校長日記

校長日記 令和6年度

図書委員会の活動

 児童会を中心に学校図書館の愛称を決めました。

みんなが使いたくなるような名前というめあてを持ち全校にアンケートを取りながら決めた愛称は『本のすみか」です。

図書委員会が3Dプリンターで作った表示に色をつけて完成したことを校長室に報告に来てくれました 

 

 図書室の入口にプレートを飾りました。低学年の児童でも見やすい高さにあります。

 

 

 図書委員会の子供たちがいろいろな工夫をしています。

 本がたくさん住んでいる場所です。いろいろな本に会いに来てくださいね。

おすすめ!季節の本

 図書委員会が積極的に活動しています。廊下を歩いていたら,寒色に変わっている『おすすめ!季節の本』のコーナーが新しくなっていました。

 階段わきの図書紹介コーナーは,少し寒い色使いです。

 

今回のテーマは,これです。図書委員会が選書してくれています。

 

 来週から,週5日間学校に登校します。生活のリズムを整えて元気に過ごせるようにしましょう。

 

読書へのアニマシオン

 2年生の読書へのアニマシオンを紹介します。この時間は,学校図書館指導員が担当しています。

 今回のお話は,『ごはん山』です。

 作者のはらぺこめがねさんです。徳島県生まれの原田しんやさん,大阪府生まれの関かおりさんによる夫婦イラストユニットで「食べ物と人」をテーマにした本をたくさんかいています。

  読み聞かせの後,子供たちがオリジナル『〇〇山』を考えてかいています。

 

 

子どもたちの『〇〇山』を覗いてみました。

 

 楽しいごはん山ができています。『海鮮丼山』『ねこ山』『地球山』など・・・それぞれに意味があって、ワークシートの四角の欄に文章を書いています。

 完成すると学校図書館指導員に見てもらいます。「おかわりします。」と新しいワークシートをもらい次の作品づくりに取り組んでいます。

 

 学校図書館指導員が「この本は,面白いし,文は五・七・五になっていて俳句の導入にもなるんです。」と話していました。子供たちの文も五・七・五を意識して書いている人がたくさんいました。

 発表の時間です。発表したい人がたくさんいました。

 

  

 楽しい読書へのアニマシオンの時間でした。

地域の方と一緒に

 1年生が地域の方と一緒に給食を食べました。

1年生の教室に地域の方をお招きし,楽しく食べました。

 

 

 1年生は,牛乳パックの開け方を一生懸命地域の方に伝える姿がかわいらしかったです。

 

 

 

 「苦手だけれど,頑張って食べるという子がいて頑張って食べている子がいた。」とか「食器の片付け方が上手だった。」と地域の方が嬉しそうに話してくれました。

生活科の学習だけでなく、給食の時間に地域の方と交流することで子供たちにとってもよい時間を過ごすことができました。

ならせ餅

 『ならせ餅』を作ってくださいました。

 手賀地区では,1月14日に家庭で作って,床の間に飾るそうです。想像していた物より大きいので,驚きました。餅は,直径約6センチメートルと大きめの餅です。

 

 栗の木に餅絵を12個さしてあります。イガも毒もないので栗の木を使うそうです。12個の餅は,12か月に見立てていて,五穀豊穣(ごこくほうじょう)や家計の繰り回し(家計のやりくり)がよくなるようにと言われているようです。

19日まで床の間に飾り19日に下げて焼いて食べるという伝統行事です。この地域では「20日の風にふかれるな」と言われることから19日に下げるそうです。

 床の間は,大きな栗の枝に餅が刺してありますが,神棚には,二股に分かれた枝に1つずつ餅を刺したものを供えるそうです。

 「ならせ餅」を作ってくださった方は,昔は給食がなく,学校にはお弁当を持って行ったそうです。箸を忘れると

先生に「栗の木をおっかいてこい(折ってこい)」といわれ栗の枝で箸を作ってお弁当を食べたそうです。物が豊富になかった時代のお話しですが,「イガも毒もない」ことを知っていたからできた箸作りです。

 本校は,小規模特認校で柏市全域から子供たちが通ってきています。地域の方は,せっかく手賀東小学校に来ているのだから,手賀の地域行事も知ってほしいという思いで作ってくださいました。

 いただいたときは,お餅がまだ柔らかかったです。朝から,子供たちのために準備してくださった温かい気持ちが嬉しかったです。