柏市学校図書館紹介blog

「メディアセンターで見つけよう!読む楽しさ,知る喜び」

【メディアセンター】
高柳中学校の学校図書館は「メディアセンター」と呼ばれています。

平成21年に増設されたプレハブ校舎の1階にあり,学習スペースと書架スペースが整った明るく使いやすい図書館です。館内は無線LANが整備され,調べ学習に役立っています。

図書に限らず様々な情報源に触れられる,「メディアセンター」という名前にふさわしい環境を目指しています。

今年度は新聞の切り抜きコーナーを作り,話題のニュースや風刺漫画,投書欄に採用された中学生の意見文などを週替わりで掲示しています。


 

【図書とネットで調べ学習】

パソコン室のパソコンのディスプレイを取り外し,タブレット状態にして持ち込むと,図書とインターネットを併用した調べ学習が可能です。今年度は,1年国語「ベンチ」,社会「古代文明」,総合学習「職業調べ」,3年国語「無言館の青春」などの単元で利用されました。

生徒たちは熱心に取り組み,求める答えを探して時間が足りない様子……。休み時間に来館して資料を読む姿もありました。


 

【図書委員と図書ボランティアのおかげです!】

メディアセンター開館を支えているのが,図書委員と図書ボランティアの存在です。

図書委員は昼の貸し出し当番だけでなく,毎月,おすすめ本の紹介をしています。POPつきで展示した本は,やはり貸し出し回数が多くなります。

また,前期に行った「図書委員による昼のブックトーク」(毎週金曜日)も効果があり,紹介した本をめあてに来館する生徒もいました。

そして,学校図書館では珍しい朝と夕方の開館を可能にしてくださっているのが図書ボランティアのみなさんです。現在,保護者と地域の方,計22名が登録されています。朝は710800,放課後は下校時刻の15分前まで,曜日で分担して生徒の利用を見守ってくださっています。本の貸し出しだけでなく,自習の場としても使用されています。「開いているのが当たり前」とは思わずに,感謝の気持ちをもって利用したいですね。


【ビブリオバトルで本を知り,お互いを知る】

高柳中では,新年度の図書館オリエンテーションや文化祭でビブリオバトルを実施しています。

読んだら人に伝えることでお互いに読書の幅が広がり,また,伝える力(プレゼンテーションの力)も鍛えられるのではないでしょうか。

9月末に行われた図書委員会主催のビブリオバトルでは,6名がおすすめ本を発表し,『学校では教えてくれない!空想科学「理科」読本』(柳田理科雄 大和書房)がチャンプ本に選ばれました。


10月30日の高翔祭(文化祭)では,体育館ステージでビブリオバトルを行います。
今年で3回目となる図書委員会の活動です。全校生徒だけでなく保護者の方々など来校者も投票してチャンプ本を決定します。6名の発表者はどんな本を紹介してくれるのでしょうか。とても楽しみです。
(結果は,高柳中のホームページをご覧ください。)

 

ちょっと覗いてみたくなる,なんだか癒される,そして,新たな発見がある。そんなメディアセンターを目指して今日も開館しています!