ブログ

活動の様子(R04年度)

小学生に見てもらいたい記事

下の画像は1年生と2年生の地理の授業の板書ですが、数式が書いてあります。

その数式はおそらく小学生でも問題なく解けるものです。

簡単な掛け算や割り算が、少し形を変えて中学校の勉強でも出てくると考えると

基礎となる小学校の算数は大切なのだと思います。

時差について勉強する1年生では、円=360度と、1日=24時間という概念

を知っているか知らないかで、経度15度で1時間の時差が発生するということ

の理解がだいぶ変わってくると思います。立派に発表する1年生の姿を見ると

小学校の勉強はしっかりと頭に入っていると確信が持てました。

 

ついにきた

本日からテスト2週間前となりました。初めてのテストに臨む1年生

は、テスト計画表の作成に挑戦しています。小学校よりも多いテスト

範囲に、計画を立てるだけでも悪戦苦闘している様子でしたが、教科書

と計画表を見比べながら、どうすれば2週間で満遍なくテスト範囲を

勉強できるか考えていました。完成した計画表の中には、2週間で77

時間勉強をするという、やる気に満ちた生徒までいました。計画した

だけで、実行は出来ないのでは?と疑ってしまいそうですが、昼休み

にも自主学習をしている姿を見かけると、先ほどの疑念が晴れていきます。

そんな生徒達の学習をサポートするのは学習委員会。「one day one page」

という、恒例となっている1日1ページの学習をするという運動も、

1年生の学習委員はその必要性について検討していました。今まで

やっているから今年もやるという、先輩たちの活動に胡坐をかく姿勢

ではなく、自ら学習をすることの意義を考える姿勢が素晴らしいです。

その中で、柏三中の合言葉ともいえる「自立」が登場しているのも、

生徒が学校の想いを汲んでくれているようで、なんだか嬉しくなります。

 

 

 

印刷機を使う15歳

ある日、基本的に職員しか使うことのない印刷機を生徒が使っており

驚いたことがあります。誰が何の目的で使っているのかと思えば、

生徒会のメンバーが生徒総会の資料を印刷しているようでした。

企画立案だけでなく、全校分の資料印刷まで自らこなす姿は、「自立

と貢献」を目標に掲げている柏三中の理想の生徒像そのもの。さすが

生徒達の代表といったところです。

他の3年生達も、生徒総会に備えて完成した資料の読み合わせをして

います。生徒総会での議題の内容について真剣に討議する姿に、生徒会

のメンバーでなくとも最高学年として学校を引っ張っていく意識を感じ

られました。本番当日も活発な議論が交わされることを期待します。

8点じゃダメですか?

砲丸投げの選手が玉を投げる際、大声で叫ぶのはご存知でしょうか?

あれはただ叫んでいるだけではなく、「シャウティング効果」といって

体を活性化させる効果が科学的に証明されている、記録を延ばす1つの

方法らしいです。

体育の授業でハンドボール投げと走り高跳びに挑戦する3年生の男子も

その効果をしっているのか、大きな雄たけびを上げながら授業を進め

ています。シャウティング効果のおかげか、スポーツテストであれば

8点はとれる記録である、30mは超えてそうな距離を飛ばしていま

したが聞こえてきたのは「クソ~」という悔しそうな声。

部活動に打ち込む年齢だけあり、スポーツに掛ける情熱は凄まじいもの

があります。

ついていきたくなる

日曜日に控える林間学園に向け、いくつあるのかわからないほど

様々な係に分かれて活動をしてきた2年生。林間前最後の登校日

である本日も、キャンプファイヤー係やバスレク係は仕事をしています。

最終確認で、キャンプファイヤーの台本を読み合わせしている風景

を見ていましたが、非常に凝った演出が散りばめられており、台本

を見るだけで絶対盛り上がるという確信が持てます。舞台の主役

となる生徒達は、本日は練習ゆえか棒読みで台本を読み進めて実力

を隠していましたが、本番には本気が見られると思うと、引率しない

教員が可愛そうにさえ思えてきます。

昼休みには楽しい雰囲気で最後の打ち合わせをしていましたが、

6時間目の集会では点呼確認の練習や、細かいルールの確認に

真面目に取り組む生徒達。楽しむところは楽しみ、しっかりと

すべき場面ではしっかりと出来る2年生であれば、最高の林間

学校を繰り広げてくることに違いありません。

泥臭い根性を持った女子

体育の授業でマット運動をする2・3年生の女子生徒達ですが

倒立や倒立前転、倒立からのブリッジ等々、高難易度の技にも

果敢に挑戦していました。体操が得意な生徒が集まっている訳

ではないので「ドスン」と音がなるほど豪快に失敗する場面も

ありますが、生徒達は挫けることなく何度も技に挑戦していました。

自分の動きを研究しようと動画を撮影する際には、見事なロンダート

からのバク転!! につながりそうな勢いで助走をつけて前転

をしていました。

人生の中で、最も運動しているといっても過言ではなさそうな

時期だけあり、体育に臨む女子生徒の姿はガッツに溢れています。

 

可能性の扉を開け

部活動見学の時「絶対にパーカッション希望だ」と確信を持てる

ほど、熱心な眼差しで吹奏楽部パーカッションの先輩達の練習を

見ている1年生がいました。正式入部した後にはフルートの練習

をしており自分の勘違いかと思いましたが、なんと経験者にも第4

希望の楽器まで練習させているようでした。小学校から吹奏楽部

の生徒にとっては愛着が湧いているであろう楽器も、中学生になれば

変更となる可能性があるようです。

希望通りのパートとなるかどうかを左右するのは、音楽科の教員二人

が待ち構える教室でのオーディション。入室後、自己紹介をしてから

実技を始める様子は完全にオーディション会場そのもので、緊張しない

のは無理だと断言できるほどの空気でした。オーディション前の1年生

が演奏の練習だけでなく、入室後の自己紹介の練習までしていたこと

からも、その緊張感がうかがいしれました。

そんな試練を乗り越え、ついに1年生もパートが決まったようで、

先輩達と一緒に演奏を始めていました。令和4年度の吹奏楽部の活動

が本格化していきそうです。

 

 

夫婦円満のコツを勉強する時代

黒板に「男女共同参画社会」のワードを目にすると、公民の授業

をしているかと思いそうですが、実際に登場していたのは1年生

の家庭科の授業でした。

「男性は仕事。女性は家事育児」という固定概念をくつがえすべく

家庭で出来る家事の分担について考える1年生。授業が発展すると

「新婚の夫婦が家事と仕事を両立しつつ、自由な時間を作るには

どうすればよいか?」という題目で新婚生活をシミュレーション

していました。まだアルバイトも出来ない年齢でありながら、女性

の社会進出と新婚生活を真剣に考えていました。

3年生は更に発展し、結婚後に子どもが生まれたことを見越して、

幼児の視野を体験していました。幼児視野体験メガネという、子ども

の視野を体験出来るメガネを付け、身長もしっかりと100㎝に調整

すれば気分はすっかり幼児そのもの。毎日過ごす教室を少し違う視点

で大冒険していました。

この年齢から家事と育児についてここまで勉強しているのならば、

生徒達には家庭円満な未来が待っていそうです。

勝って兜の緒を締める

職員室と武道場の距離は目測で100m以上は離れている

ように見えますが、それでもなお、放課後には剣道部の

掛け声と竹刀のぶつかる音がはっきりと聞こえてきます。

14日の土曜日に大会に出場したばかりにもかかわらず

これだけ迫力のある練習をするバイタリティーには関心

してしまいます。

大会の結果はというと、ベスト8に入賞するという、多少

浮かれてしまっても不思議ではない結果。防具を付けている

ため、表情からは一切読み取れませんが生徒達の練習する姿

からは、結果に満足しているような様子は微塵も感じられ

ませんでした。

大会に出ていない1年生達も、そんな先輩達に近づこうと

打ち込みの練習に励んでいます。男子生徒の打ち込みは

先輩の構えた竹刀が振り落とされそうなほど強烈です。

 

心は繋がっている

約1週間後に林間学園が控えている2年生は、体育館で

キャンプファイヤーの定番「マイムマイム」の練習を

していました。

現在、まん延防止措置や緊急事態宣言は発令されていませんが

感染症対策は欠かせないということで、直接手は繋がないよう

ですが、大きく円を描く2年生の動きには一体感があります。

一体感は掛け声にも表れています。男子生徒達の低温ボイスによる

掛け声が、楽し気な曲調のなかにも迫力を加えており、

学年全体の勢いが何割か増しているように感じました。

体育館の練習でこの迫力であれば、いざ火を囲んだ本番には

さらなる大迫力となることは間違いありません。

 

廊下で始まる自主学習

4月当初から2年生の廊下に飾ってある「2年生の目標川柳」

ですが、1月が経過しようという本日にも、昼休みには川柳を

鑑賞している生徒がいます。

身の引き締まる思いになる川柳や、クスッとくる川柳が多く

あるため、未だに鑑賞会が自発的に開催されることもうなずけます。

1つ上の階では、美術の授業で作成した「クネクネ点々ART」

を1年生が鑑賞しています。指先を細かく動かす練習として

実施した授業らしいですが、完成した作品はなんとも芸術的。

作品を作る際の、それぞれの思惑が感想欄には書かれており

美の価値観が人によって違うことがよくわかります。

 

時速162㎞を記録する中学生

理科の授業で物体の速さや運動について勉強する3年生。

理科の授業ではありますが、難しそうな公式に数値を当てはめ

速さや時間などいろいろと計算していました。

計算中は真面目な3年生ですが、速さ測定器を使って物体の

速さを計測する時間になると、男子生徒を中心に活き活きと

活動を始めます。ビー玉をいかに速く転がせるか挑戦したり

測定器を素早く動かし物体に通過させることで記録を狙ったり

と、クラス最速を求めて試行錯誤していました。

物体が入った瞬間と出た瞬間の時間差で速さを計測するという

測定器の仕組みを理解した生徒は、測定器の両端からほぼ同時

に指を突っ込む作戦を考え付き、見事に時速162㎞を記録

していました。

体は大きくなっていますが、無邪気に実験を楽しむ姿を見ると

まだまだ男子生徒達も可愛く見えてきます。

そんな生徒達に更に良い授業を提供しようと、本校の教員達も

校内研修に励んでいます。授業を通し、本校の今年の目標である

「自立と貢献」へと如何にして生徒達を導けるか考えていました。

生徒達の理想像としている自立と貢献ですが、教員達も自立と貢献

出来るよう、子供達と同じ目標へと向かって自己研鑽を積んでいきます。

氷山の一角

この画像がなんだかお分かりになりますか?

答えは、なんと「南極の氷」です。写真では分かりづらいですが

大昔の「空気」が中に閉じ込められ、いくつも気泡があること

が普通の氷とは違う特徴です。

1年生は、氷を溶かして気泡がはじける音を聞いたり、実際に

触って南極の冷たさを体感したりと、五感を使って南極の氷

を楽しんでいました(味わってはいません)。

文章だけ読むと理科の授業かと思いそうですが、氷が登場したのは

地理の授業。地理というと、国の場所や名前を暗記したり、「熱帯

気候」などの単語を暗記するような勝手なイメージがありますが、

現在の地理の教科書は開いた瞬間「SDGS」の文字が大きく載せら

ています。南極の氷も、環境の変化による地球規模ですすんでいる

気候変動について考える足がかりだったようです。授業中には、

南極の氷が全て溶けると大幅に陸地が水没してしまうことの説明があり、

柏市に住む生徒達にも海面上昇による陸地の水没は他人事ではない問題で

あると気付かされます。

単語を覚える地理から、世界の課題を解決する方法を考える地理へと

変化していっているように思えました。

まさに先輩

本校の体育館では「卓球」「女子バスケットボール」「男子バスケットボール」

の3つが活動しています。体育館の広さの関係上、3つの部が同時に活動する

ことは難しく、本日は男子バスケットボール部が校舎内で基礎トレーニングを

していました。

平坦な道を進むだけでも大変な腕車で階段を昇るメニューは、かなり大変そうに

見えますがバスケ部の生徒は文句ひとつ言わずにこなしています。「4階まで上

がるだけで息が上がる」と、職員の中でもよく話題に上がる心臓やぶりの階段も

片足ジャンプで登りきっており、生徒達のスタミナに驚かされます。

そんな練習を積み重ねたおかげか、バスケ部の先輩は重量1.8㎏のボールを片腕

でコントロールする練習を平然とした顔でこなしています。鍛えられた腕力とボール

の重心を捉える技術を前に、1年生達も驚いた顔をしていました。

地道な練習を積み重ねた結果を目の当たりにし、1年生達の基礎トレーニングのモチ

ベーションも高まったに違いありません。

祝日も戦う戦士達

3年ぶりの制限のないゴールデンウイークに、各地の観光地

が賑わっているというニュースを目にしました。

ゴールデンウイークを満喫している方が多くいる中ですが

卓球部の生徒達は成田市の体育館で開催された県大会団体戦

で熱い戦いを繰り広げていました。今の代の生徒達は県大会

初出場ということで、今までで1番の大舞台での勝負となり

ます。しかし、そんなプレッシャーを跳ね除け1回戦は見事

に勝利をおさめていました。

1回戦で見事に結果を残した卓球部ですが、顧問の先生は

「会場の雰囲気にのまれている」と、選手たちが緊張して

力を出し切れていないと分析していました。その分析が

正しかったのか、2回戦では健闘したものの、あと一歩

のところで勝利を逃してしまいました。

今回は満足のいく戦いが出来なかったかもしれませんが、

県大会に出場した経験は生徒達を大きく成長させてくれた

に違いありません。。次の大会での更なる飛躍に期待が

高まります。

そんなストイックな祝日をすごしていた生徒達なので、

本日の体力測定でも好記録を叩き出していました。

風流

ゴールデンウイーク期間中ということで、仕事中も「明日は休みだ」

という事実ばかりに目が向いてしまいますが、菜の花学級3組の先生

が「ホームページに載せてください」とアピールしてくるほど自信の

ある、鯉のぼりや兜があしらわれている教室前掲示を見ると、どのよ

うな祝日で休みなのか気付かされます。自分が受ける恩恵に気を取ら

れるだけではなく、日本の文化をしっかりと学ぶ姿勢には尊敬してし

まいます。

4月18日の記事で紹介したソラマメもどっさりと収穫し、次はグリーン

カーテンに挑戦しようと再び土づくりから農作業にとりかかり、既に

夏の風物詩の準備を進めています。

菜の花学級の活動を見ていると季節を感じます。

情熱なき者は去れ!!

「情熱なき者は去れ」。野球部顧問の先生の部活動発足会での

言葉です。厳しい言葉のように聞こえますが、裏を返せば

「情熱があれば上手くなくともやってよい」という意味にも

捉えることができます。

仮入部期間が終わり、新たなスタートにやる気満々な1年生は

野球部の生徒以外、前述した言葉を聞いた訳ではありませんが

その言葉の通り、まだ慣れない練習にも情熱をもって全力で取

り組んでいます。先輩たちもその情熱に応えようと、自分たち

の練習量を減らしてまで丁寧に熱血指導!!剣道部では、防具

が無くとも出来る「すり足」の練習に早速挑戦。他の部はまだ

自己紹介をしている時間にもかかわらず、既に演奏が聞こえて

くる吹奏楽部からは「言葉ではなく音楽で語り合おう」という

無言のメッセージを感じました。

新たな部員が加わり、部全体が活気に満ちている状況ですが、

生徒達の情熱によりさらに盛り上がっていきそうです。

GIGAスクール構想2年目の実力

本日、1年生にタブレットが配付され、いよいよ授業もICT機器を

本格的に活用した内容へと変わっていきます。

まずは初期設定が必要となりますが、さすがは昨年度からタブレット

を使っている1年生。クラスルームやオリジナルアイコン(4月6日

「色塗りで見せる中学生のすごさ」参照) の設定を少し説明を聞いた

だけで終わらせていました。

既に使いこなせる可能性も否定出来ませんが、林間学校の準備をする

2年生のように、パワーポイントやエクセルを自由自在に使う姿が

簡単に想像できるほどに、タブレットを操作する1年生は頼もしく

見えました。

 

人生色々

金子みすゞの詩「ふしぎ」を教材に「反復法」「擬人法」「倒置法」

など、相手に美しく伝える技術を勉強する1年生。

技術を学んだ後は、実際に自分が不思議に感じていることを詩にして

いました。特に「時間」について詩を詠んだ生徒の感性はとても豊だと

思いました。時間がたてば誰にでも明日はやってくるが、一人一人に違う

日常があると詠んだこの詩。「明日」と「日々」という大きな差が無い

ように感じる時間の概念を前半は同じことに不思議を見出し、後半は違う

ことに対して不思議を見出す作品構成に痺れます。

この見事な詩は、みすゞに匹敵すると言っても過言ではないと思います。

勇猛果敢

4月23日に本校で女子バスケットボール部の春季大会が開催されていました。

慣れ親しんだホームでの戦いですが、女子バスケ部は気を緩めることなく試合に

臨み、見事に1回戦を突破。初戦から勢いに乗りますが、次の対戦相手は過去

に幾度か辛酸をなめさせられた柏五中という、委縮しても不思議ではない組み

合わせとなります。しかし、女子バスケ部は1回戦の疲労を感じさせないガッツ

溢れるプレーで柏五中に食らいつきます。残念ながら、あと数歩及ばず敗退

という結果となりましたが、試合のスコアは45ー36と、今までで1番善戦

していました。確実に力を付けていることが実感できる良い試合内容でした。

翌日24日には、男子バスケットボール部が柏二中で試合をしていました。

こちらはアウェーでの戦いですが、「勇猛果敢」と大きく書かれた保護者

寄贈の横断幕がベンチのそばに垂れ下がっており、とても心強く感じます。

柏三中は1回戦シードのため、必然的に対戦相手は初戦を勝ち抜き勢いの

ついたチームとなりますが、男バス部は相手に負けない気迫で、文字通り

勇猛果敢に試合を展開。48ー48の引き分けで延長戦にまでもつれこむ

手に汗握る名勝負を見せてくれました。こちらも結果は僅差での敗退と

なってしまいましたが、試合内容は決して悪くなく、次戦への期待を持た

せてくれました。

即戦力

本日は1年生にとっては初めての委員会活動がありました。

初めてとは書いたものの、小学5・6年生の頃から委員会

活動をしていた1年生。自己紹介をする放送委員会を覗くと

「放送委員会の経験が2年間あります!!」と、なんとも

頼もしい言葉が聞こえてきました。小中で共通する委員会

には、他にもそのような生徒が大勢いるのではないでしょうか?

初めての活動にして、すでに委員会メンバーとしての誇り

を備えているように見えました。

社会に通用する人材

林間学校に向けて準備をする2年生は、エクセルやパワーポイント

といった社会人でも活用しているソフトを使っています。どちらの

ソフトも使い方を理解するまでには慣れが必要ですが、作成中に

操作に戸惑う様子はなかったように見えます。

作成したパワーポイントは学年全体に向けてプレゼンテーション。

アニメーションを活用した見やすいスライドと軽快なトークは、

今すぐ企業に就職しても通用するのではと思わせてくれます。

パソコンの操作技術も凄いですが、各々の係に分かれ、自分の仕事

を全うしようという姿勢も素晴らしいです。授業中だけでなく昼休み

にまで係ごとに集合し、どのような形で林間学校の成功に貢献できる

かを考えていました。

脅威の適応力

本日から正式日課が始まり2・3年生の教室の黒板には

数字よりもローマ字の量の方が多く見える、難解そうな

数式が並べられています。担任の先生やクラスの雰囲気

にも慣れ始めてきた1年生も、教科担任の先生と初の

顔合わせをしており、再び入学当初のような緊張感を

ただよわせていました。しかし、授業が終わる頃には

先生の話に笑って反応する声が教室からもれてきます。

小学校と中学校の違いである、教科担任制という新たな

環境の変化もスムーズに対応したと言えそうです。

菜の花学級でも、音楽の授業でトーンチャイムを使い

見事な演奏をする1年生の姿が。連携が重要なトーン

チャイムの演奏に、出会って1月も経っていない1年生

がナチュラルに加わっているのが驚きです。

新たなスタートを切る1日とも言えそうな本日ですが

生徒達の姿を見る限り、最高の走りだしをしたと思います。

 

 

確たる証拠

本日は3年生を対象とした全国学力テストを実施しました。

今年が勝負の年となる3年生は既に受験を意識しているのか

テストの時間は真剣そのもの。校長ですら、写真を撮る際

には遠慮気味になり、画像の3分の2は教室のドアとなるほど

でした。

生徒達の後頭部だけが写る写真は見た目には映えないですが、

どこの高校へ受験に行っても恥ずかしくないと断言できる証拠

映像と言えます。

 

菜の花畑

理科室の前には、学校に植えてある樹木の一覧が掲示されています。

柏三中にある樹木はバリエーション豊かなようで、1枚の写真では

その掲示物は納まりきらないほどです。そんな数多くの樹木も、特別

な手入れをされた訳ではないでしょうが次々と開花しており、植物

の力強さを感じます。

手入れせずとも成長する植物達ですが、菜の花学級の生徒達は畑で

育てているソラマメのお世話をしていました。その作業内容は、

大きく成長してきたソラマメが倒れないように支柱を立てたり、

収穫量を増やそうと摘心(植物の先端を切り、脇芽を増やすことです)

をしたりと、かなり本格的。ソラマメの量もかなりありますが、

1つ1つの豆に丁寧に時間をかけて愛情を注いでいました。

これだけ手塩に掛けられたソラマメがどこまで収穫量を延ばす

のか、非常に楽しみです。

 

 

上級生として

集団感染の懸念があるため、全校生徒が集まることは叶いませんでしたが

各クラスで動画を流すことで「新入生歓迎会」を実施しました。

「生徒会あいさつ」「8個ある委員会・12個ある部活動の紹介」が

詰まった歓迎会の動画は、放映時間38分の超大作。先輩たちの1年生

を歓迎する気持ちがこれでもかと伝わってきます。真心のこもった動画

を1年生はもちろん、動画作成にかかわった2・3年生も集中して視聴

していました。動画の中でも、ダンス部かと見間違えるほど息の合った

ダンスを披露したバスケ部と、他の部とは一線を画す動画編集技術を

見せつけたコンピューター部の動画には、1年生も大笑いしていました。

歓迎会の最後には、学年委員の3年生から観葉植物のアンスリウムが

プレゼントされます。1年生が動画を見終わった最高のタイミングで

渡そうと、3年生は重さ約3キロはあろうかという観葉植物を持って

10分間は廊下で待機していました。この優しさはさすが3年生と

いったところですね。

綺麗なフォーム

本校には「五箇条の御清掃」という、清掃に関するルールを定めた条文があります。

この条文のおかげか、生徒達の清掃に対する意識は非常に高く、15分間ある掃除

の時間を最初から最後まで集中して取り組んでいます。

意識だけでなく掃除の技術も相当なもので、校内を見回しても、雑巾を動かす手の

軌道が弧を描いている生徒は一人も見つかりません。雑巾を床のタイルに合わせ直角

に動かし、一切の拭き残しが無いよう気を付けていました。

1年生も既に前述した雑巾使いを身に付けていますが、中学校での掃除の仕方を学ぶ

ため、3年生に教えてもらいながら掃除を進めています。まだ授業で使用していない

美術室でも、自分たちで考えてしっかり清掃をする1年生に、3年生の助けも加われ

ば、あっという間に更なる掃除の達人へと成長するに違いありません。

出発前から目標達成?!

新学期が始まり、まだ1週間程度しか経過していませんが、3年生の

修学旅行への準備が本格化しています。

体育館での説明では、京都と奈良の名所はもちろんですが、ご当地グルメ

の紹介までしていました。1時間目からお腹がすいてきてしまいそうな内容

です。

京都と奈良の魅力を余すところなく紹介するプレゼンテーションに、3年生

達の修学旅行に対する期待も高まったのか、その後の3時間連続の調べ学習

でも、一切集中を切らすことはありませんでした。

プレゼンテーションの中にあった「最高学年としてふさわしい行動を!!」

というお願いは、既に守られているように見えました。

青田買い

1ヶ月ほど前には私服で登校していた1年生にとっては、制服からジャージに

着替えるだけでも慣れない作業であり、朝から大変な思いをしている生徒もいる

かもしれません。大きな環境の変化だけでなく、先ほど書いたような小さな変化

もあり、入学式で立派な姿を見せてくれた1年生といえど、少しの不安もない生徒

はいないのではないでしょうか?

本日、1年生が書いた「中学生でどんなことを頑張りたいか」という内容の作文でも

力強い決意だけでなく、不安もあるといった文章も見ることができました。しかし、

作文を書いている時間には、全てのクラスが一言もおしゃべりをすることなく原稿

用紙へと向き合っていました。この姿を見れば、今は不安があろうとも、それを乗り

超え成長してくれると確信がもてました。

放課後の部活動見学では、先輩たちのスーパープレイを目の前で確認していました。

「カッコいい!!自分もこうなりたい!!」という気持ちが生まれる反面、「ついて

いけるだろうか・・・」という不安も生まれてしまうのではないかと思うほどの練習

風景ですが、意識の高い1年生ならば恐れず挑戦するのではないでしょうか。

勿論、既に入部することを決心しているのか、1つの部活をずっと見ている生徒も

いました。野球部にいたっては、見学した生徒のクラスと名前まで控えており、有望

な人材を確保しようと既に行動を始めていました。

敗北は財産

先週の土曜日に、ソフトテニス部と野球部の春季大会がありました。

生徒達は日頃の練習の成果を発揮しようと、一つ一つのプレーに全力

を尽くしていました。

結果は、どちらの部も1回戦は勝利を収めましたが、残念ながら2回戦

で敗れてしまいました。しかし、1勝1敗という結果を前向きに考える

と、自分たちの長所と改善点、両方を分析できると言えます。

柏三中の生徒達であれば、今回の大会を糧として、3年生最後となる試

合までには更なる成長を遂げてくれるに違いありません。

数時間でわかる今までの積み重ね

街中で見かける桜は花びらが散ってきて少し寂しく見えますが、柏第三中の桜は

満開と言っても差支えの無いほど良好な状態を保っており、1年生の入学に合わ

せて咲いてくれたかのような錯覚すら覚えます。

和気あいあいとクラス名簿を確認している1年生からは、6年間という年月を共に

過ごしてきたであろう絆を感じ取ることができ、団結力については既に問題がない

のではないかと期待させてくれます。友達と談笑しながらも「30分には教室に入って

ください。」とのアナウンスが入ると、すぐに校舎へと歩き出す1年生。気持ちの

切り替えが早いことも出会って数分で伝わってきました。

登校後の数十分でも1年生の凄さを確認できましたが、入学式の最中には更に如実に

凄さが伝わってきます。クラス確認では盛り上がっていましたが、式場へ入場しよう

と整列する場面では一言の無駄話もしないメリハリのつけ方。練習はしていないはず

ですが、立派に呼名への返事や礼をする姿。3月に最高の卒業式を終えてから中学校

へと入学してきたことが容易に想像できました。

式の後半には、3年生による歓迎の言葉と、1年生による誓いの言葉が交わされます。

1年生の不安を消し、中学校生活への期待を膨らませてくれる3年生の言葉。最高学年

から一転して1番の年下となり、新しいことにチャレンジする機会が多くなるものの、

乗り越えて見せるという決意を感じさせてくれる1年生の言葉。どちらも職員が絶賛

していました。

この素晴らしい1年生が加わり、全校生徒が揃う来週の月曜日が今から楽しみです。

 

 

一段飛ばし

先生による、日常生活における注意点の説明から一日が始まる3年生。

朝の眠気も吹き飛ぶような真面目な話を真剣に聞く3年生の姿からは

誠実さが溢れ出ています。

その後の学級活動では委員会やクラス目標を決めていましたが、新しい

クラスが発足してから3日とは思えないほど団結して話し合いを進めている

ように見えました。

午後には、明日に控える入学式の準備。自分たちが式に出席することは叶い

ませんが、まだ見ぬ後輩たちのため、式場の作成は勿論、体育館周辺の掃除

まで、1年生の新たな門出が良いものとなるように影でサポートしていました。

2日前に話が合った「クラスとして学年に何ができるか」を1段飛ばしして、

早くも学年として学校に貢献をしていました。

色塗りで見せる中学生のすごさ

知名度の高いマスコットキャラクターに共通する特徴を考えてみると

「丸みがある・可愛らしい・小さい子どもでも書ける」といった要素があるように思います。

昨年度に引き続き、タブレットを使う際のカーソルをオリジナルキャラクターに変更しようとする

2年生の作品も上記の条件を満たしており、商品展開も夢ではなさそうなクオリティです。

デザインだけで言えば小さい子どもでも書けそうですが、生徒達のキャラクターへ色を塗る技術は

簡単には真似できないであろう領域へと熟達しています。

一本の色鉛筆だけで、ここまで立体感をかもしだす技術は見事という他ありません。

 

半日で確信する良い1年

新学期初日が始まり、体育館には新しい出会いや、再び同じクラスで過ごせる喜びに賑わう生徒たちの姿があります。

学級発表に心を躍らせつつも、学校長から「個人としてクラスに何ができるか。クラスとして学年に何ができるか。

学年として学校に何ができるか。学校として地域に何ができるか。」という、柏第三中学校が理想とする「自立と貢献」を体現した生徒を目指してほしいという話は真剣に聞いており、気持ちの切り替えの早さに驚かされます。

学級に入ると、技術室から教科書運び、早速クラスに貢献する生徒達。

午後登校という短い1日ではありましたが、初日から貢献の第一歩を踏み出したと言えます。

良いスタートを切った生徒たちが、これからどんな学校を創っていくのか、非常に楽しみです。