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2022年9月の記事一覧

1票の重み

人によっては、朝の駅伝練習が終わるや否や、流した汗もそのままに正装

に着替えて取り組んだ選挙活動。本日はいよいよその成果が試される生徒会

役員選挙の日です。立候補者と推薦責任者は、2人で2分という限られた

演説時間で熱い思いの丈を語っていました。2人で2分間話すというと、

スピーチの時間調整が非常に難しそうに思います。そのうえ本番となると、

緊張もあいまって話す速度が速くなりそうなものですが、多くの候補者が

きっちり2分間でスピーチをまとめるという絶妙なコンビネーションを

見せてくれました。いったいどれほど練習をしたのでしょうか?選挙の結果

関係なしに、全校生徒の前でここまで堂々としたスピーチを出来るだけでも

大変立派なものです。

投票の時間には、柏市の選挙管理委員会から借りて来た、実際の選挙に使われる

投票箱に票を入れました。見た目にもやや重々しく感じる投票箱に、生徒達

も1票に係る責任の重さを感じたのではないでしょうか。

選挙期間前から活動をしていた選挙管理委員会の生徒達は、放課後には最後の

大仕事である集計作業に集中していました。立候補者達の命運を分ける作業

だけあり選挙管理委員会の生徒達も責任を感じているようで、集計に自信が

ない時は票を数えなおしていました。生徒会選挙の成功のため、徹頭徹尾

働いていた選挙管理委員会の生徒達がいたからこそ、無事に選挙が終わった

と言っても過言ではありません。

商品開発は遊びじゃない

3年生が「電電太鼓」「ガラガラ」「魚釣りゲーム」といった

幼児向けのおもちゃで遊んでいます。学校で1番たくましい3年生

に不釣り合いなことをしているように見えますが、これも「幼児

向けのおもちゃに必要な要素を研究する」という目的がある家庭科

の授業の一環です。遊んでいるようで、安全性・耐久性・娯楽性

あらゆる角度から手作りおもちゃを批評していました。

将来的に商品開発などに携わる職業に就く生徒もいる可能性を

考えると、幼児向けのおもちゃで遊ぶことも立派な職業訓練だと

言えそうです。

 

 

意識が変われば行動が変わる

コロナウイルスの出現で、生徒達と職員の感染症対策に対する意識は

過去最高にまで高まっている事と思います。では、地震による災害に

対する意識はどうでしょうか?感染症対策に意識が集中し、東日本大

震災が発生した10数年前よりも疎かになっている可能性もあります。

本日の5時間目終了時にワンポイント避難訓練を実施し、生徒が何処

にいようとも、最適な避難が出来るよう確認をしました。

「教室で地震がおきれば机の下にもぐる」というのは、小学1年生でも

知っている学校の常識なので、生徒が教室にいないような時間を狙った

今回の訓練。廊下や階段で警報が鳴ると、生徒達はどうするか困惑しつつ

も持っている物で頭を守っていました。

訓練後には、自分が最適な行動を取れたかを振り返り、普段は気にせず

歩いている廊下でも、緊急時には思わぬ危険が潜んでいるかもしれない

ことを予測していました。

自分を売れ

合唱コンクールのスローガンを決める2年生は、タブレットを

駆使してクラスの意見を集約してます。司会を務める生徒は、

タブレットを操作しながら会の進行を取り仕切っており、ICT

を活用した会議にもすっかり慣れている様子でした。上がって

くるスローガンも、既存の四字熟語を少しアレンジした物など

オリジナリティとユーモアを感じさせてくれる傑作ばかりでした。

3年生は面接資料を作成しています。静かに自分と向き合う

生徒もいれば、自分よりも自分を知っているであろう友人から

ヒントをもらう生徒もいました。面接本番までにいろいろな視点

から自分の魅力を発見してほしいですね。

明るい選挙

先週は体育祭練習三昧のはずでしたが、いつの間に準備した

のか、今日は朝から生徒会総務部に立候補した生徒達が選挙

活動をしています。まずは名前の売り込みということで、自分

が何の役職に立候補したのかをアピールする立候補者達。

通り過ぎる生徒達もそこまで大きな反応をする訳ではないので

少々気恥ずかしさもありそうですが、候補者・推薦責任者ともに

大きな声を出していました。現場にいる選挙管理委員会も、

特定団体との癒着が無いかを監視するため、朝から仕事をして

いました。

帰りの会では名前だけでなく、生徒会に立候補した意気込みや

マニュフェストを公表し、有権者達にアピールをしていました。

1年生の立候補者は、2年生の先輩のクラスでも堂々と自らの

ビジョンを語っており、既に全校生徒のリーダーとしての風格

を感じさせてくれました。

選挙管理委員会の生徒達は放課後にも資料印刷の仕事に励んで

います。三中の選挙が円滑に進むよう、朝から放課後まで大活躍

です。

世界一カッコいいマスク焼け

「体育祭が出来る喜びを胸に」という選手宣誓から始まった

3年ぶりの体育祭。生徒達は全ての競技に全力で取り組み、

団体競技で最下位になろうとも喜びの声を上げて体育祭を

楽しんでいました。ここまで体育祭が盛り上がったのも、

応援合戦の時のみならず声を絶やすことなく出し続けた応援団

のおかげに他なりません。

勲章物の活躍をした応援団ですが、きっちりと勝敗を分けるのが

体育祭。総合優勝紅組・応援賞紅組という、白組にとっては悔しい

結果となりました。しかし、閉会式後の応援団解散式ではすべてを

出し切った後のガラガラ声で互いの健闘を称え合う応援団の姿が

ありました。練習開始時に白組が作った練習計画プリントには

「白組団員以外閲覧禁止!!」という趣旨の、紅組をライバル視

する文言がありましたが、体育祭の後には互いをリスペクトする

心しか感じられませんでした。紅組団長が言った「白組がいな

ければ体育祭は成り立たない」という言葉を全員が噛みしめて

いたのではないでしょうか。

生徒達の顔にくっきりと残るマスクの跡は、ウイルスと闘いながら

体育祭をやり切った勲章であり、1から新たな伝説を作り出した

証です。

当たり前の裏側

本日は体育祭の予行練習ということで、生徒達は午前中から本番

さながらに競技に熱中していました。

勝負ごとに熱中するのは自然の摂理とも言えるので当たり前ですが

放課後にある係の仕事まで熱中できるのが生徒達の凄いところ。

競技進行の裏方である用具係は、体育祭が進行するという当たり前

を成立させるために細かい気配りをしていました。その他にも、

教員と予行の反省をする実行委員の生徒や、完璧な入退場の演奏

をしているように思えるものの、更に良い演奏を目指して練習する

吹奏楽部などなど、全校生徒が体育祭の成功に向けて活動をしています。

 

粉骨砕身

今週から、朝から放課後まで練習づくめの日々を送る応援団。

さすがに喉を酷使しすぎたのか「喉が痛い」という声も聞こえて

きます。しかし、全校応援の練習になると、そんな素振りは一切

見せず、大きな声で全校生徒を引っ張っています。感染症対策の

ため、応援団以外は声を出していないはずですが、全校生徒で声

を出しているかと勘違いするほどの迫力には驚かされます。

その他にも、応援のリズムを刻む太鼓係の応援団は、達人と呼ぶ

に相応しいレベルのバチさばきをしています。応援旗係の応援団は

旗自体の重さに加え、旗による風の抵抗まで受けながら全力疾走。

応援席1往復だけでも息が切れる重労働ですが、生徒達が綺麗な

ウェーブを作り出すため、練習といえど手を抜くことなく自らの

仕事を全うしていました。

短い準備期間でここまでの応援団に成長する生徒達の力は天晴と

言うしかありません。

 

戦いの火蓋は切られた

体育祭の練習も本格的になり、他クラスと火花を散らしながら

競技に取り組んでいます。1年生の団体競技などでは、ボール

を運ぶのに手間取っているグループが多いと思いきや、後ろから

颯爽と追い抜いてくるグループも存在し、本番前の前哨戦から

焦りを感じているクラスもあるかもしれません。しかし、柏三中

の生徒達であれば、この練習で見つけた課題を残りの4日間で

改善し、学年全体が高い次元の争いをするまでに成長するに

違いありません。