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令和 6 年度給食室

10月2日 肉豆腐 切り干し大根の味噌汁 アーモンド小魚 みかん

校長検食簿より

今日はご飯に肉豆腐と味噌汁と和風献立で、少しずつ秋らしさが出てきた日常にも合う献立である。肉豆腐は豚肉と野菜と豆腐のコラボレーションを味噌で味付けたコクのある味で、ご飯にも合っている。もりもりだよりには、食べ物の働きを知ることが今月の目標となっており、豆腐や肉はタンパク質で体を作る働きがあることが、放送で流れていた。栄養についての知識は、人生の長さにも関わってくる。家庭でも子どもに伝えて欲しいものであるが、子どもにとっては口うるさく聞こえるだろう。それが、大人なった時にリフレインされて食への意識になるようにも思う。切り干し大根の味噌汁は、切り干し大根を使うことで、大根の甘みと旨味が生の大根よりも強くなり、シャキシャキとした食感も面白い。昔は生鮮大根が無い時期の味噌汁に使われたが、時々使うと味噌汁の幅が広がり美味しい。みかんがデザートによく出てくるようになり、甘さも増してきている。富小玄関前のみかんはいつになると食べ頃になるかな?

10月1日 セルフチリビーンズドッグ がーりっくポテト キャベツとベーコンのスープ パイン缶

校長検食簿より

今日は洋食献立でパンの日。今日は自分でコッペパンに具材をはさんでいただくパターンのサンドウィッチです。中にはさむものは、ソーセージとレンズ豆や大豆をミンチにしたものと、豚の挽肉をトマトソースで煮込んだもので、ミートソースの具のようである。パンに挟むにはもう少し汁気を飛ばしてもよいかと思うが、味はパンに合い、ソーセージの味を引き出し美味しい。ガーリックポテトは、個人的にはガーリックがもっと効いてもよいかと思うが、ジャガイモのほくほく感がもう少し欲しかった感じで、少し固めだったことが残念であった。キャベツとベーコンのスープは、出汁が効いておりキャベツの甘さとベーコンの香りが美味しいスープになっている。今日のもりもりだよりではベーコンが取り上げられており、給食のベーコンは保存料などを使っていないベーコンであることが書かれている。ソーセージやベーコンといった加工肉はおいしさはあるが、元来の加工に使われていた塩などの天然素材以外の合成人工のものを使うものが多くなり、健康上は無添加で保存料を使用していないものを選んで食べるのがよいと思うが、高価になるのが難である。

さんまの蒲焼き 小松菜としめじの煮びたし 豚汁 一口ブドウゼリー

校長検食簿より

 9月も最後になり、今日は秋らしく秋刀魚の料理である。秋刀魚のかば焼きが今日のメイン。最近は秋刀魚の不漁が報じられていたが、今年の初物水揚げは昨年の140倍と不漁続きに終止符が打たれそうな気配があり、秋の味覚を楽しめる年になりそうである。秋刀魚のかば焼きは、秋刀魚に上新粉をつけて揚げたものに、甘辛のたれをしみ込ませ、ごはんと一緒に食べると大変おいしいかば焼きに仕上がっている。そこに豚汁で、豚汁のいもはジャガイモであるが、里芋だと芋煮鍋の様相となる。しかしホクホクしたおいもが入った豚汁にも秋を感じる味がある。小松菜としめじの煮びたしも、きのこは秋の風物詩。今では工場でつくられてしまうが、天然のしめじはちょうどいまが旬で、香りもよく出汁がよくでて煮びたしにはぴったりのきのこである。ひとくちブドウゼリーも秋の味と香りを運んでくれている。

9月27日 麻婆かけうどん サンラータン キャラメルポテト アーモンド小魚

校長検食簿より

今日は麺類でうどん料理。今日ももりもりだよりでうどんが紹介されている。うどんの元祖は奈良時代に中国から伝わったおかしの「こんとん」と呼ばれる小麦粉の皮にあんこを包んで煮て食べたものだと紹介されている。菓子が主食に変化したものなのだと初めて知った。今日は麻婆豆腐がうどんにかかっている麻婆豆腐うどん、これも初めて食する味である。ご飯にかけて美味しいのだから、うどんでも美味しいが、うどんはご飯ほど麻婆豆腐を一緒に口に運べないから、もう少し濃い味でもよいかと思う。酸辣湯は、もずくが入り、タケノコ、小松菜、タマネギに干し椎茸と具だくさんで美味しい。酢がもう少し効いてもよいかと思うが、子ども向けの味である。キャラメルポテトは、サツマイモと砂糖ベースのキャラメルソースが絡まる味を思い浮かべるが、サツマイモの表面に砂糖がざらついて、キャラメルソースが未完成のままサツマイモと混ぜられている感が否めない。献立からイメージされるものではないものが出ていることは、調理段階で適切な措置がされていたのか、十分に振り返る必要がある。

9月26日 肉じゃが なめこの味噌汁 シャカシャカビーンズ

校長検食簿より

 今日も和食献立で、肉じゃがにご飯になめこの味噌汁と、家庭のごはんの代表のような給食である。肉じゃがは豚肉がしっかりとして、しらたきとジャガイモにも味がしっかりとしみ込んでいる。肉じゃがを口に運び、もぐもぐしたあとに白いご飯と合体させると、味が口の中に広がりとてもおいしく幸せな気持ちになる。そして味噌汁に手を伸ばし汁をすするとなめこのとろみがついた汁に細かく刻んだ小松菜が一緒に入り、とろとろとシャキシャキが一緒に味わえておいしい。シャカシャカビーンズと珍しい名前の豆の揚げ料理が副菜についているが、カリッと揚げられて青のりと塩で味付けられた豆はひよこ豆。外はカリッと中はしっとりと仕上がり、塩味と青のりの香りがごはんにも合っている。ここ数日涼しい日となり、デザートはまだ青いみかんが半分。最近みかんの皮も自分で剥けない子が増えているが、すっぱ甘いみかんの味と皮を剥いたときに指について離れないみかんの香りを楽しみながらデザートを食べてほしい。

 

9月25日 カレイのタンドリー風味焼き ひじきと青大豆とジャガイモのサラダ キャベツとベーコンのスープ

校長検食簿より

今日は洋風お魚献立で、カレイのタンドリー風味焼きがメインである。タンドリーなのでインド料理かと言われるかな?カレイの味付けはにんにく&しょうがにヨーグルトに漬けられた風味豊かな味付けで香りも白身のカレイの美味しさに色を添えて、パンとの相性もとてもよい。ひじきと青大豆のサラダは、ジャガイモとひじきと青大豆とキャベツが混ざり合って旨い味を出している。キャベツとベーコンのスープは、タンドリーが濃い味めに仕上がっているのに対して、あっさりとしたスープで、ベーコンの旨味とキャベツの甘さが美味しいスープである。給食ロールはその名の通りに、バター風味が濃い味のしっかりとした味わいのパンで、美味しく焼き上げられている。

9月19日 鯖の味噌煮 磯香和え 米粉のすいとん汁 ごはん

校長検食簿より

今日は純和食献立で、子どもたちにも人気がある鯖の味噌煮がメインである。味噌煮はネギやショウガをたっぷりと使って魚臭が取り除かれ、ふっくらと美味しく煮込まれている。給食の大釜でたくさんの鯖を煮るので、味のしみこみ方も身の食感も大変美味しく仕上がって、白いご飯にも大変よく合っている。そして今日のお汁はすいとん汁。すいとんというと戦時中の食糧難の時代の主食だったと聞くが、今のすいとんは野菜たっぷりとはいった上に、米粉の手作りすいとんが入っており、すいとん効果のとろみもついて大変美味しい。今では野菜たっぷりの贅沢なお汁である。添えられている野菜は磯香和え。磯香になるのは海苔の香りで、口に含むと小松菜のシャキシャキ感と一緒に海苔の香りが鼻から抜けていく磯香たっぷりの味で、これもとても美味しい。ゆっくりといただきながら、和の豊かな味を味わうことができた。

9月18日 ぶどうパン 秋なすとポテトのミートグラタン かむカムサラダ たまごとわかめのスープ

校長検食簿より

今日は洋風献立で、メインは秋なすとポテトのミートグラタンである。ミートグラタンをいただくとチーズがちょうど良く焼け溶けて香ばしく、挽肉のソースとジャガイモとチーズが絡んでとても美味しい。秋なすのとろみある味に出会いたいと探したが、小さな茄子しか入っていなかったのが残念。調理段階で均等に入れる心配りが大切である。カムカムサラダとは面白い名前である。カムカムになっている食材は細切りのスルメ。スルメも味を吸ってさらにスルメの出汁が出て、噛めば噛むほどに美味しくなるサラダに仕上がっている。たまごとわかめのスープは、優しい卵の味としっかりとした出汁で包まれた味で美味しい。今日のもりもりだよりには、茄子が取り上げられており、秋に美味しくなる茄子は、奈良時代には日本で栽培されていた伝統的な野菜の一つであることも、食べながら食材の歴史に触れる機会となっている。

9月17日 里芋コロッケ 高野豆腐のころころ煮 お月見味噌汁 月見ポンチ

校長検食簿より

今日は和食でまとめられたお月見献立である。お月見味噌汁と題された味噌汁には月に見立てた白玉だんごが入り、白玉の粉でとろみがついた汁は、だいこんにしっかりと染みこみ、しめじ、長ネギと味わいを深め、白玉を美味しく包んでくれる味噌汁である。里芋のコロッケも満月を模してか丸く、里芋の粘り気のある食感とサクッとした揚げ具合がちょうどよく、白いご飯が進む味である。高野豆腐のころころ煮は、賽の目の高野豆腐に合わせて鶏肉やにんじん、干ししいたけなどが同じような形で刻まれ、これもどの具材にもしっかりと味が回って、美味しくご飯が進むy足材である。月見ポンチは★型のゼリーと満月型のゼリーが入り、缶詰のくだものを美味しくいただける味であった。

9月13日 大根とツナのスパゲティ・ごまドレッシングサラダ・梨のパンケーキ

栄養教諭コメント

今日はみんなが好きなメニューです。スパゲティはさっぱり「大根とツナ」のソースです。今日のパンケーキには生の梨(白井市の豊水)をスライスして生地に混ぜ込んでいます。秋の味を感じてもらえたでしょうか。

9月12日 くあじゅうしい・きびなごフライ・からしあえ・もずくスープ・冷凍パイン

栄養教諭コメント

聞きなれない「じゅうしぃ」は沖縄県の炊き込みごはんです。しっかり味のついた豚肉やこんぶががたくさん入って食べやすく仕上がりました。スープにはもずくと冬瓜、まだまだ暑い日が続いているので、沖縄風料理を食べて元気にすごしてください。

9月11日 メキシカンピラフ・鮭の粒マスタード焼き・ひじきいり鉄人サラダ・ポテトスープ

栄養教諭コメント

メキシカンピラフはケチャップとカレー粉で味つけをし、ちょっぴり、ぴりカラのピラフに仕上がりました。粒マスタード焼きは秋においしい「秋鮭」にソースがかかり、みんなよく食べてくれていました。

9月10日 栗ご飯 湯波と菊のすまし汁 五目豆 なすのみそチーズ焼き 冷凍りんご

校長検食簿より

今日は純和風の日本食献立である。もりもりだよりで初めて知ったが、9月9日は重陽の節句と日本の5節句の一つ。桃の節句、端午の節句、七夕は有名だが、1月7日の人日の節句と合わせて5つの季節を味わい、人心を深め合う習わしがある。重陽の節句は秋の味覚の栗・菊・茄子などの料理を味わい無病息災を祝い祈るようである。ALSOKのHPに詳しい説明があるのがいとおかしであった。さて、栗ご飯は栗のほくほく感とご飯から香る栗の香が美味しく、ご飯だけでも十分味わえる。湯葉と菊のすまし汁は、明日から6年が修学旅行で訪れる日光湯葉を使い(京都は湯波で作り方が異なる)出汁がよく効いた菊のほろ苦さも感じられる美味しいお汁で、わかめ、えのき、ネギの一つ一つの味と食感を楽しめる。五目豆は、大豆とにんじん、しいたけ、鶏肉と素材の味を活かしてしっかりと味付け煮込まれていて、一つ一つ美味しくいただける。純和風と言ったがチーズが洋風のなすの味噌チーズ焼きは、味噌と茄子と挽肉と椎茸がほどよい味で煮られてチーズに包まれて焼かれ、茄子の中にも味が染みていて、おいしい。季節感を表した企画、一つ一つの丁寧な味付けと料理、口うるさい校長が今日は久しぶりの満点給食である。

ポークカレーライス バンバンジー風サラダ 梨 カシューナッツ小魚

校長検食簿より

今日は子どもたちが好きなポークカレーライス。サイコロ状の豚肉がたくさん入り、ジャガイモ、にんじんも同じような形で切られているので、ご飯とカレールーがちょうどよくスプーンの上に乗せられて口に運ばれる。夏の終わりらしく、トマトも入っており、酸味がきいて美味しい味になっている。バンバンジー風サラダは、棒々鶏だからと鶏肉を探したが見当たらず、なるほど風だから、鶏肉は入っていないでゴマだれベースの味付けになっているサラダだから、棒々鶏風ということかと思った。野菜はもやしがシャキシャキして、きゅうりやにんじんを引き立てているが、味が薄かったのが残念。梨は千葉県の生産が日本一だと放送されて、ちょっと自慢の梨。8月から9月いっぱいは梨園を回りながら味比べをするのも楽しい。確かに梨園ごとの味があるのは確かである。

9月6日 ちくわの磯辺揚げ カレーきんぴら かんぴょうの卵とじ汁

校長検食簿より

今日は和と洋のいいとこ取り献立と名付けてみた。ちくわの磯辺揚げは、大きめの竹輪にかすかな甘みをもった衣に青のりを含ませてカラリと揚げられて、青のりの磯部香が美味しい。カレーきんぴらは、きんぴらゴボウの味付けにカレー粉が使われて子どもにとって食べやすい味でカレー風味はご飯をそそる味である。磯辺揚げとカレーきんぴらでご飯がすすんでいく。かんぴゅうのたまごとじは、初めて食べた味で、刻まれたかんぴょうがたっぷりと入っているが、かんぴょうと言われないとかんぴょうだと気づかないかもしれないほどにたっぷりと入っているが、食感がタマネギと同等ぐらいにやわらかくなって、出汁汁をすって美味しくたっぷりといただける。修学旅行の栃木県の特産で、宿の夕食でも供される味である。冷凍ミカンが美味しい暑さが続いている。ミカンの皮をむいて食べるということも、給食で経験を積む動作になってきているのを感じる。

9月5日 セサミトースト ポークビーンズ 切り干し大根のサラダ

校長検食簿より

今日はパン食でセサミトーストとポークビーンズ。昨日の献立も夏バテ復活献立と書きましたが、今日もポークとセサミでビタミンB1をたっぷりと補給する献立である。セサミトーストには黒ごまがはちみつとメープルシロップと一緒にパンに塗られており、カリッと美味しくいただき、栄養もたっぷりととることができた。ポークビーンズはトマトの酸味とタマネギの甘み、豆もインゲンとグリーンピースの2種類がたっぷりと入り、豚肉もしっかりと刻まれて食べやすく、タンパク質とビタミンをしっかりと補給できる。ここに切り干し大根と和の食彩が加わっているが、違和感なくいただける。かつおぶしがかかっておりかつお出汁が効いて美味しくしあがっているが、切り干しが固めで味が十分に染みこんでいないことが残念である、次の機会に期待したい。

9月4日 ねぎ塩豚丼 豆腐のスープ フルーツポンチ

 

2学期の給食がスタートした。最初はカレーといった献立ではなく、ねぎ塩豚丼と豆腐のスープと夏バテからの回復メニューである。豆腐のスープはすまし汁ではなくてスープ。出汁がよくきいて透明なおいしいスープである。豆腐とわかめの味が引き立つスープに仕上がっている。メインのねぎ塩豚丼は、ごはんと具を一緒に食べると、もやしのシャキシャキ感と塩味を感じる豚肉のジューシーな味が広がり、おいしい豚丼である。豚肉のビタミンと野菜をしっかりといただけ、力になるごはんであった。デザートはフルーツポンチで、ミカン、パイン、黄桃に今日はリンゴも入ったフルーツ群であった。

 

7月17日(水)夏野菜のカレー カラフルサラダ 冷凍リンゴ

校長検食簿より

今日は1学期の給食最終日。最終日に定番と感じる夏野菜のカレーがメイン。子どもが好きなカレーライスの具材が今が旬の野菜たちで彩られるカレーで、今日の夏野菜は、ズッキーニ、カボチャ、トマト、ピーマン、チャツネ、と様々な野菜が入っている。一口食べるとピーマンが主張してくるが、カボチャを食べるとカレーが甘口カレーに変わり、ジャガイモやズッキーニだとほどよい辛さのカレーとなる。なかなか美味しいカレーに仕上がっている。カラフルサラダは、にんじんの赤、コーンの黄色、きゅうりの緑、キャベツにタマネギに枝豆の黄緑と、彩り豊かなサラダが、塩こしょうのきいた、爽やかなドレッシングで仕立てられている。冷凍リンゴのデザートは、何も見ずに食べるとこの味は???と思ったが、リンゴと言われて、そうかシャキシャキ感がなくなって凍るとこんな感じになるのかと、暑さをしのぐ凍ったデザートに舌鼓を打った。1学期間の給食調理、お疲れ様でした。夏休み中に給食室に空調が整備されるために、2学期からは暑さ寒さに少しは働きやすい給食室になるかと思う。今後も安全安心の給食提供をよろしくお願いしたい。

鮭フライ エビとたまごのスープ 粉ふきいも アーモンド小魚

校長検食簿より

今日はパン食の献立で、メインは鮭のフライ。鮭の切り身にパン粉がふられて、からりと揚げられ、ソースがかかってパンと一緒に美味しくいただけるようになっている。パンに挟むように丸パン仕様であったが、パンには挟まずにそれぞれの味を味わいながらいただいた。パンは中がしっとりとして美味しく焼き上げられたパンである。粉ふきいもは、粉ふきになるようにほくほくに蒸し上げられていて、パセリがふられて美味しい。エビとたまごのスープは、エビとタマネギとたまごとキャベツなどの野菜がたっぷりと入り、具材とエビを一緒にいただくと、エビのおいしさがジュワーッと出てくるスープに仕上がっている。具材の味はたっぷりとしているが、若干スープの味にパンチが欲しいところであった。アーモンド小魚はオーブンでカリッとしあがって美味しくいただいた。

7月12日(金)ガーリックライス 豚肉と豆のトマト煮込み グリーンサラダ揚げ野菜あえ メープルカシューナッツ

 

校長検食簿より

今日はどちらかというと中米風献立かな?豆のトマト煮込みは、アメリカンな味でひき肉と3種類の豆の組み合わせで味に深みのある煮込みになっている。大豆とインゲン豆とレンズ豆と3種類の豆をたっぷりと食べられるのは給食ならでは味だと思う。ガーリックライスとの組み合わせもなかなかよい。ガーリックライスのガーリックはもう少しパンチがきいていてもよいかと感じる。グリーンサラダ揚げ野菜和えは、なかなか面白い組み合わせで、グリーンサラダにポテトフライとごぼう素揚げが組み合わせているところが、おいしい。揚げたもののカリっと感があるとさらによい。ただ、塩加減がかなり薄いように感じた。

7月10日(水)スパゲティーラタトゥイユソースかけ ポテトスープ オートミールビスケット

校長検食簿より

今日のスパゲティーはラタトゥイユソースかけというあまり耳にしない名前のスパゲティーで、パスタを使っているがフランス料理の仲間のようである。もりもりだよりによると、ラタトゥイユは南フランスの料理で、トマトやなすなどの夏野菜をオリーブオイルで炒めて煮込んだ料理のようで、スパゲッティーに合い、野菜の甘さや旨味を感じるソースでトマトベースのスパゲッティーであるが、イタリアンとは少し違う感じが美味しい。ポテトスープは、名前のとおりジャガイモが形でもありスープにもしっとりと溶け込んで、ジャガイモのおいしさが出ているスープである。お肉とレンズ豆も入ってタンパク質も豊かにとることができる。今日のデザートはオートミールビスケット。オートミールはオーツ麦のシリアルで、麦そのものを使って加工されているため栄養価が高い食品で、ミネラル・カルシウム・ビタミン・繊維が豊富ではちみつ仕立てのパリッとした美味しいビスケットに仕上がっている。

7月9日(火)牛乳・夏の彩りごはん・あじの南蛮漬け・からし和え・柏の野菜みそ汁・冷凍みかん・アーモンド小魚

今日な校外学習に行った6年生の教室をかりて、1年生の保護者対象の試食会でした。忙しい中、そして暑い中18名の方が参加してくださいました。

栄養教諭から「学校給食とは」のお話をパワーポイントを使って説明させていただき、1年生たちの配膳の様子の見学をして、6年生の教室で試食です。

久しぶりの給食当番。机を向かい合わせで、みんなで「いただきます」。

PTAからのお話もあり、みなさんで楽しく食事ができたようで良かったです。

感想には「うす味だったが美味しかった」のお言葉を多くいただきました。

子どもたちが将来も健康ですごせるよう、ご家庭と一緒に「食育」・食べることが楽しくなるように進めていきたいと思っています。

7月8日(月)梅ごはん じゃがいもと青大豆の煮物 鮭と豆腐の味噌汁 目音

校長検証簿より

今日は季節の梅のご飯と季節を表す献立である。日曜日に和歌山県みなべ町のうめ課の課長のがNHKに出ていたが、今年のような不作となると日本の伝統的な果実である梅の栽培をする後継者問題にも響いてくる。梅の実を食べてきた日本人のDNAに響く効果があるのだろうと、暑さの中で体に響く梅の酸っぱさを味わった。和歌山の南高梅のみならず、梅の栽培がじゃがいもと青大豆の煮物は、鶏肉風肉じゃがに青大豆のタンパクも加わっての味付けで、青大豆も美味しく炊き上げられて美味しい。ジャガイモも新じゃがの季節になり、夏は野菜を美味しくいただくよい季節である。味噌汁には、鮭も入っていて献立を見ずに食べ始めたものにとっては、何か得をしたような気分になった。大根、豆腐、鮭と味噌汁を美味しくいただいた。メロンは千葉県飯岡産のもの。太平洋岸の温暖な気候で育った美味しいメロンであった。

塩豚タマネギ丼 七夕汁 とうもろこし カシューナッツ小魚

校長検食簿より

今週末は七夕の7月7日を迎え、給食も七夕仕様の献立。七夕汁はそうめんの流れ星に★型のかまぼこが浮かび、卵に小松菜、にんじんと彩りもよく、すまし汁の出汁も効いて美味しく仕上がっている。温かい汁であるが、爽やかな彩りで美味しくいただいた。メインは塩豚タマネギ丼で、ニンニクがしっかりと効いた塩麹を使ったような味付けで、ご飯と絡めてとても美味しい。タマネギもたっぷりと入って、味に厚みを出してくれている。とうもろこしは今が旬。今日のとうもろこしは、柏市大井産のとうもろこし。午前中の5年生の農家インタビューで訪れた大塚さんのとうもろこしに当たれば最高でしたが、甘みがしっかりとある美味しいとうもろこしだった。午前中は農業に関しての学習に同行した。七夕というのに35度を超える猛暑日となり、美味しい食事を支えている野菜がこれからも収穫できるのか、不安を感じながらいただく給食だった。

7月4日(木)ゼリーフライ ひじきと切り干し大根の炒め煮 キャベツの味噌汁 フルーツナタデココあえ

校長検食簿より

今日の献立は埼玉県の郷土料理献立である。その郷土料理がゼリーフライ。もりもりだよりによると、ゼリーフライは埼玉県行田市の郷土料理で、じゃがいもやおからと一緒に、にんじんやネギも入って、コロッケのように固められて揚げてあるのが特徴で、楕円形で銭の形をしているので、ゼリーフライと言われているようである。昨日発行された一万円札の渋沢栄一を訪ねて深谷に出かけたおりに行田のお城にも寄ってみて食べたことを思い出した。キャベツの味噌汁はキャベツの甘さと具だくさんの野菜に厚揚げが入り、美味しい味噌汁であるが、出汁の弱さが次ぎへの課題である。ひじきと切り干し大根の炒め煮は、ひじきとさつま揚げが入り、インゲンや干し椎茸に切り干し大根と山の物海の物が共存して美味しい味を引き出している。それぞれの味を引き出す塩味か出汁かもうひと味が欲しかった。ナタデココは★型になって、コリコリとした食感が美味しく、猛暑日のデザートとしていい味を出している。

7月3日(水)タンドリーチキン キャベツとしめじのサラダ たまごのオニオンバジルスープ ブドウパン 大豆小魚

校長検食簿より

今日はインド系のタンドリーチキンがメインの献立。昨日は沖縄、今日はさらに南下して赤道に近い味である。タンドリーチキンの味はタンドリーチキンらしい味で、ブドウパンの少し甘いパンにもよく合っている。鶏肉の部位の関係か、オーブンでの焼き方の関係か、もう少しふっくらした焼き上がりになるとさらに美味しいと思った。キャベツのしめじサラダは、しめじの味と香りが生きてシャキシャキした食感ときのこのしとやかさが美味しいサラダである。たまごのオニオンバジルスープは、たまごとオニオンと、マカロニに加えてバジルかと挑戦を感じるスープである。大人の感覚ではバジルがもう少しきいても旨さがひろがると感じた。

7月2日(火) 鯖の照り焼き ゴーヤチャンプル もずくの味噌汁 はるかゼリー

校長検食簿より

7月に入り最初の給食は沖縄、黒潮料理と名付けたい献立である。鯖の照り焼きはあぶらの乗った美味しい鯖で、味もしっかりとしていて、白いご飯にぴったりの味である。真鯖の生息域は黒潮に沿って千島列島からフィリピン近海までと長い生息域をもっており、多くの鯖は日本近海に住んでいるとされている。ゴーヤチャンプルと沖縄を代表する料理にもよくあっている。もずくの味噌汁でつるつるとしたもずくの食感とジャガイモが面白い組み合わせである。沖縄ではもずくのてんぷらが出てくるが、もずくの味噌汁もおつなものである。ゴーヤは苦みがあるが、今日のゴーヤは子どもたちにはちょうどよい味である。

6月29日(土) ビビンバ ワンタンスープ 炒りカシューナッツ ひとくちミカンゼリー

校長検食簿より

今日は韓国風献立で、ビビンバがメイン。ビビンバには小松菜、もやし、ネギ、にんじん、しょうが、にんにくと野菜たっぷりに味噌がきいた肉が入り、ご飯とまぜてとても美味しくいただける。今日はネギが山武産、にんじんが鎌ケ谷産、小松菜が柏産と千葉県内で収穫された野菜も多く使われている。ビビンバと一緒にわんたんスープ。わんたんスープは、あまり家では食べないなあと思いながら、給食の味であると個人的に思いながらいただく。干ししいたけとごま油の香りを楽しみながら、スープもよい味になっている。 炒りカシューナッツはカリッとした食感で美味しい。

6月28日(金)スパゲティーミートソース キャベツとしめじのサラダ ブルーベリーパイ

 

校長検食簿より

今日はパスタとサラダとデザートのイタリアン献立。パスタはスパゲティーミートソースで、スタンダードバージョン。ミートソースは挽肉と大豆を細かくしたタンパク質とにんじん、マッシュルーム、タマネギ、にんにくがトマトピューレで美味しく味付けられている。献立表をみると、ごぼうも入っているのかと驚きながらいただく。キャベツのしめじのサラダは、酸味とゴマの割合がちょうどよいドレッシングの味付けで、おおぶりのキャベツをサクサクといただけるサラダに仕上がっていて美味しい。今日のデザートのブルーベリーパイ。パイは地中海ローマ時代が起源になる古いお菓子で、今日の中身は今が旬になっている柏産のブルーベリーを使ったジャムが中に入って、ふわっとサクッと焼き上げられている。食べるとまだほんのりと温かいパイは、給食室手作りの家では味わえない極上の味である。

 

6月27日(木)鮭のごまだれ焼き ガーリックポテト みそけんちん汁 小玉すいか

校長検食簿より

今日はちょっと洋が入った和風献立である。みそけんちんは、さといも、小松菜、にんじん、ごぼう、大根、長ネギにこんにゃくと具だくさんなところに、ごま油がアクセントで入り、旨さとコクが増していて美味しい汁である。今日の長ネギは、5年生が田植えでお世話になった関根さんの長ネギであり、先日関根さんのお宅を訪ねた時は、出荷の真っ最中で、そばとそばつゆを持っていれば、ネギの香りだけで美味しくおそばが食べられるくらい、収穫したネギを洗い、外皮をむき、束ねて箱詰めをしており、今日はそこからのネギが給食を彩っている。ガーリックポテトは、ほくほくジャガイモにガーリックとバターとチーズで味付けられ、ご飯にもしっかりと合う。鮭のごまだれ焼きは、ごまだれらしくもう少したれが欲しかったが、味はしっかりとついており、良質なタンパク質の鮭とご飯を美味しく出会わせてくれていた。すいかは、富里産かと期待したが、鳥取産であった。すいかは日本海側での特産が多い。夏の静かな日本海に沈む夕日を見ながら甘く熟した冷たいすいかをいただくのが、日本海の夏の風景だと思いながら、美味しくすいかをいただいた。

6月26日(水)ピザトースト ポテトサラダ たまごとオニオンのスープ アーモンド小魚

校長検食簿より

今日はピザトーストを中心にファーストフードっぽい(栄養教諭には怒られるだろうが)献立である。一番にいただくのは、ピザトースト。トマトペーストが塗られた上にピーマン、タマネギ、ツナが乗せられて、たっぷりとかかったチーズがちょうどよく溶けていてとても美味しい。あと30秒ながくオーブンでカリカリ感が少しでるとさらに美味しいと思う。ポテトサラダのアーモンド入りは、賽の目のじゃがいも、キュウリ、にんじん、にたまねぎが絡んで、細かく砕かれたアーモンドが乗せられている。あっさりとした味付けで、ポテトや野菜のおいしさを感じるサラダである。アーモンド入りと書かれていないと、アーモンドの存在感がわからないかもしれないので、もう少し大きめに砕いて主張してもよい。たまごとオニオンのスープは、久しぶりにはっきりとした味に乏しいスープである。出汁かブイヨンか、しっかりとした出汁があると、タマネギの甘さや旨味、卵のかおりと良さが生きてくる。彩りもよくエビや野菜と具だくさんで大変おいしく見えるのに、肩すかしが残念であった。

6月25日(火) イカとアーモンドの揚げ煮 具沢山の味噌汁 大豆きなこ 

校長検食簿 

今日のメインはいかとアーモンドの揚げ煮で、カリッと揚がったイカにアーモンドとポテトフライが甘辛たれをくぐった、ご飯が進む味の揚げ物である。アーモンドに加えてポテトも揚がっているので、ボリューム感があるが、イカは身の厚みが薄く、イカの弾力ある食感が乏しかったのは残念である。具だくさんの味噌汁には、小松菜、にんじん、大根、たまねぎ、じゃがいも、こんにゃく、豆腐に油揚げが入り、たっぷりと具を楽しめるお味噌汁である。出汁も味噌も美味しい味噌汁に仕上がっている。きなこ大豆は、きなこをまぶした炒り大豆でコリコリとして美味しい食感で、大豆が大豆をまぶして美味しくなっているという不思議な様子である、

6月24日(月)ポークカレーライス ごぼうサラダ アーモンド小魚 美生柑

校長検食簿より

今日は子どもたちに人気のカレーライス。もりもりだよりにも書かれているが、学校給食のカレーはルウから全てが手作り。今日のカレーにはタマネギが40k使われており、タマネギの甘さと香辛料により、深みのある美味しい味に仕上がっている。ポークカレーの豚肉は四角くしっかりとしたお肉がたくさん入り、じゃがいも、にんじん、ごぼうも入った具だくさんのカレーである。ごぼうサラダは、ごぼうに、キャベツ、きゅうり、コーン、にんじんがゴマし立てのドレッシングで美味しく仕上げられている。大豆小魚も美味しくしあがっている。美生柑は和製グレープフルーツと言われるように、今日はグレープフレーツだと思っていただくほと、味も形もグレープフルーツそっくりだった。

6月21日(金)チキンピラフ ポテトのチーズ焼き コーンと枝豆のサラダ レンズ豆のポタージュ

校長検食簿より

今日はカラフルな洋食献立。チキンピラフはトマト味のピラフで子どもにも親しみやすい味で、パラパラとして美味しく仕上がっている。ポテトのチーズ焼きは、ポテトにチーズをたっぷりとかけて、オーブンで焼き上げられ、チーズを焼いた香ばしさがたまらない味を引き出している。少しメインのポテトの部分が少なめで味を堪能しきれないことが残念であった。レンズ豆のポタージュは、レンズ豆と小松菜、そしてたまねぎの旨さが出たポタージュに仕上がっており、米粉を使っているわりにはコクもある。隠し味に味噌をいれているところが、味に厚みを持たせているのではないか。コーンと枝豆のサラダは、他のメニューと対照的にあっさりとした味でちょうどよい。豆のスープに豆のサラダと、これからの時代は豆からタンパク質を摂取することが普通の時代になるのであろう。

6月20日(木)肉じゃが なめこの味噌汁 ヨーグルト ごはん アーモンド小魚

校長検食簿より

今日の献立は日本の食卓らしい献立である。最初になめこの味噌汁をいただく。なめこの食感と小松菜の食感が味噌汁を通して、つるりとシャキシャキと美味しくいただく。味噌汁を最初にいただくことは食べ方としてきちんと家で教えられているだろうか?とも気になる。肉じゃがをいただくと、豚肉のおいしさを引き立てるちょうどよい味付けで、しらたき、じゃがいも、にんじんと、ご飯によく合う味付けで美味しい。汁までしっかりと飲み干せる味である。もりもりだよりに肉じゃがの元となった料理は?という問題が出ていた。ビーフシチューが一説のようである。ヨーロッパで味わったビーフシチューを日本の料理人に伝え、料理人が想像を働かせて作ったものが肉じゃがのようである。出汁と素材の味で作る日本の食卓の味なのであろう。ヨーグルトはヤクルト製でおいしいヨーグルトであるが、寒天で固めているのだと材料をみながら思った。

6月19日(水)チリコンカン ゴマドレッシングサラダ ブランコッペパン メロン

校長検食簿より

今日はパン食献立でメインはチリコンカン。チリコンカンは中米の料理で、トマトベースで肉や豆がたっぷりと入った、タンパク質がたくさんとれる料理である。今日のチリコンカンもしっかりとした味付けで、豆は金時豆の大きめの豆が入って、豚肉と一緒に美味しくいただける。ゴマドレッシングサラダは、小松菜、にんじん、キャベツのシャキシャキ野菜をゴマ風味のドレッシングで味付けられ、チリコンカンの濃厚さと対照的でちょうどよい。パンはコッペパンでしっとりとしておいしい。最後はチリコンカンのトマトソースをパンですくって全てをいただいた。メロンは銚子産のメロンで、みずみずしく甘さたっぷりでとても美味しいメロンである。千葉県と茨城県のメロンは今が最盛期で、おいしさを堪能した。

6月18日(火)焼きししゃも 切り干し大根の和え物 豚汁 メープルカシューナッツ ごはん

校長検食簿より

今日は和食の魚メイン献立である。メインの焼きししゃもは、子持ちししゃもが香ばしく焼かれ、頭から骨までしっかりと食べられるが、皮のパリパリ感が弱かったところが残念。オーブンのスチームが効き過ぎたかな、次に期待である。切り干し大根の和え物は、おかか、小松菜、ひじき、に切り干し大根と豪勢な顔ぶれの和え物で、それぞれの味を楽しめる仕組みである。切り干し大根は干すことによって、カルシウムが通常の大根の20倍となるという紹介もあり、成長期の子どもたちには魚を骨ごといただき、切り干し大根でも+する献立はよい。豚汁は豚肉がしっかりとした形で入っており、ジャガイモ、大根、ごぼう、にんじんに豆腐と具もたくさん入り、出汁もしっかりとした美味しい味噌汁である。メープルカシューナッツは、ナッツを甘く包んで美味しくいただいた。

6月17日(月)麻婆豆腐丼 春雨スープ 杏仁豆腐

校長検食簿より

今日は中華献立。麻婆豆腐はご飯にかけられて麻婆豆腐丼になり、ご飯に合う味でとても美味しい。ショウガニンニクと味噌の旨さが合わさり麻婆豆腐のおいしさがしっかりとしている。春雨スープも卵入りのスープで卵の香りとスープの出汁と鶏肉の味がしっかりとして、美味しいスープである。にんじん、たけのこ、小松菜と具もたっぷりと入り、食べ応えもあるスープに仕上がっている。杏仁豆腐は、杏仁のおいしさとフルーツ缶の果物のおいしさが合わさった味で、暑い日にぴったりの爽やかなデザートである。

6月14日(金)千葉県民の日給食 鶏肉の梅香焼き のりあえ 味噌汁 ずんだもち 

校長検食簿より

明日は6月15日は千葉県民の日、151年前に千葉県が誕生したことを記念した日で、今日の給食は千葉県産の食物を使った給食です。農業県千葉県だけあり、牛乳、鶏肉、豆腐、のり、小松菜、キャベツ、タマネギ、白玉餅、米、長ネギ、ジャガイモの11品目、最後の3品目は柏市産と、多岐にわたっている。これだけの農業生産を子どもたちの世代まで残すためには、今日の暑さのような環境の変化に対応できる品種や生産方法の開発が必要になると思う。さて、今日のメインは鶏肉の梅香焼き、お肉は美味しく焼き上げられていて美味しいが、梅の香りはもう少し欲しいところである。のり和えは富津産海苔の香り豊かに、野菜のシャキシャキ感が美味しい。味噌汁は日本の味噌汁らしい味噌汁でうまい。デザートのずんだもちは、ずんだ餡が白玉にからみ美味しいデザートに仕上がっている。

6月13日(木)鯖のカレー揚げ、五目豆、じゃがいもの団子汁 美生柑 ご飯

校長検食簿より

今日は和食献立、一見すると子どもには人気が無さそうな献立である。五目豆はたっぷりの大豆を一粒ずつ箸で口に運ぶと、出汁の味も含めて次つぎと口に運びたくなる味で、鶏肉を食べるとじゅわっとした汁があふれる味になり、たけのこ、油揚げ、昆布とそれぞれの味を楽しめる煮物で美味しい。メインとなるさばのカレー揚げは、カレー粉がまぶされて揚げられているので、少し茶色じみているが、一口食べるとサクッとした揚げ具合と同時に鯖の肉汁がじゅわっと口の中に広がり、なかなか美味しく揚げられている。すぐにご飯を食べると白いご飯にしっかりと合っていて美味しい。ジャガイモのの団子汁は、とろみは団子のとろみであると感じるが、団子の正体と出会うことができなかった。きりたんぽのように、団子がじゃがいもだと出会えないかなあ。でも汁のおいしさに白菜の甘みと香りが美味しいお汁仕上がっている。美生柑はいい味である。

6月11日(火) ひじきご飯 竹輪の磯辺揚げ もやすのポン酢和え 打ち豆の味噌汁 メロン

校長検食簿より

今日は和食らしい献立で、ごはんはひじきご飯。にんじん、ごぼう、ひじき、油揚げと具だくさんのひじきご飯に、同じ海を感じるちくわの磯辺揚げ。揚げ具合もよくサクッとした歯ごたえを感じ、青のりの香りが鼻に抜けていく。もやしのポン酢和えは、ゆずの香りが豊かで酢の具合もちょうどよく、シャキシャキとして美味しくいただける。打ち豆の味噌汁は、打ち豆を知るとうまさが引き立ってくる。打ち豆は大豆を濡らしてやわらかくして木槌でたたいて丸く平らにして感想させたもの。福井県の伝統的な保存食でタンパク質もとれる、持ち運びが軽いと昔から重宝されていた。丸く平らになった大豆の打ち豆がたくさんはいり、なめこと糸昆布のとろみが出た味噌汁は、美味しくコクのある味に仕上がっている。デザートはメロン。千葉・茨城はメロンの産地であり、今が旬のみずみずしく美味しく甘いメロンである。

6月10日(月)しいらの甘酢あんかけ ナムル 中華コーンスープ ごはん 冷凍リンゴ

校長検食簿より

今日は中華風献立で、魚が主菜である。「もりもりだより」にも今日の魚シイラについて触れられている。あまり聞き慣れない名前の魚だが、ハワイでは「マヒマヒ」という名前でよく食べられていることが紹介されています。今日も揚げた魚に甘酢あんかけがかかり、サクッとした食感とあんかけのとろみがちょうど良く合わさっていて、美味しい。餡の中にはたけのこ、干し椎茸と具もたくさん入って白ご飯にもよくあっている。ナムルはごま油の味と香りが豊かなシャキシャキ野菜のナムルである。中華コーンスープは、クリームコーンと溶き卵で濃厚なスープに仕上がっている。ジャガイモが入って、ボリューム感もあり、美味しいスープに仕上がっている。冷凍リンゴは、暑くなってきた時期にショリショリして冷たく美味しくいただける。

6月7日(金)ビーンズコロッケ わかめご飯 からし和え タマネギの味噌汁 アーモンド小魚

校長検食簿より

今日はコロッケ、それも手作りコロッケ、これも給食で味わう美味しい給食ベスト上位に入る献立である。コロッケはサクッと揚げられて、ジャガイモと衣とソースのバランスが良くわかめご飯にぴったりと合っている。わかめご飯の薄い塩気がコロッケをまた誘ってくる。今日の「もりもりだより」は栄養教諭取得のための教育実習生が書いているが、コロッケのルーツについて説明している。コロッケはフランス料理の前菜のクロケットにあり、クロケットはホワイトソースベースで日本のクリームコロッケのようなものを日本人の好みに合わせてジャガイモをベースにしたコロッケを作った、と紹介してくれた。食の起源は大事な情報である。たまねぎの味噌汁は今が旬の新タマネギをたっぷりと使い、タマネギの甘さを感じる美味しい味噌汁で、からし和えはさっぱりとシャキシャキとして美味しく野菜をいただける和え物である。

6月6日(木) 鰯の紀州煮 アーモンドあえ じゃがいもの味噌汁 もも缶

校長検食簿より

今日は煮魚と白いご飯の日本らしい献立。鰯の紀州煮は鰯一尾をじっくりと煮た様子で、箸を入れると箸ですぐに身が切れて骨の存在を感じない。口に入れると梅の酸味をほのかに感じる甘じょっぱい味で、鰯の魚臭はほとんどなく、見事な煮込み具合で骨の存在を全く感じない食感である。じっくりと給食室で煮込んだことを伝えたいと思い栄養教諭を褒めたところ、レトルト製品を使ったとのこと。味と食感ば抜群であり子どもも残す事はないが、給食室産だったら150点だった。じゃがいもの味噌汁は薄切りのじゃがいもにごぼう、にんじん、たまねぎが入り、コーンがアクセントに入っているのがかわいい味噌汁である。味噌汁の豆腐に冷凍豆腐が使われているが、型崩れを心配せず木綿豆腐を使ってもよいと思う。アーモンド和えは、甘めのアーモンドドレッシングと和えられて、シャキシャキした野菜食感があり美味しく仕上がっている。

給食ロール ジャガイモのミートグラタン コーンサラダ かぼちゃのスープ

校長検食簿より

今日はパン食の献立で、スープとグラタンとサラダという純洋食献立である。かぼちゃのスープは、かぼちゃがしっかりとペーストされて、豆乳やチーズで濃厚な味付けとコクがしっかりと出ているスープで、温かく美味しい。ジャガイモのミートグラタンも、ジャガイモとミンチ肉がトマトベースのソースとチーズに包まれて焼き上げられて、香ばしく美味しいグラタンに仕上がっている。コーンサラダはあっさりとしたドレッシングでコーンの甘さを感じる味わいで美味しい。ロールパンも甘さのあるしっとりとしたパンで、どのおかずとも合っている。「もりもりだより」には千葉県の農業生産高を取り上げて、かぼちゃもジャガイモもコーンも全国10位以内の生産量を誇っていることが書かれている。農業後継者が激減する中、日本の食の未来を考えて農業という職業の大切さと魅力が注目されるような制度改革を考えないと、大変なことになってしまうと危惧している。

6月3日(月) 白身魚の酢豚風 キムチとトックのスープ 炒りカシューナッツ ご飯

校長検食簿より

今日は中華・韓国風献立で、白身魚の酢豚風がメイン。3時間目くらいには魚に火が通る香りが漂い、今日は何かな?と思っていたが、白身魚に粉をつけて揚げたものを、にんじん、ピーマン、タマネギ、たけのこなどと炒めて酢豚餡でまとめられている。魚と言われないとわからないくらい酢豚化していて美味しい。白いご飯にもしっかりよく合っている。キムチとトックのスープは、キムチの香りがするスープで、エスニックさとてもいい。トックの数が少なかったことと、スープのコクが浅く、出汁と具材がしっかりと煮込まれていない感じがあり、残念なところであった。キムチとトックのとろみが合わさってくると、おいしさが閉じ込められてきて美味しいスープになると予想する。給食室にがんばってもらいたい。カシューナッツはちょうど良い炒り加減である。

サバの味噌煮 キャベツとたくあんの胡麻和え 新玉ねぎの味噌汁 美生柑

校長検食簿より

5月最後の給食は和の献立で、サバの味噌煮がメイン。サバの味噌煮は魚嫌いな子でも給食の味噌煮は食べるという逸品で、ネギや生姜と味噌でじっくりと煮込まれた味噌煮は、白いご飯がとても進む美味しさである。富勢の味噌煮は少し甘めでふっくらと焚きあげられていて大変おいしい。そこにキャベツとたくあんの胡麻和えが添えられて、胡麻の香りと味とたくあんの塩味と甘味がちょうどよくなじんで美味しい。「もりもりだより」にたくあんは何から作られているかというクイズが出ているが、家で母が大根を干してたくあんに漬け込んでいた時代にはクイズにならなかったが、今は大根を干している家などまったく見なくなった。食文化はクイズを使ってでも引き継いでいく必要がある。新玉ねぎの味噌汁は、新玉ねぎの甘さを感じるおいしい味噌汁である。美生柑は和風グレープフルーツらしく、半月前のデビュー時より甘さが増してきてうまい。

キムチチャーハン 味噌ワンタンスープ ししゃもの唐揚げ きゅうりのごまだれ

校長検食簿より

今日は韓国風献立で、メインはキムチチャーハン。キムチチャーハンを楽しみに学校に来ている子も多い。キムチチャーハンはキムチ独特の香りと味を感じる、それほど辛みは感じない仕立てになっていてショウガやにんにく、ネギの香りも豊かに美味しくいただいた。みそワンタンスープのワンタンは中華料理の材料、味噌仕立てになっていて、ワンタンの味が濃厚になり、これも美味しい。豚肉、ほうれん草など具もたっぷりと入っている。ししゃもの唐揚げは、カリッとサクッと揚げられていて、頭から尻尾までしっかり美味しくいただける。子どもたちもカリカリとよく食べているようである。きゅうりのごまだれかけは、ゴマ風味が韓国風で美味しいが、少しキュウリが柔らかめになってしまったのが残念。生野菜も茹でなければ使えないところで、茹で時間とそこからの急速冷却が野菜の味を引き立てる。調理の工夫をお願いしたい。