校長室より

令和 6 年度 校長室より

子どもを主語にした学びを考える

夏休み最終週の3日間は、午前、午後に1学年ずつ、2学期に取り組む算数の授業改善に向けて、教育研究所の杉本アドバイザーに来校いただき、いろいろお話をしながら単元づくりに取り組んでいきました。

 

今日は3年生と6年生が午前、午後にそれぞれ検討を行っていました。

授業は子供たちに先生が教えるというイメージを持たれやすいですが、それは今までの授業方法で、これからの授業は教えることだけでなく、子供たち自身が学びたい、やってみたい、という意欲をもって、自分の課題や問いを解決していくように授業に参加をしていく、そのような授業ができるようになることが求められています。このように子ども自らが学ぼうという気持ちを大切にする授業は、20年ほど前から大切だと言われてきましたが、これからは、そういう授業ができないとならない、状況になってきています。

先生一人一人が、子どもを主語にした、個別最適で協働的に学ぶ算数の授業をつくるには、学習全体をどのように考えていけばよいか、前例が無い課題に向けて、討議しながら進めています。

先生方もアドバイザーに教えてもらう、のではなく、対話しながらよい方法を編み出していく、そういう時間を夏休みの後半に行っています。