柏市学校図書館紹介blog

1学期の学校図書館活用

 学校再開後の学校図書館は、新しい様式に沿って様々な学習支援を実施しました。子どもたちの新しい発見や学びのために、図書館指導員は教科について担当教諭との情報交換や授業の打ち合わせを繰り返しながら、支援を行っています。

 <授業支援の様子>

  ●中学1年生 国語「ベンチ」の学習 (手賀中学校)
  
 中学校では、1年生国語「ベンチ」の学習で、ユダヤ人迫害に関する図書を読みました。図書館指導員は、準備した本の背ラベルにある分類番号について紹介し、歴史(2類)や文学(ノンフィクションや手記 ・9類)など、いろいろな本があることを伝えました。先生からは、様々な分類の本にふれるよう指導があり、生徒は読んだ本から知り得た情報などをワークシートに書きこんでいました。

 ●小学4年国語「漢字辞典の引き方」の学習 (松葉第二小学校)
   
 4年生は、1学期に図書館の分類を学んだり、漢字辞典や百科事典の引き方について学習しています。

 また、 小学校では、授業支援と並行して小学5年生を対象に「柏市子ども司書養成講座」を実施しています。読書好きな児童が集まり、司書に関する知識と実務を年間を通して全10回の講座で学びます。

 ●ブックトークや、ポップの書き方について学んでいる様子 (松葉第二小学校)
 
 
 昨年度「子ども司書講座」を受講した児童・生徒は、柏市立図書館が主催する「夏のおすすめ本 おびコレ2020」に向けて、作品作りを行いました。
 今年は「元気になれる本」をテーマに、おすすめの1冊に帯をつけました。
 市内27校の生徒・児童による87作品(本の帯)が本とともに展示され、市民のみなさんに貸し出されます。
 
    ●小学6年生の作成した帯 (田中北小学校)
   
 
 「夏のおすすめ本 おびコレ2020」
 期間 令和2年8月12日(水) ~ 9月9日(水) 
 会場 柏市立図書館(本館)1階
 
  2019年度の「おびコレ」の様子