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令和 6 年度 校長室より
一人1授業研修・・・
本校では、校内研究授業とは別に一人1授業研修を行っています。指導略案を書いて、お互いに都合がつく時間に授業を見合い、振り返りから次の指導方法を見いだしていく研修です。
今日は、本年度新規採用の先生が道徳の授業を展開しました。
授業は人に見てもらい、子どもたちがどのように思考していたか、どうすれば思考を豊かにできるか、そういう振り返りをしながら、だんだん力量をつけていくものです。授業名人という人がいますが、成功した!って言える授業は年に数回しかない、と言います。それくらい授業という仕事は、一見誰でもできそうに見えますが、簡単なものではありません。未来の社会を創る人を育てる「授業」を充実させていくためには、先生の研鑽が大事なのです。
打ち合わせ後のちょこっと研修
今日は15:40分から週に一度の打ち合わせ。
それが終了した後で、道徳教育推進担当の先生が夏休みに受けた研修で大変有意義なものがあったとのことで、自主的に紹介をしてくれる研修がありました。
デジタル教科書として用意されている便利なコンテンツがたくさんあるようです。
研修してきたことをみんなで共有して、子どもにとっていい学びにつなぐ、先生の学びの共有がいい授業になります。こんな研修がたくさんできる職員室にしていきたい・・・
安全ボランティアとPTA安全部との情報交換
例年は年度末に行っていた安全ボランティアの皆様とPTA安全部との情報交換を2学期始業式に行いました。
PTA安全部が作成した危険箇所調査結果のデータを元にしながら、普段から気になることの情報を交換しました。警察や市役所への働きかけ、交通安全だけではなく防犯についても話題が広がり、1時間以上にもわたっての意見交換、情報交換が行われました。
子どもたちの総合的な学習との関連なども図りながら、富勢地域の安全な環境がよりよくなるように力を合わせていきましょう。
暑い中ご参会いただきありがとうございました。
夏休みじゃないとできないつながり・・・
今日は午前中に南龍寺の住職とお話をしたあと、5年生の担任の先生方と一緒にオリエンテーリングのコースを回ってきました。手賀の丘のオリエンテーリングですが、前任の土小学校が採用していたコースとは違うコースだったので、実際のコースを見るために行きました。担任を誘うとみんなついてきたので、5人で回ってきました。
12時に帰ってくると、お昼のお楽しみイベントを教頭先生が企画して「全国ご当地カップラーメンを味わう会」を行っています。
日本列島の形に並べられたカップ麺。北は北海道札幌の味噌ラーメンから南は福岡のとんこつラーメンまで20個のカップラーメンを、少しずつ味見のように食べながら、うんちく?を語ります。いろいろな味が再現されていて、確かにこの味は・・・と楽しいですね。
おわんに取りながら、少しずつラーメンを味わうと、長野の味噌ミルク・・尾道ラーメン・・喜多方ラーメンと・・少しずつですが、知らないうちにお腹もいっぱいになり、わいわいと楽しいお昼でした。
その後は、授業づくりの話し合いがあい、3時前に雨が降り出す前に、校庭に沿って設置されている花壇の雑草を抜くぞ!という校長の掛け声に、若手中心になって、暑い暑いと言いながらも、力を合わせてきれいに・・・していきます。作業しながら話をしながら・・・文句を言いながら・・・
すっかりときれいになりました。これで、子供たちをよい環境で迎えることができます。やっぱりきれいな学校がいいですね。
来年に向けては、フラワーボランティアなどのお力を借りれるようにしていきたいと考えています。
作業が終わると同時に、台風の影響を受けた土砂降りが降ってきました。始業式に向けて色々と備えなければなりません。
富勢小の前身の学校へ・・・魅力ある富勢
富勢小学校は今年創立125周年を迎えます。ここの場所に富勢尋常小学校ができる前は、布施尋常小学校と根戸尋常小学校があり、その2校が一つになって富勢小学校となりました。そのルーツを2年生の学区探検や6年生の富勢の歴史といった、生活科や総合的な学習の時間で学んで欲しいと願っています。
そこで、昨日は根戸尋常小学校があった東陽寺へ、今日は布施尋常小学校があった南龍寺に出かけてお話をきいてきました。
北柏駅近くにある東陽寺では、今の本堂が明治維新前から使われている建物で、今はご本尊が安置されているところが職員室だったようで、教室と分けるための扉のあとがしっかりと残っているところを見せてくださいました。
鎌倉時代から脈々と続いている歴史の一端を聞くことができ、ご住職も昔は高等学校の先生をされていたとのことで、子供たちが訪ねてくれるのを楽しみにしてくださいました。毎月第三木曜日には子供食堂を夕方行っているようで、コロナ明けてからは、小学生が少なくなってしまい寂しくしているとのこと。テイクアウトで行っているので、是非訪ねてみてください。
今日は布施にある南龍寺を訪ねました。こちらは布施尋常小学校で、東陽寺と同じように江戸時代からの寺子屋が地域の人々の力で学校とされていったというお話を伺いました。
今の本堂は建て替えられたようですが、昭和の頃には当時の子供たちが墨で落書きをした文字が雨戸の裏側に残っていたり、当時の名残があったようです。住職も富勢小学校の卒業で、子供たちが来るまでに色々と準備をしてくださるお話を聞かせていただきました。
富勢のあたりは、江戸への人通りの多いところだったようですし、鎌倉時代の北条氏や相馬氏とゆかりの深い方々が住んでいて、今もそのつながりが残っているようです。
歴史は、教科書の中にあるのではなくて、住んでいるこの場所に脈々とつながっているのですね。
地域を教材として学習を様々な学年で展開していきたいと思い、その下調べをしながら、学ぶことの楽しさを味わっています。
子どもを主語にした学びを考える
夏休み最終週の3日間は、午前、午後に1学年ずつ、2学期に取り組む算数の授業改善に向けて、教育研究所の杉本アドバイザーに来校いただき、いろいろお話をしながら単元づくりに取り組んでいきました。
今日は3年生と6年生が午前、午後にそれぞれ検討を行っていました。
授業は子供たちに先生が教えるというイメージを持たれやすいですが、それは今までの授業方法で、これからの授業は教えることだけでなく、子供たち自身が学びたい、やってみたい、という意欲をもって、自分の課題や問いを解決していくように授業に参加をしていく、そのような授業ができるようになることが求められています。このように子ども自らが学ぼうという気持ちを大切にする授業は、20年ほど前から大切だと言われてきましたが、これからは、そういう授業ができないとならない、状況になってきています。
先生一人一人が、子どもを主語にした、個別最適で協働的に学ぶ算数の授業をつくるには、学習全体をどのように考えていけばよいか、前例が無い課題に向けて、討議しながら進めています。
先生方もアドバイザーに教えてもらう、のではなく、対話しながらよい方法を編み出していく、そういう時間を夏休みの後半に行っています。
夏休みは教材集めもします
8月に入り、学校に訪れる先生たちは少なくなってきました。
8月6日と7日は、富勢地域の農家の方を訪問して、古い農機具が残っていないか、残っていたら学校にいただけないかとお願いの訪問に3年生の先生が回りました。
すると納屋の奥から回転式のせんばこきを出してきてくださいました。竹でできた背負子、田植えの際に使った道具や、麦踏みの時に使った道具を譲ってくださいました。今も実際に足踏みで回転をして使えます。いい教材をお譲りくださりありがとうございました。
栄養教諭も一緒に同行して、田んぼの稲の成長の様子や農家でのネギの出荷処理などを取材しています。
稲も植えた時期や品種で出来具合が違いますね。食育の教材づくりのための取材をして、2学期に授業に生かしていきます。
学校の池田んぼに植えた稲も大きくなってきました。明日からは10日間学校が閉鎖されます。その間に稲の花が咲いて、お米ができてくるかな?
水草が増えてきています。学校を通るときに観察してみてください。
自主的に研修する若手・・・
夏休み中の教室を回っていくと、3人の若手教員が教育研究所がおすすめする動画(2年経験者研修の山梨大学三井先生の講義)をみながら、校内研究の授業について学んでいるようです。
単元内の自由進度学習を取り入れながら、本校の研究主題に掲げている個別最適で協働的な学びのあり方について、講義を参考にしながら学んでいるようです。
授業のイメージは、先生が黒板の前に立って子どもに指示をして、子どもは先生の言うとおりに何かを行う・・・というものが多くの人たちのイメージです。これからは、子ども自身が自分でどんな力をつけたいかという目的を持って、それに向かって自分なりに計画をつくって挑戦していく、そういう授業イメージに向けて・・・どう学んでいけばよいか、先生自身が学んでいました。
挑戦し、やり抜こうとする子、という目標に向けて、挑戦する先生の姿です。失敗を恐れずにやり抜いていきましょう。
グランドデザインプロジェクト進行中
グランドデザインプロジェクトは、放課後の隙間時間などを使って、グランドデ落とし込み落とし込みをしながら、具体化をさせています。
今年度の取組についても、具体的なことが提案されてきました。
・校内研究の一人一授業の取組の中で,「個別最適な学び・協働的な学びの視点」を取り入れた授業を展開し,お互いの授業を見合い,振り返ることで授業改善につなげる。
・「調べる学習」ハンドブックを基に,学校図書館とGIGA端末を活用した教育活動を行う。
・富勢地域を活かした生活科,総合の学習を年間指導計画に位置付けて,富勢3校で学んだことを交流し合う。
・「子どもを主語にした」算数の単元計画の構想を練り,子どもの好奇心を大切にした学習や自由進度学習などの取組を通して,校内研究の成果を他教科や行事等に生かす。
・なかよし活動や委員会・クラブ活動等での異学年との交流を通して,上級生としての意識を高め,自己肯定感を高められるようにする。
・子どもが自ら家庭学習に取り組めるよう,取り組み方の指導を工夫し,選択肢のある課題やスマイルネクストドリルなどの活用を進める。
校長先生からは、取組を通して、子どもたちにどのような力を育むのか、目的が方法にならないようにというリクエストが入りました。8名で相談しながら進めていってます。
夏休み初日は研修からスタート「子どもを主語にするとは・・」
夏休み初日は、先日の教育ミニ集会でもご講話をいただいた、敬愛大学の阿部学先生に「子どもが主語になる授業の考え方いろいろ」と題した講義と、その後の指導単元構想へのお手伝いをいただきました。本校の研究主題が、子どもを主語にした算数指導のあり方~個別最適な学びと協働的な学びを通して~となっているため、子どもを主語ってどういうことか、先生たちの頭の中が動き始めるお話をしていただきました。
1950年代からの授業づくり史に触れて(私は懐かしいが斉藤喜博氏を知らない先生が多数)くださり、子どもが主語とは決して新しいわけではなく、子どもは元来好奇心を持ち学ぶ存在であるから、学習者は常に正しい、という考えに立っていくと、子どもが「?」となる時に課題があるのは、教師の側であることを意識しないと・・・
子どもが好きなゲームに似せて学習を展開するゲーミフィケーションという考えもある、実は・・・マリオのゲームには最初の場面に自然と遊び方が仕組まれていて、自然とどうすればよいかがわかる仕掛けになっている。授業も子どもたちが、興味を持って探る中に学び方が仕込まれていくと、教えられている授業ではなく、学びとっていく授業になりますね・・・と90分、濃密な興味あるお話が展開されました。
その後は、各学年ごとに2学期に授業研究として挑戦する単元について話し合いを行いました。
阿部先生も中に入って先生たちと一緒に考えていきます。
50分間でしたが、活発な話し合いが理科室に広がっていました。授業は、先生がわくわくするような授業でないと、子供たちのワクワクは出てきませんから、こういう前向きな話し合いが大切です。富勢の先生たちのエネルギー、高いですよ。
教育ミニ集会を受けて、グランドデザインプロジェクトの発進!
6月29日の教育ミニ集会では、教職員と保護者と地域の3者が集まって、富勢小学校の子どもたちに付けたい力に向けたワークショップを行いました。ワークショップを通じて出てきた力は全部で27種類。それらを合わせて、具体的にこのような力をという文章化したものを15グループからそれぞれ出してもらいました。(校長室からの発信にデータ掲載)
今年度グランドデザインは、3年後の富小の姿、今年度末に校長としてねらう姿、そして、目指す児童の姿の実現に向けて教育活動に積極的に取り入れる手段、これを校長が示し、目指す姿と具体的な手立ては、教員有志のプロジェクトチームに任せる、という経営手段で臨んでいます。
ミニ集会のワークを元にして、上に出した2024年これからの富勢小学校グランドデザインを創るプロジェクトへの参加を募り、手を挙げた6人の先生たちに、今日は目指す子どもの姿を議論してもらいました。
27の言葉が出て、それらをつなぎ合わせたり、数が多いものは・・など様々な角度から議論をした結果、柏市の示す4Cの中の「挑戦する子」という姿を、最上位目標に設定することによって、ここに出てきている力の形成にもつながるだろう、という話し合いになり、2024年の目指す姿は、「挑戦する子」とプロジェクトでは結論を出しました。
取り組まない状態であきらめてしまったり、自分には無理と最初から取り組まなかったり、そういう実態が本校の子どもたちには散見されるので、失敗してもいいから挑戦することを通して、ワークショップで出していただいた様々な力につながっていくだろう、というプロジェクトチームの結論です。挑戦した結果として、ワークショップで求められる力に結びついていくという話し合いが展開されました。
次は具体的手立ての明確化に向けて議論を進めていきます。
教育ミニ集会で出てきた、言葉については、校長室からの発信にデータを掲載しました。
授業研究がはじまりました
富勢小学校の校内研究主題は「子どもを主語にした 個別最適で協働的な学びを創る」です。子どもを主語にするということは、先生が教えるから、子ども自身が学ぶという大転換を含んだ言葉なのです。校内研究会とは別に、一人1授業という形で、先生一人一人が自分の状況に合わせて授業を公開して、授業を参観した先生同士での情報交換を通じて、よりよい授業を追い求めていきます。
最初にトライアルしたのは算数支援員の先生。単元全体のゴールを子どもが意識をして、教科書でどのように学ぶのかを理解して、子どもがやる気を持って進める計画を立てて、子どもたちに向かいました。
最初はなかなか予定どおりにはいかず、校長室に来て相談したり、反省をしたり・・・先生が教えたいという思いは大変強い、それは誰もがそうです。それ以上に子どもたちが学びたいという強い思いを授業中に持てるようにする、それが、今の学習への大きな転換になるのです。
試行錯誤をした上で、今日は子どもたちが進んで教え合い、話し合う授業の様子が展開されました。
わからない時は、わかる人のところに聞きにいきましょう!みんなで教えあいながら、みんなでわかるようにしていきましょう。
4年生の教室では、ICT活用をテーマにして、子どもを主語にした国語の授業に挑戦していました。
漢字辞典を使って・・・オンライン辞書などを使って・・漢字のひみつを探っていきます。
調べた秘密は画面上で整理をして、友だち同士で説明をしていきます。
オンライン上でも子ども同士のコラボレーションが生まれると、話し合いも活発になるかもしれませんね。ひとつずつよりよくなる授業のヒントを見つけながら・・・授業研究は進んでいきます。
5名が土小学校の授業を参観にいきました。
本校の研究主題は「子どもを主語にした算数学習のあり方 ~個別最適で協働的な学びを通して~」となっています。今日の校長室だよりでも発信したように、学校の授業は大きく変わらなければなりません。今まで私たちが受けてきた授業は、繰り返してはならないとまで言われています。
子どもを主語にした学びとは・・・ということを学びに、私の前任校である土小学校のベテラン教員が授業を参観してもよいとお返事をくださったので、授業を参観して、様々な意見交換をしに5時間目の途中から5名の先生が土小に学びに行きました。
学ぼうという意欲を持っている先生が多くいることは、富勢小の授業も確実に変わっていくと思います。
リーディングDXのオンライン自発的研修
文部科学省がオンラインでリーディングDXの研修を行います。それに応募をした先生が呼びかけて、自由参加で学んでみませんか?という自主研修がおこなわました。
リーディングDXというのは、子どもたちの一人一台環境であるGIGAスクール構想の中で、子どもたちの授業改善や先生方の業務改善を行っていこうとする取組です。
https://leadingdxschool.mext.go.jp/(文科省のポータルサイト)
参加した先生は3人だったようですが、北海道から沖縄までの数校の学校の様子を聞いたけれど、富勢小学校が始めていることと同じようなことで、決して遅れてはいないことがわかった。やってみようと思うこともいくつかあったので、やってみます!という振り返りでした。
文科省の研修動画は色々と充実をしています。仲間で見合うのはよい働き方ですね。
私も来週月曜日に文科省のオンラインフォーラムで登壇者として話をします。
https://loftwork.com/jp/event/20240624_co-sha-meetup-vol4
申し込みは今日までかな? 校舎が変わると学びが変わるというお話をさせていただき、東京都の指導室長の先生とコラボレーションします。
一人1授業研究が始まりました。
富勢小学校では、研究主題「子どもを主語にした算数学習のあり方」個別最適で協働的な学びを通して、を最上位目標として、教員の研修を進めています。その取組の一つとして一人1授業研究があります。今日は図工専科の先生がスタートアップの授業公開をしました。
金づちを使って、くぎを打って、ビー玉が転がるコースを作っていきます。自分が作ったコースと友だちのコースをつなげてということもできます。どんなコースにするか考えながら、楽しみながら作っていきます。
図工室の前には、4年生が作ったシーサーが並んでいます。
どれも上手にできています。どうやら、作る前にシーサーの調べ学習を行って、コラボノートにまとめてあるとのこと・・・コラボノートをのぞいてみると
図工の作品を作る時にも、ちゃんと調べて、伝統や意味や特徴をわかってから制作をすると作品自体が良くなっていきますね。授業研究を通じて、普段活かせる授業技術を学び合って欲しいと思います。
学校清掃に大人の手が入る
学校は清掃時間に子どもがそうじをする。それ以外に掃除をすることはなかなか難しいという施設です。会社や役所などは、清掃が委託されていたり、従業員の手で清掃されたりと、大人の手が入っての掃除が行われています。
富勢地区4校には、就労支援事業として、3週間おきに3日間の清掃が入り、日頃きれいにしきれない場所を清掃してもらっています。39年間の教員生活の中で事業として清掃が入ることは初めてのことです。
今日は廊下を磨いてもらったり、窓を清掃してもらいました。校長室内も徹底的に拭き掃除をしてもらい、すっきりとした環境になりました。
子どもの清掃時間に一緒に掃除をするクリーンボランティアの方がいらっしゃると、子どもたちも掃除の方法がわかったり、子どもと一緒に大人の手が入ることで、より綺麗になったりすると思います。 クリーンボランティアさんの募集も今後は考えていきたいと思います。その際はご協力よろしくお願いします。
最上位目標を持つこと・・・
6年生の担任には、最後の授業である卒業式をどのような授業にするのか、そこでどのような姿で臨めるようにするのか、そこを6年生の最上位目標として、子どもと共有して毎日を過ごし、一つ一つの授業や行事を行っていくことが大切であると話しました。
6年生の先生と子どもたちで話し合い、卒業式をどう迎えるか、最上位目標が決まったようで、6年生の廊下に掲示物が誕生しました。
「思い出に残る学年」 「他の学年からかっこいいと思われお手本となる」という2つの目標を達成するために、どのように6年生が毎日を過ごしていくか・・・楽しみです。
思い出に残ることは どんなこと? かっこいいというのはどういう姿? 色々なことが考えられますね。一つ一つを一人一人が考え、理解しながら、行動として表していくことが、とても大切なことです。
富学教の企画会議をおこないました
「富学教」という組織をご存じでしょうか?富勢中学校区学校運営協議会といって、コミュニティースクールを校長と一緒に進める、学校運営協議会の富勢地区の名称です。
今の学習指導要領の理念は「社会に開かれた教育課程(カリキュラム)」です。特に、学校教育目標や学校の方針を、学校と保護者と地域の方々が一緒になって創り、それを共有して、みんなで教育活動を行っていってください、と書かれています。今までの学校のイメージとは全く違うことが、教育改革の流れの中で行われているのです。
富勢4校の校長先生とそれぞれの学校運営協議会の会長さんと参加できる委員の方が集まって、企画会議を行いました。
私から、富学教と富勢4校の探究型学びの連携ストーリーという提案資料を出させていただき、3校の小学校での総合的な学習の時間をお互いに交流をしながら進めていければ、それを富勢地域の様々な方々に支援していただき、子どもにとってよりよい学びが、関わる大人にとってもよりよい時間や繋がりになれば・・・と提案し検討をしていただきました。
6月29日の富勢小教育ミニ集会のチラシも配付させていただき、はじめの一歩に向けての支援をお願いしました。
救命救急講習会を行いました
放課後の体育館では、全教員が集まって、救命救急講習を行いました。水泳の授業が始まるこの時期に、必ず行う講習会。学校で最も大切に守らなければならないものは、子どもの命、職員の命です。様々なアクシデントの中で心停止に備える訓練はとても大切です。
全員がAEDと心マッサージの手順確認を行い、実際に行っていざという時に自然に対応できるよう訓練をしました。
プール清掃を行いました
プールの清掃を業者が来校して行いました。すっかりと汚れが落とされてきれいなプールになりました。
プール清掃は、東日本震災の前までは子供たちが行っていました。震災で放射能の影響を受け、子供たちの手から、先生や保護者ボランティアの手に移りました。その後、教員の働き方改革の一環として外部業者に委託する形を柏市ではとっています。予算をしっかりと確保してくれています。ありがたいことです。
同じ中核市の船橋市では、保護者ボランティアでの清掃が続いているようです。でも、コミュニティ・スクール時代を考えるとこういう作業で集まって、人と人のつながりが広がっていくこともよいことかな、と思います。
例えば、保護者ボランティアで清掃が確保できる学校には、清掃用に確保した外部委託の予算を学校の必要経費として他に活かせる!というような仕組みができると、子供たちのために汗を流す気概も高まるような気がします。夢物語でしょうが・・・・
清掃された業者の方々は3人で6時間ほどかかって清掃をしてくださいました。感謝です。
全国学力調査の結果分析
今日は掃除が無い日。終業時刻が20分だけ早くなるので、先生方の研修で4月に行った全国学力学習状況調査の算数についての自己採点結果分析をしました。
算数支援員先生が、分析結果から、無回答率の高さ、説明をするということに対する課題、6年生が対象ですが、出題範囲は2年生から5年生までなので、どの学習単元でつまずいているかを説明してくれました。
その中で、授業の改善方法として、研究主任先生が子どもたちの学び方に沿って学習を組み立てていく自由進度学習を試行してみての効果や、算数研究校に在籍した先生が3人グループで話し合いを取り入れることの効果について、写真で様子を示しながら課題解決に向けた実践として報告してくれました。
学習のまとめを自分の言葉で記述することや、算数のノートを見開きで使うこと、説明は子どもたち同士で行うことが大切なこと、子どもが興味を持って取り組むおもしろい課題を示すこと、など課題解決に向けた案が示され、子どもたちのためにも明日の授業改善に活かして欲しいと願っています。
交通安全見守りボランティアの方々と・・・
今日は高野台町会の会館で、高野台町会で登校見守りボランティアをしてくださっている皆さんの会合に呼んでいただき、様々な情報交換や意見交換をさせていただきました。長い期間、ずっと見守ってくださっている方々ですので、10年単位で子供たちの様子の変化や学校の変化も感じていらっしゃり、様々なことを教えていただきました。
〇18年間このボランティアをしている。朝の規則正しい生活につながっています。
〇農協に行こうとしたときに、ちょっと待ってといって描いてきた絵を見せてくれた子がいた。朝の短い旗振りだけでも覚えてくれてうれしい。
〇朝の6時頃から歩い、歩きながパトロールをしている。子供たちは、私服の時にも挨拶してくれるとうれしい、挨拶する子としない子がいる。パトロールしていてもご苦労様って言ってくれる人がいる。
〇富勢小中の卒業で、始めたきっかけは高野台会館前で事故がありそれから安全確保のために始めた。朝早く行く子がいるとその子に合わせて早く出るようにしている。習字があると黒い服装でくるなど、様子がわかってくると字を書くポイントを話してみたり、子どもとコミュニケーションをする。
〇20年以上行っている。押しボタン信号のところからはじまった。子供たちが歩道を歩いている位置がもう少し内側をあるいた方がいいとか、信号の変わり目に渡ってしまおうとする様子が気になること。子供たちの命に係わることなので、緊張しながらやてっている。中学生はほとんどが挨拶ができるが、小学生では挨拶ができない子がいる。成長だと思うが挨拶ができるようになって欲しい。
〇交通安全指導をしていて、子供たちの様子でいやいや行く子が雰囲気でわかる。下を向いていく子、登校中の様子が気になる子がいると心配に感じている。6年生は卒業の時に、お礼を言われたり、ご苦労様ですと言ってくれたり、元気をもらうことがある。
〇PTAの方への交通安全見守りの方法をお伝えする機会が持てたらよいと思うし、PTAの協力も働いて大変だと思うけどもう少し盛んになってくれるとうれしい。
〇信号待ちでふざける子がいる。信号待ちのところは注意して立っていて欲しい。
今後ともよろしくお願いいたします。今日はお招きいただきありがとうございました。学校の先生や子供たちに伝えていきたいと思います。
運動会記念品のエピソード
運動会の記念品として、一昨年度までは柏市教育委員会から記念品が配られていました。クリアファイルなど、学校が選んだ品を教育委員会の予算で購入していました。様々な事情からその予算が廃止されたことを受けて、運動会の記念品は無くなったのですが、富勢小学校では「PTA会費によって、記念品を・・・」という声があがり、記念クッキーが昨年より配付されています。
このクッキーに秘密があります。最近はグルテンフリーなど様々なアレルギーに対応したクッキーが作られています。本校児童の中にも様々なアレルギーがあり、どんなアレルギーがある子どもも食べられるクッキーを製造してくださっているのです。
それは株式会社MEDFOOD JAPANという会社が経営する、「フォルトゥーナ ルッソ」というスイーツのお店です。昨年度はアーモンドアレルギーへの対応ができなかったようですが、今年は全てのアレルギーに対応したクッキーを用意してくださるとのこと。
先日、来校されて打ち合わせを行いました。スイーツ部門の管理栄養士の方やクッキーづくりで働いている方々が子育て世代のために、なんとか工夫をしてどの子にも食べられるクッキー開発を一生懸命に行い、昨日は、全ての機械を洗浄して本校の記念品向けのクッキーだけの製造をしてくださっているとのことで、先ほど製品が届きました。
本校運動の教員の目標は「一つの目標に向かい、集団で取り組むことを通して充実感を味わう」というものが、スイーツづくりの会社でも共有されているなあ・・と感じます。明日持ち帰るクッキーの秘密を家族で共有して欲しいと思います。
5月22日は富勢小学校開校記念日です
今日は開校記念日。学校の歴史を少しだけ紐解いて見ました。
明治33年5月22日に富勢尋常小学校開カルと学校沿革誌にあります。
それまでは、布施尋常小学校と根戸尋常小学校と2校あった学校を1校にして本校が生まれたとの記録があります。校舎は今の場所に新築をしている最中で、布施を第一教場、根戸を第二教場として始まったと記録されています。当時の生徒は225名。男子115名女子110名を3学級に編成したとあります。1クラスは70名以上もいたのですね。
校舎の新築費は2867円95銭6厘、その他開校に至る経費は約3592円との記録もありました。
開校する前は布施の学校は南龍寺に根戸の学校は東陽寺にあったものを今の地に移して開校をしたようです。
富勢小学校の校歌は第15代校長の川本菊雄先生(初代柏市教育長)の際に作られたそうで、昨日、息子様にあたる川本勝彦氏(元柏市教育長・現善照寺住職)に校歌のお話を聞いて参りました。当時、他に引けをとらない立派な校歌とするために、公募をして、作詞者は五味 保義(ごみ やすよし)氏でアララギ派の歌人、作曲は下總 皖一(しもおさ[1]/しもふさ[2] かんいち)氏で今の東京芸大で教鞭をとる有名な先生、のお力で今の校歌を昭和23年に作られたそうです。校歌ができた年代としても早い年代だと思います。
豊かに流るる大利根川の
岸かぎりなき あしの原
茂りに茂る すがしきさまは
これぞのびゆく われらが姿
さやかにかおれる くすの木かげ
道なつかしく 入りゆきて
しずけき丘の われらが母校
学びの日々の 常たのしけれ
緑に映えゆる 朝日が丘の
明るき里に 生いたちて
体ゆたかに 心も清く
代のあけぼのをひらかんわれら
富勢地区ふるさと協議会・・・
5月18日(土)に富勢地区ふるさと協議会の総会が開かれました。昨年度までは、学校関係者は呼ばれていなかったようですが、コミュニティ・スクールを進めていく上で、地域の方々と面識を持っておくことは大切だと4校の校長で話し合い、今年から総会にお招きいただけるように調整をさせていただきました。
会に先立って、各学校の子どもたちの安全見守りをしてくださっている方の表彰があり、富勢小学区からは、給食室前の交差点で見守りをしてくださる成嶋様が表彰されました。
総会の最後には、富勢地区4校は富勢の地域を教材とした総合的な学習に取り組み、この地域をより好きになる子どもたちを育てるために、地域の皆様と一緒になって教育活動を行っていきたいという希望と、地域の方々に学校を利用していただき、学校を核とした地域再創成というコミュニティ・スクールの大きな目標の実現に向けて歩んでいきたい、ということをお伝えさせていただきました。
午前中は会場となっている布施近隣センターで子ども食堂が開かれており、大人としてお代を出して、「やきそば」をいただきました。ボランティアで県立柏高校の生徒さんもお手伝いをしており、温かく、焼きそばに混ざってもしっかりと野菜がたっぷりと感じられるほどに、野菜たっぷりの焼きそばで大変美味しくいただきました。富勢小の子どもたちは少し遠いのでなかなか足が向いていないようですが、食事だけでなく楽しいイベントもあるようです。来月は参加してみてはいかがでしょうか・・・
富勢地域の財 その2
5年生の農業関係をテーマに布施新田町会の方に放課後足を運んでみました。途中で、黄色い安全見守りベストを着ている方と出会い、お伺いしたところ毎週月曜日と木曜日の午後4時から1時間程度、地域の見守りをされてるということ。子どもたちの遊びの様子や自転車での移動などにも目を配ってくださっているようです。この方々が朝も交代で、富勢出張所前、データセンター交差点、布施新田ふるさと会館前などで見守りをしてくださっているようです。地域を守る方がいらっしゃる地域は、安全安心な街になっていますね。
みなさんがパトロールに出られるのをお見送りして、近くの農家を3軒おたずねして色々なお話を聞かせていただきました。ネギやいちご、トマト、トウモロコシなどなど様々な野菜や果物を育てていらっしゃいます。子どもたちが作り方を伺ったり、農業の仕事のことを教えていただいたりという学習活動にはご協力をいただけるとのこと・・・実際に触れて学ぶ機会が増えそうです。
長く農業をやっているけど、ここは布施新田だからここでも新しいところなのですよ。色々な魅力を教えてくださいました。
富勢地域の「財」 その1
富勢小学校は富勢4校でコミュニティー・スクールを行っています。名前の通りにコミュニティ・スクールを実践していくためには、コミュニティーを知らないことにはどうしようもありません。私は、柏市北部地区での勤務は初めてですので、着任当初から時間を作っては地域の方々から地域について聞くように心がけ、自己「鶴瓶の家族に乾杯」を真似て「富勢に乾杯」をしています。
今日は、5年生の社会科や総合的な学習の時間のテーマとなる農業に関係しそうなところに顔を出させていただきました。
5年生の教科書には、農協JAや土地改良区が出てきます。富勢小学校のすぐ近くにあるのですが、実は先生たちも子どもたちもほとんど知らないのです。今日は利根土地改良区と農水省利根川水系土地改良調査管理事務所とJA富勢支店に突然訪問させていただきました。
どちらの施設も資料をくださったり、富勢地域の農業や農地開発のことを積極的に教えてくださるようで、こちらも楽しくなってきました。JA富勢では、今年もじゃんぼカボチャの苗を届けますよ!と・・・
土地改良区を出てくると、野菜を売っているお店が開いていたので、寄ってみました。蟹さんという方が、自分たちが作ったこだわりの野菜を売っているお店のようです。「にんじんは売っていますが、にんじんの花は売っているのは、なかなかないですよ。」とにんじんの花を見せてくださいました。
右側の写真ぐらいの花は、こだわりのあるシェフさんはサラダに付けたりするそうです。にんじんの花もにんじんの味がするそうです。
萬やさんの蟹さんと話をしていると、6年前に酒井根東小学校の1年生に入学した子の保護者の方がお店を訪れ、覚えていてくださり感動しました。また話が広がりました。子どもたちが訪ねて、野菜や農業のこと色々聞いて見て欲しいと思います。上の右側の写真は大通りに面している「自然素材yosagena」さんの野菜を売っている棚の写真。こちらも無農薬野菜や全国各地の珍しい食材が置いてあり、食の奥深さを感じるお店でした。2年生が既にお世話になっているとのことで、5年生もとお願いしました。
帰りに根戸屋さんのおそば屋さんでお話を聞いて、学び多い1時間でした。
検診・・されど検診・・検診から見えてくる
春の検診が続いている。昨日は、教職員の健康診断結果に基づく産業医の先生からのご指導をいただいた。今日は、耳鼻科検診を行った。子どもや先生たちの健康状況の把握は管理職としてとても大切なことである。それを把握した上で、長年本校に関わってくださっているお医者様との面談は、非常に興味深い話をたくさんいただける。
昨日の先生からは、医療外交官としてブラジルに赴任した際のお話や、1920年代の車の運転、自転車のツーリング、そういう経験を元にして健康データを見ながら見えてくる身体の見方のお話。今日の先生は、富勢小学校に昭和55年から毎年みてくださり、校長だけでも私が19人目。学校の歴史に関わるお話や、学校ごとの特徴のお話、50年間に渡っての子どもたちの変化など、お医者様とのお話は多岐にわたって、子どもたちや学校の見え方が変わってくるお話をいただけます。検診から見えてくるものは・・・多岐にわたりますね。
3年生はUDCKを視察しにいきました。
運動会練習がスタートしていますが、先生たちは次の校外学習の計画も立てながら、運動会に取り組んでいます。今年は3年生の市内めぐりに柏の葉の新しい街とすぐその横にあるこんぶくろ池の昔の柏の姿と、コースに分かれて見学する場所を入れました。
柏市は、都市化した都会と自然豊かな場所が近接しており、その両方を使って暮らすことが、豊かなな暮らしにつながります。柏の葉の新しい街は16年前から創られましたが、すぐ横には昔の姿も残してあり、子どもたちが学ぶにはとてもよいものがあります。
今日はUDCK(アーバンデザインセンター柏の葉)の糸島様に、柏の葉の街作りについて3年生の職員が伺ってきました。
企業と役所と大学が協働して住みよい街作りをしていることを先生たちも初めて知って、感動をしていました。この感動が子どもたちによい学びを創るのですよね。いい市内巡りのプランができそうです。
うれしいお電話をいただきました(感謝)
本日学校あてに次の内容でお電話をいただきました。
「昭和29年ころ卒業した者です。朝、歩道のゴミをひろっていたら、マミーマート方面から来た5・6年くらいの男子児童が、『いつもゴミをひろってくれてありがとうございます』と一礼していってくれました。何かの機会に、子供をほめていただければと思い電話をしました。」
とのこと。外出中でしたので言付けをいただきました。
子供たちに伝えます。また、地域のためにゴミ拾いをしてくださっている姿に、子供たちが学んでいる瞬間でだと思います。大人の姿から子供が学んで、それを何かの機会に真似てみてくれると広がっていきますね。
校長室だよりNo2 発行
校長室だよりの発行を行ってまいります。No2の内容は、先日のアンケートへのお礼、アンケートや学校評価を記名式で実施する理由、まもなく取組が始まる運動会の目標について、学校の最上位目標を皆様も一緒に決めていきましょう(お誘い)の内容です。
保護者の皆様にはシグフィーで配信していますので、保護者以外の方々は、校長室からの発信からダウンロードしてください。
学ぶことが先生の一丁目一番地
先生というと「教える人」というイメージが強いです。いろいろなことを子どもたちに伝えるには、先生自身の学びがとても大切です。この学ぶ時間が十分にとることができていないことが、今の学校の課題ともいえます。小学校の勉強って大人にとっては簡単だと思われるかもしれませんが、小学生が興味を持って学びたいな!って思わせるには、先生の学びが大切です。
今日は、教務主任と研究主任が開く、ちょこっとお悩み相談雑談会が開かれていました。わからないことを先輩に聞いてみる、そんな雑談がとても大事です。グループごとに、ちょっと教えて!の雑談が広がり、画面で共有されていました。
しいすまの学級では、アルコールインクアートの方を招いて、子どもたちが楽しみながら学べるワークショップの打ち合わせをしていました。偶然が醸し出すアート作品、インクとアルコールと空気が作り出す世界は子どもたちも楽しみながら色々な力をつけることにつながりそうです。
少しの時間をつかいながら学ぶこと、こんな時間が大切ですね。明日は柏市全体の先生方の学びの日です。子どもたちを帰して全市で学びます。富勢小学校は国語を学ぶ先生方が集まってきます。
校長挨拶と教育方針について
本日は授業参観懇談会でした。懇談会の冒頭でご挨拶を動画でさせていただきました。来年度からは、教育課程(本校の教育方針や大まかな年間計画)について説明する時間をとりたいと思います。
懇談会にご参加されなかった保護者の方々、地域の方々向けに挨拶の動画を掲載しますので、お聞きいただけると幸いです。動画は14分程度になります。
動画視聴用のパスコード=SfVLM$34
https://us02web.zoom.us/rec/share/t2bfrB07OpCE05PWUP2MiWmMu8vy1a7zNRqopoVUEcf3jYvCgE3a5WjjEr81k7I.tL5Z9mpzks8_QtTL
教室の窓をいつもきれいにしておきたい・・・
教室の窓が汚れていることが気になり、ベランダに出ることができない2階と3階の窓を先週一日と今日の二日間できれいに拭いてみました。
窓の清掃は市が年に1度だけ業者による清掃をしてくれますが、昨年度はそれも無かったようです。学期に1回程度、一緒に窓ふきをしてくださるボランティアの方がいらっしゃれば、常にきれいな窓の教室が維持できるかと思います。
学ぶ環境はとても大切です。ボランティア募集をいたしましたら、積極的にご参加いただけると幸いです。
窓を拭く前 窓を拭いた後
違いがわかりにくいかな? 実際にはものすごくやりがいのある仕事ですよ。よろしくお願いします。
200年以上も続く農家の方と・・・
今朝、子供たちの登校見守りに布施の方に歩いていきました。畑で作業をされている方がいらっしゃったので、鶴瓶の家族に乾杯のように「おはようございます」と声をかけさせていただきました。すると、農家を7代続けてやられているというお話を伺い200年以上にも渡ってこの富勢の地で農業を営んでこられていることに感銘を受けました。
是非、子供たちの学びにご支援をいただけるとうれしいです、というお話をさせていただきました。すると新鮮なとりたての小松菜をいただいてしまいました。学校に戻った後すぐに朝の会の5年生の教室に小松菜をもって行き、200年もの間農家をしている方にお話を聞くこともできる素敵な富勢小だねと話をしました。
はらぺこさん 子ども食堂
校内のポスターを見て、4月20日(土)に布瀬近隣センターで子ども食堂が開設されていることを知り、準備の時間にお邪魔させてもらいました。
今日は県立柏高校の先生と生徒さんが19人もボランティアで参加して、ボランティアのみなさんと活気あふれる様子で準備をされていました。高校生に聞くと、みんなボランティアで希望して参加しており、2年生が調理で3年生が遊びのコーナーを担当しているようで、それぞれ準備をがんばっていました。
高校生たちがボランティアで様々なところに参加しています。前任校の土小学校の地域団体が開く子供向けの催しに柏南高校や芝浦工大柏高校の生徒たちがボランティア参加してくれており、最近の高校生たちの動きが一昔前と変わってきていることを感じます。学校と学校外の学びの両方で育っていくことが大切ですね。
訪問介護をされている方もボランティアで参加されて、不登校の子供たちへの支援も最近は行っているとのこと。30歳前後の若者が、福祉に向けて熱量のあるお話をしてくれ、大変頼もしく思いました。会社は本校の学区内とのことで、今後はつながりを持っていけるとよいと感じます。学ぶことが仕事になり、仕事が社会に貢献していくことにつながり、そこに熱量を持って取り組んでいる若者の姿は、これからの社会への明るさを感じます。このあと本校の子供たちは訪れたのかな・・・次回は子どもたちにも会いにいきたいと思います。
5年生から一部教科担任制を導入します
昨年度までは6年生だけ一部教科担任制を導入していました。そこで、今年は5年生から導入と導入学年を一年引き下げて取り組みを行うこととします。小学校における教科担任制は、子供たちの学びの多様化、人間関係づくりの多面性など様々なことから効果が認められており、国も県も方針としています。
富勢小学校には、音楽と図工と英語の専科教員が配置されて、その教科は教科担任で行っていますが、3クラスの担任の先生がそれぞれに社会・理科・体育を分担して(3教科は実施授業時数が同じであるため)合計6教科で教科担任制を取り入れていきます。今後は状況を見ながら、さらに下の学年にこの制度を検討していきたいと考えています。
今日も、社会と理科で入れ替わって専科として授業をしていました。
富勢の街を歩きながら・・・
富勢小学校に赴任して半月。子供たちの登下校に合わせて、学区内をいろいろと歩いてみると、驚きと感動と面白さに満ちている。広い畑があり、隣接して新興住宅が建ち、昔は全面が畑だったのかなと思いながら歩き、起伏も多く、小さな川をたどっていくと、地形がよく見えてくる。
そんな中、東実健保体育センターの広大なグランドと体育館の脇の道を、下校時に歩くとのどかな道だが、朝歩くと国道6号からの抜け道になって多くの車に遭遇する危険地帯と気づく。PTAの方が立ってくださっている理由がよくわかる。
高野台公園は子供の遊び場で、多くの子供たちが集まってくる。そのすぐ近くのお肉屋さんでは子供向けの駄菓子もあつかっていて、子供たちが三々五々数十円の買い物をして公園に戻っていく。体を悪くしてしまって思うようにお肉屋さんができないが、お肉とできたての惣菜と子供の駄菓子を丁寧に売っているお話を聞かせてもらう。
ファミリーマートのオーナーらしき方に声をかけると、本校卒で中学校も富勢。昭和10年ころからお店を開き代々つないできた家業が、今はコンビニとして健在しているとのこと。路地に一軒家の食事処が多くあり、密かに大きな工場があり・・・わくわくする富勢の地域である。本校の教育活動を一緒に支えてくださる方々を少しずつお話しながら探していきたい。
第1回職員ワークショップを行いました。
富勢小学校の学校教育目標は、富勢中学校区の4校で統一の目標となっています。統一目標は「自ら学び 心豊かに たくましく生きる富勢の子の育成」です。この最上位目標をより身近に置いて、常に意識しながら教育活動にあたることが大切です。この目標に対する目指す児童の姿は、次のように3点掲げられています。
知識や体験を通して根気強く学ぼうとする児童
自分も相手も大切にし、互いに認め合う児童
心身ともにたくましく正しい判断ができる児童
校長赴任して1週間では、ここから学校経営をどう進めていくかなかなか難しいことです。そこで、私は、1学期をかけて先生方とやりとりをしながら、学校経営手段を確立していきますと説明して、スタートしています。校長として3校目、今までの流れを活かしながらも全職員と保護者や地域の皆様も同じ方向に向かえるような経営を目指していきたいと考えています。よろしくお願いいたします。
始業式から3日目の4月8日の午後に第一回のワークショップを行いました。ファシリテーターには福島毅さんをお願いしました。
最初は、以前の勤務校で梅津校長の元でこのワークを経験している教務主任が、ワークをすることでどうだったのか、何がワークによって変わったのか、インタビュー形式で答えながら、ワークショップの意義をなんとなく伝えてくれました。
先ほどの3点について昨年度どのような取組を展開してきたかを書き出していきます。
お互いに説明をし、お互いの実践を理解しあいました。転勤してきた先生は前の学校での実践を語り、お互いの実践交流ができていました。
次は、今年度はどんな挑戦をしていきたいか、書き出してお互いに説明をするというワークを行いました。こちらも、なかなか熱のある挑戦手段が出てきて盛り上がっています。
このようにワークを繰り返しながら、最上位目標となる児童の姿を具体的にわかりやすくしていきたいと考えています。
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一般的なマナーとして,SNS,動画サイト等への学校行事等の画像をアップする行為については,慎重さが求められます。
子どもを不審者被害や犯罪から守る観点からも御理解御協力の程,よろしくお願いいたします。
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