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令和3年度 校長室より
のぞみ学級での授業(校長室より)
のぞみ1組で岩瀬先生が国語の授業研究を行いました。
講師の小出先生です。
小出先生は柏市で長い間特別支援教育に携わってくださり、今は柏市教育委員会児童生徒課所属の先生です。
「い」がつく言葉を自分で見つける活動から始まりました。担任の岩瀬先生や支援員の先生の支援も受けつつ書いていきます。
その後、1人1人が書いたものを友達と共有しました。
次にそれを発表しました。
みんなが発表したものでクイズもしました
最後に、「い」のつく言葉を使って、個人で文章を作り、発表しました。
45分間の中で、たくさんの活動をしました。
いつもはいない他のクラスの先生方の参観もあり、張り切った子どもたちは大変意欲的に学習しました。
学校の中で子どもが勉強をする教室は、通常の学級、特別支援学級の2つがあり、どちらかに籍をおきます。教室内で行っている勉強には違いはありますが、どちらにしても、今、自分がするべきことに一生懸命に取り組むことこそが大切なことです。
毎日の積み上げは馬鹿にできません。しっかり前に向かって進んでほしいです。
実りの秋、みんなよくがんばりました。
小出先生、1日ご指導ありがとうございました。
岩瀬先生、お疲れ様でした。支援員の先生方ありがとうございました。
5年生校外学習(校長室より)
5年生が校外学習に行きました。
茨城空港では、クラスごとにガイドの方の説明を聞きながら、展望デッキや館内を見学しました。
展望デッキでは、札幌から来た飛行機を見ることができ、子どもたちは大喜びでした。
短い時間ではありましたが、ガイドのスタッフの方々に温かい雰囲気で丁寧に色々と説明していただきました。ありがとうございました。
お昼ごはんはすぐそばの航空公園でいただきました。
その後は笠間に移動しました。
講師の先生の説明を受けた子どもたちは、前もって考えていた自分の作りたいお皿やお椀などをそれぞれ作りました。
薄すぎると割れてしまうことがある、というような説明を聞くと、ビクビクしてしまいますね。これで大丈夫ですか?などと聞きながら作業を続けました。
2ヶ月後の焼き上がりが楽しみですね。
普段元気一杯の子どもたちの、空港でや工房でのあいさつ。落ち着いた丁寧なあいさつができていて感心しました。
最高の青空のもと気持ちのよい1日となりましたね。
先生方もお疲れさまでした。
南部中から(校長室より)
若手の先生方の学びの場としての研修の1つに、異校種交流があります。
本校の4人の職員も今月南部中でお世話になります。
今日は南部中から鉄井先生がお見えになりました。
中3の副担任をされているそうです。
6年生の教室で1日過ごしてもらいました。
中学校に一番近いところにいる6年生。
小6と中1、たった1歳の違いではありますし、去年は小5と小6だったわけです。同じようなものかというとそうではありません。場が人をつくっていくわけですから、中1と小6では大きな差があります。
普段中学3年生の相手をしている鉄井先生に、小6の子どもたちと1日過ごした感想を伺いました。とても人なつっこい子たちであり、中学校生活(部活や勉強や先生方)のことをたくさん聞かれましたとおっしゃっていました。中学校に来る前の段階の子どもたちの様子を見られたことは貴重な体験であったともおっしゃっていました。
今日は1日お疲れ様でした。
4月に、年齢でなっただけの6年生が、真の6年生になるまであと5ヶ月弱。毎日の6年生としての生活、学習を丁寧に積み上げながら、卒業のその瞬間まで成長を続け、胸を張って卒業できる1人1人になっていってほしいと思います。1日1日を大切に。
1・2年生試走(校長室より)
今日は1・2年生の試走でした。
昨日の雨で、グランドの状態があまり良くなかったので、多少スタート位置をずらしたり、コースを曲げたりしながら行いました。
通常、長距離のスタートは「位置について」「ドン」なのですが、低学年が慌てないように、いつものかけっこと同じ「位置について」「用意」「ドン」とすることにしました。(もともと、クラウチングスタートをする関係で短距離では「用意」のかけ声が必要であるという話を聞いたことがあります。)
2年女子、2年男子、1年女子、1年男子の順番で走りました。スタート直後やカーブなどを上手にクリアし、けがなどなく無事に走り終わりました。
1年生にとっては初めての持久走大会です。コースを間違えることもなく、しっかり走る姿から、成長している様子を感じます。
応援している姿は大変微笑ましいものでした。
本番に向けて、さらに練習を積み、がんばってほしいです
6年生が修学旅行に向けて準備をしています。
今日は係ごとに4クラスに分かれ、しおり片手にそれぞれの先生から話を聞いていました。
いよいよ近づいてきました。良い旅行になるよう、学校でも計画的に準備を進めています。お子さんの引き続きの体調管理につきましてはくれぐれもよろしくお願いいたします。
調理実習(校長室より)
5年生からの学習で家庭科があります。その中で、調理実習があります。
学習指導要領には「(2)調理の基礎」として、「ア 次のような知識及び技能を身に付けること」とあります。手順を知る、衛生的・安全に用具を使う、材料に合わせて調理を理解し行う、のように記されています。
5年生のほうれん草のおひたしづくりとお米を炊く勉強です。
自然体験教室で、調理体験という実践の場所があるので、その時を想定して、同じグループでの学習でした。
経験が少ない子どもたちにとって、適度がわかりませんから、一つ一つの作業が心配で、自信がない様子がわかります。
友達同士で、声をかけながら作業を進めていました。
お米は火加減が大切と言われるので、ドキドキの様子でした。
できあがった班から「いただきます」をして食べ始めましたが、
「おいしいー」ととてもうれしそうでした。 自分で関わったものはおいしく食べることができるという経験も貴重です。失敗したとしてもつくったものを大切に扱えることもあるかも知れません。
自分は、小学校時代に「鍋でご飯が炊ける」ということに驚いた覚えがありますが、スイッチ1つでいろんなことができる時代だからこそ、知っておいてほしい、できるようになっておいてほしいことが色々とあるよなあと感じた時間でした。
けがやトラブルがあっても学びにつながりますが、今日の2クラスはそういったこともありませんでした。グループで協力して活動できたことは本当に素晴らしいことです。
お家で、いつもなら「食事」の部分に関わることがほとんどだと思いますが、「準備」から「片付け」まで自分たちで行うという良い体験ができたと思います。
ご飯で焦げた鍋の片付けは大変だったことでしょう。
自然体験教室で、今日の学びを生かしてほしいです。(写真は1組の実習の様子です)
試走(校長室より)
1時間目から5・6年生が校庭に出ていました。
持久走の試走です。
本番までまだ時間はありますが、コースの確認と、今のところのタイム確認のための練習です。
高学年だけでなく、全ての学年が、時間を決めて試走をします。
今の自分を知って、努力をする。そして、昨日よりも今日、今日よりも明日と成長を目指す。どんなことでも大切なステップです。人との比較ではなく、自分との比較です。
計算通り、思った通りに伸びていくとは限りません。その日の体調や気持ちで、伸びないこともあるかも知れません。それでも努力を続けることは大切なことです。
本番の日に、試走の時よりタイムが縮まっていたらうれしい。でも、もしかしたら縮まらないかも知れない。だとしても、最後まで努力できたことは素晴らしいことだし、それは自分だけが一番わかっている。「自分は最後までがんばった」と。
「あきらめたらそこで終わりです。」とは、10月の全校朝会の時に、体育委員会の6年児童が放送で全校に向けて言った言葉。まさにそうです。「もうだめだ」「もうやめよう」と決めるのは自分自身です。「あと少し」「もうちょっと」と最後までがんばるのも自分自身。後者の気持ちよさを今年も体験してほしいと思います。
ただ、無理をしすぎて倒れてしまうようなことがないように、本番まで心も体も鍛えていくことが大切です。日々の栄養や睡眠は走る以前のこととして大切です。(ご家庭のご協力をお願いしたい部分です。)
そして本番を迎えて最後までがんばれたなら、そんなに素敵なことはありません。タイムは1つの目安。超えるべきは、あの時の自分。
先頭の子でも、一番最後の子でも、歯を食いしばって最後までしっかりがんばって走っている姿は本当に素晴らしいと思います。今日、5・6年生の姿を見ていてそう感じました。がんばれ、土南部小の子どもたち。
朝の活動(校長室より)
11月になり、今まで様子を見てきた学年をまたいでの活動も少しずつ行い始めています。
朝の運動部の活動は、6年生を中心として、5年生、4年生を交互に参加させる形で行っています。6年生の引退の時期を12月頭と考えています。
校内記録会に向けて活動しています。目標がある活動は力の入り具合も違います。
運動するには良い季候が続いているので、子どもたちも元気に頑張っています。
金管クラブは、12月に予定されている地域の音楽会に向けて、朝は特別メニューに取り組んでいます。
金管での合奏を行うにはまだ練習時間が必要なので、リコーダーやハンドベルなどでの演奏のための練習をしています。
小学校と中学校の、音楽に興味のある子どもたちのつながりを大切にしたいという思いから音楽会を行うことになりました。例年のような形で行うのか等、詳細が決まりましたらお手紙等でお知らせいたします。
学校では、マスクをしての活動が続いています。しかしながら、今まで様子を見て、行えなかった活動が少しずつできるようになってきたことは、子どもたちにとっても、われわれ教職員にとってもうれしいことです。
とは言え、活動に制限があるとかないとか、どんな状況だとしても、自分の目の前にある「できることに一生懸命に取り組む姿勢」は大切にしてほしいと思います。
6年生陶芸教室(校長室より)
6年生に陶芸教室を実施しました。 各クラス2時間ずつで、本日と明日に分けて4クラス行います。
講師は陶芸教室倫土(ろんど)の新井さんと高梨さんです。
板状にした粘土に、自分がつけたい形や文字を乗せていきます。
この時点ではつけた感がでていますが、これをならすように埋めていくと
↑このように、最初の板と一体化します。
色々な工夫もさせたいところですが、あまり時間をかけていると粘土が乾いてしまうということで、てきぱきと作業を行う必要があります。
みな、自分の考えたデザインをもとに、集中して取り組んでいました。
講師の先生からのアドバイスを受けながら進めていきます。
紙コップに巻き付けた後は、底の部分をつけていきます。
カップになってきました。
取っ手をつけたい場合の説明を受け、取っ手をつけた子どももいます。
何かを学ぶということは、話をよく聞き、まずは素直に言われたとおりにやってみることがスタートであり、大切なことです。そうやって、基本的なことをしっかり身につけた上でだからこその創意工夫が生きてきます。
子どもたちは講師の先生の説明をよく聞き、真面目に作品づくりに取り組みました。
焼き上がりは、12月中というお話でした。「こんな大きいので何を飲もう」と笑っている子もいました。
できあがりが楽しみですね。
新井さん、高梨さん、明日も引き続きよろしくお願いいたします。
3年校外学習(校長室より)
3年生が校外学習で「千葉県立房総のむら」へ行きました。
学校付近は、車を停めておける場所がないので、バスが来ると、先生方の誘導で一般の方々の車の通行をサポートしながら速やかに乗車する光景は本校の常です。
バスは順調に進み、全員元気に現地に到着しました。
グループ活動後の集合場所を確認し、荷物を置き、クラスごとの集合写真を撮影しました。
その後はグループごとに地図を片手に散策です。
見て回る順番を前もって決めていたので、それぞれ別々の方向に歩き出しました。地図を見ながら、グループの友達と声を掛け合いながら進む子どもたち。
古いお家に入ることもできます。中に「敷居は踏まずにまたいでください」という注意事項がありました。子どもたちの中にも、そのことを知っている子どもたちがいて驚きました。
ただ歩くだけでなく、4つのチェックポイントがあり、先生方にチェックしてもらったり、見学したことに関するクイズに答えたりしながらの散策でした。
敷地内の看板は漢字まじりだったので、地図を片手にあっちに行ったりこっちに行ったり・・・。よく歩きました。
私が集合時間より少し早く集合場所に戻ったところ、それより早く戻っていた子どもたちが、先生方の指示のない中で、グループごとにシートを広げていました。
たくさん歩いて、おなかがすいたようでした。「すぐにいただきますができるように準備しました」と、お弁当の蓋を開けて眺めている子や、おやつをシートの上に並べている子もいました。
後から到着したグループも前のグループに習い、どんどん準備を進めます。
それぞれのチェックポイントから先生方が戻った頃には、食事の準備ができていました。誰から言われることなく、てきぱきと準備を進めた子どもたちを見ていて、たくましさを感じました。自分たちの欲求に従った結果だとしても、気持ちよいぐらいの行動力でした。
全員戻ってきているかの確認をした後、食事の時間となりました。
昼前の素早い行動のおかげで、予定していた時間が20分短縮されました。現地出発と学校着が早まったのはこれによるものです。
帰校が予定より早かったので、そのまま下校させずに、入るはずのなかった教室に一度入り、5時間目の下校に合わせました。
子どもたちはたくさん体を動かし、楽しめた様子でした。いつも元気な3年生のたくましい姿が見られた良い一日になりました。
先生方も、朝早くからお疲れ様でした。
明日はお休みです。大人も子どもも、疲れた体をしっかり休めてくださいね。
全校朝会校長の話とお詫び(校長室より)
11月になりました。柏市のレベルも1になりました。引き続きの対策を講じながら、進めていきます。
全校朝会は、画面と校内放送を使って行いました。
校長の話は2つ。
①令和3年1月1日から10月31日まで304日ありました。そのうち緊急事態宣言やまん延防止措置などで「がまんしてね」という日が237日ありました。そんな中、4月からみなさんの様子を見てきました。いろいろな子がいますが、自分のすべきことにがんばって取り組んでいる子が多いなと感じています。
どんな状況でも、自分の時間を大切に過ごしておくことはとても大事なことです。これからも同じです。特に6年生はあと5ヶ月で小学校を卒業です。1年の半分弱あります。まだまだあります。一日一日を大切に過ごしてください。
②タブレットやパソコンやスマホを安全に使うことについて、5・6年生対象に外から来ていただいた先生にお話をしてもらう時間がありました。
5年生への話の中に、校長先生がみんなに何回か話していることと同じ言葉が出てきました。
「自分がやられたり言われたりしていやなことは、人にはしない」
普通の生活でもだめなことは、ネットの世界でもだめです、ってことです。
「他の人を大切にするってことは、自分を大切にしていくことにつながっていく」と先生は思います。「他の人を大切に、そして自分を大切に」しながらがんばってください。
これから寒い季節になります。マスク、換気、手洗いなどを続けながら元気に過ごしていきましょう。
体育委員会の児童から、持久走の練習への取り組み方について呼びかけをしました。「あきらめたらそこで終わりです」という言葉がありました。なかなか良いメッセージでした。
最後までがんばってほしいです。
表彰では、土南スタディ2名、読書感想文6名、柏市小中学校科学展3名について賞状を渡しました。
自分ががんばったことが認められることはうれしいことですね。教室でのみんなの拍手が放送室まで聞こえてきました。
お詫び 本日学校だよりを配付いたしました。印刷後に気づいたのですが、1ヶ所「校外」の「外」の文字が写真に隠れてしまっているところがございます。付け足してお読みいただけると幸いです。大変失礼いたしました。
1・2年生わくわくまつり(校長室より)
ぶれてますが晴天です。澄み切った青空です。ぶれてますが。
今日は1・2時間目に1・2年生の交流行事をしました。
2年生が、場の準備をして、1年生を迎えます。
手作りの遊び場です。2年生はこの日に向けて各クラスで準備を進めてきました。
今週初めにリハーサルをして、イメージはばっちりです。
1年生、2年生をそれぞればらばらに見ていると、どちらも低学年として学校内では同じように幼く見えますし見られます。
しかし、今日のように、ともに活動している姿を見ると、さすが2年生。1年先輩として堂々と大きく見えます。
しっかりとしたお兄ちゃん、お姉ちゃんとして、1年生のお相手ができていました。
このあたり、人は役割で成長するものだと改めて感じます。場が育てるとも言えるでしょうか。
来週になって目の前に1年生がいなくなれば、お兄ちゃんお姉ちゃんの役割はなくなりますから、またいつもの2年生に戻ります。あの時、あんなにがんばった2年生が、いつもの2年生に戻るように見えるかもしれません。それは、1年生の前だからがんばるぞ、という役割を演じていたからです。この一瞬が大切です。やるべき時にやる、ということです。
人はずっと「気をつけ」の姿勢をとっていることはできません。「休め」も必要ですし、寝そべることもあるでしょう。だからこそ、「気をつけ」が格好良く見えます。2年生の「気をつけ」、かっこよかったぞ。
風が強かったので、自分たちの用意した物が飛んでいったり、動いてしまったり、運営は大変だったと思います。それでも、来てくれる1年生のために、という素敵な姿を見ることができました。
1年生も2年生の気持ちに応えて楽しく活動できましたね。わくわくまつり、わくわくしたかな。
先生方、今日までの準備、本当にお疲れ様でした。
情報モラル(校長室より)
柏市教育委員会 児童生徒課 指導主事の小原先生を講師としてお招きし、「事例から学ぼう情報モラル」というテーマでお話をしていただきました。(小原先生はかつて本校に勤務したことのある先生です。)
先日、PTA文化厚生部主催のSNSに関わるオンラインの講習会を6年生と希望保護者のみなさん向けに行ったところだったので、今回は5年生対象でお願いしました。
ネットの情報は正しいものばかりではないこと、一度流れてしまった情報は取り消すことができないこと、SNSを使った連れ去りのことなどを実際のニュースや市内で起こったことと絡めて、お話しくださいました。
オンラインゲームにおけるトラブルが増加しているというお話もありました。
タブレットやスマホという機械の向こう側には世界が広がっていることがイメージできないことによるトラブルや、コミュニケーション能力不足により起こるネットを介してのトラブルなど、事例をもとにした話は子どもたちにもわかりやすいものだったと思います。
子どもたちは、真剣に聴いている様子でした。
「トラブルは未然に防ぐことが大切、自分がされて嫌なことは人にはしない」ということがまとめとしての言葉でした。これは、普段の人間関係でも大切な、当たり前のことです。つまりは、だめなものはだめ、ということです。普段だめなんだから、ネット上でもだめだよ、ってことです。
小原先生、本日は本校5年生のためにありがとうございました。
SNSにおける誹謗中傷やいじめなどの問題は報道でも取り上げられることが少なくありません。繰り返しになりますが、道具が悪いのではなく、使い方、使う意識、つまりは使う人間の心の持ちようで問題にも発展するようなことになるわけです。
もちろん、架空請求メールのように、正しい使い方をしていても、悲しい思いや怖い思いをすることもあります。
今日のような情報モラルの出前授業をここ数年見ていますが、年々取り上げられる内容、トラブル事例が増えています。先手が取りにくい状況が続きますが、子どもたちが加害者にも被害者にもならないために、基本的なルールについてはお家でも今一度ご確認いただくとともに、子どもたちの使い方、視聴している動画等については十分ご注意くださいますようお願いいたします。
病気に負けない体を(校長室より)
朝夕の気温が低くなってきました。
寒さに負けずに持久走練習をする135年生です。
コロナウイルスの新規感染者が激減し、この冬はインフルエンザが流行するかもしれないなんて情報も聞こえます。第6波に警戒なんて情報もあります。
とは言っても、その時にそうなってみないとわかりません。
「ウイルスを体に入れない」という予防方法もありますが、栄養・睡眠・体力づくりで「病気に負けない体をつくる」という予防方法も大切です。
防御もしつつ戦うこともできるということです。「好き嫌いを言わずに食べる」「休むときにはしっかり休む」「体を鍛える」ことで子どもも大人も強い体をつくっていきたいものです。
6年生の修学旅行と、5年生の自然体験教室を行うことに決めました。それぞれ、貴重な体験になります。子どもたちとって良い学びにつながるよう、それぞれの学年で準備を進めていきます。
どちらの学年についても、これからの毎日の健康観察はご家族も含め、特にしっかり行ってください。職員自身の健康管理についても改めて呼びかけます。元気な子どもたちと元気な職員でそれぞれに良い2日を過ごしたいと思います。
校内授業研究(校長室より)
今日は4年1組での校内授業研究会でした。2時間めは他のクラスの子どもたちは自習になります。先生方、みんなで学びます。
講師は教育委員会教育研究所指導主事の大木先生です。
今日は、ドットの数をいろいろな方法で数えよう、という時間です。
「工夫」に試行錯誤する4年1組の子どもたち。
写真ではわかりにくいのですが、タブレット画面のドット図を丸で囲みながら立式しています。
わかりやすい式になれば良いのですが、自分がしていることが「工夫する」ことになっているのかわからない子もいるはずです。「工夫」とは基本的なことが身についている上でできることなので、大人が考えるほど簡単なことではありません。
ヒントカードなども見ながら、子どもたちは前向きに活動していました。
自分でやってみた後は、友達と考え方を共有します。
45分間、多くの先生方に囲まれながら、緊張したかな。
よくがんばりました。今日の勉強はわかったかな。
放課後は、この授業をもとに講師の大木先生とともに勉強会をしました。
大木先生、本日もご指導ありがとうございました。4年生の先生方、お疲れ様でした。
今日の学びは、各教室で生かしていきます。
学びの形(校長室より)
校庭の木々も秋めいてきました。
体育館前の銀杏はまだまだこれからです。
子どもたちが、だいぶタブレットの使い方に慣れてきています。
「習うより慣れよ」とことわざにもあるように、習うこと同様に慣れることはとても大切です。市の教育委員会もGIGAスクールに関してはステップ0「いつでも、ちょこっと使う」を設定しています。
柏市GIGAスクール.pdf ←良かったらご覧になってください。
ログインの練習から始めた子どもたちが、今、先生の指示で、タブレット内のソフト(アプリ)を使って学習する姿から、子どもたちの順応性には、改めて驚きます。
これを使用することで、効率化が進み、結果として学ぶための時間を生み出すことができ、学びが深まることにつながればよいわけです。各クラス、タブレットを使っての学習が進んでいます。先生方も子どもたちも使いながら学び続けています。
(教員も、30年前までは手書きで文書を作っていました。その後、ワープロという機械が出てきて作った文書をデジタルで保存でき、簡単に再利用できるようにもなりました。文書作成にかかる時間が格段に短くなりました。通知票も手書きの頃は大変な作業でした。下書きを書いて、見てもらった後に手直しをして、本番の通知票に書く。2回書いていましたから。機械のおかげで、仕事も効率化が進んでいます。)
とは言え、学校での学習活動のほとんどはアナログ作業です。
小学校という、まだまだこれからの子どもたちの集団。先週のミシン実習もそうですが、自分の手で試行錯誤しながら行う作業、大切です。
朝から3年生の教室で、トントントントンという金づちで釘を打つ音が響いていました。
ミシン実習(校長室より)
小学校5年生になると、家庭科という教科が始まります。衣食住について学ぶものです。保護者のみなさんも間違いなく記憶にあるものですね。
いろいろな実習がありますが、今、5年生も6年生もミシン実習をしています。
慣れてしまえば便利な道具でも、そうなるまではなかなかやっかいなものです。
機械なので、正しく使えばきちんと動くのですが、「正しく使う」というところがなかなか難しい。スマホやタブレットなどは感覚的に使えるところが便利であり、分厚い説明書など見ることなく使いながら学ぶことができます。今の子どもたちにとって「感覚的に使えない」道具は敬遠されないか心配にもなります。
ミシンは使う前のセッティングがとても大切です。
ボビンの準備、上糸のセット、ボビン装着、上糸で下糸を引っ張り出す、この4つが大きな準備です。(最新のミシンならもう少しオート化しています。)
担任の頃を思い出してみると、「先生、ぬえません!」「先生、からんじゃいました!」あちこちのグループからお助けを求める声がかかったものです。行ってみると、上糸のかけ方が少し違っていたり、針に糸を通す向きが違っていたり、ボビンの向きが逆だったりと正しくセッティングできていないことが原因のトラブルがほとんどです。
子どもたちの中には、この2年間が終われば、2度とミシンに触れない子もいるかも知れません。だから、できなくても構わない、身につかなくても構わないという考え方もできそうです。でもそうではなく、1つの機械に触れることを通して、道具を正しく使うことの大切さを学んでいるのだろうと思います。
リッパーや糸切りばさみを使ってからんだ糸を切ったり、抜いたりがんばっている5年生の姿を今日も見ました。いつの時代もつまずきポイントはほぼ同じです。あきらめずに乗り越えてほしいです。
保護者ボランティアのみなさんのお力もお借りするなど、活動は工夫しながら行っています。がんばれ5・6年生!
2年生校外学習(校長室より)
とても良い天気のもと
2年生がアンデルセン公園に校外学習に行きました。10月から再開ということで公園の案内の方も子どもたちの元気な声で活気が戻ってきたことを喜んでいました。
集合写真を撮って、クラスごとにローテーションで活動しました。
私は本部待機で活動の写真は撮れなかったので、活動の様子は写真屋さんの写真をお待ちください。水分補給で戻ってきた子どもたちの様子です。
午後は、キャンドルづくりをしました。1人1人が前もって設計図を作っていたのでみんなスムーズに作業をすることができました。
午前中はグループでの活動でした。子どもは、メンバーが替わることで違った役割を演じることがありますが、今回も普段の様子とは違う子どもたちの良い面が見られたと2年生の先生方が帰校後に話していました。
教室だけでは見ることができない姿を見ることができるということは、行事の中で、場が変わったり、グループが変わったりする活動は良いものだなと感じました。
今日、朝の出発の会で、「自分の命は自分で守る」ために「1人で行動しないこと」を子どもたちに復唱させ、念を押しました。全員が無事に帰ってくることが当たり前にできて、良かったと思います。2年生の先生をはじめ引率の先生方お疲れ様でした。
昨日の1年生の様子から(校長室より)
昨日のホームページのフォトアルバムで、1年生の校外学習について載せました。その記事は、引率した教頭が書いたものです。
教頭の帰校後に、今日の1年生の良い行動について話を聞きました。とかく出先では気持ちが緩んだり、調子に乗ってしまうものです。1年生の公共の場での態度は立派だったということや、天候の心配でバスの中で食べることにしたお弁当の時間もしっかりと黙食ができていたことなどから、子どもたちの成長と、先生方の日頃のがんばりを熱く語っていました。
4月から1年生として始まり、それぞれのクラスの先生と関わり、友達の中で学び、1日1日を積み上げてきたその1つの成果として現れた姿なのだと思います。
マナーは、大人と一緒の時にこそ正しい形を身につけることが大切です。
例えば、「横断歩道のない道路を渡る」という場面で考えてみる。大人と一緒だから安全に渡らせることができるから渡る、という経験は子どもにとっては大変危険です。大人が一緒ではない時にも同じ行動をとってしまう可能性が出てくるからです。大人が一緒の時だからこそ、横断歩道を探して正しく渡る、という経験が大切なわけです。それにより、1人の時に安全に気をつけることができると考えます。
一般的に正しいと思われる形を身につけていくことは、本人の生きやすさにもつながっていくものです。
子どもでも大人でも、ずっと「気をつけ」という緊張状態でいることはできません。「休め」も必要ですし、完全に力を抜いて寝っ転がることも必要です。逆に言えば、その瞬間があるからこそ、「気をつけ」が生きてくる、格好良く見えるわけです。めりはりが大切です。
いろいろな顔を見せる1年生ですが、きっと、昨日は格好良い、素敵な姿を多くの人の前で見せることができたのだろうな、と思います。立派です。
成長のために(校長室より)
10月、今年度も後半に入り、学年の雰囲気、クラス、担任の先生に慣れてきたところで、子どもたちの中では、良いことでもそうでないことでも、いろいろな動きが出てきます。
朝に5年生が学年集会を開きました。これからの生活の中でみんなで気をつけてほしいことについて、4人の担任の先生方から話をしました。
テーマとしてはそれぞれ、全般的なこと、友達とのこと、仕事のこと、その場その場で良い選択をしていってほしいということ、4つです。
最後に私から、何か困ったことがあったら担任の先生、隣のクラスの先生、保健の先生、教頭先生、校長先生だれでも良いので相談をしてくださいという話をしました。
「楽しい学校」にしていこう、は4月から子どもたちに話していることですが、「自分だけが楽しければ良い」では、みんなにとっての楽しい学校にはなりません。そのための1つの約束事「自分がされて嫌なことは人にはしない」を示したわけですが、未熟な子どもたちです。言われてできれば苦労はしません。小さなトラブルが必ず起きます。トラブルはあって当たり前、素早く・正しく対応することで必ず成長につながっていく、と考えています。
学校内で教員の目によって、子どもたちの「小さな変化」「いつもと違う雰囲気」をつかめればそれをきっかけに関わることができます。しかし、残念ながら全ての出来事に気づけるものではありません。ここではご家庭との連携がなくてはならないものとなります。
もちろん、お子さんの発達段階によっては信頼できる大人に聞いてもらうだけですっきりする、ということもあります。それを学校と家庭で共有することで「どうして他の人に言ったの?言ってほしくなかったのに。」ということはあります。それでも関わっている大人がみんなで知っているということは大切なことだと思います。
「小さな変化」「いつもと違う雰囲気」を『学校では教員が』『ご家庭では保護者のみなさんが』気づける大人でありたい、あってほしいと思います。
子どもたちの健やかな成長のために、気になることがあったときには、早め早めに情報を共有して、連携していきましょう。
何をしているのでしょう(校長室より)
朝から快晴。
気温は低く、ピリッと引き締まるような冷たい空気の中、7時過ぎ、朝早くから先生方が校庭で何かしています。
何をしているのでしょう。
体力テストの種目で校庭を使用するボールスローや50m走があります。
その場の準備をしていました。ボールスロー担当は3・4年生の先生方です。
5年生の先生方は早々と50m走の準備を終えていました。(写真が間に合いませんでした。それだけ早くから作業をしたことになります。)
子どもたちの活動がその場に来てすぐ始められるように準備をしているのです。
先生方、朝早くからありがとうございました。
その横で、子どもたちが登校してきました。
気がつくと10月も後半です。予報通り、気温がぐっと下がりました。体調管理に気をつけて、今週も1日1日を大切にがんばっていきましょう。
1時間目から50m走をした6年生です。
①治癒証明書等の取扱いの変更(柏市のHPです)
https://www.city.kashiwa.lg.jp/gakkokyoiku/kyouiku/gakkohoken/flu.html
②保護者様に書いていただくものです
③資料です
保護者の皆様そして地域の皆様,引き続き子どもたちの見守りをよろしくお願いいたします。
土南部小学校長