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市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています
豊かな心と確かな情報活用能力を育てる 松葉第一小学校図書館
松葉第一小学校図書館は、特別棟2階にあります。一番近い教室4-1からは45歩で行ける
距離です。今年度は700名の児童と職員が利用しています。
読書だけではなく、学習や委員会の活動場所として利用されています。
業間休みのなかよしタイムや昼休みには、本好きの子どもたちが集まり大賑わいです。
4月には全クラスでオリエンテーションを行いました。
利用方法を再確認し、分類クイズをしながら本のラベルについて学びました。
本のラベルを知ることは、情報活用能力を身につける第一歩です。
2年生のせいかつ「生きもの はっけん」で、やごについて調べました。
やごはかせになろう~やごのことをしらべよう~というテーマで、食べ物や住処など
図書とSagasokka!を活用し、グループごと分担して観察カードを作成し発表しました。
図書の調べ方やインターネットについて、指導員や先生から説明を聞いた後、タブレットを使用して
やごについてSagasokka!で調べます。やごの画像を確認しました。
今年度の図書委員会活動が始まりました。
早速、おすすめ本カードの作成に取り掛かりました。どのカードも丁寧に作成されています。
これからの委員会活動で読書イベントなどを計画していきます。
初めてのカウンター業務です。緊張したけれど、しっかりと仕事ができました。
今年度も学校図書館を活用できるように館内環境を整えて準備しています。
いつでも寄り添える学校図書館で松一小の皆さんをお待ちしています。
第1回 司書教諭・学校図書館指導員合同研修
5月28日(火)沼南近隣センター大ホールにて、令和6年度 第1回 司書教諭・学校図書館指導員合同研修が実施されました。
はじめに、指導課 平野課長より、柏市の学校図書館の存在の重要さについてお話をいただきました。
<研修内容>
① 「司書教諭と学校図書館指導員の役割について」指導課 羽山指導主事
司書教諭と学校図書館指導員は、学校図書館運営の両輪であり、協働し、連携していくことが重要であるというお話でした。改めて、司書教諭と学校図書館指導員の役割や共通理解しておきたいことの項目を確認しました。その上で分業ではなく分担して業務を行い、児童生徒の学習活動を支援する学校図書館を共に運営していくことが大切ということが分かりました。
② 「柏市学校図書館 今年度の重点について」指導課 笹間教育専門アドバイザー
令和6年度の重点目標は、「教科学習での学校図書館活用」です。様々な教科で学校図書館を使えるよう5つの項目を掲げ、参考になる授業や方法を教えてくださいました。
「学校の教育課程の展開に寄与」する学校図書館を実現するために、様々な教科から図書やインターネット資料どちらも使いこなし、「調べる力」を身に付け、考えを深めることは、これからの社会を生き抜くための授業になります。児童生徒の主体的な学びを支えること、「健全な教養の育成」これが学校図書館の目的であると再認識しました。
③講演「学校図書館の活性化を図るⅡ ~問いと情報リスト作り+オリエンテーション~」
講師 足立区教育委員会 学校図書館スーパーアドバイザー
NPO法人学校図書館実践活動研究会 理事 藤田利江先生
今年度も藤田利江先生をお招きし、昨年度よりステップアップした内容で講演をしていただきました。普段子ども達に教えている調べ学習の指導方法や図書館の実践的な活用方法について、実際に体験しながら、声かけの仕方などについて教わりました。
調べ学習は、「問い」が重要であり、きっかけ作りに便利とされる多様な「考えるツール」を、また図書オリエンテーションでは、小学4年生で行うものを参考に伝えたいポイントなども含めて教えていただきました。「知らないことがわかる楽しさを子どもに体験させてほしい」とお話していました。「知る喜び」の体験が深い学びに繋がっていくと熱い思いのある講演でした。
講演の後には、今年度の取り組みについて、中学校区で話し合いました。
たくさんの気づきや学びがあり、共に研修を受ける貴重な機会となった研修でした。
例年通り、研修会場の2階でTRC図書館流通センター主催「子どもの力 図書館のためのブックフェア2024」が開催されていました。(期間:5月27日~5月29日)実際に手に取って選書ができる希少な機会です。研修前後に多くの司書教諭や学校図書館指導員が実際に本を手に取って意欲的に選書する姿が見られました。
今年度も学校図書館を支える司書教諭と学校図書館指導員が協働し、魅力ある図書館を目指して、様々な取り組みが始まります。
第2回新人研修・2,3年目研修
新年度が始まり1か月がたちました。
【新人研修】
5/9(木)AM 沼南庁舎において第2回目の新人研修が行われました。
授業支援、柏市立図書館との連携、実務について確認しました。
研修の内容は次の通りです。
・実務について・実習(学校図書館コーディネーターより)
・授業支援について(教育専門アドバイザー 笹間ひろみ先生より)
・柏市立図書館との連携について(指導主事より)
勤務が始まり1か月、緊張の中、新年度の進級処理やオリエンテーションを行い、久しぶりに同期の仲間と再会です。たくさんの笑顔が見られました。今日の研修で学んだことも自校の図書館で生かせるように新たな気持ちでそれぞれの勤務校に戻ります。
【2・3年目研修】
5/9(木)PM 沼南庁舎において2・3年目研修が行われました。
研修の内容は次の通りです。
・学校図書館の整備・実務の確認(学校図書館コーディネーターより)
・オリエンテーション報告
・授業支援の課題について(教育専門アドバイザー 笹間ひろみ先生より)
・今年度チャレンジしたいこと
今年度行ったオリエンテーションの報告では昨年度の経験を踏まえ、それぞれに工夫が見られました。今年度取り組みたいことは、勤務校に合わせて各人が考え、すでに取組みを始めていました。1.2年前に新人であった方々は、心強い仲間に成長しています。
他校の様子や、ほかの指導員の取り組みを知る研修は、とても貴重な時間です。仲間と一緒に学び、高め合いながら、これからも柏市の学校図書館を支える業務を続けていきます。
第2回学校図書館指導員研修会
4月24日(水)、第2回学校図書館指導員研修会が実施されました。
今年度のスタッフ紹介の後、4月から新しく柏市学校図書館指導員に仲間入りしたメンバーから自己紹介がありました。一人一人の言葉から、この仕事に向かう新鮮で前向きな思いが感じられました。
まず初めに、「学校図書館指導員の役割」について、羽山指導主事より講義を受けました。作業の効率化を目指して変更になった業務の手続きを1つずつ確認し、学校での1日の時間の使い方を組み立てていきます。
より良い授業支援のためには、先生方とのコミュニケーションを欠かすことができません。
ステップアップ研修では、教育専門アドバイザー 笹間先生から、「レファレンスにこたえよう」というテーマで先生方の授業づくりに寄り添うレファレンスサービスの工夫を学びました。講義を受けた後、数人のグループに分かれ、各自の経験に基づいた情報交換をしました。今年度の業務にさっそく役立てていきます。
この研修は、新年度を迎えて柏市の学校図書館指導員全員が顔を合わせる最初の研修です。
グループワークでは、4つのグループに分かれて、新人指導員からの質問を中心にそれぞれが日ごろ疑問に感じていることについて意見交流しました。同じ疑問でも小学校と中学校で対応が異なることを知ったり、新たな視点での気付きを得たりと、学びが多く、絆の深まる時間となりました。
たくさんの知識と元気を受け取り、今年度も柏市63校の小中学校の学びを支えていきます。
本はともだち! 図書館はみんなの居場所 ~柏第七小学校~
柏第七小学校は,柏駅からバスで15分ほどの緑豊かな篠籠田地区にあります。周辺では,年々住宅地が増え,児童数も増加し,現在861名になりました。
昨年度は,3年生が総合学習で,1年を通して,柏の「歴史」「観光」「特産物」「自然」について調べました。その成果物はかしわインフォメーションセンターで掲示され,太田市長から「柏七小こども観光大使」の認定書をいただきました。
★壁一面に飾られた柏観光マップ(2024.2.15~3.31)
4月には全クラスで学校図書館オリエンテーションを行います。担任の先生に読み聞かせやブックトークをしていただき,そのあと中学年は分類クイズや本探しゲーム,高学年は調べ学習をします。
★マッピング~修学旅行の下調べ(6年生)
どの学年も図書館割り当ての授業には必ず図書館を訪れ,並行読書や調べ学習が盛んに行われています。
また,図書館はただ知識をインプットするだけの場ではなく,成果物の展示やビブリオバトルなど,学んだことをアウトプットする場としても活用されています。
★おはなしびじゅつかん(2年生)
★本の帯づくり(5年生)
図書委員や子ども司書も,本とみんなをつなぐ架け橋として活躍しています。子ども司書は読み聞かせボランティアさんといっしょに,朝の読み聞かせにも参加しています。図書委員は今年もたくさんの楽しいイベントを企画し,七小図書館を盛り上げてくれることでしょう。
★柏七小POPコンテスト
柏市大島田48番地1
04-7191-7369(指導課)