柏市学校図書館紹介blog

市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています

第1回司書教諭・学校図書館指導員合同研修

・今年度第1回の司書教諭との合同研修会が,5/26(水)にWEB研修(Teams)にて実施されました。
 主な内容は以下の通りです。
★研修 ①今年度の柏市学校図書館活用
    ②司書教諭と学校図書館指導員の役割
     講師:笹間ひろみ 柏市学校図書館コーディネーター





※それぞれの学校で熱心に研修を受けています。


★講義 「子どもたちに読書を 学校図書館を勧めよう」
     講師:帝京大学 鎌田和宏教授



鎌田先生のお話は,「GIGAスクール構想」が本格実施される学校教育の中で,学校図書館の役割を再認識する機会となりました。
なかなか対面での研修がかないませんが,柏市の学校図書館を盛り上げるために日々自己研鑽に努めていきたいと思います。

第4回学校図書館指導員研修(初任者,3年目研修)

・5月10日(月)沼南庁舎にて,初任者研修と3年目指導員研修が実施されました。

・初任者研修(午前の部)


大野アドバイザーより,柏市立図書館及び,学校間の「図書流通システム(相互貸借)」について,またTooli-sの画面を見ながら選書リスト作りについて学びました。

・3年目研修(午後の部)
3年目の研修では,各校での授業実践について一人ひとり実践発表を行いました。WEBでの研修が多くなっている中,対面での実践交流は非常に学ぶことが多く,有意義な研修となりました。

子供たちの“読みたい”を大切に 柏第二小学校

親子二代,三代と続く卒業生を送り出してきた歴史ある柏第二小学校。先日この学校の卒業生だというボランティアの方が本棚にあった古い本に目をとめてこれは自分がかつて読んだ本だと懐かしそうに教えて下さいました。

第一図書室入口


◇ 2つの図書室

現在柏二小には第一図書室と第二図書室があります。

森の入口をイメージした飾りつけで子供たちを迎える第一図書室は多目的に使用できる広いスペースになっており9類(絵本や物語)の本が配架されています。

第二図書室には0類~8類の本が置かれています。動物の本やクイズ折り紙料理の本などが特に人気です。

子供たちはこの2つの図書室を行き来して多種多様な本とふれあいます。

どちらの図書室もカウンターにパーテーションを設置し机も対面を避けた配置にして感染症予防の対策にも配慮しています。

第一図書室



◇「四季の貯本箱

柏二小の学区では中学校卒業までの9年間読書の記録をつける「四季の貯本箱」という活動を続けています。本の借り方返し方を学んだばかりの1年生も先日最初の1枚を記入しました。

この記録用紙は9年後どれだけの数になっているでしょうか。 

読書の記録


◇ 図書委員の活動

感染症予防対策のため貸出に制限を設けている休み時間の図書室で図書委員の子供たちは本棚の整理をしたり傷んだ本の修理をしています。

また5月から図書委員が担当のクラスのために選書をして定期的に教室へ届ける「移動図書館」も始めました。少しでも多くの本とふれあい新たな出会いにつながるような試みになることを期待しています。

本の修理


「ずっとこの本が読みたかったの。」

嬉しそうに小さな声で教えてくれた子がいました。

学校図書館はワクワクのつまった宝島。次はどんな宝物を見つけてくれるのでしょうか。


図書カウンター

第3回学校図書館指導員研修(初任者,2年目研修)

・4月6日(火)沼南庁舎にて,初任者研修と2年目の指導員研修が実施されました。

・初任者研修(午前の部)
 学校図書館コーディネーターの笹間先生からは授業支援についてお話があり,その後 柏市学校図書館ITサポート員の本間さんからリモートで進級処理を教わりました。

 学校図書館アドバイザーの大野先生からは,学校図書館オンラインの使い方,365メールの運用についての講義がありました。
 内容の濃い3時間となりました。明日からは学校勤務です。

・2年目研修(午後の部)
 対面での研修が少ない2年目の指導員を対象に実施されました。
 笹間先生からは授業支援についてのお話があり,その後,本の修理の実技が実施されました。昨年度はコロナ禍で対面での研修がほとんどできませんでしたが,1年間の実務経験を経て着実に成長した姿が見られました。

令和3年度 第2回学校図書館指導員研修会

・4月5日(月)に,第2回学校図書館指導員研修がWEB会議(Teams)にて実施されました。

 今年度お世話になる指導課の先生方です。よろしくお願いします。

 指導課の鈴木先生からは,柏市学校図書館活用指針,服務について説明がありました。

 柏市学校図書館コーディネーターの笹間先生からは,学校図書館活用推進のための具体的な方針が示されました。学校内での連携体制づくりから,リーフレットの活用,公立図書館との連携について講義されました。

 学校図書館アドバイザー大野先生からは,学校図書館の実務~新学期編~として,進級処理,オリエンテーションなどお話がありました。 

 今年度の研修も,WEBでの実施が増えていくと考えられます。児童生徒の「自発的・主体的学びの場,創造的な活動の場」を学校図書館が提供できるように,研修からの学びを大切にしていきたいと思います。