校長室より

令和 6 年度 校長室より

富勢地域の「財」 その1

富勢小学校は富勢4校でコミュニティー・スクールを行っています。名前の通りにコミュニティ・スクールを実践していくためには、コミュニティーを知らないことにはどうしようもありません。私は、柏市北部地区での勤務は初めてですので、着任当初から時間を作っては地域の方々から地域について聞くように心がけ、自己「鶴瓶の家族に乾杯」を真似て「富勢に乾杯」をしています。

今日は、5年生の社会科や総合的な学習の時間のテーマとなる農業に関係しそうなところに顔を出させていただきました。

5年生の教科書には、農協JAや土地改良区が出てきます。富勢小学校のすぐ近くにあるのですが、実は先生たちも子どもたちもほとんど知らないのです。今日は利根土地改良区と農水省利根川水系土地改良調査管理事務所とJA富勢支店に突然訪問させていただきました。

 

どちらの施設も資料をくださったり、富勢地域の農業や農地開発のことを積極的に教えてくださるようで、こちらも楽しくなってきました。JA富勢では、今年もじゃんぼカボチャの苗を届けますよ!と・・・

土地改良区を出てくると、野菜を売っているお店が開いていたので、寄ってみました。蟹さんという方が、自分たちが作ったこだわりの野菜を売っているお店のようです。「にんじんは売っていますが、にんじんの花は売っているのは、なかなかないですよ。」とにんじんの花を見せてくださいました。

 

右側の写真ぐらいの花は、こだわりのあるシェフさんはサラダに付けたりするそうです。にんじんの花もにんじんの味がするそうです。 

 

萬やさんの蟹さんと話をしていると、6年前に酒井根東小学校の1年生に入学した子の保護者の方がお店を訪れ、覚えていてくださり感動しました。また話が広がりました。子どもたちが訪ねて、野菜や農業のこと色々聞いて見て欲しいと思います。上の右側の写真は大通りに面している「自然素材yosagena」さんの野菜を売っている棚の写真。こちらも無農薬野菜や全国各地の珍しい食材が置いてあり、食の奥深さを感じるお店でした。2年生が既にお世話になっているとのことで、5年生もとお願いしました。

帰りに根戸屋さんのおそば屋さんでお話を聞いて、学び多い1時間でした。