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令和 6 年度給食室
11月22日 鰯の紀州にひじきと切り干し大根の炒め煮 じゃがいもの味噌汁 みかん
校長検食簿より
今日は和食献立。今日の和食献立には意味があり、11月24日が「いいにほんしょく」の語呂合わせから和食の日と設定されて、ユネスコの無形文化遺産として登録されている和食を味わう献立になっている。今日のメインはいわしの紀州煮。紀州は梅の産地だから、梅干しを出汁味に使いながら、全く骨が気にならないまで柔らかく煮込まれたいわしは、給食ならではの味で、ご飯にもとてもよく合っている。ひじきと切り干し大根の炒め煮も、どちらも食材を乾燥させて長持ちさせる伝統技術を使った食材の乾燥させるからこその旨味を活かしたおかずである。今日は切り干しにしっかりと染みこんだ味が美味しい。じゃがいもの味噌汁は、大豆を発酵させた日本の調味料である味噌と味噌を活かす出汁で美味しく仕上げられており、中にコーンという洋風アクセントがあるのが面白い味を演出してくれている。デザートのみかんも日本独特の美味しい味である。日曜日となる和食の日は、和食を楽しんでもらいたいと思う。
11月21日 焼きそばの五目あんかけ 味噌雲呑 大学芋 カシューナッツ
校長検食簿より
今日は中華献立で、メインは焼きそばの五目あんかけ。中華麺を鍋で焼き付けてあるので、歯ごたえのある麺で時々焦げた麺の端も入り、そこに野菜とイカと豚肉が入った五目あんがかけられて、一緒にいただくとあんかけ焼きそばの旨さが引き立ってくる美味しさである。もう少しとろみをつけるか、少し出汁とショウガなどの味を強めると、麺とのからみが深まってより一層旨味が増す感想を持った。味噌ワンタンは、にんじん、ほうれん草、ネギ、もやしにワンタンが入って、とろみのある美味しいお汁になっている。雲呑は点心のひとつと放送で説明され、雲呑に雲という漢字が使われている理由も食べながら学ぶことができた。大学芋は大きく切ったさつまいもが甘辛たれのごま風味をまとって、大変美味しい。秋も深まってきたことを感じる昼食であった。
11月20日 ピザトースト ポトフ 切り干し大根のサラダ もも 大豆小魚
校長検食簿より
今日は今季初の10度未満の日となり、温かい献立がうれしいお昼にポトフというラッキー献立。ポトフはフランスの家庭料理でじっくりと煮込んだ煮物料理で、今日は、じゃがいもとカブがほくほく感を作り出している。大きなカットの豚肉もほろほろと柔らかくなっており、しっかりと煮込まれた美味しい料理である。そこに主食はピザトースト。トマトベースのペーストにたまねぎとピーマンと溶けたチーズで、焼き上がりも美味しく仕上がっている。ポトフによく合っている。そこに切り干し大根のサラダ。切り干し大根のサラダは鰹だしで切り干しを煮ていて美味しくなっているが、切り干し大根の煮物ともう少し隔たりをつける思い切った洋風調理でもよいと感じたので次回楽しみである。コンソメで煮たり、辛子マヨネーズやツナと混ぜるなどの白い切り干しに挑戦しても面白いと感じた。もも缶はもものまったり感があり美味しく、大豆小魚の小魚の焼き具合が今回は大変香ばしくて美味しかった。
11月19日 柏産こしひかり 銀ダラの西京焼き 高野豆腐のコロコロ煮 じゃがいも団子汁の味噌汁
校長検食簿より
今日も柏市田中産のこしひかりの新米を引き立てる和食献立。こしひかりはみずみずしく美味しく、新米は日本人に生まれてよかったと感じる食感である。そこに今日のメインは銀ダラの西京焼き。西京味噌の甘みと香りに包まれ、ちょうどよい味の西京漬けの銀ダラがふっくらと焼かれて、ご飯を美味しくする味である。高野豆腐のコロコロ煮は、賽の目の野菜と鶏肉が煮込まれて、高野豆腐にちょうどよい味が染みこんで、これもお米を美味しくいただける味である。じゃがいも団子汁はじゃがいもの団子のとろみが効いて、出汁と醤油?で優しい味付けになっている。デザートの早香はミカンの交配種のようで、皮が薄くてむきやすく、甘さもしっかりとした美味しいデザートであった。
11月16日 チキンカレーライス フレンチサラダ ひとくちブドウゼリー
校長検食簿より
今日は音楽祭で土曜日の給食。今日はカレーにサラダとシンプルな献立だったが、子どもたちは音楽祭で力を発揮したせいか、たくさん食べていたようだ。カレーはしっかりとした味で、ご飯にぴったりと合う美味しいカレーで、フレンチサラダはあっさりとしたドレッシングで美味しいサラダである。
11月15日 柏市産ふさこがねの新米 すずきのフライ 菜の花和え 里芋とたまごの味噌汁 カリカリ大豆
校長検食簿より
今日は地産地消を(千産千消)と称する千葉県産を食べる献立デー。今日は12種類の千葉県産食材が使用されている。ご飯は柏市産のふさこがね、千葉県産のスズキのフライと相性がよくねばりと甘みのある美味しいお米で、フライもサクッと美味しくいただける。千葉県の菜の花は県産のキャベツや小松菜と一緒に美味しくいただける。県産里芋と柏市花野井の平川さん産のほうれん草の味噌汁は、里芋のねばりと味がしっかりとして美味しい味噌汁になっている。県産大豆のカリカリ揚げは、揚げてからの時間が経ったせいかカリッと感が少なくなっていたのは残念だったが、青のりの香りと一緒に美味しくいただいた。県の2020年の資料を見ると柏市の農業経営体は767軒、そのうち富勢地区は86軒である。千葉県は有数の農水産県であるが、これ以上減少することにより、食糧難が訪れることの怖さを感じている。千産千消の消への関わりだけでなく、産への関わりを教育の中でどう育てていくか大きな課題でもある。
11月14日 赤飯 ねぎだくジューシー唐揚げ ひじきと彩り野菜の和え物 かぶのすり流し汁 柏の梨ゼリー
校長検食簿より
今日も市制施行70周年記念献立の第二弾!明日11月15日はS29年に東葛市として柏市が市となった記念日で、今日の柏の梨ゼリーが全校で食される記念デザート。今日はお祝い献立で、お赤飯と子どもたちが好きな唐揚げである。お赤飯は美味しく炊き上げられており、唐揚げもジューシーにあがり、ネギを煮込んだソースがかけられて美味しい味に仕上がっている。ひじきと彩り野菜の和え物は、名前のごとくに彩り野菜がひじきを美味しそうに引き立てているため、野菜の残りも少ないのではないだろうか。かぶのすり流し汁は、かぶをすりおろすという工夫がなかなかよい。かぶをすりおろす分、出汁をしっかりとして欲しいところであった。出汁の旨さはすりおろしなどの際に特に引き立ってくるので、次回に期待したい。梨ゼリーは梨の美味しさをいかした食感も梨っぽくしているところが70周年アニバーサリーの味であった。
11月13日 米粉パン 柏幻霜ポークのメンチカツ なないろサラダ かぶとねぎのクリームスープ みかん
校長検食簿より
食育便りでも紹介されたように市制70周年を記念した献立で、今日は柏幻霜ポークのメンチカツと柏かぶが市の誕生日を祝う食材の献立である。柏幻霜ポークは字のごとくお肉が霜降りになるという特別のブランド豚肉で100g300円近い高級品であるが、給食用に惣左衛門がメンチカツ仕様にしてくれたもの。霜降り豚肉だけあって、豚肉のジューシーさを感じる味で美味しい。もっと大きいとさらに旨いだろうと予想する。かぶとネギのクリームスープはシチューのようにとろみがついてかぶの旨さも一段と感じる。七色サラダは見た目に大変華やかで、味はレモン果汁にオイルであっさりとして、赤ピーマンの旨さが引き立つ味である。米粉のパンにしてはしっとりとして、メンチカツにもスープにもサラダにもよく合っている。柏市で40年近く前につくりだした豚肉、広島で見た霜降り豚肉に魅せられて、食パンを主食にして豚を育て、独自に開発した豚肉が柏市のブランドになっていることを子どもたちが感じ取り、自分たちも工夫をして地域の活性化につなげようとする大人に成長してもらいたい。
11月11日 菊花ちらしずし 鮭の塩麹焼き 切り干し大根の煮物 きりたんぽ汁 みかん
校長検食簿より
今日は秋から冬を感じる献立で、ちらし寿司には菊花もちらされて、千葉県産の海苔に包んでいただくが、この海苔も11月が新海苔の季節。今日のメインディッシュは鮭の塩麹焼きで、鮭は秋に川に帰ってくる秋の風物詩。きりたんぽ汁のきりたんぽは、米をつぶしてつくる米団子で、これも秋の新米が美味しい時期が美味しいきりたんぽ時期。根菜たっぷりで野菜の風味を感じるお汁に仕上がっている。切り干し大根の煮物も切り干し大根を作る時期が冬の乾燥が始まる11月頃からが時期になる。最後はみかんがまるごと1個のデザート。みかんの皮をむくことができない大人がいる時代。みかんまるごと1個のデザートも大事な生きる力になりそうである。
11月8日 つぶすけ新米 メルルーサのネギ味噌焼き カレーきんぴら 豚汁 ココアゼリー
校長検食簿より
今日の献立のメインは、ごはん。柏市産「つぶすけ」の新米で、つややかな白い大きめの粒で、味もふっくら甘みのある美味しいご飯である。新米を楽しむために今日は麦ご飯にはなっていない。白さが光るご飯であった。ご飯の美味しさを引き立てるのは、子どもが好きなカレー味のきんぴら。根菜もカレーの味にまぎれて美味しくいただける。豚汁には豚肉がたっぷりと入って、ボリューム感のある豚汁で、出汁もしっかりとして美味しいお汁である。メルルーサという白身魚のネギ味噌焼きが本来だとメインディッシュであるが、今日は最後の紹介である。ネギは青ネギが多いので、九条ネギを使っているのかな?と思いながら、ネギの香りと味と味噌で引き立てられる白身魚を味わった。ココアゼリーはココアの旨味と柔らかな甘みの手作りゼリーでとても美味しかった。
11月7日 ブランコッペパン まほうのグラタン ごぼうサラダ ジャガイモと小松菜のスープ
校長検食簿より
今日の献立は、読書タイアップ献立で、まほうのグラタンがメインディッシュ。安房直子さんの絵本「グラタンおばさんとまほうのアヒル」とのコラボレーションである。図書委員が本の紹介をしていたが、グラタンの味の向こう側に物語を感じて欲しいものである。そのグラタンは米粉ベースのグラタンであるが、しっかりとした味と旨味を感じる美味しい逸品で、パンで最後までぬぐっていただいた。そのパンは、胚芽たっぷりのパンで、少しぱらつきはあるが今日の料理には合っているパンである。ゴボウのサラダはゴマ風味のドレッシングが効いたサラダでゴボウを美味しくいただける。小松菜とジャガイモのスープは、小松菜の緑にジャガイモの少しとろみかかった味がマッチしたスープに仕上がっている。
11月5日 チャーハン ツナ棒々鶏風サラダ 中華風ひじきのスープ
校長検食簿より
今日は中華風献立で、チャーハンにサラダと中華風スープの組み合わせである。棒々鶏風サラダは、ツナを棒々鶏に見立ててゴマ風味の特製タレで味付けたサラダで工夫が見られる。野菜の水が少し出てしまったために、味が薄まってしまったのが残念だが、味噌とごまを使った味の工夫は再挑戦で味わいたい。チャーハンも同じく味のパンチが少なく、塩は控えめでもニンニクやごま油の補強が欲しいところであった。中華風ひじきのスープには、ひじきとジャガイモがたくさん入り、ジャガイモのとろみに卵のとろみが加わるスープで美味しいが、もう少しごま油が効くと一層の旨味が増したかと感じる。パイン缶はパイナップルの美味しさを味わうデザートである
10月31日 スパゲティーナポリタン ポテトスープ パンプキンマフィン
校長検食簿より
今日は古代ケルト人の大晦日の10月31日で、ハロウィンと言われる日。それにちなんだ献立で洋風の献立である。スパゲティーナポリタンは、ソーセージにベーコン、たまねぎ、ピーマンをたっぷりのトマトソースで絡め炒めた味で、懐かしのザ・ナポリタンである。ツルツルといただけて大変美味しい。おかわりに走る子どもたちが多いことと思う。ポテトスープはしっかりとしたポテトが鶏出汁の効いたスープにあって洋風なスープに仕上がっていておいしい。パンプキンマフィンは、これぞハロウィンを意識した南瓜色のマフィンで、周りは堅めで中はしっとりとしていて美味しく焼き上がっている。今日はこれから就学時検診。忙しい体にしみこんでいく味である。
10月29日(火) はちみつパン チリコンカン キャベツとしめじのサラダ 桃缶
校長検食簿より
今日はパンメニューでメキシカンな味わいでチリコンカンスープとの組み合わせ。チリコンカンは、チリとくるので辛い味つけと牛肉をさすカルネが語源のようであるが、今日は豚肉と金時豆がたっぷりと入っている。金時豆は豆自体が甘さのある味と香りを出してくるので、トマトベースのソースの中でもしっかりと存在を主張して、美味しくチリコンカンを盛り上げてくれる。キャベツとしめじのサラダは、しめじ美味しさを引き出す味付けでキャベツのシャキシャキ感ときのこの美味しさを楽しめるサラダで美味しい。今日のパンははちみつパンと名付けられているとおり、ほんのりとした甘さがあるパンで、チリコンカンにもサラダにも合う味になっている。桃缶は桜桃のおいしさを味わわせてくれた。
10月28日 さばのおろし煮 切り干し大根の胡麻和え たぬき汁 夢オレンジゼリー
校長検食簿より
今日は魚料理の献立。サバのおろし煮は子供に食べやすく味付けられている。ごはんによく合う味でおいしい。切り干し大根の胡麻和えは、シャキシャキとして胡麻和えの味もしっかりとしている。たぬき汁はなぜたぬきになるのか、揚げが入っているのがたぬき汁のゆえんであろう。生姜がきいたお汁であるが、出汁が少し弱い感じがあり、もう少しパンチがきいた味付けでもよかったと感じる。
10月25日 わかめご飯 ほっけの一夜干し じゃがいもと青大豆の煮物 大根の味噌汁 みかん
校長検食簿より
今日はほっけの一夜干しと北の海の幸の献立である。ほっけは脂がのって味もしっかりとして、ごはんによく合う味で大変おいしい。じゃがいものと青大豆の煮物も青大豆がたっぷりとして、鶏肉じゃがいも、にんじんとおいしく煮られている。大根の味噌汁は大根の香りと味がひろがるお汁で、どのおかずもわかめご飯の少し塩味のあるごはんによくあっていておいしい。
10月23日 てづくりちりめんふりかけ ますのもみじ焼き ジャガイモと豆腐の味噌汁
校長検食簿より
今日は和食献立でてづくりふりかけや魚のもみじ焼きと珍しい献立が並ぶ。栄養教諭のもりもりだよりでは、ふりかけが食べられるようになった理由として、カルシウム不足から大正時代に食べられるようになったとあるが、今日はちりめんをちょうどよい塩加減でおいしいふりかけに仕立てていてごはんに合ってとてもおいしい。ますのもみじ焼きはニンジンのペーストで味付けられた子どもが親しみやすい味に仕上がっている。キャベツとたくあんの胡麻和えは、ごま油の香りが立ち上がるおいしいお浸しになっておいしい。じゃがいもと豆腐の味噌汁は、優しい味の味噌汁で今日も満足の給食であった。
10月22日大豆のキーマカレー ナン サツマイモのサラダ ひとくちブドウゼリー
校長検食簿より
今日は子供たちが大好きなカレーで、大豆のキーマカレーにナンというおいしい組み合わせの献立。午後からの出張のために大急ぎで検食することがもったいない味である。ナンによく合う大豆とひき肉と野菜の旨味とカレーの香ばしい香りと味がとてもおいしい。ドライカレーではなく汁も感じる仕上がり具合がおいしさを引き立てている。
そして今日のサラダはサツマイモサラダで、サツマイモの賽の目切りがたっぷりと入り、ゴマ油の香りがきいたドレッシングにサツマイモの甘さがよく合っていておいしい。サラダはドレッシングの向こうから味わうサツマイモの甘味、キーマカレーは、カレーの香ばしさの向こうから味わう大豆と野菜の甘味、双方の少し違った甘味がおいしいカレーとサラダの組み合わせであった。ブドウゼリーも秋らしさを運んでくれた。
10月21日 秋刀魚ご飯 南瓜のそぼろあんかけ 海苔和え えのき茸の味噌汁
校長検食簿より
今日も秋を感じる献立で、ごはんは秋刀魚ご飯。秋刀魚の蒲焼きが刻まれてご飯としっかりと混ぜられているので、秋刀魚とタレの味がご飯に広がり美味しい秋刀魚ご飯になっている。えのきたけの味噌汁は、えのきのシャキシャキした歯ごたえがおいしいく、野菜も豊富に入る味噌汁に仕上がっている。のりあえは、一口食べると海苔の香りが口の中に広がる美味しい味付けで、もやし、きゃべつ、にんじん、小松菜と一緒に磯香がとてもよい。カボチャそぼろあんかけは、ごろっとしたカボチャにたっぷりのそぼろあんがかけられており、そぼろあんをカボチャにかけていただくとカボチャの味と甘さにそぼろがよく合っている。入れ物に残ったあんも全ていただき、秋の食を楽しむお昼ご飯であった。
10月18日 ブランコッペパン 秋味のクリームシチュー 茎わかめのサラダ 柿
校長検食簿より
今日はパンとシチューとサラダの洋風献立。パンはブランパンと表皮と胚芽を合わせた食物繊維豊富なパンで、少し色がついて香りもよいパンである。秋味のクリームシチューは、一口目に鮭が入ってきて、産卵で遡上する白鮭を秋味(秋鮭)と呼ぶので秋味と称したのかと思いきや、次にはサツマイモ、しめじ、と秋の味が続いており、まさに秋味なのだとクリームたっぷりの温かいシチューを堪能させてもらった。茎わかめのサラダは、ゴマ風味のあっさりとしたサラダで美味しくいただいた。デザートは柿。柿はみかんの2倍ものビタミンCを含んでおり、柿が赤くなると医者が青くなると言われているくらい、病気の予防に効果があると言われている。甘い柿が食卓にあがり秋が本番を迎えてきている。
10月16日 ガーリックライス 豆のトマト煮込み れんこんサラダ リンゴ
校長検食簿より
今日は業間休みくらいににんにくを炒める香ばしい香りが漂ってきた。それはガーリックライスに炊き込む前の仕込みだったのであろう。ガーリックの香りがよいライスと、トマト仕込みのお豆スープでメキシカンな味付けである。ガーリックとトマトスープは仲良しの組み合わせでとてもおいしい。レンコンサラダのレンコンも秋が旬。シャキシャキとしたレンコンの味とゴマ仕立ての味付けがレンコンに合っておいしい味である。
10月15日 さつまいもご飯 鮭のちゃんちゃん焼き もやしのポン酢和え かきたま汁 みかん 大豆小魚
校長検食簿より
今日は秋爛漫と名付けたい献立である。サツマイモごはんに鮭のちゃんちゃん焼きと秋ならではの食材たっぷりである。サツマイモごはんは先週末のサツマイモスープでも感じた通りに、サツマイモのおいしさを一緒に炊き込んだごはんである。そしてメインのちゃんちゃん焼きは、北海道の郷土料理で、鮭と野菜と味噌のうまさが一緒に食べる絶品料理である。今日も甘さのある味噌に鮭のおいしさが引き出され、野菜のシャキシャキ感と一緒になってうまい。もやしのポン酢和えはポン酢の酸味がちょうどよくもやしのおいしさたっぷり感じる味で、かきたま汁は卵の香りとうまさがあるお汁で大変おいしい。
10月11日 給食ロール しいらのフライ コーンサラダ 豆とサツマイモのスープ
校長検食簿より
今日はパンが主食の献立で、メインは白身さかな(シイラ)のフライ。フライはカリっと揚がってソースがおいしく、少し甘味のある給食ロールによく合っている。スープは秋を感じるサツマイモと豆のスープ。少し味が薄いかなと感じるが、サツマイモの甘さが引き立ちおいしいスープに仕上がっている。コーンサラダはコーンの甘味を引き出しつつ、きゅうりやキャベツのおいしさを引き出すゴマ仕立てのドレッシングがおいしいサラダである。
10月10日 ししゃものごま衣揚げ 切り干し大根の和え物 どさんこ汁 ぶどう
校長検食簿より
今日は和食献立で海の物が主役の献立である。ししゃものごま衣揚げは、からりと揚がったししゃもにごまがたっぷりと衣に入って香ばしく美味しい味である。切り干し大根の和え物には、ひじきがたっぷりと入って、ふだんの切り干し大根の煮物とは味も違ってひじきが加わると味が広がって美味しくなると感じた。お汁はどさんこ汁、どさんこ汁と豚汁の違いはどこにあるのか?と調べてみたが、よくわからないままで残念だった。北海道名産のじゃがいもがほくほくとして美味しいお汁になっており、東北地方の芋煮が里芋を使うので、それとの違いでどさんこなのかと思った。デザートはぶどうで、巨峰とシャインマスカットの高価組み合わせで贅沢である。皮まで食べられるシャインマスカットの開発には1988年から約20年の年月を経て、日本の土地で育つ品種の改良につなげたと聞くが、皮ごと美味しく食べたいという素朴な願いと疑問がエネルギーなのだと感服する。今日は種なし巨峰だったので、巨峰も皮ごと食べてみたが、確かにシャインマスカットの皮は実と一体となって食べられる素晴らしい食感だと改めて感動した。
10月9日 油淋鶏 もやしの中華風サラダ 中華コーンスープ
校長検食簿より
今日は中華献立で、子どもが好きな油淋鶏。鶏胸肉を使ったようだが、揚げ具合もカラッと揚がり、タレがしっかりと染みこんでいるので、胸肉の固さが和らいで美味しくいただけ、ご飯にもよく合っている。中華屋さんと競争しても勝てる味付けで美味しい。もやしの中華風サラダは、もやしに小松菜、にんじんとキクラゲが入り、春雨にごま油の香り高いドレッシングがかかって、甘酢っぽい味付けでこれもご飯に合っている。中華コーンスープは、コーンの香りと卵の香りがほどよく、口の中に残るとろみがいつになくしっかりと残るのは何かな?と献立を見てみると、インゲン豆ペーストであろうと予想する。スープの味をしませたペーストが舌に残る感じは、コーンスープの美味しさを引き立てる影武者だなあと感じた。今日は中華でおいしく新米のご飯を楽しめる味であった。
10月8日 いなだの照焼き かんぴょうのごま酢和え 豚汁 みかん
校長検食簿より
今日は和食献立で、いなだの照り焼きと豚汁とかんぴょうのゴマ和え。いなだの照焼きは、タレの味は美味しくご飯にもよく合う味付けで美味しい。下味つけに十分な時間がとれると身にも味が染みこんで、パサつき感もしっとりとするのではと感じる。冷凍を解凍しながらの下味処理に一工夫ができるとよい。さわらは、ぶりに出世する出世魚である紹介が放送でされ、子どもたちに日本の食文化として伝えたいことである。かんぴょうは、夏が季節。夕顔の実からかんぴょうを作るが栃木県の産物で、修学旅行の食事にも出ていた。ゴマ酢和えは、ゴマの香りと酢の感じがちょうどよい味付けであるが、かんぴょうの刻み方が小さく、かんぴょうの存在感が小さいのが残念。夏に収穫して秋にいただくかんぴょうは、今年の味として楽しめるよい組み合わせである。豚汁は、具だくさんで出汁がよう効いた美味しいお汁である。
10月7日 キャロットライスのホワイトソース カラフルサラダ きなこ大豆
校長検食簿より
今日は見た目にはシンプルな献立である。メインはキャロットライスのホワイトソースかけで、ご飯はにんじんと一緒に炊かれたキャロットライス。そこにホワイトソースがたっぷりとかかっている。米粉のホワイトソースだが、生クリームとバターが効いて小麦粉と同じくらいの濃厚さがあり、ツナ油が使われているせいか、鶏肉がサーモンの食感のように感じ、ご飯と一緒に色々な味を楽しめるホワイトソースがけであった。カラフルサラダは、賽の目に、サツマイモ、だいこん、きゅうり、にんじんがきざまれて、ごま油と少し酢が効いたドレッシングで味付けられ、一つ一つつまみながら素材の味とドレッシングの組み合わせを楽しみながらいただいた。きなこ大豆は、別名大豆大豆である。大豆が形を変えてきなこになって大豆を美味しくする。日本の工夫はおもしろいものである。子どもたちにきなこは大豆からできていることをもりもりだよりが伝えているが、全く違うものに見えてしまい、食べても気づかない面白い変身である。
10月4日 鶏肉の塩麹焼き アーモンド和え いわしの団子汁 白インゲン豆とさつまいもの甘煮
校長検食簿より
今日は和風お肉料理の献立である。メインは鶏肉の塩こうじ焼き。塩こうじは最近よく使われる発酵調味料であるが、お肉料理に使うとお肉が柔らかくなり、味にも深みが増してくる。今日もそれを狙っての献立である。塩こうじに漬け込む時間によって旨味が変わってくるが、今日は少し短かったかと感じる。柔らかさとジューシーさをもう一息欲しいところだった。アーモンド和えはサラダの中で子どもに一番人気ではないかと思う。アーモンドの食感と少し甘めの味付けが、キャベツやニンジンの、味とマッチしておいしい。ごはんにもよくあっている。そして味噌汁はいわしの団子汁。10月4日はいわしの日だそうで、千葉の房総はいわしの産地でもあり、いわしのおいしい食べ方の一つのいわし団子が入った味噌汁は、出汁に加えていわしの味もおいしく染み出た汁になっており、今日は午後から千葉市へ出張のために、鍋から直接よそってくれた熱々の団子汁は格別の味であった。さらに、白いんげん豆とサツマイモの甘煮は、デザートではなくおかずとしていただいたが、豆とサツマイモの味を損なわないように上手な甘み味付けで、これはなかなか家では作らない味だと感じた。検食簿は千葉へ向かう電車の中で思い出しながら書いていると、またお腹が空いてきたほどおいしかった。
10月3日 ドライカレー マセドアンサラダ フルーツポンチ
校長検食簿より
今日はカレーの香りが漂っていたが、ドライカレーの日。挽肉と大豆とタマネギにアクセントの干しぶどうがみじん切りでターメリックなどの香辛料で味付けられ、干しぶどうのほのかな甘みと合わさり、ご飯にとても美味しいドライカレーに仕上がっている。カレーの美味しさとドライカレーの美味しさは異なっており、ドライカレーは素材の味がよくわかる旨さを感じるが、今日はよい味に仕上がっている。マセドアンサラダのマセドアンはフランス語で賽の目らしい。今日はジャガイモ40kきゅうり10kにんじん4kの40キロの野菜を賽の目にしたサラダである。味付けも味噌味風味の特性ドレッシングで、ジャガイモによく合って美味しいサラダに仕上がっている。フルーツポンチの果物はパインに桃にミカン、甘く美味しいところにナタデココのコリコリっとした食感が美味しさを引き立てている。
10月2日 肉豆腐 切り干し大根の味噌汁 アーモンド小魚 みかん
校長検食簿より
今日はご飯に肉豆腐と味噌汁と和風献立で、少しずつ秋らしさが出てきた日常にも合う献立である。肉豆腐は豚肉と野菜と豆腐のコラボレーションを味噌で味付けたコクのある味で、ご飯にも合っている。もりもりだよりには、食べ物の働きを知ることが今月の目標となっており、豆腐や肉はタンパク質で体を作る働きがあることが、放送で流れていた。栄養についての知識は、人生の長さにも関わってくる。家庭でも子どもに伝えて欲しいものであるが、子どもにとっては口うるさく聞こえるだろう。それが、大人なった時にリフレインされて食への意識になるようにも思う。切り干し大根の味噌汁は、切り干し大根を使うことで、大根の甘みと旨味が生の大根よりも強くなり、シャキシャキとした食感も面白い。昔は生鮮大根が無い時期の味噌汁に使われたが、時々使うと味噌汁の幅が広がり美味しい。みかんがデザートによく出てくるようになり、甘さも増してきている。富小玄関前のみかんはいつになると食べ頃になるかな?
10月1日 セルフチリビーンズドッグ がーりっくポテト キャベツとベーコンのスープ パイン缶
校長検食簿より
今日は洋食献立でパンの日。今日は自分でコッペパンに具材をはさんでいただくパターンのサンドウィッチです。中にはさむものは、ソーセージとレンズ豆や大豆をミンチにしたものと、豚の挽肉をトマトソースで煮込んだもので、ミートソースの具のようである。パンに挟むにはもう少し汁気を飛ばしてもよいかと思うが、味はパンに合い、ソーセージの味を引き出し美味しい。ガーリックポテトは、個人的にはガーリックがもっと効いてもよいかと思うが、ジャガイモのほくほく感がもう少し欲しかった感じで、少し固めだったことが残念であった。キャベツとベーコンのスープは、出汁が効いておりキャベツの甘さとベーコンの香りが美味しいスープになっている。今日のもりもりだよりではベーコンが取り上げられており、給食のベーコンは保存料などを使っていないベーコンであることが書かれている。ソーセージやベーコンといった加工肉はおいしさはあるが、元来の加工に使われていた塩などの天然素材以外の合成人工のものを使うものが多くなり、健康上は無添加で保存料を使用していないものを選んで食べるのがよいと思うが、高価になるのが難である。
さんまの蒲焼き 小松菜としめじの煮びたし 豚汁 一口ブドウゼリー
校長検食簿より
9月も最後になり、今日は秋らしく秋刀魚の料理である。秋刀魚のかば焼きが今日のメイン。最近は秋刀魚の不漁が報じられていたが、今年の初物水揚げは昨年の140倍と不漁続きに終止符が打たれそうな気配があり、秋の味覚を楽しめる年になりそうである。秋刀魚のかば焼きは、秋刀魚に上新粉をつけて揚げたものに、甘辛のたれをしみ込ませ、ごはんと一緒に食べると大変おいしいかば焼きに仕上がっている。そこに豚汁で、豚汁のいもはジャガイモであるが、里芋だと芋煮鍋の様相となる。しかしホクホクしたおいもが入った豚汁にも秋を感じる味がある。小松菜としめじの煮びたしも、きのこは秋の風物詩。今では工場でつくられてしまうが、天然のしめじはちょうどいまが旬で、香りもよく出汁がよくでて煮びたしにはぴったりのきのこである。ひとくちブドウゼリーも秋の味と香りを運んでくれている。
9月27日 麻婆かけうどん サンラータン キャラメルポテト アーモンド小魚
校長検食簿より
今日は麺類でうどん料理。今日ももりもりだよりでうどんが紹介されている。うどんの元祖は奈良時代に中国から伝わったおかしの「こんとん」と呼ばれる小麦粉の皮にあんこを包んで煮て食べたものだと紹介されている。菓子が主食に変化したものなのだと初めて知った。今日は麻婆豆腐がうどんにかかっている麻婆豆腐うどん、これも初めて食する味である。ご飯にかけて美味しいのだから、うどんでも美味しいが、うどんはご飯ほど麻婆豆腐を一緒に口に運べないから、もう少し濃い味でもよいかと思う。酸辣湯は、もずくが入り、タケノコ、小松菜、タマネギに干し椎茸と具だくさんで美味しい。酢がもう少し効いてもよいかと思うが、子ども向けの味である。キャラメルポテトは、サツマイモと砂糖ベースのキャラメルソースが絡まる味を思い浮かべるが、サツマイモの表面に砂糖がざらついて、キャラメルソースが未完成のままサツマイモと混ぜられている感が否めない。献立からイメージされるものではないものが出ていることは、調理段階で適切な措置がされていたのか、十分に振り返る必要がある。
9月26日 肉じゃが なめこの味噌汁 シャカシャカビーンズ
校長検食簿より
今日も和食献立で、肉じゃがにご飯になめこの味噌汁と、家庭のごはんの代表のような給食である。肉じゃがは豚肉がしっかりとして、しらたきとジャガイモにも味がしっかりとしみ込んでいる。肉じゃがを口に運び、もぐもぐしたあとに白いご飯と合体させると、味が口の中に広がりとてもおいしく幸せな気持ちになる。そして味噌汁に手を伸ばし汁をすするとなめこのとろみがついた汁に細かく刻んだ小松菜が一緒に入り、とろとろとシャキシャキが一緒に味わえておいしい。シャカシャカビーンズと珍しい名前の豆の揚げ料理が副菜についているが、カリッと揚げられて青のりと塩で味付けられた豆はひよこ豆。外はカリッと中はしっとりと仕上がり、塩味と青のりの香りがごはんにも合っている。ここ数日涼しい日となり、デザートはまだ青いみかんが半分。最近みかんの皮も自分で剥けない子が増えているが、すっぱ甘いみかんの味と皮を剥いたときに指について離れないみかんの香りを楽しみながらデザートを食べてほしい。
9月25日 カレイのタンドリー風味焼き ひじきと青大豆とジャガイモのサラダ キャベツとベーコンのスープ
校長検食簿より
今日は洋風お魚献立で、カレイのタンドリー風味焼きがメインである。タンドリーなのでインド料理かと言われるかな?カレイの味付けはにんにく&しょうがにヨーグルトに漬けられた風味豊かな味付けで香りも白身のカレイの美味しさに色を添えて、パンとの相性もとてもよい。ひじきと青大豆のサラダは、ジャガイモとひじきと青大豆とキャベツが混ざり合って旨い味を出している。キャベツとベーコンのスープは、タンドリーが濃い味めに仕上がっているのに対して、あっさりとしたスープで、ベーコンの旨味とキャベツの甘さが美味しいスープである。給食ロールはその名の通りに、バター風味が濃い味のしっかりとした味わいのパンで、美味しく焼き上げられている。
9月19日 鯖の味噌煮 磯香和え 米粉のすいとん汁 ごはん
校長検食簿より
今日は純和食献立で、子どもたちにも人気がある鯖の味噌煮がメインである。味噌煮はネギやショウガをたっぷりと使って魚臭が取り除かれ、ふっくらと美味しく煮込まれている。給食の大釜でたくさんの鯖を煮るので、味のしみこみ方も身の食感も大変美味しく仕上がって、白いご飯にも大変よく合っている。そして今日のお汁はすいとん汁。すいとんというと戦時中の食糧難の時代の主食だったと聞くが、今のすいとんは野菜たっぷりとはいった上に、米粉の手作りすいとんが入っており、すいとん効果のとろみもついて大変美味しい。今では野菜たっぷりの贅沢なお汁である。添えられている野菜は磯香和え。磯香になるのは海苔の香りで、口に含むと小松菜のシャキシャキ感と一緒に海苔の香りが鼻から抜けていく磯香たっぷりの味で、これもとても美味しい。ゆっくりといただきながら、和の豊かな味を味わうことができた。
9月18日 ぶどうパン 秋なすとポテトのミートグラタン かむカムサラダ たまごとわかめのスープ
校長検食簿より
今日は洋風献立で、メインは秋なすとポテトのミートグラタンである。ミートグラタンをいただくとチーズがちょうど良く焼け溶けて香ばしく、挽肉のソースとジャガイモとチーズが絡んでとても美味しい。秋なすのとろみある味に出会いたいと探したが、小さな茄子しか入っていなかったのが残念。調理段階で均等に入れる心配りが大切である。カムカムサラダとは面白い名前である。カムカムになっている食材は細切りのスルメ。スルメも味を吸ってさらにスルメの出汁が出て、噛めば噛むほどに美味しくなるサラダに仕上がっている。たまごとわかめのスープは、優しい卵の味としっかりとした出汁で包まれた味で美味しい。今日のもりもりだよりには、茄子が取り上げられており、秋に美味しくなる茄子は、奈良時代には日本で栽培されていた伝統的な野菜の一つであることも、食べながら食材の歴史に触れる機会となっている。
9月17日 里芋コロッケ 高野豆腐のころころ煮 お月見味噌汁 月見ポンチ
校長検食簿より
今日は和食でまとめられたお月見献立である。お月見味噌汁と題された味噌汁には月に見立てた白玉だんごが入り、白玉の粉でとろみがついた汁は、だいこんにしっかりと染みこみ、しめじ、長ネギと味わいを深め、白玉を美味しく包んでくれる味噌汁である。里芋のコロッケも満月を模してか丸く、里芋の粘り気のある食感とサクッとした揚げ具合がちょうどよく、白いご飯が進む味である。高野豆腐のころころ煮は、賽の目の高野豆腐に合わせて鶏肉やにんじん、干ししいたけなどが同じような形で刻まれ、これもどの具材にもしっかりと味が回って、美味しくご飯が進むy足材である。月見ポンチは★型のゼリーと満月型のゼリーが入り、缶詰のくだものを美味しくいただける味であった。
9月13日 大根とツナのスパゲティ・ごまドレッシングサラダ・梨のパンケーキ
栄養教諭コメント
今日はみんなが好きなメニューです。スパゲティはさっぱり「大根とツナ」のソースです。今日のパンケーキには生の梨(白井市の豊水)をスライスして生地に混ぜ込んでいます。秋の味を感じてもらえたでしょうか。
9月12日 くあじゅうしい・きびなごフライ・からしあえ・もずくスープ・冷凍パイン
栄養教諭コメント
聞きなれない「じゅうしぃ」は沖縄県の炊き込みごはんです。しっかり味のついた豚肉やこんぶががたくさん入って食べやすく仕上がりました。スープにはもずくと冬瓜、まだまだ暑い日が続いているので、沖縄風料理を食べて元気にすごしてください。
9月11日 メキシカンピラフ・鮭の粒マスタード焼き・ひじきいり鉄人サラダ・ポテトスープ
栄養教諭コメント
メキシカンピラフはケチャップとカレー粉で味つけをし、ちょっぴり、ぴりカラのピラフに仕上がりました。粒マスタード焼きは秋においしい「秋鮭」にソースがかかり、みんなよく食べてくれていました。
9月10日 栗ご飯 湯波と菊のすまし汁 五目豆 なすのみそチーズ焼き 冷凍りんご
校長検食簿より
今日は純和風の日本食献立である。もりもりだよりで初めて知ったが、9月9日は重陽の節句と日本の5節句の一つ。桃の節句、端午の節句、七夕は有名だが、1月7日の人日の節句と合わせて5つの季節を味わい、人心を深め合う習わしがある。重陽の節句は秋の味覚の栗・菊・茄子などの料理を味わい無病息災を祝い祈るようである。ALSOKのHPに詳しい説明があるのがいとおかしであった。さて、栗ご飯は栗のほくほく感とご飯から香る栗の香が美味しく、ご飯だけでも十分味わえる。湯葉と菊のすまし汁は、明日から6年が修学旅行で訪れる日光湯葉を使い(京都は湯波で作り方が異なる)出汁がよく効いた菊のほろ苦さも感じられる美味しいお汁で、わかめ、えのき、ネギの一つ一つの味と食感を楽しめる。五目豆は、大豆とにんじん、しいたけ、鶏肉と素材の味を活かしてしっかりと味付け煮込まれていて、一つ一つ美味しくいただける。純和風と言ったがチーズが洋風のなすの味噌チーズ焼きは、味噌と茄子と挽肉と椎茸がほどよい味で煮られてチーズに包まれて焼かれ、茄子の中にも味が染みていて、おいしい。季節感を表した企画、一つ一つの丁寧な味付けと料理、口うるさい校長が今日は久しぶりの満点給食である。
ポークカレーライス バンバンジー風サラダ 梨 カシューナッツ小魚
校長検食簿より
今日は子どもたちが好きなポークカレーライス。サイコロ状の豚肉がたくさん入り、ジャガイモ、にんじんも同じような形で切られているので、ご飯とカレールーがちょうどよくスプーンの上に乗せられて口に運ばれる。夏の終わりらしく、トマトも入っており、酸味がきいて美味しい味になっている。バンバンジー風サラダは、棒々鶏だからと鶏肉を探したが見当たらず、なるほど風だから、鶏肉は入っていないでゴマだれベースの味付けになっているサラダだから、棒々鶏風ということかと思った。野菜はもやしがシャキシャキして、きゅうりやにんじんを引き立てているが、味が薄かったのが残念。梨は千葉県の生産が日本一だと放送されて、ちょっと自慢の梨。8月から9月いっぱいは梨園を回りながら味比べをするのも楽しい。確かに梨園ごとの味があるのは確かである。
9月6日 ちくわの磯辺揚げ カレーきんぴら かんぴょうの卵とじ汁
校長検食簿より
今日は和と洋のいいとこ取り献立と名付けてみた。ちくわの磯辺揚げは、大きめの竹輪にかすかな甘みをもった衣に青のりを含ませてカラリと揚げられて、青のりの磯部香が美味しい。カレーきんぴらは、きんぴらゴボウの味付けにカレー粉が使われて子どもにとって食べやすい味でカレー風味はご飯をそそる味である。磯辺揚げとカレーきんぴらでご飯がすすんでいく。かんぴゅうのたまごとじは、初めて食べた味で、刻まれたかんぴょうがたっぷりと入っているが、かんぴょうと言われないとかんぴょうだと気づかないかもしれないほどにたっぷりと入っているが、食感がタマネギと同等ぐらいにやわらかくなって、出汁汁をすって美味しくたっぷりといただける。修学旅行の栃木県の特産で、宿の夕食でも供される味である。冷凍ミカンが美味しい暑さが続いている。ミカンの皮をむいて食べるということも、給食で経験を積む動作になってきているのを感じる。
9月5日 セサミトースト ポークビーンズ 切り干し大根のサラダ
校長検食簿より
今日はパン食でセサミトーストとポークビーンズ。昨日の献立も夏バテ復活献立と書きましたが、今日もポークとセサミでビタミンB1をたっぷりと補給する献立である。セサミトーストには黒ごまがはちみつとメープルシロップと一緒にパンに塗られており、カリッと美味しくいただき、栄養もたっぷりととることができた。ポークビーンズはトマトの酸味とタマネギの甘み、豆もインゲンとグリーンピースの2種類がたっぷりと入り、豚肉もしっかりと刻まれて食べやすく、タンパク質とビタミンをしっかりと補給できる。ここに切り干し大根と和の食彩が加わっているが、違和感なくいただける。かつおぶしがかかっておりかつお出汁が効いて美味しくしあがっているが、切り干しが固めで味が十分に染みこんでいないことが残念である、次の機会に期待したい。
9月4日 ねぎ塩豚丼 豆腐のスープ フルーツポンチ
2学期の給食がスタートした。最初はカレーといった献立ではなく、ねぎ塩豚丼と豆腐のスープと夏バテからの回復メニューである。豆腐のスープはすまし汁ではなくてスープ。出汁がよくきいて透明なおいしいスープである。豆腐とわかめの味が引き立つスープに仕上がっている。メインのねぎ塩豚丼は、ごはんと具を一緒に食べると、もやしのシャキシャキ感と塩味を感じる豚肉のジューシーな味が広がり、おいしい豚丼である。豚肉のビタミンと野菜をしっかりといただけ、力になるごはんであった。デザートはフルーツポンチで、ミカン、パイン、黄桃に今日はリンゴも入ったフルーツ群であった。
7月17日(水)夏野菜のカレー カラフルサラダ 冷凍リンゴ
校長検食簿より
今日は1学期の給食最終日。最終日に定番と感じる夏野菜のカレーがメイン。子どもが好きなカレーライスの具材が今が旬の野菜たちで彩られるカレーで、今日の夏野菜は、ズッキーニ、カボチャ、トマト、ピーマン、チャツネ、と様々な野菜が入っている。一口食べるとピーマンが主張してくるが、カボチャを食べるとカレーが甘口カレーに変わり、ジャガイモやズッキーニだとほどよい辛さのカレーとなる。なかなか美味しいカレーに仕上がっている。カラフルサラダは、にんじんの赤、コーンの黄色、きゅうりの緑、キャベツにタマネギに枝豆の黄緑と、彩り豊かなサラダが、塩こしょうのきいた、爽やかなドレッシングで仕立てられている。冷凍リンゴのデザートは、何も見ずに食べるとこの味は???と思ったが、リンゴと言われて、そうかシャキシャキ感がなくなって凍るとこんな感じになるのかと、暑さをしのぐ凍ったデザートに舌鼓を打った。1学期間の給食調理、お疲れ様でした。夏休み中に給食室に空調が整備されるために、2学期からは暑さ寒さに少しは働きやすい給食室になるかと思う。今後も安全安心の給食提供をよろしくお願いしたい。
鮭フライ エビとたまごのスープ 粉ふきいも アーモンド小魚
校長検食簿より
今日はパン食の献立で、メインは鮭のフライ。鮭の切り身にパン粉がふられて、からりと揚げられ、ソースがかかってパンと一緒に美味しくいただけるようになっている。パンに挟むように丸パン仕様であったが、パンには挟まずにそれぞれの味を味わいながらいただいた。パンは中がしっとりとして美味しく焼き上げられたパンである。粉ふきいもは、粉ふきになるようにほくほくに蒸し上げられていて、パセリがふられて美味しい。エビとたまごのスープは、エビとタマネギとたまごとキャベツなどの野菜がたっぷりと入り、具材とエビを一緒にいただくと、エビのおいしさがジュワーッと出てくるスープに仕上がっている。具材の味はたっぷりとしているが、若干スープの味にパンチが欲しいところであった。アーモンド小魚はオーブンでカリッとしあがって美味しくいただいた。
7月12日(金)ガーリックライス 豚肉と豆のトマト煮込み グリーンサラダ揚げ野菜あえ メープルカシューナッツ
校長検食簿より
今日はどちらかというと中米風献立かな?豆のトマト煮込みは、アメリカンな味でひき肉と3種類の豆の組み合わせで味に深みのある煮込みになっている。大豆とインゲン豆とレンズ豆と3種類の豆をたっぷりと食べられるのは給食ならでは味だと思う。ガーリックライスとの組み合わせもなかなかよい。ガーリックライスのガーリックはもう少しパンチがきいていてもよいかと感じる。グリーンサラダ揚げ野菜和えは、なかなか面白い組み合わせで、グリーンサラダにポテトフライとごぼう素揚げが組み合わせているところが、おいしい。揚げたもののカリっと感があるとさらによい。ただ、塩加減がかなり薄いように感じた。
7月10日(水)スパゲティーラタトゥイユソースかけ ポテトスープ オートミールビスケット
校長検食簿より
今日のスパゲティーはラタトゥイユソースかけというあまり耳にしない名前のスパゲティーで、パスタを使っているがフランス料理の仲間のようである。もりもりだよりによると、ラタトゥイユは南フランスの料理で、トマトやなすなどの夏野菜をオリーブオイルで炒めて煮込んだ料理のようで、スパゲッティーに合い、野菜の甘さや旨味を感じるソースでトマトベースのスパゲッティーであるが、イタリアンとは少し違う感じが美味しい。ポテトスープは、名前のとおりジャガイモが形でもありスープにもしっとりと溶け込んで、ジャガイモのおいしさが出ているスープである。お肉とレンズ豆も入ってタンパク質も豊かにとることができる。今日のデザートはオートミールビスケット。オートミールはオーツ麦のシリアルで、麦そのものを使って加工されているため栄養価が高い食品で、ミネラル・カルシウム・ビタミン・繊維が豊富ではちみつ仕立てのパリッとした美味しいビスケットに仕上がっている。
7月9日(火)牛乳・夏の彩りごはん・あじの南蛮漬け・からし和え・柏の野菜みそ汁・冷凍みかん・アーモンド小魚
今日な校外学習に行った6年生の教室をかりて、1年生の保護者対象の試食会でした。忙しい中、そして暑い中18名の方が参加してくださいました。
栄養教諭から「学校給食とは」のお話をパワーポイントを使って説明させていただき、1年生たちの配膳の様子の見学をして、6年生の教室で試食です。
久しぶりの給食当番。机を向かい合わせで、みんなで「いただきます」。
PTAからのお話もあり、みなさんで楽しく食事ができたようで良かったです。
感想には「うす味だったが美味しかった」のお言葉を多くいただきました。
子どもたちが将来も健康ですごせるよう、ご家庭と一緒に「食育」・食べることが楽しくなるように進めていきたいと思っています。
7月8日(月)梅ごはん じゃがいもと青大豆の煮物 鮭と豆腐の味噌汁 目音
校長検証簿より
今日は季節の梅のご飯と季節を表す献立である。日曜日に和歌山県みなべ町のうめ課の課長のがNHKに出ていたが、今年のような不作となると日本の伝統的な果実である梅の栽培をする後継者問題にも響いてくる。梅の実を食べてきた日本人のDNAに響く効果があるのだろうと、暑さの中で体に響く梅の酸っぱさを味わった。和歌山の南高梅のみならず、梅の栽培がじゃがいもと青大豆の煮物は、鶏肉風肉じゃがに青大豆のタンパクも加わっての味付けで、青大豆も美味しく炊き上げられて美味しい。ジャガイモも新じゃがの季節になり、夏は野菜を美味しくいただくよい季節である。味噌汁には、鮭も入っていて献立を見ずに食べ始めたものにとっては、何か得をしたような気分になった。大根、豆腐、鮭と味噌汁を美味しくいただいた。メロンは千葉県飯岡産のもの。太平洋岸の温暖な気候で育った美味しいメロンであった。
塩豚タマネギ丼 七夕汁 とうもろこし カシューナッツ小魚
校長検食簿より
今週末は七夕の7月7日を迎え、給食も七夕仕様の献立。七夕汁はそうめんの流れ星に★型のかまぼこが浮かび、卵に小松菜、にんじんと彩りもよく、すまし汁の出汁も効いて美味しく仕上がっている。温かい汁であるが、爽やかな彩りで美味しくいただいた。メインは塩豚タマネギ丼で、ニンニクがしっかりと効いた塩麹を使ったような味付けで、ご飯と絡めてとても美味しい。タマネギもたっぷりと入って、味に厚みを出してくれている。とうもろこしは今が旬。今日のとうもろこしは、柏市大井産のとうもろこし。午前中の5年生の農家インタビューで訪れた大塚さんのとうもろこしに当たれば最高でしたが、甘みがしっかりとある美味しいとうもろこしだった。午前中は農業に関しての学習に同行した。七夕というのに35度を超える猛暑日となり、美味しい食事を支えている野菜がこれからも収穫できるのか、不安を感じながらいただく給食だった。
7月4日(木)ゼリーフライ ひじきと切り干し大根の炒め煮 キャベツの味噌汁 フルーツナタデココあえ
校長検食簿より
今日の献立は埼玉県の郷土料理献立である。その郷土料理がゼリーフライ。もりもりだよりによると、ゼリーフライは埼玉県行田市の郷土料理で、じゃがいもやおからと一緒に、にんじんやネギも入って、コロッケのように固められて揚げてあるのが特徴で、楕円形で銭の形をしているので、ゼリーフライと言われているようである。昨日発行された一万円札の渋沢栄一を訪ねて深谷に出かけたおりに行田のお城にも寄ってみて食べたことを思い出した。キャベツの味噌汁はキャベツの甘さと具だくさんの野菜に厚揚げが入り、美味しい味噌汁であるが、出汁の弱さが次ぎへの課題である。ひじきと切り干し大根の炒め煮は、ひじきとさつま揚げが入り、インゲンや干し椎茸に切り干し大根と山の物海の物が共存して美味しい味を引き出している。それぞれの味を引き出す塩味か出汁かもうひと味が欲しかった。ナタデココは★型になって、コリコリとした食感が美味しく、猛暑日のデザートとしていい味を出している。
7月3日(水)タンドリーチキン キャベツとしめじのサラダ たまごのオニオンバジルスープ ブドウパン 大豆小魚
校長検食簿より
今日はインド系のタンドリーチキンがメインの献立。昨日は沖縄、今日はさらに南下して赤道に近い味である。タンドリーチキンの味はタンドリーチキンらしい味で、ブドウパンの少し甘いパンにもよく合っている。鶏肉の部位の関係か、オーブンでの焼き方の関係か、もう少しふっくらした焼き上がりになるとさらに美味しいと思った。キャベツのしめじサラダは、しめじの味と香りが生きてシャキシャキした食感ときのこのしとやかさが美味しいサラダである。たまごのオニオンバジルスープは、たまごとオニオンと、マカロニに加えてバジルかと挑戦を感じるスープである。大人の感覚ではバジルがもう少しきいても旨さがひろがると感じた。
7月2日(火) 鯖の照り焼き ゴーヤチャンプル もずくの味噌汁 はるかゼリー
校長検食簿より
7月に入り最初の給食は沖縄、黒潮料理と名付けたい献立である。鯖の照り焼きはあぶらの乗った美味しい鯖で、味もしっかりとしていて、白いご飯にぴったりの味である。真鯖の生息域は黒潮に沿って千島列島からフィリピン近海までと長い生息域をもっており、多くの鯖は日本近海に住んでいるとされている。ゴーヤチャンプルと沖縄を代表する料理にもよくあっている。もずくの味噌汁でつるつるとしたもずくの食感とジャガイモが面白い組み合わせである。沖縄ではもずくのてんぷらが出てくるが、もずくの味噌汁もおつなものである。ゴーヤは苦みがあるが、今日のゴーヤは子どもたちにはちょうどよい味である。
6月29日(土) ビビンバ ワンタンスープ 炒りカシューナッツ ひとくちミカンゼリー
校長検食簿より
今日は韓国風献立で、ビビンバがメイン。ビビンバには小松菜、もやし、ネギ、にんじん、しょうが、にんにくと野菜たっぷりに味噌がきいた肉が入り、ご飯とまぜてとても美味しくいただける。今日はネギが山武産、にんじんが鎌ケ谷産、小松菜が柏産と千葉県内で収穫された野菜も多く使われている。ビビンバと一緒にわんたんスープ。わんたんスープは、あまり家では食べないなあと思いながら、給食の味であると個人的に思いながらいただく。干ししいたけとごま油の香りを楽しみながら、スープもよい味になっている。 炒りカシューナッツはカリッとした食感で美味しい。
6月28日(金)スパゲティーミートソース キャベツとしめじのサラダ ブルーベリーパイ
校長検食簿より
今日はパスタとサラダとデザートのイタリアン献立。パスタはスパゲティーミートソースで、スタンダードバージョン。ミートソースは挽肉と大豆を細かくしたタンパク質とにんじん、マッシュルーム、タマネギ、にんにくがトマトピューレで美味しく味付けられている。献立表をみると、ごぼうも入っているのかと驚きながらいただく。キャベツのしめじのサラダは、酸味とゴマの割合がちょうどよいドレッシングの味付けで、おおぶりのキャベツをサクサクといただけるサラダに仕上がっていて美味しい。今日のデザートのブルーベリーパイ。パイは地中海ローマ時代が起源になる古いお菓子で、今日の中身は今が旬になっている柏産のブルーベリーを使ったジャムが中に入って、ふわっとサクッと焼き上げられている。食べるとまだほんのりと温かいパイは、給食室手作りの家では味わえない極上の味である。
6月27日(木)鮭のごまだれ焼き ガーリックポテト みそけんちん汁 小玉すいか
校長検食簿より
今日はちょっと洋が入った和風献立である。みそけんちんは、さといも、小松菜、にんじん、ごぼう、大根、長ネギにこんにゃくと具だくさんなところに、ごま油がアクセントで入り、旨さとコクが増していて美味しい汁である。今日の長ネギは、5年生が田植えでお世話になった関根さんの長ネギであり、先日関根さんのお宅を訪ねた時は、出荷の真っ最中で、そばとそばつゆを持っていれば、ネギの香りだけで美味しくおそばが食べられるくらい、収穫したネギを洗い、外皮をむき、束ねて箱詰めをしており、今日はそこからのネギが給食を彩っている。ガーリックポテトは、ほくほくジャガイモにガーリックとバターとチーズで味付けられ、ご飯にもしっかりと合う。鮭のごまだれ焼きは、ごまだれらしくもう少したれが欲しかったが、味はしっかりとついており、良質なタンパク質の鮭とご飯を美味しく出会わせてくれていた。すいかは、富里産かと期待したが、鳥取産であった。すいかは日本海側での特産が多い。夏の静かな日本海に沈む夕日を見ながら甘く熟した冷たいすいかをいただくのが、日本海の夏の風景だと思いながら、美味しくすいかをいただいた。
6月26日(水)ピザトースト ポテトサラダ たまごとオニオンのスープ アーモンド小魚
校長検食簿より
今日はピザトーストを中心にファーストフードっぽい(栄養教諭には怒られるだろうが)献立である。一番にいただくのは、ピザトースト。トマトペーストが塗られた上にピーマン、タマネギ、ツナが乗せられて、たっぷりとかかったチーズがちょうどよく溶けていてとても美味しい。あと30秒ながくオーブンでカリカリ感が少しでるとさらに美味しいと思う。ポテトサラダのアーモンド入りは、賽の目のじゃがいも、キュウリ、にんじん、にたまねぎが絡んで、細かく砕かれたアーモンドが乗せられている。あっさりとした味付けで、ポテトや野菜のおいしさを感じるサラダである。アーモンド入りと書かれていないと、アーモンドの存在感がわからないかもしれないので、もう少し大きめに砕いて主張してもよい。たまごとオニオンのスープは、久しぶりにはっきりとした味に乏しいスープである。出汁かブイヨンか、しっかりとした出汁があると、タマネギの甘さや旨味、卵のかおりと良さが生きてくる。彩りもよくエビや野菜と具だくさんで大変おいしく見えるのに、肩すかしが残念であった。
6月25日(火) イカとアーモンドの揚げ煮 具沢山の味噌汁 大豆きなこ
校長検食簿
今日のメインはいかとアーモンドの揚げ煮で、カリッと揚がったイカにアーモンドとポテトフライが甘辛たれをくぐった、ご飯が進む味の揚げ物である。アーモンドに加えてポテトも揚がっているので、ボリューム感があるが、イカは身の厚みが薄く、イカの弾力ある食感が乏しかったのは残念である。具だくさんの味噌汁には、小松菜、にんじん、大根、たまねぎ、じゃがいも、こんにゃく、豆腐に油揚げが入り、たっぷりと具を楽しめるお味噌汁である。出汁も味噌も美味しい味噌汁に仕上がっている。きなこ大豆は、きなこをまぶした炒り大豆でコリコリとして美味しい食感で、大豆が大豆をまぶして美味しくなっているという不思議な様子である、
6月24日(月)ポークカレーライス ごぼうサラダ アーモンド小魚 美生柑
校長検食簿より
今日は子どもたちに人気のカレーライス。もりもりだよりにも書かれているが、学校給食のカレーはルウから全てが手作り。今日のカレーにはタマネギが40k使われており、タマネギの甘さと香辛料により、深みのある美味しい味に仕上がっている。ポークカレーの豚肉は四角くしっかりとしたお肉がたくさん入り、じゃがいも、にんじん、ごぼうも入った具だくさんのカレーである。ごぼうサラダは、ごぼうに、キャベツ、きゅうり、コーン、にんじんがゴマし立てのドレッシングで美味しく仕上げられている。大豆小魚も美味しくしあがっている。美生柑は和製グレープフルーツと言われるように、今日はグレープフレーツだと思っていただくほと、味も形もグレープフルーツそっくりだった。
6月21日(金)チキンピラフ ポテトのチーズ焼き コーンと枝豆のサラダ レンズ豆のポタージュ
校長検食簿より
今日はカラフルな洋食献立。チキンピラフはトマト味のピラフで子どもにも親しみやすい味で、パラパラとして美味しく仕上がっている。ポテトのチーズ焼きは、ポテトにチーズをたっぷりとかけて、オーブンで焼き上げられ、チーズを焼いた香ばしさがたまらない味を引き出している。少しメインのポテトの部分が少なめで味を堪能しきれないことが残念であった。レンズ豆のポタージュは、レンズ豆と小松菜、そしてたまねぎの旨さが出たポタージュに仕上がっており、米粉を使っているわりにはコクもある。隠し味に味噌をいれているところが、味に厚みを持たせているのではないか。コーンと枝豆のサラダは、他のメニューと対照的にあっさりとした味でちょうどよい。豆のスープに豆のサラダと、これからの時代は豆からタンパク質を摂取することが普通の時代になるのであろう。
6月20日(木)肉じゃが なめこの味噌汁 ヨーグルト ごはん アーモンド小魚
校長検食簿より
今日の献立は日本の食卓らしい献立である。最初になめこの味噌汁をいただく。なめこの食感と小松菜の食感が味噌汁を通して、つるりとシャキシャキと美味しくいただく。味噌汁を最初にいただくことは食べ方としてきちんと家で教えられているだろうか?とも気になる。肉じゃがをいただくと、豚肉のおいしさを引き立てるちょうどよい味付けで、しらたき、じゃがいも、にんじんと、ご飯によく合う味付けで美味しい。汁までしっかりと飲み干せる味である。もりもりだよりに肉じゃがの元となった料理は?という問題が出ていた。ビーフシチューが一説のようである。ヨーロッパで味わったビーフシチューを日本の料理人に伝え、料理人が想像を働かせて作ったものが肉じゃがのようである。出汁と素材の味で作る日本の食卓の味なのであろう。ヨーグルトはヤクルト製でおいしいヨーグルトであるが、寒天で固めているのだと材料をみながら思った。
6月19日(水)チリコンカン ゴマドレッシングサラダ ブランコッペパン メロン
校長検食簿より
今日はパン食献立でメインはチリコンカン。チリコンカンは中米の料理で、トマトベースで肉や豆がたっぷりと入った、タンパク質がたくさんとれる料理である。今日のチリコンカンもしっかりとした味付けで、豆は金時豆の大きめの豆が入って、豚肉と一緒に美味しくいただける。ゴマドレッシングサラダは、小松菜、にんじん、キャベツのシャキシャキ野菜をゴマ風味のドレッシングで味付けられ、チリコンカンの濃厚さと対照的でちょうどよい。パンはコッペパンでしっとりとしておいしい。最後はチリコンカンのトマトソースをパンですくって全てをいただいた。メロンは銚子産のメロンで、みずみずしく甘さたっぷりでとても美味しいメロンである。千葉県と茨城県のメロンは今が最盛期で、おいしさを堪能した。
6月18日(火)焼きししゃも 切り干し大根の和え物 豚汁 メープルカシューナッツ ごはん
校長検食簿より
今日は和食の魚メイン献立である。メインの焼きししゃもは、子持ちししゃもが香ばしく焼かれ、頭から骨までしっかりと食べられるが、皮のパリパリ感が弱かったところが残念。オーブンのスチームが効き過ぎたかな、次に期待である。切り干し大根の和え物は、おかか、小松菜、ひじき、に切り干し大根と豪勢な顔ぶれの和え物で、それぞれの味を楽しめる仕組みである。切り干し大根は干すことによって、カルシウムが通常の大根の20倍となるという紹介もあり、成長期の子どもたちには魚を骨ごといただき、切り干し大根でも+する献立はよい。豚汁は豚肉がしっかりとした形で入っており、ジャガイモ、大根、ごぼう、にんじんに豆腐と具もたくさん入り、出汁もしっかりとした美味しい味噌汁である。メープルカシューナッツは、ナッツを甘く包んで美味しくいただいた。
6月17日(月)麻婆豆腐丼 春雨スープ 杏仁豆腐
校長検食簿より
今日は中華献立。麻婆豆腐はご飯にかけられて麻婆豆腐丼になり、ご飯に合う味でとても美味しい。ショウガニンニクと味噌の旨さが合わさり麻婆豆腐のおいしさがしっかりとしている。春雨スープも卵入りのスープで卵の香りとスープの出汁と鶏肉の味がしっかりとして、美味しいスープである。にんじん、たけのこ、小松菜と具もたっぷりと入り、食べ応えもあるスープに仕上がっている。杏仁豆腐は、杏仁のおいしさとフルーツ缶の果物のおいしさが合わさった味で、暑い日にぴったりの爽やかなデザートである。
6月14日(金)千葉県民の日給食 鶏肉の梅香焼き のりあえ 味噌汁 ずんだもち
校長検食簿より
明日は6月15日は千葉県民の日、151年前に千葉県が誕生したことを記念した日で、今日の給食は千葉県産の食物を使った給食です。農業県千葉県だけあり、牛乳、鶏肉、豆腐、のり、小松菜、キャベツ、タマネギ、白玉餅、米、長ネギ、ジャガイモの11品目、最後の3品目は柏市産と、多岐にわたっている。これだけの農業生産を子どもたちの世代まで残すためには、今日の暑さのような環境の変化に対応できる品種や生産方法の開発が必要になると思う。さて、今日のメインは鶏肉の梅香焼き、お肉は美味しく焼き上げられていて美味しいが、梅の香りはもう少し欲しいところである。のり和えは富津産海苔の香り豊かに、野菜のシャキシャキ感が美味しい。味噌汁は日本の味噌汁らしい味噌汁でうまい。デザートのずんだもちは、ずんだ餡が白玉にからみ美味しいデザートに仕上がっている。
6月13日(木)鯖のカレー揚げ、五目豆、じゃがいもの団子汁 美生柑 ご飯
校長検食簿より
今日は和食献立、一見すると子どもには人気が無さそうな献立である。五目豆はたっぷりの大豆を一粒ずつ箸で口に運ぶと、出汁の味も含めて次つぎと口に運びたくなる味で、鶏肉を食べるとじゅわっとした汁があふれる味になり、たけのこ、油揚げ、昆布とそれぞれの味を楽しめる煮物で美味しい。メインとなるさばのカレー揚げは、カレー粉がまぶされて揚げられているので、少し茶色じみているが、一口食べるとサクッとした揚げ具合と同時に鯖の肉汁がじゅわっと口の中に広がり、なかなか美味しく揚げられている。すぐにご飯を食べると白いご飯にしっかりと合っていて美味しい。ジャガイモのの団子汁は、とろみは団子のとろみであると感じるが、団子の正体と出会うことができなかった。きりたんぽのように、団子がじゃがいもだと出会えないかなあ。でも汁のおいしさに白菜の甘みと香りが美味しいお汁仕上がっている。美生柑はいい味である。
6月12日(水)ジャージャーめん・豆腐のスープ・メープルマフィン
今日は給食室で「メープルマフィン」をつくりました。中はふわふわのおいしいマフィンにしあがりました。
6月11日(火) ひじきご飯 竹輪の磯辺揚げ もやすのポン酢和え 打ち豆の味噌汁 メロン
校長検食簿より
今日は和食らしい献立で、ごはんはひじきご飯。にんじん、ごぼう、ひじき、油揚げと具だくさんのひじきご飯に、同じ海を感じるちくわの磯辺揚げ。揚げ具合もよくサクッとした歯ごたえを感じ、青のりの香りが鼻に抜けていく。もやしのポン酢和えは、ゆずの香りが豊かで酢の具合もちょうどよく、シャキシャキとして美味しくいただける。打ち豆の味噌汁は、打ち豆を知るとうまさが引き立ってくる。打ち豆は大豆を濡らしてやわらかくして木槌でたたいて丸く平らにして感想させたもの。福井県の伝統的な保存食でタンパク質もとれる、持ち運びが軽いと昔から重宝されていた。丸く平らになった大豆の打ち豆がたくさんはいり、なめこと糸昆布のとろみが出た味噌汁は、美味しくコクのある味に仕上がっている。デザートはメロン。千葉・茨城はメロンの産地であり、今が旬のみずみずしく美味しく甘いメロンである。
6月10日(月)しいらの甘酢あんかけ ナムル 中華コーンスープ ごはん 冷凍リンゴ
校長検食簿より
今日は中華風献立で、魚が主菜である。「もりもりだより」にも今日の魚シイラについて触れられている。あまり聞き慣れない名前の魚だが、ハワイでは「マヒマヒ」という名前でよく食べられていることが紹介されています。今日も揚げた魚に甘酢あんかけがかかり、サクッとした食感とあんかけのとろみがちょうど良く合わさっていて、美味しい。餡の中にはたけのこ、干し椎茸と具もたくさん入って白ご飯にもよくあっている。ナムルはごま油の味と香りが豊かなシャキシャキ野菜のナムルである。中華コーンスープは、クリームコーンと溶き卵で濃厚なスープに仕上がっている。ジャガイモが入って、ボリューム感もあり、美味しいスープに仕上がっている。冷凍リンゴは、暑くなってきた時期にショリショリして冷たく美味しくいただける。
6月7日(金)ビーンズコロッケ わかめご飯 からし和え タマネギの味噌汁 アーモンド小魚
校長検食簿より
今日はコロッケ、それも手作りコロッケ、これも給食で味わう美味しい給食ベスト上位に入る献立である。コロッケはサクッと揚げられて、ジャガイモと衣とソースのバランスが良くわかめご飯にぴったりと合っている。わかめご飯の薄い塩気がコロッケをまた誘ってくる。今日の「もりもりだより」は栄養教諭取得のための教育実習生が書いているが、コロッケのルーツについて説明している。コロッケはフランス料理の前菜のクロケットにあり、クロケットはホワイトソースベースで日本のクリームコロッケのようなものを日本人の好みに合わせてジャガイモをベースにしたコロッケを作った、と紹介してくれた。食の起源は大事な情報である。たまねぎの味噌汁は今が旬の新タマネギをたっぷりと使い、タマネギの甘さを感じる美味しい味噌汁で、からし和えはさっぱりとシャキシャキとして美味しく野菜をいただける和え物である。
6月6日(木) 鰯の紀州煮 アーモンドあえ じゃがいもの味噌汁 もも缶
校長検食簿より
今日は煮魚と白いご飯の日本らしい献立。鰯の紀州煮は鰯一尾をじっくりと煮た様子で、箸を入れると箸ですぐに身が切れて骨の存在を感じない。口に入れると梅の酸味をほのかに感じる甘じょっぱい味で、鰯の魚臭はほとんどなく、見事な煮込み具合で骨の存在を全く感じない食感である。じっくりと給食室で煮込んだことを伝えたいと思い栄養教諭を褒めたところ、レトルト製品を使ったとのこと。味と食感ば抜群であり子どもも残す事はないが、給食室産だったら150点だった。じゃがいもの味噌汁は薄切りのじゃがいもにごぼう、にんじん、たまねぎが入り、コーンがアクセントに入っているのがかわいい味噌汁である。味噌汁の豆腐に冷凍豆腐が使われているが、型崩れを心配せず木綿豆腐を使ってもよいと思う。アーモンド和えは、甘めのアーモンドドレッシングと和えられて、シャキシャキした野菜食感があり美味しく仕上がっている。
6月5日(水) プルコギかけごはん ひじきとじゃがいものスープ むき冷凍みかん
校長出張のため、検食簿の記録はありません。
給食ロール ジャガイモのミートグラタン コーンサラダ かぼちゃのスープ
校長検食簿より
今日はパン食の献立で、スープとグラタンとサラダという純洋食献立である。かぼちゃのスープは、かぼちゃがしっかりとペーストされて、豆乳やチーズで濃厚な味付けとコクがしっかりと出ているスープで、温かく美味しい。ジャガイモのミートグラタンも、ジャガイモとミンチ肉がトマトベースのソースとチーズに包まれて焼き上げられて、香ばしく美味しいグラタンに仕上がっている。コーンサラダはあっさりとしたドレッシングでコーンの甘さを感じる味わいで美味しい。ロールパンも甘さのあるしっとりとしたパンで、どのおかずとも合っている。「もりもりだより」には千葉県の農業生産高を取り上げて、かぼちゃもジャガイモもコーンも全国10位以内の生産量を誇っていることが書かれている。農業後継者が激減する中、日本の食の未来を考えて農業という職業の大切さと魅力が注目されるような制度改革を考えないと、大変なことになってしまうと危惧している。
6月3日(月) 白身魚の酢豚風 キムチとトックのスープ 炒りカシューナッツ ご飯
校長検食簿より
今日は中華・韓国風献立で、白身魚の酢豚風がメイン。3時間目くらいには魚に火が通る香りが漂い、今日は何かな?と思っていたが、白身魚に粉をつけて揚げたものを、にんじん、ピーマン、タマネギ、たけのこなどと炒めて酢豚餡でまとめられている。魚と言われないとわからないくらい酢豚化していて美味しい。白いご飯にもしっかりよく合っている。キムチとトックのスープは、キムチの香りがするスープで、エスニックさとてもいい。トックの数が少なかったことと、スープのコクが浅く、出汁と具材がしっかりと煮込まれていない感じがあり、残念なところであった。キムチとトックのとろみが合わさってくると、おいしさが閉じ込められてきて美味しいスープになると予想する。給食室にがんばってもらいたい。カシューナッツはちょうど良い炒り加減である。
サバの味噌煮 キャベツとたくあんの胡麻和え 新玉ねぎの味噌汁 美生柑
校長検食簿より
5月最後の給食は和の献立で、サバの味噌煮がメイン。サバの味噌煮は魚嫌いな子でも給食の味噌煮は食べるという逸品で、ネギや生姜と味噌でじっくりと煮込まれた味噌煮は、白いご飯がとても進む美味しさである。富勢の味噌煮は少し甘めでふっくらと焚きあげられていて大変おいしい。そこにキャベツとたくあんの胡麻和えが添えられて、胡麻の香りと味とたくあんの塩味と甘味がちょうどよくなじんで美味しい。「もりもりだより」にたくあんは何から作られているかというクイズが出ているが、家で母が大根を干してたくあんに漬け込んでいた時代にはクイズにならなかったが、今は大根を干している家などまったく見なくなった。食文化はクイズを使ってでも引き継いでいく必要がある。新玉ねぎの味噌汁は、新玉ねぎの甘さを感じるおいしい味噌汁である。美生柑は和風グレープフルーツらしく、半月前のデビュー時より甘さが増してきてうまい。
キムチチャーハン 味噌ワンタンスープ ししゃもの唐揚げ きゅうりのごまだれ
校長検食簿より
今日は韓国風献立で、メインはキムチチャーハン。キムチチャーハンを楽しみに学校に来ている子も多い。キムチチャーハンはキムチ独特の香りと味を感じる、それほど辛みは感じない仕立てになっていてショウガやにんにく、ネギの香りも豊かに美味しくいただいた。みそワンタンスープのワンタンは中華料理の材料、味噌仕立てになっていて、ワンタンの味が濃厚になり、これも美味しい。豚肉、ほうれん草など具もたっぷりと入っている。ししゃもの唐揚げは、カリッとサクッと揚げられていて、頭から尻尾までしっかり美味しくいただける。子どもたちもカリカリとよく食べているようである。きゅうりのごまだれかけは、ゴマ風味が韓国風で美味しいが、少しキュウリが柔らかめになってしまったのが残念。生野菜も茹でなければ使えないところで、茹で時間とそこからの急速冷却が野菜の味を引き立てる。調理の工夫をお願いしたい。
5月29日(水)すき焼き風うどん 青大豆とひじきのサラダ 和風ホットケーキ 炒りカシューナッツ
校長検食簿より
今日は子どもたちが好きな麺料理でうどんである。すきやき風うどんと初めて出会う味であるが、豚肉にしらたきやほうれん草、ねぎ、白菜とすき焼きの具と同じ具にすきやきの割り下風の甘めのお汁で仕上げている。うどんの麺は冷凍麺であるが、コシがしっかりとあり一昔前のうどんとは違い、味を染みこませても歯ごたえのしっかりとした味でよい。青大豆とひじきのサラダは、山の物と海の物が一緒になったサラダで、タンパク質とミネラルを美味しくいただけるサラダである。デザートは和風ホットケーキ、甘納豆とお餅が中に入って、豆乳仕立てで仕上げられている。表面はカリッとして香ばしくなっているので、中のしっとり感がもう少しあるとホットケーキらしさが出ると思う。焼いた際に餅が下から出てしまった点も含め、再挑戦に期待したい。
5月28日(火)ハヤシライス 茎わかめのサラダ フルーツ和え アーモンド小魚
校長検食簿より
今日は洋食献立でハヤシライスと書きたいが、日本人が作った西洋風料理がハヤシライスである。「もりもりだより」にも肉や野菜を細かく切ってハッシュドにしでデミグラスソースで煮たところが発祥とされている。一説には丸善創業者の早矢仕さんが考案したからハヤシと名付けた説もある。日本橋の丸善で本を探した後に食べるハヤシライスも逸品である。今日のハヤシライスはトマトピューレのトマト色が強いがもう少し煮込むといいかなあと感じるがご飯にハヤシがからんで美味しい。茎わかめのサラダは、茎わかめのコリコリ感とごま風味が美味しいサラダである。わかめは葉がわかめで茎は茎わかめ、そして根っこになる株がめかぶと、3種類の味と食感を楽しめる海藻である。フルーツ和えの果物とアーモンド小魚もよい味であった。
5月24日(金)丸パン チキンカツ ガーリックポテト トマトとキャベツのスープ むき冷凍ミカン
校長検食簿より
今日は運動会前日献立で、チキンカツがメイン、カツをパンにはさんで食べるカツサンドである。鶏むね肉でタンパク質をしっかりと摂取できるようにとの栄養教諭の配慮である。カラリと揚って胸肉らしい歯ごたえもしっかりとしておいしい。ガーリックポテトはホクホクしたジャガイモにパセリとガーリックバターと粉チーズでシンプルな味付けでおいしい。トマトとキャベツのスープはミネストローネを思わせるトマトベースの味付けはキャベツをおいしくいただけるスープである。味もしっかりとしている。冷凍ミカンは袋入り。皮むきが苦手な子がいるためか、少し暑い日に冷たいみかんを食べたいがゆえに、苦手な皮むきもがんばる!というストーリーで、いろいろなことができるようにしていきたいと思う。
5月23日(木) ドライカレーライス 春野菜のサラダ 甘夏みかん 小魚
校長検食簿より
今日はドライカレーがメイン、ドライカレーは具が勝負。カレーの香りがよく、干しぶどうの甘みが味に深みをつけて、ご飯と一緒に口に運ぶとカレーの香りのクミンの香りが鼻に抜けて、タマネギ、ニンニクと一緒に干しぶどうの味がご飯を包み込んで届き、とても美味しくいただいた。春野菜のサラダが副菜、野菜の高騰が世間の話題となる中、多く含まれるキャベツは千葉県産、スナップエンドウはつくば産、にんじんは徳島、アスパラは青森、と日本各地の春がこのサラダにのって届けられている。レモンベースのあっさりとしたドレッシング味が春らしさを醸し出している。デザートは甘夏みかんで産地は熊本。もりもりだよりで、甘夏は冬に収穫してこの時季まで保存して酸味が抜けて市場に出てくるらしい。それでも酸っぱさはあるが、甘みとジューシーさと酸っぱさを楽しみながら食べるのもよい。すっぱい柑橘類は皮と実の間の白い部分を一緒に食べると甘さがあり、美味しくいただけるものが多い。
5月22日(水)赤飯 鰆のてりやき 切り干し大根の煮物 かきたま汁 夢オレンジゼリー
校長検食簿より
今日はお赤飯で創立記念献立である。栄養教諭も給食室メンバーも力が入っているとみえて、本日は味、素材、できあがり具合、全てに満点の出来映えである。かきたま汁は、出汁と卵とわかめがとてもよい味で塩味もちょうどよくあっさりとコクのあるお汁に仕上がっている。中に祝の字が浮かびあがるなるとと花びら型にかたどられたにんじんが入り、お祝いムードを盛り上げている。鰆のてりやきは、てりやきのタレもちょうどよく、鰆もふっくらと焼き上げられとても美味しい。切り干し大根の煮物も切り干し大根がちょうどよく味を吸い込み、鶏肉のそぼろが味をしっかりと支えて美味しい煮物に仕上がっている。そしてメインはお赤飯。小豆がふっくらとして、ご飯もうるち米ともち米の割合がちょうどよく、柔らかくふっくらと炊き上がっており、おかわりをしたいと思うほど美味しく炊き上がっている。夢オレンジゼリーと名付けられたフローズンゼリーは、シャリシャリとした食感が運動会予行の後の子どもたちにはとても美味しいだろう。オレンジの味がしっかりとしたゼリーであった。
5月21日(火)キャロットライスのホワイトソース ポテトスープ ゆでそらまめ
校長検食簿より
今日のメインはキャロットライスのホワイトソースがけ。細かく刻まれたにんじんと一緒に炊かれたご飯に、米粉のホワイトソースがかかり、ライスと一緒にいただくとよい味である。ホワイトソースは米粉仕立てだからさらっとしているが、チーズや豆乳が旨味を高めて味がしっかりとして美味しい。冷凍ほうれん草を使っているが、小松菜は冷凍すると栄養価が高まるがほうれん草も急速冷凍ならばさほど下がらないからよい。ポテトスープはポテトがしっかりと入って、ウインナーが浮いて味のポイントになっている。今日はスープの出汁が薄かったかな、もう少しパンチがあってもよいと感じる。そらまめはこの時季だけしかいただけない豆で、館山から送っていただいたものは本当に美味しかった記憶がある。そらに向かって育ち、大きくなると垂れ下がり収穫時を告げる。もりもりだよりに名前の由来が書かれている。今日は1年生の子どもたちがむいてくれた。食べ慣れない子もいるだろうが、お手伝いをすると好きになってくる。季節の食材として知って欲しいものである。
空に向かっている様子
収穫時のそらまめ
5月20日(月)豚おろし丼 たけのこの味噌汁 シャカシャカビーンズ 美生柑
校長検食簿より
今日の献立は季節を楽しむ献立で、楽しむ季節は春。春といえば筍の季節で、今日は味噌汁の中に筍と春が旬のわかめが入っていると「もりもりだより」に書かれている。最近は一年中出回っている二品であるが、特にわかめは春が旬であることを忘れがちであるので、給食を機会に知ることは大切である。たけのことわかめの味噌汁は、どちらも食感も香りもよく美味しい味噌汁である。豚のおろし丼は、豚肉ベースの上に大根おろしがかけられて、ご飯と一緒にいただくととても旨味が広がり美味しい。シャカシャカビーンズはひよこまめに粉をまぶして揚げてある豆料理で、サクッとしておいしい。美生柑はジューシーで甘酸っぱい和風グレープフルーツと言われるにふさわしい味であった。
5月17日(金) 菜めし 新ジャガイモのそぼろ煮 たまごいり味噌汁 ヨーグルト
校長検食簿より
今日は和食献立で、新ジャガイモのそぼろ煮がメイン。もりもりだよりに新ジャガイモの説明があるが、今日の新じゃがは長崎産のもの。季節の移ろいで新じゃがの産地は北に移り、夏には北海道へと。新じゃがの定義は収穫後に冷蔵保存などをせずに市場に出てきたジャガイモとのこと。ジャガイモのほくほく感と新じゃがのみずみずしさがあり、そぼろのお肉の味と一緒になりとても美味しい。これがご飯によく合い、今日のご飯は菜めしと大根やかぶ、小松菜などの青菜のみじん切りがご飯と一緒に炊き上げられて、菜の味がそぼろを引き立てる。卵入り味噌汁の卵は、溶き卵ではなく、味噌汁の中で卵焼きを作ったようなかたまりの卵になっているところが、味噌汁の汁を卵の中に含み混むかたちになり美味しい味噌汁になっている。大根と一緒に大根葉も入り、緑と黄色の彩りもよい。5月に入り給食の彩りが華やかになり食べていて楽しい。
5月16日(木) ツナピラフ しいらのバーベキューソース ドレッシングサラダ ABCスープ
校長検食簿より
今日は洋食献立で主菜はシイラのバーベキューソース。シイラとは魚の名前だが一般には聞き慣れない赤身魚である。体調は2mを超える大きな魚で化石魚のシーラカンスにどことなく似ている。切り身で売られているのは見ることが少ないが、加工食品や惣菜などではよく使われている。味は淡泊で様々な味付けによくあう。今日のバーベキューソースは、すりおろしタマネギにニンニクとリンゴ、ショウガにレモン果汁が醤油ベースのソースに仕上げられ、カラット揚げた魚にぴったり合う。ドレッシングサラダのドレッシングにはバジルが使われており爽やかな味付けになっている。個人的にはもっとバジルを効かせてもよいと感じる。ABCスープのABCは中に入っているマカロニの形。小松菜、にんじん、たまねぎ、鶏肉と出汁がうまくからんで美味しいスープになっている。ご飯は、ツナピラフ。ツナもにんじんも細かく刻まれて、他にゴボウやたまねぎも入っているが、ご飯に馴染むくらいに細かく、ツナの味ベースのピラフに仕立てられている。
揚げ大豆ごはん 鮭の塩麹焼き アーモンド和え 具だくさん味噌汁 パイン缶
校長検食簿より
今日は和食献立で、麹がポイントである。メインは鮭の塩こうじ焼き、最近塩麹はよく見かけるようになり、肉や魚を付けると旨みが増えて、食感が柔らかくなり食べやすく美味しくなる。鮭の塩麹は、塩鮭と違って塩味もあるが甘さと旨みが増してご飯にもよくあう味になって美味しい。是非家庭でも試して欲しい味である。ご飯には、事前に片栗粉を付けて揚げた大豆が混ぜ込まれたご飯で、これも鮭に合う味で旨い。アーモンド和えは、細かく砕かれたアーモンドの香ばしさと小松菜、にんじんのシャキシャキ感がよい組み合わせで彩りもよい。具だくさん味噌汁の味噌も麹の働きでいい味の味噌に、今日は出汁もしっかりと効いて旨味がしっかりとしている。大根に新タマネギの甘さ、ジャガイモ、小松菜、にんじん、そしてこんにゃくと具だくさん。今朝のTVでこんにゃくの黒い点はひじきの黒さと説明されており、山の物の中に海の物も入る具だくさんな味噌汁であった。パイン缶のパインも旨いが、複数の缶詰の味も楽しみたいかと思う。
セサミントースト マセドアンサラダ 米粉のカレーシチュー 美生柑
校長検食簿より
今日は洋風献立でパンが主食のセサミントースト。たっぷりの黒ごまがバターと甘味の蜂蜜やメープルシロップで味付けられたセサミがたっぷりとトーストに乗せられて、パンを美味しく引き立てていて美味しい。マセドアンサラダのマセドアンはフランス語とで賽の目を指す言葉で、具が小さな角切りになって彩りもよく野菜が呼びかけてくる感じである。じゃがいもにんじん、きゅうりに、今が旬の新タマネギが入り美味しい。タマネギを少し甘酢でつけるとタマネギの味が引き立ちサラダ全体の味にも特徴がでるかな?と感じる。米粉のカレーシチューは、とろみづけに米粉が使われているが、もう少しとろみが欲しい。カレーのスパイスの味は効いているが、少し物足りなさがあるのは、肉の旨みがないからかと思う。大豆がたっぷりと使われてタンパク源になっているが、あっさりとしてしまいカレースパイスのひっかかりが少なくなっている。サラダにも豆があるので、肉を使ってもよかったかと思うが、呉汁のように大豆をすりつぶすと味に深まりとカレーらしさが生きて、米粉でもとろみがくると思う。
5月13日(月) グリーンピースご飯 あじのタマネギソースかけ もやしのゴマ和え 切干大根の味噌汁 メープルカシューナッツ
校長検食簿より
今日のごはんはグリーンピースご飯。2年生の子どもたちが皮むきをして、グリーンピースを一粒ずつ取り出してくれたものを炊き込んだご飯でふっくらと豆も炊き上がり、美味しくいただいた。おかずは鰺のタマネギソースがけ、鰺は片栗粉でカラリと揚げられたところに、タマネギをしっかりと煮込んだソースがかけられて、サクッとした鰺の食感にタマネギがしっかりと効いてとっても美味しい。ご飯にもよく合っている。もやしのゴマ和えもゴマの香りが効いた味付けで美味しい。切り干し大根の味噌汁は油揚げと冷凍豆腐がしっかりとした形で味噌汁の味を支えていて美味しい。今日は2年生の教室のご飯は全部空になっていましたね。
5月10日(金)スパゲティーナポリタン キャベツのスープ オレンジマーマレードスコーン
校長検食簿より
今日はスパゲティーとイタリアンな献立かと思うが、ナポリタンは日本発のパスタ料理。何が日本発かというと、麺をゆで置きしておいたものを、お店で注文が入ってから具とケチャップと麺を炒めて再加熱して提供しているところで、作り方が違うのである。今日のナポリタンの具はたまねぎ、にんじん、ピーマンにナポリタンの味のソーセージ、豚肉は千切りになっているので隠し味的に作用して、口の周りをオレンジにして食べる子どもの姿が想像できる味である。キャベツのスープは、春キャベツの甘さを感じ、豆と鶏肉の味もしっかりと感じ、出汁のしっかりしたスープに仕上がっている。マーマレードスコーンは、オレンジマーマレードが焼き込まれたサクッとした美味しいスコーンに仕上がっている。マーマレードは皮と実を一緒に煮込んで作ることが便りに書かれている。夏みかんや八朔などで作ってみると面白い。種だけを袋に入れて煮ることで種からとろみが出てくる。柑橘類が多く植えられた学校では作って瓶詰めにしてお祭りに提供してみたが、柑橘類は捨てるところが全くなく美味しくいただくことができるSDG'Sにつながる。
5月9日(木) いわしのさんしょ焼き のりあえ ごま仕立ての味噌汁 ごはん 桃缶
校長検食簿より
今日は和食献立でお魚料理。いわしのさんしょう焼きは、醤油ベースの甘辛たれを塗ったいわしをオーブンで焼き上げて、ごはんと一緒にいただくとまさに日本のご飯という感じでおいしい。しかし、子供たちがいわしの香りをどこまでおいしく感じてくれるか、今日の残渣は気になるところである。カラット揚げて甘辛たれだと子供にも人気があるが、The日本食の成果を知りたい。のりあえは、小松菜、人参、キャベツ、もやしと海苔がうまくからんでしっとりとしておいしく仕上げている。ゴマ仕立ての味噌汁は、具沢山に出汁もしっかりとし、具材と出汁と味噌がおいしく仕上がっている。今日は5年生が田植え体験をしたが、給食の白米はいつも柏市産のもの。今日お世話になった農家の関根さんも給食で使ってくれるので、作り甲斐があるとおっしゃっていた。
5月8日(水)キムチ豆腐 たまごとわかめのスープ 冷凍ミカン ごはん
校長検食簿より
今日は韓国風献立である。たまごとわかめのスープは、たっぷりの卵とわかめと一緒に、今が旬の筍がたくさん入っており、ごま油の香りと卵の香りが一緒になり、出汁もしっかりときいた季節感もある美味しいスープに仕上がっている。筍が豊作と聞いているが、旬の筍はたくさんいただきたいものである。キムチ豆腐は、キムチの香りと少し辛みもきいてご飯に合う味に仕上がっている。チンゲンサイやネギ、キムチの白菜、しめじと野菜を豊富に使っているが、少し煮すぎた感があり、どの野菜も形がはっきりしなくなってしまったのが残念。豆腐と一緒に野菜のかたまりのように食べることができたが、野菜の水分も出て、味ももう少ししっかりとしていたのだろうと想像しながらいただいた。冷凍ミカンは皮むき冷凍ミカン。初めて出会った。今は機械が皮をむくのであろうが、温州ミカンの皮をむいて冷凍されている。皮むきが苦手が子どもが増えてきたことへの対応なのだろうか、皮は自分でむかせたいと思うのは古い人間なのだろうか・・・・味は甘くて美味しく、冷たさもちょうどよい。
5月7日(火)ガーリックライス ウインナーと豆のトマト煮込み みどりの葉っぱサラダ 炒りカシューナッツ
校長検食簿より
今日はポークのかわりにウインナーになったビーンズの煮込みにガーリックライスと、ちょっと洋風仕立ての献立。豆は3種類でインゲン豆、大豆、レンズ豆とタンパク質をしっかり摂れ、食感もそれぞれ若干異なる豆をチョイスし、ウインナーの方が豚肉よりも香ばしくトマトとの相性もよく、お豆が苦手な子も美味しく食べられる味である。しっかりと煮込まれて深い味わいもよい。みどりの葉っぱのサラダは、ほうれん草にキャベツと緑の葉に加えて、赤のにんじん、黄色のコーンが入り、そろそろ収穫時期に入った新たまねぎがレモン果汁を吸って味を支えてくれている。ガーリックライスにはガーリックとパセリとバターで、香りと薄塩味がついていて、煮込みにもサラダにもよい組み合わせでいただけ、白いご飯ではなくガーリックライスにした美味しい工夫が生きている。カシューナッツ炒りも甘みのある実で美味しい。
5月2日(木)中華おこわ 春雨スープ 切り干し大根のナムル スイートポテトの包み揚げ
校長検食簿より
今日は中華献立である。中華おこわは、餅米とうるち米が混ぜられて炊かれ筍、干し椎茸、焼豚にごま油で風味づけされ、しっかりとした歯ごたえのある強飯で美味しい。子どもの日にちまきを作り子どもの成長を願っていた風習に使われていた強飯を中華おこわで表現して、お祝いのおめでたさを食で伝える文化を味わうことができる。切り干し大根のナムルは以前の学校では食べたことが無いが、ごま油と酢がちょうどよく醤油ベースの味を引き立て、おこわに合っている。春雨スープも今日は出汁と鶏肉と醤油の味付けでしっかりとした味わいのスープに仕上がって美味しい。スイートポテトの包み揚げ、一見春巻きに見えるが、春巻きの皮で包み揚げられているため、パリッとした皮の食感がとてもよく、スイートポテトを美味しくいただける。今日は献立を見ずに食べたので、春巻きだと思って春巻きの味を予測しながら食べたので、スイートポテトに戸惑った。今日は春巻きの方が全体の中華バランスが良かったのではないかな?と思ったが、子どもは甘いデザートの方がよいかな?
5月1日(水)抹茶揚げパン 柏野菜のスープ 焼きカボチャサラダ
校長検食簿より
今日は子どもたちに人気の献立、揚げパンで、八十八夜にちなんで抹茶揚げパンである。きなこに抹茶を混ぜ込んだ抹茶衣をたっぷりと着た揚げパン、揚げ具合のよいパンをいただき、サクサクと美味しくいただいた。周りをみrと抹茶粉が油を吸っているものもあり、ひねりが入った形のパンは揚げ具合にムラが出やすい。通常のコッペパン状のものの方が揚げあがりがよい傾向があるので、お試しあれ。焼きカボチャサラダは、薄切りしたカボチャを焼いてあるため、カボチャの甘みがしっかりと出てキャベツ、きゅうり、コーンとドレッシングがよくあっていて美味しい。柏野菜のスープは、柏野菜の代表格のかぶがたっぷりと入り、たまねぎ、にんじん、と具だくさんのスープである。鶏肉からスープの出汁が出ているが、コクがもう一つ欲しいのが残念。出汁を旨みに変える何かを工夫して欲しいなと思う。
4月30日(月)五目チャーハン たまごとひじきのスープ 大豆と小魚の揚げ煮 もも缶
校長検食簿より
4月最後の給食は五目チャーハン。チャーハンには焼豚、にんじん、たまねぎ、グリーンピース、かまぼこと五目の具材が使われておいしく仕上がっている。焼豚をもう少しだけ大きめに刻むと、チャーハンの味がさらに引き立つかな?グリーンピースが柔らかくなってしまうのは冷凍だから仕方ないかとちょっとそこだけ残念に思う。たまごとひじきのスープは、もりもりだよりにあるようにひじきは今が旬の海藻で、乾燥したものが年中手に入る時代になり海藻の旬を知ることは大切なことだと思う。小松菜、にんじんと彩りもよく、干ししいたけの味も出て卵の香りと一緒においしくいただいた。大豆と小魚の揚げ煮は、最近では初めていただく味である。大豆を揚げて少し塩味は、子どもも好きな味で食べやすい。そこに小魚もパリッとして添えられているのはなかなか旨かった。
4月26日(金)筍ごはん 鶏の唐揚げ たまねぎの味噌汁 塩昆布あえ 美生柑
校長検食簿より
今日は旬をいただく献立で、今が最盛期の筍ご飯に子どもが大好きな鶏の唐揚げ、そして旬が西からやってくる新タマネギのお味噌汁である。筍ごはんの筍はどれも柔らかく食べやすく味も筍の香りを楽しむ味付けでとても美味しく炊き上がっている。鶏の唐揚げは、ショウガとニンニクをベースにした醤油タレの味がしっかりとして、デンプン粉のカラットした揚げ具合で、サクッとジューシーな食感でとても美味しい。それに添えられている塩昆布和えは、小松菜やにんじん、キャベツ大根の野菜と、塩昆布の塩味と旨みが一緒になり、少し甘めの味付けが子どもたちにも美味しくいただける味になっていてよい。たまねぎの味噌汁は、タマネギの甘さを感じる味噌汁で、エノキダケが入っているからしっかりと噛みながら味を味わう味噌汁である。今日は美生柑がデザート。河内晩柑という別名があるが、大阪南部の河内が原産でこの名がついているが、甘みと果汁がたっぷりで、皮との間の部分も一緒にいただくとおいしさが広がる。実は、皮まで食べても美味しくいただける全体を食べられる柑橘でもあるらしい。遅い時期に出る柑橘はジューシーで美味しいものが多いと感じる。味噌汁と筍ご飯に細いにんじんが入ると、彩りが華やかになると思う。私は、筍ご飯ににんじんを入れて楽しむ。
4月25日(木)ポークビーンズ キャベツとしめじのサラダ 給食ロール アーモンド小魚
校長検食簿より
今日は洋食でアメリカ料理のポークビーンズがメイン。豚肉といんげん豆、グリーンピースとにんじん、じゃがいも、たまねぎとたくさんの野菜と一緒に煮込まれている、アメリカらしく豪快な料理である。給食でも定番の料理で、トマトベースににんにくの香りがたちあがるスープでじっくりと煮込まれて、お箸でも食べられるほどに煮詰められ味が濃厚で美味しい。ミルク感の高い給食ロールパンにもよく合って、パンにポークビーンズを乗せていただくと美味しい。キャベツとしめじのサラダは、春キャベツは水分を含んでいるが、しっかりとした味付けでゴマの香りも豊かでしめじの旨さも引き立てて美味しい。アーモンド小魚で、小さい頃から煮干しになれていくのはとてもよい習慣である。
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