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令和 6 年度給食室

5月17日(金) 菜めし 新ジャガイモのそぼろ煮 たまごいり味噌汁 ヨーグルト

校長検食簿より

今日は和食献立で、新ジャガイモのそぼろ煮がメイン。もりもりだよりに新ジャガイモの説明があるが、今日の新じゃがは長崎産のもの。季節の移ろいで新じゃがの産地は北に移り、夏には北海道へと。新じゃがの定義は収穫後に冷蔵保存などをせずに市場に出てきたジャガイモとのこと。ジャガイモのほくほく感と新じゃがのみずみずしさがあり、そぼろのお肉の味と一緒になりとても美味しい。これがご飯によく合い、今日のご飯は菜めしと大根やかぶ、小松菜などの青菜のみじん切りがご飯と一緒に炊き上げられて、菜の味がそぼろを引き立てる。卵入り味噌汁の卵は、溶き卵ではなく、味噌汁の中で卵焼きを作ったようなかたまりの卵になっているところが、味噌汁の汁を卵の中に含み混むかたちになり美味しい味噌汁になっている。大根と一緒に大根葉も入り、緑と黄色の彩りもよい。5月に入り給食の彩りが華やかになり食べていて楽しい。

5月16日(木) ツナピラフ しいらのバーベキューソース ドレッシングサラダ ABCスープ

校長検食簿より

今日は洋食献立で主菜はシイラのバーベキューソース。シイラとは魚の名前だが一般には聞き慣れない赤身魚である。体調は2mを超える大きな魚で化石魚のシーラカンスにどことなく似ている。切り身で売られているのは見ることが少ないが、加工食品や惣菜などではよく使われている。味は淡泊で様々な味付けによくあう。今日のバーベキューソースは、すりおろしタマネギにニンニクとリンゴ、ショウガにレモン果汁が醤油ベースのソースに仕上げられ、カラット揚げた魚にぴったり合う。ドレッシングサラダのドレッシングにはバジルが使われており爽やかな味付けになっている。個人的にはもっとバジルを効かせてもよいと感じる。ABCスープのABCは中に入っているマカロニの形。小松菜、にんじん、たまねぎ、鶏肉と出汁がうまくからんで美味しいスープになっている。ご飯は、ツナピラフ。ツナもにんじんも細かく刻まれて、他にゴボウやたまねぎも入っているが、ご飯に馴染むくらいに細かく、ツナの味ベースのピラフに仕立てられている。

揚げ大豆ごはん 鮭の塩麹焼き アーモンド和え 具だくさん味噌汁 パイン缶

校長検食簿より

今日は和食献立で、麹がポイントである。メインは鮭の塩こうじ焼き、最近塩麹はよく見かけるようになり、肉や魚を付けると旨みが増えて、食感が柔らかくなり食べやすく美味しくなる。鮭の塩麹は、塩鮭と違って塩味もあるが甘さと旨みが増してご飯にもよくあう味になって美味しい。是非家庭でも試して欲しい味である。ご飯には、事前に片栗粉を付けて揚げた大豆が混ぜ込まれたご飯で、これも鮭に合う味で旨い。アーモンド和えは、細かく砕かれたアーモンドの香ばしさと小松菜、にんじんのシャキシャキ感がよい組み合わせで彩りもよい。具だくさん味噌汁の味噌も麹の働きでいい味の味噌に、今日は出汁もしっかりと効いて旨味がしっかりとしている。大根に新タマネギの甘さ、ジャガイモ、小松菜、にんじん、そしてこんにゃくと具だくさん。今朝のTVでこんにゃくの黒い点はひじきの黒さと説明されており、山の物の中に海の物も入る具だくさんな味噌汁であった。パイン缶のパインも旨いが、複数の缶詰の味も楽しみたいかと思う。

セサミントースト マセドアンサラダ 米粉のカレーシチュー 美生柑

校長検食簿より

今日は洋風献立でパンが主食のセサミントースト。たっぷりの黒ごまがバターと甘味の蜂蜜やメープルシロップで味付けられたセサミがたっぷりとトーストに乗せられて、パンを美味しく引き立てていて美味しい。マセドアンサラダのマセドアンはフランス語とで賽の目を指す言葉で、具が小さな角切りになって彩りもよく野菜が呼びかけてくる感じである。じゃがいもにんじん、きゅうりに、今が旬の新タマネギが入り美味しい。タマネギを少し甘酢でつけるとタマネギの味が引き立ちサラダ全体の味にも特徴がでるかな?と感じる。米粉のカレーシチューは、とろみづけに米粉が使われているが、もう少しとろみが欲しい。カレーのスパイスの味は効いているが、少し物足りなさがあるのは、肉の旨みがないからかと思う。大豆がたっぷりと使われてタンパク源になっているが、あっさりとしてしまいカレースパイスのひっかかりが少なくなっている。サラダにも豆があるので、肉を使ってもよかったかと思うが、呉汁のように大豆をすりつぶすと味に深まりとカレーらしさが生きて、米粉でもとろみがくると思う。

5月13日(月) グリーンピースご飯 あじのタマネギソースかけ もやしのゴマ和え 切干大根の味噌汁 メープルカシューナッツ

校長検食簿より

今日のごはんはグリーンピースご飯。2年生の子どもたちが皮むきをして、グリーンピースを一粒ずつ取り出してくれたものを炊き込んだご飯でふっくらと豆も炊き上がり、美味しくいただいた。おかずは鰺のタマネギソースがけ、鰺は片栗粉でカラリと揚げられたところに、タマネギをしっかりと煮込んだソースがかけられて、サクッとした鰺の食感にタマネギがしっかりと効いてとっても美味しい。ご飯にもよく合っている。もやしのゴマ和えもゴマの香りが効いた味付けで美味しい。切り干し大根の味噌汁は油揚げと冷凍豆腐がしっかりとした形で味噌汁の味を支えていて美味しい。今日は2年生の教室のご飯は全部空になっていましたね。

5月10日(金)スパゲティーナポリタン キャベツのスープ オレンジマーマレードスコーン

校長検食簿より

 今日はスパゲティーとイタリアンな献立かと思うが、ナポリタンは日本発のパスタ料理。何が日本発かというと、麺をゆで置きしておいたものを、お店で注文が入ってから具とケチャップと麺を炒めて再加熱して提供しているところで、作り方が違うのである。今日のナポリタンの具はたまねぎ、にんじん、ピーマンにナポリタンの味のソーセージ、豚肉は千切りになっているので隠し味的に作用して、口の周りをオレンジにして食べる子どもの姿が想像できる味である。キャベツのスープは、春キャベツの甘さを感じ、豆と鶏肉の味もしっかりと感じ、出汁のしっかりしたスープに仕上がっている。マーマレードスコーンは、オレンジマーマレードが焼き込まれたサクッとした美味しいスコーンに仕上がっている。マーマレードは皮と実を一緒に煮込んで作ることが便りに書かれている。夏みかんや八朔などで作ってみると面白い。種だけを袋に入れて煮ることで種からとろみが出てくる。柑橘類が多く植えられた学校では作って瓶詰めにしてお祭りに提供してみたが、柑橘類は捨てるところが全くなく美味しくいただくことができるSDG'Sにつながる。

5月9日(木) いわしのさんしょ焼き のりあえ ごま仕立ての味噌汁 ごはん 桃缶

校長検食簿より

今日は和食献立でお魚料理。いわしのさんしょう焼きは、醤油ベースの甘辛たれを塗ったいわしをオーブンで焼き上げて、ごはんと一緒にいただくとまさに日本のご飯という感じでおいしい。しかし、子供たちがいわしの香りをどこまでおいしく感じてくれるか、今日の残渣は気になるところである。カラット揚げて甘辛たれだと子供にも人気があるが、The日本食の成果を知りたい。のりあえは、小松菜、人参、キャベツ、もやしと海苔がうまくからんでしっとりとしておいしく仕上げている。ゴマ仕立ての味噌汁は、具沢山に出汁もしっかりとし、具材と出汁と味噌がおいしく仕上がっている。今日は5年生が田植え体験をしたが、給食の白米はいつも柏市産のもの。今日お世話になった農家の関根さんも給食で使ってくれるので、作り甲斐があるとおっしゃっていた。

5月8日(水)キムチ豆腐 たまごとわかめのスープ 冷凍ミカン ごはん

校長検食簿より

今日は韓国風献立である。たまごとわかめのスープは、たっぷりの卵とわかめと一緒に、今が旬の筍がたくさん入っており、ごま油の香りと卵の香りが一緒になり、出汁もしっかりときいた季節感もある美味しいスープに仕上がっている。筍が豊作と聞いているが、旬の筍はたくさんいただきたいものである。キムチ豆腐は、キムチの香りと少し辛みもきいてご飯に合う味に仕上がっている。チンゲンサイやネギ、キムチの白菜、しめじと野菜を豊富に使っているが、少し煮すぎた感があり、どの野菜も形がはっきりしなくなってしまったのが残念。豆腐と一緒に野菜のかたまりのように食べることができたが、野菜の水分も出て、味ももう少ししっかりとしていたのだろうと想像しながらいただいた。冷凍ミカンは皮むき冷凍ミカン。初めて出会った。今は機械が皮をむくのであろうが、温州ミカンの皮をむいて冷凍されている。皮むきが苦手が子どもが増えてきたことへの対応なのだろうか、皮は自分でむかせたいと思うのは古い人間なのだろうか・・・・味は甘くて美味しく、冷たさもちょうどよい。

5月7日(火)ガーリックライス ウインナーと豆のトマト煮込み みどりの葉っぱサラダ 炒りカシューナッツ

校長検食簿より

今日はポークのかわりにウインナーになったビーンズの煮込みにガーリックライスと、ちょっと洋風仕立ての献立。豆は3種類でインゲン豆、大豆、レンズ豆とタンパク質をしっかり摂れ、食感もそれぞれ若干異なる豆をチョイスし、ウインナーの方が豚肉よりも香ばしくトマトとの相性もよく、お豆が苦手な子も美味しく食べられる味である。しっかりと煮込まれて深い味わいもよい。みどりの葉っぱのサラダは、ほうれん草にキャベツと緑の葉に加えて、赤のにんじん、黄色のコーンが入り、そろそろ収穫時期に入った新たまねぎがレモン果汁を吸って味を支えてくれている。ガーリックライスにはガーリックとパセリとバターで、香りと薄塩味がついていて、煮込みにもサラダにもよい組み合わせでいただけ、白いご飯ではなくガーリックライスにした美味しい工夫が生きている。カシューナッツ炒りも甘みのある実で美味しい。

5月2日(木)中華おこわ 春雨スープ 切り干し大根のナムル スイートポテトの包み揚げ

校長検食簿より

今日は中華献立である。中華おこわは、餅米とうるち米が混ぜられて炊かれ筍、干し椎茸、焼豚にごま油で風味づけされ、しっかりとした歯ごたえのある強飯で美味しい。子どもの日にちまきを作り子どもの成長を願っていた風習に使われていた強飯を中華おこわで表現して、お祝いのおめでたさを食で伝える文化を味わうことができる。切り干し大根のナムルは以前の学校では食べたことが無いが、ごま油と酢がちょうどよく醤油ベースの味を引き立て、おこわに合っている。春雨スープも今日は出汁と鶏肉と醤油の味付けでしっかりとした味わいのスープに仕上がって美味しい。スイートポテトの包み揚げ、一見春巻きに見えるが、春巻きの皮で包み揚げられているため、パリッとした皮の食感がとてもよく、スイートポテトを美味しくいただける。今日は献立を見ずに食べたので、春巻きだと思って春巻きの味を予測しながら食べたので、スイートポテトに戸惑った。今日は春巻きの方が全体の中華バランスが良かったのではないかな?と思ったが、子どもは甘いデザートの方がよいかな?

給 食 室 
 
本日保健所及び学校保健課職員が給食調理室の検査、及び給食に係る諸帳簿の点検にきました。 
 

        

給食室

令和5年度給食室

3月14日(木)給食・赤飯

牛乳・赤飯・ヒレカツ・切干大根の煮もの・かきたま汁・お祝いゼリー(いちご)

今日で今年度の給食は最後です。6年生の卒業を祝って「赤飯」を給食室で炊きました。昔から日本で食べられてきた赤飯は「しあわせごはん」です。お祝いのお赤飯、豆が苦手な人も食べてくれていました。

これからもしっかり食べて元気にすごしてください!★とてもおいしかったです。一年間ありがとうございました。

3月13日(水)給食・セルフサンドイッチ

牛乳・セルフサンドイッチ(食パン・いちごジャム・白身魚のタンドリー風味焼き)・ポテトサラダ・千切り野菜とレンズ豆のスープ

今日は「サンドイッチデー」です。ひとり4切の食パンに自分たちでジャムや魚をそれぞれはさんで食べるセルフサンドイッチです。パンにはさまずにそれぞれ食べるのも自由。それぞれ楽しんで食べてくれていました。

3月8日(金)給食・さばのみそ煮

牛乳・ごはん・さばのみそ煮・のりあえ・呉汁・ヨーグルト

今日は「サ(3)バ(8)」の語呂合わせから「さばの日」です。さばの主な水揚げ漁港は千葉県の銚子漁協などです。世界的にも消費量の多い魚で、焼き魚や缶詰などにして広く食べられています。今日は給食室の大きな釜で、弱火でじっきりみそ煮をつくりました。白いごはんのおかげにぴったりです。