令和3年度(R4.4.11まで)

令和3年度 校長室より

ピンチの時には(校長室より)

全校朝会の校長の話です。

こんなポスターを見つけました。

読めますね。全部ひらがなです。

今回、みんなが学校で「いやだなあ」と思っていること調査をして、そのアンケートを教頭先生と校長先生で見せてもらいました。

ほとんどのトラブルは、これができていないことで起こっています。
これ↓

言われて嫌なとき、自分で言い返して解決できればそれはそれで良いことです。
やられて嫌なとき、自分で言い返して解決できればそれもそれで良いことです。

しかし、相手が強い、相手が何人もいる、何度言っても言ってくる・やってくるなど「自分がピンチになる時」があると思います。

自分がピンチの時は遠慮なく話をしてください。大ごとになるのが嫌だという人もいますが、大ごとにしないと直らない人もいます。

学校には大人がたくさんいます。担任の先生、隣のクラスの先生、学年の先生、音楽の先生、保健室の先生、外国語や理科や算数の先生、図書室の先生もいます。麻生先生や、教頭先生、校長先生もいます。

自分がピンチの時は遠慮なく話をしてください。


そして最後に全員に覚えておいてほしいことがあります。
自分がピンチの時に、大人の人に助けを求めることは悪いことではありません。
自分がピンチの時に、友達の良くないことを話すのは悪いことではありません。
自分がピンチの時に、言われたりやられたりして嫌だったことを話すことは悪いことではありません。

今年度、あと2ヶ月。一人一人がこれを心がけながら、

これ↓

これ↓を目指していきましょう

という話をしました。

小学校は、未熟な子どもたちの集団です。色々なことが起こります。問題を起こさないことができればそれに超したことはありませんが、問題は起きます。子どもという生き物は、つまずきながら学んでいくのです。

そしてどんな場合でも、子どもたちが自分に起きた問題を自分で乗り越えなければなりません。そのために、問題によっては、大人が関わってきちんと対応して良い学びにつなげることが大切です。家庭には保護者のみなさん、学校には我々教職員がいます。情報を共有しながら、子どもたちの今に向き合っていきましょう。

1月最終日(校長室より)

風の冷たい1日でした。


子どもは風の子、今日もなわとびやボール運動、鬼ごっこ・・・、それぞれが思い思いに元気いっぱい外で遊んでいました。

まずは、自分にできることを一生懸命に取り組む姿。それが遊びであってもその姿はエネルギーに満ちあふれています。

もちろん学習にも真面目に取り組んでいます。

今のクラスでの学習も4月から数えれば10ヶ月となります。一人一人がそこで毎日を過ごして成長してきました。最後の最後まで「今、いるべき場所で」「そこにいる人から」しっかり学んでいってほしいです。

 

2年生のあるクラスが、1年生との昔遊びでの交流を振り返った感想文に取り組んでいました。きっと色々なことに気づいたり、色々なことを思ったりしたのでしょう。長い文章を書いている子が多いな、と感じました。

貴重な他学年との交流。計画し、運営した2年生の先生方、ありがとうございました。教えた側、教わった側、お互いの学年に学びがあったと思います。

さあ、明日から2月です。寒さに負けずにがんばろう、みんな。

インフルエンザ流行の頃(校長室より)

寒い日が続いていますが、学校に登校している子供たちは元気に生活を続けています。

インフルエンザが流行したときのことを思い出しています。
朝から何となく調子が良くない子がいる。保健室で熱を測ってみる。明らかに平熱より高い。お迎えをお願いする。午前中の内に、さっき早退した子の席が近い子が、不調を訴えてくる。保健室で様子を見ていると、少しずつ熱が上がって、お迎えをお願いする。休み時間のたびに、クラスの子たちと一緒に手洗いうがいをする。しかし、翌日になると、席が近い子が新たに発熱をして、欠席が増え、その人数や発熱のタイミングを鑑みて、学級閉鎖となる。

濃厚接触者、という考え方がありませんでしたので、その時元気であれば学校で普通に生活をして、不調を訴えればそれに対応するという流れでした。それによって明らかに感染が広がっていく様子を目の当たりにしたわけです。

当時は、今のようにマスクをみんなでするという習慣ではありませんでしたから、あれよあれよという間に広がっていった記憶があります。(もちろん、その年によって、出方は全く違いましたが。)

今は、マスクを日常的にする習慣がしっかりついているので、インフルエンザが流行しているときのような爆発的な感染を本校で感じることは今のところありません。どちらかというと、じわじわ増えているという感じです。

市内での、教職員、児童生徒の感染増加に伴う学級閉鎖等の対応は報道の通りです。いつ、どの学校で同じことが起こっても仕方のない状況だと思います。

朝起きて、なんとなく喉が痛い気がする、なんとなく体が重い気がする、「まさか」と思う日もあります。しかし、気のせいであり「あ、昨日なわとびがんばりすぎたからだな」と原因がはっきりするとホッとする、その後、気にならなければホッとする、そんな日があります。この感染症の数年で、必要以上に心が過敏に反応してしまっているんだろうなあと感じます。心身ともに健康であることは何をするにおいても大切なことです。

1月14日の「校長室より」に書いたことで、繰り返しになりますが、過去にインフルエンザが流行した時に、保護者のみなさんへ出していた手紙に書いた項目です。

1.外からの感染を防ぐため,外出や遊びに行くことなどは控える。特に電車やデパートなど,不特定多数が出入りする場所は避ける。
2.手洗いやうがいを励行する。
3.体力を回復させるため,早めに休養・就寝をさせる。
4.感染を防ぐためにマスクなどの着用を心がける。
5.寒暖の差が激しいので,気温に合わせた衣服の調節をする。
6.体調が悪くなったら,病院に行き,医師からの診断を受ける。

ウイルスによる病気ですから、今、気をつけてほしいことと大きく変わりません。できる対策をとりながら、良い週末になりますように。

昔遊びで交流(校長室より)

2年生と1年生が昔遊びで交流をしました。

会場は密にならないように体育館で行いました。今日は1-2と2-2で2組ペアです。(3組は一昨日、1組は昨日行いました。)

5つの場で、2年生が1年生に教えてあげます。時間がきたら、次の体験へ、というように短時間で回っていきます。

2年生はこの日のために教室でそれぞれの遊びの練習をしてきました。昔遊びと言うぐらいですから、日常的に子どもたちが触れているものではありません。まずは自分たちが練習をしないと教えてあげることができません。今日のためにがんばってきました。

私自身が子どもの時に普通に遊んでいた「こま」「けんだま」「あやとり」などが「昔遊び」と呼ばれるわけで、不思議な感じです。思い出すと、こま、ビー玉、めんこは小学生の時の遊びの一つです。こまの中でもベーゴマは私の先輩方までは遊びの一つでしたが、私の頃は危険ということで学校で禁止されていました。

ビー玉やめんこは、放課後に集まってよくやりました。当時は負けたら取られる、勝ったらいただく、がルールでした。厳しいものです。取ったり取られたりです。リセットがききませんから、負けたときは負けたことをしっかりと受け止めなければなりません。とても悔しい思いになりますが、いちいち騒いでいたら、次からは仲間に入れてもらえないかも知れません。泣いて帰ったこともあったように思います。そうやって遊んできました。友達と勝ち負けがはっきりする遊びをしてきたことで、身についてきたことはたくさんあるように思います。

今日の5つの遊びは、どれも最初からうまくできるものではなく、自分の体で感じながら練習してできるようになるものです。「できないよ」とつぶやく1年生の声が聞こえました。2年生が教えてくれていましたが、ここは普通の勉強と同じで、自分ができるようになりたいと思わないと、できるようにはなりません。そして、12月8日の校長室より「できるようになる」に書いたようなこつこつと積み上げる地道な努力が必要です。だから、1度身につけば、体が忘れません。

2年生が1年生と交流すること自体に意味があるので、それぞれの遊びが「できる」「できない」は二の次であると言ってもよいのです。それでも、今回の交流をきっかけに、できるようになりたいことが増えて、チャレンジしていけたらさらに良いですね。

 

さて、昨日の千葉日報に京都大の教授の「オミクロン株は(鼻やのどなどの)上気道で増殖しやすい」という見解が載っていました。

のどや鼻のうがいをきちんとすることも予防として効果が期待できそうですね。ちょっとがんばればできることはどんどん生活に取り入れていきましょう。

新 ↓

旧 ↓

違いはわかりますね。付け加えました。

6年生租税教室(校長室より)

横尾税理士事務所から所長の横尾様が講師として来校し、授業をしてくださいました。


税理士というお仕事は子どもたちにとってなじみのあるものではありませんので、そのあたりからの説明から授業は始まりました。

身近な施設を例にあげて、税金が関わっているものとそうでないものを選んだり、子どもたちがわかりやすく学べるように3択クイズや、○×クイズを使ったりしてくださいました。「小学生が1年学校に通うために一人につきいくらぐらい税金が使われているか」など普段考えてもいない視点からの問題もあり、子どもたちも興味を持って答えを選んでいました。

法律で定められている税金というものの使い方を国会で決めているけれども、選挙で選ばれた人が決めているわけだから、私たちにとっても関係のないことではない、「一人一人が関わっているんだ、という意識を持つことが大切」というお話が最後にありました。

成人が18歳になる今年4月1日。「あと6年しか子どもでいられないね、立派な大人に鳴ってください」という所長さんからの話もありました。45分間、子どもたちは集中して話を聞いていました。

学びに年齢制限はありませんが、今学べることはしっかり学び、少しずつ力をつけて、心も体も大きく成長してほしいです。

今日は、1時間目から4時間目まで、お一人で6年生にお話をいただきました。横尾様、ありがとうございました。

マスク(校長室より)

マスクで顔が半分隠れて、口元が見えないという状態での学校生活が続いています。

以前、職員だけでもせめて顔が見えるようにとマウスシールドが配付されたこともありましたが、感染予防の視点から、レベルが高いときは「マスクの着用を」となっています。

人とコミュニケーションを取るときに、目や口元が見えるか見えないかはとても大事なことです。特に、子どもたちは、言葉でよりも雰囲気で感じる部分が多いのではないかと思います。幼ければ幼いほどその傾向は強いと思います。

つい先日、校長室掃除に来ている6年女子とマスクについて話をしたところ、「マスクをしなくても安全だよという時がきても、マスクを外したくない」と言っている子がいました。ここまでのこの状況に慣れたことで、マスクをしていることで安心できる何かを感じている子もいるのかも知れませんね。

今後、マスクでのコミュニケーションを続けてきた子どもたちに何かしらの影響が出てくるのかどうかわかりませんが、早くマスクがとれる生活になると良いなあと単純に願うばかりです。

さて、今年度は体育発表会や持久走大会で、外での子どもたちの様子を見ていただくことはできました。しかし、ここまで、教室での子どもたちの様子を見ていただくことができていませんので、1年最後の学校公開は、分散をして密を避ける等の工夫をして行いたいと思っています。1ヶ月後の状況によってですが、詳細は後日お手紙でお知らせいたします。集まっていただいた時には、私語厳禁などをお約束をしていただいたりすることにはなるとは思います。

 

感染症に関しては、どこからやってくるか想像もつかない毎日ですが、できる対策を丁寧にとることを淡々と続けていきましょう。

がんばる子どもたち(校長室より)

今日も昼休みは短縄に取り組む子どもたちがたくさん校庭でがんばっていました。

自分のできない技に向き合って努力する。それは人との比較ではありません。自分ができるようになりたいから一生懸命練習に取り組む。まさに学びの姿勢そのものです。

友達とがんばる姿や、一人で取り組む姿、6年生に見てもらいながら励む姿、どれも、「今よりも成長したい」という子どもたちの心の言葉が聞こてきそうです。

怪我をしないように、取り組んで、上達してくださいね。応援していますよ。

 

昼休みの後は、掃除です。レベル3になったのでトイレ掃除は職員が別の時間に行います。

 

その他の場所を、分担しています。

 

みんなで使う、みんなの学校。短い時間の中で、できる限りきれいにするために子どもたちも先生方も一緒に仕事をする時間です。

まん防適用開始(校長室より)

今日からまん延防止等重点措置が適用となり、学校現場はレベル3の対応をすることになりました。感染症ガイドラインをそばに置き、その時その時の学校や児童、職員の状況で判断しながら教育活動を進めていきます。

登校前の、ご家庭での検温等の健康観察を引き続きよろしくお願いいたします。

昼休みに短縄を持って外に出ると、子どもたちが声をかけてきます。「校長先生、勝負しよう」と。

二重跳びや後あや跳びなど子どもたちからリクエストがきます。今日は最初に二重跳びでした。まだまだ若い者には負けん、と年寄りの冷や水・・・。4人で始めて2人つっかえたので、4年女子と一対一の勝負となりました。一回戦は4年生が勝利しました。

しかし、それで終わらないのが子どもです。一回戦が終わると「じゃ、次は○○跳びね。」と今終わったばかりなのに、次の勝負に入ろうとします。元気すぎる・・・。さすがにこちらは連続ではできません。ヘロヘロです。

子どもの底なしの元気に触れ、こちらもエネルギーをもらいながら過ごす日々です。

今日も、寒さに負けずに、太陽の下で元気に過ごす子供たち。

風の冷たい1日でした。 

朝、すくすくメールで今後の部活動のことを流しました。先日配付したお手紙でも触れていますが、記載の通りにいたしますのでご理解ください。

週末です。引き続き、一人一人ができる感染症対策を心がけて過ごしましょう。手洗い・マスク・換気です。

また、交通事故にも気をつけてください。自転車でも徒歩でも、飛び出しはいけません。

大寒(校長室より)

今日は大寒です。1年の中で最も寒さが厳しいと言われており、暦の上ではこの寒さは節分まで続くと言われてきたようです。

校庭のすみには霜柱ができ、池には氷がはっていました。

室内はエアコンによる暖房、外は極寒、どこもかしこも乾燥注意という状態ですが、みんな元気に生活しています。

今日も業間休みには元気な子どもたちで校庭は賑わっていました。子どもは風の子、とは言いますが、寒さに負けずに遊んでいる姿には思わず笑顔になります。子どもはいつの時代も子どもなんだな、という当たり前のことを再確認できる瞬間です。

明日から千葉県全域にまん延防止等重点措置が適応されます。これにより、柏市の教育現場のレベルも3に上がることになっています。

学校としては、先日配付したお手紙に書かせていただいたことと何か大きく変わることはありません。ウイルスを体に入れない予防対策と、ウイルスに負けない体づくりによる対策が続きます。それでもこれだけの爆発的な感染力ですから、かかるときはかかるという心構えで、やるべきことをやっていきましょう。

今日は午前中授業でしたが、みんな安全に過ごせたようで安心しています。まだまだ冬は続きますが、少しずつ日は長くなってきました。怖い思いをしないように、放課後の過ごし方には一人一人が十分に気をつけてほしいです。

西村先生と田地野先生が新しく作ったなわとび練習台で技を磨く子どもたち。

寒さに負けずにがんばれ。

 

似顔絵(校長室より)

この時期、1年生と6年生がペアになり、「1年生が6年生の似顔絵を描く」という交流を行います。

それを卒業記念のプレゼントにします。

6年生が1年生の教室に行き、1年生の机の前に向き合うように座って似顔絵を描いてもらいます。この光景自体も微笑ましく、とても良い交流です。

とは言え、この状況です。交流時間はできるだけ短く、が基本です。

で、タブレット活用です。6年生がマスクを取った一瞬を狙って、1年生が写真を撮り、その表情を本人に確認してもらって、この場はおしまいです。この場で絵は描きません。

写真を撮り終わった6年生は自分のタイミングで教室に戻ります。

そうして撮った写真を見ながら、1年生が似顔絵を描くという流れです。

写真を撮るというたった一つの活動での交流でしたが、最高学年として気遣いのある姿をあちこちで見ることができました。

きっと素敵な似顔絵ができあがります。楽しみですね。

1年生、心を込めてがんばってね。

温かい雰囲気(校長室より)

短縄とびの取り組みが活発になってきました。


一人一人ががんばり表を持っています。

約1ヶ月、体育委員会が下学年の技のチェックをします。月火には1・2年生対象、木金には3・4年生対象です。

今日は1・2年生でしたが、たくさんの子どもたちが跳び縄を持って外に出ていました。
体育委員会の児童だけでは回らないので、先生やたくさんの6年生が手伝っていました。

低学年への声かけや視線はとても穏やかであり、優しいお兄さん、お姉さんです。だから、低学年の子どもたちもがんばります。

日差しはあるものの、冷たい空気の中でしたが、とても温かな良い風景でした。
3学期で卒業していく6年生。具体的な行動をすることで、みなさんの姿や思いは、次へ次へと受け継がれていきます。とは言え、無理をすることはありません。毎日、自分にできることを一つずつ一つずつ積み上げていってほしいです。

寒いけれど、病気に負けないように運動で体を鍛えていこう。

さて、この活動も控えた方が良いのか考えました。学年はまたいでいますが、集団でのレクのような交流活動ではありませんし、対個人で、外で、マスク着用で、ということで続けていくことにしました。

 

今日から(校長室より)

本日より、柏市の教育現場はレベル2の拡大局面対応となります。
宣言解除から3ヶ月と2週間が過ぎたところです。

学校生活は続きますので、今まで通り、「全体で」「個人一人一人で」できる対策をとりながら、ここまでより少し意識を高くした行動をすることで、感染防止、拡大防止に努めてまいります。

新しいことはありません。今までやってきたことを緩めずに行うことでの対策です。

子どもたちには、冬のこの時期だからこそ、免疫力を落とすことのないよう、栄養、睡眠をしっかりとってほしいです。このあたりは、ご家庭のみなさんの協力も必要です。

今日も、青空の下、多くの子どもたちが昼休みに外に出ていました。おにごっこ、なわとび・・・元気いっぱい遊ぶ中で、強い体をつくっていってほしいです。

朝、「熱を測り忘れました、測ってください。」と職員室に来室する児童が若干名います。「体調良好な状態での登校」のための検温など健康観察ですので、ここはしっかりお願いします。

600人の児童、50人弱の教職員が生活する学校です。「自分くらい良いか」という部分からほころんでいくこともあります。繰り返しになりますが、ご理解ご協力をお願いいたします。

今回のレベル変更を受けて、本日、教育委員会からメールが配信されました。学校からの手紙は明日お子さんを通して配付いたします。目を通していただいて、ご心配な点があるようでしたらお問い合わせください。

席書会も今日で最後(校長室より)

3年生の席書会でした。マスク着用の上、向きの工夫をして、体育館で行いました。3年生以上の席書会は今日で終了です。

3年生なって初めて習字セットを準備し、毛筆を扱うようになった子がほとんどだと思います。しかも、書き初めには、だるま筆というさらに太い筆を使います。

普段字を書くときに使っている鉛筆とは扱い方が全く違います。思うように筆が動かないこともあります。

心を落ち着けて、緊張して紙に向きあう、そういう時間が年の初めに大切なのです、そういう昔からの行事です。いつもより大きな半紙に向かって一生懸命書き初めに取り組んだ3年生です。

各学年の力作は、校内書き初め展で体育館に展示いたします。ぜひ、その時にご覧になってください。

昨日の放課後に校長室で会議を開き、卒業式についての大枠を確認しました。今後の状況によって変更していくこともあるとは思いますが、

6年生が気持ちよく卒業できるように準備を少しずつ進めていきます。

 

さて、週末を迎えます。ここのところ、コロナウイルス関連の報道が続いています。

昨日も書きましたが、感染することは仕方がないことです。できることは、一人一人の予防対策です。

過去にインフルエンザが流行した年も、保護者のみなさんへ出していた手紙にいくつか気をつけてほしいことを書いていました。載せてみます。

1.外からの感染を防ぐため,外出や遊びに行くことなどは控える。特に電車やデパートなど,不特定多数が出入りする場所は避ける。
2.手洗いやうがいを励行する。
3.体力を回復させるため,早めに休養・就寝をさせる。
4.感染を防ぐためにマスクなどの着用を心がける。
5.寒暖の差が激しいので,気温に合わせた衣服の調節をする。
6.体調が悪くなったら,病院に行き,医師からの診断を受ける。

ウイルスによる病気ですから、今、気をつけてほしいことと大きく変わりません。できる対策をとりながら、良い週末になりますように。

(5年生廊下の七草の寄せ植え)

間接的な交流でも(校長室より)

1年生の教室で、子どもたちが映像を見ながら盛り上がっていたので、一緒に見てみました。


子どもたちが、手作りのおもちゃで遊んでいる映像でした。

このおもちゃは、2学期にさかさい保育園との直接の交流ができなかったので、1年生が園児に遊んでもらおうと協力して作り、園に送ったものです。それを使って園児が遊んでいる映像です。

1年生が協力してつくった輪投げに、園児が挑戦している姿を見て、息をのむ1年生。輪が入ったり入らなかったりする様子をみて「わー!」「きゃー!」と素直な反応を見せる1年生。


直接の交流はできなかったけれど、関わろうという気持ちと、それを形にしたことは1年生の成長につながったなあと思えました。子どもたちも、この映像を見て、「やって良かった」と感じたはずです。映像には他に「歌」「つり」「迷路」がありました。どれも、園の子どもたちの楽しそうな様子が映っていました。

こちらからの働きかけに、遊んでいる姿を映像として送っていただけたことに感謝です。これがあったことで、1年生は自分たちのしたことの振り返りが自然にできました。さかさい保育園の先生方、ありがとうございました。

 


全国的にウイルス感染者が日に日に増えています。柏市も同様です。この後、また以前のように学校での活動に制限がかかる可能性も0ではありません。大きな行事としては、6年生にとっての最後の行事「卒業式」もあります。それに向けて、歌の練習も始めています。市内の状況や校内の状況を見ながら、その都度、開催の仕方等について決定していきます。他の行事についても同じです。

世界的に流行している病気ですから、かかることは仕方ありませんし、悪いことではありません。一人一人ができる予防を丁寧にしていくことが第一であり、その上で、かかっても、かからなくても、安心して過ごせるように心構えておきたいところです。

昨年度テレビでも取り上げられた「 安心して感染したい」という題で新潟県見附市役所2020.7月発信の文章と漫画です。「温かい人でありたい」、その通り、と思います。https://www.facebook.com/city.mitsuke/posts/3283654768323433/

 

「自分がやられていやなことは人にもしない」をルールとして子どもたちに呼びかけてきました。病気を理由にした、差別やいじめにつながるようなことがないよう、教職員一同気をつけて子どもたちに向き合ってまいります。

やる気(校長室より)

各クラスの廊下の掲示物、「三学期の目標」が少しずつ増えてきました。

めあてをもって生活や学習に取り組むことは大切なことです。

担任だったときに「『がんばる』という言葉を使わずに目標を書く」ということを子どもたちには意識させました。「なわとびをがんばる」より「二重跳びを30回できるようにする」の方が具体的であるし、何に取り組めばいいかわかりやすいからです。

子どもたちの目標を見ていると個人個人それぞれに目標が違うことがわかります。コロナのことや健康のことも多かったです。何をするにも、健康は大切ですから、気をつけながら生活していけると良いです。

 

さて、話は少し変わりますが、連休明けなどに、机につっぷして「やる気が出ない」という状態の子を時々目にします。本校だけでなく、今までの学校でも時々見る風景の一つです。

「やる気」についてここ数年目にするのが池谷裕二氏の言葉です。「やりはじめないとやる気はでません。脳の『側坐核』が活動するとやる気が出るのですが、側坐核は、何かをやりはじめないと活動しないので。」というものです。池谷氏は東京大学大学院の教授である方で、薬学者、脳研究者という肩書きもあるようです。

「池谷裕二 やる気」と検索してみると、ビジネスマン向けのサイトですが、同じようなインタビューも見つけました。その中には「面倒なときほどあれこれ考えずに、さっさと始めてしまえばいい」という言葉もありました。

やる気が先で、その後に行動と思いがちですが、行動が先であるので「とにかく具体的に動く」ということが全ての始まりになるととらえてよさそうです。

せっかく書いた3学期のめあて。廊下で、自分が決めた目標を眺めながら具体的にできることを考えて、「まず、やってみる」。そんな風に取り組みながら、自分が決めた目標に近づき、達成できたら良いですね。意識して3学期を良い毎日にしていってほしいです。

通常日課スタート(校長室より)

三連休が終わり、今日から給食開始の通常日課です。調理員のみなさん、3学期もおいしい給食を楽しみにしています。

朝から冷たい雨が降り、結局一日中降っていましたね。

1年生が、来年度入学してくる新1年生に向けて、自分の朝顔からとったの種の準備を始めました。

命がつながっていく感じです。温かい取り組みです。

今日は、校舎内が冷えていてとても寒かったです。エアコンはついていますが、換気もしているので、教室内で快適な気温を保つのはなかなか難しいです。

あとは、一人一人が着るもので調節することになります。手袋やネックウォーマーは教室ではさせませんが、上着は上手に活用させます。今週は気温が低めのようなので、季節にあった服装をお願いいたします。

連休後の火曜日でしたが、落ち着いて学習に取り組む子どもたちの姿を見ることができました。立派です。1日1日が良い学びの日々になるよう指導を続けていきます。

さて、世の中の状況として、新しい株によるコロナウイルス感染者急増の報道が多くなっています。まん延防止等重点措置をとる県も出ました。今後、千葉県や柏市がどのようになっていくかはわかりませんが、学校としては、今できることとして、引き続きの感染症対策(手洗い、うがい、マスク着用、換気)を丁寧に行いながら教育活動を進めてまいります。

保護者のみなさんには、子どもたちが健康に留意し元気に活動できるように、毎日の検温等の健康観察も合わせて引き続きご理解ご協力をお願いいたします。

 

さて、柏市では成人のつどいが昨日と一昨日の2日間で5部制で行われました。集まる形でできたこと、天気が崩れなかったこと、どちらも良かったです。一つの節目であり晴れの舞台ですから。

法律が変わり、この4月から「成人を18歳からとする」ことになりますが、柏市では成人式の扱いを「従来通り20歳で」とするそうです。

柏市のホームページです。
https://www.city.kashiwa.lg.jp/shogaigakushu/region/shinsejin/senennenre.html

成人となったみなさん、ご家族のみなさん、おめでとうございます。大人の仲間入りです。あれこれ、いよいよ本番ですね。

始業式(校長室より)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

大きな事故の連絡など無く、今日を迎えられたことをうれしく思います。

昨日降った雪は校庭一面を真っ白に染め、天気も回復したので、とても明るい朝となりました。

「来るまでに3回転んじゃった」なんて言っている子が男子にも女子にもいましたが、慣れない雪道(氷道)を歩くのも貴重な体験です。

始業式は今回も放送室から行いました。

校長の話です。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さて、コロナウイルス感染症感染者数が増えていますよ、というニュースがまた多くなってきました。ここまで、全国の小中学校でクラスターが発生しなかったのは、子どもたちや先生方一人一人がきちんとマスクや手洗いなどの感染対策をしていたからと言えます。引き続き、気をつけながら、1日1日を大切に過ごしていきましょう。

さて、3学期が今日から始まります。3学期は次の学年の準備のためにあるのではありません。春を心待ちにして過ごす日々ではないのです。何となく春になれば良いことが起こるなんてことはありません。

1年生は、「2年生になったらがんばります」。

2年生は、「3年生になったらがんばります」。

3年生は、「4年生になったらがんばります」。

4年生は、「5年生になったらがんばります」。

5年生は、「6年生になったらがんばります」。

6年生は、「中学生になったらがんばります」。

いやいや、月が3月から4月になるくらいでがんばれるわけがありません。自分が本気を出して変わろうとしなければ、今できないことが急にできたりはしないのです。もし、4月になったらがんばろうと思っているなら、今、今日からがんばりましょう。3学期はそういう3ヶ月、今の学年のまとめの期間です。

一人一人にとって楽しい学校になるよう応援しています。

校長先生の話を終わります。

 

教頭先生は文部科学大臣からのメッセージを代読しました。

不安があったら、一人で抱え込まないように、というものです。

西村先生は、3学期の過ごし方について、また、今月の目標について子どもたちに呼びかけました。

得意なことはさらに伸ばし、苦手なことが一つでも克服できるように、という熱い気持ちが込められていました。

 

3学期は3ヶ月なので他の学期より短いのですが、大切な1日1日であることに変わりはありません。引き続き、健康管理をしっかりしながら、有意義な学校生活を送っていけるよう教職員一同子どもたちに向き合ってまいります。

保護者のみなさん、地域のみなさん。

なかなか直接お話しする機会が持てないままお願いばかりで心苦しいのですが、改めまして今年もよろしくお願いいたします。

終業式 校長の話(校長室より)

終業式でした。今日も放送室から各クラスへオンラインと校内放送を併用して行いました。

教頭先生のはじめの言葉でスタートです。

校長の話です

9月1ヶ月短縮日課、10月から本格的に始まった2学期でした。みなさんが、元気に楽しそうに生活している姿を見て、校長先生も楽しく、うれしい気持ちになりました。


それでも、いろいろなクラスで小さなもめごとはありました。それは仕方のないことだと思います。自分たちだけで解決できないことは大人の力を借りることも大切なことです。

とは言え、もめごとの原因がこれ

 

だとしたら、今後も気をつけてほしいと思います。

さて、3つの取り組み。

これ、できた?通知表を見ると、いろんなことに挑戦しているみんなのことがわかってうれしかったです。

 

 

これはできた?

 

 

これはできた?命がないと何もできないからね。特に冬休みは気をつけてください。

 

3学期もこれらを気にしながらがんばっていこうね。

 さて、今日、担任の先生からみなさんに渡す通知表には、2学期にみなさんががんばったこと、また、今後がんばってほしいことが書いてあります。必ずお家の人に渡してください。

 1月7日に元気なみんなと会えるのを楽しみにしています。良いお年を。

 

本当に大事な話は、しつこく繰り返し繰り返し・・・、そんな気持ちで今日も子どもたちに話しました。

2学期の登校が今日で終わります。「校長先生、良いお年を」と子どもたちは元気に帰って行きました。

保護者のみなさまには、不安定な世の中の状況は感じつつも子どもたちを学校に送り出していただけたこと、感謝申し上げます。成長していく上で、「人との関わり」は大切な要素の一つです。そういう意味で学校の役割は大きいと思います。もちろん未熟な子どもたち同士ですから、関わりの中でトラブルは起こります。それを成長に生かしていくようにコントロールするのは、周りの大人の役割です。大人としての立ち振る舞いは、我々教職員にも保護者のみなさまにも等しく必要な部分です。自分の子のことはもちろん、取り巻く周りの子のことも考えることで、最後は自分の子どもに良い学びとして返ってくることは少なくありません。

 

保護者のみなさん、地域のみなさん、2学期も本校学校教育にご理解ご協力ありがとうございました。本日柏市教育委員会から「新型コロナウイルス感染防止対策のお願い」というメールが配信されました。引き続きのできる範囲での対策を取り、健康に留意された上で、ご家族みなさまで良いお年をお迎えください。

令和4年も引き続き、ご理解ご協力をお願い申し上げます。

最後になりましたが、先生方、2学期もお疲れ様でした。

遊びの中で(校長室より)

今日は、学期末ということもあり、レクをしているクラスがいくつかありました。
そのレクの内容はクラスごと様々です。

どんな内容でも、たいていは、子どもたちが一人で、またはグループで準備を進めて今日を迎えています。司会の子がいたり、出し物をする子がいたり、それぞれに当日に役割がある場合もあります。


お楽しみ会なら「みんなで楽しい会にしよう」が目標になるでしょうか。会に向けて、楽しむための遊びをみんなで考えたり、飾り付けをしたり、工夫してきたはずです。

見たところ、どのレクのクラスでもみんなで協力して、楽しそうに過ごしている様子が見えました。楽しそうな笑顔を見ていると、こちらもうれしくなります。

4月から子どもたちに話してきた「楽しい学校」にしよう、は、自分たちで目指すものであり、こちらが「楽しませて」の「楽しい学校」ではありません。また、学校は集団で生活する場所ですから、ルールが必要なことがあり、そのルールは守る必要があります。誰かが悪ふざけで楽しんでいても、周りがそれによって楽しくなければ「みんなで楽しむ」ことにはなりません。

今日の子どもたちの様子を見ていて感じるのは、ルールを守ることの大切さは、子どもにとって「楽しいこと」「遊び」の中でこそ身に付けていけたら良いな、ということです。小学校に身を置いていると、子どもにとって遊びは学びと直結していると感じることが多々あります。楽しく遊んでいるうちに、楽しく遊んでいたらいつの間にか、「協力の大切さを感じた」り、「自分より弱い人には優しくすることの大切さを感じた」りできるようになることはあります。

一見、ただ遊んでいる子どもたちの活動の中にも、大切な学びがあります。
大好きな人ばかりとは言えない教室だからこそ、多くの学びがあるのが学校です。一つ一つの時間を大切にしながら、気がつけば2学期も明日で終了です。

 

今日、柏市教育委員会から「冬休み中のお子様の見守りについて」というすくすくメールが配信されました。内容をご確認ください。子どもの変化に気づけるのは、学校では教職員、家庭では保護者、つまりはその時に子どもの近くにいる大人です。特に冬休み中はご家庭で過ごすことになります。関わりの基本は「声かけ」です。うるさがられてもそこは親として、ひるまず関わってくださるようお願いいたします。

2学期最後の給食(校長室より)

子どもたちにとって、学校で楽しみなことって何でしょう。

自分が担任だった頃を思い出すと、給食が楽しみだな、と話す子は多かったように記憶しています。


「先生、今日の給食何だか知ってる?」
と朝8時過ぎから笑顔で質問しに来たかつての教え子の顔を思い出します。朝からずっと楽しみにしていたのでしょうね。

配膳時の約束も、食べる時の約束も守っての給食です。

食べることに集中する分、よく噛んで食べることができているのではないでしょうか。

成長まっただ中の子どもたちにとって、大切な栄養源である給食も今日が2学期最終です。

(6年生は特別にあと1日あります。)

栄養士の西田先生、チーフをはじめとする給食調理員のみなさん、子どもたちのために、暑い日も寒い日も、おいしい給食の提供ありがとうございました。