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学校で学ぶ意味…

学校で学ぶ意味…
保護者の皆様,19日の体育発表会では,大変お世話になりました。
ご声援(心の中で…)いただきありがとうございました。
さて今日は,校内で子どもたちだけの体育発表会を行いました。
土曜日の発表会は,子どもたちも入れ替え制の発表だったため,
他学年の発表を見ることができませんでした…。
全校児童が互いの発表を生披露し合うのは,いつぶりのことでしょう。
(もちろん,1年生は初めてですが。)
今日は校庭に,19日とはまた一味違った,温かく親密な空気が流れていたような気がします。

 

いつもの運動会であれば,特等席となる真正面の本部席あたりに,
見学する子どもたちは陣取りました。
考えてみれば,通常の運動会では他学年のダンスは後姿しか見られませんものね。
真正面から演技を見られるのは,今回なればこそでした。
ご覧のように,子どもばかりではなく,演技を見守る先生たちも真剣そのもの。

 

互いに演技を見合い,惜しみない拍手を送る子どもたちを見ながら,
ふと,「これが学校なんだな。」としみじみ思いました。
今はネット社会。勉強だけなら自宅でもできます。
知識理解を中心とした教育であれば,ある意味それで事足りるわけです。
しかし,いつの時代も,人は「人間関係の中」で生きています。
対人関係(コミュニケーション)能力,協働して生きる力は,
どれだけ情報化社会が進もうとも不要になることは決してありません。
小学生は人間形成の土台作りの時期です。
今回の体育発表会のように,互いに協力し合って何かを成し遂げる,
その喜びを仲間と共有する。その積み重ねが何より大切なのですね。
その経験と喜びを味わうために学校があるのでしょう。

 

19日の発表会は,子どもたちの一生懸命さが際立っていたように感じました。
今日は,子どもたちのびのびとした姿と笑顔が際立っていたように思います。
6年生の女の子が,体でリズムを取りながら,1・2年生のダンスを,
笑顔いっぱいで見守る姿が印象的でした。

柏市のまん延防止措置が解かれました。
予断は許しませんが,これでまた少し,実施可能な教育活動も増えます。
共に学び,協働する喜びを子どもたちが味わえるよう,
また今日から,我々職員も子どもたちに寄り添っていきたいと思います。