令和3年度(R4.4.11まで)

検食(校長室より)

学校での給食の時間は12時10分から12時55分となっています。
この45分の時間の中で、手洗いや配膳準備、配膳、食事、片付けを行います。

校長室には11時35分前後に給食が届きます。

まだ4時間目です。子どもが見たら、「校長先生、先に食べていいなあ」と言うかも知れません。

これは検食と言って、子どもたちのところに給食が届く前に行う検査です。学校給食法という法に基づき定められた学校給食衛生管理基準に「児童生徒の摂食開始時間の30分前までに行うこと」となっているものです。量は高学年と同じぐらいで、大人としては気持ち少なめです。検食簿とともに校長室の机に運ばれます。

いくつかのチェック項目に従って、記録をしていきます。

ひっくり返したり、表面を観察したり、物によっては切って中を見てみたり、あれこれ食べる前のチェックが終わったら、次は口に入れて、味はもちろん、温度、食感などで気になるところはないかなどを確かめます。

安心・安全な食の提供のためのものです。こうして私の昼食は、みんなより一足先に終わります。

 

給食室では、栄養士の西田先生の献立をもとにして、調理員さんたちが毎日おいしい給食を作っています。

1年生には入学式の時にお話ししましたが、1年生に限らず、好き嫌いを言わずに食べてほしいなあと日々願ってはいるのですが・・・。苦手と思って食べてない物の中にこそ、実はとっても必要な栄養が隠れているのではないかと思っています。

 

保護者のみなさんには、9月6日の校長室よりで「給食費」のことについて書かせていただきました。子どもたちにとって大切な食に関わることですので、引き続きご理解の上、ご協力をお願いいたします。