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5月10日(金)スパゲティーナポリタン キャベツのスープ オレンジマーマレードスコーン

校長検食簿より

 今日はスパゲティーとイタリアンな献立かと思うが、ナポリタンは日本発のパスタ料理。何が日本発かというと、麺をゆで置きしておいたものを、お店で注文が入ってから具とケチャップと麺を炒めて再加熱して提供しているところで、作り方が違うのである。今日のナポリタンの具はたまねぎ、にんじん、ピーマンにナポリタンの味のソーセージ、豚肉は千切りになっているので隠し味的に作用して、口の周りをオレンジにして食べる子どもの姿が想像できる味である。キャベツのスープは、春キャベツの甘さを感じ、豆と鶏肉の味もしっかりと感じ、出汁のしっかりしたスープに仕上がっている。マーマレードスコーンは、オレンジマーマレードが焼き込まれたサクッとした美味しいスコーンに仕上がっている。マーマレードは皮と実を一緒に煮込んで作ることが便りに書かれている。夏みかんや八朔などで作ってみると面白い。種だけを袋に入れて煮ることで種からとろみが出てくる。柑橘類が多く植えられた学校では作って瓶詰めにしてお祭りに提供してみたが、柑橘類は捨てるところが全くなく美味しくいただくことができるSDG'Sにつながる。