柏市学校図書館紹介blog

市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています

もう一人の新たな自分を発見!富勢小学校

 富勢小学校の図書館は,コンピュータールームと同じ第2校舎の2階にあります。
9類と絵本がある第1図書室と,0類から8類の本がある第2図書室があります。
今年度から「読書の木」の取り組みを始めました。

廊下に低・中・高学年用に分けた3本の木の壁面を飾り,読書冊数によって葉っぱ・赤りんご・金のりんご に名前を書いたモチーフを貼っています。
月2回の集計・掲示の日には自分の名前を探す子どもの姿が見られます。

だいぶたくさんの実がついてきました。


2学期はいくつかの読書イベントを行ってきました。
★新刊展示会
気になる本を手に取ってみて,じっくり読んでみたい本を選びます。
新しい本に大喜びの子どもたち。
貸出開始日を楽しみにしていました。


★読書チャレンジカード
イベント期間中,読んだ本の題名と感想を10冊分カードに書けたら,図書委員作のしおりをプレゼント。たくさんの子どもがチャレンジに成功しました。


★子ども司書の活動
低学年の教室やボランティアのお母さまとのおはなし会で,絵本の読み聞かせをしています。
本選び・読み方,見せ方の練習も一生懸命です。
図書館前の廊下は子ども司書作の小人の壁面で華やかになりました。


すてきな本との出会いが,もう一人の新たな自分を見つける道しるべとなりますように。

知識の場・憩いの場 西原中学校


西原中学校図書館は2階にあり,明るく開放的です。
読書週間に合わせて新しい本が届き,図書広報委員手作りの新着図書展示会第2弾が
行われました。貸し出しと同時に秋の読書イベント開始!

POP付きの回転ラックにある本はいつも人気。
図書広報委員のおすすめ本のコーナーです。


今年度の図書オリエンテーションでは,校長先生が『空飛ぶタイヤ』(池井戸潤著/講談社)の
ブックトークをして下さり,生徒達は集中して聞いていました。授業参観日に行ったクラスもあり,
保護者の方々に図書館を見て頂く良い機会となりました。


1年生は,1学期末に「読書の記録」の書き方の確認をした後,読書感想文の本や
理科自由研究のテーマを探しました。↓


「読書の記録」のクラス集計は,図書広報委員の仕事です。
昼休みの通常業務の他にも,学級文庫の選書と貸し出し,新着本の帯貼り,
しおり作りなどもしてくれる頼もしい皆さんです。↓


これからも図書広報委員と協力して,知識を広げる場,素敵な本と出会える
憩いの場として活用される西原中学校図書館を作っていきます。

高柳小図書館は「やなぎっこ」と共に成長します

高柳小の図書館はプレハブ校舎の2階にあります。
1年生から4年生までの教室からは離れていますが,週一回の図書の時間には
担任の先生と一緒に利用しています。高学年は図書の時間以外でも調べ学習や読書に
利用しています。(高学年の教室が近いことは最高です!) 
そして休み時間は,本好きの「やなぎっこ」でいっぱいになります。


校長先生からも,全校朝礼で本を紹介していただく機会が多いので展示しています。
【読書の記録】
高柳小では数年前から全校で『読書の記録』に取り組んでいます。
2016年のテーマは『読書オリンピック』です。
4月の図書委員会でテーマと掲示物を決めて,1年間取り組みます。
今年もあっという間に,壁いっぱいになってきました。


【秋の読書フェア】

11月は図書委員会,子ども司書を中心に読書イベントが満載です。
毎年恒例の全員で取り組む「読書ラリー」,図書委員が本とコラボしたパフォーマンス披露。
そして今年の新たな取り組みは・・・『ビブリオバトル』です!
3年生以上の希望者,図書委員会の代表者,子ども司書が発表してくれる予定です。
さっそく図書の時間に取り組む学級もあります。

全校朝礼で図書委員会がデモンストレーションをしました。

図書委員会のみなさん♪ いつもありがとうございます。

このように「やなぎっこ」たちは積極的に「本」とかかわっています。
これからも,将来の「心の財産」になるような本に出会えるお手伝いをしていきたいです。

第8回学校図書館指導員研修会

研修1 どきどきブックトーク

始めにどきどきしながらくじを引いてトークをする人を決めます。
当たりくじに思わずそっくり返ってしまう人もいました。みなさん,内心どきどき,でもとっても楽しそうです。

ブックトークには十分な準備と練習が欠かせません。今回はあらかじめ核となる本を決めておいて,それに繋がる本の紹介をしました。人によって様々な本へふくらむ面白さと多くの本を知る機会となりました。

研修2 国語の単元(教材)の支援について

教科書の単元(教材)を読んで,実践例,生徒の様子,可能な支援を話し合いました。

研修3 読書イベントのアイデア公開



子どもたちが本に親しむきっかけづくりに読書イベントがあります。
実際に学校で使った小物や掲示物を持ち寄り見学しました。おみくじ,ブックカバー,しおり,福袋,読書記録,読書の木の掲示などさまざまなアイデアに自分の学校でも取り組みたくなりました。

その他に公共図書館のヤングアダルトサービス研修会に参加した指導員から受講の感想が報告されました。昨年から中学校担当の指導員は選書の学習を重ねており,大変に参考になりました。さいごに12月の発表に向けてグループワークの最終打ち合わせをしました。

「メディアセンターで見つけよう!読む楽しさ,知る喜び」

【メディアセンター】
高柳中学校の学校図書館は「メディアセンター」と呼ばれています。

平成21年に増設されたプレハブ校舎の1階にあり,学習スペースと書架スペースが整った明るく使いやすい図書館です。館内は無線LANが整備され,調べ学習に役立っています。

図書に限らず様々な情報源に触れられる,「メディアセンター」という名前にふさわしい環境を目指しています。

今年度は新聞の切り抜きコーナーを作り,話題のニュースや風刺漫画,投書欄に採用された中学生の意見文などを週替わりで掲示しています。


 

【図書とネットで調べ学習】

パソコン室のパソコンのディスプレイを取り外し,タブレット状態にして持ち込むと,図書とインターネットを併用した調べ学習が可能です。今年度は,1年国語「ベンチ」,社会「古代文明」,総合学習「職業調べ」,3年国語「無言館の青春」などの単元で利用されました。

生徒たちは熱心に取り組み,求める答えを探して時間が足りない様子……。休み時間に来館して資料を読む姿もありました。


 

【図書委員と図書ボランティアのおかげです!】

メディアセンター開館を支えているのが,図書委員と図書ボランティアの存在です。

図書委員は昼の貸し出し当番だけでなく,毎月,おすすめ本の紹介をしています。POPつきで展示した本は,やはり貸し出し回数が多くなります。

また,前期に行った「図書委員による昼のブックトーク」(毎週金曜日)も効果があり,紹介した本をめあてに来館する生徒もいました。

そして,学校図書館では珍しい朝と夕方の開館を可能にしてくださっているのが図書ボランティアのみなさんです。現在,保護者と地域の方,計22名が登録されています。朝は710800,放課後は下校時刻の15分前まで,曜日で分担して生徒の利用を見守ってくださっています。本の貸し出しだけでなく,自習の場としても使用されています。「開いているのが当たり前」とは思わずに,感謝の気持ちをもって利用したいですね。


【ビブリオバトルで本を知り,お互いを知る】

高柳中では,新年度の図書館オリエンテーションや文化祭でビブリオバトルを実施しています。

読んだら人に伝えることでお互いに読書の幅が広がり,また,伝える力(プレゼンテーションの力)も鍛えられるのではないでしょうか。

9月末に行われた図書委員会主催のビブリオバトルでは,6名がおすすめ本を発表し,『学校では教えてくれない!空想科学「理科」読本』(柳田理科雄 大和書房)がチャンプ本に選ばれました。


10月30日の高翔祭(文化祭)では,体育館ステージでビブリオバトルを行います。
今年で3回目となる図書委員会の活動です。全校生徒だけでなく保護者の方々など来校者も投票してチャンプ本を決定します。6名の発表者はどんな本を紹介してくれるのでしょうか。とても楽しみです。
(結果は,高柳中のホームページをご覧ください。)

 

ちょっと覗いてみたくなる,なんだか癒される,そして,新たな発見がある。そんなメディアセンターを目指して今日も開館しています!