柏市学校図書館紹介blog

市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています

司書教諭研修会

 1月29日(月)沼南庁舎において「令和5年度司書教諭研修会」が開催されました。

柏市では昨年度まで学校図書館指導員との合同研修との形で司書教諭研修が行われてきましたが、今年度より「司書教諭研修会」として学校図書館の専門的職務を担っていただく司書教諭の研修を開催することになりました。

教育委員会指導課では、学校図書館指導員との2回の合同研修と合わせ、年間3回の司書教諭研修で柏市内63校の学校図書館活用が広がっていくことを目指しています。

 

★司書教諭の役割 ~学校図書館指導員との連携~

  羽山指導主事より

 学校図書館における司書教諭としての業務と学校図書館指導員との連携についての講義のあと、各学校図書館での業務について交流し、確認しました。 

  

 

★学校図書館オリエンテーション

  学校図書館コーディネーター 笹間ひろみ先生 より

 来年度の学校図書館始動に向け「学校図書館オリエンテーション」の意義についてご講義いただきました。

年1回のオリエンテーションでは「利用指導」によって身についた基本的知識や技術の延長上に「情報活用能力の育成」があり、教科担任(担任)と学校図書館指導員の協働で行うことが確認できました。

 

引き続き、学校図書館指導員リーダーと共に実践例の実演がありました。

 ①小学校 4年国語「学校図書館利用指導と本の分類について」

 ②中学校 3年国語「俳句の味わい」

 

★「体験読書会」

 笹間コーディネーターからの「読書会について」のご講義のあと、事前に読んできていただいた本で3グループに分かれ「読書会」を体験していただきました。

 ①「ジオジオのかんむり」 小学校低学年

 ②「キング牧師の力づよいことば」 小学校中・高学年

 ③「杜子春」  中学校

半数以上が「『読書会』は初めて」との声がある中、司書教諭は読書会での読書の新たな楽しみ方を感じていたようです。

 

★実践報告会

 「令和5年度 学校図書館活用実践記録」に掲載した実践例を示しながら、学校図書館活用の発表を行いました。各校学校図書館の活用にどのような工夫をしたのか、国語だけではなく幅広い教科での活用事例の報告がありました。