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令和 6 年度給食室

7月2日(火) 鯖の照り焼き ゴーヤチャンプル もずくの味噌汁 はるかゼリー

校長検食簿より

7月に入り最初の給食は沖縄、黒潮料理と名付けたい献立である。鯖の照り焼きはあぶらの乗った美味しい鯖で、味もしっかりとしていて、白いご飯にぴったりの味である。真鯖の生息域は黒潮に沿って千島列島からフィリピン近海までと長い生息域をもっており、多くの鯖は日本近海に住んでいるとされている。ゴーヤチャンプルと沖縄を代表する料理にもよくあっている。もずくの味噌汁でつるつるとしたもずくの食感とジャガイモが面白い組み合わせである。沖縄ではもずくのてんぷらが出てくるが、もずくの味噌汁もおつなものである。ゴーヤは苦みがあるが、今日のゴーヤは子どもたちにはちょうどよい味である。

6月29日(土) ビビンバ ワンタンスープ 炒りカシューナッツ ひとくちミカンゼリー

校長検食簿より

今日は韓国風献立で、ビビンバがメイン。ビビンバには小松菜、もやし、ネギ、にんじん、しょうが、にんにくと野菜たっぷりに味噌がきいた肉が入り、ご飯とまぜてとても美味しくいただける。今日はネギが山武産、にんじんが鎌ケ谷産、小松菜が柏産と千葉県内で収穫された野菜も多く使われている。ビビンバと一緒にわんたんスープ。わんたんスープは、あまり家では食べないなあと思いながら、給食の味であると個人的に思いながらいただく。干ししいたけとごま油の香りを楽しみながら、スープもよい味になっている。 炒りカシューナッツはカリッとした食感で美味しい。

6月28日(金)スパゲティーミートソース キャベツとしめじのサラダ ブルーベリーパイ

 

校長検食簿より

今日はパスタとサラダとデザートのイタリアン献立。パスタはスパゲティーミートソースで、スタンダードバージョン。ミートソースは挽肉と大豆を細かくしたタンパク質とにんじん、マッシュルーム、タマネギ、にんにくがトマトピューレで美味しく味付けられている。献立表をみると、ごぼうも入っているのかと驚きながらいただく。キャベツのしめじのサラダは、酸味とゴマの割合がちょうどよいドレッシングの味付けで、おおぶりのキャベツをサクサクといただけるサラダに仕上がっていて美味しい。今日のデザートのブルーベリーパイ。パイは地中海ローマ時代が起源になる古いお菓子で、今日の中身は今が旬になっている柏産のブルーベリーを使ったジャムが中に入って、ふわっとサクッと焼き上げられている。食べるとまだほんのりと温かいパイは、給食室手作りの家では味わえない極上の味である。

 

6月27日(木)鮭のごまだれ焼き ガーリックポテト みそけんちん汁 小玉すいか

校長検食簿より

今日はちょっと洋が入った和風献立である。みそけんちんは、さといも、小松菜、にんじん、ごぼう、大根、長ネギにこんにゃくと具だくさんなところに、ごま油がアクセントで入り、旨さとコクが増していて美味しい汁である。今日の長ネギは、5年生が田植えでお世話になった関根さんの長ネギであり、先日関根さんのお宅を訪ねた時は、出荷の真っ最中で、そばとそばつゆを持っていれば、ネギの香りだけで美味しくおそばが食べられるくらい、収穫したネギを洗い、外皮をむき、束ねて箱詰めをしており、今日はそこからのネギが給食を彩っている。ガーリックポテトは、ほくほくジャガイモにガーリックとバターとチーズで味付けられ、ご飯にもしっかりと合う。鮭のごまだれ焼きは、ごまだれらしくもう少したれが欲しかったが、味はしっかりとついており、良質なタンパク質の鮭とご飯を美味しく出会わせてくれていた。すいかは、富里産かと期待したが、鳥取産であった。すいかは日本海側での特産が多い。夏の静かな日本海に沈む夕日を見ながら甘く熟した冷たいすいかをいただくのが、日本海の夏の風景だと思いながら、美味しくすいかをいただいた。

6月26日(水)ピザトースト ポテトサラダ たまごとオニオンのスープ アーモンド小魚

校長検食簿より

今日はピザトーストを中心にファーストフードっぽい(栄養教諭には怒られるだろうが)献立である。一番にいただくのは、ピザトースト。トマトペーストが塗られた上にピーマン、タマネギ、ツナが乗せられて、たっぷりとかかったチーズがちょうどよく溶けていてとても美味しい。あと30秒ながくオーブンでカリカリ感が少しでるとさらに美味しいと思う。ポテトサラダのアーモンド入りは、賽の目のじゃがいも、キュウリ、にんじん、にたまねぎが絡んで、細かく砕かれたアーモンドが乗せられている。あっさりとした味付けで、ポテトや野菜のおいしさを感じるサラダである。アーモンド入りと書かれていないと、アーモンドの存在感がわからないかもしれないので、もう少し大きめに砕いて主張してもよい。たまごとオニオンのスープは、久しぶりにはっきりとした味に乏しいスープである。出汁かブイヨンか、しっかりとした出汁があると、タマネギの甘さや旨味、卵のかおりと良さが生きてくる。彩りもよくエビや野菜と具だくさんで大変おいしく見えるのに、肩すかしが残念であった。

6月25日(火) イカとアーモンドの揚げ煮 具沢山の味噌汁 大豆きなこ 

校長検食簿 

今日のメインはいかとアーモンドの揚げ煮で、カリッと揚がったイカにアーモンドとポテトフライが甘辛たれをくぐった、ご飯が進む味の揚げ物である。アーモンドに加えてポテトも揚がっているので、ボリューム感があるが、イカは身の厚みが薄く、イカの弾力ある食感が乏しかったのは残念である。具だくさんの味噌汁には、小松菜、にんじん、大根、たまねぎ、じゃがいも、こんにゃく、豆腐に油揚げが入り、たっぷりと具を楽しめるお味噌汁である。出汁も味噌も美味しい味噌汁に仕上がっている。きなこ大豆は、きなこをまぶした炒り大豆でコリコリとして美味しい食感で、大豆が大豆をまぶして美味しくなっているという不思議な様子である、

6月24日(月)ポークカレーライス ごぼうサラダ アーモンド小魚 美生柑

校長検食簿より

今日は子どもたちに人気のカレーライス。もりもりだよりにも書かれているが、学校給食のカレーはルウから全てが手作り。今日のカレーにはタマネギが40k使われており、タマネギの甘さと香辛料により、深みのある美味しい味に仕上がっている。ポークカレーの豚肉は四角くしっかりとしたお肉がたくさん入り、じゃがいも、にんじん、ごぼうも入った具だくさんのカレーである。ごぼうサラダは、ごぼうに、キャベツ、きゅうり、コーン、にんじんがゴマし立てのドレッシングで美味しく仕上げられている。大豆小魚も美味しくしあがっている。美生柑は和製グレープフルーツと言われるように、今日はグレープフレーツだと思っていただくほと、味も形もグレープフルーツそっくりだった。

6月21日(金)チキンピラフ ポテトのチーズ焼き コーンと枝豆のサラダ レンズ豆のポタージュ

校長検食簿より

今日はカラフルな洋食献立。チキンピラフはトマト味のピラフで子どもにも親しみやすい味で、パラパラとして美味しく仕上がっている。ポテトのチーズ焼きは、ポテトにチーズをたっぷりとかけて、オーブンで焼き上げられ、チーズを焼いた香ばしさがたまらない味を引き出している。少しメインのポテトの部分が少なめで味を堪能しきれないことが残念であった。レンズ豆のポタージュは、レンズ豆と小松菜、そしてたまねぎの旨さが出たポタージュに仕上がっており、米粉を使っているわりにはコクもある。隠し味に味噌をいれているところが、味に厚みを持たせているのではないか。コーンと枝豆のサラダは、他のメニューと対照的にあっさりとした味でちょうどよい。豆のスープに豆のサラダと、これからの時代は豆からタンパク質を摂取することが普通の時代になるのであろう。

6月20日(木)肉じゃが なめこの味噌汁 ヨーグルト ごはん アーモンド小魚

校長検食簿より

今日の献立は日本の食卓らしい献立である。最初になめこの味噌汁をいただく。なめこの食感と小松菜の食感が味噌汁を通して、つるりとシャキシャキと美味しくいただく。味噌汁を最初にいただくことは食べ方としてきちんと家で教えられているだろうか?とも気になる。肉じゃがをいただくと、豚肉のおいしさを引き立てるちょうどよい味付けで、しらたき、じゃがいも、にんじんと、ご飯によく合う味付けで美味しい。汁までしっかりと飲み干せる味である。もりもりだよりに肉じゃがの元となった料理は?という問題が出ていた。ビーフシチューが一説のようである。ヨーロッパで味わったビーフシチューを日本の料理人に伝え、料理人が想像を働かせて作ったものが肉じゃがのようである。出汁と素材の味で作る日本の食卓の味なのであろう。ヨーグルトはヤクルト製でおいしいヨーグルトであるが、寒天で固めているのだと材料をみながら思った。

6月19日(水)チリコンカン ゴマドレッシングサラダ ブランコッペパン メロン

校長検食簿より

今日はパン食献立でメインはチリコンカン。チリコンカンは中米の料理で、トマトベースで肉や豆がたっぷりと入った、タンパク質がたくさんとれる料理である。今日のチリコンカンもしっかりとした味付けで、豆は金時豆の大きめの豆が入って、豚肉と一緒に美味しくいただける。ゴマドレッシングサラダは、小松菜、にんじん、キャベツのシャキシャキ野菜をゴマ風味のドレッシングで味付けられ、チリコンカンの濃厚さと対照的でちょうどよい。パンはコッペパンでしっとりとしておいしい。最後はチリコンカンのトマトソースをパンですくって全てをいただいた。メロンは銚子産のメロンで、みずみずしく甘さたっぷりでとても美味しいメロンである。千葉県と茨城県のメロンは今が最盛期で、おいしさを堪能した。

6月18日(火)焼きししゃも 切り干し大根の和え物 豚汁 メープルカシューナッツ ごはん

校長検食簿より

今日は和食の魚メイン献立である。メインの焼きししゃもは、子持ちししゃもが香ばしく焼かれ、頭から骨までしっかりと食べられるが、皮のパリパリ感が弱かったところが残念。オーブンのスチームが効き過ぎたかな、次に期待である。切り干し大根の和え物は、おかか、小松菜、ひじき、に切り干し大根と豪勢な顔ぶれの和え物で、それぞれの味を楽しめる仕組みである。切り干し大根は干すことによって、カルシウムが通常の大根の20倍となるという紹介もあり、成長期の子どもたちには魚を骨ごといただき、切り干し大根でも+する献立はよい。豚汁は豚肉がしっかりとした形で入っており、ジャガイモ、大根、ごぼう、にんじんに豆腐と具もたくさん入り、出汁もしっかりとした美味しい味噌汁である。メープルカシューナッツは、ナッツを甘く包んで美味しくいただいた。

6月17日(月)麻婆豆腐丼 春雨スープ 杏仁豆腐

校長検食簿より

今日は中華献立。麻婆豆腐はご飯にかけられて麻婆豆腐丼になり、ご飯に合う味でとても美味しい。ショウガニンニクと味噌の旨さが合わさり麻婆豆腐のおいしさがしっかりとしている。春雨スープも卵入りのスープで卵の香りとスープの出汁と鶏肉の味がしっかりとして、美味しいスープである。にんじん、たけのこ、小松菜と具もたっぷりと入り、食べ応えもあるスープに仕上がっている。杏仁豆腐は、杏仁のおいしさとフルーツ缶の果物のおいしさが合わさった味で、暑い日にぴったりの爽やかなデザートである。

6月14日(金)千葉県民の日給食 鶏肉の梅香焼き のりあえ 味噌汁 ずんだもち 

校長検食簿より

明日は6月15日は千葉県民の日、151年前に千葉県が誕生したことを記念した日で、今日の給食は千葉県産の食物を使った給食です。農業県千葉県だけあり、牛乳、鶏肉、豆腐、のり、小松菜、キャベツ、タマネギ、白玉餅、米、長ネギ、ジャガイモの11品目、最後の3品目は柏市産と、多岐にわたっている。これだけの農業生産を子どもたちの世代まで残すためには、今日の暑さのような環境の変化に対応できる品種や生産方法の開発が必要になると思う。さて、今日のメインは鶏肉の梅香焼き、お肉は美味しく焼き上げられていて美味しいが、梅の香りはもう少し欲しいところである。のり和えは富津産海苔の香り豊かに、野菜のシャキシャキ感が美味しい。味噌汁は日本の味噌汁らしい味噌汁でうまい。デザートのずんだもちは、ずんだ餡が白玉にからみ美味しいデザートに仕上がっている。

6月13日(木)鯖のカレー揚げ、五目豆、じゃがいもの団子汁 美生柑 ご飯

校長検食簿より

今日は和食献立、一見すると子どもには人気が無さそうな献立である。五目豆はたっぷりの大豆を一粒ずつ箸で口に運ぶと、出汁の味も含めて次つぎと口に運びたくなる味で、鶏肉を食べるとじゅわっとした汁があふれる味になり、たけのこ、油揚げ、昆布とそれぞれの味を楽しめる煮物で美味しい。メインとなるさばのカレー揚げは、カレー粉がまぶされて揚げられているので、少し茶色じみているが、一口食べるとサクッとした揚げ具合と同時に鯖の肉汁がじゅわっと口の中に広がり、なかなか美味しく揚げられている。すぐにご飯を食べると白いご飯にしっかりと合っていて美味しい。ジャガイモのの団子汁は、とろみは団子のとろみであると感じるが、団子の正体と出会うことができなかった。きりたんぽのように、団子がじゃがいもだと出会えないかなあ。でも汁のおいしさに白菜の甘みと香りが美味しいお汁仕上がっている。美生柑はいい味である。

6月11日(火) ひじきご飯 竹輪の磯辺揚げ もやすのポン酢和え 打ち豆の味噌汁 メロン

校長検食簿より

今日は和食らしい献立で、ごはんはひじきご飯。にんじん、ごぼう、ひじき、油揚げと具だくさんのひじきご飯に、同じ海を感じるちくわの磯辺揚げ。揚げ具合もよくサクッとした歯ごたえを感じ、青のりの香りが鼻に抜けていく。もやしのポン酢和えは、ゆずの香りが豊かで酢の具合もちょうどよく、シャキシャキとして美味しくいただける。打ち豆の味噌汁は、打ち豆を知るとうまさが引き立ってくる。打ち豆は大豆を濡らしてやわらかくして木槌でたたいて丸く平らにして感想させたもの。福井県の伝統的な保存食でタンパク質もとれる、持ち運びが軽いと昔から重宝されていた。丸く平らになった大豆の打ち豆がたくさんはいり、なめこと糸昆布のとろみが出た味噌汁は、美味しくコクのある味に仕上がっている。デザートはメロン。千葉・茨城はメロンの産地であり、今が旬のみずみずしく美味しく甘いメロンである。

6月10日(月)しいらの甘酢あんかけ ナムル 中華コーンスープ ごはん 冷凍リンゴ

校長検食簿より

今日は中華風献立で、魚が主菜である。「もりもりだより」にも今日の魚シイラについて触れられている。あまり聞き慣れない名前の魚だが、ハワイでは「マヒマヒ」という名前でよく食べられていることが紹介されています。今日も揚げた魚に甘酢あんかけがかかり、サクッとした食感とあんかけのとろみがちょうど良く合わさっていて、美味しい。餡の中にはたけのこ、干し椎茸と具もたくさん入って白ご飯にもよくあっている。ナムルはごま油の味と香りが豊かなシャキシャキ野菜のナムルである。中華コーンスープは、クリームコーンと溶き卵で濃厚なスープに仕上がっている。ジャガイモが入って、ボリューム感もあり、美味しいスープに仕上がっている。冷凍リンゴは、暑くなってきた時期にショリショリして冷たく美味しくいただける。

6月7日(金)ビーンズコロッケ わかめご飯 からし和え タマネギの味噌汁 アーモンド小魚

校長検食簿より

今日はコロッケ、それも手作りコロッケ、これも給食で味わう美味しい給食ベスト上位に入る献立である。コロッケはサクッと揚げられて、ジャガイモと衣とソースのバランスが良くわかめご飯にぴったりと合っている。わかめご飯の薄い塩気がコロッケをまた誘ってくる。今日の「もりもりだより」は栄養教諭取得のための教育実習生が書いているが、コロッケのルーツについて説明している。コロッケはフランス料理の前菜のクロケットにあり、クロケットはホワイトソースベースで日本のクリームコロッケのようなものを日本人の好みに合わせてジャガイモをベースにしたコロッケを作った、と紹介してくれた。食の起源は大事な情報である。たまねぎの味噌汁は今が旬の新タマネギをたっぷりと使い、タマネギの甘さを感じる美味しい味噌汁で、からし和えはさっぱりとシャキシャキとして美味しく野菜をいただける和え物である。

6月6日(木) 鰯の紀州煮 アーモンドあえ じゃがいもの味噌汁 もも缶

校長検食簿より

今日は煮魚と白いご飯の日本らしい献立。鰯の紀州煮は鰯一尾をじっくりと煮た様子で、箸を入れると箸ですぐに身が切れて骨の存在を感じない。口に入れると梅の酸味をほのかに感じる甘じょっぱい味で、鰯の魚臭はほとんどなく、見事な煮込み具合で骨の存在を全く感じない食感である。じっくりと給食室で煮込んだことを伝えたいと思い栄養教諭を褒めたところ、レトルト製品を使ったとのこと。味と食感ば抜群であり子どもも残す事はないが、給食室産だったら150点だった。じゃがいもの味噌汁は薄切りのじゃがいもにごぼう、にんじん、たまねぎが入り、コーンがアクセントに入っているのがかわいい味噌汁である。味噌汁の豆腐に冷凍豆腐が使われているが、型崩れを心配せず木綿豆腐を使ってもよいと思う。アーモンド和えは、甘めのアーモンドドレッシングと和えられて、シャキシャキした野菜食感があり美味しく仕上がっている。