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市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています
学校図書館はみんなの憩いの場~手賀中学校~
図書館前の廊下ではおすすめ本を手にした先生方の写真が迎えてくれます。総勢28名!おすすめ本は館内の特設コーナーで手に取ることができます。先生や友人から薦められた本は「読んでみよう!」と思うもので,貸し出し率が上がります。
<昼休みの光景>
約7000冊を所蔵する図書館は明るくすっきりとした空間です。昼休みには本を借りる生徒のほかに,勉強したり折り紙をしたりする生徒もいて思い思いに過ごしています。
また,新聞とタブレットPCが置かれているため(タブレットPCはICTの先生来校日のみ),新聞やネット検索で興味のある情報に触れることができ好評です。多い日には全校生徒(77名)の約半数が来館することもあります。
<新聞の活用>
今年度から千葉日報のほかに一般紙(読売新聞の朝・夕刊)を購読しています。国語の授業では,投書欄に投稿したり,気になる記事を切り抜いて意見を書いたりして活用しています。また,Tボラ(図書ボランティア)の生徒が昼休みに新聞をチェックし,気になる記事を切り抜きます。切り抜いた記事は一言コメントをつけて廊下のパーテーションに貼っています。旬の話題やスポーツの話題,地元ネタなど目のつけどころはさまざまです。
<授業に本を取り入れる>
1年生の国語では“動物に関する本”を読んで本の帯を作成しました。学校図書館で本を選ぶ際には,物語だけでなくペットとしての動物や福祉に携わる動物など,いろいろなジャンルの本があることに気づいたようです。心に残った一文を引用して作った帯を見せ合いながら班の中でブックトークをし,本の魅力を伝えあいました。
そのほかの教科でも,図書館指導員が授業に入って単元に関する本を紹介すると,生徒たちは休み時間にその本を手に取って読んでいます。自分から「知りたい」と思う気持ちを引き出す力が,本にはあるのだと感じます。
<図書委員会主催のビブリオバトル>
1クラス2名ずつ,計6名の図書委員。日々の貸し出しのほかにも「ビブリオバトルの実施」という大仕事があります。10月には校内ビブリオバトルを行い,5名の生徒が競う中,全校でチャンプ本を選びました。投票には玉入れ用の玉を使用するのが手賀中流です。
また,11月の麗翔祭(文化祭)では,4名の生徒がさらに磨きをかけた発表を披露しました。「紹介された本を読んでみよう」,「ビブリオバトルに挑戦してみたい」という声も聞こえてきました。このイベントで心を動かされて,手賀中学校の読書活動がさらに活発になることを願っています。
第6回 学校図書館指導員研修
10月29日(月)に今年度6回目の研修が行われました。
①“みんなでつくる魅力ある学校”プロジェクトに取り組んでいる柏第三中学校の実践発表
2年生 国語:伝統を見いだす「敦盛の最期~平家物語~」
700年以上も「平家物語」が語り継がれているのはなぜか,その意味や古典の魅力と楽しさを知ってほしい!という先生の願いのもと,調べ学習が展開される授業風景を見せて頂き,図書館指導員からどのような選書や支援をしたのか具体的な説明がありました。
また,小・中の教科書を持ち寄り「平家物語」の単元やねらいを見比べながら,自校でどのような支援をしてきたか,今後どのような支援ができるかを話し合いました。
改めて,先生の授業展開や願いをしっかり受け止め支援して行ける図書館指導員でありたいと感じた実践報告となりました。
②グループワーク
いよいよ大詰め!柏市学校図書館運営マニュアル改訂版の最終チェックです。
誤字脱字はないか,内容に誤りはないか確認しました。
新しいマニュアルが学校図書館に届く日が楽しみです。
③ビブリオバトル
各グループで盛り上がりを見せた予選を勝ち抜き,チャンプ本に輝いた9冊の本が全員に紹介されました。
図書館指導員自身のビブリオバトルの体験を通じて,支援の仕方を見つめなおす良い機会ともなりました。
-本を通じて人を知る,人を通じて知る- これからもたくさんの本に触れて,子どもたちへと手渡して行けたらと思います。
読書の好きな生徒がいっぱい! 光ケ丘中学校図書館
校庭に面した窓からは一日中,光が入りとても明るく気持ちの良い図書館です。
2クラス分のスペースをつなげてあるため中央はトンネルをくぐるように移動する,ちょっと面白いつくりです。
蔵書数は約15.000冊。昼休みは毎日生徒でいっぱいです。
【授業での活用】
1学期は3年生が家庭科の授業で図書を活用しました。幼児教育の単元で
絵本と手芸の本を参考にフエルトで絵本を作ります。久しぶりに絵本を手
にして「懐かしい!」という声があちこちから聞こえました。
【図書委員会の活動】
7月に図書委員会主催,有志による第1回ビブリオバトルが行われました。
参加者4名,観覧者も50名を超える生徒が集まりました。発表者も観覧者も
スピーチに集中し,とても良いビブリオバトルになりました。
10月に第2回ビブリオバトルを行います。
書架には面出しのスペースをあちこちに用意しています。毎日の図書委
員当番はみんなに読んでほしい本を考えて展示します。昼休みが終わって
借りられていたらガッツポーズです!
秋には図書委員会主催のしおりコンテストとスタンプラリーも行います。
光ケ丘中学校の生徒は読書が大好きです。本を借りていく生徒は嬉しそうに,
キラキラした笑顔をしています。これからもたくさんの素敵な本と出合えるよ
うに,いろいろな分野の良い本を揃えていきたいと思います。
本に親しみ,本を楽しむ様々な取り組み~富勢西小学校
富勢西小学校は,柏市の北部に位置し,近くには利根川やあけぼの山公園がある
のどかで自然豊かな場所にある学校です。
全校生徒は174名,6年生のみ2クラスで他は全て1クラスです。
小規模ですが,その分アットホームで何をやるにも全校生徒が一致団結しています。
教室があり,のぞいていく子,声をかけてくれる子,子どもたちがいつでも入りやすい
環境です。
昨年度は一人当たり平均73冊の本の貸出がありました。高学年でも読書の時間に
しっかりと本を読み,借りる児童が多いのも富西っ子の特徴です。
◆読書だけじゃない!いろいろな試み◆
学校では,読書だけではなくいろいろな本に
親しむ取り組みを行っています。
以前から漢字検定の試験会場となっていましたが,
昨年度より算数・数学検定の会場にもなり,
子どもたちは自校で検定を受けることができます。
そのため,検定の問題集も図書館に置いてあり,
試験前になると,勉強をしに来る子や借りに来る子も
多くいます。
5月には,ポプラ社のポプラディア出張授業が行われ,4年生が図書館とPC室を
使用して,百科事典の使い方を学びました。
大きな本を開いて言葉を探していくのは大変ですが,調べ学習でこれから使う機会も増えていくので,子どもたちは真剣に聞いていました。
このほかにも,ベネッセの出張授業「辞書引き講座」を低学年で行っています。
辞書の学習をする3年生だけではなく,遊びを取り入れながら1,2年生でも辞書にふれることで言葉や漢字に早くから親しみ,辞書に興味を持つ児童も増えました。
百科事典や辞書を「勉強で使う道具」として紹介すると身構えてしまいますが,
このように遊びの中で自然に使えるようになると,楽しく便利な道具として活用は
さらに広がりますね。
◆「読書イベント」もうすぐ始まるよ◆
10月からは「秋の読書週間」に合わせて「読書イベント」が始まります。
昨年度はいつもと趣向を変えて,子ども
たちから「しおり」のデザインを募集して
「しおり総選挙」を行いました。
少ない児童数に対して,なんと61個の
応募がありました。これらを全て張り出し
てみんなに投票をしてもらい,上位12個
の「しおり」がスタンプラリーの達成者へ
のプレゼントになりました。
今年も楽しいイベントを通して「読書の
秋」を満喫してもらおうと計画中です。
本を読むことが好きな子もいれば,まだまだ苦手な子もいると思います。
イベントや遊びを通して「読むことの楽しさ」を知ってもらうため,これからも
学校図書館は,子どもたちに寄り添う場所として,たくさんの本を提供していきます。
読書活動を通して「学ぶ意欲」が育っています!~中原小図書館
しています。いつでも子ども達が本を読み,調べることができる環境作りを目指しています。
中原小の図書館活用の様子を紹介します!
◆読書会◆
3年生が『あらしのよるに』(講談社)で読書会を行いました。
テーマは「ついにふたりは出会った」明るい場所で会った時,ふたりはどうなるのか考え発表
しました。また,別の時間に物語の続きの話を作りました。
◆本の読み聞かせ◆
図書の時間を利用して担任の先生が読み聞かせをしました。
「読み聞かせを始めるよ」と声をかけると,みんな目を輝かせて喜びます!
感想を尋ねると,たくさん発表をしてくれる中原小の子ども達。素敵ですね♪
◆新聞を活用した道徳+図書の時間◆
2年生が,道徳で世界の子ども達の日常について勉強をしました。
図書の時間では新聞を活用し,世界の食べものについて調べました。
食べものだけでなくスプーンを使っている,手で食べている,日本と同じように箸を使っているなど,たくさん発見できました!
◆ボランティア活動◆
読み聞かせボランティア『そらいろのたね』の皆さんが,毎年6月に「どくしょまつり」を開催
してくださいます。今年もたくさんの本に出会いました!
図書館ボランティアの皆さんは,季節の掲示物を作ったり,図書館の整備を行ったりしてくださいます。写真の活動は7月の七夕の様子です。
子ども達一人一人に短冊を作って,配ってくださいました。
みんなの願いが叶いますように…★
夢に向かって歩み続ける学校図書館~柏第二小学校
第5回学校指導員研修会・第2回司書教諭・学校図書館指導員合同研修会
第5回 学校図書館指導員研修会
7月20日(金)に行われた学校図書館指導員研修の内容を
紹介します。
①情報BOXの使い方・蔵書点検について
まずは学校図書館ITサポート員の本間さんに,昨年バージョンアップした
情報BOXを使って,蔵書点検のやり方を教えていただきました。
蔵書点検は私たち図書館指導員にとって大切な仕事の1つです。点検後は,
本を1冊1冊丁寧に扱うことの大切さを伝えていきたいと思います。
②選書検討会
次はそれぞれの担当校の選書リストを持ち寄り,選書検討会を行いました。
選書方針,今後の見通しなど話し合い,お互いに参考にし合うことで,
学校図書館の蔵書が更に充実していくことを目標に努力をしています。
③グループワーク(マニュアル改訂)
私たちの仕事の教科書ともいえるマニュアルを,改訂することになり,
本日,2回目の作業です。今回の改定の目標は,誰にとってもわかりやすい事。
学校図書館の内容・できることなどを学校に関係するすべての皆さんに
伝わるよう,検討を重ねていきます。
第2回 司書教諭・学校図書館指導員 合同研修会
7月27日(金)に行われた研修会は,北部・中部地区,南部・東部地区,
に分かれて午前・午後の動きが入れ替わる研修でした。
【柏の葉中学校の実践発表】
中学2年生 国語「新聞の投書記事を書く」の実践発表を聞きました。
生徒が自分の伝えたいテーマを絞り込むときにマッピングを利用したこと,
テーマに沿った資料を元に意見をまとめ,記事を投稿し,実際に採用された
記事があったことなど,子供たちが生き生きと取り組む様子が伝わりました。
写真は 図書館指導員が参考資料として用意した本
この他にも,新聞記事や生徒個々に合わせた資料も用意
この後,司書教諭は学校図書館コーディネーターの中澤先生より,
図書館指導員は学校図書館アドバイザーの中島先生より,
それぞれの実務に合わせたご講義をいただく時間となりました。
そして中学校区での実践プロジェクトの話し合いでは,司書教諭,図書館
指導員が一緒に,2学期にむけて更に各校で取り組む事,小中連携でできる
ことなどを検討しました。
続いては,指導員だけの研修に移ります―――
場所を風早北部小学校に移し,3度目のマニュアル改訂グループワークです。
この日はPC室をお借りすることができたので,それぞれのグループで実際に
文章を直したり,写真を入れ替えたりと作業を進めることができました。
7月の3回の研修を通して更にパワーアップし,2学期に備えたいと思います。
人がいっぱい!本がいっぱい!
「田中中スタンダード」2年目!3冊読んだ人がだんだん増えてきました。
この3冊は中学時代の思い出に刻まれています。
図書館のスタートは、新1年生のオリエンテーションから始まります。
「読書室」で,本の分類を復習して「図書室」の本との出会いから,自分の読みたい本を見つけて借りることができました。
2年生のオリエンテーションは「ミニミニビブリオバトル」です。
全員が自分の言葉で「話す」こと,そして他の人の発表を「聞くこと」を1時間に盛り込んだミニミニ版のビブリオバトルです。
班で選ばれた本はクラス全体で発表し,クラスのチャンプ本を投票で1冊決めました。
「本を知り,人を知る」ビブリオバトルを楽しみ,自分の本の世界も広がりました。
学習図書委員会では,7月の夏休み貸し出しに先がけて『新着本展示会』を開きました。自分の選んだ本を紹介する『POP』を作成して展示しました。
どれも個性豊かな力作です。POP作品を楽しみながら,夏休みに読む本を選ぶ表情はワクワクと輝いています。
第4回学校図書館指導員研修
今月は今回を含め,3回の研修が行われます。
○授業支援研修
初の授業の映像を見ながらの研修です。
柏第八小学校,4年生短歌の授業です。
短歌のリズムや,言葉のひびきに興味を持ち,音読を楽しんでいる様子が
伝わってきました。
○おすすめの本紹介
九つのグループに分かれ,調べ学習用の本1冊と自由な選書1冊について紹介をしました。
「この本いいよね」「自校でも購入しようかな」など,活発に意見の交換が
行われました。実物の本を見られるのはとても勉強になります。
○課題図書ブックトーク
中学校担当指導員による課題図書ブックトークの様子です。
普段はブックトークをすることが多いため,楽しく新鮮な気持ちで聞くことが
できました。
「一〇五度」
「太陽と月の大地」
「千年の田んぼ(国境の島に,古代の謎を追いかけて)」
どれも読んでみたい本です。
学校図書館指導員は,研修で学んだことを活かして日々の授業支援を行って
いきます。
楽しく学べる図書館へ! 風早南部小学校
昨年度よりスタートした「高津風文庫」は,
東部2地区の4つの小学校(高柳小・高柳西小・大津ヶ丘第二小・風早南部小)の
先生方が選んだ小学生に読んで欲しい本20冊です。
自分の学年の本を読み終えると「コンプリート高津風」となり,
チャレンジシートにも挑戦しています。
「図書館へいこう」の授業では,図書館で本探しです。
図書館地図を持って,みつけた場所をチェック。
たくさんの本を楽しくみつけられました。
読書感想文の書き方も図書館で練習中です。
全員で同じ本を読み,うれしかったところや悲しかったところに
付箋を貼っていきました。すてきな感想文が書けるといいですね。
ポプラ社の出張授業では,「ポプラディア」の使い方を覚えました。
百科事典の引き方のコツを学びキーワードを調べていきます。
さっそく次の授業でもポプラディアを使っていました。
図書委員会では,「ワクワク本の福袋」を始めました。
本の福袋は初めての試みですが,たくさんの人が参加してくれるように
ポスター作りをしています。頼もしい図書委員さんです。
これからも,楽しく学べる場所として成長し続ける図書館でありたいです。
全力投球!西原小学校
今年は5年生12名,6年生9名,計21名の図書委員が誕生しました。
西原小学校の図書室は第一図書室と第二図書室の二つあり,
仕事は山盛りで毎日大忙しです。
ですがそこは西原っ子,みんな率先して委員会の仕事をしています。
忙しい中でも,図書室をきちんと使って欲しいと,注意書きやお願いポスターをたくさん作りました。
一部をご紹介します。
全部紹介できず残念ですが、力作ぞろいでした。
図書室の分類別に散らばっていた「たくさんのふしぎシリーズ」も
みんなで探して集め,コーナーに。
4年生の「分類をもとに本を見つけよう」の単元でも紹介し,ふしぎが大好きな児童たちが集まり大人気コーナーに。
運動会に向けた運動のコーナーも大人気です。
関連本を追加してもすぐに貸し出し中に。
4年生がポプラディア出張授業をしました。
図書室とパソコン室を使って,ポプラディアの使い方、ポプラディアネットの使い方などを学び,
終わるころには調べ学習のプロフェッショナルに!
本とパソコンを使って調べる学習も,さらにレベルアップするでしょう。
勉強も,運動会も,図書委員会も忙しい中で頑張る西原っ子たち。
今年も全力で頑張ります!
学び,進む,図書館から!
5月24日に第3学校図書館指導員研修会と第1回司書教諭・学校図書館指導員合同研修会が行われました。
午前中は 指導員だけの研修会。
3つのグループに分かれて,庁舎で行われている新刊展示会を見学し,選書の情報交換を行いました。
限られた予算の中,吟味しながら本を選んでいます。
午後の司書教諭との合同研修では,TRC八千代市中央図書館 館長の八木敏仁氏の講演を拝聴しました。
八千代市で行っている,公立図書館と学校図書館協同の「調べ学習コンクール」の先進的な話をお聞きすることができました。
子供からやる気を引き出す「魔法の言葉」も教えていただき、ユーモアを交えた楽しく実践的な講演でした。
続けては、中学校区ごとに分かれ、授業実践プロジェクトの話し合いです。
柏市学校図書館指導員は、充実した図書館活動が各学校で行われるように、年間12回の研修と3回の司書教諭との合同研修を受けています。
すべては子どもたちのために。
学校図書館は今日も子供たちを待っています。
子どもたちの豊かな未来のために~田中中学校区~
★学びづくりフロンティアプロジェクト校★
田中中学区学校図書館活用の取り組み
田中小・田中北小・花野井小・田中中の4校は,平成27年度から3年間
プロジェクト校として,学力向上を目指してさまざまな学校活動に取り組みました。
学校図書館も,調べ学習や並行読書など授業での図書の活用を積極的に
行うとともに,読書量の増加や質の向上に努めました。
【 読書活動 】
貸出冊数の増加
各学校のさまざまな取り組み
夏休み開館(田中中)
ポスター作成(田中小)
本の福袋(田中北小)
電子黒板の活用(田中小)
図書まつり(花野井小)
【 田中スタンダード ~市立図書館と連携して地域と繋がる~ 】
4校の先生が選んだ子どもたちに読んでほしい良書「田中スタンダード」は,
校内だけでなく,学区内にある柏市立図書館田中分館内にもポップやポスターが
展示され,保護者の方々や地域の皆さんに4校の取り組みを知っていただくことが
できました。
【 ビブリオ交流 ~人を通して本を知る。本を通して人を知る~ 】
4校共通の目標として「ビブリオバトルを通して,自分の考えを表現し,
伝える力・他者のものの考え方や見方を学び合うことで,自分の考え方を
広げられる児童や生徒を目指す」を掲げ,それぞれの学校の実態に合わせて
学校・司書教諭と図書館指導員が協力して校内でビブリオバトルを実施しました。
各校で取り組んできたビブリオバトルは,3年目の今年「4校合同」での
開催に向けて計画しましたが,残念ながら降雪のため,TV会議に変更しての
実施となりました。
全員が集まってビブリオバトルを体験することは叶いませんでしたが,
児童生徒が授業の中で「伝える力・表現する力」を養い伸ばすことに取り組んだ結果,
TV会議での積極的な質疑応答につながりました。
6年生は,中学生と本を介して交流できたことで,中学校入学前の緊張がほぐれ,
もうすぐ中学生になるという自覚がうまれたのではないでしょうか。
これまでの取り組みの成果が表れた,有意義な時間になりました。
本を通して自分の考えを表現したり,他者と交流したり…。
子どもたちの豊かな感性を広げるお手伝いが少しでもできたら幸いです。
田中中学区4校の取り組みは,これからも続きます。
第12回柏市学校図書館指導員研修会
学校図書館活用 活動記録(司書教諭編,学校図書館指導員編)が
出来上がり,午前の部では実践発表をして今年の活動を共有しました。
から講評をいただきました。
3月22日㈭には,来月開校となる柏の葉中学校の図書館へ行って,
本を配架する作業を行いました。
活気ある図書活動をめざして! 柏第一小学校
柏第一小学校では「1年間65冊」という読書目標を掲げています。
しかし,今年度は読書だけではなく,調べ学習や並行読書など,授
業にたくさんの本が利用されました。
【2年生 国語「生き物のことをせつめいしよう」】
「さけが大きくなるまで」の学習の後,自分の選んだ生き物が,
どのように大きくなるのかを調べ,グループで調べたことを発表
しました。発表後には質問する子どもいたりして,活気ある授業
になりました。
【6年生 国語「1年生に向けて物語を書こう」】
6年生が1年生に向けて,メッセージを込めた物語を作成し,
読み聞かせをする授業をしました。
始めのうちは,お互いに緊張していましたが,6年生のリードの
おかげで,和やかに読み聞かせが進みました。
【1年生 国語「おはなしのつづきをかこう」】
指導員がペープサートを作り,授業の始めに物語を演じました。
短い物語をペープサートで演じたため,子どもたちのイメージが
膨らみ,色々なおはなしのつづきができました。
完成した作品は,交換して読んだりして,物語を書く楽しみを共有
できた授業でした。
【食育 「コラボ給食」】
柏第一小学校で初めての「コラボ給食」がメニューに登場です。
そら豆やトウモロコシの皮むきなど,食育の授業でコラボをさせて
いただくうちに,「給食でもコラボができたら楽しそうね。」と栄
養士の三浦先生と話が進みました。そしてついに3学期コラボがで
きることに!メニューは「給食室の日曜日」から『オムライス』です。
配られたチキンライスの上に,自分でタマゴとケチャップを盛り付け
たら完成です。みんな美味しそうに食べていました。
3学期も残りわずかになりました。
一年間図書を通じて,楽しく活動をすることができました。
来年はもっと活動の場を広げていきたいと思います。
育て!未来をになう子どもたち
~増尾西小学校のみんなは図書館が大好きです~
今年度創立40周年をむかえた増尾西小学校の図書館は,
この一年も多くの子どもたちでにぎわってきました。
休み時間になると、図書委員や子ども司書だけでなく,
「何かお手伝いすることはないですか?」「ボランティアできました!」
と言ってやってくる子どもたちがいっぱい。
本を読みふける子,百人一首をやるグループ,イベントの景品作りのお手伝いなどなど。
今日も増尾西小の元気な子どもたちが集まってきています。
●図書委員さんの活躍
1学期は「初夏のスタンプラリー」
2学期は「秋のブックフェアー 読書でビンゴ」
3学期は「新春読書宝くじ大会」
学期ごとに楽しいイベントを計画し,図書委員による読み聞かせや,
全校生に参加呼びかけの放送や寸劇もやりました。
●調べ学習に最適な環境
図書室のお隣はコンピューター室。
本とパソコンを使っての調べ学習で,情報活用能力を身につけています。
また図書室には電子黒板があり,子どもたちの発表や授業支援など活用の幅は広がっています。
●ボランティアさんによる「平和教育」
毎年恒例になっているボランティアさんによる「平和教育」。
画像やブックトークをとおして本の紹介をしてくださったあと,
戦争の本を6年生全員が手に取れるようにと,各クラスに配られます。
そして,今年も平和への願いを新たにしました。
●「世界でたった一つの本」~創作えほん作り~
子ども司書では,今年も手作り絵本を作成ました。
自分で話を創作するのは,とても大変で時間もいっぱいかかります。
けれどこんなにすばらしい本ができました!
また,6年生もグループで創作絵本をつくり,自分たちが作った本を,1年生に読み聞かせをしてくれました。
●「読書の木」にも春が…
廊下の「読書の木」も満開になり,新しい学年にむけての春もすぐそこにきています。本に親しむことで,子どもたち一人一人が夢をひろげ,生きていく末来が幅広いものになっていく。
そう信じて、今日もみんなが図書館に来てくれることを心から待っています。
第3回司書教諭・学校図書館指導員合同研修会/第11回指導員研修会
学校図書館指導員研修会は,三本立てでした。
①パソコン研修(情報BOX, Word, Excel, PowerPoint) 浅野指導員
バージョンアップした情報BOXver.7での「進級処理」の説明,
PCのすぐ使える便利な機能等を教えて頂きました。
「外国語について」 指導課 岩田将英先生
「『特別の教科 道徳』の理解と学校図書館指導員の関わり」指導課 高橋静先生
③おすすめ本の情報交換
今年度の購入本の中から2冊(調べ学習本,読ませたい本)を持ち寄り,
グループで紹介しあいました。
14:30からの合同研修会は,6つの中学校区の発表が中心に行われました。
①柏市教育委員会指導課長 杉本秀彰先生の挨拶
②授業実践プロジェクト発表
田中中学校区(田中中学校,田中小学校,花野井小学校,田中北小学校)
豊四季中学校区(豊四季中学校,旭小学校,柏第二小学校)
柏三中学校区(柏第三中学校,柏第七小学校,柏第六小学校)
柏四中学校区(柏第四中学校,柏第八小学校,名戸ヶ谷小学校)
大津ケ丘中学校区(大津ケ丘中学校,風早北部小学校,大津ケ丘第一小学校)
風早中学校区(大津ケ丘第二小学校,風早南部小学校)
いずれの中学校区も力のこもった素晴らしい実践発表でした。
③「柏市図書館を使った調べる学習コンクール」の報告 指導課 岩田将英先生
今年度は,司書教諭と学校図書館指導員の合同研修会を3回実施しました。
最後にあたる今回の合同研修会は,来年度に繋がる実り多い研修でした。
発表者の先生方,本当にありがとうございました。
★繋がる・広がる…土小図書館は土っこと共に成長します★ 土小学校
土小学校では「主体的,意欲的に学び続ける子の育成~学校図書館を活用して~」 | |||||||
という研究テーマを掲げ,図書活用の研究を行ってきました。今年は3年目の 集大成の年です。コツコツと1年1年積み重ねてきたことが実となって,大きな | |||||||
喜びや,笑顔に出会える瞬間がたくさんあります。 | |||||||
*2年生 国語「生きものことをしらべてかこう」* | |||||
2年生は1学期から理科で本を使った調べ学習を行ってきたので, | |||||
調べることが大好きです。今回は生きものの飼い方がわかる | |||||
『かがく絵本』を作ることにしました。つなぎの言葉が入った説明文が | |||||
書けること,読んだ人がその生き物を飼ってみたくなるように,わかり やすく書けることが目標です。 3年生と1年生が,2年生が作った『かがく絵本』を読みました。 「知らなかったことがいっぱい書いてあったよ。」 「ハムスターを飼ってみたくなったよ。」 読んだ1年生は目を丸くします。3年生からもアドバイスや感想が もらえました。裏表紙に貼られた付箋は,たくさんの人が読んで くれたしるしです。 *3年生 国語「モチモチの木」* 3年生は国語で「モチモチの木」の学習と並行で,まず「花さき山」の 読み聞かせを聞き,次は「半日村」で読書会をしました。同じ作者の3つ の作品を比べてみることで,たくさんの気づきがありました。斎藤隆介 さんが作品に込めた思いを感じながら他の作品も読み,素敵な紹介カード が出来上がりました。 図書を使った学習物を学校図書館に展示したり,掲示したりすると, 図書を通じて他の学年と繋がることができます。 現在は,6年生の「読書新聞」が飾られていて,紹介された本が 借りられていきます。 | |||||
こども司書も講座が終わった後の実践としてたくさん活動しました。
給食とコラボの「おはなし給食」で使用した本は,こども司書の
おはなし会で読み聞かせやペープサート,ブックトークなどでみんなに
紹介しました。
写真は「おおきな おおきな おいも」市村久子:作 福音館書店,
自分たちで作った”おおきなおいも”です。たたんだおいもを少しづつ
広げていって大きくなった時には,みんな大喜びでした。
未就学児健診の待合室での読み聞かせ,お昼の放送での本の紹介…
実践を通してどんどん成長していく,頼もしいこども司書です。
さて,今日はどんな気づきや「わかったよ!」の笑顔に出会えるでしょうか…
土っ子と共に成長し続けられる学校図書館でありたいです。
みんなで学ぼう!考えよう!-授業と学校図書館の連携を目指して-
3学期のスタートともに,図書を使った調べ学習も始まりました。
『学びづくりフロンティアプロジェクト校』である酒井根中学校では,
学校図書館を活用した授業を行っています。
★テーマ,決まったかな?
図書を使った調べ学習で一番大切なこと,
それはテーマをしっかりと決めることです。
教室の授業では,『敦盛の最期』(中2国語教科書)を読んで
本文の内容を確認し,自分のテーマを考えました。
さらに発表をすることで他の人の考え方も学びました。
★本を使ってみよう!
学校図書館の授業では,本を2冊以上使うことを
目標にしています。ワークシートの完成までもう少し!
本の情報(奥付)のチェックも忘れません。
★みんなで考えよう!
疑問点や新しい発見があった時は,班の中で話し合いをします。
先生や学校図書館指導員も一緒にみんなで考えていくことが出来る場所,
それが酒井根中学校の学校図書館です。
東っ子の図書館は、いいところ♪
南向きの窓からは四季折々の景色が見られる,素敵な図書館なんですよ。
全校生徒数50名の小さな学校ですが,
先生を含めて,まるで大きな家族のようです。
1月22日,柏にも4年ぶりに大雪が降りました。
図書館からは,元気に雪遊びするみんながよく見えます。
手前にあるのは,4年生が書いた”ものがたり”。力作揃いです。
図書委員会による「ALTジェレミー先生のおはなし会」
今回読んでくださったのは,「The big turnip(おおきなかぶ)」
初めの言葉は,なんだか同時通訳のようです。
はじめから終わりまで英語尽くしで,なんだか緊張気味ですが…
最後にはジェレミー先生がおじいさん役になり,飛び入り参加のみんなを巻き込んで
Heave-ho! Heave-ho!
みんなが笑顔になりました。
読書会
手賀東小では、今年も全学年で読書会が行われました。
4年生が読んだのは「おおきな木」。
読書会では,自分にとってのおおきな木は誰か?と考えて
「4年生のおおきな木」を作り…
後日行われた二分の一成人式では,
自分にとってのおおきな木である両親に,感謝の気持ちを伝えている生徒もいました。
これこそ,世界に一つだけの「手賀東小短編小説集」
昨年度,「小学生に小説の書き方を教え,短編集として1冊の本にする」という企画に参加した4・5・6年生。
小説家の神永学先生にお越し頂き,指導して頂いた作品たちが今年度1冊の本となって届きました。
神永先生が書かれたあとがきには,”全てが,個性的で,チャーミングで,胸が躍るような素晴らしい作品ばかり”との記載が!!
みんなとても誇らしそうでした。
手賀東小の子供たちに 図書館ってなんだか楽しい!と思ってもらえるよう,これからもがんばります。
第9回 学校図書館指導員研修
まずは,今年度より取り組んだ調べ学習コンクールの報告からスタート。
すばらしい作品が数多く出品され,来年度に向けてより良い調べ学習となるよう支援して行きたいと思います。
続いて【みんなでつくる魅力ある学校】プロジェクトに取り組んでいる3校の活動報告。
西原小学校 2年生;国語「さけが大きくなるまで」
高柳小学校 4年生;国語「ごんぎつね」「読書発表会をしよう」
光ヶ丘中学校 1年生;社会「古代までの日本」 2年生;英語「英語でおすすめの場所(都道府県)を紹介」 3年生;国語「おくのほそ道」
また,中学校地区で集まり,調べ学習や読書指導での図書の活用についての話し合いもおこないました。
授業で使用した資料等も持参し,各校の実践を持ち寄りました。
そして,くじを引いて当たった人がブックトークをする,その名も“ドキドキブックトーク!”
小学校担当者は「ごんぎつね」新美南吉 「雪わたり」宮沢賢治
中学校担当者は「夢を跳ぶ」佐藤真海
の単元をテーマに本を紹介しました。
さらに,学校図書館環境チェックシートや選書についても再確認しながら,今年度最後の研修を締めくくりました。
来年も,子どもたちの「読みたい」「知りたい」を全力でサポートして行けたらと思っています。
皆さま良いお年をお迎えくださいね。
第7回 指導員研修
2学期は,11月,12月に3校にお邪魔して授業見学と研修です。
【柏第二小 4年生国語 ~読書発表会をしよう~】
新美南吉「ごんぎつね」の学習後,新美南吉のいろいろな作品を読み,
本のナビカードを作成,それをもとに読書発表会を行いました。
指導員は,新美南吉の作品を34作品から7作品に選書し
ブックトークを行って支援をしました。
【高柳西小 2年生音楽 ~童謡~】
たくさんの童謡の詩集の中から「お気に入りの詩」 をみつけだし,その詩の情景を想像して絵を描きました。歌詞に込められた思いや,言葉の意味を考えながらの授業です。
大人にとっては懐かしい童謡ですが,子どもたちにとって初めて知る・聞く童謡はとても新鮮だったようです。
【南部中 1年生国語 ~故事成語~】
各班1つ,故事成語を選び複数の本を広げてその意味を調べたり,どんな場面で使えるかを
考えました。このあと劇で発表するそうです。どんな発表になるのか楽しみです。
どの授業にも共通するのは,学習後に絵やナビカードを作成したり,劇にしたりと,
学んだことを様々な形に変えて,工夫して表現するということでした。
また,教科書には載っていない作品や故事成語を用意された本で知ることができ
より一層学習が深まったのではないでしょうか。
新年を迎えました。
子どもたちの学習がより深まるように,そして本を通して広い世界へつながる
一つの窓になるように,今年も学校図書館は頑張ります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
読書でいきいき!名戸ヶ谷小学校図書館へようこそ
名戸ヶ谷小学校には,「低学年80冊,中学年60冊,高学年50冊読もう!」という
学校目標冊数があります。学校図書館は教室棟の中心に位置し,児童が気軽に
立ち寄れる環境となっています。
学校図書館では,「授業での図書館の活用」と「児童の心を豊かにする読書」を
2本の柱に,年間を通してさまざまな取り組みを行っています。
今年度の新しい取り組みとして,3年生の「放課後子ども教室」があります。
名戸ヶ谷小学校では,調べ学習を取り入れています。学習アドバイザーの
ブックトークでスタートし,その後,宿題やプリント学習の他,学習ルームに
隣接する学校図書館で調べ学習をすることができます。
ブックトークは調べ学習のきっかけ作りです。児童たちはブックトークをヒントに,
興味を持ったテーマを自分で見つけて取り組んでいます。
授業では,先行読書・並行読書ができるように,主に国語の単元に合わせて
「本の配達便」という名前でクラスに本を届けています。
また,国語に限らず社会や総合的な学習の時間の調べ学習にも図書館の本が
活用されています。
学校図書館指導員が,クラスに本を持って行き授業に参加することもあります。
この日は,柏市の読書会用図書「ペンギンのヒナ」を用いて,2年生が
「ペンギンクイズをつくろう」と題した読書会を行いました。
読書を身近にする取り組み
とってもおいしい名戸小の給食。みんなの大好きな給食を通して本をより身近に
感じてもらおうと,毎月,栄養教諭と相談し,給食のメニューに合わせた本の紹介や
展示を行っています。
11月には,「みんなでつくるおはなし給食」として,料理やデザートの出てくる
本を展示し,投票を行いました。第1位は「ルルとララのスイートポテト」。
12月の給食に登場しました。
年間を通して行われる,ボランティアさんによる読み聞かせや,職員による
オープン読み聞かせ,理科支援員とのコラボなど,いろいろな方々の協力のもと,
読書に親しむ環境づくりに取り組んでいます。
なくてはならない存在「図書委員会」「子ども司書」
たくさんの児童や職員に活用される名戸小図書館にとって,図書委員会や子ども司書の
児童たちはなくてはならない存在です。毎日のカウンター当番,本の整理や修理,
読み聞かせやPOPづくり,秋の読書イベントなど活動は様々。本の面白さや大切さを
全校児童にアピールすると同時に,自分たちが成長する場にもなっています。
このように,たくさんの人が関わる名戸小図書館です。すべての児童がたくさんの
本と出会い,成長できるよう,これからも進化していきます。
~来てね‼ 出会う図書館,調べる図書館~ 光ヶ丘小学校
光ヶ丘小学校は児童数798人と大きな学校です。
2階にある図書館も広くて日当たりがよく,
エアコンもついてより快適になりました!
蔵書数は現在約12,900冊です。
今年度,千葉県教育委員会から優秀学校図書館に認定されました。
今はクリスマスに向けて,入り口に絵本を展示しています。
図書館の中も少しずつにぎやかになっています。
後期の新刊図書が届き,図書委員会でさっそく新刊展示会の準備をしました。
新刊の目印のテープを貼り,分類ごとに分けて見やすく展示し,
おすすめの本のPOPもあっという間に作ってくれました。
図書委員会は,10月には「読書でビンゴ!」を企画して
クイズつきのビンゴを実施しました。ビンゴの賞品は
「プラス1冊貸出券」で,低学年に大人気でした。
先月末からは全員がクラスごとに本を決めて練習し,
昼休みに図書館で読み聞かせを行いました。
お客さんを前にみんなちょっぴりどきどき。
面白さが伝わったかな?
4年生が「ウミガメの命をつなぐ」の単元で調べ学習をしました。
ウミガメの絵本の読み聞かせを聞いた後,
図書館で本,パソコンルームでポプラディアネットを利用して,
ウミガメについてわかったことをどんどん書き出しています。
わかったことを元にして,各クラスで
ウミガメのパンフレット,新聞,ポスターなど
調べたことを工夫をこらして表現しました。
これからも,知りたいことをすぐ調べられる図書館,
様々な世界に出会える図書館をめざします。
始まりました!図書館で主体的・対話的で深い学び 柏第五中学校
11月に1年社会科の地理アフリカ州「アフリカの課題と展望」の授業で図書館を
使いました。生徒は班でアフリカの課題を調べ,課題を解決するための発表を
行いました。
【1時間目】
6人掛けテーブルを二台くっつけて,生徒のフォーメーションを4人の班にしま
した。先生からマインドマップの書き方とこの授業はしゃべったり,立ち歩いて
いいと説明がありました。
はじめにアフリカの課題をマインドマップにしました。字の向き・間違いなど
気にせず,先生の「どんどん書く!」の声かけに,連想される言葉を書きこんで
いきました。
ました。
先生の「課題はどうか?」の問いに,生徒は「たくさんある」「どれもつながって
いる」と答え,「何かを解決しようとすると次の課題が出てくる。それらを少しで
も解決していけるように班で課題を1つ決めよう」と指示がありました。
決めた課題に赤で丸をしました。
【2時間目】
課題を知り,解決方法を探るために本とタブレット端末を使いました。
課題設定の理由→根拠→対策→結果と発表の仕方も話し合いました。
【3時間目】
最終日は発表です。質問にも答えました。答えられないときは「考えていない」こ
とを伝え,自分たちの課題になりました。黒板に全部の班の課題を解決するシート
を掲示しました。最後に先生から「発表や質問は前向きな話しをしよう」とアドバ
イスがありました。
【感想】
今回の授業は新鮮でした。特に印象的だったのは生徒の話し合いと発表・質問・返
答の場面でした。用語を理解し,考えが深く広いほど活発な意見交換ができていま
した。
「授業改革」に対応できる学校図書館を目指します。
本でつながる手西っ子の絆♪
手賀西小学校は今年で創立132周年を迎える伝統のある学校です。
187名の児童は1年生から6年生までが8グループの縦割りグループに分かれて
行事などを行うので,学年関係なく子どもたちが仲良しです。
図書室でも,ひとつのテーブルに色々な学年の児童が座り,高学年が低学年に
本を読み聞かせしたり,本を通じて自然に交流したりしている姿をよく見かけます。
10月の生活目標は「本をたくさん読みましょう。」です。
全校朝礼でたんぽぽ学級の児童が,おすすめ本の紹介と10月に行われる読書月間の
取り組みについて話しました。
読書月間の取り組みの1つとして,読書ビンゴをやっています。
ビンゴの内容は学年ごとに違っていて,普段なかなか手に取らない分類の本や,
長いお話を読むいい機会になります。
開始してすぐ,全てのビンゴを達成する児童もたくさんいます。1枚目が終了して
まだチャレンジしたい児童は,1つ学年が上のビンゴに挑戦しています。
また,先生方におすすめ本のPOPを書いていただき,図書室に先生のおすすめコーナーの展示をしました。
児童が次々に本を手にとって,あっという間になくなってしまいました。
借りたことを先生に報告して,先生と児童のコミュニケーションにもなりました。
図書室を使用した授業では,図書館指導員が本を読み聞かせした後に,
児童が「友達にぜひ読んでほしい本」をブックトークするクラスもあります。
簡単なあらすじと自分が読んで楽しかった部分を話すと,その本はすぐに
人気の本に変わります。
手西っ子たちは,本を開くとすぐにお話の世界に入り集中して聞くことができます。
それは,毎週金曜日の朝にほのぼのタイムというボランティアさんの読み聞かせが
あるからです。
「今日はどんなお話かなぁ」「続きが読みたい!図書室にあるかな?」
「この本読んでくれた本だ!」
今日も元気な子どもたちの声が聞こえてきます。
読書の秋の高田っ子♪高田小学校
読書の秋到来!
高田小の10月の生活目標は「本をたくさん読もう」です。
校内のあちらこちらに児童会の楽しいポスターが貼られています。
図書委員会では「秋の読書まつり」として、3つの大きな取り組みをしています。
ひとつめは「おはなし給食」です。
「秋の読書まつり」スタートの日の献立は、絵本「ばばばあちゃんのやきいもたいかい」から、「ばばばあちゃんの大学芋」。
給食の時間の放送で、図書委員から、読書まつりのおしらせや、献立の絵本の紹介をしました。
慣れない放送室にドキドキしながら、立派にやりとげました!
昼休みには、献立の絵本のよみきかせです。
元気いっぱいのばばばあちゃんのおはなし、楽しんでもらえたようですね。
ふたつめは「先生のおすすめ本」です。
9月のうちから、図書委員会から手紙を添えて、ポップづくりをお願いしてきました。
お忙しい先生方に、礼儀正しくお願いすることできたかな?
どれも素敵な本ばかり!
校長先生、教頭先生のおすすめ本もあります。
大勢の人の手にとられて、読書の世界が広がりますように!
みっつめは「本となかよしビンゴカード」です。
マスに書いてある分類の本を読んで、タテ・ヨコ・ナナメ、続けて4マス読んだらビンゴ。
ビンゴ3列(トリプルビンゴ)で図書委員から、しおりをプレゼント!
全部制覇したらパーフェクト、名前を廊下に掲示します。
返却・貸出に加え、スタンプにしおり作りと大忙しの図書委員さん、頼りになります!
ビンゴカードは、昨年から全校で取り組んでいる読書通帳にはさんで使います。
ますます読書の貯金(貯本?)が増えそうですね♪
さて、高田小には3つの図書館があります。
1~2年生は、2階「いこいの部屋」で図書の授業をします。
1年生の生活「できたよ、むしのうち」では、教科書よりも写真が多く詳しい本を、4類の棚から探して、昆虫のおうちやエサを書くことができました。
3年生以上の図書の授業は、3階「図書室」で行います。
4年生の国語「一つの花」の時代背景を理解するために、同じ戦争のころの話「かわいそうなぞう」で読書会を行いました。
一人一冊を手元に、「かわいそうなのは、ぞうだけでしょうか」という問いに、ページをめくりながら、様々な意見が発表されました。
どの意見も、深く思いやりにあふれた心温まる読書会になりました。
調べ学習用の本は今年度から、4階「コンピュータ室」に移動しました。
この日は、ポプラ社によるポプラディア講習が行われました。
調べ学習に、本とインターネットの両方を使えるという恵まれた環境を活かせるように、書架を整備していかねばなりません。
これからも、高田っ子の元気なやる気を応援していきたいと思います。
じっくりと本に向き合っています 柏六小
柏六小の周辺は,豊四季台団地の建て替えが進んだことで新しい建物が増え,
街が生まれ変わっています。
そのため,柏六小の児童数も増加し,今年度から全ての学年が2クラス以上に
なりました。
図書の時間は,その日のテーマに合った本を自分で見つけて,静かに読む
『静読タイム』の取り組みをしています。
こんなに集中して読んでいるのは,1年生です。
今年の図書委員は12人。委員長に6年生全員が立候補するなど,積極的な
メンバーです!!
子ども司書は,昨年取得した6年生9人。今年取得中の5年生7人。
この日は,子ども司書の6年生が朝自習に1年生へ読み聞かせをしています。
夏休みに読んだ本を紹介しようという募集をしたら,48人が書いてくれました。
絵を見ただけで,何の本かわかるほど,力作揃いです!!
六小図書館には図書室と調べ学習室があります。
この日は,ポプラディアの出前授業。
まずは,調べ学習室でポプラディアの使い方を学んだ後,
コンピューター室でポプラディアネットも使えるようになりました。
読書の秋!読書会も増えてきました。
4年生は総合学習で福祉について学びます。
盲導犬が学校にやって来るのを前に,『今日からは,あなたの盲導犬』
という本で,読書会を行いました。
児童数が増えても,じっくり本と向き合う六小っ子。
転入してきた子も,クラスの子に連れられて,すぐに休み時間も
図書館に来るようになります。
読書の輪の広がり,これからも大切にしていきます。
ぼくらの図書館なんだぜ!南部中学校
2, 1年生のオリエンテーションは,NDCで自己紹介。
みんなのワークシートには,コメントを入れて廊下に掲示しています。
この授業は,教育家庭新聞でも紹介されました。
3, 年に2回の一斉朝読!
国語科の並行読書になるような本などを選書して読んでもらっています。
1学期の感想はスイミーの形にして掲示しました。
4, ビブリオバトルは図書委員会がバックアップ!
図書委員会でのプレゼンで推敲を重ねます。
連続でチャンプ本に選ばれました。
5, 授業は図書館がバックアップ!
流通システムでのご協力のおかげで,生徒一人一人に本が行き渡り,和菓子も2度、商品化していただけました。
朝日新聞の記事にもなりました。
第5回 学校図書館指導員研修会
一学期の終わり,7月20日に第5回指導員研修会が行われました。 | ||||||||
今回の研修は,四本立てでした。 | ||||||||
はじめに,教育システムの本間氏の情報BOXver.7の説明です。 | ||||||||
7月中に柏市全小中学校図書館に新しいPCとプリンターが設置されました。 | ||||||||
それに伴い,情報BOXのバージョンがv6からv7に変わります。 | ||||||||
デザイン・機能がリニューアルしフレッシュな情報BOXです。 |
次に,㈱図書館流通センター(TRC)営業部 遠藤氏の新しい図書購入方法等についての説明です。 | |||||||||||
従来の書店へのfax注文から,注文方法が大きく変わる今回, 詳細について沢山の質問がありました。 | |||||||||||
三つめは,柏の葉中学校 選書のグループワークです。 | |||||||||||
新設校 柏の葉中学校図書館におさめる図書の選定もいよいよ大詰めです。 | |||||||||||
7月末提出締切に向け最終確認を行いました。 |
最後が,選書検討会です。 | ||||||||||
リーダーが中心となり,小中学校に分かれて,学校番号順グループを作り検討会を行いました。 | ||||||||||
コンセプト・予算・使用カタログ・調べ学習用の本の割合・年鑑購入有無等を話し合いました。 |
終わりに,指導主事岩田先生から情報の取り扱い方についての大切な話があり,終了となりました。 | |||||||||||
今回は,千葉県立図書館職員(今後も来訪予定),柏市の書店員さんも同席頂いて研修会を行いました。 |
第2回 司書教諭・学校図書館指導員 合同研修会
「学び,始まる,図書館から!!」 | |||||||||||||
「学ぶ意欲」「学ぶ習慣」を育てる学校図書館をめざして をテーマに,7月28日に合同研修会がおこなわれました。 | |||||||||||||
はじめに,杉本指導課長から,今年8年目となる柏市「子ども司書」養成講座の受講者が1,900名を超え | |||||||||||||
今年も300名近い小中学生が取り組んでいる旨のお話がありました。 | |||||||||||||
次に,「子供の読書活動優秀実践校文部科学大臣表彰」の記念発表を | |||||||||||||
柏市立土小学校 石上校長先生, 吉原教諭, 戸塚教諭, 平本指導員が実施してくれました。 | |||||||||||||
なぜ土小が表彰されたか? → 先生方と図書館指導員が気持ちをひとつに取り組んだから。の一言に集約される素晴らしい発表でした。 |
三つめは,ポプラ社 上原てるみ氏の「調べ学習に生かすポプラディアネットの使い方」です。 | |||||||||||
”知的好奇心こそ学びの原動力”の言葉をもとにポプラディアネットの幅広い利用方法について話して下さいました。 | |||||||||||
文字だけでなく音声や動画もそろっている知識の宝庫を,子どもたちと一緒にどんどん使いこなす必要を感じました。 |
午後一番は,㈱図書館流通センター(TRC)遠藤氏の「調べ学習に生かす新しい書誌情報(TRC MARC)の使い方」です。 | ||||||||||||
TRC MARCの説明・特徴からToolisの説明まで,丁寧に説明してくださいました。 | ||||||||||||
午後二番目は,「図書を使った授業を実践して」で小中3校(6月実施)に実践報告をしていただきました。素晴らしい内容でした。 | ||||||||||||
・柏市立風早中学校 | 堀越教諭 | 中3国語科 文化をつなぐ 旅への思い―芭蕉と『奥の細道』 | ||||||||||
・柏市立松葉第二小学校 | 高嶋教諭 | 小3国語科 図書館へ行こう 本で調べよう | ||||||||||
・柏市立柏の葉小学校 | 宮﨑教諭 | 小6国語科 日本語のひびきを味わおう~春はあけぼの~ |
最後は,「授業実践プロジェクト」実習です。 | ||||||||||
中学校区(H29発表チーム・H30発表チーム・H31発表チーム)に分かれ今後の計画を話し合いました。 | ||||||||||
1学期を終えて長期休暇を前に,司書教諭と図書館指導員がともに学び,来る2学期に備えることの出来た貴重な研修会と | ||||||||||
なりました。発表者の先生方,研修会場校の学校の皆様,本当にありがとうございました。 |
多くの本との出会いを~松葉第二小学校
今の時期は爽やかな風が通り抜けています。
毎日の授業や休み時間には,多くの子どもたちが来館します。
各教科での調べる本や並行読書など,40冊単位で本が動く時もあり
毎日フル稼働です!
4月:学校図書館活用のオリエンテーションでは,本の分類やマナー
読書の目標などを確認した後に,先生方がおすすめの本を紹介してくれました。
【4年生のオリエンテーション】
4年生4クラスの先生方のおすすめ本は
「ルドルフとイッパイアッテナ」,「ナイチンゲール」
「エパミナンダス」,「手にえがかれた物語」
先生方の巧みなブックトークに,子どもたちは引き付けられています。
紹介してもらった本は,シリーズも含めて次々に借りられました!
5月~6月:3年生が,国語「めだか」の学習の後に,魚について4つのテーマ
(身の守り方・体の特徴・えさ・すみか)について本や図艦で調べ,魚のひみつ
発見カードを作成しました。
たくさん調べたので,カードをのりで貼り合わせたら・・・本のようになりました。
グループでわかった事を伝え合い,授業参観では,一人一人立派に発表することが
できました。
この発見カードは,後で図書館に展示し人気のコーナーになりました。
6月:絵本と給食のコラボ「おはなし給食」がありました。
この日は「はらぺこあおむし」のカップケーキが登場!
低学年は絵本の読み聞かせも楽しみました。
1年生は,国語「おおきなかぶ」,2年生は,国語「きつねのおきゃくさま」で
繰り返しのお話の学習をしています。あおむしの食べ物が,毎日どんどん
増えていく様子が楽しかったですね。
2学期は,どんなおはなしが味わえるのでしょうか!?
毎月第三水曜日のロング昼休みには,保護者の方々による
「お母さんのおはなし会」があります。毎回,季節や行事にちなんだ本の読み聞かせ,紙芝居やパネルシアターを演じてくれます。
ポスター係・放送係・学級へのお知らせ係・当日の司会や誘導係など
事前に打ち合わせや練習を行い,スムーズに楽しい会になるように頑張っています。
保護者の方々は,おはなし会の後,傷んだ本の修理もしてくれます。
たくさんの本との出会いで,豊かな心がはぐくまれ,きれいな環境の元で
みんなの本を大切にする気持ちが育っていきます。
子どもたちのための多くの活動に,教職員一同いつも感謝しています。
教科書だけじゃ物足りない!酒井根西小学校
校舎の中には鳥のさえずりが聞こえ,校庭には蝶の幼虫やクワガタムシなどが多くいて,自然の教材には困りません。
学校図書館は校舎3階の真ん中にあります。どの教室からも行きやすい便利な場所です。
そんな学校図書館は,好奇心にあふれた子ども達の第二の教室です。
1年生
休み時間になると「読書カード」と筆箱を持って、絵本を読みに来ます。
教科書のお話も楽しいけれど,もっと色々なお話を読みたい!
そんな1年生がたくさんいます。読書の記録もしっかり書けるようになりました。
2年生
生きものが大好き,トンボのヤゴや蝶のたまごを見つけると「なにトンボ?」「どんな蝶になるの?」と興味津々。すぐに図書館へ来て,クラス用に本を借りていきます。
みんなで教室で調べて,時には熱い議論に!
誰も教えなくても,調べることの楽しさが自然に身についています。
3年生
辞典や図鑑の使い方を教科書で習ったばかりの3年生。
教科書で習った後に図鑑を改めて見ていたら,「自分たちのオリジナル図鑑を作ってみたい!」となりました。
班ごとに調べる項目を決めて,内容を考えて,調べて,まとめて,表紙を作ります。
出来上がったら図書館へ置きます。どんな図鑑ができるのか,楽しみです。
4年生
地域にある「下田の杜」を一年かけて観察します。これには図書館の本が欠かせません。
これは何の葉だろう?何の花?季節が変わるとどうなるの?知りたいことがたくさんです。
その他に消防署や警察署の見学で見てきたことをまとめた後,もっと詳しく知るための調べ学習にも学校図書館を使います。クリーンセンターや浄水場も,もっともっと知りたい!
5年生
「3年生に読んでもらいたい本」をテーマにビブリオバトルを行いました。
3年生はどんな本が好きだろう?を考えながらの本選び,今までの読書の
蓄積がここで活きます。シナリオを書いて,何度も何度も練習しました。
クラス全体→8冊→3冊→チャンプ本
チャンプ本は今3年生の間で大人気になっています。
6年生
2学期に修学旅行で日光へ行きます。そのための下調べはもちろん学校図書館です。
下調べの後で実際に行き,見て体験したことをまとめて5年生にプレゼントします。
5年生が「楽しみ!早く行きたい!」と思えるものを作るために一所懸命です。
その他、自分のお気に入りの戦国武将調べも同時に行っています。
本の種類が違えば,同じ人物の違う面も見えてきます。
日々、子ども達は教科書を使い学んでいます。
しかし、なんだろう?どうしてだろう?
教科書には載っていない,教科書だけじゃ足りない,もっと知りたい!
子ども達の知識欲は無限大です。
これを満たす場所,それが酒井根西小学校の学校図書館です。
第4回学校図書館指導員研修
実際に柏市の小中学校3校に行き、学校図書館を活用した授業
の参観をさせてもらいました。
中学校担当の指導員は6月2日に風早中学校へ
3年生 国語で単元「江戸JAPANツアー ~講師:芭蕉先生~」 奥の細道
原文を本を使い読み,調べたことを発表する授業でした。
この単元ではほかの学校から借りた本もあわせて170冊の本を使用しました。
6月6日北部と南部地区の小学校担当指導員は松葉第二小学校の3年生の授業を見学させていただきました。
教科は国語,単元は「びっくり!発見!『魚のひみつカード』をつくろう」です。
終盤で及川指導員が自作の「発見カード」をペープサートも利用して発表しました。
子供たちからは感嘆の声があがっていました。先にお手本を見せるのではなく,
子供たちと一緒に活動し情報を共有するのも,1つの支援の形だと改めて感じました。
6月12日は中部・東部地区の小学校担当指導員は柏の葉小学校へ。
単元は6年生「春はあけぼの」で、古文や漢文の言葉の響きに
慣れ親しんで作成した【わたしの枕草子】の発表の見学をしました。
図書館指導員の支援としては並行読書の本を集め、例文作成などで
授業に関わっていました。
学校で授業を参観させていただく研修は,指導員にとって貴重な勉強です。
授業者の先生方,各学校のみなさん,本当にありがとうございました。
★読むよろこび 学ぶよろこび柏第五小学校★
学級数は32を有する大規模校で、図書室は低学年用と高学年用に
分かれています。
今年度から、たくさんの心に残る本と出会うことを目的として
「読書の木」を始めました。
目標冊数を達成すると「読書の木」に花が咲きます。
図書委員は5・6年生合わせて23人で、おすすめ本のポップの作成
図書新聞、図書クイズ作りなどに挑戦中です。
図書室の並びが3年生ということもあり、調べ学習に多く利活用されています。
ひとりに一冊ずつ図鑑を手に取り、めざす答えを見つけると、「あった!」と
あちこちから歓声があがります。調べるおもしろさを知ると、休み時間にも
図書館に来るようになります。
季節のコーナーではカイコの飼育もしています。関連本も展示し、わからないことを
すぐに調べられるようにしています。
これからの予定は夏休み前に、第一回目の新刊展示会を予定しています。
新しい本を手に取って、目をキラキラさせている子どもたちの顔が楽しみです。
学びと癒しの空間 柏第四中学校
柏第四中学校の学校図書館は,校舎1階廊下の突き当たり,教室からは少し遠い静かな場所に位置しています。
日当たりがよく,暖かな光の中,素敵なBGM(2階の音楽室からの歌声や演奏)を聞きながら読書を楽しむことのできる学校一の癒し空間です。
学校図書館の入口には,図書委員によるおすすめ新着図書のPOPを貼ったボードがあります。
4月には1年生がボードの前で足をとめて,「あ、○○もある!小学校の図書館とはちがうね。」など話す姿がありました。
中に入ってまず目に入るのは,先生方のおすすめ本・指導員のおすすめ本のコーナーです。
先生方のおすすめ本はPOPつきで紹介しています。
そのほか,文豪ストレイドックス人気に合わせた「今、文豪が熱い!」と題した文豪コーナー,受験に出典された作品・受験情報誌・問題集を並べた3年生受験コーナー,季節に合わせた展示コーナーなどを設けています。
新着図書展示会は,夏と冬の年2回開催しています。
国語の時間をつかって,味見読書も行います。
普段は手にとらない分野の本に目を通す貴重な機会になっています。
この活動を続けていくことで,生徒たちが物語以外の図書にも興味をもってくれるようになることを期待しています。
新着図書の貸し出し初日は,普段は利用者が多いとは言えない四中図書館も来館者で大変賑わい,貸し出し手続きを待つ行列が廊下にまであふれることもあります。
昨年度は,国語・理科・美術の授業で図書館利用がありました。
1年生の国語の授業では,芥川龍之介の「鼻」で読書会を開催し,生徒たちは普段とは違った友達の意見を聞くことができ,楽しい時間となりました。
また,今年度の図書館オリエンテーションでは,2・3年生はミニビブリオバトルを体験しました。
初めてビブリオバトルを体験した生徒がほとんどでしたが,時間いっぱい話そうとがんばっていました。
こちらも友達の新しい一面をみることができた時間となり,生徒たちが書いた感想も,熱意に満ちたもの,深く考えたものが多くみられました。
各クラスのチャンプ本(「一番読みたい本」に選ばれた本)は,夏の新着図書として購入予定です。
柏四中の一番の自慢は,ボランティアによる読み聞かせが行われていることです。
中学校で実施しているのは珍しいと思われますが,有志の保護者の方々により10年以上も続けられています。
地域の方にも支えていただいて,生徒たちの豊かな読書活動が実現しており,図書館指導員として嬉しく思います。
ひとりゆっくり静かに本に没頭するもよし,友達と1冊の本を囲んで談笑するもよし,勉強するもよし,それぞれの生徒がそれぞれの過ごしかたでくつろげる学校図書館をめざし,今日も扉を開けています。
2017年度 スタート!
2017年度 第3回目の学校図書館指導員研修。
来年度,柏市では中学校1校が新設される予定です。
そのピカピカの学校図書館に並ぶ本の選書作業をおこなっています。
各教科ごとの担当にわかれ,授業に必要な本を話し合いながら決めていきます。
責任を十分に感じながらも来年度の開館に向けてワクワクしながら取り組んでいます。
午後からは,‘学び,変わる,図書館から!-学校図書館を使った楽しくて力がつく授業をめざして-’をテーマに,司書教諭・理科教育支援員・学校図書館指導員の合同研修会をおこないました。
岩田指導主事より,学校図書館活用についてお話しがありました。
今年度は‘調べ学習を楽しんで力がつく授業をしよう!’を重点目標とし,授業での調べ学習の作品や夏休みの自由研究等,調べる学習コンクールへの参加を試みます。
白百合女子大学非常勤講師の中村伸子先生をお迎えし,「調べ学習の進め方-自らの疑問を解決できる子ども達を育てる-」をテーマにご講演いただきました。
子どもと読書の現状,調べ学習のステップの仕方,支援のポイント,そして‘小さい調べるの積み重ね’‘自らの疑問を解決できる力を身につけること’その力は一生続く力!という事を,実践例を交えてお話しいただき,大変有意義な時間となりました。
その後,司書教諭と合同で“授業実践プロジェクト”につての話し合いをおこないました。
9年間を通して子どもたちをどう支援し,力をつけていくか,中学校区単位で集まり話し合います。今年度は6学区19校が実践発表を行う予定です。
今年度も,知識も心も満たされる図書館であるように,学校図書館指導員全員で力を合わせ全力で支援していきたいと思っています。
第10回学校図書館指導員研修会
受付では,学校図書館の活用を記録した冊子が2部ずつ配布されました。
(司書教諭編 / 学校図書館指導員編)
指導員編は,対象学年 / 教科ごとにまとめられているので,今後の授業支援に
大いに役立つことでしょう。
午前中は,恒例の実践発表。小学校2グループと中学校グループに分かれて
実施しました。発表後の質問タイムには,活発な質疑応答が繰り広げられました。
ランチタイムはおいしいお弁当にデザートも付いて,大満足。
残念ながら,2名の指導員が退職されることになりました。
個性溢れるお別れの挨拶に,しんみりとした気分はどこへやら・・
会場は笑いの渦に包まれました。お二人の新しいステージを
応援したいと思います。ありがとうございました。
午後は中澤コーディネーター,中島アドバイザー,岩田指導主事より講評を
いただきました。「言葉の力や感性を養成する仕事」に携わっていることを
再度,心に留めつつ,来年度に繋げていきたいと思います。
本を身近に。酒井根東小図書館
本のイメージに合わせて筆を使ったり、絵を描いたり、
見ているだけでも楽しくなる作品ばかりです。
子どもたちは紹介文を読んで、聞きたい本の教室に向かいます。
どの先生が読んでくれるのかは、教室でのお楽しみ。
オープン読み聞かせで紹介された本を図書室に置くと、
たちまち人気の一冊となります。
★今年度は蔵書点検がありました。
酒井根東小図書館の本はおよそ1万冊。
16名の保護者の方の力をお借りして、すべての本の点検を行いました。
バーコードを一つひとつ読み取る作業の後には、本の整備作業も手伝って頂きました。
みなさんの手早さには驚くばかり。
「楽しかったです」「またやりたいです」という言葉まで頂戴し、本当に有難かったです。
今後も保護者の方の力をお借りしながら、
子どもたちにとって居心地のいい図書館を作っていきたいです。
★今年度、図書委員会は2つの読書イベントを企画・運営しました。
2学期は本を読んで動物パズルを完成させていくという読書イベント、
3学期は読書ビンゴでした。
図書委員さんたちは、アイディアが豊富で仕事も早く、いつも助けてくれました。
来年度も図書館とみんなをつなぐ架け橋になってほしいと願っています。
★子ども司書さんも、酒井根東小図書館には欠かせません。
3学期の読書イベント中には、昨年度と今年度の子ども司書さんのボランティアさんが
お題の本を探せずに困っている下級生のお手伝いをしてくれました。
図書館でのおはなし会も開いてくれました。
子ども司書として学んだ知識を、来年度もぜひみんなに還元していってほしいです。
★3月7日、6年生が奉仕活動として図書館の掃除に来てくれました。
本棚の上や中、窓のサッシなど、普段できない隅々まで心を込めて掃除をしてくれました。
まもなく卒業式。
6年間の間に、読書や調べ学習、読書会など本との思い出はどのくらいできたでしょうか。
中学生になると、勉強や部活で忙しくなると思いますが、
中学校でも学校図書館を利用して、小学校にはなかった本とぜひ出会って下さいね。
1年生から5年生の皆さん、
来年度もたくさん本を読みましょうね。
これからも楽しい本との出会いがたくさんありますように。
「季節はめぐり春になります」 豊四季中学校
豊四季中学校の図書館は2階にあり、窓から、たわわに実るみかんの木や、かぶなどの畑が見えます。音楽室の近くに位置し、子ども達の歌声や、吹奏楽の演奏が聞こえてきます。
図書館の本棚には、いろいろな分野の本があり、6人がけのテーブルが8つならび、授業でもよく活用されています。
<オリエンテーション>
春のオリエンテーションでは、国語の授業を1時間ずつ使って、全学年で行いました。
図書館の利用の仕方を確認、日本十進分類の復習をし、1年生は、「本との出会い」のシート、2,3年生は、「調べ学習型」のシートで、図書館の本を使って答えを探していく活動をしました。
ブックトークでは、カナダの作家 ルーシー・モード・モンゴメリー著「赤毛のアン」を紹介しました。
豊四季中学区(旭小・二小・豊四季中)は、「四季の貯本箱」という読書記録を小中学校の9年間を通して行っています。4月のオリエンテーションでは、「四季の貯本箱」への記録も呼びかけました。
<新刊展示会>
秋には新刊展示会を1,2年生は、国語の時間を1時間ずつ使って行いました。3年生は1週間、昼休みを利用して行いました。
新刊展示会では、全学年の図書委員さんが新刊本を一冊ずつ読み、POPを作成し、展示しました。
1,2年生の図書委員さんは、各クラスの国語の新刊展示会の授業中に自分のクラスのみんなの前でブックトークをしました。
POP作り、ブックトークの原稿作り リハーサルなど、連日、放課後 残って図書委員さん一生懸命がんばりました。とても素敵なPOPができ、楽しいブックトークをして、紹介した本にとても興味を持ってもらいました。ブックトークした本に予約がたくさん入り、順番に貸出しました。
今年は、1年生の国語の先生からのリクエストで、「近代文学コーナー」のテーブルも作ってほしいということで、近代文学コーナーのテーブルも一つ作りました。味見読書では、どのテーブルでも、一生懸命本を読む子どもたちの姿が印象的でした。
<コラボ給食>
豊四季中学区の旭小・二小・豊四季中では、秋にコラボ給食ということで、本に出てくるメニューを一つ決めて(3校共通のメニューです)給食に出してもらっています。
夏頃から、3校(旭小・二小・豊四季中)の司書教諭の先生と図書館指導員の話し合いがあり、二学期に栄養士の先生方とも相談し行われました。
今年は「赤毛のアン」に出てくる「ブラマンジェ」を出してもらいました。兄弟(姉妹)で共通のメニューの話題が、お家でも出たそうです。
<授業での活用>
豊四季中学校の図書館は、授業でも活用されています。
1年を通して、社会・理科・国語・英語・家庭科・総合学習(林間学校・職業体験の事前学習など)その他、本を使った授業が図書館や教室でたくさん行われています。
1年生では、理科の「動物」「植物」「火山」についての調べ学習を図書館で行いました。
2年生では、社会「元禄 化政文化」「関東 近畿 中部地方 四国地方」など歴史や地理の調べ学習後、新聞作り、林間学校 職業体験の事前学習も図書館で本を使って行いました。
2月後半から3月半ばにかけて、1年生国語では、「震災から学ぶこと」というテーマで、いろいろな資料(東日本大震災の関連の図書や新聞記事)を読み、自分たちでまとめた新聞を作り、発表しあうという学習をしています。
今回もたくさんの小中学校の図書館から、図書を貸出してもらって、震災に関連する図書を集めることができました。
各学校の図書館指導員の皆さま、いつもご支援いただき、ありがとうございます。
これからも、よろしくお願いします。
高西っ子活躍中!みんなでつくる学校図書館。
季節の装飾,館内案内地図,おすすめ本のPOP,図書クイズ等
みんなが楽しめる工夫をたくさん考えました。クイズは館内に貼ってあります。
月2回の読み聞かせは,ドキドキ緊張しながらも上手に読むことができました。
高西っ子はみんなセンス抜群です!素敵な作品を図書館に
持ってきてくれます。
図書館には,いつでも切り絵が出来る様に準備してあります。
読書の合間にちょっと切り絵や折り紙をして,他の学年のお友達と
交流もできます。
広く空いたスペースに,大きな分類紹介の装飾をしました。
一緒に作ってくれた子ども達に感謝です!
とても素敵に仕上がりました。
高西小図書館は日々,子ども達と一緒に成長しています。
勉強や読書はもちろんのこと,子ども同士の交流の場に
なって欲しいと願っています。使いやすくてほっとする場所に
なる様に,これからもみんなの力を借りながら高西小図書館を
つくっていきたいと思います。
たくさんの本を読んで心豊かに!!
◇図書委員会頑張っています!!
豊小には6年生6名,5年生9名,合計15名の図書委員がいます。図書委員は大休憩や昼休みには本の貸出しだけでなく,書架整理や読書の木達成者の貼りだしにと大忙しです。
また,図書委員会の時には校内風景の写真撮影をして,読書の木達成記念のしおりを作成したり,季節ごとの掲示物を作成したりしています。
3学期に掲示物として取り組んでいるのはことわざかるたです。1月は「とり」にまつわることわざ,2月は「おに」にまつわることわざ,3月は「もも」にまつわることわざです。
◇校長先生が朝会で紹介された本
毎月初めに行われる全校朝会では校長先生が本を紹介してくださいます。今までに紹介してくださった本は「ええところ」や「雨ニモマケズ」などです。紹介された本は書架に戻る間がないほど大人気です。
「雨ニモマケズ」「論語」などは暗唱チャレンジの本として紹介されています。実際に覚えて校長先生に聞いてもらって合格する子もたくさんいます。
◇読み聞かせの気球が大渋滞?!
豊小では,毎週木曜日に保護者の方による朝の読み聞かせが行われています。今までは,その日に読んだ本を図書室内の小さなホワイトボードに書いてもらっていましたが,2学期から廊下に掲示スペースを作りました。その名も「読み聞かせの気球」青空に白い雲が浮かんだスペースが,今では雲が隠れて空からはみ出るほどの気球が浮かぶようになりました。「子どもたちのキラキラした笑顔がうれしくて…」と言って朝早くから子どもたちのために「いろんな本を読んでくださり,本当にありがとうございます。
いろいろな取り組みで,豊小の子どもたちはたくさんの本と出会っています。これからもたくさんの本を読んでますます心豊かになりますように!!
力を合わせて グループワーク
12月19日に沼南庁舎で 第9回学校図書館指導員研修会が行われました。
今日のメインは グループワークの発表です。
61名の指導員が,4~5人のグループに分かれて 発表をしました。
グループワークの目的は、授業支援のスキルアップを目指すことです。
学年・単元に分かれ、すぐ使える、実践的な支援をそれぞれ発表し,学びあいます。
発表時間は 15分 決められた時間の中で行うことも練習の一つです。
発表は 4月から研修の度に話し合いを重ね、練習や作品作りをしてきました。
手作りのカルタ・パンフレット・紙芝居、心のこもったブックトークなど いろいろ盛りだくさん。
どこまでも熱い指導員の熱気!!が感じられます。
ドキドキわくわく 柏市の学校図書館 これからも 頑張ります。
「いっぱい読んで いっぱい学ぼう」 田中北小学校
今年度初め,1階にあった図書室を3階に移設しました。本の移動は高学年の児童に,書架の移動などたいへんな作業は,地域の方々にお手伝いをしていただきました。たくさんの人たちに支えられている学校図書館です。
◇「学ビレッジ」へようこそ
新しくなった図書館は,調べ学習をするコンピューター室と絵本や物語がある読書室が隣接し,学習情報センターとして活用されています。
全校に募集して決まった新しい図書館の名前は「学ビレッジ」。マスコットキャラクター「知しき先生」もみんなに親しまれています。
☆知しき先生
☆校長先生おすすめの本
◇イベントでつなげる本との出会い
2学期は,毎年新刊展示会や北小図書まつりを行っています。
新刊展示会は,クラスごとに味見読書をします。いろいろな分類の本を手にとって読んでみたい本を見つけます。たくさんの児童が貸し出しの予約をしました。
◇わくわく本の福袋
3学期はじめ,図書委員会が企画した「本の福袋」は大盛況!図書委員と4年生で福袋を作り,4年生は国語「テーマを決めて本を紹介しよう」の発展授業です。みんな生き生きとした表情で活動していました。
貸し出しの日は,たくさんの子どもたちがやって来て,福袋をどんどん借りていきます。あっという間に無くなって,予定していなかった2回目の貸し出しを行いました。うれしい悲鳴です。新たな本との出会いがあり,ふだん手に取らない本に興味を持つことができました。
袋に書いてあるテーマを見て選びます。 どんな本が入っているかはお楽しみ!
◇おいしいお話~給食コラボ~
図書館と給食室がコラボレーションして,絵本の読み聞かせを定期的に行っています。1月のコラボ給食は『3びきのくま』のスープです。作者のトルストイの故郷ロシアの伝統的な料理「ボルシチ」が給食に出ました。朝の読書の時間には,校長先生が6年生,教頭先生が5年生,1~4年生は読み聞かせボランティアの皆さんに本を読んでいただきました。読んだ本もボルシチも心に残る思い出になったと思います。
校長先生の読み聞かせは6年生にとって良い記念に!
おいしいお話の読み聞かせで給食がさらにおいしく!
◇読書会で読書の魅力を知る
授業では読書会も行われています。4,5年生は『ぼくのニセモノつくるには』を読んで自分の好きなこと,きらいなことを考えたり,未来や過去の自分を想像したり,自分自身について考え発表します。
自分のことはちょっと恥ずかしい 5年生 4年生は発表大好き
2年生は『ええところ』,3年生は『あなぐまのもちよりパーティ』を読んで心に残ったところをグループで発表します。
一人一人の読みたい気持ちに寄りそい,これからも本と子どもたちをつないでいきます。
笑顔で元気いっぱいの北小っ子たち,いっぱい読んで,いっぱい学ぼう!!
★いつも本とともに。大津ケ丘第二小学校★
昨年10月の読書フェアでのPOPコンテストには,41作品もの応募がありました。
全校児童の投票によりPOP大賞が決まります。図書委員が選ぶ図書委員会賞,
校長先生が選ぶ校長先生賞など,この時期は1年で最も学校図書館が盛りあがります。
こちらの力作は3年生のものです。
このPOPを描くために3年生は学校図書館にある斎藤隆介の本を全部読みました。人気が高かったのは「花さき山」「天の笛」です。
妹のために着物をがまんするあや,太陽に向かっていくひばりの勇気。
3年生どうしで,または3年生と図書館指導員で本の内容について熱く語り合いました。
二小まつり 本の部屋
エルマーのぼうけんへようこそ
こちらも3年生がエルマーのぼうけんのお話を表現しています。
クイズや,ゲームでエルマーと同じぼうけんを体験できます。
お客さんがいつもいっぱい!順番まちの人には読み聞かせをしました。
もう少し待っててね。
2年生読書会のようすです。
今日の本は「ペンギンのヒナ」です。たまごをあたためるおとうさんの気持ち,えさを
取りに行くおかあさんの気持ちを発表しています。
読書会のルールを守って,素敵な意見がたくさん出ました。
図書館指導員にとって何よりうれしい時間です。
いろいろな学びがいつも本とともにある。
そんな学校図書館を大津ケ丘第二小学校は目指しています。
★ みんなで行こう!柏第七小図書館 ★
学校図書館としてさまざまな授業支援を行いました。今後も,読書活動と学習を
支える場でありたいです。
<5年生> 毎月一回読書会を行っています。回を重ねるごとに,子どもたちは堂々と自分の
意見を発表するようになり,読書会の楽しさを知ってきたようです。
<1年生> 絵本『ハリーのセーター』ジーン・ジオン/作 の読み聞かせを聞いて
ハリーが好きそうなセーターの模様を考えました。
どのセーターもハリーが気に入ってくれそうです。
<図書委員会> 図書委員も七小図書館には欠かせないメンバーです。
図書委員会では毎月の「図書新聞」の作成や読み聞かせ,おすすめ本のポップの作成など意欲的に活動しています。
<蔵書点検> ボランティアの方々に手伝っていただき,全冊の蔵書点検を行います。
本を大切にする心を育てるためには,とても大切な作業の一つです。
これからも,「心豊かでたくましい七小っ子」を育む,縁の下の力持ちとしての学校図書館で
ありたいです。
☆「宝箱」をいっぱいにしよう☆ 田中小学校
昨年度より,学びづくりフロンティアプロジェクトの一環で,読書活動にも力をいれており,田中中学校区共通で,全学年で「知識の宝箱」という読書記録にも取り組んでいます。どの子の宝箱にも,大切な一冊が入るように,また,図書館で発見したことや楽しい記憶が,学びにつながるように,今日も明るい図書館を目指します!
第一図書室 新刊展示会
<理科支援員とのコラボレーション>
自然豊かな校庭には,遊び場だけではなく生きた教材がたくさんあります。理科支援の先生と協力して,手で触れたり,目で楽しむ展示を季節ごとに行っています。
<いろいろな人が本との出会いを結びます>
授業での読み聞かせに加えて,昨年度呼びかけて発足した保護者による読み聞かせボランティア,地域の方々によるお話会,図書委員(22名),こども司書(21名)の活躍も読書活動を盛り上げます。
みんなと一緒に楽しんだ本との出会いは,その後の読書意欲につながります。
図書委員の読み聞かせ
図書委員作成「本の表紙ポスター」。全校朝礼で発表した学年別のおすすめ本は,
いつも大人気です。
〈授業でも積極的に本が活用されます〉
全学年で国語の授業に合わせた並行読書や,その他教科での調べ学習に本が活用されます。
4年生・ひまわり・なのはな学級では,今年度の夏休み課題図書となった「コロッケ先生の古紙リサイクル授業」が実践されました。
「紙はゴミじゃなーい」
5年生では国語「大造じいさんとがん」の学習で,椋鳩十作品を読み「本のショーウィンドウ」を作成するクラスもあれば,隔週ごとにテーマを決めてビブリオバトルが実施されているクラスもあります。
2学期の読書イベント「よむよむラリー」では,0類から9類までの本を場所を覚えながら選ぶことで,1年生も貸出と返却がとても上手になりました。作者の頭文字(ひらがな)を見ながら棚に戻す習慣を身につけて,読み聞かせの後にみんなからのお礼で,本の整理をしてくれています。
第二図書室「おはなしのへや」
みんなが「たからもの」をひとつでも多く見つけられるように,今日も笑顔が広がる田中小図書館です。
★明るい未来に向かって!★ 逆井中学校
逆井中学校の図書館は,ボランティアさんが年間を通して季節の木をテーマに,
ステンドグラス風に見える絵を図書館の窓に飾ってくれています。
写真は紅葉と松の絵です。生徒は窓から風景の見える落ち着いた環境の中で
読書をしています。
3年生国語授業支援
「無言館の青春」の関連本『約束』で,読書会を開きました。
絵本の見開きを交代で朗読し,ワークシートを使って発表をしました。
戦争に行って帰ってこられなかった画学生の気持を感じることが出来た,良い読書会でした。
現地の無言館に行ってみたいという感想もあり,教科書を深めることが出来ました。
1年生の授業でPOPを作りました
POPをラミネートし,穴をあけ,リボンをつけて栞にしました。
100冊にPOP付の栞が出来ました。
ブックフェアの時に皆でPOP大賞を決めました。
有志・図書委員会での読書会
芥川龍之介の短編集を使って,「杜子春」「くもの糸」の読書会を行いました。
皆の意見を聞きながら,自由に自分の想いを発表できるようになりました。
図書委員会の活動
昨年度の年間貸出冊数は4000冊でした。
今年度は年間貸出冊数の目標を5000冊としましたが,
12月初めに目標を達成することが出来ました。
図書委員・子ども司書さんたちの積極的な活動で活気ある逆井中学校の図書館です。
ようこそ逆井小学校へ
本校では子どもたちにたくさん本を読んでもらいたいと,様々な取り組みを行っています。
★教育ミニ集会★
1学期の授業参観では教育ミニ集会を行いました。
テーマは≪“進んで本を読む子が育つ”親子の関わり≫です。
校長先生,教頭先生から“学校ではどのような読書活動をしているのか”
についてお話がありました。
ボランティアの皆さんの絵本の読み聞かせや,家庭での本との関わり方など,
たくさんの保護者の方が集まり,読書の大切さを改めて話し合う良い機会となりました。
★書架表示★
2学期にはボランティアの皆さんの協力のもと,本棚に書架表示を設置しました。
どの本棚にどの分類の本が並んでいるのかが,
子どもたちや先生方にもすぐにわかるようになり,大変好評です。
★オープン読み聞かせ★
10月にはオープン読み聞かせを行いました。
先生方が読む本の題名,内容の紹介と場所を掲示し,
子どもたちはそれを見て自分の行く場所を決めます。
どの先生が登場するかは当日のお楽しみという,新しいスタイルの読み聞かせです。
日頃触れ合わない先生や友達と一緒に絵本を楽しむ良い時間となりました。
★ビブリオバトル★
今年度から新たな試みとしてビブリオバトルを行いました。
バトラーは3名の先生方で, 見事チャンプ本に選ばれたのは,
ロバート・フローマン作「このよでいちばんはやいのは」でした。
図書室には紹介された本を読みにたくさんの子どもたちが訪れ,
「次回はいつですか?」と楽しみにしてくれている様子です。
3学期には4年生の代表者,図書委員会の希望者,子ども司書,
読書クラブの子どもたちがバトラーになり,ビブリオバトルを行う予定です。
その影響でビブリオバトルにクラスで取り組む学級も増えてきました。
これからも子どもたちと本をつなぐ活動を全力で応援していきたいと思います。♪
★夢・チャレンジ・大津一小★ 大津ケ丘第一小学校
大津ケ丘第一小学校は,「夢・チャレンジ・大津一小」を合言葉に,学びづくりプロジェクトで,
ICTの活用と学校図書館活用に取り組んでいます。
学校図書館は,0類から8類の本を置いた「情報センター」,9類の本の「読書センター」の
2部屋が4階にあります。窓からは大津川周辺ののどかな風景と遠くにスカイツリーを望み,
落ち着いた読書の環境が整っています。
読書をがんばっています。
図書館活用の基本は「読書」です。
今年度から~6年間で500冊めざそう~をめあてに,「読書の記録」に取り組んでいます。
「読書の記録」が学年の目標冊数を達成すると金の花が咲きます。
12月・・・2学期終盤となり,金の花が目立つようになってきました。
授業で活用しています。
大津一小は,さまざまな授業で学校図書館を活用しています。
<1年 図書 二人読み >
<2年 国語 生きもののことをせつめいしよう >
<3年 国語 生きものとくちょうをしらべて書こう >
生きもののとくちょうをナビカードにまとめました。
<4年 国語 一つの花 >
戦争の本を読んで,本の帯をつくりました。
<5年 社会 あたたかい土地のくらし >
沖縄について図書とタブレット(インターネット)で調べ,沖縄の方とスカイプを使って交流しました。
<6年 総合 未来に向かってはじめの一歩!>
図書流通で他校からも本を借り,自分のなりたい職業について調べています。
大津ケ丘第一小学校図書館は,これからも子どもたちが夢に向かってチャレンジできるよう,図書館活用を支援していきます。
柏市大島田48番地1
04-7191-7369(指導課)