令和3年度(R4.4.11まで)

調理実習(校長室より)

5年生からの学習で家庭科があります。その中で、調理実習があります。

学習指導要領には「(2)調理の基礎」として、「ア 次のような知識及び技能を身に付けること」とあります。手順を知る、衛生的・安全に用具を使う、材料に合わせて調理を理解し行う、のように記されています。

5年生のほうれん草のおひたしづくりとお米を炊く勉強です。

自然体験教室で、調理体験という実践の場所があるので、その時を想定して、同じグループでの学習でした。

経験が少ない子どもたちにとって、適度がわかりませんから、一つ一つの作業が心配で、自信がない様子がわかります。

友達同士で、声をかけながら作業を進めていました。

お米は火加減が大切と言われるので、ドキドキの様子でした。

できあがった班から「いただきます」をして食べ始めましたが、

「おいしいー」ととてもうれしそうでした。                                                                     自分で関わったものはおいしく食べることができるという経験も貴重です。失敗したとしてもつくったものを大切に扱えることもあるかも知れません。

自分は、小学校時代に「鍋でご飯が炊ける」ということに驚いた覚えがありますが、スイッチ1つでいろんなことができる時代だからこそ、知っておいてほしい、できるようになっておいてほしいことが色々とあるよなあと感じた時間でした。

けがやトラブルがあっても学びにつながりますが、今日の2クラスはそういったこともありませんでした。グループで協力して活動できたことは本当に素晴らしいことです。

お家で、いつもなら「食事」の部分に関わることがほとんどだと思いますが、「準備」から「片付け」まで自分たちで行うという良い体験ができたと思います。

ご飯で焦げた鍋の片付けは大変だったことでしょう。

自然体験教室で、今日の学びを生かしてほしいです。(写真は1組の実習の様子です)