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1票の重み
人によっては、朝の駅伝練習が終わるや否や、流した汗もそのままに正装
に着替えて取り組んだ選挙活動。本日はいよいよその成果が試される生徒会
役員選挙の日です。立候補者と推薦責任者は、2人で2分という限られた
演説時間で熱い思いの丈を語っていました。2人で2分間話すというと、
スピーチの時間調整が非常に難しそうに思います。そのうえ本番となると、
緊張もあいまって話す速度が速くなりそうなものですが、多くの候補者が
きっちり2分間でスピーチをまとめるという絶妙なコンビネーションを
見せてくれました。いったいどれほど練習をしたのでしょうか?選挙の結果
関係なしに、全校生徒の前でここまで堂々としたスピーチを出来るだけでも
大変立派なものです。
投票の時間には、柏市の選挙管理委員会から借りて来た、実際の選挙に使われる
投票箱に票を入れました。見た目にもやや重々しく感じる投票箱に、生徒達
も1票に係る責任の重さを感じたのではないでしょうか。
選挙期間前から活動をしていた選挙管理委員会の生徒達は、放課後には最後の
大仕事である集計作業に集中していました。立候補者達の命運を分ける作業
だけあり選挙管理委員会の生徒達も責任を感じているようで、集計に自信が
ない時は票を数えなおしていました。生徒会選挙の成功のため、徹頭徹尾
働いていた選挙管理委員会の生徒達がいたからこそ、無事に選挙が終わった
と言っても過言ではありません。