令和3年度(R4.4.11まで)

令和3年度 校長室より

卒業式練習開始(校長室より)

卒業式の練習が始まりました。

決定ではありませんがまん延防止等重点措置が延長しそうです。柏市のガイドラインに従い、レベル3での状況の中では歌や呼びかけを当日に行うことができません。ただ、ここまで練習をしてきたことは無駄にすることなく形にしていこうと学年の先生方には伝え、すでに動き始めています。

会場である体育館では、当日はもちろん、練習時間も、子どもたちは返事以外で声を発することはなく、さらにマスク着用の状態で過ごすことになりそうです。いずれにしても換気はしっかり行います。

今日は、腰掛けたときの姿勢なども青木先生から指導がありました。

成人式のころのニュースで、一部当事者のやんちゃな行動が報道されることがあります。自分たちのための式なんだから何をやっても良い、という理屈なのでしょうか。自分の、自分たちの晴れの舞台を大切にしているとは思えないなあと私は感じて見ています。

今日、初めての練習となった6年生に、「命とは時間である」という日野原重明氏の言葉をお借りして、「命には限りがあること」「今を、卒業までの日々を、自分たちの卒業式を大切にしてほしいこと」を伝えました。

登校できない児童にも様子を配信しています。

式典に臨む気持ちを育てながら、限りある練習時間を有意義に過ごさせたいと思います。

ご飯に例えたら(校長室より)

土南部小学校に着任した4月に、2だったレベルもすぐに3に上がりました。今年度も「感染症対策の1年」「行事のない1年」「交流のない1年」になっていくのだろうか、そんな風に思いました。

このめりはりの無さは、ご飯で言ったら「いつも同じおかずの毎日だった」ということになるでしょうか。(ならないかな。)「えーっ」と叫んでみても「しょうがないでしょ。」 と言われて終わる、そんな感じでしょうか。(ちがうかな。)

仮にそうだったとしても、その時に口にできるものでおなかを満たすしかないし、その中からとれるだけの栄養を摂取しなければ倒れてしまう。不平不満を口にし続けて食べない、というわけにはいかない。とにかく食べないことには始まらない。「日々、出されたものをよくかんでおいしくいただきましょう」ということがシンプルだけど大切なことなるでしょうね。ご飯に例えるなら。

学校生活の話に戻せば、特別なことはないけれど「日々、目の前のことに一生懸命取り組むことが大切」ということになるでしょう。もちろん、今年度は、学校を休校にしないという大きな流れがありましたから、時期をずらしたり、工夫したりしながらやれる行事を模索する1年でもありました。できたこともあれば、できなかったこともあります。

それでもたくさんの子どもたちが、この不安定とも言える日々を過ごしてきました。

昨日の行事「6年生を送る会」だけを取り上げても、「みんなで同じ目標に向かって力を合わせる」様子を見た時に、しっかり先生方と学びを積み上げてきたんだな、と思うとともに、成長やたくましさを感じました。

そんな学期後半の先日、学校評価の集計・考察について保護者のみなさんに配付いたしました。調査につきましては、ご多用の中、ご協力ありがとうございました。貴重なご意見もありがとうございました。内容については全教職員で共有しました。日々の教育活動に生かせるよう努めてまいります。

制限のある日々を過ごしてきた、がんばる子どもたちや学校を支えてくださっている保護者のみなさんに、心より感謝申しあげます。

6年生を送る会(校長室より)

3月になりました。


今日は、6年生を送る会を行いました。

児童会のみなさん、ここまで準備ご苦労様でした。

最初の発表学年である4年生が6年生の入場を見守ります。

6年生は最後まで体育館にいます。ひな壇に腰掛けるとぎっしりなので、フロアも使って距離を意識して座りました。窓をうっすら開けて、常時換気も心がけました。

そこへ1学年ごとに入場して6年生の目の前で発表します。発表が終わったら教室に戻ります。教室ではオンラインで他学年の体育館での様子をリアルタイムで視聴します。

発表ではそれぞれの学年が6年生への感謝や応援の気持ちを込めました。

4年生。劇とクイズで小学校生活を振り返りました。

 のぞみ学級。「どうぞのいす」を劇で発表しました。

1年生。土南キングダムに魔王が!6年生の協力で平和が訪れました。

2年生。6年生を真似てフラッグをしたり、「にじ」という歌を手話で表現したりしました。

3年生。前もって3年対6年の「玉入れ」「風船割り」「白衣着替え」の3種目の対決を行ったビデオを見たあと、スマイルアゲインを二部合唱で歌いました。

5年生。1年ごとを流行した歌で振り返り、6年生の6年間をフォトスライドで振り返りました。最後には「3月9日」を合奏しました。

どの学年も、その学年らしさや子どもらしさが出ていて素晴らしいなあと思いました。きっと6年生に思いは伝わったと思います。

最後は6年生が1から5年生に向けてお返しの発表をしました。発表をしたばかりの5年生が体育館で静かに6年生の発表を見守りました。

発表のあとは、6年生から他の学年の代表者にお返しのプレゼントを渡しました。

 

「校長先生の話」は「校長先生の歌」に代え、今この時期だから伝えたい「自分を大切になんてあたりまえ、周りの人も大切に」というメッセージを歌にして弾き語りました。

 

令和3年度も11ヶ月が過ぎました。4月に「はい、今日から○年生だよ」と始まった1年間。その学年の勉強、その学年の仕事、その学年での生活、先生や友達との関わり合い、そういうこと1つ1つに向き合うことで、少しずつ真の○年生になっていく。できることばかりではない、できないこともある。やりたいことばかりではない、やりたくないこともある。それでも、逃げてばかりいては経験値は少しもたまらない。(RPG風に言ってみました。)

この1年、本校の子どもたちを見てきて、本当にがんばっている姿をたくさん目にすることができました。

 

さあ、あと1ヶ月。1ヶ月ある。まだまだ、成長できるよ。6年生は卒業式、それ以外の学年は修了式、どの学年の子どもたちも、その最後の最後までしっかり自分のなすべきことに向き合って真の○年生を目指そう。

2月最終日(校長室より)

校長室の行事ホワイトボードです。職員会議で来月の予定が確定しましたので、すでに3月の予定を書きました。

今日は2月の最終日です。

1月は「く」2月は「げる」3月は「る」 と言われることがあります。それでも、3学期をあっという間の3ヶ月と捉えずに、1日1日を大切に教育活動を進めてくださいと先生方にはお話ししてきました。(とは言え、やはり、早かった。)

コロナウイルス感染の第6波の中、目の前のやるべきことを丁寧に積み上げる毎日でここまできた子どもたちと先生方です。

明日3月1日は6年生を送る会です。元々、まん延防止等重点措置の期間内での実施予定だった行事です。全体で体育館で集まることはしない上で計画を立てました。

練習も発表もいかに工夫するか、というところで学年ごとに知恵を絞って取り組んできました。発表は学年ごとに入替制です。広いフロアを使って6年生の前で行います。今日は本番前日なので、最後の練習に取り組む学年やクラスがありました。良い会になるように、最後までがんばっていました。

6年生は、今日から数えて13日目の登校で卒業証書授与式を迎えます。土南部小学校の真の6年生になるその日まで、先生方と一緒にできることをしっかりと積み上げてほしいです。

春の気配(校長室より)

昼になるにつれ、少しずつ気温が上がり、昼休みはここ数日にはなかった暖かさになりました。気温に関係なく昼休みに縄跳びに取り組む子どもたち。

保健室前の梅はこんなに咲いています。とても綺麗です。

正門方面、体育館前の梅はまだまだですが、これからが楽しみです。

明日から春の気温とのこと。ただし、来週になると寒の戻りもあり、暖かさは続かないようです。もともと三寒四温ということで温かい日と寒い日を数日ずつ繰り返しながら春に近づいていきます。引き続き健康管理に気をつけて過ごしていきましょう。

今週は2日に分けた学校公開の裏で、PTAの役員さんたちが、来年度の活動に向けての準備をしてくださったりもしていました。ありがとうございます。

2月も終わりが見えてきました。

今年度も残すところ1ヶ月というところです。

まん延防止措置も期限はあと1週間。次なる行事に大きな影響が出ないことを祈っているところです。引き続き、健康に留意して良い週末をお過ごしください。

第4回学校運営協議会(校長室より)

入道会長をはじめ、委員の方々6名に参加していただきました。今年度も感染症対策の関係もあり、自由に来校していただくことも、子どもたちの活動に参加していただくこともままならず、机上での話し合いが中心になりました。

前回までの話し合いで、「地域の力を学校に」取り込んでいくために、「安全」「環境」「学習」「生活」の4つの柱で考えていくことになりました。

今日は具体的に、委員の中から担当の柱の窓口役の割り当てをし、実動するとしたら誰が動くか、どこが動くか、というような話し合いを行いました。

みなさん地域に住む方々ですので、安全面の話が多くはなりました。現在、子どもたちの安全のために労を惜しまずに、日々できることに取り組んでくださっている方々の話や、不審者情報などをどのように共有していけばよいかというような話にもなりました。地域での子どもたちの安全について考えてくださってありがとうございます。

今、PTAのことが話題になることがあります。どの学校も新設した当時、いきなりPTAという組織はありません。学校生活を送りながら、学校の職員だけではまかなえないことがいくつも出てきて、どなたかにしていただく必要感から生まれていくものだと思います。12月17日の校長室よりにも書かせていただきましたが、「安全」「環境」「学習」「生活」の4つの柱を見たとき、今あるPTA活動とつながっていることに改めて気がつきます。

PTAという組織ができたころから、何十年もたった今でも、学校は学校だけで回るわけではなく、誰かの力を借りながら歩んでいく所なのだと感じます。

視点として見えてきた「学校が必要としている力」である4つの柱「安全」「環境」「学習」「生活」を支えるのは地域の力です。そして、その地域には、我々教職員はもちろん、現役の保護者のみなさんも入ります。となれば、今日話し合ったことは、どこかのタイミングでPTA活動とも連携することになり、子どもを取り巻く色々な立場の大人たちが関わっていくものになるでしょう。

地域に生きる全ての大人が、地域に生きる全ての子どもたちの成長を願い、少しずつ活動できていったら、と思います。委員のみなさん、本日も貴重な時間となりました。今年度、ありがとうございました。来年度も引き続きよろしくお願いいたします。

135年生学校公開(校長室より)

1・3・5年生の学校公開を行いました。
3時間目から5時間目までで、クラスごと3グループに分かれて、参観していただきました。

換気をしている教室も密になることなく、また保護者のみなさんもしっかり心得ており静かに参観している様子が見てとれました。子どもたちの学校での授業の様子を見ていただけて良かったです。

いつもがんばっている子どもたちですが、後ろで参観されていた保護者の方の視線を受けて、いつもの2割増しぐらいの良い姿勢でのがんばりを感じました。

保護者のみなさんには、こちらの都合に合わせていただいたので「算数が見たかった」などのご要望にお応えできず申し訳ありません。

さらには、外や体育館での体育の参観は寒かったことでしょう。

 

早く到着されて、外で待たれている男性からとびきりの笑顔で「ブログ見てます。ありがとうございます。昨日も見ました。」と声をかけていただきました。

本当にありがとうございます。ここまで「校長室より」と「フォトアルバム」を毎日更新して来る中で、読んでくださる方々の顔を浮かべることはなかなかありませんでしたが、今後はみなさんの顔を思い浮かべながらの更新ができそうです。

全ての方とはいきませんが、直接、保護者の方とお話しできる機会にもなりました。対策を講じながら心配もゼロではありませんが、来校していただけて良かったと思っています。

お子さんはがんばっていましたか。「安心できる家とは違う場所に身を置いているだけでも子どもたちはがんばっていると言って良い」と私は思いますが、保護者のみなさんがお子さんをご覧になって、さらに感じたがんばりがあったら、どうぞほめてあげてください。きっと、明日以降の活力になるはずです。

先生方も1日お疲れ様でした。

声かけありがとう2(校長室より)

朝方、寒さで校庭の地表が凍っているので、太陽光を浴びると、溶けてぐちゃぐちゃになります。

そして、また夜のうちに凍って、朝をむかえてぐちゃぐちゃになる。この繰り返しの毎日です。良い天気でしたが風の冷たい1日でした。

昼休みぐらいになると、少し地面も乾いて、子どもたちが足下を気にせずに体育の授業をしたり遊べたりするぐらいにはなりました。

今日来室された保護者の方が「ホームページ見ています、いつもありがとうございます。」と声をかけてくださいました。ご丁寧にありがとうございます。うれしかったです。大人でも声をかけてもらえると次へのやる気につながるものです。

元気が出る声かけを対大人、対子ども、色々な場面で惜しむことなくしていけたらなあと思います。どうせかけるならプラスの声かけの方が、言った方も言われた方も気持ちよいものですから。

2月も下旬に入りましたが、世の中的にも、落ち着かない状況が続いています。学校においては、担任の先生方は元気に勤務を続けていますが、「いつ本人に起こっても」または「いつご家族に起こっても」おかしくないという状況ではあります。私も、基本的な対策は取りながらも、明日は我が身、という思いで過ごしてはいます。

今日のところ、閉鎖が必要なクラスはございませんでしたし、学校行事は計画通りに行う予定でいます。しかしながら、突然の対応を取らなければならないことが起こることもあります。日頃からすくすくメールのチェックはよろしくお願いいたします。

 

声かけありがとう(校長室より)

良い天気で、昼休みは日差しが暖かかったです。

昼休みに校庭でこの↑写真を撮っていたら、3年生の男の子が
「今撮った写真で、『今日は良いお天気でした』とホームページに書くんでしょ、校長先生」と明るく声をかけてきました。

その通りです。写真の活用とその文章まで読まれました。「ホームページ毎日1回は必ず見てるよ。」とうれしい励ましの言葉まで。「ありがとー」と声をかけたら「僕も見てるよ」「私も見てる」と集まってきた子どもたちをパシャッと↑。

今日も、明るく元気な子どもたちです。


閉鎖していた2つのうちの1クラスが本日復帰し、また、もう一つのクラスも今日までの閉鎖で来週から復帰です。

先は見えませんが、もともと先なんて見えるものでもありませんから、毎日のその1日1日、今を大切にがんばっていくことが大事ですね。みんながんばってます。

 子どもたちとともに、先生方も元気にがんばっています。その一部を・・・。

 

授業参観、6年生を送る会と、週に1度ずつの行事が来週から2週にわたって続きます。学校での活動は続いていますがレベル3のもとで行う行事ですので、「感染対策を講じた上で」が重要と認識しています。授業参観では、このコロナの状況の中で地道に毎日がんばってきた子どもたちの様子を静かに見ていただくことになります。校舎内での密を避け、私語は無しというところにご協力をお願いいたします。換気の関係で風通しがよく、場所によっては冷えますので、温かい格好でご来校ください。履き物を忘れずに。

 

 

先ほど、児童の下校時や帰宅後のことについてすくすくメールを配信しました。地域で生きる子どもたちが、地域の中で温かく見守られて育っていけるよう、内容をご確認の上、話題にしていただけたらと思います。

良い週末をお過ごしください。

風が冷たい1日でした(校長室より)

風が冷たく、寒い一日でした。
体育の授業で、縄跳びカードが飛んでしまって、一生懸命追いかけている子どもの姿もありました。

本日開催予定だった地域安全会議は、先週のうちに中止のお手紙を配付しました。

地域の子どもたちの安全のためにいつもありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。


6年生を送る会の各学年、各クラスでの練習や役割決めが進んでいます。

まん延防止等重点措置の延長に伴い、レベルも3が3月6日まで続きます。3月1日が当日なので、体育館に全学年が集まっての集会は行いません。各学年入替で、準備した発表を6年生の前で直接演じる形を取ろうと考えています。歌を発表する学年もありますが、体育館の広いフロアを上手に使って、密になることがないように工夫をして取り組む予定です。

練習も、必ずしも学年で集まらなくてもできる形を模索しながら各学級で行っています。(写真は今日の子どもたちの様子で、練習風景ではありません。)

感染症の関係で、なかなか学年をまたいでの活動ができない1年間でしたが、小さな場面でお世話になった6年生へ感謝の気持ちを伝える会です。この活動を通して、1年生から5年生がまた一つ成長します。

そして、その発表に応えるために練習したり、さらには1年生から5年生までの気持ちを背に卒業式まで過ごしたりする日々で、最後の成長が期待される6年生です。

年齢でなっただけの6年生から、真の6年生になるまで、あと少しです。

いつの間にか訪れた春(校長室より)

ラジオなどで、梅の開花情報が聞こえるようになってきました。

正門近くの梅です。毎日眺めているのですが・・・咲いてないのです。だいぶ、つぼみも色づいていますが・・・。

で、そんな話を用務員の堀江さんにしてみたら、「あっちは咲いていますよ」と。

あら本当。素敵じゃありませんか。

「あっちはもっと咲いてますよ」

あら本当。保健室の前あたりです。しかもこんなに。そして良い香り。

校舎に当たった日光がこの周辺を暖めてくれているのでしょう。正門の方ばかり見ていました。気づかずお恥ずかしい。


寒い日が続いていますが、季節は少しずつ春に向かっているんだなあ、と感じることができました。それでも来週はさらに冷え込むそうで、体調を崩さないように過ごしたいですね。

学級閉鎖をしている2クラスのうち1クラスは、毎日の健康観察が必要で、ご協力いただいていますが、ほとんどの児童が元気であることがわかり、ホッとしています。引き続き、閉鎖期間中のメールでの健康観察にご協力ください。

 

写真はありませんが、給食中に各教室の様子を見て回りました。各クラス、子どもも先生も黙って給食を食べていました。見慣れた風景ですが、全員が前を向いて食べています。自分を守るため、友達を守るために言われたことを守って生活している子どもたち。

立派です。

いつの間にかの春の訪れのように、班で向き合ってご飯を食べながら、調子に乗っておしゃべりに夢中になって、「口にものが入っているときは話さない!」なんて先生に注意されてしまう、そんな穏やかな生活に戻っていったら良いなあ、と思いました。

MESHその2(校長室より)

6年生理科です。MESHを使用してのプログラミングです。

 

前回は「暗くなったら電気をつける」でしたが、今日は「人が通ったら電気をつける」という命令、さらには「人が通ったときが暗いときだったら電気をつける」という命令に挑戦です。

今回もITアドバイザーの草野先生の支援のもと授業は進みました。

 

同じグループ内で、作業を分担したり、話し合ったり、試してみたりしながら学習は続きます。

 

力を合わせて、うまくプログラミングができました。

 

 

さて、今の状況の中で、子どもたちはどんな気持ちで学校に来ているのかな。
お家の人たちはどんな気持ちで子どもたちを送り出しているのかな。

 

お年寄りがいる、受験生がいる、生まれたばかりのお子さんがいる、おなかに赤ちゃんがいる、・・・、それはもう色々な家族があってみんな同じってことはありません。だからきっと一律に同じ対応を、というわけにはいきません。その実情に応じて「自分で考えて決める」という部分が必要であると思います。

 

私事ですが一人娘が巣立ち、今共働きでどちらも学校勤務です。毎日それぞれの学校で仕事をし、帰宅します。人の中にいますから、どこでかかってもおかしくないわけで、家でかかる可能性だってあります。多くの可能性があるわけですが、学校が止まらない限り、そして自分が体調を崩さない限り、出退勤を続けます。手を洗い、のど・鼻のうがいをし、マスクをつけ、栄養と睡眠をしっかりとり、昼休みには体力作りの一助になればと縄跳びもします。それでも、絶対大丈夫なんて言えません。

 

「学校は大丈夫なんですか」と聞かれたとしたら、「対策取ってがんばってます」としか答えようがありません。

 

今日のすくすくメールで、出席停止の条件が緩和されたという内容をお送りしました。
今の時点では、濃厚接触者となったご本人は指示に従って動くしかありません。しかし、濃厚接触者本人が無症状の場合には,その兄弟姉妹は健康観察を徹底した上で,登校できることになります。

引き続き、ご家族の健康観察については徹底していただいた上で、ご対応よろしくお願いいたします。ご不明、ご心配な点はご相談ください。

3連休明け(校長室より)

1年生が3人、校長室にやってきました。

「お時間よろしいでしょうか」
立派な態度です。しっかり練習もしたのでしょう。3人で1つずつの質問。
「好きな色は何ですか」「好きな果物は何ですか」「好きな本は何ですか」
3問答えました。「ありがとうございました」と言って部屋を出ていきました。

国語の勉強です。質問の内容は子どもらしく、実はその時、校長室に来客があったのですが、「子どもの活動は良いねえ。温かい雰囲気だねえ。」とニコニコしておられました。学校のあちこちで、先生方へのインタビューが行われます。

1年生、普段あまり話したことのない先生とお話しするのはドキドキするでしょうが、がんばってくださいね。

まん延防止重点措置が3月6日まで延期となりました。本校でも、感染や発熱等での体調不良による欠席が少しずつ増えてきました。学級閉鎖の措置をとるクラスも出ました。

世の中のこの状況です。感染は仕方がないことです。対策を取った上での活動は続きます。

雨時々雪の1日(校長室より)

天気予報で大雪予報が出て大喜びするのは子どもたちです。

今日も、外が気になるようで、「10秒だけ見て良いけど、そのあとは授業に集中ね」なんて言われてるクラスがありました。

この後ろ姿、何年何組かばれちゃうかな。正直、この時間まで大雪にならずにホッとしています。ごめんよ、みんな。

家庭で過ごす子どもたちに向けて、国語や算数を中心に授業配信をしています。

教室にいる子どもたちも画面の向こうにいるクラスメイトのことが気になる様子です。

教室でもお家でも、担任の声が聞けたり、授業を聞いたり黒板を見たりできるなんて、数年前は考えられなかったことです。我々としても、お家にいる子どもたちの元気な様子を感じられることはうれしいことです。

限られた時間でのオンラインでは物足りない時のために、チーてれスタディネットをご紹介します。↓

https://sites.google.com/ice.or.jp/chi-tele2/%E5%B0%8F%E5%A0%B4%E6%89%80%E3%82%92%E3%81%88%E3%82%89%E3%81%B6/%E6%9D%B1%E8%91%9B%E9%A3%BE%E6%9D%B1%E9%83%A8

2年前の春にやむなく一斉休校となった時に、千葉県教育委員会が準備した動画です。あのようなことがまたあったときに子どもたちが使えるように、また、若い先生方の研修用に使えるように、など使い方は様々です。地域別、教科別、教科書別になっているので便利です。教科書に沿った、たくさんの授業動画があります。かなり充実しています。ぜひ一度のぞいて見てください。

さて、本日すくすくメールでも流したことで・・・。ここまで、感染者がいても、校内における濃厚接触者はいないという調査結果をもとに、休業や閉鎖等せずに取り組んできました。しかしながら、感染や体調不良による欠席が増えてきています。来週以降、濃厚接触者の有無に関わらず、各クラスの欠席状況によっては、早帰り及び学級閉鎖の措置をとることも十分に考えられます。

すくすくメールでのお知らせになります。学童ルームを利用している場合は、その学級の閉鎖が決まった時点でその学級児童のルーム利用が不可になります。色々な場面でのご協力やご対応が必要になります。ご承知おきください。

この場でも何度も書きましたが、ウイルスによる感染です。かかることは仕方のないことです。昨日、教頭先生が「病気や諸事情で学校に来ていないお友達への心づかい」について全校に呼びかけました。

学校では引き続き、毎日の感染対策を行っていきながら、活動を進めてまいります。子どもたちも、先生方もがんばっています。今のコロナ対応では、感染したときの、家族、友達、仕事などへの影響がとても大きいものになります。それはわかりますが、どうかうわさや風評被害が生じないように、冷静な対応をよろしくお願いいたします。

6年生も残すところ・・・(校長室より)

3学期の始業式に子どもたちに話したことは、その日の「校長室より」に掲載しました。3月が4月に変わっただけで、今できないことが急にできるわけない、がんばりたいなら今からがんばろ、という話です。そういう意味で、4月を心待ちに過ごすのではなく、今を大切にしてほしいという話をしました。

とは言え、6年生にとって卒業は大きな節目です。あと何日、を考えたくもなります。ということで6-2のカウントダウンカレンダーです。

入学してから卒業まで6年間。1年間で約200日登校しますので、1200日通うことになります。登校もあと23日、と考えると、全体から見るとほんのわずかです。

残りの日々を、自分のこれからのために、しっかり過ごしてほしい、そう思います。最近、6年生と話をしたり、様子を見ていると、落ち着いた雰囲気を感じられることが増えてきました。

コロナの影響もあって全員がそろってはいない教室ですが、一人一人がしっかりがんばっているように見えます。今を大切に、小学校生活を悔いのないものにしていきましょう。

他学年も、自分たちの勉強はもちろん、6年生を気持ちよく送り出すための準備もしています。

お花一つにも、心を込めて。

がんばる姿とは(校長室)

職員室前の廊下に、県の書き初め展の書星会賞をいただいた作品を飾りました。
なかなかのものです。子どもたちも足を止めて眺めています。

 

音楽室ではキーボードや木琴を使って授業をしています。飛沫を飛ばさない工夫の一つです。

 

 

さて、この1年、私がカメラを持って歩き回っていることがわかってきた子どもたちは、私がカメラを向けると「ちゃんとしなくちゃ」とわざわざ聞こえるように口にしてピシッとする子や、授業中なのにこちらに笑顔を向けたり、Vサインをしたりする子など色々な反応を見せる子が増えてきています。

 

その瞬間、本人の授業への緊張感が途切れることもありそうです。先生方には申し訳ありませんが、長い時間ではないのでご勘弁を・・・。

 

教室いっぱいに子どもたちが広がっているので、隅々までうつせないのですが、顔はうつらないように気をつけながら、日常のがんばっている姿を撮ろうと思っています。

 

「がんばる」姿と言っても特別なことではなく、「日々、やるべきことを真面目に行う」姿という、ごくごく当たり前の姿のことです。

 

毎日、代わり映えのしない写真が多いなあと思われるかもしれません。

それだけ、子どもたちが日々、やるべきことにきちんと取り組もうとしているってことととらえてみると、すごいことだと思いますよ。まだまだ小学生ですから。

元気、元気(校長室より)

北京オリンピックでの日本人の活躍が伝えられています。
夏の東京五輪もそうでしたが、目指してがんばってきたみなさんにとって大きな大会が実施できて良かったと思います。

そんな中、まだまだ「オミクロン株」の影響は大きいです。
幸いにして、本校は、ここまで、子ども同士での感染と判断される状態はありませんので、閉鎖はありませんし、活動は対策を取った上で行っています。それも、今後どうなるかは誰にもわかりません。子どもたちはこの騒ぎの中、地道によくがんばっています。

職員も、家族の体調によってお休みせざるを得ない場合がありますので、毎日気が気ではないでしょう。市内の保育園や幼稚園の休園措置も引き続きで、園も開いたり閉じたりです。

 

先週末に、文部科学省から、学校での演奏や調理実習の制限が報道で出ました。もともと柏市のガイドラインにはそれらの活動は「感染症対策を講じてもなお感染のリスクが高い学習活動」として示されているので、とりたてて新しいことではありません。

マスク

手洗い、うがい

換気

ウイルスによる病気ですから、特に目新しい対策はありません。学校が開いている限り、ここまでと同じように対策をしながら、させながら取り組んでまいります。

以前から繰り返してお伝えしていますが、相手は病気ですから、免疫力を落とさないことも大切なことです。今日も寒くても元気に外でなわとびに励む子どもたち。体力、体力。元気、元気。

そして、よく食べ、よく寝る。

かかっても仕方のないものです。やれることを続けていきましょう。もう一踏ん張りかな。

プログラミング学習(校長室より)

突然ですが・・・

A地点にロボットが向こう向きに立っています。ロボットは「向きを変えられる」「線の上を進む」「前にだけ歩く」「交差点では必ず止まる」ものとします。

さて問題です。

「矢印のように進んで、Bに到着するようにロボットに指示をしなさい」

例えば・・・「まっすぐ行って、つきあたったら左に進め。」
相手が人間なら、これが一番簡単な指示で、到着できそうです。
しかし、この指示ではロボットにとっては不備があります。例えば「左に進め」という指示はいけません。横に歩けるロボットならば横歩きをしながら左に進むかもしれませんが、「前にだけ歩く」ロボットですからつきあたったら止まったままです。この指示では左に行けず、Bへ着きません。

どうすれば良いでしょう。

向きを変えられる」とありますから「左に向け」という指示があればよいわけです。

命令されたことを正確に行うコンピュータだからこそ、意図した処理を行わせるための正確な命令が必要です。コンピュータは人の思いを推し量ってはくれません。0か1の世界です。正確に動かないとしたら、それはコンピュータが悪いのではなく、使っている方に不備があると言うことになります。

正答例としては「前に4ます分歩く。左に90度向きを変える。3ます分歩く。」となります。


こういった段取り、道筋を一つ一つ丁寧に進めていくことがプログラムを作るときに大切になります。これが「論理的な思考」ということです。こういう力を、身につけていきましょう、というのがブログラミング学習です。プログラムを作る作業を通して、考え方を身に付けてほしいというねらいがあります。

今日は6年生が1時間ずつ理科の授業でMESHを使って「暗くなったら電気をつける。明るくなったら電気を消す。」という命令が回路に反応するためのプログラムの勉強をしました。

ITの草野先生とともに学びました。「おお、ついた!」「ほんとだ、消えた!」と各班から声が上がっていました。

プログラミング教育、プログラミング学習、言葉を聞くと難しそうですが、「論理的な思考」という部分で言えば、学習や生活のあちこちの場面で必要なものであり、コンピュータがなくても日々鍛えられています。特に「会話」では、わかりやすく相手に伝えるために工夫が必要な場面は多くあります。

未熟な子どもたちですから、言葉足らずでいさかいになることもあります。考えながら、振り返りながら人と関わることでわかっていくこと、できるようになることがあります。そういう意味で、トラブルはあっても人と関わることは大切ですし、学校はその勉強ができる大切な場所です。いろいろな活動の中で、論理的に考える経験を積んでいけると良いですね。

しかし、会話1つにしても、あまり小さなうちから「論理的に」を求めて、生活がきゅうくつになってしまったら何にもなりません。日常的に育てていく力なら「楽しく」は忘れずにいたいです。

節分の日(校長室より)

今日は節分です。給食で福豆を出しました。「年の数だけ豆を食べると福を授かる」という説明書きもあり、数えてみると50個入ってました。

足りない分は、家で食べることにします。

さて今日は1年1組の算数の授業です。校内の研究に関わる授業なので多くの職員で参観したかったのですが、密を避けるために低学年の先生方の参観のみとしました。

さらには、できるだけ接触を避けるために、参観者は子どもたちの列の間に入るような動きをしないようにしました。

先生の話にしっかり耳を傾け、その指示を聞き、行動する。

毎時間、毎日の積み上げでここまできました。「継続は力なり」とは良いことだけに当てはまるものではありません。毎時間、「授業中は良い姿勢」を続けてきたから「良い姿勢を作る力」がついたのです。毎時間ダラーッとしていたら、いつの間にか「ダラーッとする力」がついてしまうのです。繰り返しや積み上げの怖さです。

どうでしょう。この姿勢。

良いことの積み上げの結果です。

タブレットも上手に使えるようになっています。毎日の小さな積み上げを大切にこれからもがんばってほしいです。

幼稚園や保育園で一番大きいお兄さんお姉さんにまでなった子どもたちが、小学校に入学して一番下の弟、妹になる。あんなにいろんなことができていたのに、まるで小さな子ども扱い、と幼稚園の先生がつぶやいている姿をかつての学校で耳にしたことがあります。

それは、当然のことです。学校というのは学びの場ですが、役割を通して学ぶこともたくさんあるからです。しっかり1年生としての役割を通して、2月を迎えた1年生。

縁あって1年生活することになった教室、教えてもらうことになった先生、一緒に過ごすことになったクラスメイト。それはそれは最初は戸惑いもあったことでしょう。楽しいことも、そうでないことも、その毎日が、この子たちの栄養となりました。4月に年齢でなっただけの1年生から、真の1年生になるまであと少し。

ありがとうございました(校長室より)

3日間の教育相談日が終わりました。足を運んでいただき、ありがとうございました。
いくつかの報告を受けて、直接お話をすることの大切さを改めて感じました。今後も、相談日ではなくても心配なことがあったら遠慮なくお問い合わせください。

 

 

オンラインでつながっている友達に手を振る1年生。

本人が元気でも、ご家族の健康状況等、やむを得ず家庭で過ごす子が何人かいます。

保育園や幼稚園が休園になったり、学校が学級閉鎖等になると、我が子をみるために仕事を休まなければならない職員もいます。感染拡大により、あちこち色々な場面に影響が出ています。

市内では、学級閉鎖や学年閉鎖、規模によっては学校閉鎖の措置をとったところもあります。ウイルスによる病気なので、「いつ誰がかかってもおかしくない」という言い方は2年前からしてきましたが、その時よりよっぽど身近に感じる状況になってきています。

こんなふうに、誰がかかってもおかしくない状況になってくることで、学校からのメールに記載されている「うわさや風評被害」の心配も少しずつなくなっていくでしょう。それはそれでとてもうれしいことです。

さらに、今のこの病気も、現在のインフルエンザのように、濃厚接触者には注目しなくて良くなる時がいつか必ず来るはずです。その時が1日も早く来ることを祈りつつ、基本的な感染対策を続けながら、どこまで行けるか。

こまめな手洗い・うがいはウイルス対策には欠かせません。

綱渡りのような毎日が続いていますが、今日も、こつこつがんばり、そして元気に過ごしている子どもたちの姿から元気をもらっています。