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ようこそ柏市学校図書館ONLINEへ!
柏市教育委員会では、次代を担う子どもたちの「学ぶ意欲」と「学ぶ習慣」を育成するため、学校図書館活用を推進しています。

図書館オンラインは、教育委員会と63校の司書教諭、学校図書館指導員をつなげ、実践の共有化を図りつつ、柏市学校図書館の活動を広く広報するために設置・運営します。

 

「調べる学習ハンドブック」R6改訂版は「学校図書館の活用」から印刷製本してご活用ください ワークシートもあります

「学校図書館活用単元例<柏モデル>R6年度版」は「学校図書館の活用」から印刷製本してご活用ください

 学校図書館全体計画様式は「学校図書館の活用」にあります

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市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています

第3回新人研修

9/10(火)、沼南庁舎において3回目の新人研修が行われました。
夏休みに心身のリフレッシュをし、気持ちも新たに研修に参加しました。

★実務について (学校図書館コーディネーターより)
1学期の業務を振り返った後に、選書・除籍・蔵書点検・相互貸借など、
学校図書館指導員の重要な実務を確認しました。
2学期は「支援計画簿」や「柏市学校図書館指導員ハンドブック」を活用して、
見通しを立てて業務を進めていきます。

★「レファレンス」と「パスファインダー」 (学校図書館コーディネーターより) 
児童生徒・先生方からの依頼に応える、レファレンス・サービスについて
講義を受けました。より良い授業支援には、先生との事前の打ち合わせが不可欠で、
日頃より図書館を整備し、資料を準備しておくことが大切だと確認しました。
柏市学校図書館では、学習に役立つ「パスファインダー」を作成し、毎年更新しています。
パスファインダーの構成と作り方を学び、chromebookを使用して実習を行いました。

 

★授業支援に関わろう (教育専門アドバイザー 笹間ひろみ先生より)
学校図書館指導員として、授業支援にどう取り組んでいくか、お話をしていただきました。
2学期の授業の見通しを持って、先生方にアプローチしていくことが大切だと学びました。
また、小中学校の各学年において、学校図書館の活用が多い単元を紹介していただきました。
学習のねらいと、資料がどのように活用されているか、実践例を知ることができました。

 

2学期は授業や学校行事、読書イベントで学校図書館の活用が多くなります。
研修で学んだことを心に留めて、学びを支える学校図書館作りを進めていきます。

地域とともに 学びを支える学校図書館  柏中学校

柏駅の程近くにある柏中学校は、創立78年の伝統ある学校です。
図書館は3階にあり、広くて明るい居心地の良い空間です。
15,000冊以上の蔵書と新聞・雑誌等を揃え、日々の学校生活を支えています。
図書委員の活躍や地域ボランティアの方々のご協力で、いつも活気ある
柏中学校図書館の1学期の様子を紹介します。

 

【学校図書館オリエンテーション】

1学期に全学年で学校図書館オリエンテーションを行い、
図書の分類と参考資料の書き方について確認しました。

 (2年生 図書の分類あてクイズ)
 書名と内容から分類を考え、指で答えを表します。

 

【本とICTの併用学習】

本とインターネット併用の学習は、それぞれの特徴を生かして情報の取捨選択をします。

3年生は修学旅行の俳句を作りました。
図書館に所蔵する「歳時記」だけでなく、インターネットも使って季語を探します。
自分の心情にぴったり合う季語を見つけ、思い出の一句ができました。

 

1年生は美術の学習で、紙粘土の和菓子を制作しました。
本とインターネットで和菓子について調べ、四季に合うオリジナルの和菓子を考案します。
色とりどりの美味しそうな作品は、地域のROKKOKU PROJECT(6国プロジェクト)の取り組みで、
国道6号「柏駅西口地下道」に写真展示されます。

 

【校内ビブリオバトル】

1学期末に図書委員会主催の校内ビブリオバトルが開催されました。
予選を勝ち抜いた3人での決勝戦は、120人以上の観覧者が図書館に集い大盛況でした。
2学期には小中連携の取り組みとして、学区の2つの小学校とオンラインで繋ぎ、
「3校合同ビブリオバトル」を開催する予定です。

 

【柏中学校図書館を支える強力サポーター】

オーディションで選ばれる図書委員は、本のアンバサダーとして大活躍です。
広報誌「READ READ」の発行、昼の放送でのブックトーク、館内装飾、
図書館イベントなどで全校に本の魅力を伝えてます。

  (図書委員作成の新着本POP)

地域の図書ボランティアの皆さんは、朝の貸出、夏休みの開館、読み聞かせなど、
多方面で生徒の学びと読書活動を支えてくださっています。
9月初めには蔵書点検のお手伝いもしていただきました。

これからも地域の皆さんとの絆を大切に、生徒の学びを支える
魅力いっぱいの学校図書館を目指して成長していきます。

 

第3回 学校図書館指導員研修

 7/26(金)沼南庁舎にて、第3回学校図書館指導員研修が実施されました。

2学期からの業務に役立つ実践的な内容を、講義やグループワークで学びました。

研修の内容は次の通りです。

①   ステップアップ研修「読書フェアで何をする?」(教育専門アドバイザー 笹間ひろみ先生より)

②   ステップアップ研修「情報BOX新機能について」(教育システム 関東営業所長 本間達哉氏より)

③   グループワーク 選書検討会

 小学校4グループ、中学校2グループに分かれ、読書フェアの実践や計画について、また、選書の振り返りや今後の選書に役立つおすすめ本について、活発に情報交換が繰り広げられました。

 大ベテランから新規採用者までが小グループで意見を交わすことで、柏市学校図書館指導員のネットワークがますます豊かに築かれました。

 夏休みに英気を養い、2学期は意欲あふれる新鮮な気持ちでのスタートになるでしょう。

第2回 司書教諭・学校図書館指導員合同研修会

 7月2日(火)沼南庁舎にて、第2回司書教諭・学校図書館指導員合同研修会が実施されました。今回は、小学校と中学校が2か所の会場に分かれ、グループワークなども交えた実践的な研修となりました。 

1.調べる学習について  

 指導課・笹間教育専門アドバイザーより、今年度の柏市の重点目標である「教科学習での学校図書館活用~いろいろな教科で学校図書館を使おう~」に向けて、調べる学習活動での課題や、具体的な支援の方法について講義がありました。

① テーマ設定を体験しよう

 調べる学習のテーマ設定では、児童生徒の知りたい気持ちを引き出すことや、学習の道すじが見える課題設定になるような支援の大切さを学びました。実際に、太陽チャートなどを使用しながら、「テーマから、具体的に知りたいことを疑問文の形にする」という課題に取り組み、児童生徒へどう支援していくのか、グループで話し合いました。 

 

② 引用・出典・著作権について学ぼう

 笹間教育専門アドバイザーより、文化庁の著作権に関するサイトや具体的な事例の紹介があり、学校の授業における著作権の扱いや、引用と自分の考えを区別する重要性などについて改めて確認することができました。

 

 

2.「Sagasokka!」の活用について

 株式会社ポプラ社の上原てるみさんより、「Sagasokka!」のサービス概要や新規コンテンツ、授業における活用事例について紹介がありました。グループワークでは、「Sagasokka!」を活用した授業や新しいコンテンツの活用案について情報共有することができました。

  

 

 調べる学習の支援について、学びの多い研修会となりました。各校へ持ち帰り、様々な教科での図書館活用へと活かしていきます。

知識の宝がつまっている 疑問「?」に応える図書館へ 花野井小学校

本校は、校舎から筑波山が見渡せる柏市北部に位置し静かな住宅街の中にあります。15学級児童数294名です。図書館は2階にあります。

低学年では楽しく・中学年では幅広く・高学年では進んで図書館を利用する取り組みを行っています。

♪教科をこえた学び♪

5月の暦の上で八十八夜に当たる日に、3年生は音楽で「茶つみ」の文部省唱歌を学びました。合わせて音楽専科の先生よりお茶に関する本の紹介がありました。子どもたちから「お茶にはいろいろな種類があるね。」など感心しきり。                                            千葉県の文化遺産に登録されている旧吉田家住宅公園で、田中中学校の1年生が茶摘みを体験しました。

 

☆本も心の栄養に☆

2年生は、そら豆の皮むきをおこないました。栄養士の先生が中心となって、絵本の読み聞かせのあとにそら豆の皮むきをしました。給食で出るので子どもたちは一生懸命です。図書館長のメッセージ「心のえいよう」に本が力をかしました。

 

〇疑問の答えはどこにあるのかな?〇

5年生は「情報ノート」の学習をしました。子どもたちは、疑問に思ったことを情報ノートの形にまとめています。図書館の資料や新聞を使って熱心に調べます。あらかじめ先生から出典を含めて情報の整理の方法を学びました。

 

✿アイデアあふれる図書委員✿

6月に入って雨の日を楽しくすごしてもらうために図書委員が中心となってイベントを開催しました。本探しゲームでは分類をヒントに図書館にきた子どもたちがこぞってチャレンジ。辞書引きやあじさいの折り紙、Sagasokka!を利用してのハテナシート、新着本展示会。どのイベントが楽しかったかな。

本との出会いをつなぐ 花さぽ(読み聞かせボランティア)

花サポ(花野井小ボランティア)による読み聞かせ活動。令和5年度は、約200冊ほどの本の扉を開いてくださいました。

 

令和5年の5月にコロナが5類に移行して早1年が過ぎました。

今できることや未来につなげられることは何かを考え、先生方の図書館活用と子どもたちの気持ちに寄り添うことを目標に、学校図書館は進化していきます。