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令和 6 年度給食室

5月7日(火)ガーリックライス ウインナーと豆のトマト煮込み みどりの葉っぱサラダ 炒りカシューナッツ

校長検食簿より

今日はポークのかわりにウインナーになったビーンズの煮込みにガーリックライスと、ちょっと洋風仕立ての献立。豆は3種類でインゲン豆、大豆、レンズ豆とタンパク質をしっかり摂れ、食感もそれぞれ若干異なる豆をチョイスし、ウインナーの方が豚肉よりも香ばしくトマトとの相性もよく、お豆が苦手な子も美味しく食べられる味である。しっかりと煮込まれて深い味わいもよい。みどりの葉っぱのサラダは、ほうれん草にキャベツと緑の葉に加えて、赤のにんじん、黄色のコーンが入り、そろそろ収穫時期に入った新たまねぎがレモン果汁を吸って味を支えてくれている。ガーリックライスにはガーリックとパセリとバターで、香りと薄塩味がついていて、煮込みにもサラダにもよい組み合わせでいただけ、白いご飯ではなくガーリックライスにした美味しい工夫が生きている。カシューナッツ炒りも甘みのある実で美味しい。

5月2日(木)中華おこわ 春雨スープ 切り干し大根のナムル スイートポテトの包み揚げ

校長検食簿より

今日は中華献立である。中華おこわは、餅米とうるち米が混ぜられて炊かれ筍、干し椎茸、焼豚にごま油で風味づけされ、しっかりとした歯ごたえのある強飯で美味しい。子どもの日にちまきを作り子どもの成長を願っていた風習に使われていた強飯を中華おこわで表現して、お祝いのおめでたさを食で伝える文化を味わうことができる。切り干し大根のナムルは以前の学校では食べたことが無いが、ごま油と酢がちょうどよく醤油ベースの味を引き立て、おこわに合っている。春雨スープも今日は出汁と鶏肉と醤油の味付けでしっかりとした味わいのスープに仕上がって美味しい。スイートポテトの包み揚げ、一見春巻きに見えるが、春巻きの皮で包み揚げられているため、パリッとした皮の食感がとてもよく、スイートポテトを美味しくいただける。今日は献立を見ずに食べたので、春巻きだと思って春巻きの味を予測しながら食べたので、スイートポテトに戸惑った。今日は春巻きの方が全体の中華バランスが良かったのではないかな?と思ったが、子どもは甘いデザートの方がよいかな?

5月1日(水)抹茶揚げパン 柏野菜のスープ 焼きカボチャサラダ

校長検食簿より

今日は子どもたちに人気の献立、揚げパンで、八十八夜にちなんで抹茶揚げパンである。きなこに抹茶を混ぜ込んだ抹茶衣をたっぷりと着た揚げパン、揚げ具合のよいパンをいただき、サクサクと美味しくいただいた。周りをみrと抹茶粉が油を吸っているものもあり、ひねりが入った形のパンは揚げ具合にムラが出やすい。通常のコッペパン状のものの方が揚げあがりがよい傾向があるので、お試しあれ。焼きカボチャサラダは、薄切りしたカボチャを焼いてあるため、カボチャの甘みがしっかりと出てキャベツ、きゅうり、コーンとドレッシングがよくあっていて美味しい。柏野菜のスープは、柏野菜の代表格のかぶがたっぷりと入り、たまねぎ、にんじん、と具だくさんのスープである。鶏肉からスープの出汁が出ているが、コクがもう一つ欲しいのが残念。出汁を旨みに変える何かを工夫して欲しいなと思う。

4月30日(月)五目チャーハン たまごとひじきのスープ 大豆と小魚の揚げ煮 もも缶

校長検食簿より

 4月最後の給食は五目チャーハン。チャーハンには焼豚、にんじん、たまねぎ、グリーンピース、かまぼこと五目の具材が使われておいしく仕上がっている。焼豚をもう少しだけ大きめに刻むと、チャーハンの味がさらに引き立つかな?グリーンピースが柔らかくなってしまうのは冷凍だから仕方ないかとちょっとそこだけ残念に思う。たまごとひじきのスープは、もりもりだよりにあるようにひじきは今が旬の海藻で、乾燥したものが年中手に入る時代になり海藻の旬を知ることは大切なことだと思う。小松菜、にんじんと彩りもよく、干ししいたけの味も出て卵の香りと一緒においしくいただいた。大豆と小魚の揚げ煮は、最近では初めていただく味である。大豆を揚げて少し塩味は、子どもも好きな味で食べやすい。そこに小魚もパリッとして添えられているのはなかなか旨かった。

4月26日(金)筍ごはん 鶏の唐揚げ たまねぎの味噌汁 塩昆布あえ 美生柑

校長検食簿より

今日は旬をいただく献立で、今が最盛期の筍ご飯に子どもが大好きな鶏の唐揚げ、そして旬が西からやってくる新タマネギのお味噌汁である。筍ごはんの筍はどれも柔らかく食べやすく味も筍の香りを楽しむ味付けでとても美味しく炊き上がっている。鶏の唐揚げは、ショウガとニンニクをベースにした醤油タレの味がしっかりとして、デンプン粉のカラットした揚げ具合で、サクッとジューシーな食感でとても美味しい。それに添えられている塩昆布和えは、小松菜やにんじん、キャベツ大根の野菜と、塩昆布の塩味と旨みが一緒になり、少し甘めの味付けが子どもたちにも美味しくいただける味になっていてよい。たまねぎの味噌汁は、タマネギの甘さを感じる味噌汁で、エノキダケが入っているからしっかりと噛みながら味を味わう味噌汁である。今日は美生柑がデザート。河内晩柑という別名があるが、大阪南部の河内が原産でこの名がついているが、甘みと果汁がたっぷりで、皮との間の部分も一緒にいただくとおいしさが広がる。実は、皮まで食べても美味しくいただける全体を食べられる柑橘でもあるらしい。遅い時期に出る柑橘はジューシーで美味しいものが多いと感じる。味噌汁と筍ご飯に細いにんじんが入ると、彩りが華やかになると思う。私は、筍ご飯ににんじんを入れて楽しむ。