校長室より

令和 6 年度 校長室より

授業研究がはじまりました

富勢小学校の校内研究主題は「子どもを主語にした 個別最適で協働的な学びを創る」です。子どもを主語にするということは、先生が教えるから、子ども自身が学ぶという大転換を含んだ言葉なのです。校内研究会とは別に、一人1授業という形で、先生一人一人が自分の状況に合わせて授業を公開して、授業を参観した先生同士での情報交換を通じて、よりよい授業を追い求めていきます。

最初にトライアルしたのは算数支援員の先生。単元全体のゴールを子どもが意識をして、教科書でどのように学ぶのかを理解して、子どもがやる気を持って進める計画を立てて、子どもたちに向かいました。

 

最初はなかなか予定どおりにはいかず、校長室に来て相談したり、反省をしたり・・・先生が教えたいという思いは大変強い、それは誰もがそうです。それ以上に子どもたちが学びたいという強い思いを授業中に持てるようにする、それが、今の学習への大きな転換になるのです。

試行錯誤をした上で、今日は子どもたちが進んで教え合い、話し合う授業の様子が展開されました。

  

 

わからない時は、わかる人のところに聞きにいきましょう!みんなで教えあいながら、みんなでわかるようにしていきましょう。

4年生の教室では、ICT活用をテーマにして、子どもを主語にした国語の授業に挑戦していました。

 

漢字辞典を使って・・・オンライン辞書などを使って・・漢字のひみつを探っていきます。

 

調べた秘密は画面上で整理をして、友だち同士で説明をしていきます。

 

オンライン上でも子ども同士のコラボレーションが生まれると、話し合いも活発になるかもしれませんね。ひとつずつよりよくなる授業のヒントを見つけながら・・・授業研究は進んでいきます。