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校長雑感ブログ
9月2日(火)全校実力テスト&給食開始&防災学習
〇今日は全学年で実力テストを行っています。夏季休業明けで、学校生活の感覚もまだ完全に戻っていませんが、朝から5教科に取り組んでいる生徒たちの表情は真剣です。
〇明日からは通常授業が再開されます。今日のテストでアウトプットした分、また各教科の授業に積極的に取り組み、大いにインプットしてください。
【1学年】
【2学年】
【3学年】
〇今日から給食も始まりました。今日のメニューは「ごはん、鯖のソース煮、磯香あえ、呉汁、アセロラゼリー、牛乳」でした。しっかり食べて、午後のテストも頑張ってもらいたいです。
〇昨日は「防災の日」で、102年前に十万人以上が犠牲となった「関東大震災」が9月1日正午前に発生したのがその由来です。
〇「柏市小中学校地震発生時の対応」マニュアルでは、昼間に震度5強の地震が発生した場合、児童生徒は下校させずに学校に留め置き、保護者等に児童生徒を引き渡すことになっています。
〇実際の引き渡しの際は、現在活用している「Sigfy(シグフィー)」を有効に使いたいと考えていますが、混乱状態であることが予想されますので、留意が必要です。
〇本来は教室から校庭へ移動して避難訓練を行うのですが、今日は猛暑を考慮し、体育館で防災を考える全校集会を行いました。
【防災についての校長の話】
今の猛暑は一つの災害であり、地球温暖化を飛び越えて、「地球沸騰化の時代」が来ていると専門家が話しています。そしてもう一つ、日本が避けることのできない災害が地震です。熱中症から命を守ることはある程度計画的にできますが、ただ地震から命を守るためには、もっと突破的な判断をする必要があります。そして昨日は関東大震災から102年目の日でした。
1 関東大震災について
日時:1923年9月1日午前11時58分
規模: マグニチュード7.9(震度6強)
範囲: 千葉県の房総半島から神奈川県の相模湾
被害: 昼食時で強風(東京は46時間燃え続ける)、火災を含んだ竜巻状の渦(火災旋風)があちこちで発生、建物の崩壊や火災で約29万棟、津波も発生
死者: 約10万5千人(9万人が火災で亡くなった)
●この100年間で、東京の人口は400万人から1400万人に増えました。単純に計算したとしても、3倍以上の死者が出る可能性があります。
●地震による火災で警戒すべきは、「同時多発に発生する可能性が高い」ことです。同時多発的な火災の場合、逃げ道を塞がれるリスクもあります。
●人々の混乱が一番の問題になると思います。慌てることにより逃げようにも逃げられなくなる可能性は、東日本大震災の時の映像を見れば解ります。あちこちで連鎖して混乱が広がり、人が逃げるよりもそこにうずくまってしまう状況が起きます。
2 地震発生のメカニズムについて
・日本の国土の広さは、世界全体の陸地のたった0.3%にも満たないですが、世界で発生する地震のおよそ10%が日本とその周辺で発生しているといわれています。
・地震は大きく分けると、活断層型地震とプレート境界型地震の2つがあります。
・関東周辺は「北アメリカプレート」「フィリピン海プレート」それに「太平洋プレート」と呼ばれる3枚の岩盤が複雑に重なり合っていて、過去にも繰り返し大きな地震が発生してきました。
・3枚のプレートが互いに押し合っているため、地下では地震の原因となる「ひずみ」がたまり続けています。
・地球の表面は、海や陸など十数枚に分かれた、厚さ数10〜200kmのプレート(岩盤)で覆われています。海の下にあるプレートは、年間数cmの速さで陸のプレートの下に入り込みます。この圧力によってプレートにひずみがたまり、それが限界に達すると、亀裂が入ったり大きく動いたりします。これが地震なのです。
・地震が起こるとひずみはいったん解放されますが、プレートの動きは一定なので、定期的にひずみがたまって地震は繰り返されます。
・この繰り返しの周期が、過去をさかのぼると、おおよそ100年周期となっていて、まさにその100年目が今年なのです。関東地方南部は、マグニチュード7以上の地震が周期的に発生しています。
3 いのちを守ることについて
●「いつ発生するかわからない」のは、人間の時間で考えるからで、地球の時間でいうと、100年なんてほんの一瞬であり、今発生してもまったくおかしくはありません。
●今後 20~30年以内に70パーセントの割合で、首都直下型地震が起きると言われています。しかしその数字を聞いて安心はできません。確率とは、今起きてもおかしくないと受け取るのが正しいからです。
●私は、「その時」に、先生方に自分の命を犠牲にして君たちの命を守ってくれとは言えません。なぜなら、君たちの命も先生の命も同じく大切だからです。
●とにかく最初の揺れで、「自分の命は自分で守って」ください。先生方もそうしてください。関東大震災百年を契機に、それぞれの立場で防災について考え、災害に備える機会としてもらいたいと思います。
須藤昌英
9月1日(月)9月に入りました
〇先週までの42日間の夏季休業が終わり、今日から2学期77日(授業日数)がスタートします。今年の夏は記録的な暑さが続き、この9月もまだ熱中症対策が最優先になります。
〇登校してくる生徒の様子を見ていますと、残暑とは言えない強い日差しの中、その表情からは様々な気持ちを抱いていることがにじみ出ていました。
〇助かるのは体育館に空調があるので、ゆっくりと全体を見渡しながら集会ができることです。昨年までは生徒の体調を考え、始業式などを校長室と教室のオンラインで実施することも多かったです。
〇しかし全校生徒が集合した上で、夏季休業中の個人や団体の活躍を表彰する式もでき、みんなで祝福することができました。やはりお互いの顔が見える空間は、一体感が生まれます。これからも大切にしていきたいです。
〇校長の話では、本校の卒業生で現在、東京大学大学院総合文化研究科教授である國分功一郎氏の紹介をしました。國分氏には来年の創立80周年に向けて、後輩である生徒と交流していただき、今後ますます国際化・複雑化する世の中で、生徒一人ひとりが「自分らしく生きるとはどういうことか?」などのヒントをつかんでもらいたいと願っています。
〇生徒たちから「國分先輩に尋ねてみたいこと」を募り、現在集約中です。後日、國分先生からそれらの回答をいただき、生徒たちとの交流を継続してもらう予定です。
須藤昌英
7月19日(金)夏季休業前保護者会&全校集会
〇昨日は暑い中、保護者会に来校していただきありがとうございました。私からは、生徒の体力、学力等を下支えする基盤としての「非認知能力」について、自分の子育てや孫とのエピソードを交えて30分間話をさせてもらいました。
〇本日で1学期72日が終わります。これから3校時の全校集会で生徒たちにも、校長のミニ授業として20分間の話をする予定です。
【保護者会のスライド】
〇全校集会では、私からまず4つの話(非認知能力:ライフスキル:柏市の4Cに関連)をし、その後「その中でどの話が印象に残ったか」を近くの生徒と話し合いました。最後に数人の生徒に感想を聞きました。
〇夏季休業中は、「暑さ対策」「規則的な生活」「好きなことを極める」を優先し、9月1日に登校するように話しました。
須藤昌英
【全校集会のスライド】
7月18日(木)1学年社会科(他校の先生の研修も兼ねて)
〇昨日の5校時に、谷中教諭による歴史の授業がありました。この授業は特別に私に加えて、近隣の2つの中学校(光ケ丘中、中原中)の社会担当の先生も研修として参観しました。
〇教員には研修の義務があり、その内容面の一丁目一番地は「授業づくり」です。事前に前記の2つの中学校長から私に「谷中教諭の授業を若い先生方に参観させてほしい」と連絡があったので、学期末の忙しい中でしたが、来校してもらいました。
〇授業後、谷中教諭と二人の若い先生方による話し合いがありました。今回の授業のねらいやもっと視野を広げて、社会科の授業のあるべき姿などをお互いに意見交流していました。
〇話し合いの後半は若い先生が普段の授業づくりで苦労しているところややってみたいことなどを、谷中教諭に質問し、それにアドバイス返す問答がありました。二人の先生方も帰る時は笑顔でした。
〇今回の授業は、「歴史について、自分で調べたいことに関するテーマを決めて、事前調査、追加調査、現地調査を行う」内容でした。9月1日に発表内容の提出がありますので、お子様にその進捗状況を確認してください。
須藤昌英
7月16日(水)今学期最後の給食(校長の「サラメシ」)
〇今年の3月までNHKでは、「サラメシ」というドキュメンタリー番組を放送していました。私は前から好きな番組の一つで、ナレーターは俳優の中井貴一さんでした。14年間も続いた番組でしたので、終了したときは残念でした。
〇その番組の副題には「ランチをのぞけば 人生が見えてくる 働くオトナの昼ごはん それが『サラメシ』」とあり、サラリーマンなどの働く人が、お昼ご飯に何を食べているのか?をリポートする番組でした。
〇私は番組の中で紹介されている食事のメニューよりも、それを食べている人がどんな仕事をしてどんな気持ちで働いていたり、なぜその昼食を選んだか?などの話を聞くのが好きでした。なぜならそこからその人の普段の仕事なりやその苦労、さらにはやりがいなどを想像できるからです。
〇特に興味深いのは、私と同じくらいの年齢の方々が何を好んで食べているのか、若い新入社員などが仕事の緊張を昼食でほぐすところなどが見てわかるからでした。そして「人間ってみんなだいたい同じだな!」となぜかホッとする時が多かったです。
【3月で放送終了した「サラメシ」のHP画面】
〇私たち教職員の「サラメシ」は、生徒と一緒に食べる給食です。確か数年前の「サラメシ」で、東京都の小学校の校長を取り上げた時がありました。そこでも取り上げられていましたが、校長の仕事の一つに「検食」があります。
〇「検食」は「学校給食法」に明記されていて、生徒が給食を食べる30分前までに、学校の責任者(校長)が事前に喫食し、人体に有害となる異物の混入がないか、調理過程において加熱等が適切に行われているか、食品の異味・異臭等の異常がないか、一食分として量が適当か、味付け・香り・色彩等が適切かを検査するものです。
〇そして検食を行った時間、検食者の意見や検食の結果を「検食記録簿」に記入しなければなりません。私も気づいたことなどの一言コメントを書いて栄養士ともその内容を会話しています。
〇書く内容は、大抵は「ごはんとこの主菜、副菜の組み合わせがいいです。」といったことで、たまに味付けについての感想も書きますが、こちらは調理の素人ですから、記録の意義を考えれば少なくとも自分の好みが前面に出ないように気をつけています。
〇4月からここまで衛生管理の面では問題はありませんので、安心しています。栄養士と調理の委託業者には感謝しています。特に先月からは猛暑の中、それを上回る暑さの調理室での作業は、過酷でした。直接言う機会がほとんどないので、検食記録簿へは、調理員の皆さんへの感謝の気持ちもこめています。
〇私以外の職員の多くも給食を楽しみにしており、先ほどのように食べることで緊張がほぐれ、また午後の授業を頑張ろうと思うようです。もちろん我々も給食費を支払っていますが、昨年の「サラメシ」で紹介されたある会社の社食でもワンコイン(番組内では中井貴一さんもその安さを絶賛していました)でしたので、1食409円は破格と言えます。何よりも季節ごとに温かいものや冷たいものを食べられることが有難いと感じます。
〇私が昭和の終わりに初任の教員としてスタートしてから数年間は、柏市の中学校で給食はまだ始まっておらず、生徒も職員も全員弁当持参でした。当時私が自分の弁当を食べ終わるのを見ると、生徒が寄ってきて「先生、これ食べる?」と自分の弁当を分けてくれることもありました(ただ、今はそれも衛生面からできません)。
〇それをきっかけにその弁当を作ってくれた家族の話を聞いたり、その生徒とお互いの食の好みについてよく話したものでした。まだ私も20歳代の若さでしたので、当時はいくらでも食べられる頃でした。しかし時には食べ過ぎて、午後の授業がきつかったこともありました。今思うと、懐かしい思い出です。
〇今年度から給食費が公会計化となり、柏市に直接支払うことになりました。保護者も教職員も原則「口座振替」となりました(ただし口座振替手数料は柏市が負担します)。すでに手続きは終わっていると思いますが、これで学校側の事務が少し軽減できたことも大きいです。
〇今日は夏季休業前の最後の給食ですので、生徒たちにもたくさん食べてほしいです。それにしても、番組の「サラメシ」が再開されないか・・と密かに期待しています。
須藤昌英
【本日のメニュー:夏野菜カレーライス、ひじきと青大豆のサラダ、すいか、小魚、牛乳】
*9月にはコロナ禍後、久しぶりの「給食試食会」を行います。現在案内中です。今週末まで申し込みができますので、よろしくお願いします。
出席停止の感染症にかかったら、こちらをご確認ください。
【通知】治癒証明書等の取扱いの変更について.pdf
柏市立土中学校
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