について

 株式会社ポプラ社の上原てるみさんより、「Sagasokka!」のサービス概要や新規コンテンツ、授業における活用事例について紹介がありました。グループワークでは、「Sagasokka!」を活用した授業や新しいコンテンツの活用案について情報共有することができました。

  

 

 調べる学習の支援について、学びの多い研修会となりました。各校へ持ち帰り、様々な教科での図書館活用へと活かしていきます。