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令和 6 年度給食室
5月28日(火)ハヤシライス 茎わかめのサラダ フルーツ和え アーモンド小魚
校長検食簿より
今日は洋食献立でハヤシライスと書きたいが、日本人が作った西洋風料理がハヤシライスである。「もりもりだより」にも肉や野菜を細かく切ってハッシュドにしでデミグラスソースで煮たところが発祥とされている。一説には丸善創業者の早矢仕さんが考案したからハヤシと名付けた説もある。日本橋の丸善で本を探した後に食べるハヤシライスも逸品である。今日のハヤシライスはトマトピューレのトマト色が強いがもう少し煮込むといいかなあと感じるがご飯にハヤシがからんで美味しい。茎わかめのサラダは、茎わかめのコリコリ感とごま風味が美味しいサラダである。わかめは葉がわかめで茎は茎わかめ、そして根っこになる株がめかぶと、3種類の味と食感を楽しめる海藻である。フルーツ和えの果物とアーモンド小魚もよい味であった。
5月24日(金)丸パン チキンカツ ガーリックポテト トマトとキャベツのスープ むき冷凍ミカン
校長検食簿より
今日は運動会前日献立で、チキンカツがメイン、カツをパンにはさんで食べるカツサンドである。鶏むね肉でタンパク質をしっかりと摂取できるようにとの栄養教諭の配慮である。カラリと揚って胸肉らしい歯ごたえもしっかりとしておいしい。ガーリックポテトはホクホクしたジャガイモにパセリとガーリックバターと粉チーズでシンプルな味付けでおいしい。トマトとキャベツのスープはミネストローネを思わせるトマトベースの味付けはキャベツをおいしくいただけるスープである。味もしっかりとしている。冷凍ミカンは袋入り。皮むきが苦手な子がいるためか、少し暑い日に冷たいみかんを食べたいがゆえに、苦手な皮むきもがんばる!というストーリーで、いろいろなことができるようにしていきたいと思う。
5月23日(木) ドライカレーライス 春野菜のサラダ 甘夏みかん 小魚
校長検食簿より
今日はドライカレーがメイン、ドライカレーは具が勝負。カレーの香りがよく、干しぶどうの甘みが味に深みをつけて、ご飯と一緒に口に運ぶとカレーの香りのクミンの香りが鼻に抜けて、タマネギ、ニンニクと一緒に干しぶどうの味がご飯を包み込んで届き、とても美味しくいただいた。春野菜のサラダが副菜、野菜の高騰が世間の話題となる中、多く含まれるキャベツは千葉県産、スナップエンドウはつくば産、にんじんは徳島、アスパラは青森、と日本各地の春がこのサラダにのって届けられている。レモンベースのあっさりとしたドレッシング味が春らしさを醸し出している。デザートは甘夏みかんで産地は熊本。もりもりだよりで、甘夏は冬に収穫してこの時季まで保存して酸味が抜けて市場に出てくるらしい。それでも酸っぱさはあるが、甘みとジューシーさと酸っぱさを楽しみながら食べるのもよい。すっぱい柑橘類は皮と実の間の白い部分を一緒に食べると甘さがあり、美味しくいただけるものが多い。
5月22日(水)赤飯 鰆のてりやき 切り干し大根の煮物 かきたま汁 夢オレンジゼリー
校長検食簿より
今日はお赤飯で創立記念献立である。栄養教諭も給食室メンバーも力が入っているとみえて、本日は味、素材、できあがり具合、全てに満点の出来映えである。かきたま汁は、出汁と卵とわかめがとてもよい味で塩味もちょうどよくあっさりとコクのあるお汁に仕上がっている。中に祝の字が浮かびあがるなるとと花びら型にかたどられたにんじんが入り、お祝いムードを盛り上げている。鰆のてりやきは、てりやきのタレもちょうどよく、鰆もふっくらと焼き上げられとても美味しい。切り干し大根の煮物も切り干し大根がちょうどよく味を吸い込み、鶏肉のそぼろが味をしっかりと支えて美味しい煮物に仕上がっている。そしてメインはお赤飯。小豆がふっくらとして、ご飯もうるち米ともち米の割合がちょうどよく、柔らかくふっくらと炊き上がっており、おかわりをしたいと思うほど美味しく炊き上がっている。夢オレンジゼリーと名付けられたフローズンゼリーは、シャリシャリとした食感が運動会予行の後の子どもたちにはとても美味しいだろう。オレンジの味がしっかりとしたゼリーであった。
5月21日(火)キャロットライスのホワイトソース ポテトスープ ゆでそらまめ
校長検食簿より
今日のメインはキャロットライスのホワイトソースがけ。細かく刻まれたにんじんと一緒に炊かれたご飯に、米粉のホワイトソースがかかり、ライスと一緒にいただくとよい味である。ホワイトソースは米粉仕立てだからさらっとしているが、チーズや豆乳が旨味を高めて味がしっかりとして美味しい。冷凍ほうれん草を使っているが、小松菜は冷凍すると栄養価が高まるがほうれん草も急速冷凍ならばさほど下がらないからよい。ポテトスープはポテトがしっかりと入って、ウインナーが浮いて味のポイントになっている。今日はスープの出汁が薄かったかな、もう少しパンチがあってもよいと感じる。そらまめはこの時季だけしかいただけない豆で、館山から送っていただいたものは本当に美味しかった記憶がある。そらに向かって育ち、大きくなると垂れ下がり収穫時を告げる。もりもりだよりに名前の由来が書かれている。今日は1年生の子どもたちがむいてくれた。食べ慣れない子もいるだろうが、お手伝いをすると好きになってくる。季節の食材として知って欲しいものである。
空に向かっている様子
収穫時のそらまめ
5月20日(月)豚おろし丼 たけのこの味噌汁 シャカシャカビーンズ 美生柑
校長検食簿より
今日の献立は季節を楽しむ献立で、楽しむ季節は春。春といえば筍の季節で、今日は味噌汁の中に筍と春が旬のわかめが入っていると「もりもりだより」に書かれている。最近は一年中出回っている二品であるが、特にわかめは春が旬であることを忘れがちであるので、給食を機会に知ることは大切である。たけのことわかめの味噌汁は、どちらも食感も香りもよく美味しい味噌汁である。豚のおろし丼は、豚肉ベースの上に大根おろしがかけられて、ご飯と一緒にいただくととても旨味が広がり美味しい。シャカシャカビーンズはひよこまめに粉をまぶして揚げてある豆料理で、サクッとしておいしい。美生柑はジューシーで甘酸っぱい和風グレープフルーツと言われるにふさわしい味であった。
5月17日(金) 菜めし 新ジャガイモのそぼろ煮 たまごいり味噌汁 ヨーグルト
校長検食簿より
今日は和食献立で、新ジャガイモのそぼろ煮がメイン。もりもりだよりに新ジャガイモの説明があるが、今日の新じゃがは長崎産のもの。季節の移ろいで新じゃがの産地は北に移り、夏には北海道へと。新じゃがの定義は収穫後に冷蔵保存などをせずに市場に出てきたジャガイモとのこと。ジャガイモのほくほく感と新じゃがのみずみずしさがあり、そぼろのお肉の味と一緒になりとても美味しい。これがご飯によく合い、今日のご飯は菜めしと大根やかぶ、小松菜などの青菜のみじん切りがご飯と一緒に炊き上げられて、菜の味がそぼろを引き立てる。卵入り味噌汁の卵は、溶き卵ではなく、味噌汁の中で卵焼きを作ったようなかたまりの卵になっているところが、味噌汁の汁を卵の中に含み混むかたちになり美味しい味噌汁になっている。大根と一緒に大根葉も入り、緑と黄色の彩りもよい。5月に入り給食の彩りが華やかになり食べていて楽しい。
5月16日(木) ツナピラフ しいらのバーベキューソース ドレッシングサラダ ABCスープ
校長検食簿より
今日は洋食献立で主菜はシイラのバーベキューソース。シイラとは魚の名前だが一般には聞き慣れない赤身魚である。体調は2mを超える大きな魚で化石魚のシーラカンスにどことなく似ている。切り身で売られているのは見ることが少ないが、加工食品や惣菜などではよく使われている。味は淡泊で様々な味付けによくあう。今日のバーベキューソースは、すりおろしタマネギにニンニクとリンゴ、ショウガにレモン果汁が醤油ベースのソースに仕上げられ、カラット揚げた魚にぴったり合う。ドレッシングサラダのドレッシングにはバジルが使われており爽やかな味付けになっている。個人的にはもっとバジルを効かせてもよいと感じる。ABCスープのABCは中に入っているマカロニの形。小松菜、にんじん、たまねぎ、鶏肉と出汁がうまくからんで美味しいスープになっている。ご飯は、ツナピラフ。ツナもにんじんも細かく刻まれて、他にゴボウやたまねぎも入っているが、ご飯に馴染むくらいに細かく、ツナの味ベースのピラフに仕立てられている。
揚げ大豆ごはん 鮭の塩麹焼き アーモンド和え 具だくさん味噌汁 パイン缶
校長検食簿より
今日は和食献立で、麹がポイントである。メインは鮭の塩こうじ焼き、最近塩麹はよく見かけるようになり、肉や魚を付けると旨みが増えて、食感が柔らかくなり食べやすく美味しくなる。鮭の塩麹は、塩鮭と違って塩味もあるが甘さと旨みが増してご飯にもよくあう味になって美味しい。是非家庭でも試して欲しい味である。ご飯には、事前に片栗粉を付けて揚げた大豆が混ぜ込まれたご飯で、これも鮭に合う味で旨い。アーモンド和えは、細かく砕かれたアーモンドの香ばしさと小松菜、にんじんのシャキシャキ感がよい組み合わせで彩りもよい。具だくさん味噌汁の味噌も麹の働きでいい味の味噌に、今日は出汁もしっかりと効いて旨味がしっかりとしている。大根に新タマネギの甘さ、ジャガイモ、小松菜、にんじん、そしてこんにゃくと具だくさん。今朝のTVでこんにゃくの黒い点はひじきの黒さと説明されており、山の物の中に海の物も入る具だくさんな味噌汁であった。パイン缶のパインも旨いが、複数の缶詰の味も楽しみたいかと思う。
セサミントースト マセドアンサラダ 米粉のカレーシチュー 美生柑
校長検食簿より
今日は洋風献立でパンが主食のセサミントースト。たっぷりの黒ごまがバターと甘味の蜂蜜やメープルシロップで味付けられたセサミがたっぷりとトーストに乗せられて、パンを美味しく引き立てていて美味しい。マセドアンサラダのマセドアンはフランス語とで賽の目を指す言葉で、具が小さな角切りになって彩りもよく野菜が呼びかけてくる感じである。じゃがいもにんじん、きゅうりに、今が旬の新タマネギが入り美味しい。タマネギを少し甘酢でつけるとタマネギの味が引き立ちサラダ全体の味にも特徴がでるかな?と感じる。米粉のカレーシチューは、とろみづけに米粉が使われているが、もう少しとろみが欲しい。カレーのスパイスの味は効いているが、少し物足りなさがあるのは、肉の旨みがないからかと思う。大豆がたっぷりと使われてタンパク源になっているが、あっさりとしてしまいカレースパイスのひっかかりが少なくなっている。サラダにも豆があるので、肉を使ってもよかったかと思うが、呉汁のように大豆をすりつぶすと味に深まりとカレーらしさが生きて、米粉でもとろみがくると思う。
5月13日(月) グリーンピースご飯 あじのタマネギソースかけ もやしのゴマ和え 切干大根の味噌汁 メープルカシューナッツ
校長検食簿より
今日のごはんはグリーンピースご飯。2年生の子どもたちが皮むきをして、グリーンピースを一粒ずつ取り出してくれたものを炊き込んだご飯でふっくらと豆も炊き上がり、美味しくいただいた。おかずは鰺のタマネギソースがけ、鰺は片栗粉でカラリと揚げられたところに、タマネギをしっかりと煮込んだソースがかけられて、サクッとした鰺の食感にタマネギがしっかりと効いてとっても美味しい。ご飯にもよく合っている。もやしのゴマ和えもゴマの香りが効いた味付けで美味しい。切り干し大根の味噌汁は油揚げと冷凍豆腐がしっかりとした形で味噌汁の味を支えていて美味しい。今日は2年生の教室のご飯は全部空になっていましたね。
5月10日(金)スパゲティーナポリタン キャベツのスープ オレンジマーマレードスコーン
校長検食簿より
今日はスパゲティーとイタリアンな献立かと思うが、ナポリタンは日本発のパスタ料理。何が日本発かというと、麺をゆで置きしておいたものを、お店で注文が入ってから具とケチャップと麺を炒めて再加熱して提供しているところで、作り方が違うのである。今日のナポリタンの具はたまねぎ、にんじん、ピーマンにナポリタンの味のソーセージ、豚肉は千切りになっているので隠し味的に作用して、口の周りをオレンジにして食べる子どもの姿が想像できる味である。キャベツのスープは、春キャベツの甘さを感じ、豆と鶏肉の味もしっかりと感じ、出汁のしっかりしたスープに仕上がっている。マーマレードスコーンは、オレンジマーマレードが焼き込まれたサクッとした美味しいスコーンに仕上がっている。マーマレードは皮と実を一緒に煮込んで作ることが便りに書かれている。夏みかんや八朔などで作ってみると面白い。種だけを袋に入れて煮ることで種からとろみが出てくる。柑橘類が多く植えられた学校では作って瓶詰めにしてお祭りに提供してみたが、柑橘類は捨てるところが全くなく美味しくいただくことができるSDG'Sにつながる。
5月9日(木) いわしのさんしょ焼き のりあえ ごま仕立ての味噌汁 ごはん 桃缶
校長検食簿より
今日は和食献立でお魚料理。いわしのさんしょう焼きは、醤油ベースの甘辛たれを塗ったいわしをオーブンで焼き上げて、ごはんと一緒にいただくとまさに日本のご飯という感じでおいしい。しかし、子供たちがいわしの香りをどこまでおいしく感じてくれるか、今日の残渣は気になるところである。カラット揚げて甘辛たれだと子供にも人気があるが、The日本食の成果を知りたい。のりあえは、小松菜、人参、キャベツ、もやしと海苔がうまくからんでしっとりとしておいしく仕上げている。ゴマ仕立ての味噌汁は、具沢山に出汁もしっかりとし、具材と出汁と味噌がおいしく仕上がっている。今日は5年生が田植え体験をしたが、給食の白米はいつも柏市産のもの。今日お世話になった農家の関根さんも給食で使ってくれるので、作り甲斐があるとおっしゃっていた。
5月8日(水)キムチ豆腐 たまごとわかめのスープ 冷凍ミカン ごはん
校長検食簿より
今日は韓国風献立である。たまごとわかめのスープは、たっぷりの卵とわかめと一緒に、今が旬の筍がたくさん入っており、ごま油の香りと卵の香りが一緒になり、出汁もしっかりときいた季節感もある美味しいスープに仕上がっている。筍が豊作と聞いているが、旬の筍はたくさんいただきたいものである。キムチ豆腐は、キムチの香りと少し辛みもきいてご飯に合う味に仕上がっている。チンゲンサイやネギ、キムチの白菜、しめじと野菜を豊富に使っているが、少し煮すぎた感があり、どの野菜も形がはっきりしなくなってしまったのが残念。豆腐と一緒に野菜のかたまりのように食べることができたが、野菜の水分も出て、味ももう少ししっかりとしていたのだろうと想像しながらいただいた。冷凍ミカンは皮むき冷凍ミカン。初めて出会った。今は機械が皮をむくのであろうが、温州ミカンの皮をむいて冷凍されている。皮むきが苦手が子どもが増えてきたことへの対応なのだろうか、皮は自分でむかせたいと思うのは古い人間なのだろうか・・・・味は甘くて美味しく、冷たさもちょうどよい。
5月7日(火)ガーリックライス ウインナーと豆のトマト煮込み みどりの葉っぱサラダ 炒りカシューナッツ
校長検食簿より
今日はポークのかわりにウインナーになったビーンズの煮込みにガーリックライスと、ちょっと洋風仕立ての献立。豆は3種類でインゲン豆、大豆、レンズ豆とタンパク質をしっかり摂れ、食感もそれぞれ若干異なる豆をチョイスし、ウインナーの方が豚肉よりも香ばしくトマトとの相性もよく、お豆が苦手な子も美味しく食べられる味である。しっかりと煮込まれて深い味わいもよい。みどりの葉っぱのサラダは、ほうれん草にキャベツと緑の葉に加えて、赤のにんじん、黄色のコーンが入り、そろそろ収穫時期に入った新たまねぎがレモン果汁を吸って味を支えてくれている。ガーリックライスにはガーリックとパセリとバターで、香りと薄塩味がついていて、煮込みにもサラダにもよい組み合わせでいただけ、白いご飯ではなくガーリックライスにした美味しい工夫が生きている。カシューナッツ炒りも甘みのある実で美味しい。
5月2日(木)中華おこわ 春雨スープ 切り干し大根のナムル スイートポテトの包み揚げ
校長検食簿より
今日は中華献立である。中華おこわは、餅米とうるち米が混ぜられて炊かれ筍、干し椎茸、焼豚にごま油で風味づけされ、しっかりとした歯ごたえのある強飯で美味しい。子どもの日にちまきを作り子どもの成長を願っていた風習に使われていた強飯を中華おこわで表現して、お祝いのおめでたさを食で伝える文化を味わうことができる。切り干し大根のナムルは以前の学校では食べたことが無いが、ごま油と酢がちょうどよく醤油ベースの味を引き立て、おこわに合っている。春雨スープも今日は出汁と鶏肉と醤油の味付けでしっかりとした味わいのスープに仕上がって美味しい。スイートポテトの包み揚げ、一見春巻きに見えるが、春巻きの皮で包み揚げられているため、パリッとした皮の食感がとてもよく、スイートポテトを美味しくいただける。今日は献立を見ずに食べたので、春巻きだと思って春巻きの味を予測しながら食べたので、スイートポテトに戸惑った。今日は春巻きの方が全体の中華バランスが良かったのではないかな?と思ったが、子どもは甘いデザートの方がよいかな?
5月1日(水)抹茶揚げパン 柏野菜のスープ 焼きカボチャサラダ
校長検食簿より
今日は子どもたちに人気の献立、揚げパンで、八十八夜にちなんで抹茶揚げパンである。きなこに抹茶を混ぜ込んだ抹茶衣をたっぷりと着た揚げパン、揚げ具合のよいパンをいただき、サクサクと美味しくいただいた。周りをみrと抹茶粉が油を吸っているものもあり、ひねりが入った形のパンは揚げ具合にムラが出やすい。通常のコッペパン状のものの方が揚げあがりがよい傾向があるので、お試しあれ。焼きカボチャサラダは、薄切りしたカボチャを焼いてあるため、カボチャの甘みがしっかりと出てキャベツ、きゅうり、コーンとドレッシングがよくあっていて美味しい。柏野菜のスープは、柏野菜の代表格のかぶがたっぷりと入り、たまねぎ、にんじん、と具だくさんのスープである。鶏肉からスープの出汁が出ているが、コクがもう一つ欲しいのが残念。出汁を旨みに変える何かを工夫して欲しいなと思う。
4月30日(月)五目チャーハン たまごとひじきのスープ 大豆と小魚の揚げ煮 もも缶
校長検食簿より
4月最後の給食は五目チャーハン。チャーハンには焼豚、にんじん、たまねぎ、グリーンピース、かまぼこと五目の具材が使われておいしく仕上がっている。焼豚をもう少しだけ大きめに刻むと、チャーハンの味がさらに引き立つかな?グリーンピースが柔らかくなってしまうのは冷凍だから仕方ないかとちょっとそこだけ残念に思う。たまごとひじきのスープは、もりもりだよりにあるようにひじきは今が旬の海藻で、乾燥したものが年中手に入る時代になり海藻の旬を知ることは大切なことだと思う。小松菜、にんじんと彩りもよく、干ししいたけの味も出て卵の香りと一緒においしくいただいた。大豆と小魚の揚げ煮は、最近では初めていただく味である。大豆を揚げて少し塩味は、子どもも好きな味で食べやすい。そこに小魚もパリッとして添えられているのはなかなか旨かった。
4月26日(金)筍ごはん 鶏の唐揚げ たまねぎの味噌汁 塩昆布あえ 美生柑
校長検食簿より
今日は旬をいただく献立で、今が最盛期の筍ご飯に子どもが大好きな鶏の唐揚げ、そして旬が西からやってくる新タマネギのお味噌汁である。筍ごはんの筍はどれも柔らかく食べやすく味も筍の香りを楽しむ味付けでとても美味しく炊き上がっている。鶏の唐揚げは、ショウガとニンニクをベースにした醤油タレの味がしっかりとして、デンプン粉のカラットした揚げ具合で、サクッとジューシーな食感でとても美味しい。それに添えられている塩昆布和えは、小松菜やにんじん、キャベツ大根の野菜と、塩昆布の塩味と旨みが一緒になり、少し甘めの味付けが子どもたちにも美味しくいただける味になっていてよい。たまねぎの味噌汁は、タマネギの甘さを感じる味噌汁で、エノキダケが入っているからしっかりと噛みながら味を味わう味噌汁である。今日は美生柑がデザート。河内晩柑という別名があるが、大阪南部の河内が原産でこの名がついているが、甘みと果汁がたっぷりで、皮との間の部分も一緒にいただくとおいしさが広がる。実は、皮まで食べても美味しくいただける全体を食べられる柑橘でもあるらしい。遅い時期に出る柑橘はジューシーで美味しいものが多いと感じる。味噌汁と筍ご飯に細いにんじんが入ると、彩りが華やかになると思う。私は、筍ご飯ににんじんを入れて楽しむ。
4月25日(木)ポークビーンズ キャベツとしめじのサラダ 給食ロール アーモンド小魚
校長検食簿より
今日は洋食でアメリカ料理のポークビーンズがメイン。豚肉といんげん豆、グリーンピースとにんじん、じゃがいも、たまねぎとたくさんの野菜と一緒に煮込まれている、アメリカらしく豪快な料理である。給食でも定番の料理で、トマトベースににんにくの香りがたちあがるスープでじっくりと煮込まれて、お箸でも食べられるほどに煮詰められ味が濃厚で美味しい。ミルク感の高い給食ロールパンにもよく合って、パンにポークビーンズを乗せていただくと美味しい。キャベツとしめじのサラダは、春キャベツは水分を含んでいるが、しっかりとした味付けでゴマの香りも豊かでしめじの旨さも引き立てて美味しい。アーモンド小魚で、小さい頃から煮干しになれていくのはとてもよい習慣である。
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