校長室より

令和 6 年度 校長室より

授業研究がはじまりました

富勢小学校の校内研究主題は「子どもを主語にした 個別最適で協働的な学びを創る」です。子どもを主語にするということは、先生が教えるから、子ども自身が学ぶという大転換を含んだ言葉なのです。校内研究会とは別に、一人1授業という形で、先生一人一人が自分の状況に合わせて授業を公開して、授業を参観した先生同士での情報交換を通じて、よりよい授業を追い求めていきます。

最初にトライアルしたのは算数支援員の先生。単元全体のゴールを子どもが意識をして、教科書でどのように学ぶのかを理解して、子どもがやる気を持って進める計画を立てて、子どもたちに向かいました。

 

最初はなかなか予定どおりにはいかず、校長室に来て相談したり、反省をしたり・・・先生が教えたいという思いは大変強い、それは誰もがそうです。それ以上に子どもたちが学びたいという強い思いを授業中に持てるようにする、それが、今の学習への大きな転換になるのです。

試行錯誤をした上で、今日は子どもたちが進んで教え合い、話し合う授業の様子が展開されました。

  

 

わからない時は、わかる人のところに聞きにいきましょう!みんなで教えあいながら、みんなでわかるようにしていきましょう。

4年生の教室では、ICT活用をテーマにして、子どもを主語にした国語の授業に挑戦していました。

 

漢字辞典を使って・・・オンライン辞書などを使って・・漢字のひみつを探っていきます。

 

調べた秘密は画面上で整理をして、友だち同士で説明をしていきます。

 

オンライン上でも子ども同士のコラボレーションが生まれると、話し合いも活発になるかもしれませんね。ひとつずつよりよくなる授業のヒントを見つけながら・・・授業研究は進んでいきます。

5名が土小学校の授業を参観にいきました。

本校の研究主題は「子どもを主語にした算数学習のあり方 ~個別最適で協働的な学びを通して~」となっています。今日の校長室だよりでも発信したように、学校の授業は大きく変わらなければなりません。今まで私たちが受けてきた授業は、繰り返してはならないとまで言われています。

子どもを主語にした学びとは・・・ということを学びに、私の前任校である土小学校のベテラン教員が授業を参観してもよいとお返事をくださったので、授業を参観して、様々な意見交換をしに5時間目の途中から5名の先生が土小に学びに行きました。

学ぼうという意欲を持っている先生が多くいることは、富勢小の授業も確実に変わっていくと思います。

リーディングDXのオンライン自発的研修

文部科学省がオンラインでリーディングDXの研修を行います。それに応募をした先生が呼びかけて、自由参加で学んでみませんか?という自主研修がおこなわました。

リーディングDXというのは、子どもたちの一人一台環境であるGIGAスクール構想の中で、子どもたちの授業改善や先生方の業務改善を行っていこうとする取組です。

https://leadingdxschool.mext.go.jp/(文科省のポータルサイト)

 

参加した先生は3人だったようですが、北海道から沖縄までの数校の学校の様子を聞いたけれど、富勢小学校が始めていることと同じようなことで、決して遅れてはいないことがわかった。やってみようと思うこともいくつかあったので、やってみます!という振り返りでした。

文科省の研修動画は色々と充実をしています。仲間で見合うのはよい働き方ですね。

私も来週月曜日に文科省のオンラインフォーラムで登壇者として話をします。

https://loftwork.com/jp/event/20240624_co-sha-meetup-vol4

申し込みは今日までかな? 校舎が変わると学びが変わるというお話をさせていただき、東京都の指導室長の先生とコラボレーションします。

一人1授業研究が始まりました。

富勢小学校では、研究主題「子どもを主語にした算数学習のあり方」個別最適で協働的な学びを通して、を最上位目標として、教員の研修を進めています。その取組の一つとして一人1授業研究があります。今日は図工専科の先生がスタートアップの授業公開をしました。

 

 

金づちを使って、くぎを打って、ビー玉が転がるコースを作っていきます。自分が作ったコースと友だちのコースをつなげてということもできます。どんなコースにするか考えながら、楽しみながら作っていきます。

図工室の前には、4年生が作ったシーサーが並んでいます。

 

どれも上手にできています。どうやら、作る前にシーサーの調べ学習を行って、コラボノートにまとめてあるとのこと・・・コラボノートをのぞいてみると

図工の作品を作る時にも、ちゃんと調べて、伝統や意味や特徴をわかってから制作をすると作品自体が良くなっていきますね。授業研究を通じて、普段活かせる授業技術を学び合って欲しいと思います。

学校清掃に大人の手が入る

学校は清掃時間に子どもがそうじをする。それ以外に掃除をすることはなかなか難しいという施設です。会社や役所などは、清掃が委託されていたり、従業員の手で清掃されたりと、大人の手が入っての掃除が行われています。

富勢地区4校には、就労支援事業として、3週間おきに3日間の清掃が入り、日頃きれいにしきれない場所を清掃してもらっています。39年間の教員生活の中で事業として清掃が入ることは初めてのことです。

 

今日は廊下を磨いてもらったり、窓を清掃してもらいました。校長室内も徹底的に拭き掃除をしてもらい、すっきりとした環境になりました。

子どもの清掃時間に一緒に掃除をするクリーンボランティアの方がいらっしゃると、子どもたちも掃除の方法がわかったり、子どもと一緒に大人の手が入ることで、より綺麗になったりすると思います。 クリーンボランティアさんの募集も今後は考えていきたいと思います。その際はご協力よろしくお願いします。

最上位目標を持つこと・・・

6年生の担任には、最後の授業である卒業式をどのような授業にするのか、そこでどのような姿で臨めるようにするのか、そこを6年生の最上位目標として、子どもと共有して毎日を過ごし、一つ一つの授業や行事を行っていくことが大切であると話しました。

6年生の先生と子どもたちで話し合い、卒業式をどう迎えるか、最上位目標が決まったようで、6年生の廊下に掲示物が誕生しました。

「思い出に残る学年」 「他の学年からかっこいいと思われお手本となる」という2つの目標を達成するために、どのように6年生が毎日を過ごしていくか・・・楽しみです。

思い出に残ることは どんなこと? かっこいいというのはどういう姿? 色々なことが考えられますね。一つ一つを一人一人が考え、理解しながら、行動として表していくことが、とても大切なことです。 

富学教の企画会議をおこないました

「富学教」という組織をご存じでしょうか?富勢中学校区学校運営協議会といって、コミュニティースクールを校長と一緒に進める、学校運営協議会の富勢地区の名称です。

今の学習指導要領の理念は「社会に開かれた教育課程(カリキュラム)」です。特に、学校教育目標や学校の方針を、学校と保護者と地域の方々が一緒になって創り、それを共有して、みんなで教育活動を行っていってください、と書かれています。今までの学校のイメージとは全く違うことが、教育改革の流れの中で行われているのです。

富勢4校の校長先生とそれぞれの学校運営協議会の会長さんと参加できる委員の方が集まって、企画会議を行いました。

私から、富学教と富勢4校の探究型学びの連携ストーリーという提案資料を出させていただき、3校の小学校での総合的な学習の時間をお互いに交流をしながら進めていければ、それを富勢地域の様々な方々に支援していただき、子どもにとってよりよい学びが、関わる大人にとってもよりよい時間や繋がりになれば・・・と提案し検討をしていただきました。

6月29日の富勢小教育ミニ集会のチラシも配付させていただき、はじめの一歩に向けての支援をお願いしました。

 

救命救急講習会を行いました

放課後の体育館では、全教員が集まって、救命救急講習を行いました。水泳の授業が始まるこの時期に、必ず行う講習会。学校で最も大切に守らなければならないものは、子どもの命、職員の命です。様々なアクシデントの中で心停止に備える訓練はとても大切です。

 

全員がAEDと心マッサージの手順確認を行い、実際に行っていざという時に自然に対応できるよう訓練をしました。

 

 

プール清掃を行いました

プールの清掃を業者が来校して行いました。すっかりと汚れが落とされてきれいなプールになりました。

 

 

プール清掃は、東日本震災の前までは子供たちが行っていました。震災で放射能の影響を受け、子供たちの手から、先生や保護者ボランティアの手に移りました。その後、教員の働き方改革の一環として外部業者に委託する形を柏市ではとっています。予算をしっかりと確保してくれています。ありがたいことです。

同じ中核市の船橋市では、保護者ボランティアでの清掃が続いているようです。でも、コミュニティ・スクール時代を考えるとこういう作業で集まって、人と人のつながりが広がっていくこともよいことかな、と思います。

例えば、保護者ボランティアで清掃が確保できる学校には、清掃用に確保した外部委託の予算を学校の必要経費として他に活かせる!というような仕組みができると、子供たちのために汗を流す気概も高まるような気がします。夢物語でしょうが・・・・ 

清掃された業者の方々は3人で6時間ほどかかって清掃をしてくださいました。感謝です。

 

全国学力調査の結果分析

今日は掃除が無い日。終業時刻が20分だけ早くなるので、先生方の研修で4月に行った全国学力学習状況調査の算数についての自己採点結果分析をしました。

 

算数支援員先生が、分析結果から、無回答率の高さ、説明をするということに対する課題、6年生が対象ですが、出題範囲は2年生から5年生までなので、どの学習単元でつまずいているかを説明してくれました。

その中で、授業の改善方法として、研究主任先生が子どもたちの学び方に沿って学習を組み立てていく自由進度学習を試行してみての効果や、算数研究校に在籍した先生が3人グループで話し合いを取り入れることの効果について、写真で様子を示しながら課題解決に向けた実践として報告してくれました。

 

学習のまとめを自分の言葉で記述することや、算数のノートを見開きで使うこと、説明は子どもたち同士で行うことが大切なこと、子どもが興味を持って取り組むおもしろい課題を示すこと、など課題解決に向けた案が示され、子どもたちのためにも明日の授業改善に活かして欲しいと願っています。

交通安全見守りボランティアの方々と・・・

今日は高野台町会の会館で、高野台町会で登校見守りボランティアをしてくださっている皆さんの会合に呼んでいただき、様々な情報交換や意見交換をさせていただきました。長い期間、ずっと見守ってくださっている方々ですので、10年単位で子供たちの様子の変化や学校の変化も感じていらっしゃり、様々なことを教えていただきました。

〇18年間このボランティアをしている。朝の規則正しい生活につながっています。 

〇農協に行こうとしたときに、ちょっと待ってといって描いてきた絵を見せてくれた子がいた。朝の短い旗振りだけでも覚えてくれてうれしい。

〇朝の6時頃から歩い、歩きながパトロールをしている。子供たちは、私服の時にも挨拶してくれるとうれしい、挨拶する子としない子がいる。パトロールしていてもご苦労様って言ってくれる人がいる。

〇富勢小中の卒業で、始めたきっかけは高野台会館前で事故がありそれから安全確保のために始めた。朝早く行く子がいるとその子に合わせて早く出るようにしている。習字があると黒い服装でくるなど、様子がわかってくると字を書くポイントを話してみたり、子どもとコミュニケーションをする。

〇20年以上行っている。押しボタン信号のところからはじまった。子供たちが歩道を歩いている位置がもう少し内側をあるいた方がいいとか、信号の変わり目に渡ってしまおうとする様子が気になること。子供たちの命に係わることなので、緊張しながらやてっている。中学生はほとんどが挨拶ができるが、小学生では挨拶ができない子がいる。成長だと思うが挨拶ができるようになって欲しい。

〇交通安全指導をしていて、子供たちの様子でいやいや行く子が雰囲気でわかる。下を向いていく子、登校中の様子が気になる子がいると心配に感じている。6年生は卒業の時に、お礼を言われたり、ご苦労様ですと言ってくれたり、元気をもらうことがある。

〇PTAの方への交通安全見守りの方法をお伝えする機会が持てたらよいと思うし、PTAの協力も働いて大変だと思うけどもう少し盛んになってくれるとうれしい。

〇信号待ちでふざける子がいる。信号待ちのところは注意して立っていて欲しい。

今後ともよろしくお願いいたします。今日はお招きいただきありがとうございました。学校の先生や子供たちに伝えていきたいと思います。

運動会記念品のエピソード

運動会の記念品として、一昨年度までは柏市教育委員会から記念品が配られていました。クリアファイルなど、学校が選んだ品を教育委員会の予算で購入していました。様々な事情からその予算が廃止されたことを受けて、運動会の記念品は無くなったのですが、富勢小学校では「PTA会費によって、記念品を・・・」という声があがり、記念クッキーが昨年より配付されています。

このクッキーに秘密があります。最近はグルテンフリーなど様々なアレルギーに対応したクッキーが作られています。本校児童の中にも様々なアレルギーがあり、どんなアレルギーがある子どもも食べられるクッキーを製造してくださっているのです。

それは株式会社MEDFOOD JAPANという会社が経営する、「フォルトゥーナ ルッソ」というスイーツのお店です。昨年度はアーモンドアレルギーへの対応ができなかったようですが、今年は全てのアレルギーに対応したクッキーを用意してくださるとのこと。

先日、来校されて打ち合わせを行いました。スイーツ部門の管理栄養士の方やクッキーづくりで働いている方々が子育て世代のために、なんとか工夫をしてどの子にも食べられるクッキー開発を一生懸命に行い、昨日は、全ての機械を洗浄して本校の記念品向けのクッキーだけの製造をしてくださっているとのことで、先ほど製品が届きました。

本校運動の教員の目標は「一つの目標に向かい、集団で取り組むことを通して充実感を味わう」というものが、スイーツづくりの会社でも共有されているなあ・・と感じます。明日持ち帰るクッキーの秘密を家族で共有して欲しいと思います。

 

5月22日は富勢小学校開校記念日です

今日は開校記念日。学校の歴史を少しだけ紐解いて見ました。

明治33年5月22日に富勢尋常小学校開カルと学校沿革誌にあります。

それまでは、布施尋常小学校と根戸尋常小学校と2校あった学校を1校にして本校が生まれたとの記録があります。校舎は今の場所に新築をしている最中で、布施を第一教場、根戸を第二教場として始まったと記録されています。当時の生徒は225名。男子115名女子110名を3学級に編成したとあります。1クラスは70名以上もいたのですね。

校舎の新築費は2867円95銭6厘、その他開校に至る経費は約3592円との記録もありました。

開校する前は布施の学校は南龍寺に根戸の学校は東陽寺にあったものを今の地に移して開校をしたようです。

富勢小学校の校歌は第15代校長の川本菊雄先生(初代柏市教育長)の際に作られたそうで、昨日、息子様にあたる川本勝彦氏(元柏市教育長・現善照寺住職)に校歌のお話を聞いて参りました。当時、他に引けをとらない立派な校歌とするために、公募をして、作詞者は五味 保義(ごみ やすよし)氏でアララギ派の歌人、作曲は下總 皖一(しもおさ[1]/しもふさ[2] かんいち)氏で今の東京芸大で教鞭をとる有名な先生、のお力で今の校歌を昭和23年に作られたそうです。校歌ができた年代としても早い年代だと思います。

豊かに流るる大利根川の

 岸かぎりなき あしの原

茂りに茂る すがしきさまは

 これぞのびゆく われらが姿

 

さやかにかおれる くすの木かげ

 道なつかしく 入りゆきて

しずけき丘の われらが母校

 学びの日々の 常たのしけれ

 

緑に映えゆる 朝日が丘の

 明るき里に 生いたちて

体ゆたかに 心も清く

 代のあけぼのをひらかんわれら 

富勢地区ふるさと協議会・・・

5月18日(土)に富勢地区ふるさと協議会の総会が開かれました。昨年度までは、学校関係者は呼ばれていなかったようですが、コミュニティ・スクールを進めていく上で、地域の方々と面識を持っておくことは大切だと4校の校長で話し合い、今年から総会にお招きいただけるように調整をさせていただきました。

 

会に先立って、各学校の子どもたちの安全見守りをしてくださっている方の表彰があり、富勢小学区からは、給食室前の交差点で見守りをしてくださる成嶋様が表彰されました。

総会の最後には、富勢地区4校は富勢の地域を教材とした総合的な学習に取り組み、この地域をより好きになる子どもたちを育てるために、地域の皆様と一緒になって教育活動を行っていきたいという希望と、地域の方々に学校を利用していただき、学校を核とした地域再創成というコミュニティ・スクールの大きな目標の実現に向けて歩んでいきたい、ということをお伝えさせていただきました。

 

午前中は会場となっている布施近隣センターで子ども食堂が開かれており、大人としてお代を出して、「やきそば」をいただきました。ボランティアで県立柏高校の生徒さんもお手伝いをしており、温かく、焼きそばに混ざってもしっかりと野菜がたっぷりと感じられるほどに、野菜たっぷりの焼きそばで大変美味しくいただきました。富勢小の子どもたちは少し遠いのでなかなか足が向いていないようですが、食事だけでなく楽しいイベントもあるようです。来月は参加してみてはいかがでしょうか・・・

富勢地域の財 その2

5年生の農業関係をテーマに布施新田町会の方に放課後足を運んでみました。途中で、黄色い安全見守りベストを着ている方と出会い、お伺いしたところ毎週月曜日と木曜日の午後4時から1時間程度、地域の見守りをされてるということ。子どもたちの遊びの様子や自転車での移動などにも目を配ってくださっているようです。この方々が朝も交代で、富勢出張所前、データセンター交差点、布施新田ふるさと会館前などで見守りをしてくださっているようです。地域を守る方がいらっしゃる地域は、安全安心な街になっていますね。

みなさんがパトロールに出られるのをお見送りして、近くの農家を3軒おたずねして色々なお話を聞かせていただきました。ネギやいちご、トマト、トウモロコシなどなど様々な野菜や果物を育てていらっしゃいます。子どもたちが作り方を伺ったり、農業の仕事のことを教えていただいたりという学習活動にはご協力をいただけるとのこと・・・実際に触れて学ぶ機会が増えそうです。

長く農業をやっているけど、ここは布施新田だからここでも新しいところなのですよ。色々な魅力を教えてくださいました。

富勢地域の「財」 その1

富勢小学校は富勢4校でコミュニティー・スクールを行っています。名前の通りにコミュニティ・スクールを実践していくためには、コミュニティーを知らないことにはどうしようもありません。私は、柏市北部地区での勤務は初めてですので、着任当初から時間を作っては地域の方々から地域について聞くように心がけ、自己「鶴瓶の家族に乾杯」を真似て「富勢に乾杯」をしています。

今日は、5年生の社会科や総合的な学習の時間のテーマとなる農業に関係しそうなところに顔を出させていただきました。

5年生の教科書には、農協JAや土地改良区が出てきます。富勢小学校のすぐ近くにあるのですが、実は先生たちも子どもたちもほとんど知らないのです。今日は利根土地改良区と農水省利根川水系土地改良調査管理事務所とJA富勢支店に突然訪問させていただきました。

 

どちらの施設も資料をくださったり、富勢地域の農業や農地開発のことを積極的に教えてくださるようで、こちらも楽しくなってきました。JA富勢では、今年もじゃんぼカボチャの苗を届けますよ!と・・・

土地改良区を出てくると、野菜を売っているお店が開いていたので、寄ってみました。蟹さんという方が、自分たちが作ったこだわりの野菜を売っているお店のようです。「にんじんは売っていますが、にんじんの花は売っているのは、なかなかないですよ。」とにんじんの花を見せてくださいました。

 

右側の写真ぐらいの花は、こだわりのあるシェフさんはサラダに付けたりするそうです。にんじんの花もにんじんの味がするそうです。 

 

萬やさんの蟹さんと話をしていると、6年前に酒井根東小学校の1年生に入学した子の保護者の方がお店を訪れ、覚えていてくださり感動しました。また話が広がりました。子どもたちが訪ねて、野菜や農業のこと色々聞いて見て欲しいと思います。上の右側の写真は大通りに面している「自然素材yosagena」さんの野菜を売っている棚の写真。こちらも無農薬野菜や全国各地の珍しい食材が置いてあり、食の奥深さを感じるお店でした。2年生が既にお世話になっているとのことで、5年生もとお願いしました。

帰りに根戸屋さんのおそば屋さんでお話を聞いて、学び多い1時間でした。

検診・・されど検診・・検診から見えてくる

春の検診が続いている。昨日は、教職員の健康診断結果に基づく産業医の先生からのご指導をいただいた。今日は、耳鼻科検診を行った。子どもや先生たちの健康状況の把握は管理職としてとても大切なことである。それを把握した上で、長年本校に関わってくださっているお医者様との面談は、非常に興味深い話をたくさんいただける。

昨日の先生からは、医療外交官としてブラジルに赴任した際のお話や、1920年代の車の運転、自転車のツーリング、そういう経験を元にして健康データを見ながら見えてくる身体の見方のお話。今日の先生は、富勢小学校に昭和55年から毎年みてくださり、校長だけでも私が19人目。学校の歴史に関わるお話や、学校ごとの特徴のお話、50年間に渡っての子どもたちの変化など、お医者様とのお話は多岐にわたって、子どもたちや学校の見え方が変わってくるお話をいただけます。検診から見えてくるものは・・・多岐にわたりますね。

3年生はUDCKを視察しにいきました。

運動会練習がスタートしていますが、先生たちは次の校外学習の計画も立てながら、運動会に取り組んでいます。今年は3年生の市内めぐりに柏の葉の新しい街とすぐその横にあるこんぶくろ池の昔の柏の姿と、コースに分かれて見学する場所を入れました。

柏市は、都市化した都会と自然豊かな場所が近接しており、その両方を使って暮らすことが、豊かなな暮らしにつながります。柏の葉の新しい街は16年前から創られましたが、すぐ横には昔の姿も残してあり、子どもたちが学ぶにはとてもよいものがあります。

今日はUDCK(アーバンデザインセンター柏の葉)の糸島様に、柏の葉の街作りについて3年生の職員が伺ってきました。

 

 

企業と役所と大学が協働して住みよい街作りをしていることを先生たちも初めて知って、感動をしていました。この感動が子どもたちによい学びを創るのですよね。いい市内巡りのプランができそうです。

うれしいお電話をいただきました(感謝)

本日学校あてに次の内容でお電話をいただきました。

「昭和29年ころ卒業した者です。朝、歩道のゴミをひろっていたら、マミーマート方面から来た5・6年くらいの男子児童が、『いつもゴミをひろってくれてありがとうございます』と一礼していってくれました。何かの機会に、子供をほめていただければと思い電話をしました。」

とのこと。外出中でしたので言付けをいただきました。

子供たちに伝えます。また、地域のためにゴミ拾いをしてくださっている姿に、子供たちが学んでいる瞬間でだと思います。大人の姿から子供が学んで、それを何かの機会に真似てみてくれると広がっていきますね。 

校長室だよりNo2 発行

校長室だよりの発行を行ってまいります。No2の内容は、先日のアンケートへのお礼、アンケートや学校評価を記名式で実施する理由、まもなく取組が始まる運動会の目標について、学校の最上位目標を皆様も一緒に決めていきましょう(お誘い)の内容です。

保護者の皆様にはシグフィーで配信していますので、保護者以外の方々は、校長室からの発信からダウンロードしてください。