柏市学校図書館紹介blog

市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています

第6回柏市学校図書館指導員研修会

 9月9日(月)に,第6回柏市学校図書館指導員研修会が行われました。

○笹間コーディネーターより,夏休みに市立図書館に協力した「マンデーライブラリーラボ」について,当日の指導員の活動や参加児童の様子について動画を使用してご報告いただきました。
公共図書館との連携や、今後の授業実践へのアドバイスなどもありました。

○大野アドバイザーより,2.・3学期の業務について実践的なお話がありました。
すぐに活用できる資料も、たくさんみせていただきました。


。指導員からも、代表で向坂指導員から図書館内の環境整備について,曽我部指導員と玉田指導員からは,小・中学校の授業支援についてそれぞれ報告をしてもらいました。

午後は,グループワークで小学校新教科書(国語)の研究を行いました。新しくなる教科書をじっくり見ながら,どの単元でどんなふうに図書館活用ができるかを意見を出し合いました。




また,教育システムの本間氏からは,学校図書館オンラインについて具体的な指導をしていただき,あらためて実務に必要なスキルを再確認することができました。

これからも「学びを広げる 知識を深める 心を育む学校図書館」をめざして取り組んでいきます。

読書と情報発信の場~大津ケ丘中学校

 大津ケ丘中学校の図書館は,窓から正門が見える2階の明るい場所にあり,
約10,800冊の本を蔵書しています。

 昼休みや授業で,読書の場,学習の場,新聞を読む場として活用されています。

★情報発信の場・・・図書館廊下
 
 廊下には,読売新聞の朝刊や注目記事の切り抜き,お知らせなどが掲示されており,
先生や生徒が,最新情報をいつでも見ることができます。

★授業での活用
 ・1年国語「ベンチ」

  「あの頃はフリードリヒがいた」をひとり一章読み,原稿を作成し,班内で
   ブックトークをしました。
・2年国語「夢を跳ぶ」

     困難を乗り越えた人の関連本を読み,感想を書きました。
        授業後に展示された本を読んでいる生徒もいました。

★図書委員会の活動
 ・昼休みの仕事の他,読書の記録の管理,新聞の投稿への呼びかけや
  図書委員だよりの発行などをしています。
 

・7月の新刊展示会の司会,進行は図書委員が行いました。国語の授業で全クラス
 が来館し,5分ごとに机を移動して色々な分野の本の味見読書をしました。

 大津ケ丘中学校図書館は,本や新聞から,活字にどんどん親しみ,図書館からも
情報を発信する(NIE他)活動を目指していきます。

第2回 司書教諭・学校図書館指導員合同研会

7月26日(金)に 第2回司書教諭・学校図書館指導員合同研修会 / 第5回学校図書館指導員研修会 が行われました。
午前が学校図書館指導員研修会,午後から司書教諭が合流しての合同研修会です。


○1学期の巡回・授業の様子紹介
笹間コーディネーターより「主体的・対話的で深い学び」のために、
授業支援を行う際に心掛けることについてお話を伺いました。
小中さまざまな学年の単元に沿った具体的な支援の仕方や、すぐに活用
できる実践報告が聞けて2学期に向けての活力となりました。


○子ども司書講座について
大伯指導員より「子ども司書講座」についてお話を聞きました。
新しい指導員が増えたので、必ず教えたいことなどや心がけの確認ができました。
各学校独自で行っている工夫などもアンケートし共有します。


お昼からは司書教諭との合同研修です。

○ポプラ社 上原てるみ氏の「調べ学習に生かすポプラディアネットの使い方」  
実際にスマホを使ってポプラディアネットの幅広い利用方法について話して下さいました。
文字だけでなく音声や動画もそろっている知識の宝庫を,子どもたちと一緒に
どんどん使いこなす必要を感じました 。


○実践プロジェクトチームでの1学期の振り返り
中学校区での実践プロジェクトの話し合いでは,司書教諭,図書館指導員が一緒に
2学期にむけて更に各校で取り組む事,小中連携でできることなどを検討しました。


7月の研修を通して更にパワーアップし,2学期に備えたいと思います。

第4回柏市学校図書館指導員研修会

7月19日(金)に第4回学校図書館指導員の研修会が行われました。
夏休みに入る前の大事な研修会です。

○モラルアップ研修 

教職員課 入澤副参事から、守秘義務や情報セキュリティー対策などの「公人」7つの
行動規範についての講義を聞きました。
いろいろな場面での対処法などを、グループ協議を交え教えていただきました。
チーム学校の一員として、つねに身を引き締めて行動しなければいけないと
再確認できた貴重な講義でした。



○選書検討会

来年度小学校の教科書が変わることをふまえての、今年度一回目の「選書検討会」です。
リーダーが中心となって、小中学校に分かれ検討会を行いました。 
各学校の選書リストとおすすめの本2冊(読み物・調べ学習)を持ち寄って
今年度の選書方針や、重点をおいたところなどを中心に話し合いを進めました。


お昼を挟んで午後からは、一学期の勤務の振り返りとリーフレットをもとにした
授業支援の情報共有をグループで行いました。
勤務の振り返りは、できたことや困っていることをシートに記入し支援計画簿に貼って
今後の勤務に役立てます。

国語以外の教科でどのような支援を行ったか付箋に書き情報共有することによって、
今後の課題などが見えてきました。

誰もが使いやすい図書館を目指して―柏市立富勢中学校―


富勢中学校の図書館は一階中庭に面しており、冬の一時期を除き直射日光に煩わされることなく図書にとっては良い立地です。

 

開館時間は昼休みと図書館指導員在室時です。指導員は週に三日しかいないため週に二日は図書委員がメインで開館してくれています。そのため、図書委員がカギを開けるまでの待ち時間が退屈でないように、図書館前には暇つぶしに読めるものを常に掲示してあります。

 

入ってすぐのところに図書委員おすすめの本を置くコーナーがあります。

 

また、図書館カウンター横には読書支援ツール“リーディングトラッカー”が置かれています。

近年いろいろな種類の読書支援ツールが出ていますが、これはその一つです。

文字の読み飛ばしが激しいとか何度も同じ行を読んでしまうといったことを防いでくれます。特にすごく困ってはいないけれど、使ってみたら楽だったという話も聞きます。

 

誰もが使いやすい敷居の低い図書館を目指しています。