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R3 酒西小日記

終業式 今日のできごと…

終業式 今日のできごと…

朝の風景 

7月20日。終業式の朝がいつものように始まります。

恒例となった昇降口での健康観察。

職員3人で子どもたち一人一人に声をかけます。

「今日の調子はどうですか?」「元気ですか?」「ちょっと疲れてるかな…」

コロナ禍にあり,不便なことはたくさんあります。

でも,この健康観察のお陰で,毎朝ゆっくり一人一人に声をかけられます。

その日の様子,表情を見ながらちょっとしたコミュニケーションがとれます。

かけがえのない時間です。

ところで,男の子は昆虫が好きですね。

まあ,いろんな昆虫をつかまえて登校してきます。

バッタ,チョウ,カマキリ,トカゲなどなど…。

今日は何をつかまえたのかな?

セミつかまえた! でも逃がしてあげるんだ!

頑張ったね,読書賞!

1学期間でたくさん読書に親しんだ子を表彰しました。

1,2年生は100以上。

3,4年生は80冊以上。

5,6年生は50冊以上。

これだけ読破するのは大変なことですよね。

今回読書賞に輝いた子どもは9名。写真で紹介します!

     がんばったね,1年生!

    すごいぞ,3年生!        5年生で読書賞に輝くのは大変です!

校庭に大仏出現!

ふと校庭を見ると,大仏の顔が!

6年生が紙で作った実物大の奈良の大仏の顔と右手でした。

たとえ紙でも,実際に作ってみると,そのスケールの大きさと,

作った当時の人の苦労が実感できるものですね。

これまたいい勉強です。

 

教室をのぞいてみると…

1年生と4年生の教室では,夏休みの準備,お話も終わり,

楽しくレクとお楽しみ会をしていました。

      1年生   レクの定番,みんな大好き「なんでもバスケット」!

4年生  5,6年生に負けないぞ!「ソイヤー」 トカゲ博士たちによるトカゲのレクチャー!

こちらは5年生の教室。

夏休みの宿題について,担任の海老原先生がお話ししていました。

「先生はね,小学1年生から中学3年生まで,自由研究でカマキリの卵の研究をしていました。」

「えーっ!9年間も?」

と子どもたち。

聞くところによると,当時海老原少年は,冬の間に土手に行き,カマキリの卵を入手。

冷蔵庫で保存していたとのこと。

(冷蔵庫主任のお母さんからは相当評判が悪かったとのこと。そりゃそうだ。)

そして,9年間,毎年飼育条件を変えながら,卵の羽化について研究し,

その結果を自由研究にまとめていたのだそうです。

千葉県の代表として,全国の展覧会まで進んだそうですよ。

本人いわく。

「楽しくて仕方なかったんです。」

だそうです。

明日から夏休み。42日間,子どもたちにはたくさんの体験をしてほしいですね。

コロナ禍にあっても,工夫次第でできることはたくさんあるはず。

海老原少年に負けない,自分だけのチャレンジ,できるといいですね。

保護者の皆様,1学期間,酒井根西小学校の教育にご理解ご協力をいただき,

ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

42日間,お子様たちを各ご家庭にお返しします。

家族の皆様を含めて,お子様とよい夏休みをお過ごしください。

 

今週のアラカルト

今週のアラカルト

今週も酒井根西小学校では,いろいろな学びがありました。
一気にご紹介します。

イメージをふくらませよう!

まずは1年生の教室です。
これは図工の学習ですね。
今日のテーマは「なが~い かみから」です。
子どもたちは,長い紙を見て,何を描くのか考えます。
イメージを膨らませて,色えんぴつを走らせます。
さーて,何がかけたかな?

 

  おいしそうなものがかけたね!       ぼくはダイナミックにいくぞ~

 

      熱中してますねぇ!           うわ~,素敵な絵がかけたね!

答えの決まっていない自由な表現の世界。
子どもたちは思い思いに自分の描きたいものを表現していました。
みんなちがって,みんないいですね。(^^)

たんぽぽまつりへようこそ!

たんぽぽ学級の子どもたちが夏祭りを開いてくれました。
お客さんは先生方。
子どもたちはそれぞれの持ち場で張り切ってお客さんを迎えます。

 

  いらっしゃいませ!「射的」ですよ~          今度こそあてるぞ!

 

     くじの番号は何番かな?          ストライク目指して,いけ~!

 

    時間は30秒ですよ!          うわ~,たくさんつれたなあ…数えよう!

あ夏祭りの活動をとおして,子どもたちは作る喜び,根気強さ,協力の大切さ,
接客の仕方(コミュニケーション)等々,たくさんのことを学びます。
全ての学びは,将来の自立と社会参加へとつながっていきます。

君も今日からベートーベン?

続いては6年生の音楽の授業です。

 

   こんな感じの音の使い方はどう?      みんなのバランスを考えて合奏しよう!

これ,作曲の特別授業なんです。
音階の中から決まった音だけを使って,子どもたちがそれぞれ数小節作曲します。
それをグループのメンバーで合わせ,合奏します。

 

    なんだかとっても楽しそう…           うまくいった人~ は~い

大々的な研究授業だったので,お客様もたくさん見ています。
それでも子どもたちは何のその。
作曲の世界に没頭していました。
増田先生のお陰で,いい経験をしましたね。(^^)

歯と自分をみがく!

さて本日最後の記事は5年生から。
歯磨きの保健指導です。

 

今日は歯磨きの勉強をするよ!  歯と歯の間にはこんなに汚れが…  みんな真剣ですね!

どうすれば,大人になっても健康な歯でいられるのかな…

ご存じですか。子どもの歯は大人の歯に比べてむし歯になりやすいって。
生えたばかりのどもの永久歯は,まだ成長段階にあります。
大人の歯に比べて,目に見えない隙間がいっぱいあります。
しっかり歯磨きをしないと,その隙間から菌が入り込むわけですね。
酒井根西小学校の子どもたちの歯科検診の結果を見ると,
未処置歯がかなりあるようです。
子どものむし歯はどんどん進行します。治療は待ったなしです。
健康な歯は一生の宝。
夏休みの間に,虫歯の治療を終えらえるようにしてください。

今日も長々とお付き合いいただきありがとうございました。
お・し・ま・い。

伝統的な学びと革新的な学び…

伝統的な学びと革新的な学び…

伝統的な学び…

3年生になると,毛筆の学習が始まります。
週に1度,心を落ち着けて,筆に神経を集中させます。
静けさの中で筆を動かす。これがいい時間なんです。
何事も始めが肝心。3年生のみなさん,がんばって練習してね!(^^)

 

       みんな真剣です!             教頭先生も指導に熱が入ります!

 

        一字入魂!             ボクの「たて画」の練習,どうですか?

最新の学び!

一方,新しい学びもスタートしています。
GIGAスクール構想です。
「GIGA」とは「Global and Innovation Gateway for All」の略。
「全ての子どもたちのための世界につながる革新的な扉」という意味です。
子どもたちには1人に1台端末が配られました。
(1,2年生はiPad,3年生以上はChromebook)
これらの端末を子どもたちが使いこなし,授業で活用する中で,
主体的で深い学びにつなげていきます。
そうは言っても,今年はGIGAスクール元年。
柏市では,今年を「Step 0」(ステップゼロ)と位置づけています。
難しいことはともかく,「いつでもちょこっと使おう!」
というコンセプトで,学びがスタートしました。
1年生は何をしているかな?

 

    iPadで楽器を演奏しよう!             これ,楽しいですよ~!

 

       教えてください!          ここ押したらどんな音がするんだろうね…

一方,6年生は…
総合的な学習の時間で環境問題について調べた子どもたち。
この日は,プレゼンテーションソフトを利用し,
調べたことをスライドにまとめていました。
えっ! 6年生でそんなことまでできるようになっちゃうの?

 

 すでにソフトを使いこなしています…   地球温暖化を地球の誕生さかのっぼって調べました!

子どもたちの学習は,端末の活用により革新的に変わります。
この夏休み,子どもたちは端末を持ち帰ります。
一部の宿題は,端末を活用して取り組むことになります。
保護者のみなさんも,お子さんを見守りながら,
子どもたちの新しい学びの姿を体感してください。

意欲と習慣を身につけよう!

意欲と習慣を身につけよう!

2年生の子どもたちを対象にした「ステップアップ教室」が始まりました。
参加者は全員で23名。
本来は,5月からスタートする予定でしたが,
コロナのまん延防止措置が解除になるのを待って,6月末からのスタートとなりました。
子どもたちは,「やったー!ついに始まるぞー!」と大喜びでした。
えっ?「ステップアップ教室」って,どんな楽しいことをする場所なのかって?
ただただ勉強をするところです。しかも,放課後に。(^^)

 

中心となってご指導いただくのは元小学校の先生です。   1時間の流れ,約束もしっかりしています。

ステップアップ教室は,子どもたちに「学ぶ意欲と習慣を身につけさせる」ことを
目的に,柏市教育支援委員会が,予算を投じて実施している事業です。
2年生は,かけ算九九の学習が入り,習得する漢字の数も多くなります。
学習に意欲的に意欲的に参加できるか,意欲を失い始めるかという
1つの山が来る時期です。
そこで本校では,こで2年生にターゲットを絞り,教室を開いています。

 

  ご覧のようにスタッフが充実しています。        まずは「マス計算」から。満点取るぞ!

勉強が楽しいって,どんな時でしょう。
それは,「わかったとき」です。
そして,それを「評価された時」です。
ステップアップ教室では,たくさんのスタッフの方々(アドバイザー)が
見守ってくれています。
ですから,問題の解き方が理解できないときはすぐに教えていただけます。
問題が解き終われば,直ぐに丸付けをして評価し,
励ましの声をかけてくださいます。
ですから子どもたちは,1時間の中で「わかった!できた!」という経験や
「ほめてもらえて嬉しい!」という気持ちを何度も味わうことができるわけですね。

 

たくさんのアドバイザーさんに見守られながら…    23人の子どもたちが2グループに分かれて学びます。

「学力」とはなにか。
知識・理解力,思考力,活用能力,これらはみな大切な学力の要素です。
ただし,学力の1番の根幹は「学ぶ意欲」です。
意欲があるから学び続けます。意欲があるから興味関心が広がります。
そして,学び続けることができたとき,それは「学ぶ習慣」となります。
意欲と習慣が身についていれば,「知識・理解・思考力」は,
自然と身についてくるわけですね。
「ステップアップ教室」では,決して子どもたちに無理はさせません。
まずは学校の宿題を終わらせる。そして,時間があれば,
自分のペースに合わせて学習プリントに取り組みます。
「わかった」「できた」「認められた」という経験をとおして,
「学ぶ意欲と習慣」を身につけていってほしいと願っています。
がんばってね,2年生のみなさん!(^^)

「酒西小じまん」をすいせんしよう!

「酒西小じまん」をすいせんしよう!

5年生の国語の授業にご招待いただきました。
テーマはズバリ,「『酒西小じまん』をすいせんしよう」です。
「新米の校長先生に,酒井根西小の良さを教えてあげよう!」
という感じですね。(^^)
私は喜々として3階の教室に足を運びました。
その日は,クラスの子どもたちによって選ばれた
6人の精鋭たちの発表を聞くことができました。

 

自慢のポイントは皆ちがいます。
学校の周囲の自然,西小から見える景色,給食,子どもの数が少ないこと(これがじまん?),花壇のお花,コロナにかかりづらいこと,林,図書室,などなど。
それぞれの子どもの興味関心,価値観,考え方が表れます。
同じ林について2人の男の子が発表しました。
一人は林があることで虫採りを楽しめるという自慢(長所)として発表。
もう一人は,林(木)があることで,校庭が狭く感じるという課題としてとらえていました。
(この発表では,西小の自慢だけでなく,課題についても触れることになっていました。)
おもしろいですね。

 

ある女の子は,「西小に人が少ないこと」が自慢だと言っていました。
皆さん,なぜだかわかりますか?
この子の考えはこうです。
「人が少ないと,学年などの人達と関りが多くなり,皆が仲良くすることができます。」
なるほど,人数が少ないからこそみんなが仲良くなれる。その通りですね。(^^)
それに対して,男の子の考えは,また一味児がいました。
「児童が少ないと,全員に毎日笑顔で話ができます。しかし,児童の数が少ないので,学校がさみしいです。児童が少ないと,よいことと悪いことがあります。」
うーん,なるほど。
こんな男の子もいました。
「西小のじまんは花がきれいなことです。その理由は,用務員さんが水を毎日あげたり,肥料をあげてくれているからです。そのため,毎日きれいな花が見られてうれしいです。」
なんて優しい子だろうと私は思いました。
しっかり見ているのですね。用務員さんが暑い日も寒い日も,毎日愛情込めて花壇のお世話をしていることを。

 

ある男の子は,西小の給食について,こう語りました。
「西小の給食をすいせんする理由は,なんといっても給食がおいしいこと。そして,味付けがよく,栄養のバランスが考えられているから。でも課題もある。好き嫌いが多い人がいるので,給食が残ってしまうことがある。」
同じ給食についてでも,すいせんできる部分と課題があるということでした。
これは,ある女の子のスピーチです。
「2つ目は,コロナにかからないことです。ふつうの学校だと,クラスや人数が多いですよね。でも,酒西小は逆に人数が少ないです。人数が多いと距離を取ることも難しいと思われますが,酒西小は距離をかんたんにとることができます。私は人数が少ないと不便だと感じていました。でも,コロナの中,このことが役立ってよかったと思いました。」
なるほど,その通りですね。人数が少ないことを利用して,
コロナ禍でもできること,我々教職員もしっかりと考えなければいけません。
子どもに教えられるとはこのことです。
最後に1つ。
この発表会を通じて,発表を聞く子どもたちの態度が素晴らしかった!
「○○さん,がんばれ!」と,発表者が前に立つたびに応援の声がかかります。
みんな,仲間の発表を温かい目で,食い入るように聞いていました。
発表後には,大きな拍手。
そして,発表者のプレゼンについて,
何人もの子どもたちが「よかった点」を発言します。
素晴らしい発表会でした。
継続は力なり。
子どもたちは,こうした学びをとおして,着実に自己表現力を磨いています。
10年後,子どもたちはどんな仕事について,どのように自己表現しながら,
仲間とコミュニケーションをとっているのでしょうね。
そんなことを考えながら,私は教室を後にしました。

Where do you want to go ?

Where do you want to go ?

高学年(5,6年生)になると,週に2時間,外国語活動の授業が行われます。
(以前は週に1時間でした。)
中学年(3,4年生)で養う「聞くこと」「話すこと」に加え,高学年では,
「読むこと」「書くこと」にも焦点を当てて,
外国語の基礎知識を身につけさせていきます。
ただし,小学校の外国語活動の特徴は,体験的に学ぶこと,
コミュニケーションの手段として外国語を活用しながら学ぶ点にあります。
ですから,学んでいる内容は,以前と比べて格段にレベルアップしていますが,
実際学んでいる場面はとても生き生きと楽しいものになっています。
では,6年生の授業の様子をのぞいてみましょう。

本日のお題はこれ。
「Where do you want to go ?」(あなたはどこにいきたいですか?)
最終的に,その場所(国)にいくとどんなことだできるのか,
お勧めの点を相手に伝えます。
それを,会話形式でコミュニケーションを交わしながら学ぶというわけです。

 

  まずは,先生たちのデモンストレーションです!    パフォーマンスの楽しさに思わず微笑む子どもたち

子どもたちが挑戦します。
英語を話すことには,大人でも抵抗と緊張が生まれますよね。
ですから,緊張をほぐし,会話へのハードルを下げるために,
会話はゲーム形式で進みます。
ジャンケンに勝ったら,質問をしてもらう。それに答えたらポイントゲットです。

 

 「Where do you want to go ?」のセリフでジャンケン!     教室中に英会話がこだまします!

 

          盛り上がってますねぇ…            いざ,英会話が始まれば,真剣そのもの!

 

  ポイントを重ねていくと関門が待っています。    先生とジャンケン。負けたらなんと,ふりだしに…

言葉は使うから身につきます。
実際のコミュニケーションで使うことが,言葉の習得に1番の近道ですね。
私も以前,オーストラリアにホームステイした時,
一週間ほど片言の英語で話をしていたら,何となく通じるようになりました。(^^)
昔の外国語教育からは,大きく様変わりしました。それは確かです。
この子たちが大人になったときは,外国人と英語で普通にディスカッション
できるようになっているのかもしれませんね。

エプロンを作ろう!

エプロンを作ろう!

皆さんが子どものころ,中学校の技術・家庭科は,男女必修でしたか?
それとも,男子は技術科,女子は家庭科と授業が分かれていましたか?
平成元年の学習指導要領の改訂により,
技術・家庭科は男女必修の共通教科となりました。
ですから,私のように年齢が上であれば,
中学校で技術科の授業しか受けていないことになりますね。
先日,6年生の家庭科の授業にお邪魔しました。
みな真剣な表情でエプロンづくりに没頭していました。
その様子をのぞいてみましょう。

 

    ミシンがけにも慣れてきました!            なるほど,そうやるのか…

 

ミシンで縫う前に布を三つ折りにしてアイロンがけです   だいじょうぶ? ここに気をつけて縫うんだよ

自分の力でミシンやアイロンと格闘。
時には友達と声を掛け合い,助け合います。
子どもたちはやがて成長し,自立します。
10年後には,自分の家庭を持っている子もいるかもしれません。
家事は多岐にわたります。
アイロンがけ,掃除,洗濯,食事の支度…。
豊かな家庭生活を送るためには,
習得しなければならないことがたくさんありますね。
「飯はまだか!」
などと,男性があぐらをかく時代はとうに過ぎ去りました。
男女問わず,家事は必須。
男性も育児休暇を取得し,子育ての一翼を担む時代がきたのですから。
小学生の今から,いえ,小学生の今だからこそ,
責任をもって,家事を担えるように育てたいものです。
ごみを捨てる,食器をテーブルに並べる・洗う,洗濯物をたたむ,などなど。
夏休みは家事に親しむ絶好の機会です。
お子さんと相談し,お子さんに選択させながら,
夏休みの家事分担を決めてみてはいかがでしょうか。(^^)

緊急時に備えて…

緊急時に備えて…

昨日,消防署の職員の方を招いて,
「心肺蘇生法及びAEDの使用法」に関する教職員実技研修を行いました。
学校では,水泳指導の始まる前に,例年この実技研修を行います。
今年度,水泳指導は実施しませんが,この手技はいつ必要となるかわかりません。
休み時間に急に子どもが倒れることがあるかもしれません。
林間学校の登山の最中に必要になるかもしれません。
備えあれば憂いなし。
今年も研修は行いました。

 

   119番通報をお願いします!             AEDを持ってきました!

 

    心臓マッサージは,肘を伸ばして,体重をかけて深く押してください!

毎年研修を受けていても,いざ自分が救助に当たる番になると,
慌ててしまい,思うように行動できません。
職員はみな必死です。

 

     緊張感の中研修が進みます       最後は職員全員が2分間,心臓マッサージを行いました

2分間心臓マッサージを続けただけで,腕はくたくたです。
現在柏市では,119番通報をしてから救急車の到着までの平均所要時間は
9分だそうです。
そして,心臓が止まったまま9分が経過した場合,
蘇生できる可能性はほとんどないとのこと。
ですから,「迷うことなく,心臓マッサージを行ってほしい」とのことでした。
そのためにも,いざという時にはなるべく周囲から人をたくさん集めて,
マッサージを交代で行うことが重要だというこということを教えていただきました。
本校の海老原教諭は,学生時代プールの監視員のアルバイトをしていたそうです。
監視している最中,中学生の子が溺れ,救助した経験を持っています。
「あの時は,怖くて全身が震えました。でも,やるしかなかったので。」
必死に心肺蘇生を行い,救急車の到着を待ったそうです。
幸い,その中学生は命を取り留めたとのことです。
夏休みが近づいてきました。
海やプールのレジャーに出かけるご家庭も多いことでしょう。
子どもたちにとっては何よりも楽しいイベントです。
しかし,水辺のレジャーは水難事故と常に隣りあわせです。
くれぐれも,お気をつけてお出かけください。
そして,いざという時は,相手が誰であれ,
躊躇することなく,心肺蘇生を行ってください。

学校で学ぶ意味…

学校で学ぶ意味…
保護者の皆様,19日の体育発表会では,大変お世話になりました。
ご声援(心の中で…)いただきありがとうございました。
さて今日は,校内で子どもたちだけの体育発表会を行いました。
土曜日の発表会は,子どもたちも入れ替え制の発表だったため,
他学年の発表を見ることができませんでした…。
全校児童が互いの発表を生披露し合うのは,いつぶりのことでしょう。
(もちろん,1年生は初めてですが。)
今日は校庭に,19日とはまた一味違った,温かく親密な空気が流れていたような気がします。

 

いつもの運動会であれば,特等席となる真正面の本部席あたりに,
見学する子どもたちは陣取りました。
考えてみれば,通常の運動会では他学年のダンスは後姿しか見られませんものね。
真正面から演技を見られるのは,今回なればこそでした。
ご覧のように,子どもばかりではなく,演技を見守る先生たちも真剣そのもの。

 

互いに演技を見合い,惜しみない拍手を送る子どもたちを見ながら,
ふと,「これが学校なんだな。」としみじみ思いました。
今はネット社会。勉強だけなら自宅でもできます。
知識理解を中心とした教育であれば,ある意味それで事足りるわけです。
しかし,いつの時代も,人は「人間関係の中」で生きています。
対人関係(コミュニケーション)能力,協働して生きる力は,
どれだけ情報化社会が進もうとも不要になることは決してありません。
小学生は人間形成の土台作りの時期です。
今回の体育発表会のように,互いに協力し合って何かを成し遂げる,
その喜びを仲間と共有する。その積み重ねが何より大切なのですね。
その経験と喜びを味わうために学校があるのでしょう。

 

19日の発表会は,子どもたちの一生懸命さが際立っていたように感じました。
今日は,子どもたちのびのびとした姿と笑顔が際立っていたように思います。
6年生の女の子が,体でリズムを取りながら,1・2年生のダンスを,
笑顔いっぱいで見守る姿が印象的でした。

柏市のまん延防止措置が解かれました。
予断は許しませんが,これでまた少し,実施可能な教育活動も増えます。
共に学び,協働する喜びを子どもたちが味わえるよう,
また今日から,我々職員も子どもたちに寄り添っていきたいと思います。

みんなの力で…体育発表会

みんなの力で… 体育発表会
今日,酒井根西小学校では体育発表会が行われました。
雨にも負けず,子どもたちは精一杯の力を出し切り,
それぞれの演技を披露してくれました。
練習から見守ってきましたが,どの学年も,
間違いなく今日が1番のパフォーマンスでした。
応援してくださっている保護者の皆さんに,頑張っている姿を見てもらおうという,
子どもたちの気持ちが,見ている私たち職員にも,ひしひしと伝わってきました。
コロナの影響で,保護者の皆さんの前で自分たちが活躍する姿を披露するのは,
子どもたちにとって本当に久しぶりのことでした。
それだけに,思いも強かったのでしょう。
さて,今回は時間をさかのぼって,昨日のできごとから紹介しましょう。

ありがとう,5,6年生
昨日の6時間目は,体育発表の前日準備でした。
ここで活躍してくれたのは,もちろん高学年。5,6年生の子どもたちです。
酒井根西小学校の子どもたちは,本当に働きものです。
みんな黙々と自分の役割を果たします。

   曲がらないようにしっかりラインを引こう!      校庭を平らにしまーす。結構楽しいかも!  

                      学校のすみずみまできれいにしよう! 

       力仕事なら任せとけ!           児童会役員は司会のリハーサル。真剣そのもの…
5,6年生のみなさん,ありがとうございました。
みんなが準備を頑張ってくれたおかげで,体育発表会当日を迎えられました。

そして当日…
てるてる坊主の効果むなしく,今日はあいにくの雨模様。
雨対策,コロナ対策を講じた上で,何とか実施にこぎつけました。
今日を迎えるまで,PTA役員の皆様には,発表会実現に向けて,
本当にお世話になりました。
受付け,保護者のみなさんの誘導,自転車置き場,駐車禁止等の表示等など。
数え上げたら枚挙にいとまがありません。
今日はおやじの会のみなさんも,応援に駆けつけてくださいました。
皆様,酒井根西小学校の子どもたちを支えてくださりありがとうございます。
この場を借りて深く御礼申し上げます。

                      みなさま,本当にお世話になりました…
お待たせしました。いよいよ子どもたちの発表の紹介です。
トップバッターは3,4年生。
手作りの太鼓のリズムに合わせて,沖縄の民謡をモチーフにした
「あしびなー(エイサー)」を体全体を使って披露してくれました。
「イーヤ!イヤササッ!」の掛け声が力強かったですね。

              躍動感あふれる,3,4年生による「あしびなー(エイサー)」
続いて登場したのは1,2年生です。クレヨンしんちゃんの主題歌「マスカット」の音楽に合わせて,元気でかわいい演技を披露してくれました。1年生は,小学校生活初めてのダンスを見事に踊り切りました。2年生はお兄さんお姉さんとして,堂々とした演技でしたね。
  
     練習から本番まで,のりのりで練習していた1,2年生。 お家でも踊っていたかな?

トリを飾ったのは,もちろん5,6年生です。
ダンスリーダーを中心として,この日まで自分たちでダンスの質を高めてきました。
今日が最高の演技だったと思います!
子どもたちの演技を見て,感動して涙している保護者の方もいらっしゃいました。
高学年の子どもたちの後姿を見て,
下学年の子どもたちも成長していってほしいと思っています。
最後に,素晴らしい高学年の子どもたちの様子を大盤振る舞いでどうぞ!

                    5,6年生による力強い「みんなで SOIYA!」


今日の経験が,子どもたちをまた一回り,成長させたことでしょう。
保護者の皆様,ご協力・ご声援いただきありがとうございました。

ワンポイント避難訓練

地震が来たら…


なんの写真がわかりますか?
乱雑になった教室の様子ではありません。
避難訓練時の様子です。
よく見ると,子どもたちが机の下に避難していますね。
昨日は「ワンポイント避難訓練」の実施日でした。
避難訓練は通常2段階に分かれます。
①第1次避難
 ・机の下にもぐる(教室)
 ・窓ガラスから離れて座り頭を押さえる(廊下)
 ・建物から離れ校庭の中心に集まる。(校庭)などなど。
②第2次避難
 ・地震の揺れが収まったら,全員安全な校庭に避難する。
ワンポイント避難訓練は「第1次避難」のみ行います。
だからワンポイントです。
第2次避難まで行う本格的な訓練を年間2回。
ワンポイント避難訓練は年6回ほど行います。
昨日の業間休み。私は3年生の教室にスタンバイしていました。
子どもたちはおのおの自分のやりたいことに没頭していました。
友達と談笑したり,折り紙を折ったり,先生とじゃれ合ったり…。
まあ,にぎやかなものです。
そこへ,緊急地震速報が入りました。
子どもたちの動きの早いことといったらありません。
次の瞬間には,教室にいた児童全員が机の下に避難していました。
その間,3秒もかかっていません。
もちろん,教室は水を打ったように静まりかえっています。
継続は力なりですね。
毎年「ワンポイント」をくり返しているからこそ,
ここまで迅速に子どもたちは行動できるわけですね。
お子さんたち,ご家庭でもそうではありませんか?
親が声をかけるよりも早く,テーブルの下に避難しているのではないでしょうか。
備えあれば憂いなし。
大地震はいつ起こってもおかしくない状況です。
これからもいざという時のために,学校ではしっかりと訓練を積み重ねていきます。
皆さんのご家庭はいかがでしょうか。
倒壊の恐れのある家具等は固定されていますか?
よい機会です。
お子さんと,ご家庭での避難・安全確保について話し合ってみてください。
さて,昨日の訓練に話を戻します。
一次避難を終えた3年生の教室から,校庭に目を移しました。

1年生も含めて,校庭の子どもたち全員が,校舎から離れ,
校庭中央にしゃがんで一次避難を完了していました。
今年度第1回目のワンポイント避難訓練。
子どもたちはしっかりと自分の身を守っていました。

公園探検にレッツゴー!

公園探検にレッツゴー!
生活科の授業の一環として,1年生は今日公園探検に行きました。
具体的な活動や体験をとおして,身近な人々,社会や自然とのかかわりに関心を持ち,
自分自身や自分の生活について考えさせ,自立の基礎を養う。
それが生活科の学習のねらいです。
2年生までの生活科の学びが,
その後3年生以上の理科と社会の学習へとつながっていきます。
まあ,難しいことはおいといて…。
さっそく公園探検の様子を見てみましょう。

       あっ,ツツジの花だ!                 おっ,なんだかめずらしい虫がいるぞ!

  最後まで,黙々と観察に取り組んでいました。         見よ,この真剣な後ろ姿!

    つかの間の のびのびタイム!             よし,「こおりおに」しようぜ!

   三角公園での子どもたちの様子です。発見したことをプリントにまとめるのに集中していました。

いつもは遊ぶだけの公園だけど。よく観察するといろいろな発見がありました。

子どもたちはそれぞれの目で,様々な発見をした1日でした。
「上から見た景色がきれいだったよ。」
ある女の子のふりかえりの言葉です。
さんかく公園の山の上から見た,景色が印象的だったのですね。
1年生のみなさん,これからもたくさんの発見をして
楽しく学んでくださいね。(^^)

おやじの会のみなさま,ありがとうございます!

おやじの会のみなさま,ありがとうございます!
酒井根西小学校には,強ーい味方がいます。
おやじの会の皆さんです。
6月5日(土)には,来るべき体育発表会に備えて,除草作業を行ってくださいました。
教頭先生,そして,本部役員の方も協力してくださいました。



おかげで,敷地内の雑草がなくなり,とてもきれいになりました。
ありがとうございます!
正門前に注目!
さらに,正門前には…。
西山町方面から正門に向かってくると,ブロック塀に
「酒西小」と,以前より大きな文字が描かれていました。
雨風にさらされて,だいぶ色あせておりました。
そこで,おやじの会の方にペンキ塗りを依頼しました。
作業は大変です。
①高圧洗浄機でブロック塀を洗い流す。
②下地の白色のペンキを塗る。
③青字で「酒西小」を入れる。
全行程で,三日がかりのお仕事となりました。
お仕事でお忙しい中,時間を工面していただき,
長時間作業をしていただきました。
リニューアルした塀の様子がこちらです!

見てください,この鮮やかな色合い。
登校時に西山方面から歩いてきた子供たちもびっくり!
「すげー,きれいになっている!」「すごい!誰がやってくれたんだろう…」
と大騒ぎです。
いつも子どもたちの安全を見守っていただいているスクールガードの方も,
「まあ,きれいになりましたね。気持ちがいいわ。」
と笑顔でおっしゃってくださいました。
皆様,酒井根西小学校のお近くをお通りの際は,
是非実物をご覧になってくださいね。
おやじの会のみなさま,いつも子どもたちのためにありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします!
おやじの会では,随時新会員を募集しております。
この記事をお読みのお父さん,ご入会,いかがですか。(^^)

校長室がにぎやかになりました!

校長室がにぎやかになりました!

 校長室には,全校の子どもたちの「クラス集合写真」を飾っています。
少し大きめの壁紙に写真を並べたせいか,隙間が目立ち,
ちょっぴり寂しい感じになってしまいました…。
ある日,たんぽぽ学級にお邪魔すると,ある男の子が折り紙を折っていました。
私は「これだ!」と思いました。
さっそく,たんぽぽ学級の子どもたちに,集合写真の周りを飾る作品を
作ってほしいとお願いしました。
子どもたちはみんな,快く引き受けてくれました。
そして今日,子どもたちが思い思いに作った作品を校長室に飾ってくれました。





動物あり,お花あり,昆虫あり,アイスクリームあり。(^^)
まあ,明るくてにぎやかなこと。
一気に校長室が華やぎました。
たんぽぽ学級の9人の皆さん,ありがとうございました!

6月1日 今日のアラカルト

6月1日 今日のアラカルト

さつまいもの苗を植えるぞ~!(2年生)
今年も,酒井根近隣センターの近くにお住いの,横尾さんにご協力いただき,2年生の子どもたちはさつまいもの苗を植えてきました。
まずは,畑の先生の横尾さんから,苗植えのレクチャーを受けます。

   これが苗ですよ~。             苗を寝かせて,土をかけます!
まずは,先生から苗をもらいます。

           一人4本ね!
さあ,苗植えの開始です。苗を寝かせてと…。
これがなかなか難しい。ついまっすぐ上に向けて植えちゃうんですよね。(^^;
でも,みんな頑張りました。

  だいぶコツがつかめてきたぞ!        畑の先生からの個人レッスン!

      よーし,もう一息だ!           おいしいおいもができますように…

読書賞に輝いたのは…

5年生の髙橋柚那(ゆな)さんは,大の読書家です。
4月からの2か月間で,なんと62冊の本を読破したそうです。
本は心の泉。ゆなさんはきっと,素敵な大人に育つでしょうね。
今日は,ゆなさんに読書賞の賞状を手渡しました。

  次に表彰されるのは誰かな?       副賞として,読書カードが授与されました!

先生たちも,勉強べんきょう!
GIGAスクールがスタートしました。子どもたちに1人1台の端末が貸与され,
ICT機器をフル活用した学習が始まろうとしています。
でも,ちょっと待ってください。
そんな簡単に我々教員が使いこなせるのでしょうか。
いえいえ,それは無理な話です。私たちも研修しないと。
というわけで,本日の放課後,柏市教育委員会の先生を招いて,
教職員向けの研修会を開催しました。

                                  先生たちは真剣そのもの!      
タブレットを使っての学習は,これまでとは一線を画しています。
酒井根西小学校の今年度の校内研修は,
GIGAスクール構想を念頭に置いています。研究テーマは…。
「一人一台端末の活用による主体的・対話的で深い学びの実現」
子どもたちの深い学びを実現するために,まずは我々教師が学びます。

ピンチと成長

ピンチと成長

「ピンチはチャンス」,
よく言われる言葉です。
何のチャンスなのか。私は「成長のチャンス」だと思っています。
子どもが,自分の力ではどうしても乗り越えられない壁にぶつかったとき,
それが「ピンチ」ですね。しかし,自分の努力,周囲の援助を得て,
その壁を乗り越えられたとき,その子は成長することができます。

   西山町に咲いていたあじさいの花
子どもには様々なピンチが訪れます。
・勉強がわからなくなったとき。
・友達とけんかして仲直りができないとき。
・どうしても苦手なことがあり,そこから逃れられないとき。
などなど…

       あんなこと,こんなこと,チャレンジするぞ!
最近,こんなことがありました。
発表の苦手な男の子(A君)が,授業中みんなの前で
発表をしなければならないことになりました。
自分の番が近づいてきます。心臓はバクバク音を立て始めます。
自分の前の友達の発表が終わってしまいました。
いよいよA君の出番です。
勇気を出して,教卓の前に立ちました。
がんばって発表をしようとします。
でも,出てきたのは,発表の声ではなく,大粒の涙でした。
クラスの中で,誰一人として笑う人はいません。
「A君,がんばれ!」
友達からの声援が聞こえます。
それでも,A君は発表できません。大ピンチです。
先生が言いました。
「A君,わかったよ。発表したいけど,今日はうまく言葉が出ないんだよね。
 じゃあ,来週もう1度チャレンジしようか。」
A君は泣きながらも大きくうなずきました。

    たんぽぽ学級の「自立の木」 自分で決めた目標が達成できたら,ごほうびシールをゲット!
その後,A君と先生は,みんなに内緒で発表の特訓を積みました。
そして1週間後。
再度,A君がクラスの前に立ちます。また緊張のむしが心の中で暴れ始めます。
なかなか言葉は出てきません。また,涙があふれてきちゃいました。
クラスの仲間たちは,固唾を飲んで見守っています。
そんな中,ついにA君は声を振り絞って発表しました。
発表の最後の方には,A君は泣きながら笑っていました。
発表後,教室には万雷の拍手が響きました。
A君の表情に浮かんだ満足そうな笑顔。
A君が成長の階段を間違いなく一歩上った瞬間でした。
学校という集団生活の場で子どもたちに1番身につけてもらいたいこと。
それはやる気と自信です。
酒井根西小学校には,213人の子どもたちがいます。
一人一人全ての子どもたちに,ピンチをチャンスに変えて成長する,
そんな成功体験を積ませていきたいなと思います。
ピンチは成長のチャンス。
考えてみれば,我々大人にとっても同じですね。

今週のアラカルト

今週のアラカルト
今週のできごとをダイジェストで一気にお伝えします。
(毎日更新できなかっただけです。ごめんなさい…。)

あしびなエイサー
まずは,3・4年生が体育発表会で披露する「あしびなエイサー」から。
「あしびな」は沖縄の方言で,「遊び場」という意味だそうです。
エイサーは沖縄の伝統芸能。
「みんなで集まって,楽しく遊びましょう!」という雰囲気が伝わるよう,
子どもたちは掛け声とともに元気に練習に励んでいます。

      ☆ペットボトルを打ち当てる音が校庭に響き渡ります!           

☆本番は,手作りの太鼓で演技を披露しますよ!

みんなでSOIYA(ソイヤ)!
5,6年生が取り組んでいるのは「みんなでSOIYA」です。
先生主導ではありません。
なんと,ダンスリーダーの子どもたちを中心として,練習が進んでいきます。
子どもたちによる子どもたちのための練習ですね。すごい!
6年生の染谷先生にインタビューしてみました。
「G.W中,子どもたちは自宅でYouTubeを見ながら踊りをマスターしてきました。
 踊りに関しては,私たち教員よりよっぽど上手だし,わかっていますよ。」
だそうです。

 ☆中腰で踊り続ける,これがキツイ!     ☆動きもダイナミックです!

 ☆校庭に全員集合。今日の仕上げです!  ☆本日の練習の総括をダンスリーダーから!
以上,体育発表会に向けてのニュースをお送りしました。

学級委員さん,がんばってください!
1学期の学級委員が決まりました。
先日,校長室にて任命式を行いました。
みんな,緊張した中にもやる気に満ちた頼もしい表情で,任命書受け取ってくれました。
6年生の学級委員に抱負をきいてみました。
「低学年の手本となるクラスにしていきたいと思います。」
「学校で一番まとまりのあるクラスにしたいです。」
素晴らしい! ぜひ,その願いを実現してほしいですね。
立場が人を作ります。どの子にとっても,貴重な経験になりますように。





みんなの応援団 PTA役員の皆さんです!
昨日,令和3年度第1回PTA運営委員会が開催されました。
コロナ禍ということもあり,本部役員の皆さんを中心とした皆さんのみ
お集まりいただきました。今年度の活動計画,体育発表会の際の仕事分担について,
クリーン作戦について。議題は多岐にわたりました。
熱心な意見のやり取りの中,合意形成が図られていく様子を見て,
私は心から頼もしさを感じました。
こんな素晴らしい方たちが,酒井根西小学校を支えてくださっているのだなと。
皆さん家庭のこと,お仕事のこと,様々な役割を背負いながら,
万難を排して,子どもたちのために役員を引き受けてくださった方ばかりです。
本当にありがとうございます。
1年間どうぞよろしくお願いいたします。

以上,「今週のアラカルト」をお送りしました。
長々とお付き合いいただき,ありがとうございました。m(_ _)m

体育発表会練習と勉強と委員会活動と

体育発表会練習と勉強と委員会活動と…
まん延防止措置が延長となったため,体育発表会は延期となりました。
それでも,来るべき本番に備えて,子どもたちの練習は始まりました!
今日は低学年のダンスの練習風景をのぞいてみましょう。
今年のダンスの曲は,クレヨンしんちゃんの主題歌「マスカット」です。
みんな,ノリノリで踊っていましたよ。(^^)/

あっという間に覚えたよ!(1年生)   さすが2年生,1日目でこの完成度…
一方,たんぽぽ学級では…
みんなでローマ字の勉強中。
まあ,その集中力たるやすごいものです。
なにせ,廊下からは,「マスカット」の音楽が
ガンガン鳴り響いているんのですから。(^^;
その学習意欲,花丸です!

大休憩に2年生の教室の前を通ると,再び「マスカット」の曲が…
なんと,ダンシングガールの4人が,休むことなく踊り続けています。
これなんですよ,我々教員が子どもたちに育てたい力というのは。
自主性・主体性です。
言われてやるんじゃない。やりたいからやるんです。
内発的な動機づけがあるからこそ,この4人は,
休みことなく踊り続けるわけですね。
素晴らしい!

ふと,流しに目を移すと…。
6年生が委員会活動に精を出しています。
聞いてみると,流しのポンプ式の手洗い石鹸液を補充しているとのこと。
真面目な仕事ぶりと笑顔が本当に素敵でした。

目立たないところでこうして働いてくれている高学年の子どもたちがいるから,
学校生活は成り立っているのですね。ありがとう!
月曜日から活気あふれる酒井根西小学校でした。(^^)

お米は八十八の○○がかかるんだよ!

お米は八十八の○○がかかるんだよ!

今日は5年生47名が下田の杜で田植え体験をしました。
いつものように,10名以上のスタッフの方が温かく出迎えてくださいました。

 お米のレクチャーに興味津々!   靴下が脱げないように縄でしばるぞ~
 
 リボン結び,できるかな?    お米を育てるには八十八の手間がかかるんじゃ

いよいよ田植えの開始です。
スタッフの方のアドバイスをいただきながら,いざ,チャレンジ!
初めてのどろんこの感触に,子どもたちは「ワーワー」「キャーキャー」
「田植え定規」をパタパタと倒していきながら,均一に植えていきます。


うわぁーっ,この田んぼ深いぞ~!   苗は5本くらい取るんだよな…

おっ?だんだん手つきがよくなってきたんじゃないの?
順番を待ってた子どもたちは,前に作業した友達の様子を見て学んだんだね(^^)/

田植え作業も板についてきましたよ!  田んぼの端までしっかり植えようね(^^)

田んぼのどろんこは池で洗い流すよ! 

下田の杜のスタッフの皆さんのお陰で,
子どもたちは田植え体験を満喫することができました。
本当にありがとうございました!!
秋には美味しいお米ができるかな?

命を守る

命を守る
本日の学校だより「さざんか」5月号にも同様の内容を書かせていただきました。
内容の重複がありますが,ご容赦ください。
我々大人からしましたら「子どもの命」より大切なものはありません。
子どもたちの安全安心な生活を守ることは何より重要です。
酒井根西小学校の学区をほぼ歩きました。
1番の感想は「実に危険な地域だ」ということです。
歩道が狭い。ガードレールがない。坂道が多い。
自動車の抜け道が多い。自動車は制限速度を守っていない。などなど。
この環境下で,子どもたちに関わる交通事故が,昨年1件も起きていないのは
本当に素晴らしいことです。
保護者,地域の皆様の見守り,そして,
子どもたちの交通マナーの良さがあってこそだと思います。
ただ,油断は禁物です。「ヒヤリハット」(事故に遭いそうな場面)はおそらく
相当数あったのではないかと思います。
登校時の子どもたちの安全は,たくさんのスクールガードの皆さん,
保護者の皆さんに守っていただいています。本当にありがとうございます。

ただし,スクールガードの方が話されていたように,(学校だより参照)
大切なことは,自分の安全は自分で守る術を子どもたちに
身に付けさせることです。
他律から自律への移行です。
乳幼児の時期は,自分の身を自分で守ることはできませんね。
だから,全面的に親・大人が守るわけです。
これは他律ですね。大人が子供を律する。
その中で,「これは危ない」「こういう場面ではこうする」と,教えていきます。
すると,子どもたちは自分の判断で行動することが可能になります。
自分で自分の行動を律することが徐々にできるようになります。
これが自律の始まりです。
朝子どもの登校に付き添ってくださるとき,
休日に子どもを連れて一緒に自転車で出かけるとき,
全ては自律にむけた指導のチャンスです。
大人が手をつないで,子どもの安全を守る時期は就学前で終わりました。
安全確認は子ども自身にさせてください。
信号が青であっても,左右の安全確認を必ずさせてください。
そうでなければ,信号無視で侵入してくる自動車から身を守ることはできません。
学校だよりにも記載したとおり,昨年度の柏市内の小学生児童の交通事故件数は
66件。内37件は子どもの自転車による飛び出しです。
自転車の乗り方については,特に厳しく見守る必要があります。
自転車は走ることだけでなく,必要な場所で止まることを教えてください。
守れないときは使用禁止にしてください。
自転車を乗っている子どもたちを見て,危ない場面がありましたら,
どうぞ厳しくご指導ください。
命を守るのに,自分の子も他人の子もありません。
スクールガードの方たちは,中学生だろうと高校生だろうと,
危ない場面においては,すぐに声をかけ,指導をしてくださっています。
我々も見習わなければなりません。
最後に一つ。小学生の中で1番交通事故に遭う人数が多いのは,
統計上,毎年必ず1年生です。
理由は簡単です。就学前は,幼稚園・保育園への登下園は保護者による送迎でした。
一方,小学校は自力での登下校となります。
また,下校後の行動範囲が一気に広がり,一人で外出する機会も増えます。
リスクが急増するわけです。
だからこそ,自分で安全を確保す術を教えなければなりません。
その時その場で正しい交通ルールを教え,自分で安全確認をさせ,
自律できる子どもに育てていきましょう。
それが,子どもの命を守ることにつながる唯一の方法です。