校長室より

令和 6 年度 校長室より

校長挨拶と教育方針について

本日は授業参観懇談会でした。懇談会の冒頭でご挨拶を動画でさせていただきました。来年度からは、教育課程(本校の教育方針や大まかな年間計画)について説明する時間をとりたいと思います。

懇談会にご参加されなかった保護者の方々、地域の方々向けに挨拶の動画を掲載しますので、お聞きいただけると幸いです。動画は14分程度になります。

 

動画視聴用のパスコード=SfVLM$34

https://us02web.zoom.us/rec/share/t2bfrB07OpCE05PWUP2MiWmMu8vy1a7zNRqopoVUEcf3jYvCgE3a5WjjEr81k7I.tL5Z9mpzks8_QtTL

教室の窓をいつもきれいにしておきたい・・・

教室の窓が汚れていることが気になり、ベランダに出ることができない2階と3階の窓を先週一日と今日の二日間できれいに拭いてみました。

窓の清掃は市が年に1度だけ業者による清掃をしてくれますが、昨年度はそれも無かったようです。学期に1回程度、一緒に窓ふきをしてくださるボランティアの方がいらっしゃれば、常にきれいな窓の教室が維持できるかと思います。

学ぶ環境はとても大切です。ボランティア募集をいたしましたら、積極的にご参加いただけると幸いです。

 

     窓を拭く前              窓を拭いた後   

違いがわかりにくいかな? 実際にはものすごくやりがいのある仕事ですよ。よろしくお願いします。

200年以上も続く農家の方と・・・

今朝、子供たちの登校見守りに布施の方に歩いていきました。畑で作業をされている方がいらっしゃったので、鶴瓶の家族に乾杯のように「おはようございます」と声をかけさせていただきました。すると、農家を7代続けてやられているというお話を伺い200年以上にも渡ってこの富勢の地で農業を営んでこられていることに感銘を受けました。

是非、子供たちの学びにご支援をいただけるとうれしいです、というお話をさせていただきました。すると新鮮なとりたての小松菜をいただいてしまいました。学校に戻った後すぐに朝の会の5年生の教室に小松菜をもって行き、200年もの間農家をしている方にお話を聞くこともできる素敵な富勢小だねと話をしました。

はらぺこさん 子ども食堂

校内のポスターを見て、4月20日(土)に布瀬近隣センターで子ども食堂が開設されていることを知り、準備の時間にお邪魔させてもらいました。

今日は県立柏高校の先生と生徒さんが19人もボランティアで参加して、ボランティアのみなさんと活気あふれる様子で準備をされていました。高校生に聞くと、みんなボランティアで希望して参加しており、2年生が調理で3年生が遊びのコーナーを担当しているようで、それぞれ準備をがんばっていました。

高校生たちがボランティアで様々なところに参加しています。前任校の土小学校の地域団体が開く子供向けの催しに柏南高校や芝浦工大柏高校の生徒たちがボランティア参加してくれており、最近の高校生たちの動きが一昔前と変わってきていることを感じます。学校と学校外の学びの両方で育っていくことが大切ですね。

 

 

訪問介護をされている方もボランティアで参加されて、不登校の子供たちへの支援も最近は行っているとのこと。30歳前後の若者が、福祉に向けて熱量のあるお話をしてくれ、大変頼もしく思いました。会社は本校の学区内とのことで、今後はつながりを持っていけるとよいと感じます。学ぶことが仕事になり、仕事が社会に貢献していくことにつながり、そこに熱量を持って取り組んでいる若者の姿は、これからの社会への明るさを感じます。このあと本校の子供たちは訪れたのかな・・・次回は子どもたちにも会いにいきたいと思います。

 

5年生から一部教科担任制を導入します

昨年度までは6年生だけ一部教科担任制を導入していました。そこで、今年は5年生から導入と導入学年を一年引き下げて取り組みを行うこととします。小学校における教科担任制は、子供たちの学びの多様化、人間関係づくりの多面性など様々なことから効果が認められており、国も県も方針としています。

富勢小学校には、音楽と図工と英語の専科教員が配置されて、その教科は教科担任で行っていますが、3クラスの担任の先生がそれぞれに社会・理科・体育を分担して(3教科は実施授業時数が同じであるため)合計6教科で教科担任制を取り入れていきます。今後は状況を見ながら、さらに下の学年にこの制度を検討していきたいと考えています。

今日も、社会と理科で入れ替わって専科として授業をしていました。

 

 

 

富勢の街を歩きながら・・・

富勢小学校に赴任して半月。子供たちの登下校に合わせて、学区内をいろいろと歩いてみると、驚きと感動と面白さに満ちている。広い畑があり、隣接して新興住宅が建ち、昔は全面が畑だったのかなと思いながら歩き、起伏も多く、小さな川をたどっていくと、地形がよく見えてくる。

そんな中、東実健保体育センターの広大なグランドと体育館の脇の道を、下校時に歩くとのどかな道だが、朝歩くと国道6号からの抜け道になって多くの車に遭遇する危険地帯と気づく。PTAの方が立ってくださっている理由がよくわかる。

高野台公園は子供の遊び場で、多くの子供たちが集まってくる。そのすぐ近くのお肉屋さんでは子供向けの駄菓子もあつかっていて、子供たちが三々五々数十円の買い物をして公園に戻っていく。体を悪くしてしまって思うようにお肉屋さんができないが、お肉とできたての惣菜と子供の駄菓子を丁寧に売っているお話を聞かせてもらう。

 

 

ファミリーマートのオーナーらしき方に声をかけると、本校卒で中学校も富勢。昭和10年ころからお店を開き代々つないできた家業が、今はコンビニとして健在しているとのこと。路地に一軒家の食事処が多くあり、密かに大きな工場があり・・・わくわくする富勢の地域である。本校の教育活動を一緒に支えてくださる方々を少しずつお話しながら探していきたい。

第1回職員ワークショップを行いました。

富勢小学校の学校教育目標は、富勢中学校区の4校で統一の目標となっています。統一目標は「自ら学び 心豊かに たくましく生きる富勢の子の育成」です。この最上位目標をより身近に置いて、常に意識しながら教育活動にあたることが大切です。この目標に対する目指す児童の姿は、次のように3点掲げられています。

知識や体験を通して根気強く学ぼうとする児童

自分も相手も大切にし、互いに認め合う児童

心身ともにたくましく正しい判断ができる児童

校長赴任して1週間では、ここから学校経営をどう進めていくかなかなか難しいことです。そこで、私は、1学期をかけて先生方とやりとりをしながら、学校経営手段を確立していきますと説明して、スタートしています。校長として3校目、今までの流れを活かしながらも全職員と保護者や地域の皆様も同じ方向に向かえるような経営を目指していきたいと考えています。よろしくお願いいたします。

始業式から3日目の4月8日の午後に第一回のワークショップを行いました。ファシリテーターには福島毅さんをお願いしました。

 

最初は、以前の勤務校で梅津校長の元でこのワークを経験している教務主任が、ワークをすることでどうだったのか、何がワークによって変わったのか、インタビュー形式で答えながら、ワークショップの意義をなんとなく伝えてくれました。

 

先ほどの3点について昨年度どのような取組を展開してきたかを書き出していきます。

 

お互いに説明をし、お互いの実践を理解しあいました。転勤してきた先生は前の学校での実践を語り、お互いの実践交流ができていました。

 

次は、今年度はどんな挑戦をしていきたいか、書き出してお互いに説明をするというワークを行いました。こちらも、なかなか熱のある挑戦手段が出てきて盛り上がっています。

 

このようにワークを繰り返しながら、最上位目標となる児童の姿を具体的にわかりやすくしていきたいと考えています。