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令和 6 年度給食室

6月11日(火) ひじきご飯 竹輪の磯辺揚げ もやすのポン酢和え 打ち豆の味噌汁 メロン

校長検食簿より

今日は和食らしい献立で、ごはんはひじきご飯。にんじん、ごぼう、ひじき、油揚げと具だくさんのひじきご飯に、同じ海を感じるちくわの磯辺揚げ。揚げ具合もよくサクッとした歯ごたえを感じ、青のりの香りが鼻に抜けていく。もやしのポン酢和えは、ゆずの香りが豊かで酢の具合もちょうどよく、シャキシャキとして美味しくいただける。打ち豆の味噌汁は、打ち豆を知るとうまさが引き立ってくる。打ち豆は大豆を濡らしてやわらかくして木槌でたたいて丸く平らにして感想させたもの。福井県の伝統的な保存食でタンパク質もとれる、持ち運びが軽いと昔から重宝されていた。丸く平らになった大豆の打ち豆がたくさんはいり、なめこと糸昆布のとろみが出た味噌汁は、美味しくコクのある味に仕上がっている。デザートはメロン。千葉・茨城はメロンの産地であり、今が旬のみずみずしく美味しく甘いメロンである。

6月10日(月)しいらの甘酢あんかけ ナムル 中華コーンスープ ごはん 冷凍リンゴ

校長検食簿より

今日は中華風献立で、魚が主菜である。「もりもりだより」にも今日の魚シイラについて触れられている。あまり聞き慣れない名前の魚だが、ハワイでは「マヒマヒ」という名前でよく食べられていることが紹介されています。今日も揚げた魚に甘酢あんかけがかかり、サクッとした食感とあんかけのとろみがちょうど良く合わさっていて、美味しい。餡の中にはたけのこ、干し椎茸と具もたくさん入って白ご飯にもよくあっている。ナムルはごま油の味と香りが豊かなシャキシャキ野菜のナムルである。中華コーンスープは、クリームコーンと溶き卵で濃厚なスープに仕上がっている。ジャガイモが入って、ボリューム感もあり、美味しいスープに仕上がっている。冷凍リンゴは、暑くなってきた時期にショリショリして冷たく美味しくいただける。

6月7日(金)ビーンズコロッケ わかめご飯 からし和え タマネギの味噌汁 アーモンド小魚

校長検食簿より

今日はコロッケ、それも手作りコロッケ、これも給食で味わう美味しい給食ベスト上位に入る献立である。コロッケはサクッと揚げられて、ジャガイモと衣とソースのバランスが良くわかめご飯にぴったりと合っている。わかめご飯の薄い塩気がコロッケをまた誘ってくる。今日の「もりもりだより」は栄養教諭取得のための教育実習生が書いているが、コロッケのルーツについて説明している。コロッケはフランス料理の前菜のクロケットにあり、クロケットはホワイトソースベースで日本のクリームコロッケのようなものを日本人の好みに合わせてジャガイモをベースにしたコロッケを作った、と紹介してくれた。食の起源は大事な情報である。たまねぎの味噌汁は今が旬の新タマネギをたっぷりと使い、タマネギの甘さを感じる美味しい味噌汁で、からし和えはさっぱりとシャキシャキとして美味しく野菜をいただける和え物である。

6月6日(木) 鰯の紀州煮 アーモンドあえ じゃがいもの味噌汁 もも缶

校長検食簿より

今日は煮魚と白いご飯の日本らしい献立。鰯の紀州煮は鰯一尾をじっくりと煮た様子で、箸を入れると箸ですぐに身が切れて骨の存在を感じない。口に入れると梅の酸味をほのかに感じる甘じょっぱい味で、鰯の魚臭はほとんどなく、見事な煮込み具合で骨の存在を全く感じない食感である。じっくりと給食室で煮込んだことを伝えたいと思い栄養教諭を褒めたところ、レトルト製品を使ったとのこと。味と食感ば抜群であり子どもも残す事はないが、給食室産だったら150点だった。じゃがいもの味噌汁は薄切りのじゃがいもにごぼう、にんじん、たまねぎが入り、コーンがアクセントに入っているのがかわいい味噌汁である。味噌汁の豆腐に冷凍豆腐が使われているが、型崩れを心配せず木綿豆腐を使ってもよいと思う。アーモンド和えは、甘めのアーモンドドレッシングと和えられて、シャキシャキした野菜食感があり美味しく仕上がっている。

給食ロール ジャガイモのミートグラタン コーンサラダ かぼちゃのスープ

校長検食簿より

今日はパン食の献立で、スープとグラタンとサラダという純洋食献立である。かぼちゃのスープは、かぼちゃがしっかりとペーストされて、豆乳やチーズで濃厚な味付けとコクがしっかりと出ているスープで、温かく美味しい。ジャガイモのミートグラタンも、ジャガイモとミンチ肉がトマトベースのソースとチーズに包まれて焼き上げられて、香ばしく美味しいグラタンに仕上がっている。コーンサラダはあっさりとしたドレッシングでコーンの甘さを感じる味わいで美味しい。ロールパンも甘さのあるしっとりとしたパンで、どのおかずとも合っている。「もりもりだより」には千葉県の農業生産高を取り上げて、かぼちゃもジャガイモもコーンも全国10位以内の生産量を誇っていることが書かれている。農業後継者が激減する中、日本の食の未来を考えて農業という職業の大切さと魅力が注目されるような制度改革を考えないと、大変なことになってしまうと危惧している。

6月3日(月) 白身魚の酢豚風 キムチとトックのスープ 炒りカシューナッツ ご飯

校長検食簿より

今日は中華・韓国風献立で、白身魚の酢豚風がメイン。3時間目くらいには魚に火が通る香りが漂い、今日は何かな?と思っていたが、白身魚に粉をつけて揚げたものを、にんじん、ピーマン、タマネギ、たけのこなどと炒めて酢豚餡でまとめられている。魚と言われないとわからないくらい酢豚化していて美味しい。白いご飯にもしっかりよく合っている。キムチとトックのスープは、キムチの香りがするスープで、エスニックさとてもいい。トックの数が少なかったことと、スープのコクが浅く、出汁と具材がしっかりと煮込まれていない感じがあり、残念なところであった。キムチとトックのとろみが合わさってくると、おいしさが閉じ込められてきて美味しいスープになると予想する。給食室にがんばってもらいたい。カシューナッツはちょうど良い炒り加減である。

サバの味噌煮 キャベツとたくあんの胡麻和え 新玉ねぎの味噌汁 美生柑

校長検食簿より

5月最後の給食は和の献立で、サバの味噌煮がメイン。サバの味噌煮は魚嫌いな子でも給食の味噌煮は食べるという逸品で、ネギや生姜と味噌でじっくりと煮込まれた味噌煮は、白いご飯がとても進む美味しさである。富勢の味噌煮は少し甘めでふっくらと焚きあげられていて大変おいしい。そこにキャベツとたくあんの胡麻和えが添えられて、胡麻の香りと味とたくあんの塩味と甘味がちょうどよくなじんで美味しい。「もりもりだより」にたくあんは何から作られているかというクイズが出ているが、家で母が大根を干してたくあんに漬け込んでいた時代にはクイズにならなかったが、今は大根を干している家などまったく見なくなった。食文化はクイズを使ってでも引き継いでいく必要がある。新玉ねぎの味噌汁は、新玉ねぎの甘さを感じるおいしい味噌汁である。美生柑は和風グレープフルーツらしく、半月前のデビュー時より甘さが増してきてうまい。

キムチチャーハン 味噌ワンタンスープ ししゃもの唐揚げ きゅうりのごまだれ

校長検食簿より

今日は韓国風献立で、メインはキムチチャーハン。キムチチャーハンを楽しみに学校に来ている子も多い。キムチチャーハンはキムチ独特の香りと味を感じる、それほど辛みは感じない仕立てになっていてショウガやにんにく、ネギの香りも豊かに美味しくいただいた。みそワンタンスープのワンタンは中華料理の材料、味噌仕立てになっていて、ワンタンの味が濃厚になり、これも美味しい。豚肉、ほうれん草など具もたっぷりと入っている。ししゃもの唐揚げは、カリッとサクッと揚げられていて、頭から尻尾までしっかり美味しくいただける。子どもたちもカリカリとよく食べているようである。きゅうりのごまだれかけは、ゴマ風味が韓国風で美味しいが、少しキュウリが柔らかめになってしまったのが残念。生野菜も茹でなければ使えないところで、茹で時間とそこからの急速冷却が野菜の味を引き立てる。調理の工夫をお願いしたい。

5月29日(水)すき焼き風うどん 青大豆とひじきのサラダ 和風ホットケーキ 炒りカシューナッツ

校長検食簿より

今日は子どもたちが好きな麺料理でうどんである。すきやき風うどんと初めて出会う味であるが、豚肉にしらたきやほうれん草、ねぎ、白菜とすき焼きの具と同じ具にすきやきの割り下風の甘めのお汁で仕上げている。うどんの麺は冷凍麺であるが、コシがしっかりとあり一昔前のうどんとは違い、味を染みこませても歯ごたえのしっかりとした味でよい。青大豆とひじきのサラダは、山の物と海の物が一緒になったサラダで、タンパク質とミネラルを美味しくいただけるサラダである。デザートは和風ホットケーキ、甘納豆とお餅が中に入って、豆乳仕立てで仕上げられている。表面はカリッとして香ばしくなっているので、中のしっとり感がもう少しあるとホットケーキらしさが出ると思う。焼いた際に餅が下から出てしまった点も含め、再挑戦に期待したい。

5月28日(火)ハヤシライス 茎わかめのサラダ フルーツ和え アーモンド小魚

校長検食簿より

今日は洋食献立でハヤシライスと書きたいが、日本人が作った西洋風料理がハヤシライスである。「もりもりだより」にも肉や野菜を細かく切ってハッシュドにしでデミグラスソースで煮たところが発祥とされている。一説には丸善創業者の早矢仕さんが考案したからハヤシと名付けた説もある。日本橋の丸善で本を探した後に食べるハヤシライスも逸品である。今日のハヤシライスはトマトピューレのトマト色が強いがもう少し煮込むといいかなあと感じるがご飯にハヤシがからんで美味しい。茎わかめのサラダは、茎わかめのコリコリ感とごま風味が美味しいサラダである。わかめは葉がわかめで茎は茎わかめ、そして根っこになる株がめかぶと、3種類の味と食感を楽しめる海藻である。フルーツ和えの果物とアーモンド小魚もよい味であった。

5月24日(金)丸パン チキンカツ ガーリックポテト トマトとキャベツのスープ むき冷凍ミカン

校長検食簿より

今日は運動会前日献立で、チキンカツがメイン、カツをパンにはさんで食べるカツサンドである。鶏むね肉でタンパク質をしっかりと摂取できるようにとの栄養教諭の配慮である。カラリと揚って胸肉らしい歯ごたえもしっかりとしておいしい。ガーリックポテトはホクホクしたジャガイモにパセリとガーリックバターと粉チーズでシンプルな味付けでおいしい。トマトとキャベツのスープはミネストローネを思わせるトマトベースの味付けはキャベツをおいしくいただけるスープである。味もしっかりとしている。冷凍ミカンは袋入り。皮むきが苦手な子がいるためか、少し暑い日に冷たいみかんを食べたいがゆえに、苦手な皮むきもがんばる!というストーリーで、いろいろなことができるようにしていきたいと思う。

5月23日(木) ドライカレーライス 春野菜のサラダ 甘夏みかん 小魚

校長検食簿より

今日はドライカレーがメイン、ドライカレーは具が勝負。カレーの香りがよく、干しぶどうの甘みが味に深みをつけて、ご飯と一緒に口に運ぶとカレーの香りのクミンの香りが鼻に抜けて、タマネギ、ニンニクと一緒に干しぶどうの味がご飯を包み込んで届き、とても美味しくいただいた。春野菜のサラダが副菜、野菜の高騰が世間の話題となる中、多く含まれるキャベツは千葉県産、スナップエンドウはつくば産、にんじんは徳島、アスパラは青森、と日本各地の春がこのサラダにのって届けられている。レモンベースのあっさりとしたドレッシング味が春らしさを醸し出している。デザートは甘夏みかんで産地は熊本。もりもりだよりで、甘夏は冬に収穫してこの時季まで保存して酸味が抜けて市場に出てくるらしい。それでも酸っぱさはあるが、甘みとジューシーさと酸っぱさを楽しみながら食べるのもよい。すっぱい柑橘類は皮と実の間の白い部分を一緒に食べると甘さがあり、美味しくいただけるものが多い。

5月22日(水)赤飯 鰆のてりやき 切り干し大根の煮物 かきたま汁 夢オレンジゼリー

校長検食簿より

今日はお赤飯で創立記念献立である。栄養教諭も給食室メンバーも力が入っているとみえて、本日は味、素材、できあがり具合、全てに満点の出来映えである。かきたま汁は、出汁と卵とわかめがとてもよい味で塩味もちょうどよくあっさりとコクのあるお汁に仕上がっている。中に祝の字が浮かびあがるなるとと花びら型にかたどられたにんじんが入り、お祝いムードを盛り上げている。鰆のてりやきは、てりやきのタレもちょうどよく、鰆もふっくらと焼き上げられとても美味しい。切り干し大根の煮物も切り干し大根がちょうどよく味を吸い込み、鶏肉のそぼろが味をしっかりと支えて美味しい煮物に仕上がっている。そしてメインはお赤飯。小豆がふっくらとして、ご飯もうるち米ともち米の割合がちょうどよく、柔らかくふっくらと炊き上がっており、おかわりをしたいと思うほど美味しく炊き上がっている。夢オレンジゼリーと名付けられたフローズンゼリーは、シャリシャリとした食感が運動会予行の後の子どもたちにはとても美味しいだろう。オレンジの味がしっかりとしたゼリーであった。

5月21日(火)キャロットライスのホワイトソース ポテトスープ ゆでそらまめ 

校長検食簿より

今日のメインはキャロットライスのホワイトソースがけ。細かく刻まれたにんじんと一緒に炊かれたご飯に、米粉のホワイトソースがかかり、ライスと一緒にいただくとよい味である。ホワイトソースは米粉仕立てだからさらっとしているが、チーズや豆乳が旨味を高めて味がしっかりとして美味しい。冷凍ほうれん草を使っているが、小松菜は冷凍すると栄養価が高まるがほうれん草も急速冷凍ならばさほど下がらないからよい。ポテトスープはポテトがしっかりと入って、ウインナーが浮いて味のポイントになっている。今日はスープの出汁が薄かったかな、もう少しパンチがあってもよいと感じる。そらまめはこの時季だけしかいただけない豆で、館山から送っていただいたものは本当に美味しかった記憶がある。そらに向かって育ち、大きくなると垂れ下がり収穫時を告げる。もりもりだよりに名前の由来が書かれている。今日は1年生の子どもたちがむいてくれた。食べ慣れない子もいるだろうが、お手伝いをすると好きになってくる。季節の食材として知って欲しいものである。

空に向かっている様子

収穫時のそらまめ

 

5月20日(月)豚おろし丼 たけのこの味噌汁 シャカシャカビーンズ 美生柑

校長検食簿より

今日の献立は季節を楽しむ献立で、楽しむ季節は春。春といえば筍の季節で、今日は味噌汁の中に筍と春が旬のわかめが入っていると「もりもりだより」に書かれている。最近は一年中出回っている二品であるが、特にわかめは春が旬であることを忘れがちであるので、給食を機会に知ることは大切である。たけのことわかめの味噌汁は、どちらも食感も香りもよく美味しい味噌汁である。豚のおろし丼は、豚肉ベースの上に大根おろしがかけられて、ご飯と一緒にいただくととても旨味が広がり美味しい。シャカシャカビーンズはひよこまめに粉をまぶして揚げてある豆料理で、サクッとしておいしい。美生柑はジューシーで甘酸っぱい和風グレープフルーツと言われるにふさわしい味であった。

5月17日(金) 菜めし 新ジャガイモのそぼろ煮 たまごいり味噌汁 ヨーグルト

校長検食簿より

今日は和食献立で、新ジャガイモのそぼろ煮がメイン。もりもりだよりに新ジャガイモの説明があるが、今日の新じゃがは長崎産のもの。季節の移ろいで新じゃがの産地は北に移り、夏には北海道へと。新じゃがの定義は収穫後に冷蔵保存などをせずに市場に出てきたジャガイモとのこと。ジャガイモのほくほく感と新じゃがのみずみずしさがあり、そぼろのお肉の味と一緒になりとても美味しい。これがご飯によく合い、今日のご飯は菜めしと大根やかぶ、小松菜などの青菜のみじん切りがご飯と一緒に炊き上げられて、菜の味がそぼろを引き立てる。卵入り味噌汁の卵は、溶き卵ではなく、味噌汁の中で卵焼きを作ったようなかたまりの卵になっているところが、味噌汁の汁を卵の中に含み混むかたちになり美味しい味噌汁になっている。大根と一緒に大根葉も入り、緑と黄色の彩りもよい。5月に入り給食の彩りが華やかになり食べていて楽しい。

5月16日(木) ツナピラフ しいらのバーベキューソース ドレッシングサラダ ABCスープ

校長検食簿より

今日は洋食献立で主菜はシイラのバーベキューソース。シイラとは魚の名前だが一般には聞き慣れない赤身魚である。体調は2mを超える大きな魚で化石魚のシーラカンスにどことなく似ている。切り身で売られているのは見ることが少ないが、加工食品や惣菜などではよく使われている。味は淡泊で様々な味付けによくあう。今日のバーベキューソースは、すりおろしタマネギにニンニクとリンゴ、ショウガにレモン果汁が醤油ベースのソースに仕上げられ、カラット揚げた魚にぴったり合う。ドレッシングサラダのドレッシングにはバジルが使われており爽やかな味付けになっている。個人的にはもっとバジルを効かせてもよいと感じる。ABCスープのABCは中に入っているマカロニの形。小松菜、にんじん、たまねぎ、鶏肉と出汁がうまくからんで美味しいスープになっている。ご飯は、ツナピラフ。ツナもにんじんも細かく刻まれて、他にゴボウやたまねぎも入っているが、ご飯に馴染むくらいに細かく、ツナの味ベースのピラフに仕立てられている。

揚げ大豆ごはん 鮭の塩麹焼き アーモンド和え 具だくさん味噌汁 パイン缶

校長検食簿より

今日は和食献立で、麹がポイントである。メインは鮭の塩こうじ焼き、最近塩麹はよく見かけるようになり、肉や魚を付けると旨みが増えて、食感が柔らかくなり食べやすく美味しくなる。鮭の塩麹は、塩鮭と違って塩味もあるが甘さと旨みが増してご飯にもよくあう味になって美味しい。是非家庭でも試して欲しい味である。ご飯には、事前に片栗粉を付けて揚げた大豆が混ぜ込まれたご飯で、これも鮭に合う味で旨い。アーモンド和えは、細かく砕かれたアーモンドの香ばしさと小松菜、にんじんのシャキシャキ感がよい組み合わせで彩りもよい。具だくさん味噌汁の味噌も麹の働きでいい味の味噌に、今日は出汁もしっかりと効いて旨味がしっかりとしている。大根に新タマネギの甘さ、ジャガイモ、小松菜、にんじん、そしてこんにゃくと具だくさん。今朝のTVでこんにゃくの黒い点はひじきの黒さと説明されており、山の物の中に海の物も入る具だくさんな味噌汁であった。パイン缶のパインも旨いが、複数の缶詰の味も楽しみたいかと思う。

セサミントースト マセドアンサラダ 米粉のカレーシチュー 美生柑

校長検食簿より

今日は洋風献立でパンが主食のセサミントースト。たっぷりの黒ごまがバターと甘味の蜂蜜やメープルシロップで味付けられたセサミがたっぷりとトーストに乗せられて、パンを美味しく引き立てていて美味しい。マセドアンサラダのマセドアンはフランス語とで賽の目を指す言葉で、具が小さな角切りになって彩りもよく野菜が呼びかけてくる感じである。じゃがいもにんじん、きゅうりに、今が旬の新タマネギが入り美味しい。タマネギを少し甘酢でつけるとタマネギの味が引き立ちサラダ全体の味にも特徴がでるかな?と感じる。米粉のカレーシチューは、とろみづけに米粉が使われているが、もう少しとろみが欲しい。カレーのスパイスの味は効いているが、少し物足りなさがあるのは、肉の旨みがないからかと思う。大豆がたっぷりと使われてタンパク源になっているが、あっさりとしてしまいカレースパイスのひっかかりが少なくなっている。サラダにも豆があるので、肉を使ってもよかったかと思うが、呉汁のように大豆をすりつぶすと味に深まりとカレーらしさが生きて、米粉でもとろみがくると思う。