校長日記

校長日記 令和6年度

林間学校 保護者説明会

 林間学校保護者説明会を行いました。対面参加とオンライン参加で保護者の方に参加いただきました。

説明会の内容は,林間学校の目的,日程や持ち物等についてです。

 

 

 少人数の学校なので,5.6年生が一緒に宿泊学習を行っています。今年は,林間学校の年になります。

修学旅行では,訪問先の歴史や文化に触れて視野を広げたり教養を高めたりすることを目的としますが,林間学校は,自然の中での体験活動を通して,自主性・自立性・協調性を育むことを目的としています。

手賀の地域と違う自然の中で子供たちが成長できるように活動を進めて参ります。

本日はご多用の中,説明会にご参加いただきありがとうございました。準備や体調管理等,引き続きご協力をお願いいたします。

 

1年生 公園探検

 学校探検に出かけました。はじめに3つの約束を確認しました。

1つめは,公道の歩き方についてです。ちょうどよい間隔で歩くことです。2つめは,公園での遊び方,トイレの借り方などの公共施設の使い方についてです。3つめは,地域の方にあいさつすることです。

 顔を上げて話が聞ける子が増えました。

 いよいよ出発です。全校田植えで地域の方にお世話になる田んぼの近くを通りました。 

 

 田んぼには,水が入り田植えが終わっている場所もあります。ちょうどよい間隔出歩けています。

 

 公園まで,一列になって歩きました。ガードレールがない道路なので,白線を越えないように歩きました。

神社につきました。一列になって見学しました。

 

 公園では,水筒をきれいに並べておくことができました。みんなで使う場所ですので,みんなが気持ちよく使うための心遣いも学びました。

 

 遊んでよい場所の確認をしてから,遊びをスタートしました。ブランコも順番を守って,仲良く乗りました。

学校のブランコと違って,ブランコの周りに柵がないので,どの位置で待てば安全かを考えながら順番を待ちました。

 

 

 全員でだるまさんがころんだで遊びました。

 

 駐在所でトイレを借りました。靴を脱いでトイレに入りました。靴をそろえてお邪魔することもできるようになってきました。

 

 トイレをお借りした駐在所の方に,みんなでお礼を言って学校まで帰りました。

 

 

 車で登下校している子どもが多いので,友達と一緒におしゃべりしながら歩くことが楽しい様子です。

 

 学校の近くの田んぼで,田植えをしている地域の方がいらっしゃいました。機械で田植えをした後でも田んぼの端は,手で稲を植えています。

 全校田植えでは,このようにみんなも手で稲を植えます。

 全員が元気に学校に戻ることができました。太陽は,出ていましたが風がひんやりしていて公園探検日和でした。

教室ではできない学びがありました。安全な道路の歩き方や地域の方へのあいさつの仕方,公共施設の安全な使い方そして,仲間と一緒に楽しく遊ぶためにはどうしたらよいのか・・・等です。

自然豊かな手賀の地域を歩いてみることで,その子なりの新しい発見があった公園探検でした。

図書委員会 おすすめの本

 メディアルームには,図書委員会が読んでみんなに紹介したい本のコーナーがあります。『図書委員会おすすめ』のコーナーです。

もうすでに誰かが借りている本もありますが,連休が終わりましたので返却されてくる本もあります。

 

  

 どんな本なのかは,図書委員会が作成しているおすすめの本のポップを見てください。

 

 

 廊下には,先生方がすすめる本の紹介もあります。

 連休が終わりました。元気いっぱいの人,なんとなく気分が乗らない人,暑さでだるい人・・・おすすめの本を読んでみるのもいいですよ。

本を読もう~子ども読書週間~

  ゴールデンウィーク前に,図書のオリエンテーションが終わりました。明日からまた学校が始まります。気分はいかがですか?

おすすめの場所を紹介します。

階段脇です、おすすめ!季節の本のコーナーには,図書館を舞台にした本が展示してあります。

  

 

 展示コーナーの本を借りることもできます。図書館を舞台にした本を読んでみると新しい発見ができるかもしれません。

 メディアルーム前のガラスの展示コーナーは,今年度もSDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)に関する本です。今回は,『1 貧困をなくそう』です。貧困とは,お金がない貧しいことだけではありません。医療や学校などの基本的サービス(教育・水道・電気など)を受けられない。災害による不利益を受けている。教育を受けられず貧困に陥っている。ジェンダー差別によって平等な権利を得られないなども含まれています。読んでみると日本のことだけでなく、世界のことがわかります。     

  

  5月のおすすめ本もあります。どんな本が並んでいるか,メディアルームに足を運んでみてくださいね。

  

 

 4月23日は,『子ども読書の日』から20日間の5月12日までが『子どもの読書週間』です。今年の標語は「ひらいてワクワク めくってドキドキ」です。

素敵な本と出会えるように,本を探しに行きましょう。

【子ども読書の情報館】本を探したり,本に関する情報を知ることができます。

 https://kodomodokusyo.go.jp/

5月になりました

 春から初夏へ

 さくらや菜の花が緑に変わり、紫の藤や赤白のつつじが色鮮やかな季節となりました。

 地域・保護者の皆様には、年度始めのご多用な中、児童の心身の健康と安全、スムーズな学校生活のスタートに向け、児童に寄り添い、細やかなご配慮を頂きましたこと、心より感謝申し上げます。

さて、本校新1年生も入学後3週目に入り、教室での学習や給食、休み時間の校庭遊び等々、東校(手賀東小学校)の生活が板についてきました。そんな1年生を弟・妹のように温かく見守り、必要に応じて励まし、手助けしてくれる4・5・6年生がいます。高学年の児童も自分たちが1年生だった頃を思い出し、後輩を育てようとしてくれている姿がとても嬉しく感じます。これからも本校全職員、地域・保護者の皆様が力を合わせ、木々の若葉のように瑞々しい児童の感性と、柔軟な思考力・表現力を育てていきたいと存じます。どうぞご理解・ご協力をお願い致します。

 つながる学び

 4月の中旬、良く晴れた日に私は手賀の里を自転車で走っていました。ふと小川(用水路)の傍に目をやると、一面に咲き誇る菜の花の黄色が目に入ってきました。自転車を止めてしばらく見入っていると、あちこちで菜の花の上をモンシロチョウが飛び交い、チョウ同士近づいては何か会話でもしているかのように見えました。

 4年生の国語科教科書(上)に「白いぼうし」という物語が掲載されています。ある男の子に捕まって白い帽子の中に閉じ込められたモンシロチョウが、タクシーの運転手さんに助けられ、菜の花横丁の仲間の元へ帰ってくるというストーリーです。その運転手さんには、菜の花畑を飛び交うモンシロチョウたちの「よかったね。」「よかったよ。」という声が聞こえたような気がした、ということです。

 私自身、これまで何度もこの作品を読み、児童の学習も指導してきましたが、この時初めてモンシロチョウたちの「囁き」を実感することができました。きっと作者の方は、私と同じようにこの季節のこの風景に目を留め、この物語を創作したのではないでしょうか。児童が教室で学んだことは、生活の一場面とつながり、「ああ、こういうことか。」と心がつぶやいた時、より鮮明に、より味わい深く頭や心の中に入ってくるのだと考えます。手賀東小学校では、このような「つながる学び」をこれからも目指して参ります。