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令和 6 年度給食室

11月22日 鰯の紀州にひじきと切り干し大根の炒め煮 じゃがいもの味噌汁 みかん

校長検食簿より

今日は和食献立。今日の和食献立には意味があり、11月24日が「いいにほんしょく」の語呂合わせから和食の日と設定されて、ユネスコの無形文化遺産として登録されている和食を味わう献立になっている。今日のメインはいわしの紀州煮。紀州は梅の産地だから、梅干しを出汁味に使いながら、全く骨が気にならないまで柔らかく煮込まれたいわしは、給食ならではの味で、ご飯にもとてもよく合っている。ひじきと切り干し大根の炒め煮も、どちらも食材を乾燥させて長持ちさせる伝統技術を使った食材の乾燥させるからこその旨味を活かしたおかずである。今日は切り干しにしっかりと染みこんだ味が美味しい。じゃがいもの味噌汁は、大豆を発酵させた日本の調味料である味噌と味噌を活かす出汁で美味しく仕上げられており、中にコーンという洋風アクセントがあるのが面白い味を演出してくれている。デザートのみかんも日本独特の美味しい味である。日曜日となる和食の日は、和食を楽しんでもらいたいと思う。

11月21日 焼きそばの五目あんかけ 味噌雲呑 大学芋 カシューナッツ

校長検食簿より

今日は中華献立で、メインは焼きそばの五目あんかけ。中華麺を鍋で焼き付けてあるので、歯ごたえのある麺で時々焦げた麺の端も入り、そこに野菜とイカと豚肉が入った五目あんがかけられて、一緒にいただくとあんかけ焼きそばの旨さが引き立ってくる美味しさである。もう少しとろみをつけるか、少し出汁とショウガなどの味を強めると、麺とのからみが深まってより一層旨味が増す感想を持った。味噌ワンタンは、にんじん、ほうれん草、ネギ、もやしにワンタンが入って、とろみのある美味しいお汁になっている。雲呑は点心のひとつと放送で説明され、雲呑に雲という漢字が使われている理由も食べながら学ぶことができた。大学芋は大きく切ったさつまいもが甘辛たれのごま風味をまとって、大変美味しい。秋も深まってきたことを感じる昼食であった。

11月20日 ピザトースト ポトフ 切り干し大根のサラダ もも 大豆小魚

校長検食簿より

今日は今季初の10度未満の日となり、温かい献立がうれしいお昼にポトフというラッキー献立。ポトフはフランスの家庭料理でじっくりと煮込んだ煮物料理で、今日は、じゃがいもとカブがほくほく感を作り出している。大きなカットの豚肉もほろほろと柔らかくなっており、しっかりと煮込まれた美味しい料理である。そこに主食はピザトースト。トマトベースのペーストにたまねぎとピーマンと溶けたチーズで、焼き上がりも美味しく仕上がっている。ポトフによく合っている。そこに切り干し大根のサラダ。切り干し大根のサラダは鰹だしで切り干しを煮ていて美味しくなっているが、切り干し大根の煮物ともう少し隔たりをつける思い切った洋風調理でもよいと感じたので次回楽しみである。コンソメで煮たり、辛子マヨネーズやツナと混ぜるなどの白い切り干しに挑戦しても面白いと感じた。もも缶はもものまったり感があり美味しく、大豆小魚の小魚の焼き具合が今回は大変香ばしくて美味しかった。

11月19日 柏産こしひかり 銀ダラの西京焼き 高野豆腐のコロコロ煮 じゃがいも団子汁の味噌汁 

校長検食簿より

今日も柏市田中産のこしひかりの新米を引き立てる和食献立。こしひかりはみずみずしく美味しく、新米は日本人に生まれてよかったと感じる食感である。そこに今日のメインは銀ダラの西京焼き。西京味噌の甘みと香りに包まれ、ちょうどよい味の西京漬けの銀ダラがふっくらと焼かれて、ご飯を美味しくする味である。高野豆腐のコロコロ煮は、賽の目の野菜と鶏肉が煮込まれて、高野豆腐にちょうどよい味が染みこんで、これもお米を美味しくいただける味である。じゃがいも団子汁はじゃがいもの団子のとろみが効いて、出汁と醤油?で優しい味付けになっている。デザートの早香はミカンの交配種のようで、皮が薄くてむきやすく、甘さもしっかりとした美味しいデザートであった。

11月16日 チキンカレーライス フレンチサラダ ひとくちブドウゼリー

校長検食簿より

今日は音楽祭で土曜日の給食。今日はカレーにサラダとシンプルな献立だったが、子どもたちは音楽祭で力を発揮したせいか、たくさん食べていたようだ。カレーはしっかりとした味で、ご飯にぴったりと合う美味しいカレーで、フレンチサラダはあっさりとしたドレッシングで美味しいサラダである。

11月15日 柏市産ふさこがねの新米 すずきのフライ 菜の花和え 里芋とたまごの味噌汁 カリカリ大豆

校長検食簿より

今日は地産地消を(千産千消)と称する千葉県産を食べる献立デー。今日は12種類の千葉県産食材が使用されている。ご飯は柏市産のふさこがね、千葉県産のスズキのフライと相性がよくねばりと甘みのある美味しいお米で、フライもサクッと美味しくいただける。千葉県の菜の花は県産のキャベツや小松菜と一緒に美味しくいただける。県産里芋と柏市花野井の平川さん産のほうれん草の味噌汁は、里芋のねばりと味がしっかりとして美味しい味噌汁になっている。県産大豆のカリカリ揚げは、揚げてからの時間が経ったせいかカリッと感が少なくなっていたのは残念だったが、青のりの香りと一緒に美味しくいただいた。県の2020年の資料を見ると柏市の農業経営体は767軒、そのうち富勢地区は86軒である。千葉県は有数の農水産県であるが、これ以上減少することにより、食糧難が訪れることの怖さを感じている。千産千消の消への関わりだけでなく、産への関わりを教育の中でどう育てていくか大きな課題でもある。

11月14日 赤飯 ねぎだくジューシー唐揚げ ひじきと彩り野菜の和え物 かぶのすり流し汁 柏の梨ゼリー

校長検食簿より

今日も市制施行70周年記念献立の第二弾!明日11月15日はS29年に東葛市として柏市が市となった記念日で、今日の柏の梨ゼリーが全校で食される記念デザート。今日はお祝い献立で、お赤飯と子どもたちが好きな唐揚げである。お赤飯は美味しく炊き上げられており、唐揚げもジューシーにあがり、ネギを煮込んだソースがかけられて美味しい味に仕上がっている。ひじきと彩り野菜の和え物は、名前のごとくに彩り野菜がひじきを美味しそうに引き立てているため、野菜の残りも少ないのではないだろうか。かぶのすり流し汁は、かぶをすりおろすという工夫がなかなかよい。かぶをすりおろす分、出汁をしっかりとして欲しいところであった。出汁の旨さはすりおろしなどの際に特に引き立ってくるので、次回に期待したい。梨ゼリーは梨の美味しさをいかした食感も梨っぽくしているところが70周年アニバーサリーの味であった。

11月13日 米粉パン 柏幻霜ポークのメンチカツ なないろサラダ かぶとねぎのクリームスープ みかん

校長検食簿より

食育便りでも紹介されたように市制70周年を記念した献立で、今日は柏幻霜ポークのメンチカツと柏かぶが市の誕生日を祝う食材の献立である。柏幻霜ポークは字のごとくお肉が霜降りになるという特別のブランド豚肉で100g300円近い高級品であるが、給食用に惣左衛門がメンチカツ仕様にしてくれたもの。霜降り豚肉だけあって、豚肉のジューシーさを感じる味で美味しい。もっと大きいとさらに旨いだろうと予想する。かぶとネギのクリームスープはシチューのようにとろみがついてかぶの旨さも一段と感じる。七色サラダは見た目に大変華やかで、味はレモン果汁にオイルであっさりとして、赤ピーマンの旨さが引き立つ味である。米粉のパンにしてはしっとりとして、メンチカツにもスープにもサラダにもよく合っている。柏市で40年近く前につくりだした豚肉、広島で見た霜降り豚肉に魅せられて、食パンを主食にして豚を育て、独自に開発した豚肉が柏市のブランドになっていることを子どもたちが感じ取り、自分たちも工夫をして地域の活性化につなげようとする大人に成長してもらいたい。

11月11日 菊花ちらしずし 鮭の塩麹焼き 切り干し大根の煮物 きりたんぽ汁 みかん

校長検食簿より

今日は秋から冬を感じる献立で、ちらし寿司には菊花もちらされて、千葉県産の海苔に包んでいただくが、この海苔も11月が新海苔の季節。今日のメインディッシュは鮭の塩麹焼きで、鮭は秋に川に帰ってくる秋の風物詩。きりたんぽ汁のきりたんぽは、米をつぶしてつくる米団子で、これも秋の新米が美味しい時期が美味しいきりたんぽ時期。根菜たっぷりで野菜の風味を感じるお汁に仕上がっている。切り干し大根の煮物も切り干し大根を作る時期が冬の乾燥が始まる11月頃からが時期になる。最後はみかんがまるごと1個のデザート。みかんの皮をむくことができない大人がいる時代。みかんまるごと1個のデザートも大事な生きる力になりそうである。

11月8日 つぶすけ新米 メルルーサのネギ味噌焼き カレーきんぴら 豚汁 ココアゼリー

校長検食簿より

今日の献立のメインは、ごはん。柏市産「つぶすけ」の新米で、つややかな白い大きめの粒で、味もふっくら甘みのある美味しいご飯である。新米を楽しむために今日は麦ご飯にはなっていない。白さが光るご飯であった。ご飯の美味しさを引き立てるのは、子どもが好きなカレー味のきんぴら。根菜もカレーの味にまぎれて美味しくいただける。豚汁には豚肉がたっぷりと入って、ボリューム感のある豚汁で、出汁もしっかりとして美味しいお汁である。メルルーサという白身魚のネギ味噌焼きが本来だとメインディッシュであるが、今日は最後の紹介である。ネギは青ネギが多いので、九条ネギを使っているのかな?と思いながら、ネギの香りと味と味噌で引き立てられる白身魚を味わった。ココアゼリーはココアの旨味と柔らかな甘みの手作りゼリーでとても美味しかった。

11月7日 ブランコッペパン まほうのグラタン ごぼうサラダ ジャガイモと小松菜のスープ

校長検食簿より

今日の献立は、読書タイアップ献立で、まほうのグラタンがメインディッシュ。安房直子さんの絵本「グラタンおばさんとまほうのアヒル」とのコラボレーションである。図書委員が本の紹介をしていたが、グラタンの味の向こう側に物語を感じて欲しいものである。そのグラタンは米粉ベースのグラタンであるが、しっかりとした味と旨味を感じる美味しい逸品で、パンで最後までぬぐっていただいた。そのパンは、胚芽たっぷりのパンで、少しぱらつきはあるが今日の料理には合っているパンである。ゴボウのサラダはゴマ風味のドレッシングが効いたサラダでゴボウを美味しくいただける。小松菜とジャガイモのスープは、小松菜の緑にジャガイモの少しとろみかかった味がマッチしたスープに仕上がっている。

11月5日 チャーハン ツナ棒々鶏風サラダ 中華風ひじきのスープ 

校長検食簿より

今日は中華風献立で、チャーハンにサラダと中華風スープの組み合わせである。棒々鶏風サラダは、ツナを棒々鶏に見立ててゴマ風味の特製タレで味付けたサラダで工夫が見られる。野菜の水が少し出てしまったために、味が薄まってしまったのが残念だが、味噌とごまを使った味の工夫は再挑戦で味わいたい。チャーハンも同じく味のパンチが少なく、塩は控えめでもニンニクやごま油の補強が欲しいところであった。中華風ひじきのスープには、ひじきとジャガイモがたくさん入り、ジャガイモのとろみに卵のとろみが加わるスープで美味しいが、もう少しごま油が効くと一層の旨味が増したかと感じる。パイン缶はパイナップルの美味しさを味わうデザートである

 

10月31日 スパゲティーナポリタン ポテトスープ パンプキンマフィン

校長検食簿より

今日は古代ケルト人の大晦日の10月31日で、ハロウィンと言われる日。それにちなんだ献立で洋風の献立である。スパゲティーナポリタンは、ソーセージにベーコン、たまねぎ、ピーマンをたっぷりのトマトソースで絡め炒めた味で、懐かしのザ・ナポリタンである。ツルツルといただけて大変美味しい。おかわりに走る子どもたちが多いことと思う。ポテトスープはしっかりとしたポテトが鶏出汁の効いたスープにあって洋風なスープに仕上がっていておいしい。パンプキンマフィンは、これぞハロウィンを意識した南瓜色のマフィンで、周りは堅めで中はしっとりとしていて美味しく焼き上がっている。今日はこれから就学時検診。忙しい体にしみこんでいく味である。

10月29日(火) はちみつパン チリコンカン キャベツとしめじのサラダ 桃缶

校長検食簿より

今日はパンメニューでメキシカンな味わいでチリコンカンスープとの組み合わせ。チリコンカンは、チリとくるので辛い味つけと牛肉をさすカルネが語源のようであるが、今日は豚肉と金時豆がたっぷりと入っている。金時豆は豆自体が甘さのある味と香りを出してくるので、トマトベースのソースの中でもしっかりと存在を主張して、美味しくチリコンカンを盛り上げてくれる。キャベツとしめじのサラダは、しめじ美味しさを引き出す味付けでキャベツのシャキシャキ感ときのこの美味しさを楽しめるサラダで美味しい。今日のパンははちみつパンと名付けられているとおり、ほんのりとした甘さがあるパンで、チリコンカンにもサラダにも合う味になっている。桃缶は桜桃のおいしさを味わわせてくれた。

10月28日 さばのおろし煮 切り干し大根の胡麻和え たぬき汁 夢オレンジゼリー

校長検食簿より

今日は魚料理の献立。サバのおろし煮は子供に食べやすく味付けられている。ごはんによく合う味でおいしい。切り干し大根の胡麻和えは、シャキシャキとして胡麻和えの味もしっかりとしている。たぬき汁はなぜたぬきになるのか、揚げが入っているのがたぬき汁のゆえんであろう。生姜がきいたお汁であるが、出汁が少し弱い感じがあり、もう少しパンチがきいた味付けでもよかったと感じる。

10月25日 わかめご飯 ほっけの一夜干し じゃがいもと青大豆の煮物 大根の味噌汁 みかん 

校長検食簿より

今日はほっけの一夜干しと北の海の幸の献立である。ほっけは脂がのって味もしっかりとして、ごはんによく合う味で大変おいしい。じゃがいものと青大豆の煮物も青大豆がたっぷりとして、鶏肉じゃがいも、にんじんとおいしく煮られている。大根の味噌汁は大根の香りと味がひろがるお汁で、どのおかずもわかめご飯の少し塩味のあるごはんによくあっていておいしい。

10月23日 てづくりちりめんふりかけ ますのもみじ焼き ジャガイモと豆腐の味噌汁 

校長検食簿より

今日は和食献立でてづくりふりかけや魚のもみじ焼きと珍しい献立が並ぶ。栄養教諭のもりもりだよりでは、ふりかけが食べられるようになった理由として、カルシウム不足から大正時代に食べられるようになったとあるが、今日はちりめんをちょうどよい塩加減でおいしいふりかけに仕立てていてごはんに合ってとてもおいしい。ますのもみじ焼きはニンジンのペーストで味付けられた子どもが親しみやすい味に仕上がっている。キャベツとたくあんの胡麻和えは、ごま油の香りが立ち上がるおいしいお浸しになっておいしい。じゃがいもと豆腐の味噌汁は、優しい味の味噌汁で今日も満足の給食であった。

10月22日大豆のキーマカレー ナン サツマイモのサラダ ひとくちブドウゼリー

校長検食簿より

今日は子供たちが大好きなカレーで、大豆のキーマカレーにナンというおいしい組み合わせの献立。午後からの出張のために大急ぎで検食することがもったいない味である。ナンによく合う大豆とひき肉と野菜の旨味とカレーの香ばしい香りと味がとてもおいしい。ドライカレーではなく汁も感じる仕上がり具合がおいしさを引き立てている。

そして今日のサラダはサツマイモサラダで、サツマイモの賽の目切りがたっぷりと入り、ゴマ油の香りがきいたドレッシングにサツマイモの甘さがよく合っていておいしい。サラダはドレッシングの向こうから味わうサツマイモの甘味、キーマカレーは、カレーの香ばしさの向こうから味わう大豆と野菜の甘味、双方の少し違った甘味がおいしいカレーとサラダの組み合わせであった。ブドウゼリーも秋らしさを運んでくれた。

10月21日 秋刀魚ご飯 南瓜のそぼろあんかけ 海苔和え えのき茸の味噌汁

校長検食簿より

今日も秋を感じる献立で、ごはんは秋刀魚ご飯。秋刀魚の蒲焼きが刻まれてご飯としっかりと混ぜられているので、秋刀魚とタレの味がご飯に広がり美味しい秋刀魚ご飯になっている。えのきたけの味噌汁は、えのきのシャキシャキした歯ごたえがおいしいく、野菜も豊富に入る味噌汁に仕上がっている。のりあえは、一口食べると海苔の香りが口の中に広がる美味しい味付けで、もやし、きゃべつ、にんじん、小松菜と一緒に磯香がとてもよい。カボチャそぼろあんかけは、ごろっとしたカボチャにたっぷりのそぼろあんがかけられており、そぼろあんをカボチャにかけていただくとカボチャの味と甘さにそぼろがよく合っている。入れ物に残ったあんも全ていただき、秋の食を楽しむお昼ご飯であった。

10月18日 ブランコッペパン 秋味のクリームシチュー 茎わかめのサラダ 柿

校長検食簿より

今日はパンとシチューとサラダの洋風献立。パンはブランパンと表皮と胚芽を合わせた食物繊維豊富なパンで、少し色がついて香りもよいパンである。秋味のクリームシチューは、一口目に鮭が入ってきて、産卵で遡上する白鮭を秋味(秋鮭)と呼ぶので秋味と称したのかと思いきや、次にはサツマイモ、しめじ、と秋の味が続いており、まさに秋味なのだとクリームたっぷりの温かいシチューを堪能させてもらった。茎わかめのサラダは、ゴマ風味のあっさりとしたサラダで美味しくいただいた。デザートは柿。柿はみかんの2倍ものビタミンCを含んでおり、柿が赤くなると医者が青くなると言われているくらい、病気の予防に効果があると言われている。甘い柿が食卓にあがり秋が本番を迎えてきている。