令和3年度(R4.4.11まで)

成長のために(校長室より)

10月、今年度も後半に入り、学年の雰囲気、クラス、担任の先生に慣れてきたところで、子どもたちの中では、良いことでもそうでないことでも、いろいろな動きが出てきます。

朝に5年生が学年集会を開きました。これからの生活の中でみんなで気をつけてほしいことについて、4人の担任の先生方から話をしました。

テーマとしてはそれぞれ、全般的なこと、友達とのこと、仕事のこと、その場その場で良い選択をしていってほしいということ、4つです。

 

最後に私から、何か困ったことがあったら担任の先生、隣のクラスの先生、保健の先生、教頭先生、校長先生だれでも良いので相談をしてくださいという話をしました。

 

楽しい学校」にしていこう、は4月から子どもたちに話していることですが、「自分だけが楽しければ良い」では、みんなにとっての楽しい学校にはなりません。そのための1つの約束事「自分がされて嫌なことは人にはしない」を示したわけですが、未熟な子どもたちです。言われてできれば苦労はしません。小さなトラブルが必ず起きます。トラブルはあって当たり前、素早く・正しく対応することで必ず成長につながっていく、と考えています。

学校内で教員の目によって、子どもたちの「小さな変化」「いつもと違う雰囲気」をつかめればそれをきっかけに関わることができます。しかし、残念ながら全ての出来事に気づけるものではありません。ここではご家庭との連携がなくてはならないものとなります。

もちろん、お子さんの発達段階によっては信頼できる大人に聞いてもらうだけですっきりする、ということもあります。それを学校と家庭で共有することで「どうして他の人に言ったの?言ってほしくなかったのに。」ということはあります。それでも関わっている大人がみんなで知っているということは大切なことだと思います。

「小さな変化」「いつもと違う雰囲気」を『学校では教員が』『ご家庭では保護者のみなさんが』気づける大人でありたい、あってほしいと思います。

子どもたちの健やかな成長のために、気になることがあったときには、早め早めに情報を共有して、連携していきましょう。