ブログ

令和 6 年度給食室

12月4日 カレーピラフ ポテトサラダ たまごとバジルスープ オートミールビスケット

校長検食簿より

今日はカレーピラフにポテトサラダとスープの献立。昨日に引き続きカレー味であるが、子どもはそんなことは忘れているし好きな味であるからしっかりと食べるであろう。鶏肉がしっかりと大きな形で入り、玉ねぎ、にんじんと一緒にごはんと絡んでおいしいピラフになっている。ポテトサラダはキュービックポテサラで、すべてちいさめのキューブになって、アーモンドを細かく刻んだ粒々と一緒においしく味わいながらいただくサラダに仕上がっている。キューブになっていると見た目もよく、味も一つ一つ味わいながらいただくことができる。たまごのバジルスープは、乾燥バジルで香りづけがされている。香りづけの難しいところであるが、もう少し香ってもよいかと思った。たまごと玉ねぎが味のベースになり、マカロニとえびが食感を支えて、ふゆらしさのあふれるスープになっている。オートミールビスケットは、サクサク策の食感に薄くて食べやすく、味も甘さもちょうどよい手作りデザートに仕上がっている。

12月3日 さつまいもごはん ししゃものごま衣揚げ カレー金平 ひっつみ汁 みかん

校長検食簿より

今日は昨日に引き続き魚のフライであるが、シシャモのごま衣揚げは、昨日のフライとは違った揚げ方で、魚全体をサックサクにした一匹まるごといただけるフライである。さつまいもごはんのさつまいの甘さを感じながら、サクサクのシシャモをいただくと、これもなかなか合っている味である。さつまいもの甘さとごはんのマッチングも大変よく、晩秋を感じるごはんである。そしてひっつみ汁はこれから寒さ厳しくなる東北地方の郷土料理。小麦粉をこねて、少し乱暴に形が崩れている手作り感のある団子は、汁にとろみを加え、餅とは違う歯ごたえと食感があり、これも冬を感じる汁に仕上がっている。カレー金平はごぼうとカレー粉がちょうどよい味のハーモニーを奏でる。子どもに合っている味で、野菜をたくさん食べてもらうにはちょうどよい。みかんも甘さ十分である。

 

12月2日 ブドウパン 白身魚のフライ 粉ふき芋 ミネストローネスープ

校長検食簿より

今日はおおきなフライがメインになっている献立である。パンはブドウパン、干しブドウの甘さを少し感じながらのパンは、昔ながらのおいしさを感じるものである。それにホキのふらいは、ざっくりとした揚げ具合で、ソースが効いてパンに合う味に仕上がっている。肉厚のフライは食べ応えもありおいしい。粉ふき芋は、パセリが全体にかかって、ふっくらと炊きあげられている。フライのお供にちょうどよい味である。ミネストローネスープは、トマトベースに野菜とイカが煮込まれている。イタリアンなスープなので、海の幸もたくさん入ってくるところがよい。たまねぎの甘さとトマトスープとイカの相性がなかなかよいことに気づいた、今日のミネストである。

12月1日 茶飯 おでん 切干大根の和風和え メープルカシューナッツ

校長検食簿より

今日は冬の到来を感じさせてくれる献立で、おでんと茶飯。この日本の伝統的な家庭料理も、今ではめずらしい存在になってしまっている。おでんは出汁がきいておいしく、人参、大根、じゃがいもは汁がしみて、こんにゃく、ちくわ、そしていわしのつみれが独特の味を出している。さあに揚げボールに昆布、子どもに人気だろううずらの卵と、具沢山のおでんである。茶飯は、おでんの合いをさっぱりとさせるために、茶を入れて炊き上げたごはん。今日は茶色にそまっているので番茶であろうか。切り干し大根の和風和えは、鰹節がかかった和え物で、おでんに和風を加えている。カシューナッツもおいしいデザートだが、和風からすると外れてしまう。でもここまで和風にこだわると子どもには不人気になってしまうかもしれない。

アジフライ ガーリックポテト 打ち豆の味噌汁 早香

校長検食簿より

今日は和食献立で、アジフライが主菜。ごはんにアジフライの組み合わせはごはんも魚もおいしくいただける。アジフライにはソースもかかり、房州の地産地消にもつながる一品である。サクッとしてごはんとの相性もよく予定通りの味わいであるが、今日のアジにはふんわり感がないことが少し残念。揚げ方かと思いながら聞いてみると、物価高の中で衣付きの冷凍しか買えず、アジを仕入れて衣をつけてあげることが難しかったらしい。そのために、ふわっとした食感のあるアジフライの提供ができなかったとのこと。世界情勢が給食の一品にまで影響する現実であった。うち豆の味噌汁は、福井県の郷土料理で水に浸した大豆をつぶして乾燥させて保存したものをつかう汁だそうだ。なめこのとろみとうち豆が重なると納豆のような食感も感じ、面白いお汁である。具沢山で繊維もミネラルもしっかりとれておいしい。みかんは早香というポンカンと温州を交配させたもので、甘味が強くおいしいデザートであった。

さばのオレンジ煮 アーモンドあえ えのきだけの味噌汁 一口ブドウゼリー

校長検食簿より

今日はさばの味噌煮であるが、味噌だけではなくオレンジピールやオレンジジュースと一緒に煮込まれているオレンジ煮である。味噌だけで煮るときよりも少しさわやかな感じを受けるが、ごはんにしっかりと合うおいしい煮魚である。アーモンド和えの野菜は、アーモンドと少し甘味のあるドレッシングがおいしく野菜全体を包み込んで、サラダであるがごはんとも合うサラダに仕上がっている。えのきの味噌汁は、しゃきしゃきとしたエノキだけの食感と小松菜、油揚げとのコラボがおいしい汁である。

シーフードカレーライス ひじき入り鉄人サラダ フルーツ和え

校長検食簿より

今日はカレーライス、そして中身はシーフードである。イカやエビのコリコリとした食感は、お肉の時のカレーとは異なっており、味もシーフードの方がシンプルな味わいに感じる。それだからこそ、玉ねぎや野菜類から出てくる出汁や食感が大切になってくる。今日は玉ねぎの最初の段階で焦がしてしまったようで、やりなおしをしたが、玉ねぎは重要な味のポイントを押さえている。ひじきの鉄人サラダは、ひじきと野菜のコラボレーションでもう少しだけ味が濃くてもよいかと思う。フルーツ和えは缶詰の果物であるが、秋の果物を家庭では存分に味わってほしい季節である。

つぶすけ いわしの山椒焼き 菜の花あえ 里芋とたまごの味噌汁

校長検食簿より

今日も地産地消デーで柏産のつぶすけの新米がごはん、銚子のいわしの山椒焼きと根菜類は千葉県産での献立である。いわしの山椒焼きは、いわし独特の小骨があるものの、気にせず食べられる程度である。低学年や敏感な子がどう反応したかを知りたい。山椒の味加減もちょうどよく、白米の新米によく合ってごはんが進む。菜の花和えも季節を先取する菜の花と小松菜の組み合わせでシャキシャキとしておいしい。里芋とたまごの味噌汁は、里芋のとろみ感が味噌汁の味を深くしていて、おいしくいただけた。新米にもよく合っている。カリカリ大豆はカリカリに揚がっていて、豆嫌いな子もおいしく食べられるのではないかと思う。

11月20日 ピザトースト ポトフ 切干大根のサラダ みかん

校長検食簿より

今日はピザトースト。厚切りのトーストにトマトソースが塗られて、チーズがこんがりと焼け、味もしっかりとしておいしい。「私チーズが苦手」と廊下を歩きながら言っている子どもがいたが、チーズの発酵臭もスライスチーズなので抑えられているから、少しでも食べられるとよいと思いながら聞いていた。ポトフは豚肉から出た脂と出汁がしっかりときいた濃厚な味わいになっている。ホウレンソウと玉ねぎに加えてかぶが季節の味を作っている。切り干し大根のサラダは洋風なメニューに和風の切り干しで、鰹節の味付けだが、パンとの違和感は思ったほどではなかった。これも、廊下のサンプルを指さして「切り干しだ、これ好き」と言っている子がいたが、切り干し大根に親しめる食生活は大事だと思う。デザートのみかんは季節の味を堪能するものであった。

11月19日 味噌ラーメン 大豆と小魚の揚げ煮 炒りカシューナッツ ヨーグルト

校長検食簿より

今日は子供たちが好きなラーメン。味噌ラーメンでもやしを中心にホウレンソウやねぎ、コーンと豚肉という具材たっぷりである。麺もしっかりとした歯ごたえでおいしく、スープまで全部飲み干せる味付けなので、麺と汁を一緒にいただきながらラーメンを楽しむことができる。大豆と小魚の揚げ煮は、私の印象としては大豆小魚と似た感じで、副菜という印象が薄い感じがしたが、じゃがいもの素揚げが入り、大豆のカリっと感とは別の食感も味わいながら、ラーメンの副菜として楽しんだ。ヨーグルトはカルシウムたっぷりの表示。おいしくいただくデザートであった。

給 食 室 
 
本日保健所及び学校保健課職員が給食調理室の検査、及び給食に係る諸帳簿の点検にきました。 
 

        

給食室

令和5年度給食室

3月14日(木)給食・赤飯

牛乳・赤飯・ヒレカツ・切干大根の煮もの・かきたま汁・お祝いゼリー(いちご)

今日で今年度の給食は最後です。6年生の卒業を祝って「赤飯」を給食室で炊きました。昔から日本で食べられてきた赤飯は「しあわせごはん」です。お祝いのお赤飯、豆が苦手な人も食べてくれていました。

これからもしっかり食べて元気にすごしてください!★とてもおいしかったです。一年間ありがとうございました。

3月13日(水)給食・セルフサンドイッチ

牛乳・セルフサンドイッチ(食パン・いちごジャム・白身魚のタンドリー風味焼き)・ポテトサラダ・千切り野菜とレンズ豆のスープ

今日は「サンドイッチデー」です。ひとり4切の食パンに自分たちでジャムや魚をそれぞれはさんで食べるセルフサンドイッチです。パンにはさまずにそれぞれ食べるのも自由。それぞれ楽しんで食べてくれていました。

3月8日(金)給食・さばのみそ煮

牛乳・ごはん・さばのみそ煮・のりあえ・呉汁・ヨーグルト

今日は「サ(3)バ(8)」の語呂合わせから「さばの日」です。さばの主な水揚げ漁港は千葉県の銚子漁協などです。世界的にも消費量の多い魚で、焼き魚や缶詰などにして広く食べられています。今日は給食室の大きな釜で、弱火でじっきりみそ煮をつくりました。白いごはんのおかげにぴったりです。