令和3年度(R4.4.11まで)

遊びの中で(校長室より)

今日は、学期末ということもあり、レクをしているクラスがいくつかありました。
そのレクの内容はクラスごと様々です。

どんな内容でも、たいていは、子どもたちが一人で、またはグループで準備を進めて今日を迎えています。司会の子がいたり、出し物をする子がいたり、それぞれに当日に役割がある場合もあります。


お楽しみ会なら「みんなで楽しい会にしよう」が目標になるでしょうか。会に向けて、楽しむための遊びをみんなで考えたり、飾り付けをしたり、工夫してきたはずです。

見たところ、どのレクのクラスでもみんなで協力して、楽しそうに過ごしている様子が見えました。楽しそうな笑顔を見ていると、こちらもうれしくなります。

4月から子どもたちに話してきた「楽しい学校」にしよう、は、自分たちで目指すものであり、こちらが「楽しませて」の「楽しい学校」ではありません。また、学校は集団で生活する場所ですから、ルールが必要なことがあり、そのルールは守る必要があります。誰かが悪ふざけで楽しんでいても、周りがそれによって楽しくなければ「みんなで楽しむ」ことにはなりません。

今日の子どもたちの様子を見ていて感じるのは、ルールを守ることの大切さは、子どもにとって「楽しいこと」「遊び」の中でこそ身に付けていけたら良いな、ということです。小学校に身を置いていると、子どもにとって遊びは学びと直結していると感じることが多々あります。楽しく遊んでいるうちに、楽しく遊んでいたらいつの間にか、「協力の大切さを感じた」り、「自分より弱い人には優しくすることの大切さを感じた」りできるようになることはあります。

一見、ただ遊んでいる子どもたちの活動の中にも、大切な学びがあります。
大好きな人ばかりとは言えない教室だからこそ、多くの学びがあるのが学校です。一つ一つの時間を大切にしながら、気がつけば2学期も明日で終了です。

 

今日、柏市教育委員会から「冬休み中のお子様の見守りについて」というすくすくメールが配信されました。内容をご確認ください。子どもの変化に気づけるのは、学校では教職員、家庭では保護者、つまりはその時に子どもの近くにいる大人です。特に冬休み中はご家庭で過ごすことになります。関わりの基本は「声かけ」です。うるさがられてもそこは親として、ひるまず関わってくださるようお願いいたします。