令和3年度(R4.4.11まで)

令和3年度 校長室より

交流で(校長室より)

スポーツの秋、学校では体力テストの期間になっています。


通常は各クラスで行いますが、低学年の子どもたちは自分たちだけではできないこともあるので、高学年とペアになって進めます。

高学年は高学年だけでテストを行っているので、ペアと言っても、完全なお世話係となります。
今はまだ、学級や学年をまたいだ交流活動はしていませんが、接触が短時間であれば、今回のような活動は行っています。

感染対策中は、他学年との交流がなかったため、1人1人が自分に向き合う期間となったと思います。自分がなすべきことを丁寧に行い続けることで自分自身を成長させるということです。少し活動制限が緩和されて、できることが増えていくと、今回のように、他者・他学年との関わりの中で成長していく部分も生まれます。

6年生が1年生と併走している姿はとても微笑ましく、お兄さんお姉さんぶりを十分に発揮する、とても良い風景でした。

自分のクラスの友達に対しては厳しく接していても、低学年の子どもに対しては優しく接することができるのは、子どもの常です。言ってみれば役割をきちんと演じているわけです。そういうわけで、このような活動は、ないと困るというより、あるとありがたいものです。学校では、少しずつこのような関わり方が復活し、子どもたちの成長につながっていきます。

今週は気温の差が激しかったですね。何をするにも健康が第一です。体を壊さないようにお過ごしください。栄養と睡眠でしっかり免疫力を高めていきましょう。

今日感じたこと(校長室より)

「学びを止めない」というキーワードがあります。


言ってしまえばたった一言のキーワードですが、学校には様々な活動があり、子どもたちの動きもいろいろな中でのことです。感染症を意識しながら、改めてそれは大変なことであると感じてます。

これだけ多くの職員や子どもたちがともに多くの活動をしながら、ここまでかつてのインフルエンザのような校内での感染が起こっていません。感染対策についての先生方・子どもたちの意識・行動、そのがんばりは、それはもう大したものです。子どもたちに関して言えば、顔が隠れた先生や友達とのコミュニケーション、黙って前を向いての給食、もうその2つだけでも楽しさもおいしさも半減のはずです。えらいぞ、みんな。

現在、柏市はレベル2の拡大局面となっている状況ですから、もちろん今まで通りの対策を行いながらの学校生活は続いています。しかしながら、柏市や県内、もう全国的に、新規感染者が激減していることから、私自身、感染リスクについては1ヶ月前とは捉え方が少しずつ変わってきています。

とは言え、目に見えないウイルス感染対策ですからリスクがゼロになることはありません。校内、市内などの状況をきちんと見ながら、判断して進めていきます。

保護者のみなさんには、朝のご多用な時間帯に、検温や健康観察票の記入につきまして、ご協力ありがとうございます。通常の忘れ物は、本人が困るだけですむことが多いものですが、今の状況での「検温・健康観察忘れ」は本人のことだけではすまなくなることもあります。学校は、集団生活をする場所であることを今一度再確認いただき、引き続きご協力お願い申し上げます。

検食(校長室より)

学校での給食の時間は12時10分から12時55分となっています。
この45分の時間の中で、手洗いや配膳準備、配膳、食事、片付けを行います。

校長室には11時35分前後に給食が届きます。

まだ4時間目です。子どもが見たら、「校長先生、先に食べていいなあ」と言うかも知れません。

これは検食と言って、子どもたちのところに給食が届く前に行う検査です。学校給食法という法に基づき定められた学校給食衛生管理基準に「児童生徒の摂食開始時間の30分前までに行うこと」となっているものです。量は高学年と同じぐらいで、大人としては気持ち少なめです。検食簿とともに校長室の机に運ばれます。

いくつかのチェック項目に従って、記録をしていきます。

ひっくり返したり、表面を観察したり、物によっては切って中を見てみたり、あれこれ食べる前のチェックが終わったら、次は口に入れて、味はもちろん、温度、食感などで気になるところはないかなどを確かめます。

安心・安全な食の提供のためのものです。こうして私の昼食は、みんなより一足先に終わります。

 

給食室では、栄養士の西田先生の献立をもとにして、調理員さんたちが毎日おいしい給食を作っています。

1年生には入学式の時にお話ししましたが、1年生に限らず、好き嫌いを言わずに食べてほしいなあと日々願ってはいるのですが・・・。苦手と思って食べてない物の中にこそ、実はとっても必要な栄養が隠れているのではないかと思っています。

 

保護者のみなさんには、9月6日の校長室よりで「給食費」のことについて書かせていただきました。子どもたちにとって大切な食に関わることですので、引き続きご理解の上、ご協力をお願いいたします。

 

持久走練習開始(校長室より)

秋です。(まだ暑い日がやってくるという予報もあります。どうなっているのでしょうね。)スポーツの秋ということで、今年も持久走の季節がやってきました。


感染者が激減している状況ではありますが、レベル2の拡大局面であることを踏まえた上で練習日程を組みました。火曜と木曜が246年生、水曜と金曜が135年生、というように2グループに分けての練習です。
今日は練習スタートの日、246年生でした。

業間休みの時間に取り組みます。まずは、ラジオ体操で体をほぐします。

小トラックが低学年、中トラックが中学年、大回りが高学年というように練習で走る場所が違います。BGMによって、走る長さも変えています。

走っているときはマスクを外してもよしとしています。(元気な子どもたちが集まっていることが前提の学校ですから。)

マスクをした生活が続いているので大人も子どもも肺機能が落ちたりしているのかなと思いながら、無理のない取り組みを考えています。

日々の健康観察は持久走練習の参加の可否も兼ねています。必ずお家で検温と記入をお願いいたします。元気な子が集まっているからこそできる活動です。ご理解の上、ご協力をお願いします。

連携(校長室より)

今日は、千葉県教育庁東葛飾教育事務所から特別支援アドバイザーの松本先生に来ていただきました。

限られた時間なので、クラスは限定でしたが、子どもたちの様子や先生方の関わり方を見ていただき、アドバイスをいただきました。各クラスにはいろいろな子どもがいます。担任の先生がどのようなことに気をつけて、どのような関わり方をすることがその子にとって良い学びにつながるのか、それを、ともに考えてくださいました。

「姿勢の大切さ」など、改めて、子どもの成長には、ご家庭との連携も欠かせないと感じる内容もありました。 

また別に、柏市教育委員会児童生徒課 特別支援教育巡回相談員の小出先生も来校されました。

特別支援学級の子どもたちの様子や先生方の関わり方を見ていただき、その上でアドバイスをいただきました。

いろいろな立場の方に、学校や子どもたちの様子などを見ていただけるのはとてもありがたいことです。アドバイスを明日からの指導に生かしていきます。松本先生、小出先生ありがとうございました。

このように、学校は、県や市の教育委員会とも連携をとりながら進んでいます。

保護者のみなさんとの連携については、今年度は学校に来ていただく機会もほとんどなく、子どもたちの様子もなかなか直接見ていただけない状態が続いていることが残念です。今後、高学年のミシンボランティアなどで学校に来ていただくこともありますので、そういったときにも子どもたちの様子をご覧になっていただければと思います。

引き続き、お子さんの様子で気になることがあったらいつでもご相談ください。

 コミュニティスクール導入に当たり、地域のみなさん(保護者のみなさんも含みます)との連携についても大切なところです。学校運営協議会を2回行いましたが、「地域の力を学校に」というスローガンだけはよく口にするのですが、子どもたちの様子を見ていただけるようになったら、「地域の力」を具体的な活動に結びつけていきたいと思います。 

4年校外学習(校長室より)

4年生が校外学習で千葉に行きました。

朝から快晴でした。

4年生の保護者のみなさんにはすくすくメールでお知らせしたとおり、1号車にトラブルがあり、子どもたちを2号車に移動させて現地に向かうという措置をとることになりましたが、子どもたちもみんな元気で、臨機応変な対応にも混乱なく向き合ってくれました。ご心配をおかけしました。

その後、無事に予定通りに千葉港に到着し、クラス写真を撮ってから、遊覧船で千葉港巡りをしました。

船の上では、音声ガイダンスが聞こえないほどの大興奮の子どもたちには少々ヒヤヒヤしましたが、無事に40分の千葉港巡りを終えました。「何か流れていたけど聞こえなかった」とか「鉄鉱石って聞こえたなあ」なんて言っている子もいました。たくさんの工場があることは見てわかったと思います。

船酔いをしてしまった子たちはちょっとつらかったかな。

その後はポートタワーそばのポートパークへ移動して、お昼ご飯を食べました。

なかなかの日差しだったので、影のある斜面を選びました。斜面だったので、みんな自然に同じ方を向くことになりちょうど良かったです。

保護者のみなさん、朝早くからのお弁当作りありがとうございました。みんなもりもり食べていましたよ。

ご飯とお菓子タイムのあとは、1号車のバスも合流し、千葉市科学館・きぼーるへ4台で向かいました。

建物の中に、木でできた大きな大きなボールがあるので有名です。

1時間という限られた時間でしたが、グループごとに、体験コーナーを回りました。

全員が元気に1日を過ごし、余裕を持って、無事に時間通りに学校へ戻りました。

学校としては、市外に出る校外学習は本当に久しぶりでした。昨夜の地震のあとだったこともあり、小さな緊張の連続の校外学習でした。4年の学年主任の中村先生が最後に「お家に帰るまでが校外学習」と言っていました。その通りで、みんなが無事にお家に着いて完了です。先生方も1日お疲れ様でした。

5年体験学習(校長室より)

5年生が社会科の「米づくり」の学習がらみでの稲刈り体験を行いました。
午前2クラス、午後2クラスと分かれて実施しました。

 

現地では、米づくりの今と昔、品種などを学ぶ座学、

稲刈りなどの体験、をクラスごとに交互に行いました。

地域農家さんや手賀沼アグリビジネスパーク推進協議会のみなさんのご協力で実施できた企画で、その他たくさんのスタッフのみなさんとも関わりながら活動しました。

橋本さん         油原さん

お米は日々口にするものですし、教科書でも田んぼから食卓へのお米の流れは勉強できます。子どもたちにとっては身近なものであり、知らないわけではない世界のことです。

しかし、実際にその作業や思いをその現場で聞くことは、多くの学びを生むものであることを実感しました。子どもたちは話を真剣に聞き、また、その作業の説明に熱心に耳を傾け、鎌を手に安全に気をつけながら作業しました。

「できた!」「すごい!」「やった!」などの声があちこちで上がったり、「上手!」「うまいね!」など友達への声かけも聞くことができたり、その瞬間その瞬間に子どもたちの心が動いていると感じました。本当に久しぶりの学校外での体験活動で、子どもたちの期待もあったのだとは思います。

 

最後は、大きな大きなコンバインで一気に作業する様子を目の前で見せていただきました。

机上だけでは学べないものが体験学習にはある、本物に触れるすばらしさを改めて感じました。

あらかじめ用意していただいた新米をお土産にいただきました。

良い体験ができました。スタッフのみなさん、素敵な時間になりました。

ありがとうございました。

(活動の写真は1・2組のものです。)

スマホ安全教室(校長室より)

PTAの文化厚生部の企画で、「おしえて!こどものスマホ、SNS、通信のいろいろ」スマートフォン・SNSの危険性と安全な利用について をテーマとした講演会を開催しました。


柏市教育委員会 児童生徒課指導主事 少年補導センターの村松恵治先生を講師としてお迎えしました。

対象は6年生児童と希望保護者のみなさんです。校長室から発信し、子どもたちは各教室でオンラインで参加、保護者のみなさんはそれぞれの場所で参加という形で行いました。

言葉足らずの文字でのやりとりが誤解を生むというトラブルについて、事件になってしまった例について、流す情報について、ネット上で知らない人とつながることのリスクについて、オンラインゲームについて、脳への影響についてまで、本当にたくさんの内容のお話をうかがうことができました。

参加してくださったみなさんはどんなことを感じましたか。

私は、これだけ多くの事例の全てについて子どもたちに教えることはもはやできなくなったと感じました。それだけトラブルも多種多様です。そして、とにもかくにも「自分で考える」ということの大切さを強く感じました。

道具は正しく使用すればとても便利なものですが、正しくない使い方をすれば危険なこともあります。これは、電子機器に限ったことではなく、はさみや鉛筆などの、子どもにとって身近な道具であっても同じです。道具によってけがやトラブルがあった場合、悪いのは道具なのでしょうか。使い手がどう使うのかをきちんと考えて使うことで危険を回避することはできるということを忘れてはいけません。(9月17日の校長室より「便利な道具」にも同じ内容のことを書きました。)

今日のお話で、便利なものの後ろに隠れているこんなにもたくさんの危険について、まず知ることができたと思います。しかしながら、それがどれだけ危険なことなのかをわかるにはもう少し成長が必要かも知れません。危ないことに巻き込まれないためには、危ないことに近づかないことが一番です。楽しそう、おもしろそう、なことにすぐに飛びつかないことは自分を守ることにつながります。

 

「おやすみなさい」と家族に声をかけた後、布団の中でオンラインゲームに夢中になって、次の日の朝、起きられずに学校に来られないというような事例を聞いたことがあります。子どもに一度渡したものを管理することは大変難しいことです。本人に任せっきりでは、何が起こっているか気づくこともできません。充電は必ずリビングでとか、夜は機器を預かるなど、それぞれのご家庭でルールを作っていることもあるでしょう。大切なことだと思います。

今日は6年生向けのお話の後に、参加してくださった保護者のみなさんへのお話の時間もありました。

子どもたちの健やかな成長のためにも、今日のこの講演がお家での話し合いのきっかけになると良いなあと思います。村松先生、本日は貴重なお話をありがとうございました。

暑くても秋(校長室より)

秋を感じる香りの1つにキンモクセイがあります。少し前に、今年は例年より早めに香り始めたと報道されていました。

本校にも2年生5年生昇降口の周りにあります。オレンジ色の花です。

1年生の担任だったときに、校庭にあるキンモクセイの香りをたよりに木を探した時、「トイレのにおいだね、先生。」と言っていた児童がいたことを、必ず思い出します。きっとこの子にとっては、キンモクセイの木(花)からの香りよりも、芳香剤のキンモクセイの香りの経験の方が先だったんだろうな、おもしろいな、と思ったことを覚えています。

マスクをしていると、香りに鈍感になっている自分に気づきます。まだ、楽しめるので、花の前でぐらいはマスクを外して、香りを感じたいですね。感じてみてください。

 

音楽のリコーダーの練習を始めています。普段より気持ち隣との距離をあけて、換気をした音楽室での練習です。リコーダーを吹く子だけがマスクを外し、終わったらマスクをします。

1年生の鍵盤ハーモニカも始めています。

1人1人が感染対策を意識しながら、できる活動を始めています。

 

落ちついた週のスタート(校長室より)

朝から良い天気で、日中は8月から9月ごろの気温になるという予報の中、今日がスタートしました。

落ち着いた雰囲気で学習をする子どもたちの様子が見られました。立派です。

登校してきてから下校するまで、学校というのは指示の連続です。ノートを出す、話を聞く、6ページを開く、音読をする、ノートに書く・・・。この細かな指示による小さな活動一つ一つが学びにつながっていきます。


これが2、3歳のイヤイヤ期の子どもたちが相手だったら、一つ一つのことがなかなか先に進まずに、全体での授業は絶対に成立しません。
子どもたちが、年齢相応に成長していることはとても大切なことです。

そしてもう一つ大切なのが「教員と子どもとの人間関係」です。

「何を言うかではなく、誰が言うか」が大切であるということです。

そう考えると、各クラスでの大人と子どもとの関係が良好であることが、今の落ち着いた雰囲気につながっているのだろうと考えられます。

2学期も折り返しましたが、良い人間関係の中で教育活動を行えるよう進めてまいります。気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。

週末の報道の中で、各地の賑わいとともに、行き交う人たちの心構えをインタビューしているシーンを目にしました。「対策が日常になっているから、それをした上で楽しもうと考えている」という言葉を発している人がいました。その通りだと思います。

学校も、今までのように対策を取りながら、活動を広げていきます。

10月からは、延期していた各学年の校外学習も行います。本物に触れる体験は大きな学びにつながります。参加に向けて毎日の健康観察は引き続きご協力をお願いいたします。

「熱を測り忘れました」と言って職員室に来る児童が数名います。ご家庭において子どもだけでできることがあっても、任せっきりにせずに、その「できたことの確認をする」というようなまだまだ大人の目が必要な場面がたくさんあります。なんと言っても小学生ですから。

10月スタート(校長室より)

10月になりました。
職員室には、職員が出勤とともに押印する出勤簿というものがあります。
今日から裏面になりました。令和3年度の後半がスタートしたことになります。

1ヶ月の短縮日課も終わり、通常日課が開始です。今までお家で勉強をしていて今日から登校してきた子どもたちの姿も見ることができてホッとしています。

事情があって登校できない場合は1日2時間の授業配信を続けていくので、引き続きお家で取り組んでみてください。

午後まで子どもたちがいて、勉強している姿を久しぶりに目にしました。通常に戻ったことを実感しました。校長室掃除の6年生に聞いてみたら、「午後までは大変」というような感想を口にしていました。すっかり短縮日課に慣れた様子がわかります。きっと今日1日、みんな疲れたかもしれません。

月曜日からの通常を過ごしている内に元のリズムを取り戻すことでしょう。子どもたちの順応する力は大人よりよっぽど高いですから。土日しっかり休んで、また来週からがんばりましょう。

台風が日本に接近中ということで、朝から雨でした。傘をさして登校する児童、雨合羽を着て登校する児童、どちらもいました。風であおられることを考えると、台風のような時は、雨合羽は良いなあと感じました。

天気図とにらめっこをして過ごし、時々傘をさして校庭を歩いて風雨の様子を確認したりもしながら下校時の判断についてあれこれ考えました。

その時になってみないとわからないのが天気ですが、最終的には風が思ったほどではなかったこと、雷がなかったことから、通常通りの下校としました。子どもたちは、しっかり傘を握りしめて下校していきました。気温もぐんと下がった気がしました。温かいお風呂に入って、冷えた体を温めてくださいね。

昨日書いた記事「ミニミニアンケート」をアップし忘れて、あわてて朝にアップしたのでこの記事は今日2つめとなります。連投失礼しました。

ミニミニアンケート(校長室より)

学校は子どもたちにとって楽しいところであってほしい。できることやできないことはあっても「学校が子どもたちにとって安心できる場所」であってほしい。という願いはあったとしても、実際に子どもたちは、学校という家族とは違う人の中で日々生活しています。本人にとって居心地が良い時もあれば、そうでない時もあります。

 子どもたちが何か困っていることがないかを知るための手立ての1つとして、本校では「ミニミニアンケート」を実施しています。月に1回、全校児童対象です。(学期の最後には少し内容の違う調査をします。)

子どもたちとともに過ごしているご家族、我々教職員。日々の関わりの中で「ん?何かいつもと違うな」と気づくことがあります。そんなときは「何かあった?」と聞くことから始めれば良いと思います。

しかし、なかなか気づけないこともあるのが現実です。このアンケートを改めて実施することで、気づかなかった、気づけなかったことに目を向けることができる場合もあります。これが全てではありませんが手立ての1つとして生かしていきます。

子どもの周りに起こるいろいろな問題は、最後の最後はその子自身が乗り越えていかねばなりません。もちろん、まだまだ未熟な子どもですから、ご家族や我々教職員が、そばにいる大人として話を聞いたり、環境を整えたりすることは大切なことです。気になることは情報を共有しながら進めてまいりましょう。

子どもたちには、この9年間という長い義務教育期間で、多くの経験を積みながら、乗り越える力をつけていってほしいです。

体温を測り忘れずに、今日も元気に学校に来られますように。 

感謝(校長室より)

昨日、午後の職員会議にて、10月1日からの学校生活や学習活動、行事のことなどを職員に伝えました。本日、学校の対応についてお手紙を配付いたしました。ご確認ください。左のコロナウイルス対策のコーナーにも貼り付けます。

子どもたちは、ここまで、自分たちにできる感染症対策を続けてきました。家庭での約束事であったり、学校での約束事であったり、細かいことはたくさんありますが、6歳から12歳の子どもたち1人1人が、自分を、友達を初めとする周りの人を守るために、小さいなりにがんばってきたのだと思います。学校内においてマスクを外す唯一の活動である給食を安全に進めてこられたのも、黙食の徹底ができた、子どもたちのがんばりです。みんな本当によくがんばっています。

おかげで、ここまで、学校内で感染が広がるようなことはありませんでした。

これは職員についても同じです。教室の床面積や児童数の関係で、密を避けられない状況はありながら、活動の工夫や、子どもたちの動きに目を配ることで、ご自身の心身ともの健康に留意しながらここまで取り組みを進めてきました。ありがとうございます。

また、学校生活を安全に進めていく上で、健康な子どもたちが集まるという部分については、毎日の健康観察がよりどころとなるため、保護者の皆様の意識や毎日の健康観察にも感謝です。ありがとうございます。

今後、校外学習を初め、活動を広げていく上で、継続的な健康観察は本当に大切なことです。子どもたちだけでなくご家族の健康管理も、となりますが、ご理解ご協力をお願いいたします。

目に見えないウイルスによる病気なのですから、かかることは悪いことではありません。しかし、病気にかかるよりかからない方が良いし、病気をうつすよりうつさない方が良い、というということでの対策なわけです。これは宣言が解除になろうとも引き続き行っていくことになります。いつか、コロナウイルス感染症の薬ができたり、コロナウイルス感染症という病気の扱いレベルが下がるまでは変わらないのだろうと思います。

いつもいつもお願いばかりで心苦しいのですが、引き続き本校学校教育にご理解ご協力をお願いいたします。
不明な点や不安な点がございましたら、遠慮なくご相談ください。

10月に向けて(校長室より)

本日、柏市教育委員会からのすくすくメールで、10月からの日課についてお知らせがありました。

給食後下校の短縮日課から通常日課になります。生活の仕方は大きく変わることはありません。詳しくは、明日、学校からお知らせのお手紙を配付いたしますのでご確認ください。

10月になるタイミングで緊急事態宣言が全面解除となったとしても、突然いろいろなことができるようになるとは考えていません。

マスクは引き続きですし、給食は黙って食べます。

できる限りの感染症対策を続けながら、できることを探っていきます。

縁(校長室より)

40歳を超えた頃から、自分が高学年の担任になったときに、学級目標とは別に教室に張っていた掲示物です。「みどり」と読み間違えないように青色にしたのを覚えています。「えん」です。

どうしてこのクラスなんだろ、どうしてクラスメイトはこのメンバーなんだろう、どうして担任はこの先生なんだろう、そもそもどうして私はこの学校で勉強しているんだろう・・・。

それは、そこで学ぶべきことがあるから、そこでしか学ぶことができないことがあるから、この人から学ぶ必要があるから・・・そんなことを当時の子どもたちには伝えていました。自分にとって良いことばかりではないかもしれないけれど「今いる大人や友達から学ぶ」ことを大切にしてほしい、という話をしてきました。人と人の出会いを大切に考えてほしいという願いからです。

これらは通常「」と呼ばれるもので、「」とは違います。

最近は「○ガチャ」なる言葉があるようで、選べない自分の境遇を「運が悪い」ように言うようですが、「運ではなく縁だろうなあ」と思って聞いています。

縁なのだから、前向きに捉えて、そこで学んで、いろいろなことをつかんでいけば良いのに、「運が悪い」という言葉であきらめてしまうのはもったいないし、出会いを人のせいみたいに言うのは良くないなと私は感じています。

今日も子どもたちは、縁で結びついた友達や先生と生活をして帰って行きました。学校はいろいろなことを学ぶ場所であってほしいと願っています。

さて、10月が見えてきました。引き続き、手洗い、マスク、換気を基本とした対策を続けながら学校生活を続けていくと同時に、行事の可否についても考えていきます。

誰もが不安を抱えながら日々を過ごしているのだろうと思います。気になることがありましたら、遠慮なくご連絡、ご相談ください。

9月も残すところ・・・(校長室より)

昼(太陽が出ているとき)と夜(太陽が出ていないとき)の長さがほぼ同じになるという秋分の日も過ぎ、日が暮れる時刻が少しずつ早くなっていきます。自分の命は自分で守るという気持ちを忘れずに、事故にあったりしないよう気をつけて生活していけるように声をかけていきます。

緊急事態宣言の期限まであと1週間を切りました。9月スタートから短縮日課が続き、夏休み後、スロースタートとなりました。登校している児童、していない児童、給食を食べる児童、食べない児童、それぞれへの対応を続けてきたわけですが、10月からのことについては、来週にはお示しいたします。

学校では、今日も子どもたちが元気に半日を過ごしました。世の中の不安定な状況において、それでも元気に、友達と、先生と学校生活を送っている子どもたちを見ていると、その生命力を感じます。もちろん、不安定さの影響を受けている児童もいるはずであるという見方は忘れずに子どもたちへの関わりを続けていきます。

お子さんの様子で気になることがあるときは、遠慮なくご連絡ください。

タブレットを机の上に出して、授業を受ける風景も、見慣れてきました。

子どもたちの学びをサポートするツールとして、今後もいろいろな場面での活用を模索していきます。

第2回学校運営協議会(校長室より)

今日は、第2回の学校運営協議会を開きました。

コミュニティスクールの考え方は、ホームページの左側下方「土南部小学校学校運営協議会」にも載せてあります。「地域の力を学校に」が大きなテーマです。(ちなみに地域の大人の中には、教職員も保護者のみなさんも含まれます。)みんなで地域に生きる子どもたちに関わり、育てていこうというものです。

今日は、学校での困り感をお伝えし、地域の力をどんな場面で学校に生かせるのか、生かせないのかについて話し合いをしました。

今、学校では、できることよりできないことの方が多い状況です。

この中で、まずできることから取り組んでいこうという話になりました。

10月の学校だよりで、保護者のみなさんを含めた地域のみなさんに1つお願いしたいことを載せますので、ご覧になって、可能な限りお力を頂戴できればと思います。

今回も、地域で生きる子どもたちへの、委員のみなさんの思いを感じた会となりました。ご多用の中、お集まりいただき、ありがとうございました。

 

 さて、昨日は、中秋の名月で、満月と同時タイミングは8年ぶりだったそうです。朝の時点では夜は曇りとの予報もありましたが、見事に見られることができました。眺めた方も多かったのではないでしょうか。とても素敵な月でした。

「意識して自分にインプットするもののコントロールをすることが大切」と、養老孟司氏がテレビで話しているのを夏に聞きました。今、インプットするものが例えばコロナウイルスのことばかりにならないように、というお話でした。

空を眺めて「いい月だなあ」とつぶやいてみる。そんなインプットを積み重ねていくことも大切なのだろうと思います。

明日は秋分の日で、学校はお休みです。良い祝日になりますように。

千葉県スクールカウンセラー(校長室より)

三連休中に、南部林友会のみなさんに、学校敷地内の「なかよしジャングル」の草刈りをしていただきました。

ジャングルという名前がついているとは言え、ジャングルさながら好き放題伸びていたあちこちの草を刈っていただきました。

こんなにきれいになりました。子どもたちのための環境整備、ありがとうございました。

 

今日は、千葉県スクールカウンセラーの加藤先生に来ていただきました。

加藤先生は、南部中学校でカウンセラーのお仕事をされています。今回、県の施策で、中学校区の小学校にも追加派遣ということで、来てくださることになりました。

千葉県スクールカウンセラーについてはこちら→https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/jisei/soudan/counsellor.html

学校の子どもたちの様子を見ていただき、子どもたちや職員の相談に乗っていただいたり、助言をしていただいたりします。

悩んだり、つらいことがあったとき、話を聞いてくれる人がいることは大切なことだと思います。最後に問題を乗り越えていくの自分自身ですが、いろんな人に相談できるという状況は悪いことではありません。学校には、友達や担任の先生だけでなく、隣のクラスの先生、音楽の先生、保健の先生、教頭先生、他にもたくさんの先生がいる。あっ校長もいる、と知っていてほしいです。そして、いつもではないけれど、カウンセラーの先生もいます。ぜひ、何かあったときには自分が相談しやすい大人に声をかけてほしいです。

また、スクールカウンセラーの先生は保護者のみなさんのご相談を受けることも大切な仕事の1つです。

本校への追加勤務は9月から月に1度で今年度は計7回と限られてはいますが、火曜日に勤務している南部中学校でも相談することができます。

本校教頭が窓口になりますので、お問い合わせください。

加藤先生、改めましてよろしくお願いいたします。

さて、学校ホームページがリニューアルしました。仕様が変わった関係で慣れるまで見にくい部分もあるかと思いますが、引き続き、学校や子どもたちの様子を発信していきますので今後ともよろしくお願いいたします。

便利な道具(校長室より)

2年生がITアドバイザーの草野先生とタブレットの使い方を勉強しました。個人がタブレットに書き込んだものが1つに集まっていくというソフト(アプリ)です。

 

1枚の画用紙に、1人1人がペンを持って書き込むようなイメージです。紙だと、一斉には無理です。何人かは順番を待たなければなりません。

 

 

このソフト(アプリ)を使えば、一気に書き込み、あっという間にできあがります。すごい時代がきたものだと心から思います。

 

 

これをどのように授業で使うか、どんな場面で使えるかはそれぞれの担任の先生が授業を組み立てるときに考えていくことになります。今日は、まず、このソフト(アプリ)の使い方を学ぶ時間でした。感覚的に使えるので、子どもたちの飲み込みは早いようです。(写真は2年3組の様子です。)また1つスキルアップです。

人はこうして道具を使いながら進化を続けてきました。
便利な道具が身の回りにはたくさんあります。
ほうきです。

ごみを集めるための道具です。

跳び縄です。

縄跳びをする時に使うものです。

はさみです。

紙を切るための道具です。

カッターです。

これも紙を切るためのものです。直線ならはさみより速く切れます。学校保管分は数を数えて鍵のかかる場所にしまってあります。

どれも、正しい使い方をすればとても便利です。そして正しい使い方は知っておく必要があります。正しく使えなかったり、ふざけた使い方をすると、けがをしたり、させたりしてしまうこともあります。便利なはずの道具が危ない道具となります。

 

道具によっては扱いが簡単でわざわざ使い方を教わらないものもあれば、扱いが複雑で、正しい使い方の全てが伝えられないものもあります。そんな時は、どう使うのが正しいか、間違っているか、危ないことはないか・・・を使う人が考えなければならないということになります。

 

例えば、何か道具を使ってけがが起きたとき、悪いのはほうきでしょうか、はさみでしょうか、車でしょうか・・・。
道具が問題なのでしょうか。
道具に欠陥がなければ、使う人に問題があります。
道具というものはそれが何であっても正しく使うことが大切であるという一般的な話を伝えていくことはもちろん、個々の道具を正しく便利に使えるように大人が管理することも物によっては必要なのだろうと思います。

空気照度検査(校長室より)

昨日、教室内の空気や照度について調べる検査を行いました。検査をしてくださったのは学校薬剤師の中村先生です。

学校保健安全法という法律に基づいて定められている学校環境衛生基準というものがあります。
教室の環境を整えようね、というものです。
2階で1教室、3階で1教室を選び、実際に授業を行っている時間帯に検査しました。

 

 

 

廊下側、窓側、中央、前、後ろと測っていきます。

晴れている日は下の写真のように

カーテンを閉め、窓側の電気は消すぐらいがちょうど良い明るさになると教えていただきました。暗すぎるのはもちろんですが、明るすぎない方が良いということです。この点は、学校内できちんと共有していきます。

空気の検査もしていただきましたが、「空気は大丈夫ですね」とおっしゃっていました。エアコンが導入され、さらにはここ2年は常時換気をしているためと考えられます。
(換気の大切さは感染症予防でも言われていますね。)

↑このリーフレットはこちら→リーフレット.pdf

子どもたちの過ごしやすい、学びやすい環境を再確認できました。
中村先生、ありがとうございました。