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活動の様子(R04年度)

新時代の幕開け②

昨日までありったけ歌の練習をしてきた生徒達ですが、本日

の朝も歌の練習をしています。昨日の講師の先生から頂いた

「各パートの主張を強く」というアドバイスを意識している

のか、パートに分かれて美しい声を校舎に響かせます。音楽

の授業では昨日までの振り返りや感想を大量に書いていました。

そんな、1日たっても興奮の尾を引く輝秋祭の立役者である

生徒会総務部ですが、3年生は本日の生徒会任命式もって

いよいよ世代交代。受け継いできたバトンを新たな役員達

へと引き継ぎました。今年度は、3年ぶりという肩書の付く

行事が多く、経験者がいない中で舵を取ってきた生徒会達

の苦労と努力は想像もつきません。まさに柏第三中学校に新たな

伝統を築き上げた先駆者といっても過言ではないでしょう。

今までありがとうございました。

また、選挙の運営をしてきた選挙管理委員会の生徒達も

本日をもって任期を満了しました。公正公平な選挙のため

長期間の活動ありがとうございました。

 

 

 

新時代の幕開け

「 新時代 ~それぞれの個性を活かし創り出す新しい輝秋祭~ 」

をスローガンとした今回の輝秋祭。そのスローガンの通り、輝秋祭は

本当に多くの生徒達があらゆる場面で活躍したことで成立していました。

メインである指揮や伴奏は勿論ですが、裏方仕事に徹する生徒会総務部

や歌声委員会の生徒達。学級紹介や楽曲イメージのポスターを作成した

生徒なども、本日の数時間のためにかなりの準備時間を費やしたことと

思います。

午後の文化部の発表も、演奏・美術・ファッション・映像といった、

文化部といってもあらゆる個性が輝く発表でした。1・2年生のみの

メンバーで、見事な演奏をした吹奏楽部。チョークだけで表現したとは

思えない美術部の黒板アート。特に人魚の部分は、どうすれば黒板よりも

黒い色が出せるのか少しも想像できません。1から洋服を作成した家庭科部。

「服を作るとはどういう作業があるのか?」と疑問に思い、自分の着ている

洋服を見てみると、あらゆる場所にミシンをかけた後があります。家庭科部

の成した偉業が一瞬で分かったような気がします。ファッションショーの

最中には、少し照れた様子でポーズを決める初々しい1年生。こういう時

周りの反応が薄いと余計恥ずかしさが増すものですが、3年生の男子から

「かわいい~!!」と大歓声が上がります。3年生男子の明るいという

個性も、発表に1つの彩りを与えていました。コンピューター部の、細部

まで編集された動画は、文句なく芸術品の域に達しています。エンディング

のテロップで、教員の名前の漢字を意図的に本来とは違う漢字に変えていた

という細かすぎる編集には、一体何人の生徒が気付いたのでしょうか?

 今年度の輝秋祭は、令和4年度に在籍する柏三中の生徒にしか創り上げる

ことの出来ない、ナンバーワンでオンリーワンな輝秋祭であったと思います。

確かな練習量からくる確信

いよいよ輝秋祭前日となりましたが、朝から猛練習をする3年2組

の指揮者の口からは「問題発生です」と、音楽担当の教員に相談する

苦悩の声が聞こえてきます。最後の最後まで良いものを求め続ける

あくなき向上心は目を見張るものがあります。

昼休みには、以前紹介した3年5組以外のクラスも自主練習をして

おり、全てのクラスの闘志に火がついている様子がうかがえます。

歌以外にも、文化部の発表練習や小道具の用意など、あらゆる役割

を持つ生徒達が輝秋祭の成功に向けて活動をしていました。

放課後になってもその勢いが衰えることはなく、学級紹介を担当する

生徒は台本なしでスピーチするべく学校に残っています。残っている

生徒達の中には、朝早くから悩んでいた3年2組の生徒達までいました。

ここまで努力を重ねて来た生徒達であれば、既に黒板に「最優秀賞

おめでとう」と明日の勝利を祝うメッセージを残すほどの自信が

あることもうなずくことが出来ます。

 

 

 

10月6日に「市内中学生ビブリオバトル」の本戦出場券を

獲得した2年生の男子生徒。22日土曜日には練習の成果を

存分に発揮した最高の発表で会場を沸かせていました。

生徒がビブリオバトルの題材として選んだ本は、巨大な羆が

登場する「羆嵐」という本でした。作中の羆にも負けないほど

の堂々とした存在感のある発表は、会場だけでなくリモートで

参加する観客の心まで鷲掴みにしたようで、多くの質問を受け

ていました。

多くの観客を惹きつけるスピーチの結果、見事に準チャンプ

の座に輝いた2年生の生徒!!夏休み頃から取り組んでいた

かなりの長期戦であり、1つの作品をここまで追求することは

並大抵のことではありません。生徒の集中力には脱帽です。

 

 

貢献度ナンバーワン?!

体育祭終了後、全校生徒分のゼッケンやハチマキにアイロンがけを

していた家庭科部の生徒達。盛り上がりのピークを終えた行事のため

にここまで貢献することはなかなかできる事ではありません。家庭科

部の貢献はそれだけにとどまらず、今度は全校クラス分のオルガン

カバーまでプレゼントしていました。輝秋祭では自分達の発表がある

にも関わらず、丁寧なラッピングまでする心配りは本当に中学生なのか

疑わしく思います。

来週の残り2回の練習も、家庭科部の真心のおかげで高いモチベーション

を保つことが出来るのではないでしょうか。

全力少年

体育の授業でハンドボールを学ぶ男子生徒ですが、日頃から

部活動で鍛えている影響か体育の授業とは思えないほど迫力

あるプレーをしています。一瞬のスキを突いてボールを奪った

と思えば、素早いパスであっという間にゴール前までボール

を運びシュートを打つという一連の流れが、わずか数十秒間

で展開されており、見ていても飽きることがありません。

キーパーをしている生徒も弾丸のようなシュートを体を張って

止めています。そのたたずまいからは、ボールに怯えている

気配は微塵も感じ取れません。

体育の授業で使用したゴールが残る昼休みの校庭では、これまた

昼休みの遊びには見えないサッカーの試合が始まります。

サッカー部OBの3年生も出場しており、卓越した技術と身体

能力で後輩達の手本となるようなプレーをしていました。

コートの周りには、休み時間まで真剣にプレーをするサッカー

少年達にハートを奪われたのか黄色い声援を送る女生徒もいました。

 

仲間の想いに応える3年5組

3年5組の指揮者と伴奏者は放課後まで教室に残り、歌詞が

書いてある掲示物に注意点を書き加えています。そんな仲間

の努力を知ってか、3年5組は全校で唯一昼休みまでクラス

全体で合唱練習をしていました。それを覗き見た3年1組の

生徒も5組のやる気に触発され、たった4人でも自主練習を

開始。1組の楽曲の特徴は、男女の目の回るような素早い

掛け合いだと思われますが、女子4人だけでも工夫して練習

をしていました。

歌声委員会の生徒達はクラス練習を取り仕切るだけでなく、

本番当日にホールからステージへとスムーズに移動できる

ような席順を考えるという、事務的な仕事まで依頼されて

いました。放課後には生徒指導主任から当日の注意点が

全校放送で説明され、まさに合唱コンクール本番1週間前

という雰囲気が校内には漂っています。

創造主

職員玄関前には、菜の花学級の生徒達が作った、家庭科と美術を

コラボレーションした作品が飾られています。無地の布にワン

ポイント入ったプリントがいい味を出しており、手作業で着色

したとは思えない完成度です。

繊細な作品も作れますが、教室前の廊下には芸術は爆発だとでも

言わんばかりのダイナミックな作品も飾られています。本日も

自分の手を使ったアートを1時間だけで作成しており、あらゆる

技法のノウハウをどんどん吸収しているようでした。

難問

本日から2学期制の後期が始まりました。新学期初日にも

関わらず、輝秋祭を来週に控える生徒会総務部と文化部の

部長達は昼休みにスローガンを決めていました。各クラス

から上がってきたスローガン候補はどれも魅力的なもの

ばかりなので、集まっている代表者達も甲乙つけがたい

様子でした。候補となったスローガンのサブタイトルを

考える際にも「活かす」と「生かす」の漢字が持つわずか

な意味合いの違いにまでこだわっており、輝秋祭にかける

生徒達の情熱が伝わってきました。

伸びしろですね

15日土曜日に行われた東葛駅伝では73校中43位という

結果となりました。メンバー10人の内、1人が1年生・

6人が2年生・3人が3年生という、若いチームであること

を考えると、大健闘したといっても過言ではありません。

今年出場したメンバー達が順当に記録を伸ばしていけば、

来年度には10位入賞も夢ではないのではないでしょうか?

また、周りは受験勉強モードに切り替わっている中、少ない

人数ながら最後まで駅伝部を引っ張ってきた3年生達の姿は

とても立派でした。誰一人出場経験の無い大会でしたが、

3年生達が築いてきたチームだからこそ、ここまでの結果

が出せたという事は言うまでもありません。

 

 

 

 

無念を晴らせ

本日で2学期制の前期が終了するので、唐突のようにも感じますが

終業式や成績表の配付が行われました。成績表を受け取ると、成績

が上がっていたのか「最高です!!」と喜びの声を上げている3年生

もおり、受験に向けて着々と実力を延ばしている様子がうかがえました。

前期の区切りとして2日間の秋休みを満喫したいところですが、明日

に東葛駅伝を控える選手達はそんなことを言ってはいられない状況。

気合と緊張が入り混じっていると思いますが、駅伝壮行会ではユニフォーム

に身をつつんだ立派な姿を全校生徒に披露していました。

今の3年生は、出場する機会すら与えられず、悔し涙を流した先輩達

の姿を見てきた世代かと思われます。在校生だけでなく、歴代の先輩

達の分まで健闘してきてほしいですね。

 

 

中学生に目線を合わせてくれる日本代表

本日は、女子バレーボール日本代表の主将を務めた経験もある

荒木絵里香さんをお招きし「夢~歩んできた道と「支え」の力~」

というテーマで講演をしていただきました。

荒木さんの名前をネットで検索すると、華々しい経歴の数々が

出てきます。一見すると、挫折とは無縁の順風満帆な人生を送って

きたように思えてしまいますが、中学生時代には様々な悩みが

あったとのお話をしてくださいました。本校にはバレーボール部

はありませんが、この話題はあらゆる競技のスポーツマン達の

共感を得たようで、生徒達の感想には「心に残った」「勇気を

貰った」との言葉が多くありました。

部活動や進路など、様々な悩みがありそうな生徒達ですが、今回

の講演を聞いたことで、挑戦してみようという気持ちが芽生えた

のではないでしょうか?生徒達に寄り添い、背中を押してくれる

ような講演をしていただき、ありがとうございました。

 

がぶ飲みドレッシング

スーパーに行くと、全て制覇するにはどれくらいの時間と費用が

かかるのか想像できないほど、多種多様なドレッシングが販売

されています。大量の既製品が出回っているドレッシングですが

1年生は世界に1つだけのオリジナルドレッシングを作っていました。

ドレッシングを作ることが目的であるため、ドレッシングをかける

野菜までは用意されていません。生徒達はドレッシングをそのまま

味見していましたが、手作りという感動も相まってか、「美味しい」

と喜びの声を上げていました。

柏三中の野菜生産の第一人者である菜の花学級の生徒達は、以前の

調理実習では巨大に育った茄子などを使った夏野菜カレーを作って

いました。今度はレタスやほうれん草を育てようと、再び畑の手入れ

をしています。プランターでの栽培もするようで、鉢底石の調達の

ために学校中の石をかき集めていました。これだけ入念な準備をして

いてば、冬も大豊作間違いないのではないでしょうか?

 

 

 

二兎を追う者

少し前から学校長との面接練習が始まった3年生ですが、本日からは

担任との二者面談も始まりました。10月という、今年度の折り返し

地点に突入し、受験が刻一刻と近づいていることが3学年以外にも

伝わってくるようになりました。

そんな受験を意識する時期ではありますが、合唱祭に対しても決して

手を抜かない3年生。二者面談の待ち時間に1人虚空に向かって指揮

をとり、何か気付いたことを楽譜に書き込んでいたり、グランドピアノ

が置いてある教室には、指揮者と伴奏者が放課後にも残って練習をして

いたりと、人知れず努力をしていました。

初の合唱コンクールとなる1年生は歌練習だけでなく、体育館を柏市民

文化会館に見立てて移動の練習もしています。事前に柏市民文化会館

でリハーサルを実施することはないので、本番は本日のシミュレーション

を頼りに動くこととなります。本番当日には、1年生の歌だけでなく

1発勝負の動きにも注目してしまいそうです。

 

みんな違ってみんないい

空の色探しという、なんだかロマンティックなテーマの美術の授業を受けた

1年生。丸の中に水彩色鉛筆で色を付けるというシンプルな工程ですが、

完成した作品は複雑なグラデーションが美しい本格的な芸術品となっています。

同じ空は二度と見れないと言いますが、まさにそれを体現したかのようです。

鳥獣戯画の模写をした3年生の作品も、筆圧により変わる墨の染み込み具合

の違いにより、同じ作品の模写でもどこか違った雰囲気を持っています。

作品完成後にはオリジナルの物語を作成しており、各々が持つ感性の違い

が如実に表れます。この独創的な物語が、模写である作品にオリジナル性を

感じさせるという矛盾を成立させているようにも思います。鉛筆と違い、

ミスをしてもやり直しが出来ない墨汁を使ってここまで書き込み量のある

作品を作る集中力も凄いです。

美しき友情

本日「市内中学生ビブリオバトル」のAブロック予選に出場した

2年生が、見事に本戦への出場権を獲得しました。

並みいる強豪を抑えての出場権獲得ですが、ここに至るまでには、

自分が本を紹介している動画を見ての自己分析や、本番を想定して

の質疑応答練習など、様々な練習をこなしてきました。質疑応答の

練習では、学校代表を決める校内選考に参加した生徒が協力して

くれました。校内選考会では競い合っていた相手に対して快く協力

できる生徒達の清々しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。

決勝でも仲間達の想いを胸に、学校代表として素晴らしいビブリオ

バトルを繰り広げてくれるに違いありません。

 

 

突然ですが問題です

この動画は何年生の何の授業か分かりますか?

遊んでいるように見えますが、磁石を肉食動物・クリップを草食動物

に見立てて食物連鎖を学ぶ3年生の理科です。1つの磁石で3つの

クリップを取って盛り上がったり、磁石を触りすぎて指が黒くなった

ことを伝えてきたりと、3年生の子どもらしい部分が垣間見えて面白く

感じてしまいます。勿論、楽しむだけでなく、投げた磁石の数(肉食獣の数)

とクリップの数(草食獣の数)の統計を取り、食物連鎖について学び

を深めることも忘れていません。

遺伝子の組み合わせによって変化する個体の性質を学ぶ授業では、

フィルムキャップにつめたBB弾を取っては戻す作業を30回繰り返し

メンデルの法則をシミュレートしていました。単調な作業でもコツコツ

と繰り返しデータを集める忍耐力と集中力は、さすが3年生です。

 

 

共同作業

ジャムボードという、各々のタブレットから共通のデータを操作

出来る機能を活かした授業を展開するクラスが多々あります。

(小学生などがよくやる壁新聞をタブレットで作るようなものです)

1年生の理科では、手分けしてまとめた気体の性質について発表

しています。手書きでまとめるとなると、同時に作業できる人数

が限られるため、作成に時間がかかりそうですが、多くの生徒が

同時進行で作業を進めていたため、短い作成時間でも内容の濃い

まとめとなっていました。

菜の花学級では、制服が無かったらどのようなメリット・デメリット

があるか、意見を出し合っています。自分では思いつかないかった

利点が上がってきて、生徒たちの考えもドンドン広がっていった

のではないでしょうか。次の議題を決める際には、「結婚はするか

しないか?」と「一人暮らしをするかしないか?」という、少し先

の問題について生徒は興味を示している様子でした。中学生にして

しっかりとした人生設計があるのかもしれません。

一心

本日から合唱コンクールに向けた特別日程が始まりました。

15分から35分にボリュームアップした帰りの会を活用し

指揮や伴奏も入った本格的な練習をしています。

時間は増えても、グランドピアノが設置されている特別教室

の使用時間は前後半で区切られているので、限られた時間の

中で効率的に練習しようと、練習だけでなく教室の移動から

テキパキと行動をする生徒達。感染症対策のため、背中を向け

合って練習をしていますが、より良い歌を完成させるという

共通の目標のもと、気持ちはしっかりと同じ方向へ向いている

ように感じます。

道徳的な社会科

ホームページの「《動画版》活動の様子」の中には、ドローンを使って

撮影した動画があり、学校の職員でも空撮が出来る便利な時代になった

と実感します。しかし、ドローンが戦争で活用されているというニュース

も見たことがあり、使い方しだいでは良くも悪くもなるのだと考えさせ

られることもあります。

社会科の授業で文化の役割や課題について考える3年生は、一見良いこと

ばかりに思える科学・芸術・宗教などにも、デメリットがないか鋭い視点

でメスを入れていました。3年生ともなると、世界や国内の情勢にも詳しく

なっているようで、様々な課題を挙げていました。

便利な物を素晴らしいものと妄信せず、色々な角度から見ることが出来る

生徒達を見ていると、将来的に日本の文化を正しく導いてくれるのでは

という希望が湧いてきます。

1票の重み

人によっては、朝の駅伝練習が終わるや否や、流した汗もそのままに正装

に着替えて取り組んだ選挙活動。本日はいよいよその成果が試される生徒会

役員選挙の日です。立候補者と推薦責任者は、2人で2分という限られた

演説時間で熱い思いの丈を語っていました。2人で2分間話すというと、

スピーチの時間調整が非常に難しそうに思います。そのうえ本番となると、

緊張もあいまって話す速度が速くなりそうなものですが、多くの候補者が

きっちり2分間でスピーチをまとめるという絶妙なコンビネーションを

見せてくれました。いったいどれほど練習をしたのでしょうか?選挙の結果

関係なしに、全校生徒の前でここまで堂々としたスピーチを出来るだけでも

大変立派なものです。

投票の時間には、柏市の選挙管理委員会から借りて来た、実際の選挙に使われる

投票箱に票を入れました。見た目にもやや重々しく感じる投票箱に、生徒達

も1票に係る責任の重さを感じたのではないでしょうか。

選挙期間前から活動をしていた選挙管理委員会の生徒達は、放課後には最後の

大仕事である集計作業に集中していました。立候補者達の命運を分ける作業

だけあり選挙管理委員会の生徒達も責任を感じているようで、集計に自信が

ない時は票を数えなおしていました。生徒会選挙の成功のため、徹頭徹尾

働いていた選挙管理委員会の生徒達がいたからこそ、無事に選挙が終わった

と言っても過言ではありません。

商品開発は遊びじゃない

3年生が「電電太鼓」「ガラガラ」「魚釣りゲーム」といった

幼児向けのおもちゃで遊んでいます。学校で1番たくましい3年生

に不釣り合いなことをしているように見えますが、これも「幼児

向けのおもちゃに必要な要素を研究する」という目的がある家庭科

の授業の一環です。遊んでいるようで、安全性・耐久性・娯楽性

あらゆる角度から手作りおもちゃを批評していました。

将来的に商品開発などに携わる職業に就く生徒もいる可能性を

考えると、幼児向けのおもちゃで遊ぶことも立派な職業訓練だと

言えそうです。

 

 

意識が変われば行動が変わる

コロナウイルスの出現で、生徒達と職員の感染症対策に対する意識は

過去最高にまで高まっている事と思います。では、地震による災害に

対する意識はどうでしょうか?感染症対策に意識が集中し、東日本大

震災が発生した10数年前よりも疎かになっている可能性もあります。

本日の5時間目終了時にワンポイント避難訓練を実施し、生徒が何処

にいようとも、最適な避難が出来るよう確認をしました。

「教室で地震がおきれば机の下にもぐる」というのは、小学1年生でも

知っている学校の常識なので、生徒が教室にいないような時間を狙った

今回の訓練。廊下や階段で警報が鳴ると、生徒達はどうするか困惑しつつ

も持っている物で頭を守っていました。

訓練後には、自分が最適な行動を取れたかを振り返り、普段は気にせず

歩いている廊下でも、緊急時には思わぬ危険が潜んでいるかもしれない

ことを予測していました。

自分を売れ

合唱コンクールのスローガンを決める2年生は、タブレットを

駆使してクラスの意見を集約してます。司会を務める生徒は、

タブレットを操作しながら会の進行を取り仕切っており、ICT

を活用した会議にもすっかり慣れている様子でした。上がって

くるスローガンも、既存の四字熟語を少しアレンジした物など

オリジナリティとユーモアを感じさせてくれる傑作ばかりでした。

3年生は面接資料を作成しています。静かに自分と向き合う

生徒もいれば、自分よりも自分を知っているであろう友人から

ヒントをもらう生徒もいました。面接本番までにいろいろな視点

から自分の魅力を発見してほしいですね。

明るい選挙

先週は体育祭練習三昧のはずでしたが、いつの間に準備した

のか、今日は朝から生徒会総務部に立候補した生徒達が選挙

活動をしています。まずは名前の売り込みということで、自分

が何の役職に立候補したのかをアピールする立候補者達。

通り過ぎる生徒達もそこまで大きな反応をする訳ではないので

少々気恥ずかしさもありそうですが、候補者・推薦責任者ともに

大きな声を出していました。現場にいる選挙管理委員会も、

特定団体との癒着が無いかを監視するため、朝から仕事をして

いました。

帰りの会では名前だけでなく、生徒会に立候補した意気込みや

マニュフェストを公表し、有権者達にアピールをしていました。

1年生の立候補者は、2年生の先輩のクラスでも堂々と自らの

ビジョンを語っており、既に全校生徒のリーダーとしての風格

を感じさせてくれました。

選挙管理委員会の生徒達は放課後にも資料印刷の仕事に励んで

います。三中の選挙が円滑に進むよう、朝から放課後まで大活躍

です。

世界一カッコいいマスク焼け

「体育祭が出来る喜びを胸に」という選手宣誓から始まった

3年ぶりの体育祭。生徒達は全ての競技に全力で取り組み、

団体競技で最下位になろうとも喜びの声を上げて体育祭を

楽しんでいました。ここまで体育祭が盛り上がったのも、

応援合戦の時のみならず声を絶やすことなく出し続けた応援団

のおかげに他なりません。

勲章物の活躍をした応援団ですが、きっちりと勝敗を分けるのが

体育祭。総合優勝紅組・応援賞紅組という、白組にとっては悔しい

結果となりました。しかし、閉会式後の応援団解散式ではすべてを

出し切った後のガラガラ声で互いの健闘を称え合う応援団の姿が

ありました。練習開始時に白組が作った練習計画プリントには

「白組団員以外閲覧禁止!!」という趣旨の、紅組をライバル視

する文言がありましたが、体育祭の後には互いをリスペクトする

心しか感じられませんでした。紅組団長が言った「白組がいな

ければ体育祭は成り立たない」という言葉を全員が噛みしめて

いたのではないでしょうか。

生徒達の顔にくっきりと残るマスクの跡は、ウイルスと闘いながら

体育祭をやり切った勲章であり、1から新たな伝説を作り出した

証です。

当たり前の裏側

本日は体育祭の予行練習ということで、生徒達は午前中から本番

さながらに競技に熱中していました。

勝負ごとに熱中するのは自然の摂理とも言えるので当たり前ですが

放課後にある係の仕事まで熱中できるのが生徒達の凄いところ。

競技進行の裏方である用具係は、体育祭が進行するという当たり前

を成立させるために細かい気配りをしていました。その他にも、

教員と予行の反省をする実行委員の生徒や、完璧な入退場の演奏

をしているように思えるものの、更に良い演奏を目指して練習する

吹奏楽部などなど、全校生徒が体育祭の成功に向けて活動をしています。

 

粉骨砕身

今週から、朝から放課後まで練習づくめの日々を送る応援団。

さすがに喉を酷使しすぎたのか「喉が痛い」という声も聞こえて

きます。しかし、全校応援の練習になると、そんな素振りは一切

見せず、大きな声で全校生徒を引っ張っています。感染症対策の

ため、応援団以外は声を出していないはずですが、全校生徒で声

を出しているかと勘違いするほどの迫力には驚かされます。

その他にも、応援のリズムを刻む太鼓係の応援団は、達人と呼ぶ

に相応しいレベルのバチさばきをしています。応援旗係の応援団は

旗自体の重さに加え、旗による風の抵抗まで受けながら全力疾走。

応援席1往復だけでも息が切れる重労働ですが、生徒達が綺麗な

ウェーブを作り出すため、練習といえど手を抜くことなく自らの

仕事を全うしていました。

短い準備期間でここまでの応援団に成長する生徒達の力は天晴と

言うしかありません。

 

戦いの火蓋は切られた

体育祭の練習も本格的になり、他クラスと火花を散らしながら

競技に取り組んでいます。1年生の団体競技などでは、ボール

を運ぶのに手間取っているグループが多いと思いきや、後ろから

颯爽と追い抜いてくるグループも存在し、本番前の前哨戦から

焦りを感じているクラスもあるかもしれません。しかし、柏三中

の生徒達であれば、この練習で見つけた課題を残りの4日間で

改善し、学年全体が高い次元の争いをするまでに成長するに

違いありません。

5日で十分?!

いよいよ全体での体育祭練習が始まりましたが、本日

を含めて体育祭まで残り5日しかありません。短い時間

で体育祭の準備をするため、競技の並び方や入退場など、

まずは基礎的なことを集中して覚えていました。

一番覚えることが多そうな応援団は、朝・昼休み・放課後

と日に三度の練習を重ねています。5日間で体育祭の準備

を完璧にすることは、なかなか難しいように思えますが、

熱心に練習している生徒達を見ていると、少しも問題が

無いように思えてしまいます。

また、生徒達が活躍するステージである校庭をPTAの方々が

「除草作業」で整備してくださいました。生徒達がのびのび

と練習に打ち込めるのも、保護者の方の細かい心遣いがあって

の事だと思います。ご協力ありがとうございました。

凄まじい集中力

テスト返却日程である本日は、1日が9時間日程という慌ただしい

時間設定。1つの授業時間は短いですが、1年生のテストですら

入試に出て来た問題と似ているものを出題したようで、将来を見据え

て丁寧に解説をしていました。様々な教科を次々と解説される生徒達

ですが、1日中しっかりと集中して自らの修正点を把握しているよう

に見えました。

昼休みくらいは休みたくもなりそうですが、昨日から始まった生徒会

総務部への立候補受付に足を運ぶ生徒がいます。選挙管理委員会の

初仕事とは思えないほど流暢な説明を聞くと、短い期間でいろいろと

準備をする必要があるようです。自ら進んで多忙な生活へと身を投げ

込む時点で、立候補者の覚悟と学校を導いていこうという強い意志

が感じられます。選挙開始前から柏三中の未来は明るいという確信

を持てました。

 

衰えを知らない3年生

高校への進学というと、生徒達が初めて直面する人生の

分岐点と言っても過言ではないように思います。2年生

は自らの選択肢を広げるべく、調べてきた高校について

パワーポイントで情報交換をしていました。情報を羅列

するだけでなく、配色を工夫したりグラフを挿入したり

するなど、パワーポイントの随所に工夫が見られます。

背景の桜が動くようにアニメーションを設定している

生徒もおり、高校の情報とは関係のない部分でも妥協

することのない発表は、見ていても飽きる事がありません。

放課後には校内の走力自慢の生徒が一同に校庭に集合し

リレーの選手を決めていました。部活動を引退した3年生

ですが、100mのタイムは、13秒前半から12秒程度

の好記録を叩き出す生徒が続出。ゴールの向こうにある

ネットに突撃するほどの勢いで走る姿には、まったく

衰えを感じませんでした。

表現する技術が凄い

1年生と2年生の廊下には、夏休み中に描いてきた非行防止4コマ漫画

が飾られています。生徒達は効果線の使い方が異常に上手く、人と吹き

だしが中心のシンプルな構図でありながら、登場人物の心情の動きがはっきり

と伝わってきます。取り返しのつかない事案にまで発展してしまった、

見る者を戦慄させるダークなオチを付けた作品の最後の一コマは、言葉

よりも強いメッセージを感じました。

開放感

夏休みの期間=テスト勉強期間という、今まででも最も

長いであろうテスト勉強期間も本日の技術家庭科のテスト

をもって終了。ようやく肩の荷が下りた生徒達ですが、

放課後には提出物をとりまとめている姿が見られ、テスト

が終わっても気を抜かずに自分の職務を遂行していました。

その他にも、音楽室では合唱コンクールの説明会が開かれ

家庭科室では運動会の競技係の打ち合わせが行われるなど、

校内のいたる所で学校行事に向け生徒達が奔走しています。

黙々と机に向かう以外の姿が見られ、2学期もいよいよ

本格的に始まったという実感が湧く1日となりました。

テスト期間中も貢献

明日もテストを控える生徒達ですが、選挙管理委員会に

抜擢された生徒は放課後に職員室へ立ち寄り「選挙委員会

だより」の原稿を受け取っていました。勉強も最後の追い

込みという状況の中、追加で仕事が増えていますが、生徒

達は嫌そうな雰囲気を見せずに説明を聞いていました。

忙しくとも、自分の勉強だけでなく学校全体のことを

考えることが出来るのはすごいことではないでしょうか。

美食俱楽部

1年生は家庭科の授業で、夏休みの課題で調べた食べ物

について発表をしていました。

生徒達の研究の切り口は様々で、栄養価・発祥地・類似

した料理との違いなど、目から鱗の情報がてんこ盛り!!

クラスメイトと同じ食べ物を調べていたというケースも

意外と少なく、1回の授業でクラス全体があらゆる食に

精通するようになると言っても過言ではないほど、内容

の濃い発表会となっていました。

縁起のよいスタート

ついに迎えた9月1日は、夏休み中に大活躍した生徒達の表彰から

1日が始まりました。主な表彰は以下の通りとなります。

陸上部 柏市総体

男子共通400m 優勝 1年生1500m 3位

男子4×100mリレー 3位

野球部 柏市総体 優勝  弁天杯 準優勝

卓球部 柏市総体 団体戦優勝 男子ダブルス 優勝/3位

剣道部 柏市総体 女子団体 準優勝

吹奏楽部 千葉県吹奏楽コンクールB部門 金賞

水泳部 柏市総体

200mバタフライ 優勝 100m自由形 3位

柏市中学校英語発表会 スピーチ部門3位

NHK杯全国中学校放送コンテスト朗読部門 出場

レスリング110kg級 千葉県大会 優勝

硬式テニス 千葉県大会4位

 

表彰台である校長室前には、1枚の写真には納まりきらないほど

の行列が出来ていました。

学級活動では、夏休みの思い出ビンゴや思い出川柳に勤しむ生徒達。

来週の月曜日はいきなり前期期末テストが待ち構えていますが、休み

中の対策に抜かりが無かったのか、和やかな雰囲気で久しぶりの学級

活動を楽しんでいるように見えました。

開戦

応援練習2日目の本日。白組の生徒達は、足を大きく蹴り

上げるパフォーマンスをグランドで練習していました。

対する紅組は、室内で動画を確認しながら細かい動きまで

徹底的に確認。全体で動きを合わせた時には、太鼓の音に

合わせて一糸乱れぬパフォーマンスをしていました。その際、

団員の中でも一番身長が高そうな団長が、中腰となる動きに

変わった瞬間には、頭の位置が1年生よりも低くなるほどに

腰を落としていました。気合の入り方が掛け声だけでなく、

体の使い方からも伝わってくるようです。

練習終盤に紅組もグランドへと出てくると、お互い練習に集中

しつつも、相手のパフォーマンスを意識している様子がうかがえ

ました。新学期開始前から、両雄とも火花を散らしています。

想定の範囲外ですよ

掃除の時間がなくなった夏休み中の校内には、目を凝らすと

蜘蛛の巣が出来ていることがあります。そんな汚れた校舎で

新学期を迎えないように、野球部とテニス部の生徒達は廊下

や階段の掃除から教室のゴミ箱回収まで、校舎をピカピカに

していました。全校生徒のため、部として貢献する姿は正に

柏三中の模範と言えます。

応援団の練習は、ついに1・2年生が合流し内容が本格的な

ものとなってきています。3年生の応援団は後輩達より2回

多く練習しているだけですが、見事にリーダーシップを発揮

し練習を引っ張っていました。

白組にいたっては、教師から言われたわけでもなく練習の

予定表を作成し、本番までの活動のビジョンを団員全員に

共有していました。その入念な準備のおかげか、練習初日

からかなり息の合った動きを魅せてくれています。

想像の斜め上を行く生徒達の計画力と成長速度には、応援

団担当の教員も驚くばかりでした。

注文の多い応援合戦

3年生にして、中学校生活初の体育祭に臨む3年生の応援団。

記念すべき活動初日である本日は、30分ほど応援合戦について

説明がありましたが、全員が集中して話を聞いている様子からは

軒並みならぬやる気が感じられました。

説明の内容には「ソーシャルディスタンスに配慮する」「応援席

の声出し禁止」「全校生徒が覚えやすい内容にする」等々、応援

団の初心者に要求するには酷なようにも思えるほどの注文があり

ました。制限のある演出しか出来ないような状況ですが、応援団

の中には不満を漏らしているような様子は一切なく、どうすれば

体育祭を盛り上げることが出来るか協力して考えていました。

活動初日にしてこれほどまでの団結力を見せてくれる3年生の

応援団であれば、十分とは言えない練習期間の中でも、全校生徒

を惹きつけてやまないパフォーマンスを完成させてくれるのでは

ないでしょうか?

 

 

鼓舞

夏休みも残り1週間ほどとなりました。学生であれば「夏休みが終わってしまう・・・」

と落ち込んでしまっても不思議ではなさそうですが、2学期の体育祭に向けて練習をする

吹奏楽の様子を見ると、新学期に対する希望しか無いように思えてしまいます。

校舎に鳴り響く勇ましいメロディーは、学校に来ている生徒だけでなく教員にまで、

無差別に元気をばらまいているといっても過言ではなさそうです。

打つべし

9時頃の卓球部は、卓球台を挟んでラリーをしていました。

少し時間が経過した11時頃にも同じような練習をしており、

2時間近く打ち続ける集中力は凄まじいの一言です。

しかし、よくよく見ると、9時頃はバックハンドしか使って

いなかった1年生が、11時頃にはフォアハンドでラリーを

していました。がむしゃらに打ち続けるだけでなく、自身の

技術の向上を考えながら練習をしているようでした。

2年生は、練習を見に来た卒業生と激しいラリーを繰り広げ

ています。少しでも甘い球を打とうものなら剛速球が返って

くる、一瞬の油断が命取りとなるような練習試合でした。

3年連続県大会に出場してきた先輩達に負けないという意識

が日頃の練習からにじみ出ていました。

 

まるで洋画のワンシーン

昨日から部活動も再開され、夏休みもいよいよ後半を迎えています。

校内では、英語のスピーチコンテストに出場する生徒がALTの教員も

交えて練習しており、学校に少しずつ活気が戻ってきているように

思います。

4分ほどのスピーチを原稿を読まずにスラスラと流す様子からは、

想像を絶するほどの練習をしていることがうかがい知れました。

スピーチが終わり、ALTの教員がアドバイスをしていましたが、

その際は容赦なく英語を使ってきます。並みのリスニング力で

あれば、アドバイスがアドバイスにならないところですが、ALT

の教員と完璧に意思疎通していました。コンテストに参加する生徒

が英文を暗記しているだけでなく、確かな英語力を身に付けている

と確信できた瞬間でした。

なんでも相談室

白っぽい砂利からの照り返しにより、目を開けるのも辛いグランド

ですが、サッカー部は一瞬の油断も許されないような激しい1対1

の練習をしています。チームメートであろうとも手加減していなそうな

体のぶつかり合いは、サッカー部の向上心の高さを表していると言って

も良さそうです。

がむしゃらに熱くプレーをしているように見えますが、今日は室内で

サッカーノートを書き、自らのパフォーマンス向上について考えて

いました。全部埋めるだけでも難しいと思われる「マンダラート」

にも一切の空欄は無し。そこからさらに発展し、具体的な目的達成

の手段まで考えていました。

各々の課題を共通理解する場面では、相手に当たり負けしない体の

使い方などのサッカーの知識は勿論、強い体を作る食事のとり方と

いった家庭科の知識。大勢の場面で緊張しない方法といった、お悩み

相談教室のような内容まで、顧問の教員を交えて会議をしていました。

休憩も練習

8月に入ると総体もほとんどが終わりを迎えているため、

運動部で3年生を見かける機会が減っていますが、柏市

の選抜チームや県のセレクションに声がかかっている

野球部の3年生は、新チームに混ざり汗を流しています。

県大会に出場したチームの代表として、新たなチームでも

大活躍し、更なるチャンスをつかみ取ってほしいですね。

様々な部で、先輩達に追いつこうと練習をしていますが

陸上部では休憩の仕方まで細かいチェックが入っていました。

万全のコンディションを整える力も、選手に求められる

能力の1つということでしょうか。

 

愛に応える者達

菜の花学級が育てている野菜たちですが、夏休み中も人知れず

成長しています。スイカは学校のフェンスを飛び越えた側溝の

中やフェンスに巻き付いたツタから果実を実らせ、ズッキーニは

まるでアマゾンに生息する植物かと思わんばかりに巨大化して

います。

ここまでぐんぐんと成長するのも、土づくりや除草作業など、

地道な作業で愛情を注いだ賜物と言えるのではないでしょうか。

 

待ちきれない

6月初旬から輝秋祭への発表に向け、他の部活動の活動風景を撮影

していたコンピューター部。動画の編集も続々と完了しているようで、

見せてほしいとお願いすると、秘密事項ですと断られてしまいました。

内容を探るため、こんな編集をしているのでは?と質問をすると、

「それは昨年度やったので、やりません!!」との回答。同じネタ

を繰り返さないプロ意識の高さと、自分が安直に思いつく発想の遥か

先を行っているであろう企画構成力にはただただ感心するばかりです。

動画作成以外の活動では、1年生を歓迎する会の部活動紹介の中でも

出て来た「寿司タイピング」に没頭する生徒がいます。部活動紹介では

「得をするだけでも難しい」と評された寿司タイピングですが、1年生

にして既に3,840円も得をしていました。結果を確認するや否や、

間髪入れずに再挑戦する向上心の高さも素晴らしいです。

今や小学1年生の授業でも登場するプログラミングですが、コンピュータ

部の組むプログラミングの複雑さは、授業とは一線を画しています。

キャラクターが上下に揺れる動きをするだけでも、デスクトップの画面に

入りきらないほど膨大な量の命令を出す必要があるそうです。ボーっと

しながらでは作れないと断言できるプログラミングからは、作成者の

集中力と思考力の高さがうかがい知れました。

 

破戒

4月18日の記事で紹介した通り、緑豊かな柏三中は雑草まで

物凄い勢いで成長します。自らの練習場所が雑草に囲まれている

ソフトテニス部は、雑草を抜き、グリーンサンドを撒いてコート

を大掃除していました。暑い中真剣に作業をする姿からは、部活

の時にも「五箇条の御清掃」を意識しているのではないかと思って

しまいます。

そんな真面目なソフトテニス部ですが、練習試合の反省として

「身体と心を整える 試合検証シート」を書いている時には、

三中鉄の掟である「三中トラブル回避術~いじめ根絶宣言~

に反する「自分がされて嫌なことを相手にできたか」に高得点

を付けています。勝負の際には心を鬼にすることの出来る、

気持ちの切り替えの早いソフトテニス部。ノーサイドの精神が

求められるスポーツの世界に適した生徒達と言えそうです。

爽やかな1日

雨の降る音が、少々早すぎるものの目覚まし時計の代わりとなった今朝。

車での通勤ですら億劫になるほどの土砂降りでしたが、大切な勝負を目前

にしている陸上部と野球部は学校に来て練習をしています。

陸上部はラダーを使ったトレーニングで体の使い方を最終確認。湿度が

高く、じっとしているだけで嫌な汗をかく環境ですが、体がなまらない

で疲労もたまらない絶妙な加減の運動をしていました。練習の最後には

千葉県強化指定選手合同合宿のコーチに任命されるほどの名将である陸上

部顧問から「雨はチャンス」との話が。球技などとは違い、数字として

残る記録がある分、競う相手との勝負の行方が予想しやすい陸上競技。

大会ではチャレンジャーとして挑むことになる生徒達ですが、雨の日でも

ベストコンディションを出す方法を知っていれば、トップとの差が縮まる

とのことでした。

陸上部と同じく、野球部も基礎的な練習で体をあたためています。3年生

と後輩がペアになって練習をしていると、3年生が後輩へとアドバイスを

おくる場面がありました。7月21日の記事と内容が重複しますが、相変

わらず気配りを忘れない野球部の生徒達。見ているだけで気持ちのよくなる

野球部の爽やかさは、朝から続く嫌な蒸し暑さを忘れさせてくれるほどです。