柏市学校図書館紹介blog

市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています

「おもしろかった‼」この一言のために~柏市立高柳中学校

【朝から開館しています】
 高柳中図書館は,図書ボランティアの皆様のご協力により,毎朝7時10分から8時までと放課後も開館しています。明るく静かな図書館で,読書をしたり勉強をしたり,それぞれに充実した時間を過ごしています。


 図書館を利用した授業の成果



【読んで欲しい本 高津風文庫】
 東部地区の小中学校6校と連携して,「小学校・中学校の9年間でこれだけは読んで欲しい」という本を選んだものが高津風文庫です。中学校の3年間では15冊あり,クラス貸出をしています。




【楽しく活動 図書委員会】

 「全校に本のすばらしさを広めよう‼」を活動目標に,図書委員としての役割をしっかり果たしてくれています。



 一番大きな活動は,10月の高翔祭で行われる,図書委員会主催のビブリオバトルです。発表者が本に対する熱い思いを語ってくれる中,図書委員は,事前準備から当日の進行,最後の開票まで,大忙しに頑張っています。



 毎年のイベントとして,図書委員おすすめの「文庫X」の貸出をしています。どんな本が入っているかは,借りてからのお楽しみの「文庫X」。手作りのしおりのプレゼントと共に,あっという間にすべて貸出になります。


 少しでも時間があったら,とにかく寄ってみる。
高柳中学校のみなさんにとって,そんな図書館であることを願って,これからも魅力ある図書館作りを頑張ります。


第6回柏市学校図書館指導員研修会

 9月9日(月)に,第6回柏市学校図書館指導員研修会が行われました。

○笹間コーディネーターより,夏休みに市立図書館に協力した「マンデーライブラリーラボ」について,当日の指導員の活動や参加児童の様子について動画を使用してご報告いただきました。
公共図書館との連携や、今後の授業実践へのアドバイスなどもありました。

○大野アドバイザーより,2.・3学期の業務について実践的なお話がありました。
すぐに活用できる資料も、たくさんみせていただきました。


。指導員からも、代表で向坂指導員から図書館内の環境整備について,曽我部指導員と玉田指導員からは,小・中学校の授業支援についてそれぞれ報告をしてもらいました。

午後は,グループワークで小学校新教科書(国語)の研究を行いました。新しくなる教科書をじっくり見ながら,どの単元でどんなふうに図書館活用ができるかを意見を出し合いました。




また,教育システムの本間氏からは,学校図書館オンラインについて具体的な指導をしていただき,あらためて実務に必要なスキルを再確認することができました。

これからも「学びを広げる 知識を深める 心を育む学校図書館」をめざして取り組んでいきます。

読書と情報発信の場~大津ケ丘中学校

 大津ケ丘中学校の図書館は,窓から正門が見える2階の明るい場所にあり,
約10,800冊の本を蔵書しています。

 昼休みや授業で,読書の場,学習の場,新聞を読む場として活用されています。

★情報発信の場・・・図書館廊下
 
 廊下には,読売新聞の朝刊や注目記事の切り抜き,お知らせなどが掲示されており,
先生や生徒が,最新情報をいつでも見ることができます。

★授業での活用
 ・1年国語「ベンチ」

  「あの頃はフリードリヒがいた」をひとり一章読み,原稿を作成し,班内で
   ブックトークをしました。
・2年国語「夢を跳ぶ」

     困難を乗り越えた人の関連本を読み,感想を書きました。
        授業後に展示された本を読んでいる生徒もいました。

★図書委員会の活動
 ・昼休みの仕事の他,読書の記録の管理,新聞の投稿への呼びかけや
  図書委員だよりの発行などをしています。
 

・7月の新刊展示会の司会,進行は図書委員が行いました。国語の授業で全クラス
 が来館し,5分ごとに机を移動して色々な分野の本の味見読書をしました。

 大津ケ丘中学校図書館は,本や新聞から,活字にどんどん親しみ,図書館からも
情報を発信する(NIE他)活動を目指していきます。

第2回 司書教諭・学校図書館指導員合同研会

7月26日(金)に 第2回司書教諭・学校図書館指導員合同研修会 / 第5回学校図書館指導員研修会 が行われました。
午前が学校図書館指導員研修会,午後から司書教諭が合流しての合同研修会です。


○1学期の巡回・授業の様子紹介
笹間コーディネーターより「主体的・対話的で深い学び」のために、
授業支援を行う際に心掛けることについてお話を伺いました。
小中さまざまな学年の単元に沿った具体的な支援の仕方や、すぐに活用
できる実践報告が聞けて2学期に向けての活力となりました。


○子ども司書講座について
大伯指導員より「子ども司書講座」についてお話を聞きました。
新しい指導員が増えたので、必ず教えたいことなどや心がけの確認ができました。
各学校独自で行っている工夫などもアンケートし共有します。


お昼からは司書教諭との合同研修です。

○ポプラ社 上原てるみ氏の「調べ学習に生かすポプラディアネットの使い方」  
実際にスマホを使ってポプラディアネットの幅広い利用方法について話して下さいました。
文字だけでなく音声や動画もそろっている知識の宝庫を,子どもたちと一緒に
どんどん使いこなす必要を感じました 。


○実践プロジェクトチームでの1学期の振り返り
中学校区での実践プロジェクトの話し合いでは,司書教諭,図書館指導員が一緒に
2学期にむけて更に各校で取り組む事,小中連携でできることなどを検討しました。


7月の研修を通して更にパワーアップし,2学期に備えたいと思います。

第4回柏市学校図書館指導員研修会

7月19日(金)に第4回学校図書館指導員の研修会が行われました。
夏休みに入る前の大事な研修会です。

○モラルアップ研修 

教職員課 入澤副参事から、守秘義務や情報セキュリティー対策などの「公人」7つの
行動規範についての講義を聞きました。
いろいろな場面での対処法などを、グループ協議を交え教えていただきました。
チーム学校の一員として、つねに身を引き締めて行動しなければいけないと
再確認できた貴重な講義でした。



○選書検討会

来年度小学校の教科書が変わることをふまえての、今年度一回目の「選書検討会」です。
リーダーが中心となって、小中学校に分かれ検討会を行いました。 
各学校の選書リストとおすすめの本2冊(読み物・調べ学習)を持ち寄って
今年度の選書方針や、重点をおいたところなどを中心に話し合いを進めました。


お昼を挟んで午後からは、一学期の勤務の振り返りとリーフレットをもとにした
授業支援の情報共有をグループで行いました。
勤務の振り返りは、できたことや困っていることをシートに記入し支援計画簿に貼って
今後の勤務に役立てます。

国語以外の教科でどのような支援を行ったか付箋に書き情報共有することによって、
今後の課題などが見えてきました。

誰もが使いやすい図書館を目指して―柏市立富勢中学校―


富勢中学校の図書館は一階中庭に面しており、冬の一時期を除き直射日光に煩わされることなく図書にとっては良い立地です。

 

開館時間は昼休みと図書館指導員在室時です。指導員は週に三日しかいないため週に二日は図書委員がメインで開館してくれています。そのため、図書委員がカギを開けるまでの待ち時間が退屈でないように、図書館前には暇つぶしに読めるものを常に掲示してあります。

 

入ってすぐのところに図書委員おすすめの本を置くコーナーがあります。

 

また、図書館カウンター横には読書支援ツール“リーディングトラッカー”が置かれています。

近年いろいろな種類の読書支援ツールが出ていますが、これはその一つです。

文字の読み飛ばしが激しいとか何度も同じ行を読んでしまうといったことを防いでくれます。特にすごく困ってはいないけれど、使ってみたら楽だったという話も聞きます。

 

誰もが使いやすい敷居の低い図書館を目指しています。

本が大好き!花野井小学校

花野井小学校は,住宅街の中にある静かで,緑が多い学校です。

読書記録『知識の宝箱』は田中中学校地区全校(田中中,田中小,田中北小,花野井小)で取り組んでいます。
今年度は,毎月集計をして『知識の宝箱の木』に名前を書いていきます。
35冊で葉っぱ,70冊で花,100冊で実をつけます。どんどん,若葉が増え,花や実になっていくのが楽しみです。


学校図書館のなかに『りかコーナー』ができました。
今の展示は「アオスジアゲハ」の幼虫と「メダカ」です。



学校図書館の本で調べてまとめる学習は,各学年がんばっています。






読み聞かせボランティアさんに読んでいただいた本を展示するコーナーは,すぐに貸出中になってしまいます。みんな,読み聞かせが大好きです。




図書委員も大忙しです。
6月のブックフェアはスタンプカード。『3冊借りられる券』がもらえます。
また,今年度も図書委員主催でビブリオバトルを開催します。第1回は1年生も楽しめるように「絵本のビブリオバトル」です。バトラーの図書委員は,本番に向け練習中です。

学校図書館が大好き!本が大好き!そんな子どもたちでにぎわう図書館を目指します。

気軽に来られる図書館です ~逆井小学校

逆井小の図書館は3階に2部屋あります。
0~8類の図書室と9類の読書ルームに分かれています。
児童の教室から近いため休み時間はたくさんの児童が来てくれます。
中でも同じフロアの3・4年生が一番多いです。

 

 

 

  こちらは廊下の読書の木です。見てください。高学年の花が一番多く咲いています。

このような学校は珍しいでしょう?
去年は高学年の名前の掲示が少なかったので,今年は目標冊数を下げ全員の名前の掲示を目指しています。

 

こちらはつい最近行っていた図書委員会のイベントです。
その名も「ラッキーアンラッキーゲーム」。
本を借りた数だけ「くじ」を引けるというものです。
くじには点数があり10点集めると「図書委員体験券」か「図書予約券」のどちらかを選べます。
大盛況で連日長い列ができました。



読書ルームには片隅にリーディングヌックがあります。
おしゃれな名前とはかけ離れた場所ですが,本棚で半分隠れるこのスペースは隠れ家的で,図書館で一番人気の場所です。

こっそり本を読んだり,低学年に読み聞かせをしたり,
図書とは関係なくお友達とおしゃべりしたり,時には先生と児童が話していたりといろいろに使われています。

年々図書の利用率が上がっている逆井小,今年も楽しみです。

主体的な学びを支える,身近な図書館を目指して 柏の葉中学校

 柏の葉中学校は,道路の向かい側にある柏の葉小学校と「夢のかけ橋」でつながっていて,様々な場面で小中連携教育が行われています。図書館では,中学校での学びへの道筋として,中学生が小学生へ読み聞かせをしたり,柏の葉小6年生が中学校図書館を使用するなどの交流活動を実践しています。

 一面ガラス張りの,明るく広々とした図書館は,学習・情報・読書センターとしての機能が充実し,様々な教科の授業が行われています。

☆学習・情報・読書センター機能

 隣のコンピュータ室とのしきり扉を開放し,インターネットと本の両方で調べ学習をすることができます。総合の授業では,多くの資料や情報の中から自分に必要な情報を選び,ワードやパワーポイントでレポートを作成する学習をしました。様々な教科で図書館を利用することで,調べ学習の方法が身につき,自発的に本を使って疑問を解決しようとする姿勢が見られます。


 レンガの柱に設けられた特設コーナーには,授業に関連した本を収集し,生徒の興味や疑問を引き出すような展示の工夫をしています。

☆読書センター機能

 読書の幅を広げてもらおうと,学習図書委員のおすすめ本をPOPと一緒に展示しています。昨年度一年生の授業で作ったPOPもファイルにまとめて見られるようになっています。


 ろう下側の読書コーナーは,静かに本を読むことができるリラックススペース。図書館で一番人気の場所です。

 柏の葉中学校図書館は,学校生活における様々な情報収集や情報活用の場であり,また,心の糧となるような本に出会える場所として,身近で使いやすい図書館を目指します。

第1回司書教諭・学校図書館指導員合同研修会

令和元年523日(木),沼南庁舎大会議室において

3回柏市学校図書館指導員研修会が行われました。

〇講義「学校図書館へ行こう!~学校図書館指導員にできること~」

 講師:柏市学校図書館コーディネーター 笹間ひろみ先生

先生方との連携の大切さや授業支援のポイントについてお話がありました。

〇新刊展示会の見学・情報交換

 グループに分かれて展示会の見学と情報交換を行いました。

TRCによる新刊展示会会場


グループでの近況報告や情報交換


〇昼食・休憩


【午後】司書教諭・学校図書館指導員 合同研修会

沼南庁舎大会議室において,

1回 司書教諭・学校図書館指導員合同研修会が行われました。

〇今年度の柏市学校図書館活用

 指導課より,今年度の重点目標や授業実践プロジェクトなどについて

 説明がありました。

柏市の方針について(指導課より)

 

〇講義「授業に学校図書館を!~楽しく力のつく授業のために~」

 講師:柏市学校図書館コーディネーター 笹間ひろみ先生

 新学習指導要領の内容に従って,司書教諭の役割や学校図書館の活用例について

 お話がありました。

 具体的な単元例を示しながらの講話

 

〇実践についての話し合いと展示会見学

 学校ごとに司書教諭と指導員が顔を合わせ,今年度の図書館活用について

 話し合いました。また,新刊展示会を一緒に見学し,自校の選書についても

 意見交換をしました。

 

合同研修は,普段はお忙しい司書教諭の先生と図書館活用についてお話しする

貴重な機会となりました。「連携」を大切に,それぞれの立場で図書館活用を進めていきましょう。